★HIN ONDE/「Songs Of Battle」
☆(輸入盤)
彼らはフィンランド出身の3人組のエピカルシンフォニックヴァイキングメタルバンドです。
色々な面で人を選ぶバンドに間違い無いでしょうが、
個人的にはクサいから全然OKです。
古代北欧語から取ったであろう「ひん おんで」と言う、
素晴らしく脱力系のバンド名からは考えられないクサ勇ましいメロに溢れるアルバムでございます。
特にキーボードのWirckiさんのキーボードのメロディは、
SKYLARK(Eddy Antonini的)で胸が熱く熱くなりますよ。マジで。
無名の中でも特に無名なバンドでございましょう。ございましょうとも。(涙)
やはりシンフォニックヴァイキングメタル最高説。
1.「Songs Of Battle」
☆疾走曲。
イントロからキーボードクサッツ!!
イタリアンメタル的なメロスタートから死亡!!
その後の「へーーーォ!!」の掛け声からして、
もう部屋はヴァイキング船の中に早変わり。
とにかくキーボードがサワヤカにクサいです。
全然「Songs Of Battle」と言う雰囲気ありません。
さわやかな朝みたいな雰囲気です。ルンルン気分?
ボーカルのNRQさんの歌唱法は引きずる様なダミ声ボーカル。
ヴァイキングメタルの基本ですね。
この曲はもうキーボードのメロが全てですね〜。
さすがWirckiさん作曲。
もうこの曲で元は取れました。自分的に。
2.「House Of Hel」
☆アップテンポ。
この曲イタイです(笑)
なんか1曲目とのギャップが凄いですよ。
スタジオで適当に作ったみたいな曲です。
3.「The Rune−Singer’s Path」
☆疾走曲。この曲泣きシンフォキーボードファン悶絶。
イントロからまたクサキーボード全開ッツ!!!
キタキタキターーーーーーーーーーッツ!!
やはりNRQさんはWirckiさんと一緒に曲作らないと(笑)
ヤベェ!!
キーボードしか耳に入らねぇぇーーー(笑)
ヒロイックなメロがタマラン!!
3分30秒過ぎからクサいまま加速してきますよ!!
これはドラムの人がヘタなのか、
徐々に加速しているのが危険といえば危険です!!
合いの手で入るヴァイキング的
「ヘイ!!」も最高ッツ!!
キーボード、マジでクサいわ〜。
サワヤカなんだけど切ないメロで悶絶です。
しかし、1曲ごとイイ曲、微妙な曲と交互に来るのは作戦ですか?
いいですけど。
4.「Soulswan」
☆スローになったりアップテンポになったり。
物凄くヴァイキングヴァイキングしたギターが素敵なイントロからスタート。
そしてすぐにムーディーなスローになり、ゲストボーカルの方のエエ声が入ります。
ギターがクサヴァイキングメロディ弾いているのでOKですが、1と3があまりにキーボード全開だったので感覚が麻痺していますね。
まぁそこそこ良いかな?と言う感じ。
5.「Twelve Valiant Men」
☆疾走曲。またキーボードがやり過ぎです(笑)
イントロからキーボードが「ヘイ!!」
と言いたくなる様な民謡フレーズ炸裂!!
体が勝手に左右に揺れる〜!!
止めてぇ〜!!
またキーボードしか聴こえねぇ〜!!
てれれれ〜れ、てれれれ〜れ、
てれれれれ〜れ、てれれれれ〜
(ヘイ!!)
短時間で洗脳されます。(笑)
最後は静かなピアノソロで終わります。
キーボードの人、近いうちにどこかに引き抜かれそうで怖いですね。(笑)
6.「Burning The Lake Alue」
☆爆走曲。2人の合作。ある意味悶絶(笑)
かなり速くサビのメロディが、
「野球拳」っぽいです。(素敵)
1分30秒過ぎから
いかにも「ヘイ!!」いいそうなメロディから
やはり「ヘイ!!」「ヘイ!!」(最高)
その後に問題の部分がスタート!!
半泣きみたいな声質の人が(ゲスト?)
「ひ〜ん おんでぇ〜♪
ばーにん れいく あるうぇ〜♪」
と速いリズムからドンドン一人ずれて熱唱!!
このずれっぷりは周回遅れになりそうな位、
ヤバイです。
妙に腹が立つんですけど(笑)
イイのか悪いのか判断に困る曲です。
むしろネタに近い感覚です。
7.「Fimbulwinter」
☆アップテンポ。これもまたタマラン。
・・・・・1曲おきにキーボード炸裂してますよ。
故意ですね。(笑)
この曲もキーボードが目立ち過ぎです。
いいなぁ真冬のメロディですわ・・・。
シンフォヴァイキングって・・・いいなぁと。
この曲もキーボードのメロがもの凄く耳を惹きますね〜。
シンプルなんですが、妙にキャッチーです。
8.「Through Sinister Landscapes」
☆疾走曲。
この曲はギタメロが物凄く好みです!!
これぞヴァイキングメタル!!と言わんばかりの哀愁メロディに悶絶!!
このギタメロ弾きてぇ〜!!
AMON AMARTH的でグレーの海が見えます。
と、言うかキーボードこの曲鳴ってませんよ?
2人のソロアルバムみたいな感じですか?
それ以前に仲悪いんですか?(笑)
イイ曲ですが、音楽とは違う部分が気になりました。(笑)
9.「Language Of The Woods」
☆スローテンポ。
打ち込み丸出しなポガポガした音色のキーボードからスタート。
この曲は雰囲気ありますがインストに近い作りです。
10.「24th Of September 1155」
☆アップテンポ。
祭りのリズムからスタート!!
跳ねるリズム、民謡風キーボードメロディ、
繰り返しのギター、
か、体が動くっつ!!
しかも何と言うサビを作るのかっつ!?
あん うぃーらいど ふぉう♪
(And We Ride Forth)
あん うぃーらいど ふぉう♪
あん うぃーらいど ふぉう♪
あんてぃ らすと ふぉー♪
(Until The last Of Us Will Fall、言えてない、笑)
サビはこれを三連発で(笑)
2回目から一緒に歌ってました。
途中またオカマゲストボーカルが出てますが、また半泣きです。ため過ぎ(笑)
最後はサビを2回繰り返して、
ブレイク入れて3回繰り返し(笑)
マジで洗脳されます。繰り返し過ぎ(笑)
終わりは勇ましいヴァイキングメロのギターがフェイドアウトして終わります。
サビが耳にこびり付いて離れません。むちゃくちゃです。
11.「Paganheart」
☆疾走曲。
最後にやはりこのキーボード!!
メロかっこ良すぎ!!
超ヒロイック!!くぅ〜いける!!
サビのメロもこの激クサなキーボードメロに乗せて走ります!!
この曲はマジで心昂ぶりますよ〜。
血が滾るというか、
もう最高。
キーボードの人、
引き抜かれる可能性非常に高いです。(笑)
12、13、14は2,3,4のデモバージョンが収録されています。
やはり「The Rune−Singer’s Path」は超悶絶曲。
デモバージョンもSKYLARKみたい。
泣きキーボード好きの人、マジでラストの加速パート悶絶しますよ。
☆総評
クサシンフォヴァイキングファンなら・・・と言うか、
クサキーボードメロが好きな人なら買いでしょう!!
ヴァイキング的な部分も多々(歌詞とか、笑)ありますが、
「ヴァイキングメタルバンドにSKYLARKのキーボードが入ったような感じ」
と言うのが一番感触的に近いのではないでしょうか?
マジでキーボードクサいです。
こんな無名バンドに居てはいけません。
Wirckiさん。
世界は広いなぁとつくづく思う今日この頃。
HIN ONDEオフィシャルサイトです。
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