★VANITAS/「Der Schatten Einer Existenz」

☆(輸入盤)
彼らはドイツ出身の女性ソプラノボーカル含む6人組のメロディックゴシックデスメタルバンドです。
これが2ndアルバムになります。

彼らのサイトに偶然行き、デモアルバムからのサンプルを聴いた時に、

トゥサッツ!!!(驚嘆のクサッツ)

と叫んでおりました。(スマン、ファミリー)
物凄くメランコリックなメロディとソプラノボーカルとデス声と爆走パートの対比がエライコトになってます。
好きな人にはタマラナイ音だと思います。
タマリマセン。
後は知名度が上がる様にCCP-RECORDSに頼むか、離れるかした方がバンドの為です。(ヒドイ)
もっと知られてもイイバンドだと思います。
と、言うか僕のレビューするバンドはこういうの多いですね。(血涙)

では、いきましょう。

1.「Pendelschwung」

☆アップテンポ、部分疾走(笑)

イントロから厳かなパイプオルガンの音色と、
フルートがメランコリックなメロディを奏でます!!
チョホーッツ!!
このバンドもキーボードの人センス抜群!!
悲しクサイです。

その悲しげなメロディに乗せてデス声ボーカルが、
積もる恨みを晴らすがごとく歌います。
美と醜の対比が既にキテますよ〜。

そして女性ボーカル登場!!
癒しだなぁ〜。このタイミングでクルのが
「解っている」感じですね。
ねぇ親分?(手下?)

その後悲しいメロディで疾走!!!
イイねぇ〜。このバンドはあまり走らなくてもいいんだけど、
走るとよりイイねぇ〜。

この曲だけでご飯三杯はいけるね。

2.「Heiliger Schein」

☆アップテンポ

デス声と乱舞するソプラノボーカルがいきなり絡むスタート。
キーボードの雰囲気いいわぁ・・・。

1分30秒位の癒し系展開からデス声の叫びで展開変わる所なんてタマンナイものがあるね。
と、言うかこの曲展開多いな・・。

バックの演奏陣も問題無く聴けるレベルです。音質もCCPですから良いですよ。
それと歌詞も全てドイツ語です。やはり母国語バンドは売れにくいのかなぁ・・・。

この曲もなかなかです。

3.「Atem Tone Flustern Schreien」

☆アップテンポ。

この曲はキーボードが良い!!
と、言うかバックのメロがクサイ!!!

ギターも
泣き泣きだしさぁ・・・
キーボードも
泣き泣きだし・・・
僕もそれ聴いて
泣き泣きだし・・・

この曲のメロディはクサメタラー半笑いになると思う。
キーボードまじでいい仕事しているなぁ・・・。

デス声も実にディープで良いです。
ボォウオオオオオオ・・・・・。

ラスト間際の加速も
「解っている」感じです。
好きです。VANITAS。

4.「Schliebe Mir Die Augen」

☆8分台の大曲。激クサ(笑)泣き過ぎ(笑)

イントロから悶絶フルート!!
自分が親に捨てられた事に気づいた子供が、
泣きたいのを我慢し、
親を探し始めるような感じですか?

切なッツ!!何て切ないメロディ!!
この曲もとにかく泣いてます。
涙こらえて夜道を歩くような雰囲気ですか?
ねぇ親分?(2度目?)


ソプラノボーカルも儚さに拍車をかけます。
クサ泣きボーカルです。
最高です。

3分位からタマラン位好き系展開に突入です。
例えがおかしいかも知れませんが、
HELLOWEENの名曲、
「HOW MANY TEARS」の途中のソロみたいな雰囲気がずっと続いています。
涙ダダ漏れです。

タマンね〜。
速くは無いけど、鬼クサです。

4分位から次はギターが泣きながら疾走!!
戦争行かないといけない時は、
これ聴きながら突撃したいです!!

悲しいメロ愛好家の方、クサいメロ愛好家の方、この曲聴く為に買ってもイイと思います。


8分が悶絶で一瞬。
素晴らしいです。
素晴らしいです、VANITAS。

5.「Vor Den Worten」

☆1分47秒のインスト。

ゲスト3人の弦楽3重奏です。
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ。
好きな人にはタマランぞ。


6.「Das Wort Sient Blicke」

☆疾走〜アップテンポ。

イントロからえらくギターがカッコいいんですが気のせいですか?
ヒーロー系のメロディで最初から悶絶です。

キーボードも相変わらずメランコリックです。
この曲のメロディは・・・何て言うか・・・青春系?

ソプラノボーカルのメロディいちいち
クサッツ!!!
半笑いです。

この曲も冴えてるなぁ・・・。
3分過ぎからの展開は再びクサ癒し系です。
ギターもいちいちクサイなぁ。
明るいメロディではなく、どこか切ないのがより素晴らしい。

再びクサソプラノボーカルでラストに向かいます。
言葉解らないにも関わらず歌ってます。
ハハンハ、ハンハハン♪

この曲も良いです。


7.「Wenn Schritte Verandern」

☆アップテンポ。

スペーシーな雰囲気のキーボードイントロです。
またメランコリックな雰囲気です。

ヤバイです。
顔が緩む癒し系メロディがヤバイです。
このメロディ多分みんなイイ笑顔になりますよ。
何て言うか「楽園」みたいな感じです。

荒んだ僕の心が癒されていきます。

この曲はキーボードメインですね。
メロセンスいいわぁ・・・・。

後半スピードが上がりました!!
うう〜ん、悶絶。

残り40秒だと言うのにまだ楽園的展開が続きます。
半笑いでフェイドアウトです。


8.「Stillschweigen」

☆イントロ速い目、それからスロー〜疾走。(これもタマラン)

イントロから殺しにかかってきます。
これは反則イントロです。
メロパワイントロです。
トゥサッツ!!!
そしてカッコいい!!

ギターがクサカッコいいですよ。
マジで。
キーボードもクサカッコいいです。
大好き系です。


中盤からまた激クサギターに悶絶!!!
このメロディ!!!くぅ〜〜。
マジタマラン〜〜。
ぶちマル君もここタマランだろ?
夕日が見えるよ・・・。
音程の上がり方もツボだわ・・・。


イイバンドだわ。
マジで。

☆総評

メランコリックな音楽が好きで、そんなに速くなくても良くて、
何より悲しメロ、クサメロを愛する人なら聴いた方が良いバンドですね。

ほとんど全曲悲しメロ、クサメロばかりです。
ゴシックに引っ掛かりがある人でも、ココまで来れば大丈夫でしょう。

ゴシック、クサいの大好き大好き!!大好物!!という人は、
かなりのご馳走です。
タマリマセン。マジで。

HITMAN店長、VANITASの在庫は大丈夫ですか・・・・・?

VANITASオフィシャルサイト飛ぶべし。



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