日本に飛んできたペンギン


やっとできあがった干潟や湿地もやがては完全に埋まって、草原や林になっていくんだよ。そうなるにはふつう数百年くらいかかるんだけど…つまり干潟や湿地っていうのは長い年月がたつと自然になくなっちゃうものなんだ。だからここも数百年後には干潟じゃなくなってるはずなんだ!そのかわりに数百年後には、今、湖なんかのところが湿地になってるはずなんだ。人間たちが干潟を守るっていったって、これから先どこまでやってくれるのやら…それよりも、もとはといえば人間たちが干潟や湿地を数年のあいだに埋め立てちゃうから、おかしなことになっちゃうんだよ!どうして人間って自然に逆らおうとするんだろうね?」
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