Glasses that do not slip down
 フィッティング
   Adjustment that doesn't slip down     
 
処方されたレンズの性能を最大限 引き出すためにフィッティングが重要です。
フィッティングが悪いと、視力が充分に出ないだけでなく頭痛・めまい・吐き気まで引き起こす時があります。
耳が痛い、鼻に跡が付く、ツルが長すぎ短すぎ、顔の形とフレームの形が合わない
メガネが傾いている、顔との隙間が広すぎ、レンズが頬に当たる
こんな時はメガネ屋さんで直して貰いましょう。
あなたのメガネ大丈夫ですか?
 頭部は左右対称ではありません。  左図  前枠とツルの開き角度  右図
    
  • 頭部の左側が右側より発達(広い)している。
  • 左耳の位置が右耳より高い。
  • 左耳の奥行きが身が耳より深い。
  • 鼻筋が傾いている。
  • 目の高さが右目よりも左目の方が高い。
 上の条件に合わせて、メガネ枠を調節するのがフィッティングです。
   
  • 右前方(赤⇚)から力が与えられた時
  • 左手だけでメガネ外す事を繰り返す。
すると下図の様に前枠とツルの角度が広がります、そうすると
  • 枠が右前方(青➡)に突き出る様にゆがみます。
  • 右パッドと左耳の圧迫が強くなる
  • 目とレンズの間隔が右は狭く、左は広くなる
右側の広がりを修正します。


使用中の歪み
  物が当たったり 片手で掛け外しを繰り返すと枠が歪みます。
上右図は 右前方(赤⇒)から 物が当たった場合の歪み方です(左手だけで掛け外しした場合も同じ)。
 右側の開き角度が大きくなってしまいました。
すると枠は左前方に飛び出す(
青⇒)ように歪みます(上右図下)、右の鼻パッドと左耳のツルが強く当たり痛くなります
右の眼とレンズの間隔が狭くなり左は広くなります、同じレンズでも眼との距離が変わると度数の効果が変わってしまいます、矯正度数が左右アンバランスになり頭痛めまいが起きます。
このとき 左耳が痛いからといって 左のツルを伸ばしても解決しません、 右側のツルの開き角度を元に戻すように調整します。


アコフレックス

衝撃を受けた時は瞬間的に上右図下のように歪みますが 次の瞬間には元に戻ってしまいます。
それは枠自体のバネ性と耳の柔軟性に因るものです。
ツルの長さの調整
普通のツルは先セル(モダン)部分の曲がり点(ベンディングポイント)を短く曲げたり長く曲げたりして調節します。
しかし短くする(青の状態)にも長くする(赤の状態)にも限界があります、それ以上は特別に作る必要があり、期間と費用が余分にかかります。
顔面から耳までが長い時モダンの曲がり点(ベンディングポイント)が先端に近くなり 掛りが浅くメガネがハヅレ易くなります。
ツルの長い枠に選び直すか ツルを長く注文して新たに作ります。
顔面から耳までが短い時 ベンディングポイントがモダンの元近くになり 掛りが深く先端が余ります。極端な時はモダンの手前から曲たい人もいます。
ツルの短い枠に選び直すか ツルを短く注文して新たに作ります。
ツルの先端をお店でカットする事もあります。
 
   アコフレックスの場合は
無段階でしかも調節巾が広いので顔の大きい人も小さい人も自由自在にフィッティングができます。
左右の目とレンズの間隔(頂点間距離)も左右の長さを調整して合せます。
 The length of arm of glasses can bi changed for myself.
 

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