収穫から発送まで


 梨の収穫は、果肉の温度があがる前の早朝から始めます。実の熟す順序は「樹」や「枝」ごとではなく、1ヶ1ヶ着色を確認しながらもぎ取ります。横から光の射す早朝や、雨の日は色の判別がむずかしく、なんぎします。

 
収穫した梨の実は、コンテナに入れ作業場まで運びます。
 コンテナごと「重量判別器」に載せます。これはスグレモノで、コンテナから1個取り上げると全体が軽くなり、その差が取り上げた「実」の重さになります。その値を何個で5kgになるかを判断し、音声で知らせます。

 選果作業は、形やキズを見て選別し、その後音声で知らされた箱に入れます。この機械により効率的な作業が出来ます。
 封をする前に「梨の実」の最終チックを行います。
また 宅配伝票にメモしてある、品種、玉の大きさ、重量、発送日、を確認します。
 
 生産者の責任を明確にするため、「山口農園」のしおりを入れます。
 宅配便の伝票を貼り、搬送を依頼します。台風などの災害が有った場合、最新の交通事情を宅配業者と連絡を取り、間違いなく届く事を確認し発送します。