★AMON AMARTH/「Versus The World」
☆(輸入盤)
彼らはスウェーデン出身の5人組の真のヴァイキングメタルバンドです。
ヴァイキングメタルバンドは数あれど、
聴いていて常にグレーの荒れた海が見えてくるバンドは彼らだけです。
彼らは特に民謡フレーズも使わずに、ヴァイキングの世界をイヤと言うほど伝えてきます。
彼らの奏でるツインギターのメロディは、
超ド級哀愁ヴァイキングメロディで、
気を抜くと、
スウェーデンの旅行パンフ握り締めていたりしますけど。(汗)
哀愁ギター重視のヴァイキングメタルを聴きたいヴァイキングメタル初心者の方にはかなりオススメです。
ヴァイキング、ヴァイキング、ヴァイキング、ヴァイキング、ヴァイキング
(↑特に意味の無い文章、壊れ気味)
1.「Death In Fire」
☆(アップテンポ)
のたくる様なへヴィなリズムに乗せて、
哀愁溢れる音色のギターがキます!!
あぁやはりAMON AMARTHだなぁ・・・と思うギターです。
独特過ぎ。タマンネェ〜。
前作までと比べて音質がクリアかつパワフルで、
これがまた非常にカッコよくタマラン出来です。
2分過ぎから展開かわり
2分40秒位からのギターメロディで思わず敬礼!!!
これ!
この哀愁ギターメロディ!!
真冬の雪交じりの風の中、進むヴァイキング船が見えます!!
マジでタマンネェ〜。
AMON AMARTH最高!!
大好き!!
2.「For The Stabwounds In Our Backs」
☆疾走曲。
教会の鐘鳴り響くヤサグレメランコリック(?)ギターイントロから、
再び怒涛のバスドラ連打に乗せて、哀愁ギターメロディ炸裂!!
ココの疾走感は失禁寸前にカッコいいです!!
このギター弾きてぇ〜。タマン二ェ〜。ちにゃ〜(ヴァイキング萌え)
中盤も跳ねるリズムに乗せて、
AMON AMARTH節としか言えないギターメロで突っ走ります。
なんでこんなに哀愁まみれなのか不思議でタマリマセン。
物凄いバンドなのに今だ中堅バンド扱いなのが気に食わないぞ。
砕け散るグレーの波飛沫見えまくりングな曲です。
大好き。
3.「Where Silent Gods Stand Guard」
☆アップテンポ。
マーチ的ドラムロールから入るテンション高まるイントロ。
青空が全然似合わない哀愁ギターメロディで黙々と進行していきます。
非常に男らしいです。
そして2分位からAMON AMARTH的、漢の哀愁ぶちまけギターフレーズ炸裂!!
聴いていると胸が苦しくなります。
この怒涛の哀愁っぷりをみんなも体験して欲しいものです。
トドメに4分過ぎからの泣きクサ哀愁ギターソロで死亡!!!
ダンプに正面からぶつかって、飛ばされて、対抗車線のダンプに逆方向に吹き飛ばされた位のクサさです。(錯乱気味)
死ねます。ここでクサメタラーなぎ倒せます。
やはりAMON AMARTH最高。
4.「Versus The World」
☆アップテンポ。
イントロからヴァイキング船、多数出航!!
一番アルバム中でこのイントロにヴァイキング感じるんですが、
皆さんはどうですか?
感じません?
皆さん「わかんねぇよ」
サビ前からシンプルながらも、ヴァイキング全開ギターメロディで進んで行きます。
この時点で小悶絶気味なんですが、
サビ終わりの
「ヴァサス!ワール!!」の叫びにライブメチャクチャ行きたくなりました。
AMON AMARTH来日しないかなぁ〜。
ヒゲ伸ばして観に行くのに・・・。
そして後半3分30秒過ぎからの激哀愁タイフーン吹き荒れるツインギターのメロディは個人的に「くぅううう〜死ねる!!」と叫んでしまいます。
こういうメロディ大好きな人にはまさにゴチソウです。
これがヴァイキングだよ〜!!と月に咆えたくなります。
素晴らしい。
5.「Across The Rainbow Bridge」
☆AMON AMARTHの進化が解る重要な曲。
最新作のSENTENCEDみたいなダークでメランコリックな雰囲気の曲です!!
おお〜っつ!!最初聴いた時はかなり驚きましたねぇ〜。
あ、と言う事はSENTENCED好きな人ならこのアルバムハマる可能性高いのでは?
この曲も非常にメランコリックなギターが映える、しかしAMON AMARTH節であるという部分で
個人的に悶絶ですね。
暗い、重い、悲しい、素晴らしい。
6.「Down The Slopes Of Death」
☆疾走イントロ〜アップテンポ曲。
イントロから超悶絶!!!
個人的に体から魂抜けそうになりました。
哀愁ギターがバスドラとシンクロして走るこのイントロは反則です。
ものの見事に好みです。
タマラン、タマランですぞ。
こんなギターが弾けたらいいなぁ〜と、
マジで思います。
グレーの海が見えるなぁ〜。
この曲も大好きです。
7.「Thousand Years Of Oppression」
☆ミドルテンポ。
またイントロから好き系の哀愁ギターメロ。
これだからAMON AMARTH大好きなんだけどね〜。
この曲もへヴィでメランコリックな雰囲気です。
哀愁ギター好きなら問題ありません。
彼らの成長がよ〜く解る曲です。
8.「Bloodshed」
☆
1曲目の方向性に近いへヴィネス感溢れる曲です。
重いです。
中盤に入る漢臭過ぎる
「ブラッ!シェッツ!!」と言う雄叫びが個人的にタマリマセン。
とことんへヴィネスです。
4分過ぎのギターソロでまたダンプカー3台目に跳ね飛ばされました!!
ためるにためてこの短いけどクサ哀愁ソロはよく効きますよ。
メランコリックギターの見本の様なメロ展開です。
マジで哀愁溢れまくりです。半笑いです。
ギターソロのみに悶絶して下さい。(汗)
9.「...And Soon The World Will Cease To Be」
☆アップテンポ。
再び好きモノにはタマランけだるメランコリックギターイントロ。
哀愁ギターはやや薄ですね。
と、思いきやまた2分30秒位からゆったりとしているけど、
哀愁溢れるツインギター炸裂!!
やはりこれが無いとね〜!!
AMON AMARTH、やはりいいわ〜・・・。
☆で、まとめ
哀愁溢れるギターメロ好きなら今回のAMON AMARTHは買いでしょう!!
個人的には1stの次に好きなアルバムになりました。
もうギターのメロディが独特で「AMON AMARTH節」としか言いようが無いメロディセンスしています。
そういう点ではやはりジャ−マンメタル寄りの音のMITHOTYNと違い、
純粋なオリジナリティあるヴァイキングメタルバンドと言えると思います。
かなりオススメですよ。、マジで。
それとこのアルバムは「Viking Edition」という鼻にパンチぶち込む様なストレートなタイトルの限定盤が出ています。(笑)
1stデモ、2ndデモ、ミニアルバムと1stの4曲目「Victorious March」のドイツ語新録バージョン「Siegreicher Marsch」が1枚のディスクに収録されたボーナスディスクとメインアルバムの2枚組みで出ています。
買うならこちらのヴァイキングエディション買いましょう。得です。
着実に成長してきている彼らの今後に注目です。
オフィシャルサイトです。
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