★Ensiferum/「1997‐1999」
(個人輸入)
☆彼らはフィンランド出身のこの頃は4人組のヒロイックフォークメタルバンドです。
このアルバムはライブ会場かオフィシャルサイトの通販のみでしか販売していない
1997年の1stデモから1999年の3rdデモを
全て当時の音質のまま収録(汗)
デビューアルバム「Ensiferum」に至るまでの彼らの成長が解る貴重な音源ですな。
「この曲を2ndに収録していれば・・・」と軽く思う曲もあります。
このアルバムを聴くたびにやはり1stアルバム収録曲は
死ねる曲ばかりだったと痛感(涙)
では、いきましょ。
Demo -97
1.「Frost」
☆ミドルテンポ。
イントロからコモリ気味の音質に逆悶絶(涙)
まぁ音質だけで演奏は割合カチッとしてますよ。
Jariのヴォーカルもこの頃からほとんど変わりない様な感じ。
サビメロが一度聴けば次から唄える漢キャッチーコーラスで個人的にお気に入り。
「うお〜とぅみーまいうぃ〜ん♪」イイ(笑)
ちなみにデモ97のラインナップは・・・
Jariがヴォーカル・リズムギター、
Markusがリードギター、
ベースがSauriさん、
ドラムがKimmoさんと言う事ですな。
そして3分位から哀愁ギターパートが続きます。
やはりこういうメロは北欧ならではですね。
イイ曲だけどこれではまだデビューは厳しいかな?(笑)
2. 「Old Man(Vainamoinen)」
☆ミドルテンポ〜後半から疾走。1stの5曲目ですね。
やはりこの流れ続けるメインメロのギタメロは絶品ですな。
デモヴァージョンでも十分聴けます。
サビの唄メロが少し変で(笑)
デビューアルバムで言うメイン唄メロ(?)が裏で、
ハモリの裏メロが表に出ていてオンチな感じがムンムンしてます。
微妙(涙)
後半が少しアルバム収録とアレンジが違うと思うんですが、
この曲よく飛ばすんでよく解りません(聴け)
3.「Knighthood」
☆ミドルテンポ。
民謡色濃いフォーキーなイントロからスタート。
やはりここでもMarkusのギターは光るものがありますな。
民謡メロを今風(死後)にアレンジするセンスは最高だよ!とJariが絶賛していたのがうなずけます。
3分20秒辺りから微妙なスピードで疾走!
スピード的にやや速いアップテンポと言うべき?
ここのギターは燃えますな〜。
ボコボコ言うバスドラもイケる(笑)
彼らの才能の片鱗は窺わせるデモでした。
音質以外はほとんど今と変わり無い所も地味に凄い。
Demo II(‐99)
4. 「Dreamer’s Prelude」
☆イントロのインスト。
ギターの感じが少しMithotynの影響も(笑)
40秒弱で終了。
5. 「Little Dreamer(Vainamoinen part II)」
☆ミドルテンポ〜疾走。1stの6曲目。
微妙に音が違うだけでほぼ1stのままに聴こえます。
音質も微妙に向上。デモにしたら良好。
例の印象的なギタメロも冴えております!!
民謡ラブ(笑)
サビのアレンジはこちらの方がギターが良く聴こえて好きかも?
あぁそうかTrollhorn氏のキーボードアレンジが無いのか・・・。
なるほど・・・。
で、サビ終わりのギターメロが違い、少し得した気分。
普通声でのJari一人のコーラスは少しファニー(汗)
低音出すのに二重あごにならんばかりのエエ声収録現場が目に浮かぶ(笑)
やはりMarkusのギターはイイ・・・・。
2ndデモのラインナップは1stアルバムと同じ儚くも輝く黄金期メンバー。
6. 「Warrior’s Quest」
☆ミドルテンポ。
イントロの哀愁メロギターから悶絶!!!
Mithotyn好きなら死去します(汗)
この曲もスローながらMarkusのギターが冴え渡ります。
民謡へイル!な感じだがね。
サビメロは全部Jariの一人漢合唱です。
色んな意味で漢です(涙)
この曲を2ndに入れていれば・・・・(冷涙)
ギターイイ。
7. 「White Storm」
☆疾走曲。隠れ名曲。
イントロのギターから焦らして期待させる、
ヒロイックメロ!
この寒々しいメロとキたら!チキショウ!
1分からギターワンダーランドだワン(犬?)
この曲を本当に2ndに収録していれば、
と本当に思います。
MarkusとJariのツインハモリギターがタマランです。
マジでカッコいいですな。
これを聴いたら確かに契約してみようかな?と思うわ。
死ねる名曲誕生。ギタータマラン。
Hero in a Dream(Demo III -99)
8.「Intro」
☆インストのイントロ。言わずと知れた1stの1曲目。
やや音程が低い位でほぼ1stと同じアコギのイントロ。
9. 「Hero in a Dream」
☆疾走曲。既に名曲。
新世代ヴァイキングの幕を開けたと言っても過言ではないこの曲。
やはりデモで十分血が滾る!!
このギターはやはりイイ!!
ほとんど1stのままです。
これはデビューできる(笑)
良いバンドでした(涙)
10.「Eternal Wait」
☆ミドルテンポ。1stの10曲目。
これもほとんど1stと同じですね。
コーラスの重ね方とか微妙に違うだけですよ。
やはりMarkusのギターはここでも絶品!
耳を惹く民謡メロが垂れ流し状態です。
哀愁ギターに満腹。
11.「Battle Song」
☆疾走〜爆走曲。1stの11曲目。死ねる。
イントロの入りがアルバム時と違い、ギターが1パート多いです。
そして聴きまくってお馴染みのバスドラの走りからスタート!!
Jariの「Let's Go!」のシャウトからギター入ります!!
個人的にこの曲がEnsiferumのベストチューンなので、
大興奮ですよ!!
サビの
「我等は勇気と恐れを知らぬ心で勝利を得る、予言は我々の手により成就され、
我等は今故郷の王国に向かい、
凱旋の行進を続ける。
皆、眼を輝かせ誇らしくも顔を上げ、
栄光と共に我々は帰ろう」
と言う儚い希望を唄うサビが個人的にタマランのです!!
戦いに勝利を収め、勝利の喜びを詠うのではなく、
これから戦に向かい、
死に逝こうとする恐れる心を鼓舞するが為に、
震える唇をそのままに、
恐れる言葉を飲み込んで、
皆の口から自然と出てくるのが「戦唄(いくさうた」。
このサビの歌詞はそういう意味ではパーフェクト(涙)
まさに「Battle Song」(戦唄)。
後半のサビから爆走していきますが、
ここは最後まで生きて帰ると信じて戦う戦士が見えて、何度聴いても鳥肌が立ちます。
良く解らないけど泣きそうになります。
自分の人生に大きく影響を与え続けるイイ曲。
12.「Guardians of Fate」
☆疾走曲。言うまでも無く屈指の名曲。十分死ねる。
イントロのロックンロール風ギターもそのままです。
このギターの入りとドラムの入りは完璧ですな!!
何度聴いてもカッコいい!!!
これは契約できる!売れる(笑)
みんなの気になる例の
「ヘイ!ヘイ!」パートですが、
アルバムと比べるとやや微妙(笑)
少しテンション低いヘイヘイ(笑)
やはり名曲。
☆総合的感想
無理してでも購入を(笑)
オフィシャルサイトからMarkusにメールして、10ユーロ+送料を送れば、二週間位で届くと思われます。
日本のお店ではなかなか並ばないのではないでしょうかね〜。
(個人で買える制限が10枚ですし)
彼らの足跡を追うと言う資料的な意味も含んで、非常に貴重なアルバムだと思います。
オススメです!
オフィシャルサイト
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