『おはなしを聞いたペンギン』

おいらはアデリーペンギン。南極に住んでいる。

 

 ある日、おいらはガラパゴス博士のところへいったんだ。博士は例のごとく、妙な大きな機械と格闘していた。

「博士、こんにちは。今度の機械はどんな発明品なの?」

っておいらははなしかけた。

「やあ、アデリー君じゃないか。こいつにはいろんな情報がいっぱいつめこんであるんだ。字引や百科事典、世界地図や世界中の海図はもちろんのこと、世界情勢や各地の天気、世界オキアミ事情とありとあらゆる情報だよ。しかもそれをすぐに簡単に取り出すことができるんだよ。この”腕輪”にはなしかけるだけでいいんだ。この”腕輪”を持っていれば世界中どこにいてもこの機械にアクセスできるんだ。調べ物をするときはとっても便利だと思うよ。それからこの機械を通して、”腕輪”を持っているものどうし情報の交換ができる。

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