『銅像をたてたペンギン』

「ほら、こっちの背中のほうを見てごらんよ!ここにもほっぺたのところとおんなじあとがついてるよ」

マカロニ君のいうとおり、銅像の背中に3本のすじがついていたんだ。

「毒の雨が銅像をとかしたのか!」

「それじゃあ、これからも雨が降るたびにせっかっくボクがつくった銅像はどんどんとけてっちゃうの?」

ってケープペンギン君が心配そうにいったんだ。

「なんとかしないといけないね。毒の雨のことはガラパゴス博士がいってたんだよね…博士に相談してみようか?」

っていうことで、おいらたち三羽はガラパゴス博士のところへいったんだよ。

  博士はフンボルトさんと大きな機械で小さな旗を作っているところだった。その旗は三角でシルエットのペンギン印が入っていたんだ。

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