★ORKRIST/「Grond」
☆(輸入盤)
彼らはスロヴァキア出身の4人組の
響き渡るシンフォキーボード&
妙にツボを突いてくるフルートゴシックメタルバンドです。
これが2ndアルバムになります。
今回のアルバムはあの指輪物語がコンセプトの元になっておりまして、
僕があまり詳しくないのでよく解りませんがソレ風だとは思います。
今回もフルートが奏でる「心のふるさと」的メロディは余裕で健在!
CROM氏のキーボードもまさに炸裂と言う感じで、聴けばすぐに判るCROM節です!
しかし・・・・(意味深)
1.「For Lordaeron」
☆インストのイントロ。
1秒目からもうCROM氏ワールド!!!!
朝日を浴びてそそり立つ象牙の塔が見えてきそうです!!!(幻覚)
NHKの世界の秘境特集とかの番組オープニングに持ってこいな感じ。
凄い人の音楽は観えてくるね。
何かが。
2.「When The Autumn Comes」
☆タイトルから悶絶。アップテンポ。
イントロからシンフォ分厚ッツ!!!(舌噛)
ギターがメロウで良いメロ弾いてますよ。
リディア嬢の透明感溢れるボーカルにゾクゾクきますねぇ!!
2分目から例の癒しフルートが早速キました!!
短いのに心奪われます!!
サビメロがフィンランド系で哀愁もあり、
思わず口ずさんでしまう系で実に良いです。
一足先に秋到来ですか?
良質なゴシックチューンです。
3分位からCROM氏のヤムヤムしたデスボーカルが始まりそのまま癒しフルートと絡み終わります。
CROM氏は歌いたいんです。
止めても無駄です。(涙)
3.「Enter Middle Earth」
☆インスト。ここから指輪物語スタートです。
色んな種族溢れる城下町と言う感じのキラキラインスト。
サントラですね。
4.「Glamdring」
☆疾走曲。展開が変態的。
いかにも走りそうなやたらヒロイックなメロディのクサキーボードイントロ!!
予想通り走り出しました!!!!
山あり谷ありな展開は相変わらずです。
2分50秒からブラストビート、フルート、ギター絡んで展開していきます!
小悶絶です!!
二転三転ではすまない展開の多さにやや引きます(汗)
しかし、展開多くともCROM世界は健在です。
即効性は無いですが、ジワジワきますね。
5.「Mundburg」
☆インスト。
霧深い渓谷を行く旅人のテーマみたいな感じ?
6.「Angmareddon」
☆アップテンポ。途中から爆走!!
イントロからマーチングドラムに乗せて「胸に秘めた覚悟」みたいな熱いキーボードメロに期待感十分。
CROM氏とリディア嬢の変わりばんこボーカルのメリハリに苦笑!!!!
ヤムヤムしてるなぁ(笑)
2分過ぎから疾走!!!!
突然加速!!!!!
オーロラ的キーボードに乗せて爆走!!!
ブラストも冴えてます!!
加速リズムとクサいソプラノボーカルが絡むのはやはり反則!!!!!
独特です!!!
4分過ぎからやたらキラキランしたインストパートに!!
フルート泣き泣き!!!!!!
満天の星空が見えてきますね〜。
そのままフェイドアウト!?
予想外です(苦笑)
7.「The Ode : Fall Of Gil Galad」
☆インストと言うか繋ぎ?
1分20秒。
酔っ払いの声とソプラノボーカル。
バロッキーな音色のキーボード。
8.「Grond」
☆悶絶インスト。またキました!!
鳴り響く鐘の音からスリリングなキーボードスタート!!!
疾走しだしましたよ!!
「お前らの好きなのはこれだろ?」みたいな
キラキラ加速インスト!!!!
この曲もやはり二転三転してどんどん展開変わります!!!
1分50秒からブラストスタート!!!!!
そして2分20秒からモロSKYLARK的なメロ突入!!!!
もっともっと!!!と思っているうちに終わりました(涙)
3分と言わずもっと聴かせてほしいものです。(涙)
贅沢な悩みです。
9.「Dreams Of Life Beyond My Shire Beloved」
☆爆走したり、アップテンポだったり曲。
素朴ながら妙に耳に残るフルートのメロがヤバイイントロ。
その後またメロスピみたいなメロで爆走!!!
メチャメチャカッコいい!!!!!
この展開読めた人、凄いです。
この曲ではリディア嬢普通?に唄われてます。
サビメロがイントロのフルートのメロですね。
ヨイヨイ。
けど、イントロの爆走の意味が良く解りませんね。
メインメロが妙に繰り返しされるので洗脳されます。
メインメロはロシアンな感じですよ。
好き(洗脳完了)
10.「Rotten Veil Of Nakedness」
☆アップテンポ。
メロディアスなギターとキーボードとフルートがシンクロして進む曲。
わりと普通?
11.「Shadowlord」
☆アップテンポ。
川のせせらぎにCROM氏の呟きナレーションがはいるイントロ。
サビメロがなかなか良い感じですな。
特にサビメロ以外にハッとする所が無いかなぁ?
12.「There And Back Again : The Return」
☆アウトロ。
クサいメロディのキーボードインスト。
ハープの音色もここで初登場(涙)
☆総合的感想
う〜んやはり前作が弾け過ぎていただけに・・・という感じですねぇ。
コンセプトアルバムとは言え12曲中6曲インストと言う部分でどうしても聴き足りなさみたいなものがあります。
そのインスト以外の6曲が死ねる曲ばかりでもないので余計に辛い物がありました。
ソレと個人的に
ブラックメタルからの影響がかなり薄れてきていたのが一番痛かったです。
シンフォニックゴシックとしてはハイレベルだとは思います。
最近微妙に変化していくバンドが多いなぁ・・・・。(涙)
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