灰色の雪を白くしたペンギン
「まあ、そういうことになるな。何かいい方法でも考えついたのか?」
「はい!」
おいらはイワトビ君のところへ戻ったんだ。岩場に散らばっているアクリル板を指しながら、たのんだんだ。
「これを全部おいらにちょうだい!」
「それはいいけど、何に使うの?」
「これで空の煙やすすをとるんだよ!」
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