★Wolfchant/「Bloody Tales Of Disgraced Lands」

(輸入盤)
☆彼らはドイツ出身の5人組
ベタヒロイックギターペイガンメタルです。
Runningwild

Mithotyn

Ensiferum

Wolfchant
と言える位の血統正しい感じです。
絶えず流れ続けるヒロイックギターのメロディはなかなかのモノでした
(何故か過去形)

では、行きましょ。

1.「A Tale From The Old Field」
☆インスト。もう既にベタゾーン。

タイトル通りの深い樹森を通り過ぎる風の音、
鳥のさえずりと掴みからベタゾーン(笑)

そしてゲストの方のフルート的音色民謡メロキーボードスタート、
そのメロを追いかける民謡ギターでドン!!!
解ってはいるけど顔が半笑に!!
ベタです!!
ベタヒロイックギターです!!

ベタギター二周目は軽く疾走してまた小悶絶!!
二分弱で既にヤラレ気味(笑)

2.「Clan Of Cross」
☆アップテンポ。ベタギター好きにはタマラン。

イントロはまた再びゲストの方のキーボードでいいムードスタート。
そして30秒過ぎから始まるこのギター!!
正統派ヴァイキングギターです!!
リズム感は悪い気がしますが、
このメロはガッツポーズです!!

あぁ〜Mithotyn聴いて悶絶していた20代前半の自分を思い出す(遠い目)
いや、ホントにメロとメロの繋ぎの短いフレーズからして、
好み過ぎてタマランです。ハイ。

ヴォーカルの方はまぁ特に問題無しなタイプ。
それと音質はやや高音がキンキンした感触ありますが、まぁ良しと出来る感じ。

そしてブックレットのメンバー写真ですが、
全員トールハンマーペンダント着用です。
ありがとう、僕も日々着用して生きてます。

途中少しグダグダする所もありますが、流れ続けるこのギターパートに戻るとご満悦です。

いやぁ、イイ!!

3.「I Am War」
☆アップテンポ。この曲もギターが・・・・・。
イントロから哀愁爪弾きギターでスタート。
そしてまた再びStefan Weinerhall的ギター!!!
Stefanが弾きそうなギタメロ廻しです!!
何処と無く哀愁漂い、
内に秘めた熱い情熱等を感じさせる精神的な部分も近いモノがありますね〜。
しかし、解りやすいなぁ・・・(笑)

妄想とかは来ないけど普通に聴いていて心地良いのがグーです。

4.「Mourning Red」
☆ミドルテンポ〜疾走。
イントロは再びゲストのキーボードの方の、
次のギターのメロのヒントを奏でて終了(笑)

その後、その民謡メロをギターでそのまま弾く入りは同じと。
ベタですね?ベタですね〜。

ここまで来るとFalconarのStefan Weinerhallゲスト参加!と言っても信じる人が居るのでは?と言う位
あー言うギターが炸裂しております!!

そして1分位から2バスドラ疾走してスピード感UP!!
やはり哀愁ヒロイックギターは疾走するとより魅力が上がりますな〜。
カッコいい!!!!

4分位からギターソロが始まりますが、
ここではかなり速弾きギターとかして少し素が見えて微笑ましいですな。

曲の終わり方がぶつ切りな感じで「?」となりますがまぁOKです。
良い。


5.「Of Honour And Pride」
☆アップテンポ。ベタ過ぎ(笑)

開始1秒目からベタ民謡メロスタート!!
アコーディオン音色&ギターでパーフェクト!!
恥ずかしい位解りやすい!!
哀愁ベタヒロイックメロディ垂れ流し!!
キーボードとギターのユニゾン進行もより威力UPです!

曲の構成としてはEquilibriumのMetっぽいシンプルさ加減。
メインメロ〜繋ぎ〜メインメロと。
今までの曲もだいたいこのパターンです。
シンプルです。

ラスト間際に音程上げるベタ展開に赤面(笑)
ここまでベタ尽くしも珍しい(笑)

まぁまぁですか?



6.「Ride To Ruhn」
☆アップテンポ。

フラメンコ的なアタック強めの哀愁アコギイントロから、
ベタヒロイックギターが再び曲を引っ張ります!
何か微妙に音のバランスが5曲までと違う気がするんですが・・・。
気のせい?

この曲も勇壮なギタメロが流れ続けますが、
同じフレーズを繰り返し続けて曲を展開させるパターンにそろそろ飽きが(汗)
メロは良い、曲展開は単調と。


7.「The Betrayal」
☆疾走曲で拝借曲。法を潜り抜ける勇気を褒め称えたい(笑)
このメインメロ何処かで聴いた事があるよと言う人多数!!
な匂いが漂うメロ。
モロに言いたいけど言わないのが大人と言うものですか?
イントロクイズとかで出されるとみんな間違う位ギリですな。
いやぁ、Ensiferumはイイバンドだったよね。
これはギリギリと言うよりアウトか(笑)

拝借メロと繋ぎのメロのクオリティの差がかなり痛々しいですがバンド的に大丈夫ですか?

拝借と知らなければ名曲?
拝借元を知っている僕はやや複雑な気持ちです(苦笑)


8.「Sacrifice」
☆アップテンポ。

イントロは心臓の鼓動と荒い呼吸音からスタート!!(?)
その後からの心地良く響く哀愁ギタメロにガッツポーズ!!!
こういうメロ作れるんだから
次から拝借は止めて(笑)

やっぱり繋ぎ的な展開の時のメロが弱いから、曲を最後まで聴くテンションが続かないなぁ・・・。
惜しい気がする。

結構彼らのルーツ(素?)が出ている曲だと思われます。
まぁまぁ。



9.「Blood For Blood」
☆アップテンポ〜ミドルテンポ。
哀愁のあるメランコリックアコギイントロスタート。
かなり哀愁度高い良いメロですが・・・これも微妙にあのバンドのあの名曲のメロを・・・拝借して・・・・・無いと言う事にして進行します!!
拝借してません!!(涙)

アップテンポになり2分30秒過ぎてようやくヴォーカルイン。
インストと思い文章を打っていた僕が驚きました(笑)

サビの唄メロと言うか掛け声のバックで流れる
拝借とは違う哀愁ギタメロが良いです。

キャッチーなライブ映えしそうな曲かと思われますです。



10.「Clankiller」
☆アップテンポ。
イントロのキーボードでメインメロ紹介、
その後そのおいしいメロをギターでドカンと行く黄金パターン再び(汗)
それと凄い曲名(笑)

このメロは何処かアニメのオープニングっぽい
と言いますか青春クサいと言いますか中々の好感触。
この曲は割りと安心して聴けますな。違う意味で。

まぁまぁです。



11.「Revenge」
☆アップテンポ。
再びアコギのイントロスタート。
このメロも例のバンドからの拝借ムード漂ってますが、

この際我慢します(笑)

アコギの後、全パート入りますがギタメロの展開がイントロのままの繰り返しなので少しツラめ。
2分前からメンバーも
「少し展開が単調だしキーボード入れようか?」と考えたのか
キーボードフレーズイン。

何か・・・・この曲に限らず、今までの曲もそうですが、
このバンドの曲は熱気が足りない感じするんだけどなぁ・・・。
淡々としていると言うか・・・・・。
これまた気のせいかなぁ?

再びぶつ切りのエンディング。
これは無いなぁ・・・・。

12.「Visions Of Death」
☆インスト、セリフ入り。

熱い感じのクサ目のキーボードメロが流れる中ヴォーカルの方のセリフ
があるインスト。
13曲目のイントロですね。


13.「Praise To All」
☆所々疾走曲。

イントロのメロからまた拝借かよ!!
音程変えて不思議なアレンジメロになってますが、これはまた原曲が解る拝借加減で・・・。
ヒントは日本盤出ているメロディック・ヴァイキングスピードメタルバンド。
(モロですか?そうですか)

やはりこの曲も耳を惹くのは拝借メロだけ「おっ!?」となり、
その間の自分達オリジナルのパートはグダグダと。

もういいや・・・。

☆総合的感想文
久々の大型新人かと思いきや、拝借フレーズだらけで正直興醒め。
1〜5位までは割りと楽しんで聴けたのですが、
6・7辺りから曲のクオリティが・・・かなり拝借、インスパイアされたんだ的フレーズ盛りだくさん(苦笑)

やはりこのアルバムを聴いて「元祖」は凄いな・・と改めて思った次第です。
元となったバンドをまったく知らない人にはイイアルバムになるかも?
う〜ん残念。

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