教   義
五井昌久

――人間と真実の生き方――





     人間は本来、神の分霊であって、業生ではなく、つねに守護霊、

     守護神によって守られているものである。

     この世のなかのすべての苦悩は、人間の過去世から現在にい

     たる誤てる想念が、その運命と現われて消えてゆく時に起る姿

     である。

     いかなる苦悩といえど現われれば必ず消えるものであるから、

     消え去るのであるという強い信念と、今からよくなるのであると

     いう善念を起し、どんな困難のなかにあっても自分を赦し人を

     赦し、自分を愛し人を愛す、愛と真と赦しの言行をなしつづけて

     ゆくとともに、守護霊、守護神への感謝の心をつねに想い、世界

     平和の祈りを祈りつづけてゆけば、個人も人類も真の救いを体

     得出来るものである。






☆世界人類が平和でありますように