気温が上がり乾燥すると、ハダニの発生が心配になります。ハダニはクモの仲間で、成虫は8本の足が有り、6本の足を持つ昆虫とは違います。ハダニは葉裏の気孔を破壊すそうです。すると葉は生命維持が出来なくなります。加害された部分は白っぽく「カサカサ状態」となり、その後枯れて落葉します。夏の落葉は樹勢を落とし来年に影響します。また果実の品質も落ちます。ハダニは越冬し、翌年も顔を出します。増殖速度は非常に速く、観察を怠れません。