神の子と対決した
「はい!はい!わかってますよ!私めはまだまだ長生きしたいですからフンボルトさんのいうことは何でもききますよ」
「それじゃ、まずはいかだに帆をはって…それであっちの岸にある扇風機であたしが風を送るから、コガタペンギン君、あなたは風に乗って沖へでてくれる?あたしが無線で指示する場所にたどりついたら、帆をたたんでいかりをおろして、いかだが潮に流されないように見ていてほしいの。陽がでていれば勝手に太陽電池が電気を作ってペルチェ素子に電気を流すから、いかだは海を冷やしてくれるはずよ。
(下)へ
戻る