ダイコンの漬物
 冬になるとダイコンを使った漬物を、どちらの家でも始めると思います。 「たくあん漬」「甘酢漬」の他に、我が家には代々続く「柚子巻き」が有ります。今年は子供の頃自家製味噌で作っていた「ダイコンの味噌付け」にも挑戦しました。

柚子巻き漬け

 今年の柚子は豊作です。先ずダイコンを薄く輪切りにし、シンナリするまで乾燥させます。
 柚子の皮を細切りにしておきます。それをシンナリしたダイコンの輪切りで巻きます。木綿糸の付いた針で刺しつなぎ、首飾りの様にします。軒に吊るし、カラカラになるまで乾燥させます。
 醤油に、みりん、ハチミツを少し入れ、軽く火を通した「漬け汁」を造ります。 乾燥した「柚子巻き」を、すばやく熱湯にくぐらせてから漬け込みます。鷹の爪を1〜2本入れますと、ピリッといっそう美味しくなります。
 ビンを天地返ししながら、1週間ほど冷蔵庫に置き、ハリハリに成ると出来上がりです。柚子の香りと、わずかな苦味のある漬物の出来上がりです。



ダイコンの味噌漬け


 たくあん漬けの残りを使い、味噌漬けを作ることにしました。子供のころ、黒くてしょっぱいダイコンを食べた記憶があります。当時は自家製味噌でした。今も自家製味噌が有ります。
 干したダイコンをぬるま湯で洗い、熱湯にくぐらせ、天日に当て乾かします。
 ダイコンを味噌の中に埋め込みます。水分調整と味付けのため、昆布を入れてみました。 出来上がりは半年後かな?