って目をうるませていったんだ。

「そうだね!地球にはアホウドリ君やオオトウゾクカモメさん、ザトウクジラ君やほかの動物の仲間たちがいっぱいいるもんね!それにやっぱり地球さんをかんたんにすてるなんてわけにはいかないよね!おいら、なんだか地球がこいしくなってきちゃった」

「あたしたちといっしょに帰りましょうよ」

ってフンボルトさんがさそったんだ。だけどジャイアントペンギンさんは、

「ワシもキミたちといっしょに地球へ戻りたいのはやまやまだ。でもワシのようなでかいペンギンが地球にとつぜんもどったら、それこそ人間たちに何をされるかわからないよ。ワシが地球に帰るにはもう少し人間たちにかしこくなってもらわなくちゃね!」

っていったんだよ。

まえへ、 つぎへ、

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