「この苦味のもとをとりのぞくには、くみ上げた水の中にポンプで空気を送りこんでから苦味のもとを木炭にすいとらせればいいけど、なんで苦味のもとが井戸水のなかに入っちゃったのかしら?苦味のもとは天然にはないものなのに…」

ってフンボルトさんがいったんだ。するとヒゲペンギンのおじさんが、

「フンボルトさん!さっきはどなったりしてすまなかった」

ってあやまったんだ。

「勘違いしないで!あたしは酔っぱらいのために働いてるんじゃなくて、ただ環境を守りたいだけよ」

「……」

「井戸のまわりを調べてみようか?」

ってガラパゴス博士がいいだした。それで博士とフンボルトさんとおじさんとおいらで井戸のまわりで何か変わったことはないか?調べたんだ。そうしたら酒蔵の裏山の反対側にたくさんのドラム缶がつんであったんだ。

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