「市販のシミヌキ剤の活用」
便利なものが沢山あるので、
是非上手に活用みて下さい
ただし、一部の特殊なシミには対応出来ません
例えば、エリ・ソデに塗って洗うだけ、
というワイシャツ用のシミヌキ剤が市販されていますが、
当然ながら、全てのシミに対応出来る訳ではありません
サビのシミヌキ剤は、
一般消費者向けにはあまりニーズがないため、
クリーニング業者向けの製品があるのみです
大量に付いたボールペンなど、インクのシミ
(少量であれば、すぐに洗えば落ちる事もあります・・・が
逆に広がって悪化する場合もあります)
また、強力なシミであるゲルインクのシミヌキにも、
クリーニング業者向けのシミヌキ剤が必要です
また、漂白は非常に強力なシミヌキです
当社でも、漂白は最後の手段の一つであり、
通常は、もっと弱めのシミヌキから行います
よく、「食べ物のシミが付いたので、ハイターを付けて洗ったらヘンになった」
・・・と言うご相談をお受けします
色柄物は特に、脱色して柄が消える場合があります
もし漂白を行う場合も、
「ひどく汚れているから、漂白剤も濃いめに」
・・・のような事はせず、必ず決められた濃度で行って下さい
基本的に、いきなり漂白はせず、
まずは、別の方法を試してみて下さい
頻繁に付くシミであるなら、自分で対応出来るに越した事はないのですが、
全て自分で解決しようとすると、結果として衣類を傷める事に繋がります
「手に負えない」と判断した場合、お気軽にご相談下さい