クリーニングの全国紙である、全国ドライ新聞社発行の「全ドラ」平成13年5月1日号に掲載された、当店を取材した記事をご紹介します。
「全ドラ」には、数年前より当店のパソコンを使った広告宣伝がたびたび掲載されましたが、今回はカウンター受け付けに焦点を当てた取材です。

平成13年5月1日号

回紹介するのは神奈川県川崎市にある「トウヨコランドリー」の樋口みち子さん(写真中央)。

20歳の若さでお嫁にきたというみち子さんのお姑さん故樋口はま子さんは、クリーニング業界におけるカウンターの重要性をアピールしてきた草分け的存在だった。

側で一緒に働いてきたみち子さんに、その精神は受け継がれている。
東京都渋谷区に30分で出られる土地柄か、若い独身のサラリーマンが目立つ。

「朝は『いってらっしゃいませ』夕方は『おかえりなさい。おつかれさま』の一言を必ず添えます」と、癒されるような微笑みで話すみち子さん。

「若い男性客が多いので、常に新しさを心がけた販促と、ホッとできるような接客を心がけています。」と顧客の心を掴む。

「短大時代はネクタイ屋さんでアルバイトをしていて、売上1位になったことがあるんですよ。」

学生時代から人と接するのが好きで、販売業も得意だったという。

卒業後、OLになったが、結婚が決まり退職。20歳の若さでトウヨコランドリーの若おかみになる。


女性の力、カウンターで活かして
みち子さんのお姑さん故樋口はま子さんは、カウンターの接客術を全国で講演してまわるほど、クリーニング業界で活躍してきた女性だった。

「クリーニング業に一生懸命な義母が大好きでした。私はあんなにパワフルにはなれませんが。」と、語るみち子さんだが、時間を見つけてはデパートに足を運びアパレル情報を仕入れたり、シミヌキの勉強をするなど、かなり勉強家だ。
 
    
「ごくろうさまでした」の一言が
   サラリーマンに癒しを与える
専業主婦はつまらないでしょう。働いていると、時間の使い方がうまくなって1日の生活にハリがでてくるんです。家事も働いている方がキビキビやるようになります。」と働く女性の良さを語る。
「女性というのは同時にいくつかのことをするのがうまいと思います。家事もそういう場面が多いですしね。クリーニングのカウンターは、受け渡しの他、裏でちょっとした作業もできる方がいい。カウンター業務は女性の力が発揮できる場所だと思うので、大いに活躍してほしいですね。」
とカウンターに立つ女性達にエールを送った。