祈りによる平和運動/マイトレーヤ現象と光の十字架
《突如出現した光の十字架の奇跡》
欧米諸国では、聖母マリアやキリストの姿が空中や教会の壁や窓に出現したり、マリア像が涙や血を流す奇跡を、〃マイトレーヤ現象〃と呼んでいる。
その現象が最近、アメリカの教会で起こった。神秘的な光の十字架が出現したのである。
アメリカのテネシー州ノックスビルから北東へ約20キロほどの所にあるクーパーリッジ・バプテスト教会は、創建以来135年間、これといった特徴のない教会で、説教のときでも通常14人程度の信者しか集まらなかった。
ところが、この教会に異変が起こった。1995年11月8日、突然、窓ガラスに光の十字架が現れるという〃奇跡〃が発生したのだ。
この日、ジョー・バラード牧師がいつものように説教をしていたところ、突然、教会全体がまばゆい白色光につつまれた。
何事かと、その場にいた全員が窓に目をやると、そこに光り輝く十字架が現れていたのである。
今年の1月5日、このクーパーリッジ・バプテスト教会の奇跡が「CBSネットワーク」で全米に紹介されると、教会はたちまち人々の関心を呼んだ。一目奇跡を見ようと、連日押すな押すなの大騒ぎに発展したのだ。
この現象が起こったのをきっかけに、同教会ではさらなる不思議な現象が発生するようになった。
たとえば、光の十字架を見に集まった人々の前に、人の姿の光や雲が現れたりするのである。
バラード牧師自身も不思議な体験をしている。寝室に入った際、小さな光の十字架が出現し、どこからともなく声が聞こえてきて、彼にこう語りかけたのだ。
『教会を一般の人々に広く開放しなさい。私が帰ってくるまで、閉鎖してはなりません』
この声を聞いた牧師は、思わず口に出して、「あなたは誰なのですか?」とたずねた。
するとその瞬間に、声も光の十字架も消えてしまったという。
ところで、実際に十字架が現れる場所だが、それは窓ガラス自体にではなくて、教会の敷地内のある場所らしい。
というのも、教会の中から窓越しに外を見ると、美しくきらめく光の十字架が、教会の建物から約30メートルほど離れた地点の、それも10メートルほどの高さの空間に浮かび上がるのだ。
十字架の写真を撮影したカメラマン、ルース・ドノバンは次のように語っている。
「教会に近い場所から見ると、十字架は縮んだように見える。近づけば近づくほど大きく見えるのは当然だが、不思議なのは場所を変えると十字架もついてくるように見えることだ。十字架はあたりが暗くなるにつれて光を強くしていく。夜になると、その色はまるで黄金のようだ」
又、その場所では〃十字架以上〃のものを見る人もいる。太陽光の角度によって、教会の前の芝生で遊ぶ天使達の姿が見えるという人もいるのである。
《数々の癒やしが起こっている!》
十字架が現れてからのことだ。教会には奇跡の治癒力があるという噂がたちはじめた。というのも、離婚寸前の82組の夫婦が、十字架を見た後仲直りし、極度の弱視だった人や、耳が聞こえなかった子供が回復したという話がつたわったからだ。
奇跡を体験した子供の一人は、近所の食料品店で、〃背の高い、こぎれいな服装をした男性〃が優しく微笑みながら、『ノックスビルの教会で光の十字架を見れば、君の耳は聞こえるようになる』といったという。子供はこれをすぐ近くにいた母親に話した。
母親はこの男性の姿を捜したが、もう店の中にはいなかった。
「その人は誰だったの?」
と手話でたずねると、子供は〃天使だよ、母さん〃と答えた。
半信半疑のまま子供を教会につれていった母親は、そこで奇跡を体験することになる。
バラード牧師が母子を教会の中に招き入れると、子供は一目散に窓ガラスの方に走っていった。
窓の外にイエス・キリストがいるというのだ。このとき、教会内にはたくさんの人がいたが、キリストの姿が見えたのはこの子供だけだったという。
そして2週間後、子供の聴力は奇跡的に回復したのだ。
光の十字架の治癒力は、肉体的側面だけにとどまらない。
マーク・ベイカーは、自他共に認める、いわゆる落ちこぼれだった。彼の興味はバイクとドラック、暇さえあればコカインを吸って酒を飲み、バイクを乗り回していた。
ある日彼は、奇跡の十字架の話を耳にした。
彼は教会に、〃どんな馬鹿どもが集まっているのか〃を知りたくて、いつものようにコカインを吸った後にバイクを飛ばしてクーパーリッジ教会に向かった。
が、このとき彼の心の中に、何か抗しがたいものが芽生えていたのも事実のようである。
そして十字架を一目見た瞬間、彼は体の中から自分が変わっていくのを感じたのである。
現在のマークは、かつての友人達とはきっぱりと縁を切り、まっとうな生活を送っているという。
「ザ・グリーンビルス・サン」紙のコラムニスト、ボブ・ハーリーも自らの目で光の十字架を目撃した一人である。
彼は自分の体験を次のような記事にした。
「クーパーリッジ教会に光の十字架が出現するのは紛れもない事実だ。信じようと信じまいと、教会に行けば十字架を見ることができるだろう。最初は私も疑っていたが、この目で確かに目撃した。あれは本物だ」
とにかく、クーパーリッジ教会へ行けば、十字架の本当の素晴らしさを知ることができそうだし、奇跡を体験できるかもしれない。
【掲載者付記】
この記事はとある雑誌に掲載されていたものを紹介したものでありますが、本文中に登場する光の十字架はマイトレーヤが現されている徴の中でも奇跡的な治癒力を持つ泉と共に代表的なもので、この光の十字架を通して難病が癒やされたり意識の変容を経験されている方は枚挙にいとまがないようです。
実際にアメリカのある街では、この光の十字架が現れる前は犯罪発生率の高い非常に危険な街であったのが、この光の十字架が現れてからは犯罪があまり起こらない平和な街へと変貌してしまったという実例もあるくらいですから。
また、本文中で紹介されている耳の不自由な子供に話しかけたという男性や、バラード牧師に『教会を一般の人々に広く開放しなさい。私が帰ってくるまで、閉鎖してはなりません』と話しかけたという謎の声の主がマイトレーヤであることには疑いの余地がありません。
なお、この記事と共にーーー祈りによる平和運動/覚者より・天皇とキリスト・大救世主の再臨・生命の水等を参考にして下さればよりいっそうの理解が深まるものと思います。
ここである雑誌の記事として登場したマイトレーヤの再臨の徴の一つは、ごく小さなものでしかありませんが、その中には大きな秘密があるようです。このような小さなレベルから大きなレベルまでマイトレーヤはあらゆるレベルから働きかけ世界を変容させておられます。
そして世界平和の祈りの同志達は、この平和の祈りを祈っている時には、その心の窓に光の十字架を照り輝かせているのと同じであることを噛み締めなければいけません。
五井先生とマイトレーヤは常に一緒に働かれておられますが、キリスト・マイトレーヤが光の十字架を現わしているのは、祈りによる平和運動にとってはとても重要な意味がありまして、五井先生はその御著書「信仰と直観」十字架についての章で、十字架の真義について詳しく教えてくださっておりますので一寸抜粋してみましょう。。
それによれば「その意味では、イエスの首うなだれた十字架の姿を、キリスト教のシンボルとしているようなやり方は、真理に添わないことになるのです。同じ十字架を背負っていても、光輝く十字架を、明るい希望に充ちた顔をしたイエスが背負っているというようなものが、真理を現わす十字架像であると想います。
もう今日からは、暗い十字架のイメージはいらないのです。真理を現わす、光明燦然たる十字架こそ、世界平和を象徴する十字架であるのです。天の御心を地に現わすための、縦横大調和の中に入り切る運動こそ、今日最大の救世運動となるのです。」(信仰と直観より)
まさに光の十字架は世界平和の祈りを象徴するもので、これなどは偶然の一致ではなく、祈りによる平和運動完成のための大救世主の重要な一手であると想われます。
光の十字架ホームページアドレス
http://homepage3.nifty.com/miracles_page//
☆世界人類が平和でありますように