第十六回:ズボンから出る黄色い水
百聞は一見にしかずと言うので、まずはこの画像を
以前にも、ズボンの汗取りクリーニングの紹介ページに載せましたが
ズボンの汗取りクリーニングで、
水洗いのできないズボンを、
無色透明の洗浄液に漬け込んでいる所です
この後、ズボンを引き上げると・・・
これだけ色が変化します
やや暗い黄色といった所でしょうか
これが極端な事例ではない、という点が恐ろしい所です
ズボンの汗取りクリーニングを行うと、多かれ少なかれ、洗浄液が黄色く変化します
この黄色の原因はもちろん汗で、つまりはそれだけ汗が蓄積していたという事になります
そして、蓄積した汗を放っておくと、脱色や変色の原因となります
スーツのズボンなど、黒いズボンはブラウスなどと違い、
汗ジミになって出てきても、分かりづらい所があります
汗が蓄積しているかどうかの判断はズバリ、
触ってみてゴワゴワしているかどうかです
うっすらとでも、汗の塩分が白っぽく浮き出ているようなら確実です
品質表示で、水洗い(水のたまった桶のような絵)の所に×がついていなければ、
その衣類は水洗いが可能です
そういった衣類は丸ごと水洗いしてしまえば問題はないのですが、
水洗いの所に×がついている(=水洗いできない)衣類は特に注意です
三回連続で汗の話になってしまいましたが、汗はそれだけ厄介な代物です
○水洗い可能な衣類に汗が付いたら、すぐに水洗い
○水洗い不可能な衣類には、なるべく汗を付けないようにする
衣類を長持ちさせるためにも、この2点にご注意を
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