今年は暖冬のため、すべて繰り上げ防除に成りそうです。開花前から開花20日後までは「黒星病」の重点防除時期です。天候を見極め、無駄のない防除に努めます。
今年も「ニセサビダニ」の被害を軽減するため「あきづき」のみ クムラスを散布します。 |
散 布
月 日 |
農 薬 名 |
希 釈
倍 数 |
収穫前
日 数 |
散布量
反当 L |
対象病害虫 |
3/4 |
クムラス
アプロードフロアブル
ハーベストオイル |
300
1,000
50 |
発芽前 |
250 |
ニセサビダニ、ハダニ
「あきづき」のみ |
3/27 |
アントラコール顆粒水和剤 (殺菌剤)
ダーズバンDF (殺虫剤) |
500
3,000 |
45
30 |
200 |
黒星病 赤星病
カイガラ虫 シンクイ虫 ハマキ虫 |
4/2 |
スコア顆粒水和剤 (殺菌剤)
ベルクートフロアブル(殺菌剤)
ダイアジノン (殺虫剤)
|
4,000
1,500
1,000 |
14
30
14 |
200 |
黒星病 赤星病
黒星病、輪紋病 芯腐れ病
アブラ虫 シンクイ虫 ハマキ虫 |
4/16 |
ファンタジスタ顆粒水和 (殺菌剤)
アクタラ顆粒 (殺虫剤) |
4,000
2,000 |
1
1 |
200 |
黒星病 赤星病 芯腐れ病
アブラ虫 シンクイ虫 カメ虫 |
5月になると黒星病は感染期から外れ、害虫の活動が活発になります。今月は コナカイガラ、ハダニ、ニセサビダニ、アブラムシ等の防除、後半は 輪紋病の感染期に入ります。 今年は開花が早く、それに合わせ防除も繰り上げに成っていました。 トレノックス、トランスフォームを追加散布しました。 |
散 布
月 日 |
農 薬 名 |
希 釈
倍 数 |
収穫前
日 数 |
散布量
反当 L |
対象病害虫 |
4/27 |
インダーフロアブル (殺菌剤)
ベルクートFL (殺菌剤)
サイアノックス (殺虫剤) |
5,000
1,500
1,000 |
7
14
45 |
200 |
黒星病 赤星病
芯腐れ病
アブラ虫 シンクイ虫 ニセサビダニ |
5/7 |
ディランFL (殺菌剤)
モベントフロアブル (殺虫剤) |
1,000
2,000 |
60
14 |
200 |
黒星病 赤星病 輪紋病 芯腐れ病
アブラ虫、カイガラ虫、ハダニ類、ニセサビダニ |
5/9 |
コンフューザーN 設置
( 性フェロモン剤) |
一反
150本 |
|
|
シンクイ虫 |
5/18 |
トレノックスフロアブル (殺菌剤)
トランスフォームフロアブル(殺虫剤) |
500 2,000
|
30
1 |
200 |
黒星病、輪紋病 芯腐れ病
カイガラ虫類 アブラ虫 |
5/29 |
トレノックスフロアブル (殺菌剤)
コルト顆粒水和剤 (殺虫剤) |
500
3,000 |
30
1 |
200 |
黒星病、輪紋病 芯腐れ病
クワコナカイガラ虫 |
6月上旬から7月中旬は「輪紋病」の感染期です。梅雨に入ると雨のため防除が予定どうりいかなくなりますが、輪紋病は雨により飛沫感染するため、小雨なら決行の気持ちが必要です。 |
散布
月日 |
農 薬 名 |
希釈
倍数 |
収穫前
日数 |
散布量
反当 L |
対象病害虫 |
6/8 |
ドキリンフロアブル (殺菌剤)
ダニコングフロアブル (殺ダニ剤) |
1,000
2,000 |
30
1 |
230 |
黒星病 赤星病
ハダニ類 |
6/18 |
ベルクートフロアブル (殺菌剤)
スプラサイド水和剤 (殺虫剤) |
1,500
1,500 |
14
21 |
230 |
黒星病 輪紋病
クワコナカイガラ アブラ虫 シンクイ虫 |
6/28 |
オキシラン水和剤 (殺菌剤)
ダニゲッターフロアブル (殺虫剤) |
500
2,000 |
3
1 |
230 |
輪紋病 黒星病 ハダニ類 |
6月下旬から7月は再び「黒星病」の感染期に入り、「輪紋病」と共に防除に気を使います。
気温が上がりますと「ダニ」の発生も心配されます。大量に発生しますと落葉し、美味しい梨になりません。 |
散布
月日 |
農 薬 名 |
希釈
倍数 |
収穫前
日数 |
散布量
反当 L |
対象病害虫 |
7/8 |
オンリーワンフロアブル (殺菌剤)
ベルクートフロアブル (殺菌剤)
フェニックスフロアブル (殺虫剤) |
2,000
1,500
4,000
|
1
14
1 |
200 |
黒星病 輪紋病
アブラ虫 シンクイ虫 カメ虫 |
7/16 |
ナリアWGD (殺菌剤)
アルバリン顆粒水溶剤(殺虫剤) |
2,000
2,000 |
1
1 |
250 |
ハダニ類
シンクイ虫類 カメ虫 コナカイガラ |
7/24 |
カネマイトフロアブル (殺ダニ)
ダントツ水溶剤 (殺虫剤) |
1,000
2,000 |
1
1 |
250 |
ハダニ類
アブラ虫類、コナカイガラ虫類、シンクイ虫類、カメ虫類 |
|
|
|
|
|
|
散布
月日 |
農 薬 名 |
希釈
倍数 |
収穫前
日数 |
散布量
反当 L |
対象病害虫 |
7/26 |
コンフューザーN 追加設置
( 性フェロモン剤) |
|
|
|
シンクイ虫 一部のみ |
8/11 |
サムコルフロアブル10 (殺虫剤) |
2,500 |
1 |
250 |
シンクイ虫類 一部のみ |
8/27 |
コロマイト乳剤 (殺虫剤) |
1,000 |
1 |
250 |
ハダニ類 一部のみ |
散布
月日 |
農 薬 名 |
希釈
倍数 |
収穫前
日数 |
散布量
反当 L |
対象病害虫 |
9/11 |
ディアナWDG (殺虫剤) |
5,000 |
1 |
5,000 |
シンクイ虫類 (中晩種のみ) |
9/24 |
モスピラン顆粒水溶剤 |
4,000 |
1 |
200 |
カイガラ虫 シンクイ虫 |
収穫が終わり、来年に向け「黒星病」対策の防除をします。落葉前のこの時期の防除が、いちばん重要だそうです。 |
散布
月日 |
農 薬 名 |
希釈
倍数 |
収穫前
日数 |
散布量
反当 L |
対象病害虫 |
|
ドキリンフロアブル (殺菌剤)
オリオン水和剤40 |
1,000
1,000 |
3
3 |
200 |
黒星病 カイガラ虫
|
|
オキシラン水和剤 (殺菌剤) |
500 |
3 |
200 |
黒星病 |
|
デランフロアブル |
1000 |
60 |
200 |
黒星病 |
|
|