「そりゃあペンギン君、そんなカッコウしていれば、暑いさ。朝っぱらからタキシードだなんて…朝はモーニングコートなんじゃないの?それに、ここハワイじゃアロハが正装なんだよ…暑いんだったら、今着ているタキシードを脱ぎ捨てて、アロハシャツにすれば涼しくなるよ。クールビズっていうのもあることだし…」

っておいらにすすめたんだ。

「おいらたちはペンギンだから、そう簡単にこのタキシードを脱ぐわけにはゆかないんだよ。ペンギンとってトレードマークみたいなものだからね。タキシードを着ていないペンギンだなんて、それはもうペンギンじゃなくなっちゃうよ」

「そういわないで一度でいいからこのアロハを着てごらんよ…せっかくハワイにきたんだし、それにね、このアロハはビンテージものなんだよ!お安くしておくよ。ペンギン君?ここは南国、ハワイだよ。せっかくだからアロハを着てはじけちゃいなよ」

「そういわれても…」

っておいらは断ろうとしたんだ。けど、気づくとなんととなりでマカロニ君がアロハを着ていたんだ。ハワイミツスイ君に、

つぎへ、

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