コンピュータウィルス、その他に関する自己防衛
このページも参考になると思います。http://www1.linkclub.or.jp/~konomi/self_difense/index.html
久しぶりにウィルス付きのメールが来ました。しかも数時間内に2通。
これは、マイクロソフトのインターネットエクスプローラをご使用の方の設定および、セキュリティーの対策が不十分のパソコンがまだ数多く残っていることだと、思われます。
いくつかその対策法をご紹介します。
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1. インターネットエクスプローラをご使用の方は、そのバージョンを最低でも5.5のサービスパック2というもの以上に、してください。これにより、アウトルックでメールを見たときに、ウィルスに感染する可能性が低くなります。
a)バージョンの確認方法
- インターネットエクスプローラを開きます。
- ツールバー上のメニューから、ヘルプ→バージョン情報と進みます。
- 新しく画面が開きますので、その中のバージョン情報を見ます。
- たとえば 「バージョン:5.50.4807.2300」と出ていたら、バージョンは5.5のことです。
- 少ししたの”更新バージョン”を見ます。
- ここに 「SP2」と出ていたらOKです。
b)バージョンを上げる方法
- インターネットエクスプローラを開きます。
- ツールバー上のメニューから、ツール→WindowsUpDateを選びます。
- マイクロソフトの更新ページが表示されます。
- 中の 「製品の更新」をクリックします。
- しばらくすると 「ソフトウェアーの選択」というページが表示されます。
- 「重要な更新とServicePack」の中に バージョンの5.5のサービスパック2など、いくつかの製品が表示されます。
- お使いになりたい製品の左にある□にチェックして、ダウンロードをクリックします。
- 保存するか、実行するか聞いてきますので、保存を選び、自分がわかりやすいところに保存してください。
- ダウンロードが終わったら、インターネットエクスプローラを閉じて、そのほかに起動しているソフトも終了させます。
- インターネットが切断されていましたら、プロバイダに再接続をしてください。
- 保存したところから”Setup.exe”と言うのをダブルクリックします。
- 自動的にセットアップが始まります。
- セットアップが終了すると、再起動を促されますので、再起動をクリックしてください。
2. インターネットエクスプローラの、セキュリティー設定で、ActiveXを使用不可にします。このActiveXは優れものなのですが、悪用されやすく、また悪用された場合には、国際電話に繋ぐとか、Q2に繋ぐとか、パソコン内の設定を知らない間に変更されてしまいます。その結果、何万円もの電話代の請求がかかることがあります。
a)設定方法
ただし、本来、いろんなコントロールができるようにした、ActiveXを止めたわけですから、いくつかのページで表示ができなくなるケースもあります。ここは、善し悪しです。
- インターネットエクスプローラを開きます。
- ツールバー上のメニューから、ツール→インターネットオプションを選びます。
- 「セキュリティー」をクリックします。
- 「レベルのカスタマイズ」をクリックします。
- 「ActiveXコントロールとプラグイン」の項目のすべてを、使用不可、またはダイアログを表示にします。
これを避けるには、セキュリティーをゾーンで管理すると改善できますが、また別の機会に。
3. プリインストールのパソコンでは、ウィルス対策のソフトがついてくることもあります。ウィルスパターンの更新をしましょう。常時接続、または、フレッツ利用中であれば毎日、ウィルスパターンの更新を必ずしてください。毎日数種類の、新しいウィルスが発生していますので、これを更新しないと、感染する危険があります。ダイアルアップの方も、できるだけ毎日、更新をしましょう。
お金がかかってしまう方法
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これだけでは足りませんので、常時接続、または、フレッツ利用中であれば毎日、ウィルスパターンの更新を必ずしてください。毎日数種類の、新しいウィルスが発生していますので、これを更新しないと、感染する危険があります。
そのほか
お金と、知識が必要になる部分です。
ファイヤーウォールを導入する、ルーターを入れる、さらに使用ポートを限定する、など初心者には難しいと思われる方法もあります。
以上のことは、最低限の自己防衛だと思います。ウィルスに感染すると、最悪の場合、自分のパソコン、他人のパソコンを壊してしまうことにもなります。また、最近のメール型のウィルスは差出人を特定できない仕組みを組み込んでいますので、やっかいです。大きなお世話かもしれませんが、常識の範疇として、ネットを楽しみましょう。