劇団 Ugly duckling プロフィール
劇団名 :劇団 Ugly duckling 2005年11月「改訂版 さっちゃん」より→ |
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【 概 要 】 1994年夏、大阪信愛女学院高校演劇部OG の池田祐佳理、樋口美友喜、前川恵利子により発足。翌95年3月に梅田スペース・ゼロにて旗揚げ。 その後、98年4月の第7回公演まで全てスペース・ゼロにて上演、地道にアグリーの世界を切り開いてきたが、主宰・池田の大学卒業とともに関西大学(学園座・学窓座)出身者、ビジュアルアーツ専門学校出身のスタッフチーム、信愛高校演劇部の後輩等を正式の構成員として加え、98年6月に再結成。 第8回公演からはスペースゼロを飛び出し、市内の小劇場で公演を重ね、地道に動員数もじわじわと増加。99年に「OMSアクトトライアル」、01年には「第1回女性劇作家・演出家フェス〜姫ごと〜」(HEPホール)に参加、2002年11月には東京国際芸術祭リージョナルシアター・シリーズにおいて劇団として初めての東京公演が実現、そして2003年には「OMSクロージングイベントシリーズ」に本公演で参加、その他、大阪城ホール西倉庫を劇場化するため(通称・ウルトラマーケット)南河内万歳一座らと共に演劇の場を表現者として獲得する活動に参加するなど、現在、最注目の実力派若手劇団として成長しつつある。
【 作品の特徴 】 主宰の池田祐佳理が演出を担当。個々のキャストの演技に音響、照明等の効果を加えた総合的な演出を心情としているため選曲や色選びまで彼女が細かく口を出す。 劇団所属の座付き作家 樋口美友喜とのコンビで生み出される奇想天外でダイナミックな劇世界は観るものを独特なアグリーワールドへといざなう。 出演者のほとんどが女性だが、個々の役者から発せられる躍動的な演技に女性的な匂いは皆無と言ってよく、世間を騒がす社会問題を斬新な価値観でとらえ、人間が『なにか』にぶつかったときに感じる感情をサスペンス、ホラー、ときにはファンタジックに表現した作品を創りつづけている。
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