おいらはガラパゴス博士の話をきいて、南極のエレバス山のふもとにもどったんだ。そこにはこの前、エレバス山の噴火のエネルギーを電気に変える機械をすえつけたんだけど、あれからずっと電気を作り続けていたんだ。塩水に電気を流せば空気の中の炭酸ガスがへるってことは海にこの機械で作った電気を流せばいっぱいカセイソーダができて、炭酸ガスがそれに吸い取られちゃうんじゃないのかな?って考えたんだ。空気の中の炭酸ガスがへれば、地球があつくなるのを止められる。おいらは電気を作る機械に電線をつないで、その先端を海へ引っぱった。そして電線を海へ投げこんだ。

 バチン、バチッ、バチバチバチバチバチ…!!!!!

ってものすごい音がして電線がショートしたんだ!そうしたら海を泳いでいたたくさんのお魚さんが浮いてきちゃったんだ!おいらはびっくりしてヒゲペンギンのおじさんところへすっ飛んでいった。

「おじさん!おじさん!たいへんだよ!お魚さんがいっぱい浮いちゃったんだよ!!」

「なに!それはえらいことだ!」

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