冷やした


「その調子。その調子」
ってフンボルトさんがはげましてくれた。おいらが力いっぱい押すと、機械のカベがするすると動き出した。
「はい、とりあえずいいわよ」
ってフンボルトさんがいったんだ。おいらは汗だくできいた。
「これで終わり?今のでいったいどのくらいの炭酸ガスが海の中へ入ったの?」
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