梨の交配作業

 交配は「花粉」を作る事から始めます。これはなかなか手間がかかります。
 開花したばかりの若い花を摘んできます。 交配相手と同じ品種ではなく、違う種の花を集めます。
 この機械を使い「葯」を分離します。
 分離した「葯」を薄く広げ、「開葯器」に入れます。
 26度の温度を保ち、12〜15時間ほどで「葯」が開き、交配用花粉の出来上がりです。
 大勢で使うためには、大量の花粉が必要です。 交配作業も大変ですが、花粉を作るための花摘みにも、かなりの時間を取られます。