「保管の仕方」
柔らかい素材をハンガー掛けしておくと、肩部分に跡がつきます
素材や種類によって、ハンガー・たたみと分ける事が重要です
肩パットの入っていないウールのセーターを、
長期間ハンガー掛けしておくと、
ほぼ確実に肩部分にハンガー跡がつきます
一方、同じウールでも縫製がしっかりしていて、
肩パットの入っているスーツは、
ずっとハンガー掛けしていても肩に跡がつきません
基本的に、肩パットの入っていない衣類は、
長時間ハンガー掛けしておくと、肩にハンガー跡が付きます
そのため、肩パットの有無や縫製によって、
たたみ・ハンガーと分けると良いでしょう
◎肩パットの入っていない、もしくは柔らかい素材
⇒たたみ
◎肩パットの入っている、
もしくはスーツなど縫製のしっかりとした衣類
⇒ハンガー
また、蛍光灯の光で黄色く変色する衣類もあるため(白系は特に)、
「ちょくちょく着ることがある」という衣類であっても
ハンガーに掛けて蛍光灯の下に置きっぱなし、
という保管状態は危険です
衣類を収納する際には、
クローゼットの中には必ず防虫剤・除湿剤を入れ、
たたみ・ハンガーとも数ヶ月に一度は
良く晴れて空気の乾燥した日に、
影干しすると良いでしょう
また、市販の防虫剤は基本的に
気化式(=空気中に成分が広がる形)であるため
頻繁にクローゼットを開けるのは、控えた方が良いでしょう
せっかくクローゼット内に広がった成分が、
その都度逃げてしまいます