「そんなこと絶対にないわよ!前に食べるのも仕事っていったわよね?それにあんた、さっき痛風になっちゃうっていっていたけれど、痛風にかかったペンギンに出会ったことがあるの?」

「…」

「ないんでしょ?それだったら、痛風になんかにならないわよ!たぶん、おそらく、きっと…」

「そんなむちゃな!!」

 そんなこんなで、天ぷらを食べさせられ続けたんだよ。ある時イカの天ぷらの衣をはがして、イカだけ食べようとすると、フンボルトさんはもったいないことはしないで!とか、好き嫌いはダメとかいって怒るんだよ。だからおいらは、

「こんなに天ぷらばかりじゃあ、胃がもたれちゃうよ!」

ってうったえると、

「な〜に!ジジくさいことをいっているの!」

って一喝されちゃった。おいら、いったいどうしたらいいの?

つぎへ、

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