2・決闘
「これが草津が書いた手紙だ」
そう言うと鬼怒川が僕に手紙を差し出した。
「これを草津の想い人に、渡してくれ」
僕はその手紙を見ながら、ずっと考えていた事を言う。
「思うんだけどさ、別にこの手紙を僕が渡さなくても良いんじゃない?その草津君が内気で出来ないって言うなら、
鬼怒川が渡せば良い。鬼怒川が嫌だって言うなら下駄箱にでも突っ込んでおいたら良いんじゃないの?」
僕のその意見に鬼怒川はジロリと僕を見た。
「わかってないな、カヅキ君。俺はさっきアリスちんが好きだって言ったハズだよ。
この手紙なんか、もちろん彼に近づくための餌に決まってるじゃないか」
「餌?!」
「エサって言うと聞こえが悪いな。つまりだ、せっかく部活を作ったのに暇を持て余しているアリス君に、
俺は依頼を持っていって、彼の好感度を上げようという作戦だったワケだよ」
「でもその作戦失敗じゃない?だってアリスこの手紙に興味なさそうだったもん」
僕の言葉に鬼怒川がピキってした感じがした。
「そんな事はないんだよ。だいたい君がこうやって仕事を任されたワケじゃないか。
君は四の五の言わず役目を果たせば良いんだよ。これをとっかかりに俺はアリスちんと親しくなるんだからな、しっかり頼むよ」
そう言って鬼怒川は手紙を僕に押し付けてきた。僕は仕方なくそれを受け取った。
「で、その憧れの先輩とやらはどこにいるんだ?」
僕の言葉に鬼怒川はニヤリと笑った。
その先輩は弓道部の泉川宗一なる人物だった。
僕は鬼怒川に連れられ弓道部が練習している弓道場が見える場所まで連れていかれた。
「どれが泉川先輩?」
柱の陰から僕が訊ねると、鬼怒川は親指でさした。
「あそこの男前」
言われて僕は見た。確かに男前がいた。黒い髪にすっとした涼しい目鼻立ちの男だ。
あれはイケメンとか現代風の言葉ではなく、確かに男前という表現がぴったりだ。
泉川先輩は弓道の弓を持つ、後輩らしき人物に指導をしている。
鬼怒川は時計を見ると呟く。
「思うに部活動はあと10分で終了だね」
「そうなの?」
「ああ、もう日が暮れるよ」
言われてみると太陽は西の空に傾いている。
そう言えば大分アリスの部屋でまったりしていたから、当然か。
暫くすると弓道部員達は片づけを始めた。
僕は鬼怒川に引っ張られ、クラブハウスの方へと連れていかれる。
茂みの前まで来ると、鬼怒川は掴んでいた僕の服を離す。
「良いか、泉川さんは部長だからクラブハウスの鍵を閉めて最後に出てくるハズだ。
そこでお前はあの手紙を彼に渡せ」
言われて僕は頷いた。なんだかすごく緊張してきた。
自分が告白するわけではないけど、ラブレターを誰かに渡すなんて初めての事でドキドキする。
暫くするとパラパラと人がクラブハウスの外に出てくる。
そして最後に泉川先輩が出てきた。僕の緊張がマックスになった。その時。
「行け!」
鬼怒川が僕の背中を押した。
「え?」
僕は茂みから、歌舞伎役者のように片足でおっとっとって感じで泉川先輩の前に飛び出した。
「・・・・・・・」
泉川先輩が非常に冷やかな目で僕を見ていた。
僕は恥ずかしくて泣きそうになる。せめて笑ってくれたらまだ救われたのに。
僕は態勢を直すと、泉川先輩の前に立つ。
近くで見ても泉川先輩は男前だった。
僕はその冷たい視線にオロオロしながらポケットから手紙を取り出した。
「あの、これ読んで下さい」
僕が差し出した手紙を泉川先輩は黙って見つめている。
いや、ちょっと待ってよ、もしかして僕がこのラブレターを書いたとか思われてるかな?
「あの、これはですね、えっと、僕が貴方を好きなワケじゃなくてですね」
僕がテンパりながら言うと、泉川先輩は手紙を受け取った。
「え?」
しかもあろうことか、この場で封を開いて読みだした。
僕は自分が書いた手紙でもないのに、それを読む泉川先輩をじっと見つめてしまった。
果たして草津君なる人物の思いは届くのかどうか、僕はドキドキしながら見つめる。
先輩は手紙を読み終わると僕を見た。
「君の気持ちはわかった」
「え?」
言われた言葉に僕は固まった。ちょっと待ってくれ、その手紙を僕が書いたと思われたのか?
だって僕はちゃんと違うと言ったつもりだ。伝わってなかった?
そう思ったら先輩は僕の事を見て冷やかに笑った。
「この決闘、受けてたとう」
「決闘!?」
僕は驚いた。な、なんで決闘?だってこれはラブレターじゃ?
泉川先輩は黒い前髪を風になびかせながら、クールに言った。
「今どき果たし状とは、君は古風な事をする人だね。でも、僕はそういうの嫌いじゃないよ。
闇討ちや陰でコソコソ悪口だけ言うのと違い、決闘を申し込むなんて正々堂々としていて気持ちが良い。
僕は君との決闘を喜んで受けようじゃないか」
僕は振り返って茂みを見た。一体どういう事だ、鬼怒川!
そう叫びたかったが、そこに鬼怒川の姿はなかった。
なんでだよ?!
僕が内心でパニックに陥っていると、泉川先輩は言った。
「今日はもう日が暮れる。決闘は明日という事にしよう。丁度明日は部活動は休みだ。
丁度良いから弓道場で決闘といこうじゃないか。じゃあ放課後弓道場で待っているよ」
勝手に話を進めて泉川先輩は立ち去った。ちょ、ちょっと待って下さいよ。
そう思ったが僕は呼びとめるタイミングを掴めなかった。
僕が呆然と、それこそ荒野に吹き荒む風にあおられるように立っていると、鬼怒川が姿を現した。
「やー、なかなか面白い展開になっているね」
「鬼怒川!」
僕は鬼怒川の胸ぐらを掴んで顔を寄せる。
「なんだよ、これ!どういう事だよ?!」
怒鳴る僕に鬼怒川は飄々と答える。
「そんなにわめくなよ。俺だってどういう事か分かんないんだからさ」
「どういう意味だよ?」
「だからさ、俺も草津にラブレターって聞いてたから、中身が果たし状だったなんて知らなかったわけだよ」
「そっか・・・確かに中を見てないんだから、知らないよな」
「そうそう、それにほら、もしかしたら本当はラブレターだったのを泉川先輩が果たし状と勘違いしたのかもよ」
「そんな勘違いあるか?」
「あるある、例えば死ぬほど好きですとか、殺したい程好きですとか、好きすぎて先輩の血も飲み干せますとか、
先輩の肉だったら食べても良いくらいです、とか」
「今のセリフ途中からカニバリズムになってる!」
「まあ、そんな感じで先輩は誤解したんだ」
「でも、お陰で明日決闘とか言ってたよ?」
「ん、ああ、それは明日会って誤解解いたら大丈夫だよ」
「大丈夫なのか?」
僕は不安になりながら呟いた。
けれど鬼怒川は僕の肩をバンバン叩いて大丈夫を繰り返した。つーか叩かれた肩が痛かった。
僕は鬼怒川と別れ、アリスの部屋に戻ると、今の出来事を二人に報告した。
するとアリスは微笑を浮かべながら言う。
「ただのラブレターの受け渡しのハズが決闘か、いや、さすが俺の愛するモモだ」
「なんでそんな楽しそうかな?」
「いや、だって愛の告白が決闘でしょ?出かける前と後で内容が180度変わってるんだよ。
これを感心しないでどうする。本当に君といると面白い事が次々に起こるね」
アリスはご機嫌そうだった。
思うにアリスが僕をお気に入りなのって、僕の不幸体質を単に面白がっているだけって気がする。
いや、でもまだ僕は自分を不幸体質だなんて認めないぞ。
僕は不幸体質とかトラブルメーカーではないハズだ。断じて。いや、そう信じたい。
不安に思う僕にアリスはいつもの自信満々な笑顔を向ける。
「そんなに心配しなくても大丈夫だよ。明日の決闘には俺も立ち会うからさ」
その言葉に僕は少し安堵した。するとアリスが僕の手を握って言う。
「モモがピンチの時には、この俺が助けに行くよ、王子様みたいに格好良くね!」
口説きモードになったアリスから身を引きつつ、僕は咲哉の方を見てみた。咲哉は穏やかな顔で頷く。
「俺も明日ついていくよ」
その言葉に僕はようやく安堵したのだった。
翌日の放課後。僕は指定された弓道場にアリスと咲哉と、更に鬼怒川と向かった。
うちの学校には弓道場が存在する。場所的にはクラブハウスと体育館の間位にある。
僕は今回の件でさっき初めて咲哉に教わったのだが、弓道でも走りこみや腹筋背筋の筋力トレーニングはするんだそうだ。
僕はただ弓を引いているだけの楽な部活だと思っていたのだが、大間違いだったわけである。
僕達が弓道場に行くと、そこには正装した袴姿の泉川先輩がいた。
「なんかやる気を感じる嫌な服装だ」
僕が呟いているとアリスが先輩の前に立った。
「昨日はうちの部員が失礼しました。ちょっとした手違いで彼が貴方に手紙を渡す事になってしまいましてね」
泉川先輩はマジマジとアリスを見た。なんか美形同士の対面にドキドキしてしまった。
「君は確か・・・」
先輩が言う前にアリスは自己紹介した。
「俺は1年の傷澤アリス、どうぞお見知りおきを」
胸に手を当ててそう言うアリスは絵本の中の王子様みたいだと思った。
たいがいの人間はアリスにああやって微笑まれると、ポワーンってなってしまうんだけど、泉川先輩は違った。
どこまでもクールだ。
「もしかして、君がこの果たし状の差出人なのか?」
いやいや、誤解がまだ解けてないぞ。そう思っていたらアリスはニヤリと笑った。
「果たし状、ふふ、果たし状ね・・・」
アリスの黒い笑みに僕はなんだか嫌な予感がした。アリスは楽しそうに微笑んだまま髪をかきあげた。
「そうですよ、その果たし状は俺が貴方に宛てたものなんですよ」
「え?」
僕は驚いた。なんでアリスがそんな事を言い出すのか分からない。
「君が俺に?」
問われてアリスは頷く。
「貴方は俺の恋敵なんですよ。だから邪魔な貴方を排除しようと思いましてね」
泉川先輩のクールな眉が顰められる。
「恋敵・・・」
先輩は呟いて固まった。そして顎を引いて頷くとアリスに向かって言った。
「了解した。君がこの僕と戦いたいのなら、僕は正々堂々と勝負を受けてたとう」
その言葉にアリスはニヤリと笑った。
「やだな、先輩、俺は正々堂々と戦うなんて言ってないよ」
言うとアリスはいきなり弓道の弓を手に取った。それで弓道対決でもするのか?
僕がそう思った時、アリスはその弓を持って泉川先輩に殴りかかった。
「ええ?!」
こんなのありですか?!つーか卑怯卑劣極まりない!
泉川先輩はアリスの振り回した弓を後退しながら避ける。その顔は驚いた様子もなくあくまでもクールだ。
先輩は武器を取る事もなく、ただ逃げ回っている。
アリスの振り回す弓が先輩の頭上をかすめる。
先輩は膝をつきその攻撃を避け、次にバック転で後退する。
見事な動きだったが、一方的なアリスの攻撃に僕は先輩があまりにも不憫になり声をかけた。
「先輩も何か武器、要りますか?弓とか矢とか取った方が良いですか?!」
先輩は僕をチラリと見るとアリスの攻撃をよけながら言う。
「ありがとう、でも大丈夫だよ。大事な弓道道具を武器になんてできないからね」
先輩は格好良くそう言った。
「モモは酷いな、俺の応援じゃなくて敵の心配するなんてさ」
アリスは大きな弓をクルクル回しながらそう言った。
「だ、だって、アリスが卑怯なんだもん」
「あはは、卑怯?褒め言葉と取っておくよ」
アリスはご機嫌だった。卑怯と言われて喜ぶあたり、流石アリスだと思う。
黒すぎて、真っ黒すぎて逆に潔い。
アリスは弓を横に構えると泉川先輩に悠然と微笑む。
「長モノはやっぱり振りまわすんじゃなくて突かないとね、殺傷力は突くのが一番だからね」
そう言うとアリスは泉川先輩にむかって突進していった。
僕は焦った。先輩はこのままじゃ大けがだ。へたしたら死んじゃう。
そう思った時、僕の体は勝手に動いていた。僕は走って泉川先輩の前に飛び出すと、先輩を庇って両手を広げた。
アリスが突っ込んでくる。僕はアリスの一撃で死ぬんじゃないかと思った。
けれどアリスは僕のすぐ目の前で弓を放り投げた。弓がガツっと床に落ちる。
「モモ!」
アリスが叫んで僕に抱きついてきた。
「何やってんだよ、モモにケガさせる所だったじゃないか?!」
「だって、今のは止めないと泉川先輩ケガするじゃないか」
「仕方ないだろう、これは決闘なんだから」
「でも先輩はぜんぜん戦ってなかったじゃん。防御ばっかりで」
僕がそう言うと、アリスは僕の陰にいた泉川先輩を見た。僕も振り返って先輩に聞く。
「なんで戦わなかったんですか?」
先輩は黒い髪を微かに揺らして首を傾けた。
「決闘と言っても乱闘をするつもりはなかった。何か別の勝負をしたいと思っていたんだよ。
反撃しなかったのは当然だろう?僕はスポーツマンだ。他人に暴力なんか振るえずハズがない」
言われた言葉に僕は納得した。
「先輩の言う事は正しいよ。全部アリスが悪い。勝手に戦い始めちゃうしさ」
僕が叱るとアリスは反省したような顔を見せる。(ここ実際に反省してるかは疑問だ)
「悪かったよ。つい面白そうだったからさ。でも俺も十分懲りたよ」
言うとアリスは僕の頬にそっと触れた。その手がなんかやらしくてドキっとした。
「俺の無茶のせいで、大事な大事なモモにケガを負わせる所だったんだものね。
ああ、それにしてもこのかわいい俺のモモにケガがなくて良かったよ」
顔を寄せられて僕はちょっと後退した。けれど後ろには泉川先輩がいるからこれ以上は下がれない。
「ああ、モモ、君はやっぱりとても良い子だね!愛してるよ!」
言ってアリスは僕に抱きついた。
ちょっと勘弁して下さい。ここには泉川先輩や鬼怒川、そして咲哉まで居るんですよ。誤解されるじゃないか!
「君が好きなのは、このモモ君なのか?」
泉川先輩が真顔で僕に突っ込んだ。
「や、これは違くて・・・」
僕はアリスを必死に引きはがしながら先輩を見る。すると先輩は顎をつまんで考えこむ。
「アリス君はさっき、僕を恋敵だと言って、僕に決闘を申し込んだ。
それはつまり、モモ君が懸想しているのは僕という事だな」
「ちょっと待って!それ誤解!大間違い!」
僕はそう言ったのに先輩は聞いてない。しかも懸想ってその古風な言葉は何?
「うん、モモ君は自分の身の危険も顧みず、僕を助けるために盾になってくれた」
先輩は僕の両肩をガシっと掴むと顔を寄せた。
「僕は君となら付き合っても良いよ」
「え?」
僕は呆然と、整った先輩の顔を見つめた。その時、アリスが叫んだ。
「ちょっとモモに触るのやめろよ!モモは俺のモノなんだからさ!」
先輩とアリスが再び目の前で火花を散らした。なんだかもう疲れて僕は溜息しか出なかった。
泉川先輩とアリスの一触即発の状態は、咲哉が穏やかな笑顔と共に割って入って事なきを得た。
「今日はもう決闘は終りましたよ。次の試合はまた後日という事で、今日は解散しましょう」
先輩相手でも物怖じしないで、仕切れる咲哉は流石だった。
僕達は弓道場を後にして、ゆっくりと中庭の緑の間を歩いた。
「最後はなんかちょっと納得いかない事になったけど、なかなか今日は面白い一日だったな」
アリスはご機嫌でそう言ったが、僕はずっと気になっていた事を口にした。
「あのさ、結局草津君の告白はどうなったわけ?」
僕の言葉にみんなが黙り込んだ。一体なんの間だよ。僕がそう思っていると咲哉が僕の前に立った。
「おそらくあの手紙はニセモノだよ」
「ニセモノ?」
意味が分からない。ニセモノってなんだ?どういう事だ?
僕は鬼怒川をチラっと見たが鬼怒川は答えない。まだ理解できない僕に咲哉が言う。
「鬼怒川はアリスの事が好きだって公言していたじゃないか。
そんな鬼怒川がアリスの気を引こうと用意したのがあの手紙だよ。退屈していたアリスが喜んで飛びつくと
考えたんだろうけどね、残念な事にアリスはあまり興味を抱かなかった。だからカヅキが渡す羽目になった」
僕は納得した。でも。
「あの手紙の中味は何だったんだ?どうして果たし状だったんだ?」
「その方が面白いと思ったからじゃないか?」
言って咲哉は鬼怒川を見た。すると鬼怒川は真面目な顔で言う。
「いや、俺は熱烈なラブレターを書いたつもりだが」
「具体的になんて書いたんだよ」
僕は聞いてみた。
「うーんと、お前を思うと胸が燃える!弓道をする姿は力強く、それを後ろから羽交い締めにしたい!
お前を思うと夜も眠れないから、夜中に家の前まで行って待ち伏せたい!
この俺の思いの深さを分かってくれ!もう生きるか死ぬかの瀬戸際だ!」
「脅迫文だよ、それ!しかもストーキング予告!」
鬼怒川文才なさすぎ!泉川先輩も手紙持って警察駆け込んでも良かったんじゃないかって感じだ。
そして僕はもっと初歩的な事に気づいた。
「あのさ、草津君て名前の友達っていうのは?」
僕の問いかけに鬼怒川は大笑いした。
「あはは、バカかお前は!草津なんてそんな温泉みたいな友達存在するワケないじゃないか!」
「鬼怒川という名前がそれを言うな!」
僕は叫んだ後で咲哉とアリスを見た。
「えっと、もしかして草津って人が実在しないって、二人は気づいてたのか?」
咲哉は黙って頷く。アリスは楽しそうに笑いだす。
「あはは、これだからモモはかわいいんだよ。騙されてる姿がかわいかったからね、つい放置して悪ノリしちゃったよ」
悪魔だ。僕はアリスを見ながら改めてそう思った。
でも新緑の美しい若葉の下で笑う悪魔は、とてつもなく綺麗で、
僕は文句をつい呑みこんでその姿に暫し見惚れてしまったのだった。