冷やした


「まあまあ、あの機械はあれですばらしいんだが、なにもあれを使わなければいけない、ってこともないだろう。それにフンボルトよ、あの機械はまだまだ改良のよちがあるぞ」
「そうだよ、フンボルトさん!あのカベをエンジンで動かすようにすればいいんじゃない?」
っておいらがいったんだ。
「エンジンなんて使ったら、それが空気の中へ炭酸ガスをまきちらすことになるのよ!そうしたら身もふたもないでしょ」
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