『だまされた?ペンギン』
おいらはアデリーペンギン。南極に住んでいる。 ある日、おいらが浜辺でたたずんでいると、一羽のトビが空から舞い降りてきた。そして、 「やあ!ペンギン君、今何時ですか?」 っておいらにきいてきた。 「え〜っと、昼の2時を少し回ったところ」 「ありがとう!ペンギン君は確か、南極に住んでるんだよね」 「そうだよ」 「エレバス山は雄大だよね…あの山は今も噴火しているんでしょ?」 「トビ君は南極にいったことがあるの?」 「ないけど…エレバス山は写真で見たことがあるんだ」 「ふ〜ん」 「ところでキミは頭が良くなりたくないかい?」 「頭が良くなりたいか?どうか?って、そんなの良くなりたいに決まってるよ」 |