★MOONSORROW/「Kivenkantaja」
☆(輸入盤)
彼らはフィンランドが誇る5人組
超ド級シンフォニックヴァイキングメタルバンドです。
FINNTROLLでも活躍されているTROLLHORN氏(このアルバムでは本名のHenri Sorvaliで出てられます)がほとんどの曲を作曲されていますが・・・
ものすんごいヴァイキング世界を構築されてます!!
黒い森と雪雪雪!
灰色の空と雪雪雪!
灰色の海と雪雪雪!
焚き火を囲み夢を語る男達が見えます!
そして頻繁に出てくるクサフレーズ、漢コーラスに
悶絶でございます!!
悶絶でございます!!
(涙流して崖の先で旗を振りまくり)
僕の中でTROLLHORN氏は、
世界最強のキーボーディストであり、
コンポーザーです!
(2位はORKRISTのクロム氏)
では、感想文いきましょう。
1.「Raunioilla」
☆アップテンポ。いきなり13分台の大曲。
船員・・「スイマセン船長!!もう一人行けますかっつ!!」
船長・・「何だっつ!?もう出るぞ!」
船員・・「このガキが!!どうしても船に乗りたいそうです!!」
少年・・「必ず役に立つから乗せてくれよ!!
俺が・・俺が稼がないと家族が喰えない・・。
何でもやるから!!お願いします!!」
船員・・「・・・だそうですが・・・・?」
船長・・「ふん・・・・本来ならばぁ、お前の様なガキは乗せないんだが・・・
坊主お前・・・眼はイイか?」
少年・・「ハイ!!よく見えます!!」
船長・・「ふん・・・・・・・・・・・・・・船の上は厳しいぞ。
早く慣れる事だ・・。」
少年・・「あ、ありがとうございます!!」
船員・・「へへっ、良かったな、坊主!」
船長・・「錨上げ〜っつ!!出るぞ!!!」
船上の全員・・「おおお〜ッツ!!!」
と、言う妄想が30秒から2分まででキマした!!
船が出港していきます!!
全員に港を出る船が見えてくるこのメロディ作りはデンジャーでございます!!
クリーンボーカルと漢コーラスが、哀愁コーラスを歌い上げます。
もちろん僕もコーラスに参加してます!!
「くぅ〜るか〜♪はうと〜こぉ〜ぱ〜ね〜♪」
舟歌!!
船の漕ぎ手がみんなで歌う詩であります!!
前作よりも切々とした感じのする曲作りです。
相変わらずの「冬」感は凄まじいものがあります。
音質、音の分厚さ、全て言う事ありません。
凄い曲作りされてます。
2.「Unohduksen Lapsi」
☆アップテンポ。
先ほどの曲よりメタルらしいイントロ(笑)
このリズムはヴァイキング独特の左右揺れリズムですね。
真ん中で一拍置いて左右に揺れるのがコツです。
オーロラ見えそうなキーボードに乗せて、
1分40秒位からクサメロコーラススタート!!
クサッツ!!
その後のキーボードもまたクサ!!
2分30秒からTROLLHORN氏、
殺す気マンマンのクサメロ炸裂!!!
半笑いです!!
恥ずかしながら半笑いです!!
そこから延々バックでクサキーボード鳴りっぱなし!!
途中アコーディオンとマウスハープで進む「静」のパートで和む。
5分過ぎからのコーラスは、
何かやばい位癒し系で天国で聴けそうなコーラスです。
死ねる。
6分からバスドラとクサメロキーボードが進行する所で失禁!!!
このサビメロは・・・ヤバイわ・・・。
何か癒されます・・。
この曲も良いです。
3.「Jumalten Kaupunki〜Tuhatvuotinen Perinto」
☆全国のヴァイキングファンが死ねる曲。タマラン。
出だしは「ラピ×タは本当にあったんだ」系(笑)
1分から始まる極悶絶ヴァイキング世界!!!
言う事無ぇ!!!
TROLLHORN氏、天才!!
体が左右に揺れまくりです!!
ホルンが吹きたくなります!!
もっぽっぽ〜(ホルン的なイメージ、やや壊れ)
サビは全員合唱!!!
義務です!!
オノ的な物や剣的な物を持ち、
泣きながら歌うと吉。
素敵な出会いがあるかも?
(占い?)
この曲はTROLLHORN氏がより力入れているのが素人でも判る位です。
物凄い曲です!!マジで。
TROLLHORN氏100年に一人位の天才だと思います。
ここまで音で世界作れる人も稀だと思います。
正直惚れ直しました。
最高。
4.「Kivenkantaja」
☆タイトルトトラック。ミドルテンポ時々アップテンポ。
イントロはアコギスタート。
その後切なメロディをアコーディオンが追います。
かなりクセのある曲進行です。
3分位からアコースティックなパート炸裂!
3分30秒位からロシア民謡的なメロディで進みます!!
耳に残る〜。
また後半から昂揚感あるキーボードメロスタート!!
ポルカ的と言いますか、TROLLHORN節と言いますか。
耳に残るフレーズです。
「きべん、かんたや〜♪」の漢コーラスに参加参加。
この曲はまぁまぁですか。
5.「Tuulen Tytar〜Soturin Tie」
☆5分までインスト。一番民謡度が高い曲。フィンランド万歳。
民謡万歳!!な静かな曲。
もっともヴァイキングらしいとも言えますね。
しかし、3分位から徐々に分厚くなってきます!
ここからはシンフォ世界に酔いしれましょう。
・・・・・・・・・フィンランド行きたい。
5分から少しコーラス入ります。
キラキラキラキラキラして終了です。
イイ雰囲気で終了です。
6.「Matkan Lopussa」
☆バラード?憂いあり過ぎ哀愁あり過ぎ。
女性ボーカルをここで起用する、
TROLLHORN采配に乾杯!!(笑)
ヤバイ・・オーロラが見える・・・!!
戦い力尽きた戦士がヴァルハラへといざなわれる様な雰囲気1000%です。
短いけど良い。
☆総合的感想文
TROLLHORN氏ファンは当然買い。
ヴァイキングメタルファンも買い。
これからヴァイキングメタル聴いてみようかな〜?と考えている人も買い。
シンフォニックな音楽、
映画のサントラとかも好き!と言う人もイケると思います。
6曲少ない!!
もっと聴きたい!!と思う所ですね〜。
凄まじいまでの表現能力です。
TROLLHORN氏。
感動しました。
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