「そりゃあ、エレバス山の噴火で作った電気を海に流せばお魚さんはみんな気絶しちゃうよ!でも地球があつくなるのをなんとかしないとなあ…」

て、おじさんは考えこんじゃった。

「私の教え子にジェンツーペンギン君っていう子がいるんだけれど、その子は水槽で空気の中の炭酸ガスを食べて育つプランクトンを飼っているの…それをいっぱい海でふやせば…」

ってビクトリア先生がいったんだ。

「プラクトンって?」

「プランクトンていうのは目に見えないくらい小さな生き物でね、いろいろな種類がいるんだけれど、海の中にはいっぱいいてね…その中には炭酸ガスを食べて育つものがいるのよ!」

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