「約束なんかした覚えはボクには…」 「あたしってホントに罪作りなペンギンだわ!」 「なんでもクジラのパーティーにいってから、おかしくなっちゃったんだって」 ってビクトリア先生がいうと、 「それじゃあ、ザトウクジラのあの歌声で脳みそがとけちゃったのかもしれんぞ!」 ってヒゲペンギンさんがいったんだ。 「ちょっとみんなまじめに考えてよ!」 「そうよ!マカロニさんのいうとおりだわ!!」 「フンボルトさんこそまじめにしてよ!!」 「マッ…マカロニさん、ごっ、ごめんなさい!あたしのこときらいにならないでね!ウッ、ウェ〜ン!」 「あ〜あ!マカロニ君、フンボルトさんのこと泣かせちゃったよ!…あれれ?どうしてキガシラさんまで泣いてるの?」 「だって、だって私、生まれて初めてフンボルトさんの涙を見たんだもの…」 「どっ、どうして話がそれていっちゃうの??」 「まあ、私がいって様子を見てこよう!」 って王様がいってくれたんだよ。さっそく王様は南極へいったんだ。 |