と、まあちょっとした行き違いからたいへんな結末になることも…ここで注意してほしいのは、ダメ亭主はこの場合うそをついてる分けでも、悪いことをした分けでもなんでもない。ただ、あえていうなら言葉足らずなだけだ。かといって、妻が悪いか?といえばそんなことはなくて妻の方も気のまわしすぎのだけだろう…うん、多分、きっと…」

「スネアーズじいさん、いったい何がいいたいんだね?」

「あ〜、男女間の問題というのはちょっとしたボタンのかけ違いでまったく異なった結果になることも…」

「そりゃあ、あんまりほしくはなかった情報かもしれないなあ!ともかく、スネアーズじいさん、ありがとう…それじゃあ。とまあ、こんな具合だよ、アデリー君。この”腕輪”をひとつキミにあげるよ。困ったことや分からないことがあったら、まずこれにきいてみるといい。こうしてフリッパーにはめておけば、好きなときに使えるよ」

って博士はおいらのフリッパーにいろんな情報が引き出せるっていう”腕輪”をはめてくれたんだ。

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