★SENTENCED/「THE COLD WHITE LIGHT」

(輸入盤/日本盤)
☆彼らはフィンランド出身の5人組のメロディック「鬱」メタルバンドです。(汗)
このアルバムが7枚目のアルバムになります。
前々作、前作とポジティブさのカケラも無い、しかし胸に突き刺さる素晴らしい曲ばかりを作っていた彼らが、
最新作でまたやってくれました!!

今回も歌詞は救いがありませんが、(苦笑)素晴らしい曲ばかりです!!
では、ご紹介。


1.Konevitsan Kirkonkellot

☆インスト。
グレーの荒れる北極海が見える岩壁、海鳥の声と波が岩壁に打ち寄せる音しか聴こえてこない様な初っ端から
ハカナイ雰囲気全開のインスト。

早速、手のひらから幸せがこぼれていきます!
来た来た!!これがSENTENCED!!

2.Cross My Heart and Hope to Die

☆アップテンポ。

やはりイントロからこの独特のさみし切ないギターに悶絶します!!
さすが独特です。希望の匂いがしません!!(苦笑)

サビが胸に迫りますよ〜。よっ!ヴィレ!男の悲しみ歌わせたらフィンランド1位!!
切ないです。

お前が死ぬなら俺も死ぬ」というストレートすぎる
ネガチブな歌詞がやはり痛いです。
けど、いい曲だ〜。

ネガな歌詞、やるせなさ全開のギター、胸の痛みをそのままに吐き出す様なボーカル。
これがSENTENCEDです。最高!!


3.Brief is The Light

☆アップテンポ。

「人生とは時間にいかに対抗していくかと言うレースに過ぎない」と言う出だしの歌詞に「その通り」と凹む。(汗)

やや明るめ目の切なギターにのせて、キャッチーなサビをボーカルが歌い上げる曲です。

この曲もSENTENCED節炸裂な非常に良い曲ですねぇ。

イメージ的には空が見えるような感じですが、輝く青空ではなく「明るいけど雲しかない白い空」と言う感じですね。
また切な。


4.Neverlasting

☆アップテンポ。

何となく前作で聴いたようなAメロですが気にしない気にしない。(汗)

サビメロがかなりキャッチーですよ!!
シングルはこれで!!みたいな感じですか?

PTAのおかぁさま方が嫌がりそうな歌詞が最高!!
悪魔のささやき的ですな・・・。ヒヒヒ。


これは解りやすく良い曲です。名曲。


5.Aika Multaa Muistot(Everything is Nothing)

☆パワーバラード。

イントロから泣いています。かなり切なく儚い雰囲気です。
物凄く希望の無い歌詞、メロディが心にグサグサ来ますな〜。

悲観な歌詞だけど、心の底では助けを待っていると言う歌詞部分が切なすぎます。かなすぃ。

歌詞を見ないで聴いても十分伝わる切なさ全開の曲です。

ギターソロもおぅいおぅい泣くしね。(涙)

またしても手のひらからこぼれていく幸せ(涙)

良いバラードです。

6.Excuse Me While I Kill Myself

☆アップテンポ。

再びPTAの人から苦情来そうな歌詞。(笑)
ストレートすぎてサワヤカです。(?)

曲調は解りやすいサビのある、ライヴ受けしそうな歌いやすい曲です。
会場全員がこの歌詞歌うのもなかなか凄いものがありますけど。(笑)

この曲も良い曲。

7.Blood&Tears

☆アップテンポ。
イントロからの悶絶ギター。さすがSENTENCED。

この曲の展開、サビ部分はなんか垢抜けて聴こえますねぇ。
なんだろ?気のせいでしょうか?

この曲も歌いやすいです。
サビの後半からの展開が好みですよ。


8.You Are The One

☆アップテンポ。

歌詞はラブソングなんですが、メロディはサワヤカなんですが何かが欠けてるんですよねぇ。
「熱」でしょうか?

悲しいのに無理して我慢して笑っているうちに、涙がこぼれるような感じですね。(解りにくい)

サワヤカですが切ないです。
心に響きます。ベタなバラードより好きです。


9.Guilt and Regret

☆パワーバラード。

出だしから歌詞が暗いです。(苦笑)しかし、歌メロはキャッチーです。
こういう辛いのに無理して笑顔を作るような雰囲気の曲多いですね。


それがSENTENCEDでしたね。
再確認しました。スイマセン。

歌詞を特に意識せず聴けばよいメロディの曲です。
歌詞を読むと切なサワヤカなメロと歌詞の絶妙なギャップに悩む事請け合い。(笑)

これも良い曲です。大好きです。

10.The Luxury of a Grave

☆アップテンポ。

出だしからピッポコピッポコいいだして「SENTENCEDも変化の時!?」とか思いましたが、イントロだけでした。

なんと言うかスウィング感たっぷりのサビメロです。
ノリがいいと言うか・・・。

SENTENCEDもやはり変化の時?

と、頭をよぎりましたが、やはりSENTENCED。
ギターが絡むと独特の泣きを発します。

ちなみに歌詞はもれなくネガティブです。(汗)救いがねぇ〜。

11.No One There

☆アップテンポ。

「そこには何もありはしない」と言うあまりにあまりなタイトル。(涙)
最後の最後までSENTENCEDはSENTENCEDです。

凄まじい虚無感と絶望に満ちた曲がラストです。
曲の終り方もモノゴッツイ終わり方するので、メンタル面で凹んでいる時とかはお気を付けて。

何かイヤ〜なものが残る終わり方です。

☆総評
全ての人にオススメはしませんが、極悲しいメロディのギター、ボーカルが好きな方にはかなりオススメできます。
キャッチーです。音質も文句無しにイイです。

気分的に落ち込んでいる時に聴くとどん底まで凹む可能性もあるのでお気を付けて。(笑)酒飲みながらはより危険!!(笑)

ほんとSENTENCEDいいアルバム作ったわ。

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