つづけてシュレーターペンギン先生が、

「スギ林も枝打ちは必要なんだよ。ハネジロちゃんがあんなにおもい花粉症になったのもひとつにはスギ林の枝打ちをしなかったからかもしれないんだ。秋に枝打ちをしておけば、春にスギ花粉が飛ぶ量がへるからスギ花粉症も少しはよくなるはずなんだが…あれれ?さっきまでハネジロちゃんはここにいたはずなのに?」

っていったんだ。

「それはあんたのせいよ!」

っておいらにむかってフンボルトさんがどなって、

「マスクとゴーグルをしているハネジロちゃんに軍人さんにでもなるの?なんていうから」

ってみんなの前でいったんだ。

「おいら、悪気があっていったわけじゃあ…」

っていいわけしよとしたんだけれど、

「まったくアデリー君たらデリカシーのかけらもないんだから!」

「ハネジロちゃんにちゃんとあやまった方がいいぞ!」

ってみんなに責められちゃった。

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