★Amon Amarth/「Fate Of Norns」

(輸入盤)
☆彼らはスウェーデン出身の五人組
ヴァイキング
「いぶし銀」デスメタルバンドです。
これが6thアルバムになります。

彼らのヴァイキング的要素と言えば
Olavi Mikkonen氏がぶちまける
やたら哀愁のあるギター刻みメロなんですが、
今作は渋さが増しました。テンコモリ渋。

そして前作からやり出してもう戻れない「初回限定盤」ですが、
今回はライブDVDが付いておりましてこれもまた激熱です!!
フロントの全員がヘドバン扇風機するバンドはこのバンド位です。
全曲名曲で押し捲る様はもぅ圧巻!!!!

1.「An Ancient Sign Of Coming Storm」

☆ミドルテンポ

イントロの一発目のギターの入り方から100%Amon Amarth(笑)

ギターの音が独特だからすぐ解りますね。
ドラムの音作りもかなり好みでバスドラのカチカチした音とか・・もぅ!!!(変態)
音作りは分離も完璧で言う事ありません。

やたら漢クサイギター刻みでヴァイキング船は黒い海を滑る様に進みます!!
1分10秒位からの独特の哀愁ギター刻みに悶絶!!!
これがAmon Amarthです!!
Mikkonenギターです!!!
まずはギターありきなバンドなんですよ!

やっぱこのギターは唯一無二だなぁ・・。
漢臭く悶絶ギターが楽しめるナイスな出だしです。
好き。



2. 「Where Death Seem To Dwell」

☆スローテンポ〜アップテンポ

吹き抜ける風の音からスタート。
またヤサグレた雰囲気です。気分は一匹狼です。
イントロはもう渋すぎるギターでメロメロです。
これが1分40秒位続きます。

そして2分過ぎからのギターメロに悶絶!!!
またもMikkonen節炸裂です!
この悶絶感は言葉ではうまく言えませんが、
強いて文字化するなら

「・・・・!!・・・・ふぅ・・・くぅうううううう」
(悶絶中)
気持ちいい腹痛みたいな感じですか?

3分過ぎに展開変わりギタメロも刻みまくりで進行。
この辺はスウェディッシュデスと言う感じ。
終わり方がカッコいいです。

これもナカナカ。


3.「The Fate Of Norns」

☆タイトルトラック。ミドルテンポ。

これまたイントロからA.A印100%です。
渋いギタースタートです。

そして50秒からMikkonenギター!
哀愁ギターです。シンプルですが何かキますよ。
こんなギター弾きてぇ〜。

2分50秒からの刻みギターもその筋の人にはタマランかと。
刻みマニア悶絶ポイントです。

しかし、このバンドは哀愁の無いパートを探す方が難しいですね。

あっつ!!またMikkonenギター二回目が!!
やっぱやたら耳につきます!!!
そのまま終わるんですね!?
洗脳されるっつ!!!

ギター良い。
渋ギター冴える良い曲です。
今まで全部そうですけど(笑)



4. 「Pursuit Of Vikings」

☆ミドルテンポ。

イントロからまたAmo(以下同文)
このギターの刻み、やはり何度聴いてもタマリマセン。
はまると恐ろしいバンドです。

あ、今まで全然触れていませんがヴァイキング魂
(覚悟する男の生き様)は、
標準装備ですので触れていません。
フォーキーな表現無しでここまでヴァイキングを表現するバンドは彼ら位です。尊敬。

サビ終わりから始まるまた哀愁ギター刻みに軽く悶絶!!
サビも「オーディン、我が船を導きたまえ!!」と来ますからね。

この繰り返し哀愁ギターはヴァイキング魂に火が付きますね。
熱い!!

やたら耳に残るリフとメインメロでおなか一杯です。
マジでルーツを辿るとヴァイキングな人達の繰り出す音楽は凄いです。



5. 「The Valkyries Ride」

☆アップテンポ。

ヴァルハラに誘われる曲ですな。
かなり重いリフで進行します。
程よくメロディアス。
まぁまぁですかね?


6. 「Beheading Of A King」

☆アップテンポ。

イントロのギターの刻みからやはり(以下同文)
本当にこのバンドは、
Mikkonen氏のリフ思いつき=曲の良し悪しですからね(ぶっちゃけ)

ああぁぁやっぱりこのギターの刻みは悶絶してしまう・・・・。
・・・・イイ!!!!
少し青春クサイメインメロも良いですね。
やっぱりAmon Amarthはいいバンドです。
イイリフだ・・・・。


7. 「Arson」

☆アップテンポ
イントロから遠くで響くツノ笛。
雨音が混じる中、闘いのドラムロール。
この世界感!その筋の方は悶絶!!
当然、僕も悶絶です。
当然の様にMikkonenギターも哀愁ギター刻んでおります!

雨の降りしきる中、
行軍する姿が見えてきます。
槍を杖代わりにして進む人や、
傷ついた仲間の肩を担ぐ姿も見えてきそうな終わりのみえない行軍の様が目に浮かびます。
(普通に妄想です、多分聴いたら見えます)

そして4分50秒から今アルバムの
Mikkonen哀愁ギターソロ、キ・・キマした!!
(号泣)
焦らして焦らしてこれです!
油断していた僕に突き刺さりました!!
気持ち良さそうに弾いている姿が見えてくるようです。


8. 「Once Sealed In Blood」

☆アップテンポ。

割りとストレートな曲調ですが、そこはAmon Amarthですから
部分部分でフックのあるギターメロ入れてきます。
安心下さい。

そしてまた刻みマニア卒倒!!!
1分50秒からのこのギター!!!!
最高!!!
あ、哀愁刻み繰り返し!!!!
最後の最後で来ましたね(汗)
好きモノにはタマランモノがあります。

Mikkonen氏さえいれば大丈夫(ヒドッツ)

☆総合的感想

これは前作に続きオススメしたいと思います。
Mikkonenギターファンなら間違い無く買いです。
メロデスを聴かれる方なら楽しんでもらえると思うんですがねぇ〜。
とりあえず、ギター買いに行きたくなりました(笑)

いや、マジでこんなアルバム聴いたら「こんなギター弾いてみてぇ〜」と誰でも思いますよ。

で、これでも日本盤出ないんですか?
出せない理由が見当たらないアルバムだと思うんですけどね〜。
METALBLADEから出させないとか言われているなら別ですけど。

Amon Amarthはやってくれました!


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