待つことにしたペンギン


「クラーケンは大丈夫なんだね」
おいらは博士にきいたんだ。
「ああ、ぴんぴんしてると思うよ。クラーケンはただ私たちがなにをしているのか?ちょっと見にきただけらしい。私はてっきり化け物がおそってきたのかとばかり思ったんだ。アデリー君ホントにすまなかった。電子銃なんか発明しなければよかったんだ。放射線とか原子力なんてものは平和的に利用していれば問題ないはずなんだけれど、絶対に平和なんてことがありえるのか?どうか?…
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