神の子と対決した


同じころイザベラ島にいたガラパゴス博士は、
「あれは私がゾウガメ君とイグアナ君とで午後のお茶を楽しんでるときだった。なんの前ぶれもなくいきなり東から突風が吹いてきたんだ。ゾウガメ君とイグアナ君は風に吹き飛ばされていった。私は運良く近くの岩かげにかくれることが出来たんだ。岩かげに身をよせていると、ペリカン君やカモメさん、それにオットセイ君までもが風に吹き飛ばされていくのが見えたよ。
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