2016年10/23 丸和カップダメージ調査[軒下ガレージ]

溶接剥がれ 先週の丸和カップであちこちヤバそうな状態なんですが、次戦まであまり日にちが無いので早速チェックです。

現場で目視確認できていたマフラーブラケットは完全にボッキリです。接合面積が小さい箇所なので、これだけの溶接ではちょっと無理があるのかもな。補強材追加での加工が必要だろうな。
でもマフラーブラケットがボッキリいくにはそこに異常な動きが加わってる事が根本原因。
エンジンとシフトレバーが動きまくっていたので、エンジンマウントがどうにかなっているんだろうなと当たりを付けていたのですがビンゴ。砕けてます。危ないですね。大事に至る所でした。
指で突っついたらもげちゃいました。

隙間だらけの形状ですが、これでもニスモの高度アップ品なんです。初期は中実の全部埋まった形状だったのですが、後期は純正と同一形状で材料変更のみ。これじゃ持たないですよね。高度アップしてる分柔軟性が無く、もろくて砕けやすいです。
砕けてる
もげた



マウントが砕けて激しく動いたためなのか、エンジン真下のメンバーにも変形とクラックが。ひどい状態です。以前のルキノでも同様の状態に1回なりました。更に困った事にこのメンバーが毎回欠品のバックオーダなんです。普通の使用ではこうはならないんでしょう。ダートでも普通にダートならここまでは逝かないと思います。やはり砂利が掃けたウォッシュボードですね。
切れてる
エンジンマウントも既に絶品なので単純な交換修理は不可能です。純正を使うか一品製作です。在庫をひっくり返してみると運良く今回の部分だけ、タクミクラフトさんで製作して頂いた削り出しのウレタンマウントが健全なまま残っていました。とりあえず選択肢は無いので、割れたままのメンバーにこれを組み付けます。さすがにしっかりしてて調子は良いです。

とりあえず走るようにはなりましたが競技に耐えるでしょうか?最終戦はスタートラインに着いていることができるでしょうか?
スペシャル

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