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――人間と真実の生き方―― |
人間は本来、神の分霊であって、業生ではなく、つねに守護霊、 守護神によって守られているものである。 この世のなかのすべての苦悩は、人間の過去世から現在にい たる誤てる想念が、その運命と現われて消えてゆく時に起る姿 である。 いかなる苦悩といえど現われれば必ず消えるものであるから、 消え去るのであるという強い信念と、今からよくなるのであると いう善念を起し、どんな困難のなかにあっても自分を赦し人を 赦し、自分を愛し人を愛す、愛と真と赦しの言行をなしつづけて ゆくとともに、守護霊、守護神への感謝の心をつねに想い、世界 平和の祈りを祈りつづけてゆけば、個人も人類も真の救いを体 得出来るものである。 |