「マイクロバブルって?」

「マイクロバブルっていうのはすごく小さな泡のことだよ。こいつでオゾンの小さい泡つぶをいっぱい作ろうってわけだ」

フンボルトさんが、

「のどが痛いっていうどこかのペンギンの首根っこをひっつかまえて、頭をオゾンが入ったマイクロバブルの水槽の中に突っ込んで沈めて、ばい菌をはかせたらいいんじゃないのかしら?」

っていったんだよ。だから、

「そんな荒治療されるのはイヤだ!!」

っておいらは思わず叫んじゃったよ。

「そんな大声出せるんだったら、あんたのカゼはたいしたことないわよね…気のせいよ、きっと」

「どうしてそういうことになっちゃうの?それにしても、こんな大がかりな機械を使わなくたって消毒なんかもっとかんたんにできるんじゃないの?」

っておいらがいうと、先生が、

つぎへ、

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