さて、年も明けたので始動開始です。 代えのMTは入手したものの、LSDはビスカスなので一旦は開けなければなりません。ビスカスでも効きは十分なのですが、機械式LSDのタックインで姿勢を変えていく走りには全くタイミングが取れません。ダートの積極的な走りをするには応答性が大切なのです。 4月には車検も迫っていて、割れたMTのオイル垂れ流し状態では車検もNGですからね。それにしても車齢15年。こんなにも長く乗ることになろうとは。しかも競技使用オンリーで。ここ数回の車検ではもうこれがラストだなと言いながらダラダラと。 |
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まずは眠っていた壊れたクロスMTからATS製LSDを取り出します。ケースを1つ開けるとほぼ丸見えになります。整備性は悪くないです。 こいつを開けるのは7年振りです。色々忘れてしまったので整備書を読みながら作業。 飛んだ2速も再び見れました。歯が丸坊主です。このまま丸和から自走で150km帰ってきました。 クロスと純正ギヤを並べてみます。ひじょうに微妙な差なのでたいした事無いように見えますが、これで丸和Aコース1周2秒弱のタイムアップにつながります。 |
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ATS製の魅力はプレート容量です。ニスモに対してプレート数2倍。外径1.5倍。圧倒的です。その分デフケースはギリギリまで薄いです。現状の設定でイニシャル3.5k。低く感じますがプレート容量があるのでアクセルオンではバキバキ状態です。このイニシャル値が5年間ノーメンテで変化ありませんでした。プレートのスリップが少ないのでオイルが汚れません。 ブローした2速の破片がチラツキますがデフは開けずにそのまま組みます。ちょっと走ればきれいになるでしょう。 |
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新しいMTにLSDを組み込みます。実使用500kmほどのMTですがさすがに内部は綺麗です。ほぼ新品と言っても過言じゃないです。これを格安にて探していただいたHIGEJIさんに感謝です。 全速回る事を確認して完了。後は換装〜車検もひっくるめて、埼玉一の腕前のディーラーメカのいるサニー埼玉に引き渡して待つのみ。 順調に進めば丸和カップ開幕戦で走っています。それでは皆さん丸和でお会いできる事を祈っております。 |