灰色の雪を白くしたペンギン


「えっ!また乗せてくれるの?それにしてもアデリー君、その足はどうしたの?」
「あっ、こ、これはさっきころんでケガしちゃったんだよ!そんなことより飛行船に乗せてあげようか?ロイヤルペンギンさんのZ−1号に!」
 何も知らないコガタペンギン君は修理を終えたばかりのZ−1号に乗ったんだ。今度は順調にZ−1号もエンペラーツェッペリン号も舞い上がりかけたその時、フンボルトさんが
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