お見送りをしたペンギン


私らが浜に打ち上げられれば、もうオキアミや小魚を食べなくてよくなるし、私らの体は渡り鳥や陸の生き物たちのエサになることが出来るんだ。まさに一石二鳥じゃないか!これで世の中に最後の奉仕ができるし、これでいいんだよ。もう決まったことだし、私ら自分で決めたんだからさ…キミのさっき歌は天国へのいいおみやげになったよ!ホントにありがとう」
「死んでいいなんて…おいら絶対なっとくいかないよ!」
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