12/21 『未来日記』 第10話「家族プラン」(11/12/13放映)
Aパート。手錠で繋がれたままで放尿羞恥プレイとかドレスを着せて照れまくるみねねは確かに可愛いのだけれども、刑事の癖に爆弾魔に発情する西島さんはやっぱりおかしいとしか思えない。
Bパート。ユッキーと由乃の結婚式体験。こちらの由乃も今回はヤンデレの「ヤン」の部分がほとんどなくて、とても可愛らしいかった。
ABパート共にヒロインの仮装で纏めている。【K1】
12/20 『機動戦士ガンダムAGE』 第10話「第十話 激戦の日」(11/12/11放映)
敵の猛攻、敵新型モビルスーツ、そしてAGEガンダムの新装備に、味方機の敵艦への特攻。一応、盛り上がるお膳立ては用意されているのだけど…。
相変わらず大雑把な作りで、しらけてしまう。
例えば、艦長の演説は薄っぺらく、さらには勝算の見込みが今の段階ではほとんど感じられないのに、艦長に付いていこうことを決意するクルーたち。燃えるパターンだから、こうなった以上の説得力がない。ドン・ボヤージの特攻だって、正直同じようなもの。
スパローの活躍だけは、それなりに力が入っていたので、悪くはなかった。【K1】
12/19 『境界線上のホライゾン』 第11話「「武蔵の不可能男」」(11/12/10放映)
むずかしい女を表す単位の「ギン」に笑った。二代さんの扱い「1/5ギンぐらい」で、に大爆笑。
史実では立花夫妻の夫婦仲はあまりよくなかったと言われているけれども、この作品では結構微笑ましいコンビだよなぁ。【K1】
12/19 『ベン・トー BEN-TO』 第9話「#09 西洋和風幕の内詰め合わせ重 2910kcalとほっこりおかゆ弁当 340kcal」(11/12/10放映)
あせびちゃんと白梅様の手作り弁当回。
バトルの無い番外編だが、その分、キャラ描写に力が入っている。特にBパートの、白粉さんを食いに行っているとしか思えない白梅様のガチレズっぷりが今回も半端無かった。セミヌードでの絡みも色っぽくて、バトルがなくとも十分に堪能させていただきました。【K1】
12/18 『侵略!?イカ娘』 第9話「おままごとしなイカ!?/予定じゃなイカ!?/遊園地に行かなイカ!?」(11/12/10放映)
Aパート。
家庭内不和に、愛人、そして愛人の妊娠。とめどなく泥沼化してゆくおままごとが楽しかった。清美ちゃんのナチュラルな良いっ娘っぷりが、イイ意味で事態を悪化させてゆくのが面白い。【K1】
12/18 『Fate/Zero』 第11話「第十一話 聖杯問答」(11/12/10放映)
セイバーとライダー、そしてアーチャーという3人の王が、王としての格を競い合う聖杯問答。
理想に殉じ、そして理想に囚われるセイバーを、豪快かつ明朗に論破するライダーの暴論が良かった。優等生で面白みに欠けるセイバーを凹ませるのは当然の流れだし、どう考えても暴論に等しい王道を堂々とぶちまける姿は、確かにセイバーにない人を惹きつける不思議な魅力を備えていると感じさせる。大塚明夫が久々に実に活き活きと演じているのが聞いているこちらにも伝わってくる。
そして、その王としての人望の差を、地を埋め尽くす王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)の圧倒的なスペクタクルとして視覚的に見せつけるクライマックスも非常に素晴らしかった。【K1】
12/17 『灼眼のシャナIII -Final-』 第10話「交差点」(11/12/10放映)
バルマスケの本拠地である星黎殿への強襲作戦「交差点作戦」の発動。
視聴者にも具体的な作戦内容が語られておらず、てっきり少数精鋭で星黎殿へ乗り込むものとばかり考えていただけに、空を覆い尽くすばかりのフレイムヘイズ陣営の航空機と、軍団規模の兵力の投入に、デカラビア同様に驚かされた。いかにも敵の虚を付いた大作戦という雰囲気と、その規模に思わず興奮させられる。
それと合わせるようにして、敵に囚われ弱い姿を見せていたシャナの復活劇のカタルシスも素晴らしかった。
紅世のであるウアルの分身をいとも容易く切り伏せウアル自身を圧倒する姿が身震いするほどに惚れ惚れする。大技を繰り出してウアルの本体を滅するクライマックスは炎のエフェクトの素晴らしさとEDテーマの合せ技もあって、この作品にして非常に良い出来だった。【K1】
12/16 『輪るピングドラム』 第22話「22nd STATION 美しい棺」(11/12/8放映)
実兄である冠馬を逃がすために、決死の覚悟で囮を引き受ける真砂子の逆光に浮かび上がる立ち姿の格好よさに惚れた。【K1】
12/16 『THE IDOLM@STER』 第22話「第二十二話 聖夜の夜に」(11/12/8放映)
765プロのクリスマスパーティ。特別な仕掛けも何もなく、ただ764プロの面々が忙しい中でもスケジュールを調節して、単にクリスマスパーティを過ごすだけなんだけれども、全員集合することを信じて、皆が揃ってケーキをホールで購入して来るエピソードに象徴されるように、お互いを思いやり、信じる765プロの絆の深さがより伝わってくる。
また挿入歌の惜しみない投入など、クリスマスらしい華やかな雰囲気が全編に溢れているのも良かった。【K1】
12/15 『ギルティクラウン GUILTY CROWN』 第8話「phase 08 夏日:courtship behavior」(11/12/6放映)
いわゆる一つの水着回。サービスカットは少ないが、地味っ娘の脱いだら意外とすごいんですみたいなビキニ姿におっぱい当ててる攻撃とか、押さえるべき箇所はきちんと押さえている。
それ以外でも部屋でのママさんの過剰なスキンシップやらお尻をアップでローアングルで捉える構図なんかも、きちんとサービス回に相応しい作画だった。
ただ、男同士の本音をぶつけ合った友情ってのは、どうでも良い感じだったし、葬儀社としての作戦行動も空振りでそれ以外に見どころがない。ってのが実情な気もする。【K1】
12/14 『WORKING'!!』 第10話「10品目 「ケータイ無問題」」(11/12/5放映)
今回は伊波ちゃんの可愛いところを集めたエピソードが満載だった。
ロ○コンの小鳥遊くんに暴力デレの伊波ちゃんというちょっと変わった変人同士らしい一風変わった関係が紆余曲折を経ながら距離を詰めてゆく過程が面白可笑しかった。
ここ最近は新しいキャラが増えたためか、既存のキャラ同士の関係にも色々と変化が見られて面白くなってきている。【K1】
12/13 『スイートプリキュア♪』 第41話「ファファ〜♪最後の音符はぜったい渡さないニャ!」(11/12/4放映)
アバンの物陰から王子先輩を見守る奏の崩れた顔を見るだけで、今回は当たり回だと分かる。
最期の音符を巡って、本来ならばシリアスな攻防になるはずなのだけれども、町中を巻き込んでの作戦とか、キャラが壊れまくっていたりとか、イイ意味で全体的に暴走気味で楽しかった。
作画や演出にもその勢いが活かされており、大胆でスピーディなアクションに、太い描線で描かれたキャラのアップ作画などが要所要所で効果的に使用されており、いつも以上に良い仕上がりになっていた。【K1】
12/12 『Fate/Zero』 第10話「 第十話 凛の冒険」(11/12/3放映)
凛を主役とした番外編。
魔術師同士の知略と魔術、英霊同士の力の限りを尽くしたぶつかり合いを期待する向きには、いささか不評を受けることは間違いないと思われる。
ただ凛の愛らしさと正義感、ひたむきな姿勢、そして胸のすくような活躍は、この先さらに陰惨を極めてゆく物語の清涼剤として、十分役割を果たしているとは思う。【K1】
12/11 『境界線上のホライゾン』 第10話「「スタートラインのラッパ吹き」」(11/12/3放映)
第4話での鹿角vs武神でも素晴らしい作画を堪能させてもらった鈴木勘太の作監回。
今回は魔女っ娘コンビとまた武神のバトルだが、前回と異なり空中戦主体でまるっきり別種のものに仕上がっている。
Aパートの艦砲射撃を弾く“武蔵”の防御に、砲撃ごと砲を貫く浅間の弓も迫力満点だったが、Bパートのほとんど丸ごとを使った空中戦はそれをはるかに上回る見応えだった。
板野サーカスを彷彿とさせるスピード感と空間処理で繰り広げられる高機動ドッグファイトに、複雑な軌跡を描く敵味方の弾道は、非常に格好良く決まっているし、攻守が目まぐるしく入れ替わるせめぎ合いも素晴らしかった。
Aパートでのアデーレさんの重装甲での鈍重な活躍があるからこそ、Bパートのスピード感がより活きるという組み立てになっているのは単なる偶然なのか狙ってのものなのか、よく分からなかったがその点も良かったと思う。【K1】
12/10 『THE IDOLM@STER』 第21話「第二十一話 まるで花が咲くように」(11/12/1放映)
千早の復帰編の続きと見せかけて、音無小鳥の登板回。「音(楽が)無(い)」ってぐらいだから、てっきりこの子には持ち歌はないとばかり思っていた。
前回に続いての千早の担当によるライブシーンは、今井麻美の歌唱力を活かしたアカペラと力の入った芝居動画で、前回ほどの高揚感は味わえないが、これはこれでなかなか良い感じだった。
にしても、今回も悪辣な手段で765プロを追い込もうとする黒井社長のことを、いきなり「根は悪くない」とか「表現方法が不器用なだけ」とか言われても、流石に無理があり過ぎる。黒井のおっさんをイイ人に思わせる必要なんて、どう考えても見当たらないんだけど。【K1】
12/9 『輪るピングドラム』 第21話「21st STATION 僕たちが選ぶ運命のドア」(11/12/1放映)
高倉家の家族崩壊。複雑に絡み合う登場人物たちの思惑、そして急展開を迎える事態が、差し迫ったクライマックスの緊迫感を感じさせる。
陽毬のために堕ちてゆく冠葉に、その冠葉を自らの命に変えても止めようと家を出る陽毬。
既に死亡していた高倉家両親に、自らを幽霊と称して暗躍する眞悧。
シリアスで劇的な展開を、それでも軽やかに捌いてみせる演出といつも以上に気合の入った作画も素晴らしい。
そんな中でも眞悧と鷲塚先生の対話なんかは、ちょっとシュールな感じで面白かった。【K1】
12/8 『未来日記』 第8話「新機種」(11/11/29放映)
原作漫画を読んだ時から明らかに渚カヲルを意識しているとしか思えない秋瀬或のCVは当然のように石田彰だった。まぁ、私の脳内では漫画読んでる時から秋瀬或のセリフは常に石田彰で再生されてましたが(笑)。【K1】
12/8 『ギルティクラウン GUILTY CROWN』 第7話「phase 07 輪舞:temptation」(11/11/29放映)
GHQによる地対空ミサイルによる砲撃から船を、涯と共に協力して守りきる集。困難なミッションを共同でこなすことにより涯と集の絆が深まるわけだが、そのGHQに砲撃される切っ掛けとなった情報提供は葬儀社自身によるもので、涯と集の未来における決裂の予感を感じさせるものにもなっている。前回と違って納得のいく展開だった。【K1】
12/7 『機動戦士ガンダムAGE』 第8話「第八話 決死の共同戦線」(11/11/27放映)
連邦のモビルスーツが10年以上全く歯が立たないUEのモビルスーツが、もぐりのモビルスーツ工房でたった1、2日間程度で作られたモビルスーツ(Gエグゼス)に呆気なく破壊されるので、流石に呆気に取られる。こんなに呆気なく開発出来るモビルスーツを10年以上かけても開発できない連邦軍の科学者たちは一体どんだけ間抜けなんだろう、とか真面目?に突っ込むのもバカバカしい。
あまりにも突っ込みどころが多すぎてまともに相手してられないんだけれども、ビームラリアットとかのバカバカしいアイディアなんかは好きですよ。あと、正規パイロットのラーガン君が到底敵わないUEのモビルスーツに対して敵を直接攻撃するんじゃなくて、足元を狙って体勢を崩すような戦法をとっていたのは、この作品にしては珍しく納得できるところだった。【K1】
12/6 『ベン・トー BEN-TO』 第8話「#08 たっぷりニラハンバーグ弁当 765kcal」(11/11/26放映)
沢桔姉妹のナース大作戦。
看護婦コスのちょっとエロい感じとか、そこはかとなく百合百合しさを感じさせる沢桔姉妹の関係が素敵だった。特にお姉ちゃんの方の頭のゆるい奔放な感じが伸び伸びと描かれていて魅力的だった。【K1】
12/5 『境界線上のホライゾン』 第9話「「高嶺の花」」(11/11/26放映)
侍vs白拍子。
槍と舞という異色の対決だが、二代の目にもとまらぬ槍の連続攻撃に対し、その攻撃を全て防ぎ続ける鉄壁の術式のビジュアルは見応えが十分にある。
特に官能的な喜美の装いにノリノリの曲とダンスが上手く雰囲気を盛り上げている。
弟を好き勝手に振り回しているように見えて、誰よりも弟のことを深く愛し導く喜美や、冗談のような格好をしている武蔵王の王としての矜持などキャラクターの見せ方も良く、ホライゾン救出へ向けて力を結集させるラストの〆も決まっている。【K1】
12/4 『Fate/Zero』 第9話「第九話 主と従者」(11/11/26放映)
サブタイ通りにケイネス&ソラウとランサー、切嗣とセイバー、ウェイバーたんとライダー、そして時臣と綺礼の主従関係が描かれる。
特にランサー陣営のドラマが面白くなってきた。魔術師として再起不能の目に合い、さらにはランサーを手に入れるために許嫁から脅迫紛いに令呪を奪われるケイネスは哀れだし、その許嫁のソラウにしてもランサーのチャームの魔力に惑わされての行動なわけで、決して彼女自身のせいでもない。生前に叶わなかった騎士としての忠節をまっとうすることだけを願うランサー自身にもどうにもならない宿命によって、悲劇が繰り返される。
それぞれ癖のある主従関係だが、やはりウェイバーたんとライダーの主従関係は見ていて和まされる。人としての道を大いに逸脱した魔術師たちの中にあって、三流と蔑まれるウェイバーのなんと健全なことか、そしてそんなウェイバーを好ましく見守るライダーのなんと堂々としていることか。
罪もない子供たちの虐殺という救いのない中で清涼剤のように一際輝いて見える。こういう見せ方のバランスも素晴らしい。【K1】
12/3 『THE IDOLM@STER』 第20話「第二十話 約束」(11/11/24放映)
第2期が始まってからおもわせぶりに伏線が張られてきた如月千早の過去。流石に力を入れているのが分かる出来だった。
仲間との絆、過去にとらわれていた心を未来に解き放つ死者から託されたメッセージ。どれもパターンを逸脱するようなものではないが、それでも、いや、だからこそ丁寧にきちんと手を抜かずに描き込まれており、知らず知らずに感情移入させられてしまっている。
クライマックスのライブシーンは、それまで溜めに溜めたフラストレーションを見事に歌声として昇華する見事な構成で、流石の歌唱力も手伝って、非常に感動させられる。文句なしの素晴らしいエピソードに仕上がっていた。【K1】
12/2 『たまゆら〜hitotose〜』 第8話「「かわらない人かわりゆく時、なので」」(11/11/23放映)
前話同様にレイアウト監修をわざわざ付けているためか、今回も満足のいく出来だった。
特に幾つか挿入される写真の構図が素晴らしかった。平面である写真に奥行を感じさせる構図などで、「見せる」写真にきちんとなっている。
またイラストレーターの仕事を擲って広島焼きや喫茶店を始めたちもさんやみそのさんの生き方やセリフが、まだ行き先の定まらないぽってや志保美の生き方や悩みなどに対する答えやアドバイスになっているのだが、決して押し付けがましくなく、むしろ言葉足らずで不十分とすらいえる。しかしはっきりとセリフにせずに、むしろ不十分だからこそ伝わるものがある。佐藤順一はそのことを、やはりきちんと理解していると思う。【K1】
12/1 『ギルティクラウン GUILTY CROWN』 第6話「phase 06 檻:leukocytes」(11/11/22放映)
キラー衛星破壊作戦。
2人の男が対立しながらも協力し合い、友情を結び、そして決裂する(パターンから考えると、おそらくそうなるのだろう)物語は、昔から多く制作されており、我々を楽しませてくれたものだが、この作品は全く過去の傑作から学んでいないとしか思えない。
涯は自らの不安な心情を全てセリフでベラベラと教会での告解するかのように喋ってしまい、萎えること甚だしい。この結果、集が涯を「リーダー」でなく1人の人間として見ることになるのだが、正直なところ全てが空々しく作りごとめいていて心に訴えかけるものがない。自分に反発する集を篭絡するために、祈を通じて涯が集に自分の独り言を聴かせるように仕向けた、という形にするのなら、こういう展開もありだろうけど…。
でもやっぱりビジュアル面は派手で見応えがあり、結果としてはそれなりに見られるレベルにはなっている。【K1】
11/30 『WORKING'!!』 第8話「8品目 「嗚呼、妹よ」」(11/11/21放映)
山田兄のワグナリア訪問で、山田妹との再会?とタイトルで予想させておきながら、実際には小鳥遊君と種村先輩の疑似兄妹ごっこ。そのミスリードも良かったが、何よりネタの破壊力が素晴らしかった。非常識なワグナリアメンバーすら小鳥遊君を腫れ物を扱うかのように振舞うのが楽しい。【K1】
11/29 『ベン・トー BEN-TO』 第7話「#07 オムっぱい弁当 752kcalとロコもっこり弁当 1100kcal」(11/11/19放映)
折角のアニメ化。ということでアニメオリジナルのプールで半額弁当バトル。
ピールサイドで準備運動する槍水先輩の肢体は実に分かりやすい作画の力の入り方だった。
これまた実に分かりやすいおむっぱい弁当のネーミングとデザインなんかもバカバカしくて良かった。そこまでするのなら対になる?ロコモコ弁当の盛りがもう少しナニを連想しやすい形にしても良かったと思う。【K1】
11/28 『境界線上のホライゾン』 第7話「「全域の支持者」」(11/11/19放映)
ひんぬー万歳(笑)。
一話がほぼ全てディベート(討論)という、かなり異色なエピソード。討論自体はいささか分かりづらい点もあるものの、相手の主張を受け入れたかのように見せかけての搦手、さらにはそれを逆手に取っての逆襲など、上手く一進一退の手に汗握る状況を作り出せていて飽きさせないようになっている。いかにも無能で軽薄でお飾り総長としか思えないトーリの、それでも本当に大事なことを決して見失わない、状況を全く読めていない一歩間違えば単なる子供の駄々としか思えない言動が、だからこそきちんと心の折れかけた正純を奮い立たせる原動力になる見せ方もかなり良かったと思う。【K1】
11/27 『侵略!?イカ娘』 第6話「ジョギングしなイカ!?/SPじゃなイカ!?/冒険しなイカ!?」(11/11/19放映)
Cパート。前シリーズでもお馴染みの番外編「ミニイカ娘」は、やはり前作同様に本編以上に力の入った作りで素晴らしかった。
セリフがないにも関わらずカットの繋ぎや音楽、表情などだけで十分に見せる内容になっている。特に朝顔の花がミニイカ娘のドレスになるアイディアは特に秀逸で非常に愛らしかった。【K1】
11/26 『輪るピングドラム』 第18話「19th STATION 私の運命の人」(11/11/17放映)
後藤圭二の一人コンテ、演出、作画監督、原画回(作画監督に石井久美がもう1人クレジット)。そのせいか、女の子がいつもよりも少し幼く見えるような気がする。
高倉家に押し掛けた陽毬と真砂子のデコが、陽毬はおとなしく真砂子は鋭く交互に煌くのが両者の性格や立場を表しているようで、ちょっと面白かった。
後藤圭二は監督になると、どうも今ひとつな作品を連発するんだけど、演出家としては十分に上手い人なんだよなぁ。【K1】
11/25 『たまゆら〜hitotose〜』 第7話「「竹灯りの約束、なので」」(11/11/16放映)
誰が見ても分かる佐藤順一コンテ回。構図のとり方が実に素晴らしい。これならばOVAシリーズと比べても遜色のない出来。今ひとつこの作品に対して不満を抱いてしまうのは、やはりこれぐらいのレベルを期待してしまっていたのだろうなぁ。
憧憬の路を巡って、ぽっての亡き父との約束、ぽっての想いを遂げさせることを願うかおるの想い、ぽってと同様に大切な人を亡くしたことを匂わせる女性、様々な人の想いや祈りが重なり、そして感動的なラストの夜景へと繋がってゆく。
語りすぎない厳選されたセリフに、対象から適度な距離を保った的確な構図。これが見られただけでも、もう十分だと思わせて貰えるほどの素晴らしいエピソードだった。【K1】
11/24 『未来日記』 第6話「マナーモード」(11/11/15放映)
由乃のユッキー宅訪問。
親の留守中に彼女がやって来て結果、親とはち合わせ、なんてシチュエーションは現実でもありえそうだが、ヒロインが由乃になるだけで、そこはかとなくホラーやサスペンス風味が加わる。
ユッキーや母親の前で見せる年頃の恥じらう少女としての顔や、狂気を感じさせる行動や表情とのギャップが今回も魅力になっている。【K1】
11/23 『WORKING'!!』 第7話「7品目 「恋のバッドチューニング」」(11/11/14放映)
前回の真柴兄妹、そして今回の山田兄と新キャラの登場に合わせてOPとEDを少しリニューアル。
今まで全くコメントを書いてこなかったけれども、良くも悪くも第1期かけて描いてきたワグナリアメンバーのキャラや関係は既にほぼ固定化しており、毎回毎回息の合ったキャラ同士による掛け合いそのものは楽しいものの、今ひとつ目新しさにも欠けていた。結果あまりコメントを書けないままここまで来てしまった。
しかし前回の小鳥遊君の伊波さん担当解任やら、今回の伊波さんを慕う山田兄の登場によって、今までとは違った展開も見せ始めてきた。結果三角関係を拗らせすぎて有らぬ方向へ着地してしまう小鳥遊君の反応なんかは楽しかった。
ED後のケモノコスはファンサービスとしてはなかなかの出来でこれも良かった。伊波さんの垂れ耳犬首輪コスがとてつもなく可愛らしかった。【K1】
11/22 『スイートプリキュア♪』 第38話「パチパチパチ♪不思議な出会いが新たな始まりニャ!」(11/11/14放映)
まだまだ続くアコちゃん強化週間。
ラブギターロッドの攻撃をミューズの運搬に使ったりなど殺陣の組み立てが上手い。
また要所要所でのロングへの切り替えなどアクションでの演出も冴えている。やはり田中裕太演出回は結構当たり回が多い。【K1】
11/21 『Fate/Zero』 第7話「第七話 魔境の森」(11/11/13放映)
ウェイバーたんとライダーとのズボンを巡る漫才が面白い。ある日突然やって来た人外の存在と1つ屋根の下で暮らしてのドキッ☆イベントはお約束だけれども、ドアを開けたらパンツにパッツンパッツンのシャツを着込んだ筋肉むきむきの大男がいるなんて、全然ときめかない(笑)。【K1】
11/20 『ベン・トー BEN-TO』 第7話「#06 特製ザンギ弁当 795kcal」(11/11/13放映)
「最強の敵アナーク」「貴様の菊の花は俺が散らしてやる」「淫らなフィストにより斉藤の直腸は無残にも砕け散った」「シャブリールラチェット」「全てのサウナを制圧」。アバンで語られた単語を羅列するだけでも漂ってくる腐臭が半端ない。こんなひどい前回までの粗筋初めて聞きました(笑)。
そんなおバカな前回までの粗筋だけれども、本編では1度敗北を味あわされたモナークと決着を付けるシリアスな展開。卑劣な罠まで仕掛けてくるモナークに対する佐藤たちの連携によるバトルは非常に熱いダイアローグに加えてアクションも乗っていてかなり見ごたえがあった。
何度も述べているけれども、たかだか半額弁当を巡ってホンキの殴り合いをするというバカな設定を大真面目にやっているところがこの作品の魅力で、今回でも過去のウィザートとオオカバマダラの頂上決戦で死力を尽くして戦った後、辛くも勝利を収めたウィザードが部室にたどり着く体力すら残っておらずに路上で倒れたまま弁当を食べたというエピソードなんかにそういうところが集約されている。格好良いんだかバカバカしいんだか。【K1】
11/19 『THE IDOLM@STER』 第18話「第十八話 たくさんの、いっぱい」(11/11/10放映)
律子の1日アイドル復帰編。
楽屋で、伊織と亜美が律子を追い詰めるシーンがよく出来ていた。話の展開から、律子があずさの代役を引き受けるのは明らかなのだけれども、最後のカットで2人に壁際に追い詰められた律子の姿を入れることで逃げ場がないこと、2人の勢いに押されていることなどが、それだけで分かるようになっている。
その他、練習、本番での曲の振り付けなど、色々見所も多く楽しめた。【K1】
11/18 『輪るピングドラム』 第18話「18th STATION だから私のためにいてほしい」(11/11/10放映)
落下する陽毬を支えるためワイヤーに手を絡めて傷ついた冠葉の手のカットやら全体的にちょっと斜め気味レイアウト、切羽詰ったキャラの表情付けなど妙に山内さんっぽい演出だなぁ、と思っていたら、やっぱり山内さんだった。
自ら行為の虚しさを知りつつ復讐心のままに行動しながらも、お互いを思い合う高倉兄妹の姿にかつての自らと桃果の姿を重ね合わせ最期の最期に結局復讐を断念する多蕗など、セリフを使わずに上手くキャラの心情を見せている。
山内さんらしいコンテの冴えと濃厚なドラマを楽しめる佳作回だった。【K1】
11/17 『たまゆら〜hitotose〜』 第5話「「それはいつかの日のこと、なので」/「そしてある日のこと、なので」」(11/11/2放映)
Aパート。幼い日の4人の接近遭遇。
恥ずかしがってセーターの上着を引っ張って顔を隠す麻音が非常に可愛らしくてたまらかんかった。人見知りで恥ずかしがりという麻音のキャラに相応しいと同時にユーモアも感じさせ、さらには可愛らしいという一石三鳥の効果を発揮している。【K1】
11/17 『ギルティクラウン GUILTY CROWN』 第4話「phase 04 浮動:flux」(11/11/8放映)
いのりが涯の命令を無視してまで集を助けようとする動機が相変わらず薄弱だとは思うものの、城戸のヴォイドを取り出してからのアクションは流石の仕上がりで、重力制御の能力に相応しくビルの吹き抜けの空間を上手く利用した立体的な殺陣は見事だった。【K1】
11/16 『未来日記』 第5話「ボイスメモ」(11/11/8放映)
由乃と椿の間で板挟みになる雪輝は、「修羅場」なんてラブコメでよく言われるけど実際は微笑ましい感じとは違って、文字通りの修羅場っぽくて全く羨ましくない所が面白い。
座敷牢の中で犯され続け衰弱した椿の、目が落ち窪み肋が浮き出たまさに鬼気迫るって感じの姿の作画なんかも凄かった。
おまけ劇場ではお馴染みの高山カツヒコ特撮劇場+手書き作画という一風変わった演出だったが、これも短くまた番外編だからこそ出来るネタで良かった。【K1】
11/15 『機動戦士ガンダムAGE』 第5話「第5話 魔少年」(11/11/6放映)
アニメである以上、どんな絵空事であっても、描かれる内容に問題はないわけで、例え幼い少年が大人顔負けの活躍をしても全然構わないのではあるが、嘘をつく以上は本物以上に尤もらしい嘘をつかなくてはリアリティがなくなるのも事実であり、この作品はどうもそのあたりが本当に下手なのだと思う。
で、今回のストーリーを要約すると、フリッツよりも幼い少年がガンダムをフリッツから強奪し、UEの敵モビルスーツを圧倒的な力で粉砕してみせ、そしてガンダムをフリッツへと返して去ってゆく。という風になるわけだけれども、色々な意味で無理がありすぎる展開に思えてならない。敵UEが全く謎の存在という設定のために、今のところ唯一UEに対抗できる機体であるガンダムを強奪させ、圧倒的な力を見せつけた上で返却させるという無茶な脚本になっているんだろうな、とか邪推してしまう。
前回「ガンダム」でなければ、もう少し評価を甘くしても良いかも、とコメントしたが、どうやらそんなことは無関係だったような気がしてきた。【K1】
11/14 『Fate/Zero』 第6話「第六話 謀略の夜」(11/11/6放映)
魔術結界を幾重にも張り巡らし準備万端に待ち受けるケイネスをいかにして攻略するのか、と視聴者に期待させておきながら、ケイネス1人を殺るためだけにビルを丸ごと1つ爆破する切嗣が実に痛快だった。見せ方も上手く、また魔術師としては異端にもほどのある切嗣の行動も面白いし、さらにはそのことでより一層綺礼の興味を惹くという結果にも結びついている。【K1】
11/13 『ベン・トー BEN-TO』 第5話「#05 北海道の鮭を使ったあら汁 326kcal」(11/11/6放映)
単一電池ねじ込み脅迫から佐藤の女装まで、相変わらず変態ネタの限界突破ぶりには笑ってしまう。
でも真面目な話、東地区の狼による西地区侵攻の火蓋を切るための、モナークによる佐藤の公開血祭りとかシリアスな展開をぶち壊すように前後にギャグネタを挟み込む展開は上手いと思う。そもそもからして半額弁当を殴り合って奪い合う、というシンプルかつバカバカしい内容を大袈裟に大真面目に描く作品であり、この描写は実にそれに相応しいと言わざるを得ない。【K1】
11/12 『THE IDOLM@STER』 第17話「第十七話 真、まことの王子様」(11/11/3放映)
765プロアイドルの中で誰が一番好みか。仮にそう質問されると、なかなか返答に困るが、菊地真は個人的にはかなり上位ではある。
男っぽい外見と言動、爽やかな笑顔の女性に大人気の王子様キャラとして確立していながら、本質はフリフリのお洋服だとか白馬の王子様に憧れる乙女というギャップがイイ。K1はどこか不安定なところのあるキャラが好みなんで。
くるくると良く動く表情に芝居動画が素晴らしいと思えば、柴田由香を初めとしたガイナックス出身の一流原画陣の手が入っていて納得の仕上がり。もちろん単なる作画の魅力だけに留まらず、元気一杯な真の魅力を上手くその作画が引き出している。
改めて菊地真のファンになりました。【K1】
11/11 『輪るピングドラム』 第17話「17th STATION 許されざる者」(11/11/3放映)
時籠ゆりと夏芽真砂子の立ち合いが唐突に西部劇調のBGMになったりするのって、やっぱサブタイのせいなのかな?【K1】
11/11 『たまゆら〜hitotose〜』 第5話「「ちひろちゃんがきてくれたよ!なので」」(11/11/2放映)
タイトル通りのちひろちゃんの竹原来訪。とは言っても、普段と同じの通常運行なのが、この作品らしい。
ただ「ぽって」と「ふうにょん」という渾名の違いなど、自分の知らない楓の姿(とその友人たちの輪)にどこか疎外感、そして寂しさを覚えてしまうちひろの感情のゆらぎなど、上手く表現されていて、地味ながら良く出来ている。
お母さんのツーリング仲間たちのキャラデザがほとんど別作品ぐらいの違和感があったのには、ちょっと苦笑させられるが、それもわざとなんだろうなぁ、多分。【K1】
11/10 『未来日記』 第4話「手書き入力」(11/11/1放映)
独善的な正義を振りかざし兇行を繰り広げる12thの狂いっぷりはなかなかのもので、特にその「変身シーン」はユーモアの中にも狂気を感じさせて素晴らしい。
そしてその12thすら凌駕するほどの狂いっぷりを見せつける由乃は、やっぱり最強のヤンデレヒロインの名に相応しい。
にしても6thが弱盲、12thが全盲、さらにはその12thに眼をえぐり取られた9thが隻眼と、未来日記所有者3人がそれぞれ視覚障害者なのには何らかの符号があるのかちょっと気になる。【K1】
11/10 『ギルティクラウン GUILTY CROWN』 第3話「phase 03 顕出:void-sampling」(11/11/1放映)
高校生でも知っているぐらいにネットで顔を露出しているアイドル?がGHQに捕まったにも関わらず、平気で学校に転校してくる展開が意味不明。相変わらず脚本のいい加減さに改善の余地が見られない。ただお互いの秘密を晒し合い、友情を確かめた筈の相手からあっと言う間に裏切られる桜満集のハードラックぶりにはちょっと笑わされた。笑うところじゃないんだろうけど。【K1】
11/9 『機動戦士ガンダムAGE』 第4話「第4話 白い狼」(11/10/30放映)
白い狼ウルフ・エニアクルの登場。
のっけからシャワーシーンにナルシストなセリフで、思いっきり作品の雰囲気を柔らかくしてくれる。単なるお調子ものかと思いきやお兄さんキャラとしてフリットを助けてやったりと、意外とイイ面を持ち合わせていたりして、気持ち良く見られるキャラだった。
少なくとも今まで登場したキャラの中では一番「立っ」ているだろう。お陰さまで今までで一番気楽には見られた。
ずっとステルス航行を続けていればいいのに何故かフリットたちの前に姿を見せる敵母船(技術的に常に隠れてられない、とか?)やら自分たちの姿を目撃されたにも関わらず(さらには数的な優位もあったにも関わらず)放置したままその空域から離脱する敵とか相変わらず話の展開はいい加減なんだけれども。【K1】
11/8 『スイートプリキュア♪』 第37話「ワクワク!ハロウィンでみんな変身ニャ!」(11/10/30放映)
前回に引き続きアコちゃん強化週間。
ハロウィンでの1人キュートなお姫様コスも、他のプリキュアメンバーのやっつけ仕事に比べて(笑)丁寧に描かれていてスタッフの贔屓を感じさせるし、バトルでもキュアミューズ単体の必殺技バンクも、他のメンバーに比べて動画枚数も優遇されており、そのポージングも変身バンク同様に非常に愛らしく描かれている。
にしてもどうしてシリーズが変わってもプリキュアの黄色い人はいつも優遇されるのだろう。謎だ。【K1】
11/8 『境界線上のホライゾン』 第5話「月下の卒業者」(11/10/29放映)
本多・忠勝VS立花・宗茂。
同タイプの超絶の力を持つ武器を振るうもの同士のバトルは、達人同士のギリギリのせめぎ合いが素晴らしい。
忠勝と鹿角の堂々たる最期も見応えがあり、相変わらず今ひとつ話の筋が分かりづらいものの、それでも映像的にもドラマ的にも盛り上がっている雰囲気を上手く出している。
特に魂の抜けた単なる機械の固まりでしかなくなった鹿角の、それでも最期に見せる人間と見まごうばかりの表情などは、まさに命を吹き込むという原義を持つアニメーションらしい印象深い映像だった。【K1】
11/7 『侵略!?イカ娘』 第3話「散歩しなイカ!?/体操しなイカ!?/助けなイカ!?」(11/10/29放映)
Bパートのレディオ体操のセリフと振り付けのイカれっぷりが楽しかったと思ったら総監督自身の手によるセリフ/振り付けだった。流石『ケメコデラックス』でプリップリン体操を作っただけのことはある(笑)。【K1】
11/7 『ベン・トー BEN-TO』 第4話「#04 豚肉生姜焼き弁当 852kcal」(11/10/29放映)
著莪あやめの登場に合わせてOPが一度限りの著莪バージョンに変更。最近こういうスペシャルバージョンを用意することが結構多くなっていて嬉しい。
BL好きの腐女子・白粉さんの親友がガチ百合の白梅という実に完璧な取合せ、自由奔放で男女問わずに過激なスキンシップを取る著莪を瞬く間に「様」付けで呼ばせてしまう白梅様の調教師としての腕に魂が震えた(笑)。
裸に剥いた著莪に白梅が迫る風呂場でのシーンも湯気を使わない規制の範囲内でありつつ、お色気たっぷりで非常に眼福だった。
さらには「氷結の魔女」槍水先輩との一騎打ちの際の割り箸を使ったアクションもなかなか凝っている。
新キャラ、サービスカット、バトルシーン共によく出来ていて見応えのあるエピソードだった。【K1】
11/6 『Fate/Zero』 第5話「第五話 凶獣咆吼」(11/10/29放映)
キャスターを除くサーバントが一堂に会する聖杯戦争の幕開け。
聖杯戦争のルールを心地よく無視するライダーの豪放磊落さ。
マスター1人に付き1体であるはずであるにも関わらず複数存在するアサシンの不可解さ。
英霊1体に付き1つの宝具という概念を覆すほどに多数の宝具を有するアーチャーの規格外さ。
その手で触れたモノを全て己の宝具とするバーサーカーの底知れぬ不気味さ。
前回登場のランサーに引き続き、どの英霊もすこぶる魅力的に描かれていて、この英霊たちがこの先どのような闘いを繰り広げるのか、原作を知っていても、胸躍らせずにはいられない。【K1】
11/6 『灼眼のシャナIII -Final-』 第4話「再会と、邂逅と」(11/10/29放映)
シャナvs雄二。
序盤の見せ場だけあって、炎のエフェクトなど力が非常に入っている。
シャナと共に歩むために得た力は、その力ゆえにシャナとの避けられない戦いへと駆り立てる。そういう皮肉な展開はお約束的ではあるが、やはり燃える。【K1】
11/5 『バクマン。2』 第5話「ボケとニュース」(11/10/29放映)
亜豆の「ジャック」(「ジャンプ」)デビューを実際の声優に合わせて、『SKET DANCE』で実際にオンエアされた映像を使いまわすとはまさに予想外だった。意外なサプライズで一発ネタに近いが、なかなか面白い試みだと思う。【K1】
11/5 『輪るピングドラム』 第16話「16th STATION 死なない男」(11/10/27放映)
前回の時籠ゆりの回想に続き、夏芽真砂子の回想編。
夢と現実、現在と過去の交錯する複雑な構成に幾原監督ならではのシュールな映像の炸裂する怪作回。そう、こういうのが見たかったんだよ。
顔の部分にそのキャラを示す文字が書かれた紙を貼り付けたシュールなキャラデザとか、おじいちゃんが妙に説明的口調で自身の最期を語ったりする様を繰り返したりとか、夏目の男たちのくぐり抜けてきた過酷な(笑)試練の数々とか、何だか大袈裟な身振りとセリフで場を盛り上げる謎の外人とか、もう何が何やら意味不明過ぎる。
「チャイナマネーにやられチャイナ」とか「磨り潰す」→「磨り潰されたりせんぞ」と言いつつ、素振りを繰り返す、とか実にくだらない言葉遊びも良かった。
ギャグとシリアス、喜劇と悲劇が紙一重となった実に素晴らしい『ウテナ』の頃から幾原監督の下でコンテを切ってきた金子伸吾のセンス溢れる怪作だった。【K1】
11/4 『たまゆら〜hitotose〜』 第4話「「潮待ち島に聞こえる音、なので」」(11/10/26放映)
麻音の両親のCVがすげー豪華で驚いた。古川登志夫はすぐに分かったけど、平野文は久しぶり過ぎてホンキで分からなかった。【K1】
11/3 『未来日記』 第3話「初期不良」(11/10/25放映)
雪輝と由乃のイチャラブデートが一変して、サイコさんに追い回されるサスペンススリラーに(笑)。お化け屋敷で怖がったり、ジェットコースターにはしゃいだり、水着が流されて恥じらったりとたっぷり可愛らしいところを見せつけておいて、コレですよ。全く油断も隙もない。今回も由乃の二面性が非常に対照的かつ魅力的に上手に描かれている。現実にいたら、もちろん全力で引くけれど(笑)。【K1】
11/3 『ギルティクラウン GUILTY CROWN』 第2話「phase 02 適者:survival of the fittest」(11/10/25放映)
ただの一般人でしかない主人公をいかにして戦いの場へと向かわせるか。繰り返し問われてきた命題であり、そしていつも同じ結論へと至る。誰かを守るために戦う、という。その感情は分らないわけではないし、ある程度の説得力を有しているのも事実ではある。
しかし、この作品においては同じ日本人ではあるが、小奇麗な地区に暮らして何不自由ない生活を送っているかに見える主人公が、汚染地域に住む何の接点もない人々のために自らを危険に晒してまで助ける義理があるようには全く見えない。
人を人とも思わない狂的な敵の存在は明確な悪役としては分かりやすいし、犠牲になる母子の姿などはかなり阿漕に感情に訴えかけてくるものがあるとは思うが。
ただ今回も作画、レイアウトなどはかなりの描き込み練り込み具合でやっぱり良かった。後は脚本さえ何とかなれば。【K1】
11/2 『機動戦士ガンダムAGE』 第3話「ゆがむコロニー」(11/10/23放映)
司令官の命を賭けた必死の特攻という見せ場もあり、さらには崩壊するコロニーからの脱出劇は状況が二転三転しする状況ではあるのだけれども、何だか今ひとつ緊迫感に欠ける気がする。
現実にはコロニーはまだ存在していないので、想像に寄る部分も多いのだけれども、コロニーの崩壊というのは控え目に表現しても、まぁおそらくは大事件なわけですよ。外壁の向こう側は人類が生存不可能な宇宙空間であり、その崩壊ともなれば当然そこに住む何十万という人間が犠牲になる。にも関わらず、この作品からは全くそのような雰囲気が伝わってこない。これだけの規模の大事件にも関わらず実際戦闘しているのは、(今回だけならば)ガンダムと敵合わせて3機のモビルスーツでしかなく、そのスケール感の無さはちょっと盛り上がらない。故郷を奪われる人々の悲嘆は辛うじてぬいぐるみを抱いた少女の涙で描かれているかもしれないが、これだけの規模の戦闘で犠牲になった人々が(司令を除いて)全くいないかのように描かれているというのも何だかリアリティを削ぐ結果になっていると思う。最近のアニメの主流では積極的にグロを描く方向性に来ているけれども、今作はかなり子供向けを意識しているんだなぁ。とは言えいくらでも描写の仕方はあると思う。
モビルスーツ戦は何だかよく分らない超常の力で決着が付いていてこちらも見ごたえは今ひとつ。
ただ大貫さんが作監しているためか、大人たちの表情が全体的に少しシリアスで整えられていたり、コロニーが捻れ崩壊を起こす細かい描写なんかは見ごたえがあったとは思う。
これが「ガンダム」でなければ、もう少しは甘く見ても良いんだけどなぁ。【K1】
11/1 『スイートプリキュア♪』 第36話「キラキラーン!心に届け、ミューズの想いニャ!」(11/10/23放映)
キュアミューズの変身バンクの初お目見得。最年少プリキュアだけあって口元に両手を揃えてみせる媚びた仕草とか可愛らしい仕草をふんだんに盛り込んで非常にぷりちーに仕上がっている。
メフィストとのバトルも光の鍵盤を空中に出して光線を躱したりするシーンや、メフィストの顔面へ向けて放ち直前で寸止めされるパンチの威力を連想させる風圧の描写とか良く練りこまれていて良かったと思う。【K1】
10/31 『Fate/Zero』 第4話「第四話 魔槍の刃」(11/10/22放映)
セイバーvsランサー。たっぷりと尺が取られた殺陣は最初から最後まで見応え十分だが、ランサーが宝具を開帳してからの立ち回りは特に素晴らしかった。
あらゆる魔法をキャンセルする槍の能力を十分に見せつけておき、しかる後にその槍を今度はおとりとして、意識の外に逸らせたもう一方の槍で必殺の一撃を放つ。その殺陣の組み立ても素晴らしい。
一瞬の判断の遅れや失策が文字通り命取りになりかねない一流の武芸者同士の立ち会いといった雰囲気が十分に描かれている。直接的な剣戟のみならず、セイバーとランサーがお互いの技倆に対する賛辞を交わしたりする様子なんかもそれらしい雰囲気が漂っていて良かった。【K1】
10/30 『境界線上のホライゾン』 第3話「夜天下の暗躍者」(11/10/22放映)
相変わらず情報量が多く専門用語も多くて、正直話にはついていけてるのか自信はないのだけれども、今回はビジュアルの充実度が素晴らしく話の内容が入ってこないこともあまり気にならなかった。
色々あるけれどもやはり最大の見せ場は鹿角VS人型巨大ロボに尽きるだろう。人間サイズの鹿角が、全長10メートルを超えるような巨大ロボと対等に切り結ぶ画だけでも十分に面白いが、アスファルトを盾や武器に変えて戦うというアイディアも面白く、よく練りこまれている。【K1】
10/29 『ベン・トー BEN-TO』 第3話「#03 大盛りチーズカツカレー 1080kcal」(11/10/22放映)
佐藤の言葉やら態度をいちいち脳内でBL用語に変換して悶える白粉の変態っぷりが可愛らしい。この頃はまだ十分に可愛げがあるのになぁ(しみじみ…)。
白梅の佐藤へのクラスメイトの前での強制ストリップによる羞恥プレイとか全裸で焼却炉に飛び込む変態っぷりなどのネタも面白い。
そういう小ネタも仕込みつつも、本筋もきっちりと押さえているところが心憎い。犬として味わう弁当と狼として味わう弁当の差をきちんと画として示しているのが、今回も好印象だった。【K1】
10/28 『THE IDOLM@STER』 第15話「第十五話 みんな揃って、生放送ですよ生放送!」(11/10/20放映)
K1はそれほどバラエティを見ているわけではないけれども、生放送番組につきものの、あるあるネタみたいな感じで楽しかった。
生本番中にスタジオにゴール出来るかとか、カメラの中継ミスとか、本番中にスタッフが映っていたりとか。
欲を言えば実際のアニメ内時間と放送時間を一致させれば、もっと良かったとは思うが、流石にそれは無理か。
作中での劇場映画予告はケレン味あり過ぎるどう見ても今石さんだろ、これみたいな映像で短いけれども見応えあった。てっきりなんちゃってネタだと思ってたけど、作中ではマジで公開されるみたいですね……。
2クール目に入って、個人的には何だか随分と面白くなったような気がする。【K1】
10/27 『ギルティクラウン GUILTY CROWN』 第1話「phase 01 発生:genesis」(11/10/18放映)
11年秋の新番組その11。
近未来、GHQによって統治された日本を舞台にしたSFアクション。
プロダクションI.G.だけあって映像のクオリティはかなり高い。演出のレベルもかなり高い。反面脚本はかなり作りが大雑把で話に入り込めなかったのが残念だった。
軍に追われた少女を守って戦う。ってのは、よくある物語の導入部だけれども、完全な架空世界ならともかく現実と地続きな設定の世界で、突如現れたしかもGHQに追われるテロリスト扱いされている少女を救えなかったことを後悔したりする主人公の心情が分らないし、そんな自分がキライで自分を変えるために体を張って行動するってなるともっと分らない(少なくとも主人公の心理を正当化するためには、予め統治された日本の状況のひどさ、GHQの横暴ぶりなどを示しておくべき必要があると思う)。そんな主人公を少女を見捨てたといきなり咎めるヤツも何言ってんの?って感じ。もちろんこのセリフによって主人公の心理を後押ししているのは分かるけれども。物語を進めるために、かなりの強引なこじつけがあり過ぎる。同じように管理下にある日本を描いた作品『コードギアス
反逆のルルーシュ』の脚本家コンビの仕事は思えない(ちなみにそちらでは、シリーズ構成と副シリーズ構成の役割が逆になっている)。つか、これって絶対『コードギアス
反逆のルルーシュ』、意識してるよね?
ただ、映像演出の素晴らしさ、さらには今人気のSupercellも音楽制作に関わっている点など魅力的な面も非常に多く、2話目以降は多分強引な展開も少なくなってくると思うので、期待はしたい。【K1】
10/26 『機動戦士ガンダムAGE』 第2話「AGEの力」(11/10/16放映)
崩壊しつつあるコロニーの中心部分をコロニーから分離させ戦艦で牽引して住民を脱出させる。って言うアイディアは悪くはないけれども、戦闘中に敵のデータを集めて分析、さらには高速でその敵に対応した武器を作成する。ってのは、実現可能かどうかはともかくとして流石にチート過ぎやしないでしょうか。ガンダムはリアルロボットの代名詞のような扱いを受けてはいるものの、確かに初代からしてザクの攻撃を無効化したりなど、スーパーロボットとしての側面も確かに持っているのは事実なのだけれども(最新作の『ガンダムUC』にまできちんと踏襲されている)。あまりにもお手軽に逆転劇が可能になる便利なマジックアイテム扱いになるような気がして不安です。【K1】
10/25 『スイートプリキュア♪』 第35話「ジャキーン!遂にミューズが仮面をとったニャ!」(11/10/16放映)
おそらく誰もが突っ込まずにはいられなかっただろうけれども、仮面やらシークレットブーツを脱ぎ捨てた瞬間等身があそこまで縮むのは流石におかしいだろう。
ミューズの正体に関しては、大体予想出来るような感じだったので、さほど驚きもなかったけれど。【K1】
10/24 『侵略!?イカ娘』 第1話「侵略しなイカ!?/恋敵じゃなイカ!?/クラゲじゃなイカ!?」(11/10/15放映)
11年秋の新番組その10。
原作既読。
水島努が監督から総監督になって、山本靖貴を監督に起用しての第二期シリーズ。
一応、第1話として侵略の再開を持ってきて、第一期のおさらいとしているのが、最近では何だか逆に珍しく感じてしまう。
基本的にまずは「イカ娘ありき」の作品で、とにかくイカ娘の可愛らしさだけを愛でるのが正しい見方。第一期同様、その点に関しては何の心配もしていない。
あまりコメントは書かないとは思うけれども、楽しく気楽に見られる作品になっていることを希望。【K1】
10/23 『ベン・トー BEN-TO』 第2話「#02 サバの味噌煮弁当 674kcal」(11/10/15放映)
ショッピングカートで狼を薙ぎ払い、恥知らずにも半額シールを貼ることを要求するオバちゃんを大猪とか、集団で惣菜類も含めてあさり尽くすラグビー部員たちをアラシとか、実に下らない設定をホンキになって作っているのが面白い。前回も述べたけれど、こういうお馬鹿な感じを大真面目にやっているのが大好きです。
茶髪が顔を全く映さずに、その豊かに揺れる胸ばかりが強調されているのも良かった。もちろん胸ゆれに感動した……のではなく、佐藤の視線が茶髪の胸にばかり釘付けになっていることをそれだけで示しているわけで、もちろん視聴者サービスにもなっており、一石二鳥の素晴らしい演出。
狼たちがアラシに加えて大猪の来店に一度は崩れ落ちかけた「狼」としての誇りを、魔導士と佐藤の存在によって取り戻し、共闘する展開や、そのまま狼同士のバトルへ流れ込む展開など、かなり熱くて燃える。バトルによって手に入れた弁当がきちんと美味しそうに描かれているのも、良かったと思う。【K1】
10/22 『THE IDOLM@STER』 第14話「第十四話 変わりはじめた世界!」(11/10/13放映)
ファーストコンサートを経てトップアイドルへの階段を登り始めた765プロの面々。
てっきり今一つ芽の出ない弱小プロダクション=アイドルとして話を作っていくのかと思いきや、いつの間にやら売れっ子になっていてイイ意味で驚かされた。
新展開に合わせてOPも変更。コンサートシーンを中心としたテンポの良い演出で、前回のOPよりも楽しく心も弾む。それも合わせて☆×2で。【K1】
10/21 『輪るピングドラム』 第14話「14th STATION 嘘つき姫」(11/10/13放映)
捕食者としての本能をあからさまにしたゆりさんの苹果を手中に収めるためのネットリと絡みつくような計略が面白かった。
高速道路を車で疾走する様があからさまに『ウテナ』でオープンカーを駆る鳳暁生さんのイメージそのまんまだった。幾原監督の中ではスポーツカー乗りは女を食い物にする捕食者のイメージなのかな?
お色気も満載でその点でも見ごたえがあった。【K1】
10/20 『未来日記』 第1話「サインアップ」(11/10/11放映)
11年秋の新番組その9。
原作既読。
12人の未来日記所有者によるサバイバルゲームという秀逸な設定で連載開始時から話題だった作品だけれども、原作が終了してからようやくのTVアニメ化か。
その原因の幾分かは少年漫画最強のヤンデレヒロイン・我妻由乃の存在にあるのだろうけど。
アバンで原作では最後に明らかになった作中の最大の謎の伏線を見せる構成にはちょっと驚かされる。原作が既に終了しているからこその手法であるし、何よりもいきなり主人公が薬を飲んで自殺しているシーンや少女の殺害シーンから始まるのはセンセーショナルでもあり、視聴者の興味を惹くに十分だろう。
そして何よりもヒロイン・我妻由乃の歪みっぷりが実に素敵に描かれている。10分刻みに雪輝の行動を記録する真正のストーカー気質とか人の死を目の当たりにしていながら何一つ動じない精神の有り様などヒロインとは到底思えない。当時でもかなり異色だったが、今なお健在だった。雪輝にとっては最大の味方であると同時に底知れぬ恐ろしさを感じさせもする由乃の魅力が十分に描かれている。
何よりも細田直人監督やアスリードのお得意の独特の色使いやリアルなディテールアップが実に効果的になされ由乃の逸脱っぷりや雪輝の怯えが、画を見るだけで真に迫ってくるのが素晴らしかった。
まぁ強いて気になる点をあげるとすれば、雪輝の声がちょっと女性的過ぎる気がすることぐらいか。まぁ、それもすぐに耳慣れるんだろうけど。【K1】
10/19 『機動戦士ガンダムAGE』 第1話「救世主ガンダム」(11/10/9放映)
11年秋の新番組その8。
色々と良くない噂を耳にするが、何となく第1話を見ただけでわからなくもない。
「ガンダム」と言えばリアルロボットの代名詞のような存在であり、そのためかキャラデザもどちらと言えば等身の高いリアル系のものだったが、今回は妙にアニメアニメしている感じで、ちょっと違和感を覚える。もちろんそれだけで悪い訳ではない。どちらかと言えば視聴年齢の高い「ガンダム」シリーズに、もう少し低年齢層にも接してもらおうという意図なのだろう。そういう狙いは別にイイと思うし。
謎の敵UEに母親を目の前で殺された少年・フリット。彼は自分の住むコロニーがUEに攻められると主張して、教師をはじめとした皆に笑われる。もちろんここで示したいのはフリットの優秀さであったり、危機に対して鈍感な人々の姿なのだろう。しかし、朝幼馴染に起こされてイチャラブ登校を暢気に楽しんでいたのが、教室で突然人が変わったように教師に突っかかるのは正直呆気に取られる。教師ならずともおかしいんじゃないかと思うのは致し方のないところだろう。もちろん脚本はそうは視聴者に受け取らせないように、きちんとデータから推論した、という一言をフリットに言わせている。しかし言わせているだけで、その理論をきちんと示さずにアリバイが成立するはずがない。粗筋としては確かにそれで十分だろうが、脚本としては説得力に欠けること甚だしい。
フリットがガンダムの設計に関わっているというのも同様だ。フリットを持て囃す言葉だけはアチコチで聞かれるが、何がどう凄いのか全く分らない。なんで、こんな子供を持ち上げてんの?この人たち。って印象しか抱けない。
その他にも気になるところは多々あり、一々揚げ足を取る気にもならない。
作画や演出では流石の出来だと思わせる箇所もあるにはあるのだが。全体的な印象はどうにもぱっとしない。
サンライズの看板商品であるのだから、このままで終わらせないところを期待したいとは思うが。ネットでの噂を小耳に挟む限りは期待できそうにないのか?【K1】
10/18 『Fate/Zero』 第2話「第二話 偽りの戦端」(11/10/8放映)
最後のサーヴァント・キャスターが顕現し、聖杯戦争が開幕するわけだが、サブタイでその開幕戦がフェイクでしかないとバラしてしまうのは流石にどうなんだろう。
それはともかく、筋肉隆々のアサシンが軽やかに張り巡らされた罠を回避する細かい芝居動作やら、そのアサシンを圧倒的な力で粉砕してみせるアーチャーの圧倒的な力など実に見ごたえがある。
さらには豪放磊落なライダーは大塚明夫ボイスが加わるとほとんど完璧だったし、そのライダーに翻弄されるウェイバーくんのみっともなさも微笑ましく、実にイイコンビぶりを早くも見せてくれていて、今回も非常に楽しかった。【K1】
10/17 『ベン・トー BEN-TO』 第1話「#01 ネバれ、納豆オクラ丼ぶっかけチーズトッピング弁当 440kcal」(11/10/8放映)
11年秋の新番組その7。
原作既読。
スーパーの閉店間際に値引きされる半額弁当を巡って「狼」たちが自らの誇りと空腹を賭けて熱い戦いを繰り広げる、何だかよく分らないジャンル。
こういうおバカな話を大真面目に語る作品は大好きです。
やってることは半額弁当を巡って殴り合うだけという非常に馬鹿馬鹿しい内容を、無駄に熱く無駄にシリアスに無駄に格好良く描いてみせているのが良い。アクションの上手い板垣監督との相性も非常に良く期待通りのモノに仕上がっている。
クライマックスのバトルが最大の見どころではあるが、弁当に半額シールが貼られる際に、店内に流れる耳慣れた『おさかな天国』の歌を響かせることで、戦いが始まる前の緊張感を上手く表現しているのも良かった。【K1】
10/16 『灼眼のシャナIII -Final-』 第1話「失われた存在」(11/10/8放映)
11年秋の新番組その6。
原作未読。
OVAシリーズを挟んでいるにしてもおよそ3年ぶりの、そして最終章になる第三期。
散々番宣で流されていたので、分かってはいるが、シャナvs悠二という展開には流石に驚かされるものがあり、きちんとそれを衝撃的に見せようとしている構成は戦略的にも正しい。そもそもこの作品、主人公がいきなり殺される=死んでいるというところから始めるという、当時としてはなかなかに衝撃的な出だしが、話題になっていたわけでもあるし、そのことをちょっと思い出させてもくれる。
流石に随分忘れてしまっているのだけれども、第2期のラストって、クリスマスの日に悠二が失踪した。って展開だったっけ?
ただ、アバンこそ衝撃的な展開(予告?)で視聴者の注意を惹きつけるものの、肝心の本編はちょっと弱い。
悠二の失踪に心を痛めるシャナと一美の姿を描くわけだけれども、それと並行して失踪した悠二の状況も語られその存在が確認されるために、視聴者にはシャナたちの不安や悠二の残した僅かな痕跡に希望を抱き続ける心境に寄り添うことが出来ない。せめて今回くらいは、悠二の生死はアバンで見せているにしても、視聴者にも不明にしておくべきだったのではないだろうか。
でもここまでなんだかんだで付き合ってきたわけなので、最終シリーズでもあるし、もちろん最終話まで付き合うつもりです。ラストを締めくくるに相応しい作品になってくれることを期待してます。【K1】
10/16 『THE IDOLM@STER』 第13話「第十三話 そして、彼女たちはきらめくステージへ」(11/10/6放映)
765プロファーストライブ。
これまで3回分かけて描いてきたライブ編の完結編だけあって、非常に見せる作りになっている。
これまで描かれてきた美希のドラマの決着に、惜しみのない挿入歌の投入に、観客の盛り上がりも絶頂に達したところで、竜宮小町を除いた765プロオールスターズによる2分近くたっぷり聞かせて見せる豪勢なダンスシーンを持ってくる構成も良かった。観客の合いの手が何だか妙にノリノリで気色悪いんだけど(笑)、多分現実のアイドルのコンサートもこんな感じでノリノリなんだろうな(行ったことないんでよく分らないけれど)。
1クールのラストに相応しい盛り上がりでした。【K1】
10/15 『たまゆら〜hitotose〜』 第1話「「わたしのはじまりの町、なので」」(11/10/5放映)
11年秋の新番組その5。
OVAシリーズを見たすぐ後だと第1話なのに、作画が少々荒く見えてしまうのは残念なところ。
それはともかく、OVAシリーズの前日譚となる「ぽって」の中学生時代が描かれ、OVAシリーズを見返した後だからこそ、色々と思いがけない発見があって良かった。
OVAでも語られていた、香がお父さんの写真を見つけ出したことを切っ掛けにぽってが再び写真を撮り始め、父の好きだった竹原に行くことを決意するまでが描かれる。
OVAシリーズでも印象的だった猫型の可愛らしいカメラケースに、行先のない切符を受け取ったいきさつなどが語られるのも嬉しい。
泣き虫な親友を傍らに配してぽってを泣かせないようにすることで、竹原駅での「おかえりなさい」の文字とかおるのセリフに思わず涙を零すぽっての姿がとても自然かつ印象的に見えるように計算されている。
OVAシリーズ同様に『ARIA』以上に落ち着いた事件らしい事件など何も起こらない、のんびりした気分で見られる作品になるのだろう。この退屈さに積極的に浸りたいと思う。【K1】
10/14 『WORKING'!!』 第1話「1品目 「ぽぷらの意地」」(11/10/3放映)
11年秋の新番組その4。
原作既読。
監督を平池芳正から大槻敦史に変更しておよそ1年ぶりのシリーズ続編。
しかし監督の変更やブランクを全く感じさせない作りですんなりと騒がしくも懐かしいワグナリアの雰囲気に浸ることが出来る。実際のところ、この手の作品には可愛らしくプニッとしたおんにゃのこをたくさん描いてきた大槻敦史さんの方がむしろ合っている気すらする。
前作同様の賑やかなOPソングに前作同様にコンテを担当している大畑清隆のOP演出も前作を見ているとニヤリとさせられる作りになっていて、ちょっと懐かしくも嬉しい。
ワグナリアの就業時間から終業時間までを1話分として描いている脚本も良かったと思う(労働基準法は無視の方向でお願いします)。
小鳥遊くんは相変わらずヘンタイで、ぽぷら先輩はちっこくて頑張り屋さんで、伊波さんは暴力的でありながらもデレ成分満載だったり、店長は相変わらず仕事そっちのけで全編に亘って食べてばかりで、山田はそして相も変わらずウザカワイイ。キャラも前作と変わらないところを見せてくれるので、ブランクを全く感じない。
スタッフはほぼ前作引継ぎで、監督が変更されていたことによる演出の違いは多少あるものの、前作同様に気楽に見られる娯楽作品になっている。【K1】
10/13 『Fate/Zero』 第1話「第一話 英霊召喚」(11/10/1放映)
11年秋の新番組その3。
原作既読。
『Fate/stay night』へと至る第四次聖杯戦争を描いた外伝小説。しかし、個人的な好みを述べるのなら、本編よりもこちらの方が好きなくらい(本編にはゲームとして選択肢を用意して、分岐させねばならないという制約があることは分かってはいるが)。後に続く物語で描かれ、結末は既に示されており、全ての希望は潰えて悲劇のみが残る。破滅へと至ることが分かっているからこそ、物語はより一層の悲愴感を増す。われわれはその時が来ることを恐れつつも、それを今か遅しと待ち受ける。ラストで示されるカウントダウンは無慈悲に時を刻んでいく。これは非常に良い見せ方だと思う。
初回SPとして1時間仕様でたっぷり堪能出来るのも嬉しい。もちろん制作サイドとしても、1時間かけて聖杯戦争へと至るまでの道筋を語れるわけで十分にメリットがある。
第1話ということで基本設定の説明中心で、聖杯戦争へと挑むそれぞれのマスターたちの紹介や、聖杯戦争に関して門外漢のウェイバーの視点などを通して聖杯戦争の概要について上手く説明している。
何より単なるキャラ紹介でなく、それぞれのマスターが抱く負けられない理由、聖杯戦争に賭ける意気込みが伝わってくる。
あるものは自らの理想のため。
あるものは幼い少女を救うため。
そしてまたあるものは自らの才能を認めさせるために。
空間を越えてお互いを強敵として認識する切嗣と綺礼の、いずれ来る避けられない宿命の戦いへの予感の盛り上げ方も非常に上手い。
またこの作品の最大の魅力と言っても良い時代や国を越えた英霊たちのバトルロワイヤルへの期待感も上手く煽っている。
マケドニアから届いた聖遺物とか、世界で初めて脱皮した蛇の化石とか、歴史や神話伝承を知っているものなら、思わずニヤリとさせられる。
本編と違ってマスターたちの平均年齢も高く、実力派のベテラン男性声優たちの競演も聴きどころ。
『空の境界』シリーズで十分に期待に答えてくれたufo tableにその第一章で実に見事に監督を務めていたあおきえいのコンビだけに期待せざるを得ないし、その期待に十分以上に応える第1話だった。【K1】
10/13 『境界線上のホライゾン』 第1話「境界線前の整列者達」(11/10/1放映)
11年秋の新番組その2。
原作未読。でも京極作品すら凌ぐその分厚さで非常に気になる存在。おそらく文庫本では最重量になるのではないかと思う。ちなみに手元に第1巻の上下巻あるので見てみると、上巻は500P強、下巻は700Pを越え、第3巻などはもっと分厚いようにしか見えない。全然ライトじゃないノベル(笑)。
それはともかく、意外なことにサンライズ初となるライトノベル原作作品。
厨ニ臭溢れる複雑な世界設定やら凄まじい量の登場人物とか(キャラデザ4人とか)、よくこれをアニメ化する気になったな、というのが正直な感想だけれども、そのわりには思ったよりもすんなりと見られる。
かなり面倒くさい衣装を纏っていたりと描き込み量の多いキャラにも関わらずアクションは良く動いているし、背景美術の充実ぶりもサンライズらしい。
さらには、先生と生徒のバトルしながらの追っかけっこというアクション中心の組立で取っ付きやすい内容で世界設定など分からなくとも楽しめる。女の子は肉感的で可愛らしいし、それぞれの繰り出す攻撃のビジュアルもなかなか凝っている。
流石に最後にナレーションで語られる世界設定はちょっと分かりづらいものの、アクションとキャラを前面に押し出して見ることの快を優先した作りになっており、まずまずの出だしと言える。【K1】
10/12 『バクマン。2』 第1話「沈黙と宴」(11/10/1放映)
11年の秋新番組その1。
原作既読。
半年間の充電期間を挟んでのシリーズ再開。だからと言って今までのおさらいをやったりするわけでなく、第1期のラストの港浦さん登場から、そのまま続いている。
アバンの「疑探偵TRAP」のOP映像は、「疑探偵TRAP」は結局アニメ化されなかったんだから、それは流石にどうだろうか、と思っていたらサイコーの妄想というオチで、なるほどなぁとちょっと感心した。もちろん第1期の『超ヒーロー伝説』のOP映像ネタと被せているわけで、もし第3期もあるのなら、「PCP」か「リバーシー」のOPが流されるのだろうか、と今からちょっと楽しみな気がするのは、流石に気が早いか。
その他は原作通りの展開で格別どうというわけではないのだけれども、カサヰケンイチさん自らコンテ切っているだけあってテンポ良く、先の展開を知っていても全く退屈にさせない出来だった。
前回のシリーズ同様、あまりコメントを書かないような気もするが、最後までだれることなく楽しく見られる作品にしてもらえるものと確信している。【K1】
10/11 『たまゆら(OVA)』
2010年11月から12月にかけて発売された佐藤順一原案によるオリジナル作品。
発売当時後に見ていたのだけれども、テレビアニメ化を切っ掛けにもう一度見直してデータ化することにしました。
佐藤順一をはじめ、ARIAのスタッフが結集したというだけあって、作品の雰囲気はどことなく共通するものがある。
ARIAが水の都ヴェネツィアをモチーフにした都市が舞台であるのに対して、本作では瀬戸内海に面した広島の竹原を舞台としている。さらには猫らしき謎の生物(笑)が徘徊していたりするところなども挙げられるか。
久しぶりに見返したが、やはりため息が出るほどに素晴らしい。
この作品は視聴者に訴えかけてくる強烈な個性を持っていないのだが、その分様々な見方を可能にする作品である。
それこそ可愛らしい女の子たちのたわいもないやり取りを気を楽にして見ることを楽しんだり、また昔ながらの情緒を残した竹島の街並みや瀬戸内の風景の美しさを描いた背景美術を愛でるのも良いし、さらには写真によって切り取られた時間と空間の瞬間に感心したり、もしくは見事に計算された構図やカットの繋ぎなどの演出の妙を味わうことも出来る。
佐藤順一作品の何よりも素晴らしい点は、個人的にはこの押し付けがましくないところにあると思っている。スムーズなカットの繋ぎや声高に自己主張しない構図などは、おそらく大半の視聴者には意識されずに流されてゆく。それでいながらそれらは紛れも無く作品の雰囲気を巧みに作り上げ、それを見る視聴者に一定の効果を与える。この慎ましくも豊かな味わい深さが、それこそ毎日食べても飽きないご飯やお味噌汁のような雰囲気をこの作品に与えている。
折りを見て何度も何度も見返してみたくなる。そんな作品。毎週のペースで制作されるTVアニメでこれほどの作り込みは期待できないかもしれないが、およそ1年という期間が空いているだけに、期待してみたくもなる。【K1】
10/10 『逆境無頼カイジ 破戒録篇』 第26話「未来は僕らの…」(11/10/3放映)
最終話。
サプライズで実写版『カイジ』の主役を務める藤原竜也がカメオ出演。意外と違和感を感じなかった。
それはともかく『カイジ』の第1期以来3年ぶりになる福本伸行作品のアニメ化作品。今回も最後まで非常に演出レベルの高い作品だった。
さて福本作品と言えばギャンブルであるが以前のコメントでそれについてはいささか述べているので、今回はカイジという男が何故これほど魅力的なのかについて語ることで最終話のコメントとしたい。
カイジは例えばアカギとは異なり、全くダメな男として描かれ続ける。調子にのっては同じ失敗を繰り返して破滅し、みっともなく泣き叫び、許しを乞う。だがその弱さは誰もが持つものであり、非常に人間臭い。彼はまずギャンブルでは敗者として描かれる。地下チンチロでも班長の大槻に騙されて、底辺の底辺に落とされる。ここで重要なのは、カイジの立場は確かに作中においてギャンブルという限定された状況での搾取される存在として描かれるわけだが、私たち視聴者の大多数も社会においては同じように労働者として搾取され続けている。連日のように放送される権力者の不祥事や大企業との癒着などのニュースを見るたびに、われわれは不当な手段で搾取され続けているのではないかという思いを抱き続ける。社会に対する行き場のない憤りを胸に抱え込むことになる。
カイジは不当な手段(イカサマなど)によって利益を得る相手に対して挑み、そして不当に蓄えた財を吐き出させる。そこにおいて彼の行為は、ギャンブルではあるものの、悪辣な権力体制に逆らう英雄的な行為として受け入れられる。実際、第25話におけるカイジが敗北するかと思われた際に周囲のギャラリーが流す涙、そしてその勝利に我がことのように歓喜する姿はそのことを表している。
もちろんそのようなことに関わらずカイジの人間臭さは魅力的であるし、マッドハウスによる非常にレベルの高い演出は実に素晴らしい。
萌え全盛のこの時代に「萌え、死ね」を合言葉にして(笑)萌えに全く背を向けた男臭のムンムンした作品を提供し続ける、この枠には頭が下がる(データ化はしてませんけれど『ワンナウツ』も非常に面白く見させていただきました)。是非とも女っ気のない作品を次も選んで欲しいものです。『カイジ』も流石に第3期はちょっとツライと思うんで。【K1】
10/9 『青の
物質界と虚無界を融合させようと目論むサタンとの最終決戦。
お約束通りに皆の力を集めての総力戦に、姉妹の絆の力によって決着が付く王道的展開。その後の日常への回帰も、ユリの目指した悪魔との共存が姉妹の中に受け継がれているという形で上手くまとめてはいる。が、以前のコメントでも述べたように、そもそも悪魔どころかサタンすらも受け入れるユリのあまりにもラジカルすぎる思想に説得力はなく、そのユリの想いを叶えるためにサタンが物質界と虚無界を融合させようとする展開もどうにも受け入れがたいものがある。一応燐の口から否定させてはいるが、やはり奥村兄弟や獅郎をはじめとした多くの人の運命を狂わせる発端となったわけなので、そこはユリを理想に殉じた人ではなく悲劇の人として描くべきだったし、サタンは全ての諸悪の根源としておくべきだったと思う。
さらに付け加えるならば、ネイガウス先生の奥さんを反魂した真犯人も分からず終いだったり、とアニメオリジナル展開に入ってからの破綻ぶりはちょっとヒドイ。劇場版の制作が告知されていたので、伏線を残しておくという商業的な狙いがあるのかもしれないけど…。【K1】
10/8 『バカとテストと召喚獣 にっ!』 第13話「第13問 バカとテストと召喚獣っ!」(11/9/30放映)
3年生との学年対抗肝試し大会・後編。
テストの成績だけでは推し量ることの出来ない「バカ」としての明久と勇ニの魅力を描いて終わる無難な着地点での終了。ま、原作もまだ未完結なので、三角関係が中途半端な形で終わってしまうのは致し方のないところではある。
第2期は打倒Aクラスという目標が設定されていないためか全体的なまとまりに欠ける点はあったし、また最大の盛り上がりが中盤での勉強合宿での覗き騒動で、最終話ではそこまで盛り上がりきれなかったのもシリーズ構成としてはマイナスではある。しかし、それはそれとして個々のエピソードは非常に楽しく毎回面白く見られた。
第1期のコメントでも述べたが、この作品は基本ヒロインが2人で抑えられている点もあり、また阿漕な萌えサービス(パンチラとか無意味なお色気シーン)もないので、どこか古式ゆかしいラブコメの雰囲気があり、それが好きな点でもある。K1はもちろん美波ちゃん派なので、どちらかというと美波が目立つエピソードが多かったのも、個人的には嬉しいところだった。
原作ノベルはもうすぐ最終巻を迎えるとのことなので、それに合わせての第3期も期待したいところではある。【K1】
10/7 『輪るピングドラム』 第12話「12th STATION 僕たちを巡る輪」(11/9/29放映)
16年前、高倉剣山を一員とするグループの起こした地下鉄での騒ぎは、やはり某教団によるサリン事件から想を得ているのだろう。
それはともかく高倉家と苹果たちを結ぶ数奇な運命の輪。
そして陽毬に訪れる2度目の死。
与えられる奇跡も既に失われ為すすべもなく死を迎えるしかない陽毬に対して、それでもわずかばかりの可能性に縋って足掻く冠葉の必死の想い、そして無慈悲で理不尽な運命に対する絶望感がひしひしと伝わってくる。
クリスタルワールドでの冠葉とプリンセス・オブ・ザ・クリスタルの絡みも非常にエロティックで印象的だった。【K1】
10/7 『花咲くいろは』 第26話「花咲くいつか」(11/9/26放映)
喜翆荘の閉館と従業員たちの新たな旅立ちを描いた見事な最終話だった。
ぼんぼり祭りの幻想的な夜景の中で、それぞれの想いを願い札として未来へと託し、また女将の視点から喜翆荘の在りし姿が語られ、その女将の手から新たな業務日誌が緒花に託されることで、決して喜翆荘が終わってしまったわけでなく、その再開を期待させまた予感させる脚本が見事だった。
緒花がことあるごとに繰り返してきた「ぼんぼる」というセリフ。もちろん、「ぼんぼり」と「頑張る」を掛け合わせた造語なわけだけれども、「四万十スイになりたい。」という夢を見出したのが緒花1人の力でなく、周囲の人々の「ぼんぼり」(=頑張る姿)が照らしてくれたからという風に実に上手く使われていて、前回の女将のセリフもそうだけれども、結構感心させられる。
今どきの現代っ娘が、母親の夜逃げを機に祖母の元へ預けられ旅館の仲居修行をする、という朝の連続テレビ小説のような実に地味な内容をしかも2クールに亘ってやってしまう意欲的な企画がまず素晴らしい。
さらには富山を舞台にした『true tears』や石川県を舞台にした本作品のような郷土の地域振興にホンキで取り組むような試みにも一定の評価を与えるべきかもしれない。もちろんどんなジャンルの作品であっても、作品外の要素は出来るだけ排除して演出などで評価すべきであるとは思うが、現実を切り離せないのも事実で、それを積極的に取り入れる作品作りも非常に興味深い。一部のアニメファンが作品のロケ地を聖地として巡礼することで、その経済効果なども期待される昨今であるわけでもあるし。もちろん作品自体が面白いことが前提ではある。
P.A.WORKSらしいハイクオリティな作画に加え、スタジオの特色も持ち始めており、今後の活躍にも非常に期待が出来る。【K1】
10/6 『日常』 第26話「日常の第二十六話」(11/9/26放映)
原作者が脚本、監督がコンテ、演出、キャラデザが作画監督といういかにも最終回に相応しい布陣で作られているためか、いつも以上に細部にまで手が行き届いている印象を受ける。
なのちゃんのバースデーを中心に、いつも通りの意味不明なエピソードを挟みつつも(かぼちゃを割ろうと悪戦苦闘するヤツとか)、これまでの総括までがきちんとなされていて意外と最終回らしい内容になっている。お陰で微笑ましくちょっと暖かい気持ちになって見終わることが出来た。
大人気の京都アニメーションによる作品だが、『涼宮ハルヒの憂鬱』や『けいおん!』ほどに騒がれないのは、シュールなナンセンスギャグ漫画を原作にしているためか。正直シリーズ開始当初はいささか乗り切れなかったとも思う。何でも一定以上のレベルで仕上げてしまう京都アニメーションにしては、ちょっと弱く感じられたものだ。
ただその理由は分かっている。ナンセンスとは、世間一般の常識などの「有意味」を崩し、あるいは否定することで「無意味」化させることで、それを笑いに転じさせるジャンルである。そのためには崩すべき前提の「有意味」が必要となるわけだけれども、漫画やアニメという何でもありな世界ではそもそもどこまでがその作品内での常識か一見では判断が付かない。まずは崩すべき常識を示さねばならないわけだけれども、この作品では第1話から次から次へと奇想天外なことが起こっていく。すなわち組み立てられる前のモノを崩そうとしている印象を受ける。そのため正直その行為がいささか空ぶっているように感じられたのだろう。例えば、作中に登場する囲碁サッカーなんて、もちろん囲碁とサッカーが両立するわけない、というのは常識では分かるけれども、だからと言ってそれがそれだけで面白いのかと問われれば、全くそんなことはないと思う。やはりそこは律儀に、それが有り得ないことだと言うことをきちんと視聴者や読者に示しておかねばならないと思う。最初の取っ付きにくさは間違いなく、そこに起因している。
もちろん話数をこなすことで、こちらの側にこの作品に対しての「有意味」を抱くことになり、その不満点も解消されていくわけだが。例えば先の例で言えば、全くの思いつきで始めてそんな競技があるわけがないというのが視聴者にも示され常識となったところで、実は囲碁サッカーは存在しており、そこから熱い部活ドラマがスタートする。なんてのはまさかの有り得ない展開で、そこでそこまでで築かれてきた「有意味」が崩され笑いになる。そういう意味では後半などは非常に楽しかった。
背中にネジをくっつけたロボットがいたり、校長先生が鹿とガチファイトを始めたり、BL漫画の原稿を見られたからといっていきなり警察官に暴行を加えたり、全く有り得ない出来事ばかりが起こる作品なわけだけれども、にも関わらず確かにそのエピソードの繋がりは「日常」としか名付けようがなく、このシンプルで作品の特徴を全く表していないかのように見えるタイトルがしっくりするのが、ある意味一番素晴らしい点と言って良いかもしれない。
原作あまり好きになれなかったけど、もう一回きちんと読んでみようかな。【K1】
10/6 『逆境無頼カイジ 破戒録篇』 第25話「怨嗟の涙」(11/9/26放映)
ついにOPが失くなり、スタッフロールすら省略されてしまった。凄まじく濃密に物語が展開されている。見終わった後にはグッタリしてしまいそうになる。【K1】
10/5 『青の
かつて獅郎を失った時と同様のシチュエーションを繰り返しながら、以前と異なる結末を用意することで、兄弟の絆や成長を見せるという狙いは分かるものの、色々な面で行き当たりばったり過ぎるように思える。雪男の精神世界内での一幕なんて必要あるのか、本当に、って印象すら受ける。
シュラ先生が活躍するバトルそのものはそれなりに見ごたえもあったとは思うけれども。【K1】
10/4 『BLOOD-C』 第12話「第十二話 「わすれじの」」(11/9/22放映)
結局のところ、小夜は記憶を取り戻すものの、守りたいと願った人々は皆死に絶え、小夜自信は文人に返り討ちにあうという完全なBADエンディングだった。劇場版で完結という『東のエデン』でもお馴染みのProdciton
I.G.方式のためだろうけど。この救いのないラストには逆説的に爽快感を感じないでもないけれども、やっぱ完全なマイナスだと思う。犬とか何のために出てきたのかよく分らないままだったし。
美少女が股裂きで引きちぎられたり、首が捩じ切られたり、頭から串刺しにして食べられたり、押し込んでミキサーのように攪拌されたりとか、まさに地獄絵図といった表現がピッタリの凄まじい大虐殺シーンはこれもまたある意味清々しいとは思うが、結局のところ規制の壁があだになって見えないので逆効果でしかない。もちろんDVDやBlu-rayでは無修正映像で見られるんだろうけど、グロが果たして視聴者サービスになるのかどうか微妙だなぁ。どこまで描き込んでいるのか個人的にはすごく興味もあるけど。
Prodciton I.G.の看板作品になりつつある『BLOOD』シリーズの最新作というよりは、話の構成とかキャラの設定とか、むしろCLAMP作品って感じが強い。文人さんなんて最初から黒幕だって、モロバレじゃないですか(笑)。
中盤のわざとらしい日常ドラマが全て演技だった。ってのはある意味面白くはあるけれども、それで見ていた最中の退屈さが紛らわされるわけでもなく、また小夜の蘇りつつある記憶の映像を事あるごとに挿入するのも、いささかやりすぎ感は否めなかった。勿体ぶり過ぎるのはCLAMPの、というか大川七瀬さんの欠点だと思う。
もちろん全体的には面白く見られた。特にアクションでは目を見張るシーンが多かった。最終話の唯芳との剣戟などは非常に見応えがあった。
劇場版まで付き合うかどうか。難しいところだなぁ。【K1】
10/3 『輪るピングドラム』 第11話「11th STATION ようやく君は気がついたのさ」(11/9/22放映)
まさかのヒメホマレガエル再登場(笑)。
なにやら曰くありげな冠葉と真砂子の絡みやら、苹果の姉の死に絡む高倉兄弟出生の秘密とか、何だか思っていたのと違う方向へ話が転がり出してきて、面白かった。
相変わらず画面の端で無言のコントを繰り広げているペンギン達なんだけど、今回は妙に飛ばし気味でそちらも気になって仕方がなかった(笑)。【K1】
10/2 『花咲くいろは』 第25話「私の好きな喜翆荘」(11/9/19放映)
女将さんと従業員たちの対立。その板挟みになって苦しむ緒花。
シリーズ開始当初、何度も繰り返されてきた「旅館商売はお客様が第一、自分たちは二の次三の次」という女将のセリフが、ここに来て意味合いを変えて感じられる。
それは決して自分たち、家族を蔑ろにすることではなく、お客様に笑顔になってもらうことで、自分たちも笑顔を貰い、そしてそこに嬉しさを感じるということで、ごくありきたりの結論なわけだけれども、それが決して単なるお題目でなく、実感として素直に受け止められるのは、これまでの歩みがあるからで、不覚にもちょっと感動してしまう。
祖母、母、孫の三代が中居として働く姿を同一カットに収めることて、今まで衝突やすれ違いを繰り返してきた家族が1つになった様を見せるのも同様だが、ここも素直に受け取られる。
折角のぼんぼり祭りが後景に追いやられているのがちょっと物足りなくはあるが(でもラストの夜景は幻想的で美しかった)、良い最終回でした(笑)。
次回はエピローグとしてしみじみとした余韻を味あわせてくれるものと期待しております。【K1】
10/1 『日常』 第25話「日常の第二十五話」(11/9/19放映)
みおちゃんの失恋?編。その他。
相変わらず追い詰められたみおちゃんの秘めたるポテンシャルの発揮っぷりが半端なくて笑ってしまう。
中村先生の東雲研究所への潜入は、一人相撲に一人自爆を延々と繰り広げる様が楽しい。水原薫さんの喋りも何だか妙な癖があって、これはこれでずっと聞いていると何だか面白くなってきそう。
最後はちょっとしみじみとした形でまとめられていて、こんな作品であっても、何だか最終回が近いことを匂わせる感じになっていた。って、次回が最終回だけれども。【K1】
9/30 『青の
奥村姉妹の母親ユリ・エギン役が林原めぐみってのは、ちょっと驚いた。久しぶりに声聞いた(『ポケモン』も『名探偵コナン』も映画『マルドゥック・スクランブル』も見てないので)。
三白眼とホクロとい奥村姉妹への特徴を活かしたキャラデザも面白く、また陰性の薄幸の美人みたいなのを予想していたので陽性でちょっとあどけない雰囲気も意外性があった。
ただ面白いのはキャラ造型的な面だけであって、正直な話、全ての悲劇を生み出す因果の発端となるサタンを自ら進んで受け入れるというのが、あまりにも納得がいかない。父親代わりだった獅郎を殺したサタンに対する敵愾心を掻き立てるためにも、またサタンを最終的な倒すべき巨悪とするためにも、ユリにはただひたすらに悲劇的なイメージを与えるべきだと思うのだが。
さらに付け加えるならば祖父のエルンストが雪男を利用する意図があったのは分かるにせよ、聖騎士として優遇する必要性も全く意味不明だった。バチカンをあっと言う間に掌握する力があるんだったら、燐と同様に力づくでゲヘナゲートを開くために生贄にしても良かったと思うのだが。
アニメオリジナル展開になって、色んな所がお粗末になっている気がしていたけど、流石にこのところの展開はヒドイ。
ヨハネ黙示録の引用とか、ゲヘナゲートのおぞましいデザインとか、そういう外面だけは良いんだけどね…。【K1】
9/29 『TIGER & BUNNY』 第25話「#25 Eternal Immortality. 永久不滅」(11/9/17放映)
アンドロイド軍団とのバトル、そしてマーベリックの最期、エピローグと続く最終話。
アンドロイド軍団とのバトルは、一流作画陣を投入してヒーローたちのネクストが特殊効果満載で描かれ、今までで一番良い出来なのだけれども、実質追い詰められているだけでこれっぽちも活躍できていない。ヒーローたちの危機を救うのはバーナビーの両親が残したセーフティプログラムと斉藤さんのシステム介入の御陰だし。余裕をかましているマーベリックさんを最終的に追い詰めるのも、アニエスのドッキリ生放送だったりするわけで。
最終話ぐらいヒーローたちが颯爽と巨悪を粉砕する格好良い活躍を見せて欲しい。正直な話、そういうところにストーリー構成のまずさがはっきりと現れている。文句ついでに言うならば続編が予定されているためもあるのかも知れないけれども、レジェンドの息子であるルナティックの扱いがちょっとぞんざいなのもいささか気になるところではある。
とは言え、能力の減退を理由にヒーローを引退した虎徹が、ちゃっかり2軍としてヒーローに復帰しているとというエピローグは良かった。ほとんど能力も失い碌に活躍もできないにも関わらずヒーローにしがみつくのはみっともなくはあるのだが、そのみっともなさが同時に格好良さにもなっており、虎徹というキャラに対するスタッフの深い理解と愛情を感じさせる。相変わらずバーナビーはちょっとキモイけど(笑)。
実在の企業のロゴを背負って戦うヒーローという一見イロモノっぽい設定ながら、アメコミ的なヒーローの造型やら舞台設定、などさとうけいいちや桂正和のセンス全開のビジュアルも好みで、気楽に見られる作品だった。虎徹とバーナビーの主人公コンビの描写も、反目しつつもお互いを認め合ってゆくという王道パターンで安心して見られたし、腐女子が食いついたのも分からないでもないぐらいにはきちんとしていた。後半、ちょっと狙いすぎの描写が多くて苦笑させられることも多かったけれども。
演出や作画以上に、好みの作品でもあるので、続編の制作が決定したのは素直に喜ばしい。是非、続編ではヒーローたちの胸のすくような活躍を素直に楽しめる作品を期待したいところです。【K1】
9/28 『BLOOD-C』 第11話「第十一話 「たれをかも」」(11/9/15放映)
ちゃぶ台のひっくり返し方があまりにも有り得なくて唖然としてしまった。いや、流石にドッキリで片付けるには無理が有りすぎるでしょ、これ。
有り得ない名前に有り得ない制服デザインにまでツッコミが入るところは、ある意味CLAMPの自己否定的なネタでちょっと笑ってしまったけど。
登場人物たちがエゴを剥き出した醜い本性を見せたり、お互い罵り合う様とか、あまりに酷くて面白くはあるけれど、ちょっと露悪的過ぎていささかウンザリもする。【K1】
9/27 『輪るピングドラム』 第10話「10th STATION だって好きだから」(11/9/15放映)
なんかキャラがちょっと丸っこい感じでいつもよりあどけなく可愛らしい感じだと思っていれば、後藤圭二の絵コンテ・演出・作画監督・一人原画だった。
屋上での夏芽真砂子との接触後の病院内のビジュアルのぶっ飛び具合が良かった。武内宣之の手による黒と白のストライプに彩られた壁面は冠馬の不安感をより一層見るものにも与えてくれている。
話の方も夏芽真砂子が本格的に動き始め、物語もようやくエンジンがかかってきたような印象を受けるのも良かった。【K1】
9/26 『THE IDOLM@STER』 第10話「第十話 みんなで、少しでも前へ」(11/9/15放映)
アイドル対抗運動会。可愛いアイドルたちが画面狭しと活躍して、実に華やかで見ごたえはある。
ただ今回が初登場としか思えないアイドルたちが以前からの知り合いのように陣中見舞いに来たり、画面の外でジャニーズ系の男性ユニットと春香がフラグ立てていたり、ちょっと取り残されたような感じがしてしまった。【K1】
9/26 『花咲くいろは』 第24話「ラスボスは四十万スイ」(11/9/12放映)
第1クールに母親が中ボスとして、そして第2クールに女将がラスボスとして緒花の前に立ちふさがる。何だか妙な構成だ。
まさかの女将さんの入浴シーンだけでも驚きなのに、BGNと構図の取り方で矢鱈と威圧感を与える演出に爆笑してしまう。
女将さんの姿をほとんど見せずに、その一挙手一投足を見守る緒花たちの表情や備え付けのシャンプー、風呂桶などで行動を想像させるのが凄すぎる。ふつーに考えればカラスの行水としか思えない早風呂を見せないことで何か神速めいた立ち居振る舞いに感じさせることに成功している。
それ以外にもいつも端正な出来上がりの作品だが、ラス前だからか、いつも以上に細かいところにまで行き届いた演出、作画だった。【K1】
9/25 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第24話「終わりと始まりのプロローグ -Achievement Point-」(11/9/12放映)
ハッピーエンドへと至る道筋は前話で全て示されており、後は感動の大団円を待つばかりという最終話。もちろん原作ゲームの展開に沿った構成なんだろうけれど、こういう所で話の組立が本当に上手い。
岡部が紅莉栖を救うために自らナイフに刺され、そして傷口を抉って血を流す場面は、様々な世界線を通じて成長した岡部の姿と、そして何よりも覚悟を感じさせる、実に痛みを感じさせる演出が印象的だった。
世界線を越えても変わらない想いがあり、そして確定していない未来に向かって歩んでゆくというエピローグは、無難ではあるけれども、これまでの岡部の葛藤を通して素直に納得できるものになっている。
劇場版の制作も決定したようで楽しみではあるが、おそらくTV版の総集編になるのだろうなぁ。
原作ゲームの人気も実に納得の作品だった。個々のキャラの魅力に劇的なストーリー展開もさることながら、アキバを舞台として、ネットスラングなどを上手く散りばめたキャッチーさも、同類を惹きつけるアクセントになっている。
これは暇をみつけて、是非原作ゲームの方もプレイしたいものです(実はアニメ放映決定前から積みゲーしてます)。【K1】
9/24 『日常』 第24話「日常の第二十四話」(11/9/12放映)
唐突に笹原先輩が目立つエピソードが満載。なんだけれども、笹原先輩そのものを描くのではなく、その周辺の人々の視点から描かれていて、笹原先輩が能動的に行動するのではないのがポイント。麻衣ちゃんと同じ不思議系キャラに近い位置付けなので、内面やらを描いていしまうと面白くなくなってしまうので、もちろんそれで正解。
唐突にシリアスな絵になったりする無言の間とかが面白かった。【K1】
9/23 『スイートプリキュア♪』 第30話「ワオーン!ヒーリングチェストの不思議ニャ!」(11/9/11放映)
何だか今回は妙に飛ばしている。
和音との心和むやりとりとか、「なんでテストを持ち歩いているのか」というエレンの和音に対する尤もらしいツッコミとか、エレンがしょーもないギャグをわざわざ2回繰り返したり(天丼は基本です)。とにかく色々面白かった。
キャラの崩し方も非常に可愛らしい。悲鳴をあげたエレンの口の中に黒猫(セイレーン)が見えたりとか、この作品としては珍しい作画的な遊びも良かった。
何故か突然ふつーに喋りだしてクイズ大会を始めるネガトーンなんかも反則過ぎる。
脚本も作画も異色の楽しいエピソードだった。【K1】
9/22 『TIGER & BUNNY』 第24話「#24 Nothing ventured, nothing gained. 虎穴に入らずんば虎子を得ず」(11/9/10放映)
バーナビーの虎徹に炒飯食べてもらおうと練習してる、ってセリフは正直、ちょっとキモイ(笑)。虎徹の「お前睫毛なげぇな」ってセリフも大概だけど。
腐女子へのリップサービスなのか、シリアスな場面にでもユーモアを忘れない精神なのか、微妙に判断に苦しむ(もちろん前半だと思うけど)。攻撃を受けた虎徹のパワードスーツが破壊され乳首見えてるし(笑)。
まぁ、今回も作画は良かった。敵の武器を利用して勝利を収めるという展開も、カタルシスにはかけるが無難な展開ではある。ヒーローたちの絆が試されるという展開も少々わざとらしく予定調和的な気もするが、まぁ無難ではある。【K1】
9/21 『バカとテストと召喚獣 にっ!』 第10話「第10問 僕と恋路と恋愛術っ!」(11/9/9放映)
少なくとも、この2話分を見ている限りでは、姫路さんよりも美波がヒロインとしか思えない。ま、K1は断然美波派なので(別に貧乳好きというわけではない)、その点に関しては満足だけれども。好きなのに、好きだから、相手のちょっとした言動に両者の距離が変化する。それに対すると、姫路さんの関係はどうにも固定化してしまっているような気がして。
バカだけれども真っ直ぐな明久の良さも出ていたし、Bクラスとの水面下での謀略戦も、テンポ良くまとめられていた。【K1】
9/20 『THE IDOLM@STER』 第9話「第九話 ふたりだから出来ること」(11/9/8放映)
まさかの山内重保さんコンテ、演出回。
プリンの被り物をして春香たちを脅す際の演出が、言われてみると、何かそれっぽい感じもする。が、流石に作品の雰囲気に合わせているので無難な内容になっている。何故か今回挿入歌が1つもなかったのは、ちょっと詰め込み過ぎていたからか?
双子の探偵ゴッコはそれなりに楽しかったが、EDロール後のどんでん返しはホントに必要だったかどうかは疑問。【K1】
9/19 『日常』 第23話「日常の第二十三話」(11/9/5放映)
エロ本如きで顔を赤らめる女教師なんてファンタジーも良いところなんだけれども、いっぱいいっぱいの桜井先生の姿が愛らしくて、それもありかな、と思ってしまう。
はかせと麻衣ちゃんの和解も、ちょっと珍しい麻衣ちゃんの姿が見られたりで、ほのぼのさせられた。【K1】
9/18 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第23話「境界面上のシュタインズゲート -Open The Steins Gate-」(11/9/5放映)
OPが二番の歌詞に変更合わせて映像も一部編集が変更。実に脚本の展開に沿った歌詞になっていて、これだけで何だか妙にテンションがあがる。
紅莉栖の死の真相と第三次世界大戦へと至る歴史の流れ。
確定した過去を変更することが不可能と改めて思い知らされ、どん底まで落ちかけた岡部がまゆしぃの叱咤激励と未来の岡部からのムービーメールによって光明を見出し、鮮やかに「鳳凰院狂真」としての復活を果たすラストのカタルシスが非常に素晴らしく、ゲーム版のOPが挿入歌として流れそしてそのままEDまでなだれ込んでめちゃくちゃ気持ちが盛り上がる。
観測された過去をそのままに過去を改変するという、自分をひいては世界をも騙すという解決策も今までの時間遡行作品では見られなかった非常に面白いアイディア。量子力学の観測問題とかを連想させられる。
最終話は次回だけれども、これ、ホントによく出来たシナリオだなぁ。ゲームが大人気なのも頷ける。少なくとも脚本は、ここ数年間見たアニメやプレイしたゲームの中でも群を抜いてよく出来ている。そんな感じで今回も☆×3。多分、ちょっと興奮気味です。でも、ここまで気持ちが揺さぶられるのも本当に久しぶりです。【K1】
9/17 『逆境無頼カイジ 破戒録篇』 第22話「諭吉の威光」(11/9/5放映)
ここしばらくはEDのスタッフロールすらOPに流してEDの時間を省略するほど詰め込んだ内容になっているが、にも関わらず二転三転する事態の変動がスゴイ。原作を読んだのは随分前なので、すっかりもう少しスマートに勝利を収めたのかと思っていた。
勝機、誤算、狂気と冷静、それらが入り交じった濃密な時間があふれかえっていて、相変わらずまさにギャンブルの熱気とでも言うべきものがビシビシ伝わってくる。【K1】
9/16 『TIGER & BUNNY』 第23話「#23 Misfortunes never come singly. 不幸は単独では来ない」(11/9/3放映)
「バーニーちゃん」という愛称でバーナビーが記憶を取り戻すくだりは、ベタだけれども受け入れられるとしても、自分を思い出さないバーナビーに対して涙ながらにこれまでの2人の思い出を語る虎徹の姿は、何というか、ちょっとみっともない。うーん、これってあからさまな腐女子向けのリップサービスな気がする。
作画は流石にラストに向けて今回も好調だったけれども。【K1】
9/15 『バカとテストと召喚獣 にっ!』 第9話「第9問 僕と恋路と交渉術っ!」(11/9/2放映)
前々回の間違いメールから、実に上手く三角関係を展開させている。
まずは美波が勘違いから明久にキスをしてしまい、その後で明久から謝罪と共にメールの誤解が解かれることでいつもの素直になれない意地っ張りから自分の気持ちを誤魔化してしまう。しかし、ある事情から再び偽装カップルを演じることになり、さらにはその嘘に真実味を持たせるための偽装修羅場という形を取りつつも姫路さんと美波が自分の想いをぶつけ合う。
ラブコメ展開あり、緊張感のある恋愛の駆け引きもありの、それでいながら相変わらずのおバカっぷりも忘れずに盛り込まれている点なんかも良かった。【K1】
9/14 『THE IDOLM@STER』 第8話「第八話 しあわせへの回り道」(11/9/1放映)
いつも以上に荒唐無稽でドタバタしたエピソードだけれども、挿入歌も沢山使われていて、楽しいエピソードになっていたと思う。
誰しも思っただろうけど、『エージェント夜を往く』に合わせてのアクションが突出して良く出来ていて印象的だった。中華街や梯子を使ったアクションの組み立ては昔懐かしい香港のアクション活劇を思い出させてくれた。【K1】
9/13 『輪るピングドラム』 第9話「9th STATION 氷の世界」(11/9/8放映)
武内宣之絵コンテ・演出・作画監督・一人原画。
様々な作品でビジュアルコンセプトを務める武内宣之の手が隅々まで行き届いているためか、いつも以上に見応えのある画面の充実ぶりだった。
丸い穴のデザインの壁に奇妙な文字盤の刻まれたエレベーターから不思議な扉に、幾何学的に整えられた中央図書館そらの孔分室。どれも独特で印象に残る。
下へ下へと降りるイメージはもちろん陽毬の過去、内面を深く掘り下げる脚本と上手く連動している点も良かった。【K1】
9/12 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第22話「存在了解のメルト -Being Meltdown-」(11/8/29放映)
岡部と紅莉栖の切ない恋の結末。
ここ数年来で最も感動的なラブストーリーだった。
まゆりのため、そして何より岡部のために自らの死を受け入れる紅莉栖の想いも、その想いを受け入れて紅莉栖を犠牲にすることを決断する岡部の苦渋の選択も痛いほどに伝わってくる。世界を越えて仮にそこで自分が死んでいても、元の世界では自分は生きているかもしれない。岡部に覚えていてもらうことで確かに自分はそこに存在し続けることが出来るという紅莉栖のセリフが、理系的でありかつロマンティックで非常に心を打つ。不器用な2人が想いを通じ合わせるキスシーンの素晴らしさは、その後の別れに苦さも滲ませていて、思わず涙ぐんでしまう。
たっぷり20分ほどモブキャラすら画面に登場せずに、岡部と紅莉栖のみで決別までをじっくり描く脚本も素晴らしかった。
まゆりを救ったにも関わらず、そこでは誰もが紅莉栖を覚えていないという結末の苦さも、無音で流れるスタッフロールがさらに引き立てる。
だからこそ、EDを強制的に打ち切って再登場する鈴羽が語る第三次世界大戦への引きのどんでん返しが効果的に決まっている。
この☆×3は完全にK1の趣味だけれども、でもそれほどに感動させられた。【K1】
9/11 『花咲くいろは』 第22話「決意の片思い」(11/8/29放映)
着替えるみんちの後ろからちょっと覗くハミ乳もいいけど、両腕をあげた時の肩甲骨の盛り上がりなんかにちょっとエロを感じたりもする。
さらにはなこちが荷物を持って階段を降りる際に半身になって足元を確認しながら降りるなんて芝居動作なんかもスゴイと思う。その他に結婚式前の慌ただしさや結婚式の雰囲気を上手く拾っていて、演出はいつも以上に力が入っている。
恋が成就してハッピーエンドで終わらせるんじゃなくて、恋を実らせるべく諦めないで片思いを続ける。という決意で前向きな気持ちを表現するってのも上手いなぁ。【K1】
9/10 『TIGER & BUNNY』 第22話「#22 Bad luck often brings good luck. 人間万事塞翁が馬」(11/8/27放映)
ヒーローたちの洗脳がたまたまマーベリックさんと接触したことにより得た楓のNEXTにより解かれる。ってのは、ちょっとご都合主義的な感じもするが、あれだけ大見得を切って自信満々だった虎徹が結局策らしい策を用意しておらず、行き当たりばったりでしかなかったのは、いかにも愛すべきバカといった虎徹らしい振る舞いではある。
バーナビーとの、タンクローリーの下をくぐり抜けたり、跳開橋を挟んで交差する一瞬の攻防とかのバイクアクションなんかは全部どこかで見たことがあるような陳腐なものなんだけれども、作画も良くて十分な見ごたえはある。【K1】
9/9 『バカとテストと召喚獣 にっ!』 第8話「第8問 ウチと日本と知らない言葉」(11/8/26放映)
前回のラストの美波との衝撃のキスシーンで引いておきながら、このタイミングで明久と美波との馴れ初めを描く1年前の回想エピソードを持ってくる構成にまず感心した。
視聴者を焦らすとともに、美波の明久への想いも再確認させられる、まさに一石二鳥の構成。
いつもと異なりナレーションも美波自身が行い、いつもとは違った落ち着いた演出、脚本も雰囲気に実にマッチしていて良かった。【K1】
9/8 『THE IDOLM@STER』 第7話「第七話 大好きなもの、大切なもの」(11/8/25放映)
萌やし(ちなみに漢字の変換ミスじゃありません)は庶民の味方です。
草臥れた靴が乱雑に脱ぎ捨てられている玄関の描写をはじめとして生活感の描き方が地味に上手いなと思ってたら、コンテが舛成さんだった。納得です。【K1】
9/7 『輪るピングドラム』 第8話「8th STATION 君の恋が嘘でも僕は」(11/9/1放映)
ぬいぐるみに仮託される家族劇場やら唐突にウエスタン調で語られる妄想劇場やら相変わらずどこまでシリアスなのかギャグなのか判断が難しい。
人によっては悪巫山戯とも受け取られる描写だろうけれども、正直話離婚した父親の再婚話とか、語られている内容はかなりベタだからね。演出によってそれを異化して見せるのは、殊更珍しいものではないと思う。幾原さんの場合はそれがかなり大胆なアレンジになるわけで、そこが個性であり面白いところだけれども。
ただやはり話の方向性が未だに掴みづらいのは少々辛くはある。【K1】
9/6 『スイートプリキュア♪』 第26話「ピポパポ♪フェアリートーンの大冒険ニャ♪」(11/8/24放映)
パワーアップしたネガトーンとの戦いは、きちんと今まで以上の強敵として描かれている。扇風機型のネガトーンがコンセントの部分を地面に突き立てて転倒を防いだり、ちょっとロングを多用した演出の見せ方も良かった。
フェアリートーンの活躍が、目覚まし前に響を起こすことから始まって、終始プリキュアたちの目に付かないところで行われている。って脚本も良かったと思う。【K1】
9/5 『日常』 第21話「日常の第二十一話」(11/8/22放映)
アバンでのユッコの頭を直撃する出席簿での48連発に思わず笑ってしまった。カットを変え、アングルを変え、さらには反転、分割などありとあらゆる見せ方のバリエーションの数々が素晴らしい。【K1】
9/4 『花咲くいろは』 第21話「蘇る、死ね」(11/8/22放映)
一応前回フラグが立っていたんだろうけれども、まさに犬も食わない、って感じの縁さんと崇子さんのバカップルぶりに、喜翠荘の面々同様頭を傾けてしまう。
降って湧いた結婚話に浮き立つ喜翠荘の中で、みんちがついに報われない想いを爆発させ周囲に当り散らしてしまう展開の持って行き方が良かった。
徹さんの空気の読めなさに苛立ちを募らせ、さらには自分の気も徹さんの気持ちも知らずに無邪気に若旦那の結婚を喜ぶ緒花の無神経さに腹立たしさを覚え、そしてその気持ちを抑えきれずに仕事でミスを犯してさらには周囲にも当り散らしてしまうみんちって、ふつーに考えて、とってもめんどくさい女の子なんだけれども、それが妙に生々しい感じがして、結構やっぱ好きだったりする。【K1】
9/3 『青の
いきなりみんなでバースデーパーティで仲良しごっこを始めるので、ちょっと呆気に取られてしまった。正直唐突感は否めない。
ただ、前回のことで燐と子猫丸を有耶無耶のうちに仲直りさせるのでなく、今回のケーキ作りを通じて両者の間にわだかまっていたモノ(というか子猫丸が一方的に抱いていて思い)が自然と解消されていく、のは丁寧で良かったと思う。
良かったと言えば、作画も演出もかなり健闘していて、滅多に見せない出雲のコメディリリーフぶりなどもベタだが、楽しかった。【K1】
9/2 『スイートプリキュア♪』 第25話「ヒュ〜ドロ〜!エレンの弱点見〜つけたニャ!」(11/8/21放映)
子ども向けだから深く考えちゃいけないんだろうけれど、不思議の国の住人がオバケを怖がるということ自体がよく分らない。
仲間として認められたエレンの意外な一面やみっともないところを見せてキャラに親しみをもたせる戦略はもちろん誤っているわけではないし、また響と奏にからかわれて思わず声を荒立てたり照れたりするエレンは、いささかあざとくキャラを見せようという意図が見え見えなのだけれども、それなりに魅力的にも見えたので、まぁいいか、とも思う。【K1】
9/1 『バカとテストと召喚獣 にっ!』 第7話「第7問 僕とのぞきと遥かなる桃源郷っ!」(11/8/19放映)
ホント、みんなバカばっかりや。
覗きに対してここまで熱く、滾る想いのたけを真剣に正面からぶつける作品が今まであっただろうか(笑)。脅迫犯を探すとか濡れ衣を晴らすとか、全てのお題目を解き放って放たれる、ただ女子風呂を覗きたいという魂からの叫びに男として心から共感せざるを得ない。そして女子風呂を覗くために立場を越えて結集される男たちの結束。何故だろう、何だかとっても熱いドラマが繰り広げられているような錯覚すら抱いてしまう。
美波の明久への夜這いをかけてる隣で霧島さんに雄ニが荒縄と猿轡で拘束されて逆レイプされてる変な絵面にも思わず爆笑してしまった。この作品、やっぱ男女の関係が妙に入れ替わってる。
やたらと格好良いウソOPやら、悲哀感たっぷりのEDも涙なしには聞けなかった(笑)。3話続いたエピソードの大団円に相応しい盛り上がりだった。【K1】
8/31 『THE IDOLM@STER』 第6話「第六話 先に進むという選択」(11/8/18放映)
竜宮小町の本格始動。
ゲームでもウリの部分だっただけあって、ステージでの歌は本格的な振り付けやら3者の立ち位置と絡みなど、なかなか良く出来ている。【K1】
8/30 『BLOOD-C』 第7話「第六話 「うかりける」」(11/8/18放映)
幾ら大川七瀬やCLAMPが関わっているとは言え、『xxxHoLiC』とコラボレーションしてくるというのはちょっと驚いた。ま、今のところ、対価や願いなどCLAMPお得意の言い回しがされているものの、それほど気になるほどでもないが。
今回の古きものとの対決は剣豪対決ということでだろうか、妙にスローモーションが多用されていたが、正直な話ほとんど意味がない。時代劇などでスローモーションを使用する意図はおそらくは、本来ならば素人の目に留まらない達人の刀捌きをそのことで印象づけたりまた刀が降り下ろされるまでの時間を引き伸ばすことによって、その決定的な瞬間を先延ばしにすることで緊張感、期待感を盛り上げることにあると思うのだけれども、正直ほとんどその効果が果たされていない。何となくやってみました、って感じ。【K1】
8/29 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第20話「怨嗟断絶のアポトーシス -Finalize Apoptosis- 」(11/8/15放映)
FBの意外な正体。その独白はいささか冗長に語りすぎなんじゃないかと思う。正直、フィクションとしてはごくありふれた陳腐な内容でしかないし。
ただ全てのDメール改竄を阻止し、IBM5001を入手してまゆりを救うことが出来たと安心させておいて、最後のDメールの存在を最悪のタイミングで思い出させる構成には感心させられた。つか、激動の展開の慌ただしさに正直な話すっかり忘れていたので、岡部同様の愕然とした思いを味わせられる。【K1】
8/28 『日常』 第20話「日常の第二十話」(11/8/15放映)
相変わらずBL漫画ネタにはハズレがない。
麻衣ちゃんのマイペースにもほどがあるボケの連発芸にも笑わされるが、何よりも今回は数分間にわたって繰り広げられるみおちゃんのツッコミのハイテンションぶりに圧倒されてしまう。細かい芝居動作やら相沢舞の熱演ぶりも素晴らしかった。【K1】
8/27 『バカとテストと召喚獣 にっ!』 第6話「第6問 僕とのぞきと男の友情っ!」(11/8/12放映)
女子風呂の覗きというおバカな行為に対して、ここまで真剣になって取り組む明久たちの本気度が楽しい。最低の行為を行おうとしているにも関わらずイヤらしい感じが全くせずに、不必要なほど悲愴感を盛り上げたり、わざとらしいお涙頂戴の寸劇を繰り広げたりする様がいかにもこの作品らしい。【K1】
8/26 『THE IDOLM@STER』 第5話「第五話 みんなとすごす夏休み」(11/8/11放映)
それはともかくキャラの崩し方もこなれてきた感もあり、ようやく素直に面白く感じられてきた。水着回でしかも総勢12人いるので、画面もかなり華やいでいる印象も受けた。よ
にしても、律子さんが19歳、ってのは無理があるんじゃないかなぁ(苦笑)。【K1】
8/26 『BLOOD-C』 第6話「第六話 「かぜをいたみ」」(11/8/11放映)
この作品はかなり残酷描写をこれでもか、ってぐらいに連発しているけれども、規制が入っちゃあ、逆効果に思えるのは、エロと同様か。
双子が頭を食いちぎられたり、足首だけ残して原型を留めない最期を迎えるとか、かなりえげつない。わざわざムードメーカーの盛り上げ役から惨たらしく殺害するとか、実にイヤらしい。
この先もヒドイ展開が待ち受けている予感がしてならない。【K1】
8/25 『輪るピングドラム』 第6話「6th STATION Mでつながる私とあなた」(11/8/18放映)
Mと聞いて結婚(Marriage)の「M」じゃなくて、マゾヒズム(Masochism)の「M」を連想する私は、人として何かもう純粋なモノを失ってしまっている気がします。
それはともかく、ぬいぐるみに仮託されて行われる家族崩壊劇がシュールだった。
相変わらず異常なストーキング行為を繰り返す苹果だけれども、その行為の裏にある純粋な想いやコミカルな描写とあい俟って、今回も全く憎めないキャラになっている。いや、可愛いよ、実際。
謎のスリングで額を撃たれた少女たちの非常にオーバーリアクションかつ派手な描写に笑うべきなのか、それとも謎の狙撃手の存在や記憶を奪うその超常的な現象に戦慄すべきなのかよく分らないところなんかも、いかにもこの作品らしくて良かった。【K1】
8/24 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第19話「無限連鎖のアポトーシス -Endless Apoptosis-」(11/8/8放映)
阿万音のハードラックな運命の変遷も、女体化ルカ子との疑似デートなども楽しかったけれど、今回久しぶりに話が前進したような印象を受ける。
繰り返されるタイムリープとまゆりの死に憔悴しきった岡部と、FBに見捨てられ、最終的には自殺に見せかけて殺害される運命の待つ萌郁。
ともに追い詰められた者同士が見せるギリギリの殺伐としたぶつかり合いは、今までにない緊張感があった。暗く沈んだ色調の背景美術がまた陰惨な雰囲気を盛り上げている。
岡部の容赦のない本気グーパンチとか、萌郁の狂気じみた振る舞いとかも印象的だった。【K1】
8/23 『日常』 第19話「日常の第十九話」(11/8/8放映)
感動的な回想やモノローグで盛り上げるとこらへんから、もうひどいオチが付くことは予測が付くのだけれども、それでも魚雷跳びには笑った。中島みゆきの挿入歌が妙に嵌っていて、それがさらなる笑いを招き寄せる。
セットのお寺が倒壊する雨宿りネタは、往年のドリフを思わせるコントで楽しかったり、囲碁サッカー対決の何だか分らない勝負を大袈裟な演出で無理矢理あたかも白熱のバトルがそこで繰り広げられているかのように見せるのも意味不明で面白かった。【K1】
8/22 『青の
冒頭たっぷり尺をとったアマイモンのバチカン本部への強襲は、作画の注力具合もあって、圧倒的な脅威が迫り来ることを感じさせるものになっていた。バトルそのものは呆気なく決着付くので、ちょっと物足りないけれども。
あと原作通りだけれども、蓮っ葉で開けっぴろげなシュラの下着がピンクのフリフリてのが意外だったり妙に可愛らしかったりで印象的だった。でも、腐女子人気的には雪男のトランクス姿がサービスカットになるのかなぁ。【K1】
8/21 『TIGER & BUNNY』 第19話「#19 There’s no way out. 袋の鼠」(11/8/6放映)
バーナビーの過去探しという名の、虎徹とバーナビーのイチャラブデート(笑)。虎徹が初デート記念に(笑)ペアルックの記念品を購入して、それをバーナビーが照れて拒絶するところなんて、腐女子にはもう鼻血モノなのだろうなぁ。そして家に帰ってから、こっそりと付けてるとか、妄想してそう。
あからさまな腐女子へのリップサービスだけれども、ただ正直な話、虎徹の行動としては、あまり納得できるものではない。仲を深めてから破局させる。ってのは、お約束ではあるけれども。【K1】
8/20 『THE IDOLM@STER』 第4話「第四話 自分を変えるということ」(11/8/4放映)
今井麻美は765プロの面々の中では歌唱力のある方だとは思うんだけれども、アカペラはやっぱり難しいんだろうな。正直あまり上手に聞こえなかった。
にしても前回の雪歩も含めてだけれども、こいつらに全くアイドルとしての自覚が足りないと思うのは私だけなのでしょうか。
1人別れてからのどこか寂しげな千早の一人暮らしの様子を描いたEDは、ちょっとイイ感じだった。【K1】
8/19 『輪るピングドラム』 第5話「5th STATION だから僕はそれをするのさ」(11/8/4放映)
クリスタル・ワールドで、てっきり落とし穴に落とされたかに見えた荻野目苹果が乙女にあるまじき格好をしてまさかの奇跡の復活を果たし、逆襲に転じる展開に思わず爆笑してしまった。
プリンセスからは毒舌を浴びせられ、想い人は他の女に掻っ攫われ、さらには父親には新しい家族(娘)も出来つつあり、と相変わらずの苹果のハードラックぶりも凄まじかった。【K1】
8/18 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第18話「自己相似のアンドロギュノス -Fractal Androgynous-」(11/8/1放映)
女体化ルカ子とデート。男の娘or女体化。どちらにしてもかなり特殊だ。どちらを選ぶかでその人の性癖が問われそうだ。
それはともかくコミカルな楽しい1日デート編で、照れまくりのルカ子の仕草がどのヒロインよりも女性らしい(笑)というのは、流石によく分かってらっしゃる。
でも助手のツンデレぶりがあまりにも鉄板過ぎて可愛らしく、そちらの方が何だか妙に印象に残る。別段特別なことはしていないんだけど、紅莉栖には妙に萌えさせられてしまう。【K1】
8/17 『花咲くいろは』 第18話「人魚姫と貝殻ブラ」(11/8/1放映)
涙ぐましい努力で節約する緒花やオサレな喫茶店でも仕事モードなみんち、そして外見をどれだけ着飾ってもどうしようもなく内面が所帯染みている菜子ち。女子高生としての華やかさに全く欠ける喜翠荘面々の放課後が楽しい。
なこちの無自覚な天然毒舌ぶりも久しぶりに聞けて楽しかった。つか、そういう設定すっかり忘れてたよ。【K1】
8/16 『スイートプリキュア♪』 第24話「サンサン!お砂のハミィで友情の完成ニャ!」(11/7/31放映)
キュアビートの参入に合わせて、OPEDがリニューアル。OPはマイナーチェンジだが、EDの恒例のダンスは派手な振付が印象的だった。
また3プリキュアそろい踏みの変身バンクも、きちんと3人用に新たに描き直されており、きちんと華やかさが増しているのも良かった。【K1】
8/15 『TIGER & BUNNY』 第18話「#18 Ignorance is bliss. 知らぬが仏」(11/7/30放映)
虎徹にデレてきて可愛らしくなってきているはずなのに、面倒くさい娘になってきていると周囲に思われ始めていて、実際そんな感じになりつつあるブルー・ローズに対する生暖かい目が何だかちょっと面白かった。【K1】
8/14 『バカとテストと召喚獣 にっ!』 第4話「第4問 僕と本音と男の尊厳っ!」(11/7/29放映)
Aパート。脱衣トランプ。期待通りに(笑)下着姿を披露するのは明久と雄二。べ、べつに女の子の下着姿が見たかったわけじゃないんだからねっ。
Bパートの本音喋りまくりの召喚獣トラブルも、舌っ足らずな口調で喋る召喚獣が可愛らしく、またコントとしても楽しかった。
第2期になって、海水浴とか小ネタ集とか番外編ばかりなのは少々気に掛かるが、楽しいことは楽しい。【K1】
8/13 『輪るピングドラム』 第4話「4th STATION 舞い落ちる姫君」(11/7/28放映)
ヅカ調の妄想劇場とか、唐突に現れては話を引っかき回してゆくスカンクとか、どこまでシリアスに捉えて良いのか分らないところが、いかにも幾原さんらしい。池で溺れて人口呼吸で彼氏と初チュウって、一体いつの時代の少女マンガやねん、ってのもある意味らしいか。
純真無垢な外見の下で結構腹黒い思惑を隠し持っている舞台女優さんやら、コミカルな展開を裏切るラストの不穏な雰囲気や、暗躍する謎の少女など、俄然話も面白くなってきた。
金子さんのコンテは久しぶりに見た気がするけれども、やっぱりテンポも良くて上手かった。【K1】
8/12 『花咲くいろは』 第17話「プール・オン・ザ・ヒル」(11/7/25放映)
イイ話には必ず裏がある。ってのは、パターンだよなぁ。
それはともかく、頬を叩こうとしたら逆に叩かれ、追いかけて来てみればプールに轟沈したりと、どこまでいっても格好良いところのない若旦那の情けなさっぷりが実に素敵だった。
また女将、若旦那と放蕩娘という親子姉弟の微妙な距離感や情感を余計なセリフを一切語らずに表現するセリフ廻しや演出には感心させられた。【K1】
8/11 『日常』 第17話「日常の第十七話」(11/7/25放映)
カラスのCVが小野大輔だったりするのは、やっぱ『AIR』に対するセルフパロディだったりするのだろうか? カラスのくせに妙に格好の良い声なんで、それだけでちょっと面白いわけだけれども。
また、麻衣ちゃんの変化球にもほどがあるボケの数々が素晴らしかった。今までも分かりづらかったけれど、一応ボケてたのね…。【K1】
8/10 『青の
アマイモンとの再戦。
前回のバトル同様かなり力の入った作画バトルで見ごたえは十分にある。
仲間のために躊躇いもなく危険を冒す勝呂の熱血バカぶりや、それに応える形で燐が逡巡の末に退魔刀を自ら引き抜く展開も熱くって良かった。【K1】
8/9 『スイートプリキュア♪』 第23話「ザザ〜ン!涙は世界で一番ちいさな海ニャ!」(11/7/24放映)
手で弾くとギターのように音の鳴るキュアビートの髪の毛のアイディアには感心した。考えついた人は天才だと思う。
ネコ型のネガトーンとのバトルは足で相手の手を挟んで投げ飛ばしたりと、殺陣の組み立てが良かったり、マイナートリオの三位一体攻撃などのアイディア(パロディ?)なんかも面白くて、てこちらも良かった。
今のところ田中裕太の演出回は結構当たりだな。【K1】
8/8 『バカとテストと召喚獣 にっ!』 第3話「第3問 僕とあの娘とぬいぐるみっ!」(11/7/22放映)
Aパートの木下姉弟の入れ替わりが楽しかった。
女装男子の方が女の子らしくて男装女子の方が男らしいというややこしい姉妹の演じ分けを加藤恵美里が見事に演じきっていて感心した。
ナベシンらしいアップテンポのコンテも話を上手く盛り上げていた。闘神像デザインって……(笑)。【K1】
8/7 『BLOOD-C』 第3話「第三話 「ひとはいさ」」(11/7/21放映)
真夜中、廃線になったプラットホームに静かに乗り入れる電車。こういうビジュアルは何だか格好良いな。擬態する意味は全然ないけれど(笑)。そういうセンスは好きよ。
にしても数日前に行方不明になったはずのパン屋の店主が何故か徘徊していたり、小夜が呆気なく見殺しにしているのは何でなんだろう。ちょっと適当に話を作りすぎなんじゃないかとも思ってしまう。【K1】
8/6 『輪るピングドラム』 第3話「3rd STATION そして華麗に私を食べて…」(11/7/21放映)
『ウテナ』に続いて、また「華麗」=「カレー」ネタかよ!と思わず突っ込んでしまう。
もしかしたら牛のコスプレも、『ウテナ』幸せのカウベルネタ?まさかね。
林檎はストーカー女らしい思い込みの激しさや嫉妬深さよりも、残念な子みたいな感じが強調されており、それが気の毒だったり可哀想だったり面白かったりして感情移入がしやすいキャラになっている。
面白いのだけれども、ピングドラムやら陽鞠に取り付いた「帽子」の正体など、他の作品ならば物語の牽引となる伏線を放ったらかしにしたまま進めているので、その点はちょっとストレスになりつつある。【K1】
8/6 『輪るピングドラム』 第3話「3rd STATION そして華麗に私を食べて…」(11/7/21放映)
『ウテナ』に続いて、また「華麗」=「カレー」ネタかよ!と思わず突っ込んでしまう。
もしかしたら牛のコスプレも、『ウテナ』幸せのカウベルネタ?まさかね。
林檎はストーカー女らしい思い込みの激しさや嫉妬深さよりも、残念な子みたいな感じが強調されており、それが気の毒だったり可哀想だったり面白かったりして感情移入がしやすいキャラになっている。
面白いのだけれども、ピングドラムやら陽鞠に取り付いた「帽子」の正体など、他の作品ならば物語の牽引となる伏線を放ったらかしにしたまま進めているので、その点はちょっとストレスになりつつある。【K1】
8/5 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第16話「不可逆のネクローシス -Sacrificial Necrosis-」(11/7/18放映)
阿万音さんBAD ENDは、軽く鬱が入りそうにな感じで、ちょっと気が滅入った。
GOOD END?の方も、結局のところ阿万音さんの行為によってまゆりは魔の時間を通過することが出来るわけだけれども、本人は過去改変の結果、記憶が書き換えられることで自らの成した結果を知らず、2010年まで生存することなく、病死しているわけで、こちらも何だか素直には喜べないほろ苦い感じが印象的だった。【K1】
8/4 『日常』 第16話「日常の第十六話」(11/7/11放映)
みおちゃんのBLネタが絡んだ際のキレキレっぷりが相変わらず素晴らしい。山羊にまでドラゴンスクリューかけるのには、思わず笑ってしまった。にしても、この作品なんだか妙にプロレス技好きだよね。
また、ゆっこの東雲さん家のお宅訪問は、このまま最終回を迎えても良いような、ちょっとイイ感じのお話でこれも良かった。【K1】
8/3 『スイートプリキュア♪』 第22話「ララー♪魂の調べ、その名はキュアビートニャ!!」(11/7/17放映)
前回に引き続き、第4のプリキュア・キュアビートのエピソード。
前回は変身バンクも必殺技もなく、少々物足りない脚本だったが、今回はその不満を払拭するかのように力の入った作画で楽しませてもらった。
バトンがギターになっているのが、今までに無かったデザインでなかなか斬新で良かった。【K1】
8/2 『TIGER & BUNNY』 第16話「#16 Truth lies at the bottom of a well. 真実は井戸の底にある」(11/7/16放映)
レジェンドの打ち立てた記録を打ち破り栄光の絶頂にあるバーナビーの言う行を讃えるTVと、能力の減退が進み一般人にすら破れゴミまみれで横たわる虎徹との対比が上手い。そこにさらに、レジェンドの晩年における秘密と、ルナティックが絡んでいるのだが、ルナティックと主役コンビの絡みはほとんど無かったのでその点はちょっと不満だった。【K1】
8/1 『バカとテストと召喚獣 にっ!』 第2話「第2問 僕と浴衣とお祭り騒ぎっ!」(11/7/15放映)
バカテス男子のみが参加(もちろん秀吉は含まれてません)の浴衣ミスコン大会という展開が、この作品の方向性を第1話以上に見事に物語っていて思わず笑ってしまう。
ヒロインの浴衣姿よりも、女装男子のバカっぷりを堪能する。きっと、そういうアニメです。第1期同様の誤った方向への全力投球ぶりが素晴らしい。【K1】
7/31 『THE IDOLM@STER』 第1話「第一話 これからが彼女たちのはじまり」(11/7/14放映)
11年夏の新番組その4。
原作ゲーム未プレイ。
TVのドキュメンタリー形式でアイドルプロダクションへの密着取材並びに新人アイドルの日常を素描する変則的な形式の第1話。
13人の女の子(と呼ぶには抵抗のある人もいるけれども(笑))をまんべんなく紹介するには、こういう手段しかなかったんだろうなぁ。って感じはする。アイディアとしては悪くはないけれども、ドキュメンタリータッチの映像、演出が、いかにもアニメアニメしたキャラが多数登場するこの作品の雰囲気にあっているかどうかと問われれば、ちょっと難しいところではある。そもそもキャラに萌えさせるには、こういう客観的な映像は不向きというのもある。
字幕の文字を一部赤くしたり直角にスタイリッシュに入れたりするのは、いかにもGAINAX出身の錦織さんらしい演出(元はもちろん市川崑だけれども)。
にしてもここで語られているようなアイドル観はあまりに古いような気がする。アイドルが人々の憧れを一身に集めるような偶像足り得たのは、今からもう10年以上前のような気がする。ま、最近のAKB48とか言われてもよく分らないんだけれども。
ま、歌と踊りに賑やかな楽しい作品になってくれれば良いと思っています。【K1】
7/30 『BLOOD-C』 第2話「第二話 「きみがため」」(11/7/14放映)
第1話でも思ったけれど、小夜の口ずさむ即興の歌が何だか妙に可愛らしくてイイ。
さらにはそれを文人さんがマネしたりして、上手く話を膨らませている。結構上手く似せているので感心してしまった。文人さんはいかにもCLAMP的な優しげなお兄さん風なキャラだけれども、やっぱその笑顔にはいつも通り裏があるのかも気になるところ。
バトルは相変わらず良く動いているが、それよりも怪物と対峙する緊張の一瞬に小夜がつま先立ちで、瞬時に行動できるようにしている作画とか、結構芸が細かいところに感心した。【K1】
7/29 『逆境無頼カイジ 破戒録篇』 第14話「無頼の軌跡(総集編)」(11/7/11放映)
総集編。
格別何も述べることもないのだが、EDのラストの心美ちゃんのノーサツ(笑)水着シーンが別のセクシーショットに変更されていた。一体誰得やねん……。【K1】
7/28 『青の
かつて燐と同様に獅郎に救われたシュラが燐との戦いの中で師である獅郎の想いを知ることで、その志を継ぐ決意をすると同時に、燐自身もその戦いの中で改めて自らの境遇と向き合い、そして最強の祓魔師になる決意を新たにする。
…というような真面目な話なんだけれども、半裸のシュラさんの胸がことあるごとに揺れるので、何だか気が散って話に集中出来なかった(笑)。でも個人的な趣味で言うとその胸よりも、脇腹に浮き出たアバラ骨とかが何だかエロティックに感じてしまう。【K1】
7/27 『TIGER & BUNNY』 第15話「#15 The sky’s the limit... 限界は空高くに…」(11/7/9放映)
アンドロイドとその製作者のペアが矢島晶子と宮本充なのは、やっぱさとうけいいち繋がりで『THE BIG-O』を絡めた声優ネタだったりするのだろうか。
前回のブルー・ローズに引き続き色気のある話が続くが、バーナビー夫妻の研究疑惑を絡めたり少々焦点がぼやけてしまっているのは残念だった。紺野直幸が作画マンとして参加しているためか、バトルはなかなかに見応えのあるものに仕上がっていて良かったとは思う。【K1】
7/26 『バカとテストと召喚獣 にっ!』 第1話「第1問 『僕とみんなと海水浴っ!』」(11/7/8放映)
11年夏の新番組その3。
原作既読。
そしてOVAを間に挟んでの第2期シリーズ。
早速初回から主要フルメンバーによる海水浴。
この作品の最大の特徴でもあるタイトルにも書かれている召喚獣を全く省いているのはどうかとも思うが、楽しい内容に仕上がっている。むしろこちらがOVAなんじゃ?って気もする。
ただOVAでは不足だったお姉さんの度し難いヘンタイぶりやら工藤さんのムッソリーニに仕掛けるちょっと色っぽい悪戯も盛り込まれていて嬉しい。
キャラは十分過ぎるほどに立ちまくった作品なので、今回もストレスなく楽しくバカを盛大にやってくれるものと期待しております。【K1】(11/7/26)
7/25 『バカとテストと召喚獣 にっ!』 第1話「1日目 『僕とメイドと新たなる旅立ち』/2日目 『バカと花火と召喚大会』」
第2期前放映前に発売されたOVA。
TV本編でのネタを全ててんこ盛りした豪勢な作りになっている。
特に上巻だけでネタを数え上げてみても。
女装にBL。
姫路さんの殺人料理。
ヒロイン(笑)秀吉のチャイナドレスのセクシーショット。
出血多量により生死の境をさ迷うムッツリーニの蘇生。
翔子の雄二に対するイタLOVE。
全てが完璧に押さえられている。
敢えて注文を付けるとすれば、お姉さんの変態ブラコンぶりとか、工藤さんのムッツリーニに仕掛ける小悪魔誘惑っぷりが不足しているぐらいなものか。
上巻が良く出来ているだけに、召喚獣バトルを中心とした熱血展開もありの後半戦はいささかダイジェスト風味っぽいところもあるのは、少々物足りなくも感じるが、30分であることを考えると十分に良く出来ている。
さらには本作にはDVD、Blu-rayならではの特徴を活かして、異なる展開を選択肢で選べる機能が付いている(ホンの少しの違いでしかないけれども)。今までこんな仕掛けのある作品があるかどうかは寡聞にして知らないが、面白い試みだった。
本編にも期待大。【K1】
7/24 『BLOOD-C』 第1話「第一話 「あまつかせ」」(11/7/放映)
11年夏の新番組その2。
アニメオリジナル作品。
いつの間にやらシリーズ化している「BLOOD」シリーズ第3弾。セーラー服姿の女子高生がでかい日本刀持って人外のバケモノと戦うっていうビジュアルは確かに映えるとは思うが、それだけでジャパニメーションと騒がれるようなものでもないとは思う。
日常シーンと戦闘シーンが全く何の関連もなく完全に乖離してしまっているのだが、それは両者のギャップを狙ってやっているのだろうか。日常から非日常へと転換する間を繋ぐ小夜の帰宅シーンが上手い。極端に不安を掻き立てるような、俯瞰の超ロングショットや人気のない町並みなど、ただそれだけでこれから尋常ならざる何かが始まりそうな雰囲気が横溢している。古きものとのバトルを開始する前の30秒ほどもある緊張感のある対峙も素晴らしく、その後で繰り広げられるバトルろの静と動との対比も抜群。バトルは良質な作画と演出で見ごたえはあるが、良くも悪くも記号化されたCLAMPキャラがプロダクションIGお得意の身体性溢れるアクションを繰り広げるのはちょっと違和感があるような気もする。
当代きってのOP職人梅津泰臣によるOPは流石に素晴らしく、それだけでも十分に見ごたえがある。
『よんでますよ、アザゼルさん。』のようなキワモノから、本作のようなシリアスなバトルモノまで水島努監督はホント器用に何でもこなすなぁ。【K1】(11/7/24)
7/23 『輪るピングドラム』 第1話「1st STATION 運命のベルが鳴る」(11/7/7放映)
11年夏の新番組その1。
アニメオリジナル。
『少女革命ウテナ』以来およそ12年ぶりになる幾原邦彦監督待望の新作。
不治の病に犯され余名幾許もない妹とそれを見守る2人の兄。両親の姿はなく、住居はカラフルで雑多などこか寓話めいた雰囲気を持ち、いかにも幾原邦彦らしい演劇的な舞台設定。さらに作中のそこかしこに溢れる奇妙な仕掛けが嬉しい。
林檎を巡る哲学的な問答(それを小学生にさせているのだから、胡散臭さも満点)。
極端に記号化されたモブキャラ。
相変わらずのバンクシーンに突然流れ出す奇妙な挿入歌はなんと、ARBのカバー曲! 違和感を感じさせながらも、それでいながらこれしかない、というような不思議なハマリ具合は『少女革命ウテナ』におけるJ・A・シーザーの挿入歌を彷彿とさせる。
「生存戦略」なる既存の単語を組み合わせながらも、どこか違和感を醸し出し興味を惹かせる響きをともなったキーワードの使い方。
演劇的な大仰な身振りとセリフ廻し。
あまり他作品と比較してこれが良いあれば悪いというのは好きではないのだけれども、これを見ると『STARDRIVER 輝きのタクト』が、いかに幾原邦彦的なものを狙ったかがよく分かるし、本家との違いも歴然としている。
『少女革命ウテナ』がさいとうちほ+宝塚歌劇だったのに対して今作では星野リリィがキャラ原案を担当しており、幾原監督の少女漫画寄りの嗜好も相変わらず出ている。もちろん監督自身の資質にもあっているのも間違いない。同性愛的なモチーフの盛り込まれていた前作に対して、今作では近親相姦的な愛情が盛り込まれているのも見どころの一つ。
どこまで『少女革命ウテナ』的なものを期待する視聴者の期待に添いながら、それをどのようにして裏切り、そして新しいものを見せてもらえるのか非常に期待している。【K1】
7/22 『GOSICK―ゴシック―』 第24話「第24話 死神の肩越しに永遠をみる」(11/6/28放映)
久城とヴィクトリカの再会を描いたエピローグ。
安楽椅子探偵ものから始まった作品と思うと、ある意味超展開過ぎる気もするが、戦により引き裂かれた恋人同士が戦火をくぐり抜けて再び巡り会うメロドラマとしてはヴィクトリカの愛らしさもあって何だか妙に良い最終回を見せてもらえたような気になるという不思議さ。いや、まぁ実際の話、このエピソード単体で見ても、ブライアン・ロスコーの過去と最期。ヴィクトリカの逃避行、遠い異国の戦場で死地をさ迷う久城とあたかも大河ドラマを彷彿とさせるエピソードをギュッと詰め込んだ密度の濃い素晴らしいエピローグだったとは思う。前回の主人公不在のクライマックスとかがなければ、もっと素直に感動出来たのに、と悔やまざるを得ない。
とは言っても実際の話、この作品を見続ける原動力になったのは何よりもヴィクトリカの愛らしさであるわけで、正直な話、推理ものとして見るにはあまりにも人を馬鹿にし過ぎていて、到底まともにストーリーを語る気にもなれなかった。ただ後半の「錬金術師リヴァイアサン」に「王妃ココ・ローズ殺害事件」のエピソードは共に素晴らしくシリーズ前半の不調からするとまるで別作品であるかのような印象すら受けるほどだった(両エピソードの間に挟まれる「ベルゼバブの頭蓋」は、最後の列車での展開がちょっと…)。
色々と不満点もあるが、ヴィクトリカの愛らしさと碧木悠の熱演、20世紀初頭の西欧を舞台とした背景美術の素晴らしさなど、見るべき点も多々あった。ここは素直にこの素晴らしいエピローグの余韻に浸って良い思い出としておくのが良いのだろうと思われる。【K1】
7/21 『花咲くいろは』 第14話「これが私の生きる道」(11/7/4放映)
沖縄での修学旅行。
単なる水着サービス回としてでなく、客としての視点から見る合理的経営の旅館(ホテル)業務が描かれている。
そういう視点は良いのだけれども、正直な話、古き良き人のぬくもりの感じられる昔ながらの旅館を是とする立場から描かれるホテル経営の裏側は露骨に悪く描かれすぎだろう、と思わざるを得ない。どこの世界に仲居さんをバイトだけで乗り切るホテルがあるというのか。そしてさらに言わせて貰えば、いくらバイトとは言え、流石に仕事中にケータイを弄る人はそうはいないと思う。
こういう印象操作はあまり好きではないのだけれども、入江さんがコンテ切っているだけあって、演出のレベルはいつもより高いぐらい。さらには何を考えているのか今ひとつつかみがたかくぽわわんとした風を装っている結名さんの口から語られる容赦ない言葉も外見とのギャップもあい俟って面白く、今回も十分に楽しめるものになっている。【K1】
7/21 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第14話「形而下のネクローシス -Physically Necrosis-」(11/7/4放映)
繰り返されるまゆりの死に心が折れかけた岡部に対して紅莉栖の指し示す救いが非常に感動的でいながら、しかもきちんとコメディとしても成立しているというバランスの良さに感動した。今までも十分に紅莉栖の魅力には惚れ惚れさせられてきたけど、今回もう一度惚れ直させられたと思えるぐらいに素晴らしかった。【K1】
7/20 『日常』 第14話「日常の第十四話」(11/7/4放映)
初登校を控えてテンション上がりっぱなしの、なのが可愛らしい。
とは言っても今回のハイライトは、何と言ってもゆっことみおのケンカに尽きる。売り言葉に買い言葉、留まることなくエスカレートしてゆきその関係が修復不可能なまでに破綻するのではないかと思わせておきながら、まさかの急転直下で仲直りする超展開が非常にバカバカしくて楽しかった。2人のケンカを仲裁するでもなく遊んでおきながら、2人の仲直りを珍しく笑顔で見やる麻衣ちゃんのポジションもいつになく美味しい。
何故エンディングテーマが『翼を下さい』なのか今ひとつよく分らないのだけれども、街を俯瞰で捉えたワンシーンワンショットで何気に手の混んだ演出が印象的だった。【K1】
7/19 『青の
和服を脱いだら意外とボインちゃんなしえみに、何故か上半身水着の新キャラ・シュラと何気にオッパイ成分高めだった。到底ヒロインとは思えないしえみの変顔も印象的だった。
しえみとゴースト、燐とアマイモン。タイトル通り2組の鬼ごっこが描かれる。
圧倒的な力を持つ悪魔の王との初対戦だけあって、バトルの作画はなかなか凝っていて見ごたえがあった。【K1】
7/18 『神のみぞ知るセカイUThe World God Only Knows』 第12話「FLAG12.0 サマーウォーズ」(11/6/24放映)
第1期と同様、桂馬のギャルゲーでの〆。ただ前回と異なり、まだ第3期の制作は決定していない、のかな?
桂馬の脳内で繰り広げられる至高のギャルゲーを求めての『ガンダム』パロディのエロゲー脳内大戦はもっと派手に盛り上げられたのではないかとも思うが、ラストの皆、1つの理想の元に争いをやめて寄り集まる描写は『逆シャア』かよ、みたいな感じで思わずツッコミたくなる面白さだった。
演出、作画ともにレベルは高く原作も好きなので、毎週楽しく見られてはいたが、ただ残念ながらアニメとしては失敗しているように思えてならない。原作を大事にしていると言えば聞こえは良いけれども、原作そのままの順序で律儀に女の子を攻略して駆け魂を拘留する。というパターンを2クールかけて繰り返しているだけ。
女の子が登場する→駆け魂によって、女の子自身そして世界がギャルゲー化する→桂馬の攻略によって少女と世界が正常さを取り戻す。
基本この繰り返しだけでは幾ら登場するヒロインが魅力的であっても流石に飽きてしまう。どう考えても変則2クール放映の作品で行うシリーズ構成ではないと思う。ここは無理にでも「女神」や「旧地獄」の陰謀など、多少なりとも作品の根幹に関わる部分を盛り込んで置くべきだったのではないだろうか。
第3期があるのなら、女神も登場するようなので、また違った面白さも出てくるのだが。どうなることやら。【K1】
7/17 『電波女と青春男』 第12話「十二章 『秒速0.00000000198センチメートル』」(11/6/30放映)
TV未放映話を残しての、取り敢えずの最終話なのであまり余韻が感じられない。
一応、商店街チームと都会チームの草野球対決の決着は付いており、取り敢えずの区切りはついてはいるが。
主人公の活躍があまりにも真っ当にお約束的展開過ぎて逆に新鮮にすら思えてくる。
冒頭のエリオのアップの何とも言えないあどけなさの中に「女」を感じさせるような作画の色っぽさは妙に印象的だった。作画の怪しいシャフトアニメとしては終盤まで崩れずに持ったほうだとは思う。
とにかく女の子が可愛らしく描かれた作品だった。エリオのあどけなさ、リュウシさんの挙動不審っぷり、前川さんの萌えから大きく逸脱したコスプレの数々、そして女々たんのウザ可愛さ。どれも魅力的に描けていたと思う。ただ電波女として毒電波を撒き散らしていたエリオは早々に電波をまき散らすことをやめてしまうし、リュウシさんが誠くんに好意を寄せるその根本的な理由も分からなかったりと、ストーリーそのものに対する求心力は残念ながらかなり薄いと言わざるを得ない。ただ女々たんはトリックスター的な存在として、見事に物語の進行役を果たしていた。ある意味、真のヒロインは女々さんだった? って、そんな訳あるはずがないか。【K1】
7/16 『電波女と青春男』 第11話「十一章 『今年の夏はバスケと超能力と布団と天体観測と祭りと野球と女々たんと』」(11/6/30放映)
リュウシさんの現役バスケ部員とは到底思えぬドジっ娘ぶりが素晴らしい。ドリブルしてバウンドしたボールで自分のアゴを打つなんて、なかなか出来る芸当ではない。K1のなかでのリュウシさんポイントがさらにアップです。【K1】
7/16 『GOSICK―ゴシック―』 第23話「第23話 灰染めのチェスにチェックメイトを告げる」(11/6/28放映)
ブロワ侯爵との決着。……なんだけれども、主人公たち不在のままで終わってしまうってのは流石にどうなんだろう? ただ燃え盛る炎の中で見事に本懐を遂げるコルデリアとブロワ侯爵との立ち回りは、クライマックスに相応しい盛り上がりのあるアクションで見せ場にはなっていた。【K1】
7/15 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 第11話「最終話 あの夏に咲く花」(11/6/28放映)
めんまを成仏させられなかった皆を集めて本音をぶつけ合い、罵り合って、どん底まで落としてから持ち上げてゆく手順はなかなか感心させられる。その立ち直る切っ掛けになるのが、あなるの付けまつげがズレて増量がバレたことで、思わず皆が吹き出して。ってのが上手い。付けまつげなんて思いつくところは流石に女性脚本家ならではのアイディアで、岡田麿里のこういうところは良いとは思う。
第1話の感想で述べたように、10年前に死んだ幼馴染が(そもそも何故10年後に帰ってくるのかもよく分からないけれど)幽霊となって帰ってくるという筋立てが、もう既に阿漕で、最終話に約束されているもう一度の別れというイベントは泣けるに決まっている。ついにはじんたんの目からも消えためんまの姿を探しまわる皆、かくれんぼ、めんまからの手紙、皆に見つけられて成仏するめんま。これだけ泣けるお膳立てが用意されており、さらには物語を盛り上げ登場人物の表情を繊細に捉えた質の高い作画に挿入歌、そして声優陣の熱の篭った演技。確かに涙腺を刺激するのには十分だ。
ただめんまの願いが、結局のところは皆で協力して打ち上げた花火とは無関係だったり、さらにはあれだけ屈折していたゆきあつがじんたんをリーダーとして認める経緯が今ひとつよく分からなかったり不満点がないわけでは決してない。どこかホンキで号泣できなかったのには、そういうところが少なからず影響しているとは思う。
非常に分かり易く泣かせようとする作品で、それを素直に受け入れるか、それともどこか斜に構えてみるかでその人のアニメを見るスタンスが分かってきそうな作品でもある。決して悪くはないし十分楽しめたが、こちらの予想をイイ意味で裏切ってくれる作品ではなかった。【K1】
7/14 『C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』 第11話「control 未来」(11/6/28放映)
貨幣を貨幣たらしめているものが「信用」であり、恐慌とはその「信用」の崩壊であるため、「信用」を失い取引停止に陥った日本円では恐慌など起こるべくもなく、結果Cを免れることとなった。と、こういう解釈で良いのだろうか。また輪転機を逆回転させることにより、今まで担保してミダスマネーとして支払われてきた未来も戻ってきた。と、これもこういう理解で良いのだろうか。理解も納得も出来ないこともないが、ただデウス・エクス・マキナによって、全てが都合良く纏められたような気がしないでもない。
自らの資金を使って相手の資金を奪う、破産させるディールというアイディアは面白かったものの、その設定を活かしたディールならではの戦いってのはほとんどなかったのは残念。最終話では円を紙切れ同然(ハイパーインフレーション)にすることで、円に強く依存した三國の攻撃を無効化するというアイディアが盛り込まれてはいたが。ただ最終話のバトルは一流作画陣を惜しみもなく投入した超絶作画バトルで、エフェクトもバリバリの見ごたえのあるものだったので、十分過ぎるほどこの点では満足させてもらっているが。
ディールそのものよりもむしろアセットが良く描かれている。特に真朱の公麿に向けるひたむきで無邪気な愛情などは印象的だった。無表情が逆にチャームポイントのQも可愛らしかった。アセットをひとのみしてしまう凶暴さとのギャップがさらに萌えるが、その感想は多分一般的ではないのだろうなぁ。
同様に貨幣や経済を中心に据えた意欲的な作品だったが、あまりそう言った面でも深く描写されなかったのも残念だった。現実に流入し、世界経済に様々な影響を与え続けるミダスマネー、そして「金融街」の存在などは、非常にイメージを掻き立てられるのだが。
当初予測したものより普通のアニメよりではあったが、中村健治&橋本敬史ならではの独特のセンスの光る、やはりどこかで一線を画した作品になっていたと思う。
未来は別の形ではあるが還ってきて、そして「金融街」も健在で、まだこの作品の続編やスピンオフなんかも十分やれそう。【K1】
7/14 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第13話「形而上のネクローシス -Metaphysics Necrosis-」(11/6/27放映)
まゆりの死という前回のクライマックスから、阿万音の突入、そして決死のタイムリープへと至る流れがシビれるほど格好良く決まっている。
タイムリープを繰り返そうが、どこまでもまゆりに付き纏う死の因果。
特に3度目の地下鉄での死などは、倫太郎の必死さをあざ笑うかのような、世界そのものが悪意を持ってまゆりを殺そうと待ち構えているような印象すら受け、ゾッとするような不気味さを伴っている。【K1】
7/13 『花咲くいろは』 第13話「四十万の女 〜傷心MIX〜」(11/6/27放映)
中ボス(母親)との対決、そして孝ちゃんとの失恋を経て、緒花が喜翠荘に自分の居場所を見出す折り返し地点に相応しいエピソード。
跡取り娘を失った祖母に、自由奔放に生きることと引き換えに家族と一緒に生活出来ない母、そして仕事と引き換え(?)に失恋する娘と三者三様の傷心が混じり合う晩酌シーンがなかなか味わい深いものになっている。
ジュースでぐでんぐでんに酔っぱらいヒロインらしからぬヨダレを垂らした姿で眠りこける緒花が、可愛らしい。【K1】
7/12 『日常』 第13話「日常の第十三話」(11/6/27放映)
嵐の夜のなのとはかせのやり取りが非常に可愛らしかった。嵐に怯えるはかせに付き添ってトイレに行く途中でカミナリに怯えるなのに対して、怖がっていたはずのはかせが逆に手を差し伸べてやるところなんか、ちょっぴり胸が暖かくなった。見つめあう2人の姿とか、なのの横顔を無言でみつめるはかせなど、間の取り方も良く、上手く視聴者を物語に引き込ませるようになっている。80点取って浮かれるゆっこのウザさとか、抱き合いお互いの名を連呼するなのとはかせの姿なんかも良かった。【K1】
7/11 『青の
水着回。
TVオリジナルでいかにも場繋ぎ的な行き当たりばったりな展開だった。ある意味バカバカしくて楽しくはあったが。
何故かしえみさんを差し置いて出雲がツンデレヒロインとして妙に脚光を浴びている。分かりやすいツンデレさんだったり、水着とか風呂とかサービスカットも多い。素直にそれを楽しんで見ておくが吉か。【K1】
7/10 『DOG DAYS』 第13話「EPISODE 13 約束」(11/6/25放映)
勇者の地球への帰還と再開の予感を描いたエピローグ。
記憶の喪失と再召喚の不可能という厳しい現実を前にしての帰還になるのだが、ただ、視聴者の誰一人として本気でシンクが記憶を失ったままだったり、フロニャルドに再び来られなくなるなんて思ってもいない。そうタカをくくって見ているのに、今生の別れになるかもしれないと嘆く登場人物たちに感情移入して同じ喪失の痛みに耐えたり、涙したりなど到底出来るはずもない。もちろん、その再召喚が叶う道のりも予定調和過ぎて、喜びを共有出来るほどの感動を呼び起こしてくれるはずもない。
単なる作り物の物語がそれ以上のリアリティを持ち、絵として描かれた登場人物たちをあたかも生きているかのように感じ取る瞬間こそがアニメーションの醍醐味だとすれば、残念ながら、この作品にはその時は永遠に訪れない。
はっきり言ってしまえば、全てが段取りを踏んでいるだけで、そこに生きたキャラとしての意思が感じられない。例えば、物語を牽引する要因となるレオ閣下の幻視する不吉な未来があるが、正直な話、全く共感も納得も出来ない。その予言を口にすることでより不吉なイメージが固まるため、肝心のミルヒ姫にも秘していたという尤もらしい言い訳は用意はされてはいるが、実際にそれがより鮮明になると言われても、そのような描写はほとんどされておらず、こちらとしては物語の都合上(ミルヒ姫の不安を煽るため)の設定としか思えない。幻視を目の当たりにしてその実現に心から怯える描写やミルヒ姫を見る眼差しに特別な意味を感じさせたり、もしくは思わずミルヒを抱きしめよう、自身の不安を思わず口にしそうになりなんとか堪えるような描写は当然あって然るべきだろう。それらはほとんど、もしくは一切語られない。そのことについて説明すれば、それで事足れりとしてしまっている。だからキャラはストーリーを進行させるための単なる駒にしか見えない。最終話におけるシンクの帰還が叶う条件が既に整えられていることが判明する感動の(笑)クライマックスですら、シンクと姫様たちの絆を感じさせるよりも、単なる手続きを踏んでいるだけのご都合主義的展開としか感じられなくなっている。勘違いしないで欲しいのは、決してご都合主義や王道が悪いと言っているのではない。それに乗っても良い、乗せられても良いと思わせるだけの魅力があるかどうかが、問題なだけで、この作品にはその魅力がいささか不足していただけのことだ。
これだけ長々と文句を連ねた後に言っても説得力はないかもしれないが、気楽に見ている分には十分に楽しめた。明朗な暗い影など全く感じさせない展開やら、レクリエーションとして催される能天気さすら感じさせる戦闘など、到底21世紀の作品とも思えない設定だが、こういう時代だからこそ、それは一定の価値はあるとは思う。可愛らしいケモノ耳キャラ満載の作品もフェチ度満載で良いと思う。もちろん、それだけなのだけど。
都築さんはいつしか設定にこだわりすぎるようになり、キャラの血肉を感じさせない作品を連発しているので、設定も登場人物ももっとシンプルにして単純明快な作品を強く希望したいと思います。漫画連載の『リリカルなのはVivid』なんかは、結構好きなんで、決して出来ないはずじゃないと信じてます。【K1】
7/9 『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』 第12話「最終炎 股合う日まで」(11/6/23放映)
まさかの天界、人間界、地獄界を巻き込んでの大乱交パーティEND。帽子同士の性交シーンとか、シュール過ぎて笑ってしまう。無限に続くエクスタシーの中で狂騒状態となって壊れてゆくビジュアルの振り切れ具合もなかなかのインパクトだった。このヒドイ最終回も、下ネタの連発だった下品なこの作品に相応しい集大成とも言えるかもしれない。
両親役として、野沢雅子と坂井寿美江が配役されているのも、旧作のTV版を知っているものにはちょっと憎い配役。つか坂井すみ江さん、あまりにも久しぶり過ぎて全然分からんかった。
エログロナンセンスな永井豪作品のエロとナンセンスを存分に詰め込んだ作品。下ネタにギャグも古臭いんで、昭和に舞台を設定したのは正解だろう。ただそれが単なる言い訳程度にしか感じられない物足りなさは終始付きまとっていた。例えば今川泰宏監督の『鉄人28号』は「戦後」であるからこそ描かれた作品であるし、宮崎吾朗監督の『コクリコ坂から』も1963年という時代が何とも言えないノスタルジックな雰囲気を与えている。しかし、この作品の持つ昭和臭さは基本、挿入歌やギャグ、昭和の作品のパロディなどに限られており、それが作品にレトロな雰囲気を与えるのに一役買っているにしても、どうしてもこの時代に設定しなければ描けない作品である。というほどの切実さは感じられない。そのことは昭和に何ら愛着を抱かない視聴者に対して大きな敷居になっていたのではないだろうか。
もちろんそういった不満点はあるものの、エロナンセンス方面での永井豪作品に再び脚光を当てた。という点では大いに評価をしたい。私は永井豪作品から小学生時代にエロを教わったんですよ。この調子で是非『けっこう仮面』やら『ハレンチ学園』のTVアニメ化をお願いしたいと思います。お願いします!(大事なことなので、2度繰り返しました)【K1】
7/8 『Aチャンネル A-CHANNEL THE AMIMATION』 第12話「Channel 12 宇宙人 Anytime」(11/6/23放映)
夢オチなのは誰だって分かるのだけれども、るんちゃんが宇宙に帰る際、ピンクレディの名曲『UFO』を連想させる劇中歌を流したりと、作り手の本気度具合が良かった。
それはともかく、前回からの続きでるん達の卒業と共に離れ離れになってしまうことの寂しさから落ち込むトオル。落ち込んだトオルが、コンビニに出かけようとすると、とっくにトオル宅を出たはずのるんがマンションの入口の段差部分を青竹踏みのように足踏みにして、まだそこに居る。もちろんこれは1年先に卒業するるんとその1年後に卒業するトオルとの関係を示しているわけで、先に進んでいても必ずそこで自分を待っていてくれるるんに落ち込んだ気分を払拭されるトオル。トオルの憂鬱を解消するのが、るんの優しさなどでなく、ちょっと間の抜けたところ、ってのが、らしくて良い。EDロール後の下駄箱の先でトオルをまっている、るん達の姿も、同様の関係を示しており、いかにも日常を描いたゆるアニメに相応しく、これから先も続く日常、関係を想像させて〆る見事な最終話だった。
基本は男の影の全く感じられない、可愛いおんにゃのこ達の日常をゆるく描いた、いかにも萌えよん(萌え四コマ漫画)発の作品。内容的に特筆すべき点はほとんどないが、細かく配慮の行き届いた作品で、安定感はある。毎回劇中歌を入れて、それに合わせてコンテを切ったりしているのも、良かったと思う。女の子の可愛さ以外に、『ひだまりスケッチ』の美術系学校、『らき☆すた』のオタク女子やら『けいおん!』の軽音楽のような特徴(ウリ)が無かったのは残念だった。そのため、他のこの種の作品との差別化があまりなく、埋没してしまっている。個人的にはこの系統の作品の中では、好きなほうだけれども。【K1】
7/7 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 第10話「第10話 花火」(11/6/21放映)
EDがいつもよりも、少し歌詞が終わった後の伴奏が長いバージョンで、おそらくは単なる尺の問題なのではないかと思うけれども、これをわざとやっているんだったら、良い演出だなぁ、と思う。いかにもラス前の余韻って感じの味わいを与えていて良かった。
ユキアツの、めんまの心残りを無くし成仏させるという大義名分で仕掛けたじんたんのめんまに対する告白が、その実じんたんに対する劣等感やめんまを諦めきれないみっともない想いから出た身勝手なものだったりするのが何だか妙に生々しい。あれだけのことをしでかしておいて未だに吹っ切れてなかったりする女々しさが逆に共感を呼ぶ。【K1】
7/7 『C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』 第10話「collision 衝突」(11/6/21放映)
目前に迫り来る破滅を前にした状況下で繰り広げられる決死のディール。
これまでのディールとは比べ物にならないほどの覚悟や必死さが伝わってくる。
真朱のため、未来のために戦うことを決めた公麿の決意。最期の最期に公麿に全てを託して敗北するジェニファーの想い。そしてどれだけの血で手を染めようと、未来を犠牲にしようと今を守ろうとする三國の覚悟。
どれも素晴らしくドラマを盛り上げ、公麿vs三國のラストバトルへの期待が高まる。【K1】
7/6 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第12話「静止限界のドグマ -Dogma in Ergosphere-」(11/6/20放映)
前回の肩透かしでホッと一息つかせて落とす基本に忠実な展開。
今までに散々煽られてきた不安が、まゆり殺害という最悪の結果へと至る急転直下の展開に手に汗握らされる。
またそこへ至るまでのまゆりの言動の数々も、非常にうまく機能している。倫太郎に依存しているかに見えて、実は倫太郎の方もまゆりに今まで見守られてきて、そしてその関係が終わろうというタイミングが、この悲劇をより重層的な構造にしている。
中盤の折り返しとしてはこれ以上ない展開で物語に引き込まれた。【K1】
7/5 『逆境無頼カイジ 破戒録篇』 第11話「歓喜と嘆声」(11/6/20放映)
もう少しで勝てるはず。これまで多額の資金をつぎ込んだんだからここでやめるわけにはいかない。博奕の狂気にとりつかれ、その淵にどっぷり足を漬け込んだ間の陥る愚かな思考を、見事に描き出している。歓喜から嘆声へと至る落差が激しければ激しいほど、そこに生まれる恍惚感は凄まじいものとなる。見ているこちらまでをも、博奕の狂熱へと引きずり込むような演出が今回も冴え渡っている。【K1】
7/4 『青の
燐に眼鏡を粉砕された雪男が今までに見せたことがない表情や、聞いたことがないドスの効いた声でマジ切れするのが、何だか妙に面白かった。
全編コミカルな雰囲気の楽しいエピソードだが、燐の言動の中にかつての獅郎を見出し、結果として獅郎を失ったことを悟り、号泣するクロの姿とか、ちょっとホロリとさせられもする。【K1】
7/3 『TIGER & BUNNY』 第12話「#12 Take heed of the snake in the grass. 草の中にいる蛇に用心せよ」(11/6/18放映)
今まで頑なに虎徹を拒んでいたバーナビーがようやく虎徹を受け入れ始めた、と思った途端に、最後の最後で虎徹が全てを台無しにしてしまうという展開はお約束と言えばお約束なんだけれども、上手い構成だと思う。
中盤の盛り上がりだけあって、対ジェイク戦は良く描き込まれているが、何よりも期待を裏切らないロックバイソンの見事な噛ませ犬っぷりが素晴らしすぎて、感動してしまった(笑)。【K1】
7/2 『電波女と青春男』 第8話「八章 『ツィオルコフスキーの祈り』」(11/6/16放映)
女々たんサイドからの、今回のお話の種明かし編。
残念ながら、さほどそれが驚きや新たな発見に繋がっていないんで、盛り上がりには今ひとつ欠ける。
ただ40歳の生足が結構艶かしくって(まぁ、アニメだしね)、不覚にもちょっとトキメキそうになるのが、マコちんばりに悔しかったりした(笑)。【K1】
7/1 『Aチャンネル A-CHANNEL THE AMIMATION』 第11話「Channel 11 たんじょうび Allow me」(11/6/16放映)
一昨年の、そして去年、今年と続く誕生日の幸せな思い出と並行して、まもなくやってくる進級、そして受験、再び離れ離れになる予感が描かれる。持ち上げて落とすのは作劇の基本だが、挿入歌など上手く使ってトオルの気持ちの落差を上手く表現している。
間近に迫ってくる別れの時を、駅までの距離を示した道路表示やら分岐路、一歩先を歩くるんの背を見守るトオルの姿などで演出するのは、格別目新しい演出ではないが、堅調な好感の持てる見せ方だった。【K1】
6/30 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 第9話「第9話 みんなとめんま」(11/6/14放映)
みんなからは姿の見えないめんまの存在の表現がなかなか面白かった。
めんま視点から居間へと向かう主観カットやら、みんなの視点から浮いているように見える蒸しパンや皿を見せないことで、上手く誤魔化している。
視聴者からはめんまの行なった行為がどのような風に見えているのか、全く分らないので、逆に興味が惹かれる。なんで、知利子があなるに飛びついたりしているのか、とか。【K1】
5/31 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 第5話「第5話 トンネル」(11/5/17放映)
イマ風の遊んでそうな外見と反して純情だったり一途だったり、処女だったりと、あなるが非常に可愛いらしい。正直、可愛く作り過ぎている気もするぐらいだけれども。【K1】
6/30 『C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』 第9話「collapse 破綻」(11/6/14放映)
金融街の崩壊の理由とか、結局のところ「C」とは何なのか、今ひとつよく分らない。だけれども今を救うために未来を失った日本の閉塞感の描写は、現在の世界的に進行している不況と合わせて考えると、単なる創作と一概に切って捨てられないリアリティがあって、ヤになっちゃう。
そんな絶望的な状況の中、今まで飄々とした態度を崩さなかったジェニファーさんの優しさや決意、熱さの感じられる言葉や態度、さらには真朱の色気も何もない唇を突き出してキスをせがむ姿が印象的だった。特に真朱の公麿に対する隠すことのないストレートな好意は見ていて非常に清々しい気持ちにさせられる。
暗い雰囲気だけで終わらせず、視聴者にストレスをかけすぎない構成も良かった。【K1】
6/29 『GOSICK―ゴシック―』 第21話「第21話 聖夜の鐘は刻を追いたてる」(11/6/14放映)
ココ・ローズ殺害事件の真相。
同時刻に遠く離れた場所で発見された首なし死体に、炎上する切断された頭部。
相変わらず殺人事件を彩るギミックは非常に素晴らしい。
セシル先生の子どもっぽい振る舞いが緊張感を上手く和らげる効果を果たしていたのも印象的だった。【K1】
6/28 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第11話「時空境界のドグマ -Dogma in Event Horizon-」(11/6/13放映)
忍び寄るセルン?の魔の手。
携帯電話に送られてきた切断された血まみれのビスクドールの首の画像の不気味さは、岡部の不安と恐怖をこちらも体感出来そうな出来栄えだった。
不安に駆られてラボへと急ぐ岡部の姿をモノクロの荒々しい画で表現した演出は、いささか分かりやす過ぎじゃないかと思ったけど。【K1】(11/6/28)
6/28 『日常』 第11話「日常の第十一話」(11/6/6放映)
予告ナレーションの白石冬美さん、久しぶりに聞いたなぁ。やっぱり、パタリロを思い出してしまいましたよ。【K1】
6/27 『逆境無頼カイジ 破戒録篇』 第10話「最後の博奕」(11/6/13放映)
坂崎さんが、娘の自分にそっくりな残念な娘さんのことを美人な自慢の娘だと語る時、いつもの「ザワ……ザワ……」が、「ウサ……ウサ……」(胡散臭いの略?)になっていたので、思わず笑ってしまった。まさか、こんな応用法まであるなんて、実に奥が深いなぁ(笑)。【K1】
6/26 『スイートプリキュア♪』 第18話「フワワ〜ン!音符集めも楽じゃないニャ!」(11/6/12放映)
音符大量発生のボーナスステージ。
今更だけれども、奏太がもう既に完全にアコちゃんの尻に敷かれていて笑ってしまう。奏太がアコちゃんを放っておいて姉達の音符採集に興味を持つのに対して、ちょっと不満そうな表情を見せるのが、めったに見せないデレ面を少し垣間見せたようで印象的だった。クーデレとは、小学生にして既に高いスペックを誇ってらっしゃる。
響と奏の音符採集は、競い合ったり面倒だったりしたのが段々と熱中してきたりと、両者の和気藹々とした楽しい雰囲気が良かった。ハミィの「喧嘩して遊んでる場合じゃない」ってのは、両者の関係性を上手く表したなかなかの名言だった。【K1】
6/25 『DOG DAYS』 第11話「EPISODE 11 夜空に花が舞うように」(11/6/11放映)
とにかくナレーションでの状況説明が多すぎる。
ただ対妖刀戦やわざわざ別班立てで行なったコンサートは流石に見どころは外さない作りだった。
正直、コンサートのシーンは、キャラデザとか違いすぎて周囲から浮きまくりなんだけれども、振付も良く、コンサートを派手に盛り上げる仕掛けのビジュアルも凝っていて、流石の出来。思わず見直してしまうほど、出来が良かった。【K1】
6/24 『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』 第10話「第十炎 止めてくれるな、天狗さん」(11/6/9放映)
巨大ロボ(プラモ)発進が始まり、学校のプールがズームアップされてゆくので、てっきり『マジンガーZ』のパロディでプールが割れるのかと思いきや、校庭から飛び出してきたので、不覚にもちょっと笑ってしまった。今まで散々古いアニメのパロディやってたことを上手いこと逆手に取られました。
大怪獣の封印が解かれ、人類滅亡の危機…にはならないのは分かりきっているけれども、いつも以上に支離滅裂でやりたい放題な、悪巫山戯の酷すぎるエピソードだった(褒め言葉…?)。【K1】
6/23 『Aチャンネル A-CHANNEL THE AMIMATION』 第10話「Channel 10 炭酸 Act up」(11/6/9放映)
アバンの氷の張った水溜まりをわざわざトオルがあっちに行きこっちに行き、踏んでゆくのが意外と子どもっぽくて可愛らしく、またそういう心情に対する共感もあって、非常に良かった。
全体的に何気に構図が良くて演出が良かったので、感心していたら小島正幸さんのコンテだった。納得です。【K1】
6/22 『C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』 第8話「confidence 信用」(11/6/7放映)
多少の前フリはあったものの、日本の経済破綻が唐突に迫ってきて、衰退してゆく街並みや絶望感・無気力感に囚われてゆく人々の変化も急に起こっているような印象をどうしても受けてしまう。ただ、死の間際の江原先生の様子やあまりにも呆気ないその死など、未来を失った人間の末路なども示すことで、金融街の存在によって運命を狂わされてゆく人々やこの国の未来などが、他人事ではなく真に迫ってくるような実感をもって描かれてもいる点には感心もさせられる。
東南アジア金融街の崩壊のスペクタクルなどは見ごたえがあると同時に、金融街がやはり何らかの悪意ある意思を持って存在していることを示してもおり、興味深くもあった。【K1】
6/21 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第10話「相生のホメオスタシス -Chaos Theory Homeostasis-」(11/6/6放映)
マッドサイエンティストを装った大仰な言動の割には仲間想いだったりする倫太郎の行動原理は分かるのだけれども、そのことがDメールの危険性を知りながらも、それを利用するほどの説得力があるのかどうかはちょっと分らない。
ブレーカーが落ちてからの紅莉栖とのやりとりは、両者とも相手の姿が見えてないからか、妙に素直に心情を吐露しているのが印象的で、紅莉栖は典型的なツンデレさんなんだけれども、素直に可愛いキャラだと思える。
Dメールによる過去改変の結果、ルカ子が「男の娘」でなく、本物の「女の子」になっているのは、ふつーに考えると良かったはずなのに、どこかでガッカリしている自分を知ってしまったのが、今回一番の衝撃でした(笑)。【K1】
6/20 『花咲くいろは』 第10話「微熱」(11/6/6放映)
熱にうかされた緒花の朦朧とした意識に合わせてか、夢と現実、妄想を行き来する夢幻的な演出や時系列のシャッフルなどがちょっと面白い効果をあげていた。
ストーリーの大部分が、緒花の自室を舞台としており、入れ替わり立ち代わり喜翆荘の住人たちがお見舞いに訪れ各人各色の気遣い?を見せているのも面白かった。
病人の枕元でエロ小説を朗読する次郎丸やら特に寂しく部屋で伏せっている緒花のために毎回TVを付けてゆく菜子の有難迷惑な行動、さらには熱で火照った緒花の様子に発情気味の徹さんの振る舞いなどが特に印象的だった。【K1】
6/19 『スイートプリキュア♪』 第17話「ウルルン!ママはいつでも子供の味方なのニャ♪」(11/6/5放映)
お昼の放送時、ママに構ってもらいたくて王子先輩の向こう側からソワソワと母の様子を窺う響が何だか妙に可愛いらしかった。【K1】
6/18 『DOG DAYS』 第10話「EPISODE 10 勇者と姫と希望の光」(11/6/4放映)
魔物を退治するのではなく、救う。ってところがいかにも都築さんらしい展開。正直、レオ閣下を苦しめていた予言とか、ほとんど無意味じゃん。とか色々とツッコミどころはあるのだけれども、魔物との初対決ということで、派手なエフェクトや緊迫感もあって、見ごたえはある。ただ、毎回同じようなコメントになっていることから分かるように、それ以上でないのが、残念なところです。【K1】
6/17 『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』 第9話「第九炎 ホッカホカだよ天狗さん」(11/6/2放映)
「うんこ」「ウンチ」を何度も連呼させるとか、相変わらずの下品極まりないセリフ廻しだった。さらには「ギルガメッシュナイト」とか「11PM」とか懐かしすぎる。やっぱ、そういう世代をターゲットにしてるのか。【K1】
6/16 『Aチャンネル A-CHANNEL THE AMIMATION』 第9話「Channel 9 プレゼント Abstract art」(11/6/2放映)
ユー子にそっくりな登場人物の登場するエロ漫画を朗読かつ本人にプレゼントという倒錯プレイが愉快だった。お約束だけれども、口では拒否しながらも、熟読してしまうユー子のムッツリぶりも楽しい。【K1】
6/15 『C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』 第7話「composition 組成」(11/5/31放映)
三國の行動の原動力となっている過去の回想と、真朱の無邪気な魅力が堪能できる、両者のキャラの堀下げ回。
おそらく次回以降から始まるクライマックスに向けての大掛かりな展開へ向けての準備という位置づけか。
戸松遥の色気よりもあどけなさを感じさせる演技の巧みさもあって、真朱がキスを無邪気にねだったりする様が非常にキュートだった。公麿と肩を寄せ合う姿など、両者の関係の深化を捉える構図なども良く、決して単なる場繋ぎ的なエピソードだけではなかった。【K1】
6/14 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第15話「俺の妹がこれで最終回なわけがない」(11/5/31配信)
桐乃の帰還を描いたシリーズ最終話。
妹からの不可解なメールに、言葉には出さないSOSを感じ取った兄が颯爽とアメリカまで駆けつけ悩みを全て解決する。みたいな展開にはならずに、黒猫に背中を押されようやく決断し、妹の泣き言に対して自分の感情をぶつけあまつさえ涙さえ見せる。全然格好良くない、みっともない兄の姿。でも何故かそんな姿が「兄」として、不思議と魅力的に見えてしまう。情け格好良いというかヘタレ格好良さというべきか。それが間違いなく確かな魅力として感じられる。
黒猫の恥じらう姿や、自らの告白よりも京介の背中を押すことを選ぶお人好しさも魅力的に描かれている。
とにかくタイトル通りに、とにかく妹を魅力的に描くことを主眼においた作品。桐乃はアニメにおける妹キャラとしてはかなりキツイ性格ではあるが、もちろんきちんとデレる瞬間も用意されているわけで、その期待を胸に抱きつつ、かつその瞬間の訪れを楽しみに視聴をすることになる。ま、よくあるタイプの作品ではあるが、キャラが魅力的で、電波系邪気眼女である黒猫やら、ガチホモゲーマニアの瀬奈など、この手の作品では使い古された感のあるオタクネタも、より先鋭化させることによって、視聴者の関心を惹きつけるフックとして十分に働いている。その上、黒猫にはそのクールで清楚な外見とは相反した痛々しい言動と毒舌が剥がれ落ち、デレる瞬間が用意されており、これまた視聴者の興味を惹きつけ萌え心を揺さぶってくれるもう1人のヒロインとして十分な存在感を放っている。
そういったキャラ設定や配置には特に目立ったオリジナリティなどはないのだが、今ある素材を非常に上手く見せている。ドラマティックなストーリー展開もなく、謎にみちた伏線もない、まずキャラありき、の作品としてはかなり完成度の高い作品になっているのではないかと思う。そういう作品に全く興味を抱けない人にとっては、退屈な作品になるだろうが、K1は結構楽しめました。
原作は未だに継続中の作品なので、場合によっては続編の放映も十分に有り得る。楽しみに待たせていただきます。【K1】
6/14 『GOSICK―ゴシック―』 第19話「第19話 薔薇色の人生は新雪に埋もれる」(11/5/31放映)
幼く見えるコルデリアのボテ腹だけても倒錯的なエロを十分に醸し出してるのに、その上さらに分娩台で強制出産ショーって、どんだけマニアックなんだか。しかし、最近のアニメ、何だか妙に分娩台で強制M字開脚が多いような……?
真面目な話をすると、久城とヴィクトリカの両者の関係が深まると共に、セルジウスの予言がいよいよ現実味を持って迫ってくることを感じさせる構成が上手い。誰もが、そのような未来を望んでいないにも関わらず抗いがたい力で、人々の運命を押し流してゆく。この曖昧な予言が、ブロワ侯爵というの実際の脅威以上に久城とヴィクトリカの行く末に深い影を投げかけていて、非常に感心させられるし、この先の展開に強く興味を抱かされる。【K1】
6/13 『逆境無頼カイジ 破戒録篇』 第8話「因果応報」(11/5/30放映)
性懲りもなく難癖を付けたりして足掻く班長のみっともなさが、ここまで来ると呆れるのを通り越して清々しくさえ感じられる。チョーさんのノリノリの演技も非常に楽しい。
芥川龍之介の『蜘蛛の糸』よろしく降りてきた糸に班長がぶら下がる画とか笑ってしまう。【K1】
6/12 『花咲くいろは』 第9話「喜翆荘の一番長い日」(11/5/30放映)
緒花が徹さんのバイクにタンデムする時、着物の裾が捲れ上がって生足が見えるのが、実にけしからん感じで良かった。ローアングルから足元を映す構図なんで、意図的なのは明らか。以前にも述べたけれども、この作品のこういう拘わりは結構好き。
タイトル通りの「喜翆荘の一番長い日」だけれども、一連の騒動が徹さんを連れてきただけで解決しているように見えてしまっているのは、ちょっと残念な感じ。もう少しスタッフ一同の機転や頑張りが強調されるような内容であれば、良かったのに。
みんちの初「あ?ん」とか、それを見てホッコリしてる緒花とかは可愛らしかった。【K1】
6/11 『スイートプリキュア♪』 第16話「ピンポーン!交換ステイでベストフレンドニャ♪」(11/5/29放映)
お互いの家に交換してお泊りする交換ステイなる奇抜な行為にちょっと驚く。まさか、こういうのが普通にあるわけ…ないよね?
ただその交換ステイと新必殺技は上手く関連付けていて、良かったと思う。プリキュア・ミュージック・ロンド・スーパーカルテット(長い)はプリキュアらしい2人のコンビによる合体技で、きちんと今まで以上の迫力を感じさせるものになっているのもよかったと思う。
奏が既に肉球マニアの変な人で定着していたりするのも、何だか楽しかった。【K1】
6/10 『TIGER & BUNNY』 第9話「#09 Spare the rod and spoil the child.かわいい子には旅をさせよ」(11/5/28放映)
虎徹が子持ちだと知ってちょっと壊れ気味のブルー・ローズが何だか可愛かった。
薄々そうではないかと思ってはいたのけれども、ヒーロとしての名前がドラゴン「キッド」なのに女の子という叙述トリック?気味の設定の割には、そのことがお話にあまり関わって来ないのは少々残念だった。【K1】
6/10 『DOG DAYS』 第9話「EPISODE 9 グラナ砦攻防戦」(11/5/28放映)
ガレットとの大戦・後編。
脱衣戦闘アニメよろしく攻撃を受けた女性の服が下着を残して弾け飛んだり、エクレがパンチラを惜しげもなく披露したり、サービス満点、エフェクトもバリバリの見どころのある作画の連続で楽しめた。
姫様同士の対峙からクライマックスの魔族降臨までは、良い緊迫感で話を盛り上げてい、それも悪くはなかった。【K1】
6/9 『神のみぞ知るセカイUThe World God Only Knows』 第7話「FLAG7.0 Singing in the Rain」(11/5/27放映)
ちひろの色とセリフを欠いた無音の夢から、登校時の描写の積み重ねが上手かった。
枝に引っ掛かった赤い風船、無人の公園。2つ購入された肉マン。セリフにされずとも、ちひろの悩み、そして桂馬への想いが読み取れる。
静かなピアノ伴奏とハミングのBGMも雰囲気に上手く合っていた。
ただ、ちひろが感情を爆発させてからの展開は少々唐突で画竜点睛を欠く展開なのが、残念だった。【K1】
6/8 『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』 第8話「第八炎 およ妖!じっと我慢のコであった」(11/5/26放映)
じっと我慢のコって、出オチの妖怪のことかよ!
それはともかく汗だくの男たちが(;´Д`)ハァハァ言ってたり、2本の足(角)の間の3本目の角を御開帳したりと、今回はとてもひどいものを見さされてしまいました。【K1】
6/8 『電波女と青春男』 第5話「五章 『サンクスギビングの憂鬱』」(11/5/19放映)
とてもこの度40歳を迎えたとは思えない女々たん(笑)のウザ可愛さと、リュウシさんの何この可愛い生き物っていう感じ、さらにはエリオの小動物的なかまってちゃん、守ってちゃん的な可愛さ、など今回も女性陣の魅力に溢れている。えっ、前川さん? まぁ、コスプレ要員としても何だか微妙な立ち位置で、今までのところ、あまり大きな存在感は発揮できてない。いや、まぁ、面白い人とは思うけど、イロモノのコスプレ以外はインパクトに欠ける。【K1】
6/7 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 第6話「第6話 わすれてわすれないで」(11/5/24放映)
前回に引き続き、今回もあなるの処女っぷりを堪能するお話。他にも色々とあった気もするけれど、なんかこれだけで十分に満足でした。【K1】
6/7 『C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』 第6話「conflict 葛藤」(11/5/24放映)
宣野座、ジェニファー、三國。
それぞれの語る、未来、現在、金、金以外のもの。結論を与えずに投げかけることで、視聴者にも公麿の悩みを共感させられる。
そういった考えさせられる面とは別に、ジェニファーのシャワーシーンに、大人下着、斜光でシャツ越しに浮かび上がるシルエットなどのサービスカットが盛り込まれていたり、またAパートのバトルでの、金融街を駆ける公麿の動きが妙に『鉄腕バーディ』っぽいと思ったら、やっぱりりょーちもさんが原画に参加していたりと作画、演出面の充実も素晴らしかった。
宣野座の禍々しい存在感を放つ巨大かつ強大な力を持つアセット。
圧倒的な力の前にズタボロにされる真朱。
バトルの過程と結果をバッサリときった潔い構成も印象的で良かった。【K1】
6/6 『GOSICK―ゴシック―』 第18話「第18話 漆黒の列車はいくつかの嘘を運ぶ」(11/5/24放映)
オカルト省と化学省の暗闘。
相変わらずツッコミどころやら疑問点は数多くあるが、暴走する列車、鉄橋に仕掛けられら爆弾、屋根の上での追っかけっこ、と盛り上がる要素はふんだんに盛り込まれていて退屈はしない。何より話数を重ねるごとに磨きのかかるヴィクトリカの萌え芝居や、それ以上に悠木碧の演技の素晴らしさが多少の不満点を帳消しにしてくれる。【K1】
6/5 『日常』 第8話「日常の第八話」(11/5/23放映)
ゆっこのウザ可愛さ全開のダジャレ編は、まさにゆっこの一人相撲といった形でエスカレートして留まることをしらない大げささが楽しかった。
さらには、閉鎖エレベーター編では、閉じ込められた空間の圧迫感を感じさせるコマを小さくした画面やパースを極端に歪ませた構図などが印象的だった。【K1】
6/4 『青の
完璧超人な奥村先生をこき下ろすお話。
同い年でありながら最年少祓魔師であり教師、さらには女子にもモテモテな弟くんは、これぐらいヒドイ目に会わせることで、ようやくバランスが取れる。
真面目な顔でバカなツッコミしたり、さらにはそれにつっこんだりと、楽しいエピソードだった。監督自らが率先して、こういう遊びのコンテを切っている本気度がイイ。【K1】
6/3 『DOG DAYS』 第8話「EPISODE 8 開戦の日」(11/5/21放映)
国と国との威信を掛けた大戦だけあって、作画は色々と健闘していて、見どころは十分にある。
ただ相変わらず「言葉」で語りすぎている印象はどうしても受けてしまう。
開戦前のミルフィオーレの演説とか、ゴドウィン将軍とおバカ3人娘のやりとり。開戦へと至るガレット陣営での経緯など。
そこまで言わないと/言わせないといけないのかなぁ。
都築さんはどうも最近、設定やセリフでキャラを動かしている気がしてならない。【K1】
6/2 『神のみぞ知るセカイUThe World God Only Knows』 第6話「FLAG6.0 10%の雨予報」(11/5/20放映)
ちひろ攻略・第2回目。
個人的にはちひろは結構好きなキャラなんだけれども、それとは別に、喧嘩をしながらも徐々に縮まってゆく2人の距離感が見事に感じられる演出や、セリフに出さないちひろの内面の微妙な変化を捉える表情などの丁寧な作画などが良かった。
後、「雨」という、どこか普段とは違った雰囲気が、両者の間に何とも言えない繊細な味わいを与えている。ように感じさせてくれる。こういう細やかな舞台づくりも、作品には重要だと思う。【K1】
6/1 『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』 第7話「第七炎 のんびり這おうよ、おいらたち」(11/5/19放映)
シャッポじいの帽子の先端がモザイクになったり、大股開きしたり、獣姦されたり(多少誇張あり)と。今回もヒドイ内容でした。【K1】
6/1 『電波女と青春男』 第4話「四章 『右腕骨折全治一箇月』」(11/5/19放映)
シャフトアニメとしては珍しくデフォメルキャラ演出が。意図的なのか、それとも作画の労力を減らすためなのか、どうしても考えてしまう。
それはともかく、今回もリュウシさんが可愛かった。【K1】
5/31 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 第5話「第5話 トンネル」(11/5/17放映)
イマ風の遊んでそうな外見と反して純情だったり一途だったり、処女だったりと、あなるが非常に可愛いらしい。正直、可愛く作り過ぎている気もするぐらいだけれども。【K1】
5/30 『C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』 第5話「cultivation 修練」(11/5/17放映)
ミダスマネーを悪と知りつつも、その現実世界に与える影響力を取り除けないとしてむしろ積極的に利用する三國と、その影響を考慮してでもミダスマネーを排除すべきだと説くジェニファー・サトウ。それぞれの立場から主張される両者の意見を聞いていて、ふと、ミダスマネーはもしかすると、電子マネーの隠喩なのかも知れない、と思った。商品の購入など、「貨幣」として扱われながらも、実体を持たずに、やはりどこか通常の貨幣とは異なる。ミダスマネーの存在を、この先どのようなものとして扱い。そして現実の社会にどのような影響を与える存在として描かれるのか楽しみである。
それとは別に真朱の雛鳥ように唇を突き出して食事を求める姿やら、ギルドメンバーを初めとした様々なディールが描かれ、その面でも十分に楽しませていただきました。【K1】
5/29 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第7話「断層のダイバージェンス -Divergence Singularity-」(11/5/16放映)
過去改変のもたらす結果に衝撃を受け、実験を中止し解散したはずのラボに紅莉栖が1人で残っていて何をしているのかと思いきや、相次いで倫太郎の携帯に届く仲間からのメールやTELで、紅莉栖も倫太郎のことを気遣って、ラボに残っていることが分かり、非常に暖かい気持ちにさせられると同時に感心もさせられる。倫太郎に言葉を投げかけずとも、紅莉栖の心情を上手く語らせている。
それとは別として、こういう仲間の何気ない気配りや思い遣りが、非常にイイなぁ、と思う。こういう些細な描写の積み重ねが、キャラを単なる記号以上に血の通った存在として感じさせてくれる。【K1】
5/28 『花咲くいろは』 第7話「喜翆戦線異状なし」(11/5/16放映)
能登麻美子、ガンバル、みたいなお話。色々とハッスルする巴さんの姿や、ちょっと百合百合しい展開とか、ドタバタコメディエピソードとして非常に楽しく描かれている。
電話での方言まるだしの会話やら(能登麻美子の能登って、出身地からとった芸名だって初めて知った)、さらには足で足を掻く行儀の悪い動作なんかにちょっと萌える。
方言を喋る女の子が魅力的なのは、ある程度認知されているような感じだけれども、この作品はおそらく意図的に女性の余所行きでは見せない行儀の悪い姿を捉えることが多く、それがちょっと目新しい萌え?としてイイ塩梅になっている気がするのだけれども、そういうのって、K1だけなんでしょうかね?【K1】
5/28 『逆境無頼カイジ 破戒録篇』 第6話「熱風の到来」(11/5/16放映)
カイジvs大槻、地下チンチロ再戦。
両者の因縁の対決を盛り上げる熱気に当てられる。「ザワ…ザワ…」がBGMの一部にもなるし、さらには書き文字で描かれたり、様々な使い方をされているのも印象深い。『カイジ』と言えば、やはりこの「ザワ…ザワ…」こそが主役と言っても良い。流石にそれを分かってらっしゃる演出の様々な工夫、拘わりには頭が下がる。
前回のラストからのこちらのテンションを盛り上げる、無闇に熱いナレーションの使い方とかも、燃える。このナレーションの使い方が、上手くて、つい乗せられてしまう面もある。【K1】
5/27 『スイートプリキュア♪』 第14話「アワワワ〜!ミューズ対ミューズ、本物はどっちニャ?」(11/5/15放映)
響と奏。ふつーこの両者の立ち位置では、響がボケ、奏がツッコミみたいな役割分担になるのだけれども、奏は王子先輩が絡むときとかみょーに残念な子になるんで、それがちょっと可愛らしいアクセントになっているように感じる。【K1】
5/26 『TIGER & BUNNY』 第7話「#07 The wolf knows what the ill beast thinks. 蛇の道は蛇」(11/5/14放映)
ブルーローズが思った以上に虎徹にデレてるんで、ちょっと驚いた。
それはともかくとして今回は謎のNEXTとの初対決ということで、いつも以上に気合いが入っているのが分かる出来だった。
まずは、チャリティショーでのブルーローズが地面を凍らせて高速移動したりするアクション。良く動いているし、氷を単なる武器や相手を拘束するための能力だけにしないアイディアが何より良い。特殊能力を使うキャラなんて、アニメではありふれているので、やはりこういう見せ方、使い方が重要になると思う。
クライマックスのバーナビーvsルナティックはビルの壁面を駆け上がったりなどの、ど派手な見せ場の連続で、こちらはエフェクトもバリバリで格好良く仕上がっている。
昼間は正義の弁護士、裏では法で裁けない犯罪者を殺戮するというルナティックの設定は、いかにもアメコミダークヒーロー的で、これも非常にK1の好みにあっている。【K1】
5/26 『DOG DAYS』 第7話「EPISODE 7 宣戦布告」(11/5/14放映)
フリスビーを投げて走らせたり、頭を撫でたり、顎のしたをくすぐって喜ばせたりと、姫様の扱いがヒロインではなく、まるっきり犬そのものなんで、笑ってしまう。まぁ色気のある展開に進まないのは都築さんらしいと言えばらしいのだけれども。【K1】
5/25 『神のみぞ知るセカイUThe World God Only Knows』 第5話「FLAG 5.0 たどりついたらいつも雨ふり」(11/5/13放映)
地味っ娘、ちひろ攻略編。
地味なため特徴がつかみにくいためなのかもしれないが、ちひろの顔の統一感のなさには、ちょっと驚かれる。とは言っても、顔どころか胸の大きさなんかも、結構変わっているように見えるんで、決して地味なためだけでもないだろう。さらにはラストの久々に登場のあゆみなんか、長い間見ていなかったせいもあるけれども、全然別人のようにすら見える。最近ではこういうのは、ちょっと珍しい気がする。
演出が悪いわけでは決してなく、桂馬がリアルに失望して引きこもった時間の経過を大げさに四季の変化で表しているのは、ちょっと面白かった。【K1】
5/24 『電波女と青春男』 第3話「三章 『地を這う少女の不思議な刹那』」(11/5/12放映)
エリオの地球帰還に合わせてEDが変更。つか、シャフト作品の場合、演出の意図ではなく、今まで間に合わなかっただけかもしれないという疑念が払拭できない。
それはともかく、今回も女性陣を中心にキャラ作画が美麗に描かれている。もちろん、他の作品だって、女性キャラを美しく見せるのは当然なんだけれども、この作品の場合、何だか妙に目立つ。特にリュウシさんは、その言動も含めて何、このカワイイ生き物って感じ満載だった。もちろん、クライマックスのエリオの泣き顔も繊細なタッチで描かれていて、印象的だったし、ついでにオバサンも、とても40前には思えない言動で見せ場を十分に作っていた。
さらには、坂道を自転車で滑走し、海へダイブする一連のアクション作画なんかも良く動いていて、良かった。【K1】
5/23 『GOSICK―ゴシック―』 第16話「第16話 落下するマリアは蠅の頭をもつ」(11/5/10放映)
ベルゼバブの頭蓋編。
顕現するマリアの像。ヨーロッパ中から集められる魔術師たち。幻想の夜。オカルト省と科学省の対立。そして幽閉されたヴィクトリカに、母・コルデリアの影。
相変わらず導入部での気の持たせ方は上手い。
冒頭のドイツ軍の空襲による爆撃の作画が際立って素晴らしかったが、やはりそこが田中宏紀パートなのかな?【K1】
5/22 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 第4話「白の、リボンのワンピース」(11/5/10放映)
ゆきあつが、いずれはその優等生的な顔の下に隠した抑圧された劣等感が生み出した歪んだ性癖を暴露してくれる日が来ることは予想していたんだけれども、思った以上の暗黒を隠し持っていて、呆気にとられてしまった。【K1】
5/22 『C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』 第4話「conversion 転換」(11/5/10放映)
公麿vs江原。
バトルと並行して描かれる、かつての大学構内での江原夫妻とそれを取り囲む学生たち、そして江原の妻の膨らんだお腹などの描写が、このバトルの結果失われる「未来」の重さを視聴者に感じさせるようになっている。江原宅に招かれた公麿の姿を見やる子供たちの幻が、さらに追い打ちをかけていて、やるせない気分にさせられる。
公麿が感じる罪悪感、恐怖、戸惑いなどが、視聴者にも迫ってくるかのように切実に描かれていて、非常に感心させられた。【K1】
5/21 『日常』 第6話「日常の第六話」(11/5/9放映)
京アニ演出は、誰がコンテを切っても高水準なんだけれども、その中でも三好一郎は、ちょっと頭1つ抜けていると思う。かなりハイテンションな演出でEDクレジットを見る前から、分かる。
校長vs鹿は、もう既に何を突っ込んで良いのか分らない状況に狼狽えるゆっこの姿やら、一体この先何が起こるのか全く読ませない展開や荒々しい作画が印象的だった。それに比べると、ラストのキャンプでのアクシデントの連続は展開は読める(カレーや白米が口にする前に台無しになる、など)んだけれども、テンポ良く畳み掛けることで、クスリとさせられる。
絵しりとりやら、なのvsゴキブリなど、他エピソードの質も高く、非常に楽しめた。【K1】
5/20 『花咲くいろは』 第6話「Nothing Venture Nothing Win」(11/5/9放映)
傾いた経営を立て直すために、従業員にコスプレさせたりする経営コンサルタントなんて、流石にちょっと有り得ないと思う。
美人経営コンサルタント・川尻崇子登場編と思いきや、お婆ちゃん萌え回(ちょっと大げさ)だった。
なこちのけしからん胸を無理矢理押し込めた胸元の空いたチャイナドレス姿も見どころだったが、きちんとラストの着物+エプロンの大正浪漫情緒溢れる衣装が印象に残るようにきちんと演出されているのが良かった。【K1】
5/19 『青の
杜山しえみは、CV:花澤香菜もあって、非常に愛らしいキャラに仕上がっている。愛らしさを引き立てるためか、キャラ作画も、崩したデフォメルがこれまでのエピソード以上に目立つ。
とは言っても、杜山しえみの愛らしさ以上に、終始弟に小言を言われたり蔑ろにされたりする兄の姿や、そういう態度を取る弟の姿に萌えたりるのが、この作品に対する正しい視聴態度なのかもしれない。
おそらく、腐女子は、その態度の裏側に兄に対する抑えきれない欲望などを妄想するのだろうな。でも、確かにそう思いたくなる雰囲気は分からなくもない。【K1】
5/18 『DOG DAYS』 第6話「EPISODE 6 星詠みの姫」(11/5/7放映)
戦のない穏やかな日々。激しい動きが少ないためか、その分、何だか妙に尻尾が目に付くエピソードだった。気分の高揚に合わせて、その表情以上に多彩な「感情」を見せる尻尾の動きが印象的で、折角のケモノ耳、尻尾キャラの特徴をきちんと活かした描写がされている。都築真紀さんは、かなりのケモノ耳(+尻尾)フェチと見た。単にバトルとバトルの合間の場繋ぎの話としてではなく、十分に楽しめる。【K1】
5/17 『Aチャンネル A-CHANNEL THE AMIMATION』 第5話「Channel 5 海 An ocean far away」(11/5/5放映)
前回に引き続き登板の田中宏紀作画パート(おそらくは海で水のかけっこをしてはしゃぐあたり)が、やはり眼を惹くが、学校のプールや水着の試着など、全般的に肌色多めのサービス回で、作画はここぞとばかりに力が入っている。でも、色っぽさよりも健康さ、無邪気さが強調されており、不健全さはほとんど感じない。今はこういう女の子の可愛らしさを愛でるような作品が人気なんだろうなぁ、と改めて思わされる。作品内で、男の視線やら欲望に晒されない無垢性が、今の萌えキャラには必須なのだろうか。【K1】
5/16 『電波女と青春男』 第2話「二章 『失踪する思春期のレヴェリー』」(11/5/5放映)
自転車の荷台でエリオを運ぶのは、もちろん『ET』へのオマージュなのは明らかだが、まさかエンディングで本当にやるとは思わなかった。
それはともかく、各ヒロインのアップ、布団からのぞくエリオの生足。西田亜沙子の耽美的なキャラデザを活かして、どれも非常に色っぽく描かれている。
とくに、リュウシさんの微笑ましい言動の数々には非常に和まされる。リュウシさんは、その丸っこいキャラデザも含めて、とにかく可愛く見せようという意図があからさまに見えるが、それに乗っても良いと十分に思わせてくれるキャラに仕上がっている。【K1】
5/15 『C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』 第3話「conspiracy 陰謀」(11/5/3放映)
IMFの諜報員という設定を活かし、ジェニファー・サトウを語り手として「金融街」とそれを取り巻く情勢についての状況説明。
さらには、「金融街」に関わり破滅した公麿の父の顛末など、かなり説明的なエピソードではあるが、どこかお茶目な一面を見せたりもするジェニファー・サトウの言動やディール(バトル)。さらには、ちょっと小生意気で活動的な真朱や居眠りQの可愛らしい素振りなど、きちんと飽きさせない工夫もされている。
ミダスマネーを意図的に現実世界に流入させるようとする三國の思惑など、思った以上にきちんと「貨幣」というテーマに正面取り組む素振りも見えて、その点での興味も出てきた。【K1】
5/14 『日常』 第5話「日常の第五話」(11/5/2放映)
原作ではほとんど笑えなかったのに、アニメになると思わず笑ってしまうのは、やっぱギャグは内容も大事なんだろうけれども、タイミングなんかも重要ということなんだろうな。
イタコとの息詰まる対峙とか、ゆっこの自爆編とか、ふつーに笑えてしまう。【K1】
5/14 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第5話「電荷衝突のランデヴー-Starmine Rendezvous-」(11/5/2放映)
セルンの時空間転移人体実験の恐るべき陰謀。登場人物たちの衝撃の深さがこちらにまで伝わってくるかのように感情移入出来るのは、個々のキャラ描写のきちんとした積み重ねの結果だろう。
白衣とドクペを巡る倫太郎の意味不明のフェチやら、相変わらずの紅莉栖を辱める橋田の淫語攻めとか、シリアスな中にも笑いも外さない作りで、今回も引き込まれる。
正直、今純粋に一番先の気になる作品になりつつある。【K1】
5/13 『花咲くいろは』 第5話「涙の板前慕情」(11/5/2放映)
徹さんの顛末は予想通りの誤解ネタと分かりきっているんで、登場人物の必死さほどにはこちらも気分が乗れないんだけれども、いかにも恋する乙女の落ち込みや焦り、必死さを見せるミンチのコロコロと変わる表情なんかは普段の気の強い描写の印象やら、作画の健闘もあって、とても可愛らしく見えた。【K1】
5/12 『スイートプリキュア♪』 第12話「リンリ〜ン♪キュアミューズのこと教えてニャ!」(11/5/1放映)
フェアリートーンにダメ出しされたり、猫集会に参加したり、敵とのんびり会話交わしたりと、ハミィのフリーダムぶりが常よりも半端なかったが、なかなか面白かった。
高速移動する敵の動きを止めるアイディアなんかも良かったし、さらには構図の取り方なんかも結構印象的で、いつもよりちょっとレベルの高い仕上がりになっている。【K1】
5/12 『青の
雪男の2丁拳銃アクションは、香港ノワールばりの拳銃捌きが格好良く決まっている。
にしても、寮に2人っきりで同室、さらには弟が看守役で兄を監視とか、イケナイ想像してくれって、言ってるようなもんだよ、これ。【K1】
5/11 『TIGER & BUNNY』 第5話「#05 Go for broke! 当たって砕けろ! 」(11/4/30放映)
バーナビーのサプライズ誕生パーティで、1人ずっと出番を待っていたスカイハイが、『銀魂』のサンタ回とかでずっとスタンバっていた桂さんと重なって、何だか妙に笑えてしまった。【K1】
5/11 『DOG DAYS』 第5話「EPISODE 5 激闘!ミオン砦!」(11/4/30放映)
姫様争奪戦の顛末。
不安だった作画面は今回もかなり充実しており、良く動く楽しい戦闘になっている。脈絡もなく挿入されるおバカ3人娘のサービスカットも眼福である。
楽しく気楽に見られる作品なのだが、今のところそれ以上の感想が出てこない。あとセリフや表情で語らせ過ぎなところも気になる。もうひとひねり何か欲しいところ。【K1】
5/10 『神のみぞ知るセカイUThe World God Only Knows』 第3話「FLAG 3.0 地区長、来たる。」(11/4/29放映)
原作では「週刊少年サンデー」連載作品らしく『タッチ』のパロディだった野球部でのコントが、何故か『逆境ナイン』だった。関智一をわざわざこのためだけに引っ張ってきたり、島本和彦協力だったり、無駄に気合いが入っている。一発ネタとしては意表をつかれたこともあって、面白かった。【K1】
5/10 『電波女と青春男』 第1話「一章 宇宙人の都会」(11/4/28放映)
11年春の新番組その13。
原作既読。
ボーイ・ミーツ・ガールな第1話。
両親の海外赴任、叔母さん家での下宿。新しい環境、新しい出会い。ほぼテンプレートに沿った展開。
ヒロインは宇宙人を自称する電波女。もちろん、この程度のアクセントは飽かず生産され続ける、この手の物語の中で特に奇抜なものでもない。ただ、布団に簀巻きにされたヒロインのデザインはなかなかにインパクトがある。上半身が堅くガードされているからであろうか、布団から除くナマ足が妙にシュールで色っぽくもあり、この点においては、作画の頑張りに対して惜しみない賞賛を贈りたい。
原作の持って回った言い回しはあまり好きではなかったが、アニメでもその勿体ぶったモノローグは少々気になった。
電波なOPソングも耳に残るが、ちょっとしんみりしたED曲も耳に沁みた。
シャフトは今期も2作品同時進行なので、作画面に不安も残るが、取り敢えず楽しく、かつエリオが魅力的に描かれる願う。【K1】
5/9 『Aチャンネル A-CHANNEL THE AMIMATION』 第4話「Channel 4 きろぐらむ Attention to your weight」(11/4/28放映)
作画のアベレージはおしなべて高い作品だけれども、それでも田中宏紀作画パートはひと目で分かってしまう。相変わらず細かく動き、髪の毛もウネウネしてる。
そのクライマックスのイチャイチャぶりを含め、水着でプール清掃など、今回は萌え描写が充実したエピソード満載だった。【K1】
5/8 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 第2話「ゆうしゃめんま」(11/4/26放映)
予想通りというか当然というか、めんまに対して相反する気持ちを抱き続けるあなる。
めんまからもらったお揃いのシールの使い方は上手いと思うし、「めんまが大好きなのに、大っきらいで」ってフレーズも印象的ではあるのだけれども、やっぱりそこまでセリフで言っちゃわないといけないのかぁ。とも思ったりもする。
あなるの、派手で遊び好きそうな外見に見えても、内面はとってもイイ娘でいじらしくて素直になりきれないところなんかも、これまたパターンなんだけれども、それはそれでイイもんです。
こういうお約束を楽しむ作品としてなら、十分に及第点には達している。やっぱ、阿漕だけれどもEDも名曲だと思うし。
ただ、ちょっと期待しているのは、未だにめんまを吹っ切れずにジンタに対してコンプレックスを抱き続けているユキアツの存在で、大事に取っているめんまの遺品?の臭いを嗅いだりしているようなちょっとフェティッシュな描写なんかがあったりして、彼には期待せざるを得ない。【K1】
黒猫(CV:花澤香菜)にオナニーを連呼させたり、赤城瀬菜(CV:伊瀬茉莉也)に「乱交」とか「アナルファックとか言わせたりと、これはなかなかいい、声優痴語羞恥プレイ。そこだけ録音して連続再生とかすらありかも(笑)。【K1】
5/7 『GOSICK―ゴシック―』 第14話「第14話 意地悪フリルは屁こきいもりを糾弾する」(11/4/26放映)
ヴィクトリカの初登校?並びにアヴリルとの初顔合わせ。
期待通りの両者の、久城を巡っての可愛らしく微笑ましいヤキモチっぷりに思わず悶えそうになる。【K1】
5/6 『花咲くいろは』 第4話「青鷺ラプソディー」(11/4/25放映)
緒花の初登校。
ライバル旅館の跡取り娘に、民子さんの恋バナと、登場人物も増え、舞台も旅館を飛び出し話に賑やかさが一気に増した感じ。
空気を読めずに結局いつものように民子を怒らせてしまう緒花の発言に、どこまでが天然なのか掴みどころのない新キャラ結名や、男日照りの鬱憤をぶちまける巴さんのキレっぷりとか、キャラが非常に活き活きと動いている。
何だか妙に思わせぶりに街中を徘徊する青鷺も、不思議な味わいを作品に与えている。これ、何かの象徴なんだろうか。【K1】
5/5 『日常』 第4話「日常の第四話」(11/4/25放映)
次回予告ナレーション、小原乃梨子かよ。ここまで無駄に豪華声優を使い捨てにする作品、見たことない。ここまで来たら、次回はどんな大物声優が来るのか楽しみになってきた。【K1】
5/5 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第4話「空理彷徨のランデヴー -Interpreter Rendezvous-」(11/4/25放映)
いかにもなオタク的な用語や掛け合いの会話が楽しくて、ついひきつけられてしまう。
孤高のマッドサイエンティストを気取り妄想の中にのみ生きているように見えて、きちんと他者に対する配慮が見えたり、威勢の良い言動のわりには臆病な面を覗かせたりする主人公・岡部倫太郎のキャラもなかなか魅力的で結構好きになってきた。【K1】
5/4 『スイートプリキュア♪』 第11話「ギョギョギョ!謎のプリキュア現るニャ!」(11/4/24放映)
音楽自慢大会開催の広場を描いた固定画面に、くるくる回りながら響、次いで奏がやはりくるくるしながらインするカットが良かった。
そのカットが素晴らしいのは、それがそのカットのみで終わるのでなく、その「回る」というイメージが、シンバルが変化したメガトーンがやはり「回転」しての攻撃に繋がってくることにある。こういうイメージの連鎖は結構好き。【K1】
5/4 『青の
導入編の後編。
如何にも火を噴きそうな丸々と太ったキャラデザと思っていたら、実際火を噴いたので、ちょっと笑った。
それはともかく、第1話の地味目な印象を吹き飛ばすくらいの派手なバトルの連続。
悪魔との一進一退の息詰まる攻防に、魔王サタンの降臨。そして、血の繋がり以上のものを感じさせる父子の絆。
どれもよく描き込まれていて、第1話と合わせて申し分のない導入部だった。【K1】
5/3 『TIGER & BUNNY』 第4話「#04 Fear is often greater than the danger. 案ずるより産むが易し」(11/4/23放映)
多少作画の質が落ちている。もちろんアップなど要所要所ではきちんと仕上げているけれども。
クライマックスでのブルー・ローズ登場時におけるコメントが「放置プレイ」とか「ドSの女王様」とか、何だか妙にはっちゃけていて面白かった。【K1】
5/2 『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』 第3話「第三炎 大きいことはイイコトか?」(11/4/21放映)
Aパートでは、ちぃ子先生宅の浴場で女体ボーリングしたりとか、いかにも永井豪作品らしい下品かつナンセンスなエロ描写だけれども、第3話にして既にちょっとマンネリっぽいかなぁ、と呑気に見ていたら、Bパートに入って、ちぃ子のエロ下着を脱がせるあたりから、妙なテンションのまま投げっぱなしでエンディングまで突っ走る展開には唖然とさせられました。いっそのこと、そのまま終わっていたほうが、ネタとして面白かったんじゃないかと思ったけれど、流石にそうはいかないか。
にしても、まさかの艶靡ちゃん登場という展開にはちょっと驚かされる。『ドロロンえん魔くん』のパロディとは言え、永井豪作品の中ではかなりマイナーなんだけどなぁ。【K1】
5/1 『魔法少女まどか☆マギカ』 第12話「最終話 わたしの、最高の友達」(11/4/21放映)
魔法少女まどか、誕生。
ヒロインにも関わらず、たった1度だけの変身、そしてバトルなんて斬新過ぎる。
斬新と言えば、この最終話である意味最も不可解なのが、まどかの「願い」による世界改変だろう。
改変された世界の中でも呪いや歪みは魔獣となって存在し、魔法少女が戦い、そしてやはり改変された世界の中でも美樹さやかは、上條恭介のために命を落とす。恋が報われることもなく。ここから分かるように、まどかが救ったのは、魔法少女の命などでは決してない。改変後の世界でも、魔法少女たちは自らの命を犠牲にして魔獣と戦い、そして消滅する。結局のところ、魔法少女は死の運命を回避することは出来ないのだ。そして世界からは悲しみや憎しみを繰り返し続ける。一体このどこに救いを見い出せば良いのか。
その回答の一端は、さやかの消滅する直前のまどかとさやかとの会話に示されている。さやかの「願い」のために支払った代価を無意味なものでない、と肯定するまどか。恭介の音楽を聞きたかった。大勢の人に届けたかっただけだということを思い出せただけで満足するさやか。
最後の瞬間まで「願い」を抱き続けること。それだけがこの絶望に彩られた世界の中での「希望」として示される。それは「願い」が叶うかどうかではなく、どんな状況下であっても「願い」を否定されずに抱き続けることが出来る。というただそれだけの「救い」。最終的に示される、この回答は凄すぎると思う。これだけでも十分に☆×3の価値があると思わせるに十分なほど。
荒廃した無人の荒野の中で、ただ1人、巨大などこか聖者を思わせる外観を持った魔獣たちに対峙するさやかの背に黒い、あたかも悪魔の翼のようなものが見える。この意味深なエピローグも非常に興味深い。様々な解釈を加えることも出来そうだが、これ以上は野暮になりそうなんで、やめておきましょう。
シャフト初のオリジナルTVアニメということで、期待値のハードルも高かったが、期待していた通り、いやそれ以上のものを見させてもらった。
作画も最後まで高いクオリティを維持できていた。1クールで完全に完結した作品であり、続編などは望めない状況だが、シャフト作品のオリジナル作品をまた期待しております。【K1】
4/30 『魔法少女まどか☆マギカ』 第11話「第11話 最後に残った道しるべ」(11/4/21放映)
ワルプルギスの夜、降臨。
希望があるからこそ救われない。
まどかを救いたいという願いそのものが、まどかをより過酷な運命へと誘い、さらには繰り返される時間のたびに、まどかとの時間はより大きく食い違い、ほむらとの想いのすれ違いもどうしようもなく大きくなってゆく。
どこまでも良く出来た逃れようもない悪意の連鎖。
ほむらが凄まじい火力でワルプルギスの夜を迎え撃つバトルはド派手で見ごたえがあった。現代兵器をぶっぱなす魔法少女ってのは、ちょっと有り得ない絵面だよなぁ。【K1】
4/29 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 第1話「超平和バスターズ」(11/4/19放映)
11年春の新番組その12。
アニメオリジナル作。
幼馴染を事故で失い疎遠になった仲良し6人組の十年後を描いた物語。
安城鳴子。略して「あなる」って渾名のインパクトはなかなかスゴイものがある。
とにかく全力で泣かせにかかっている。ってのがよく分かる。死んだはずの幼馴染の少女が10年後に幽霊となって戻ってくる。ってだけでも、いずれ来るもう一度の別れが約束されているわけだし、エンディングの『secret
base〜君がくれたもの〜』も、これ以上はない、ってくらいに阿漕な選曲って気がする。
それにどこまで共感できるか、乗っかることが出来るかが作品の成否をになっているのは間違いない。
この手の作品のパターンとして、登場人物の多くは死んだ少女・本間芽衣子(めんま)に対する何らかの精神的な負い目のようなものを抱いており、例えば主人公・仁太は、思わず口をついて出た暴言をめんまに謝罪する機会が永遠に失われてしまったという悔悟であったり、松雪は仁太に対する劣等感やめんまに対する想いを未だに捨てきれずにいることだったりする。
今のところそういった「設定」で語られてしまう以上の魅力はないが、丁寧に描かれており、元仲良し6人組のぎくしゃくとした関係などはよく分かるように作りこまれている。
泣いても良い。そう思わせるような魅力ある作品になることを期待。【K1】
4/28 『GOSICK―ゴシック―』 第12話「第13話 愚者は己の代弁者を指名する」(11/4/19放映)
錬金術師リヴァイアサン編。
こういうミステリーの導入部は、ハッタリが効いていると、なかなか面白く見えるが、20年前に死んだはずの錬金術師による殺人、さらには挑戦状とお膳立ては今までの中で一番興味を惹かれる。願わくば画竜点睛を欠くことのないように。
それとは別として、ヴィクトリカの存在にヤキモチを焼くアヴリルや、その反対にアヴリルの存在を快く思わないヴィクトリカのふくれっ面や久城に対するサドっぷりも可愛らしく、萌えサイドもなかなかの鉄板ぷりだった。【K1】
4/28 『C THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』 第1話「complication 複雑」(11/4/19放映)
11年春の新番組その11。
アニメオリジナル作。
『化猫』『モノノ怪』『空中ブランコ』と実験的な映像が印象的な中村健治監督の期待の新作。前作『空中ブランコ』の実写を取り入れた演出は、正直どうにも違和感を最後まで拭えなかったが、今回はそれらの一見して分かる特異な映像作品に比べると、いたって普通の映像作品のように見える。
もちろん、大の字になって仰向けで落下する三國がそのままの姿勢ままでいつの間にか直立して立っていたりするひと続きのカットに、天地の区別なく出没する怪しげな男・真坂木や、要所要所で書き文字で示されるセリフなど、中村健治らしい映像に対するこだわりの姿勢は随所に見られる。
もちろん中村健治の素晴らしさはそう言った奇を衒った映像のセンスにのみにあるのではない。
例えば、羽奈日が彼氏の腕に腕を絡めるシーンの、腕に押し付けられる胸の質感すら感じさせるカット。それがエロく見えるということが非常に重要で、何故ならそのカットは前後の繋がりから公麿の視線であることが分かっており、その視線に映る映像がエロく見えるということは、公麿が羽奈日に対して好意以上の、性的な欲求を抱いていることを、そのワンカットだけであからさまに示している。セリフに頼るのでなく、映像で語らせる。これはなかなか出来るものではない。
金を題材としたバトルもの?ということでストーリーにも興味が惹かれる。作品のキャッチフレーズとも言うべき「金は金以上のものか、それ以下のものか」というセリフに示されるように、貨幣とは一体何なのか。これほど日常に溢れており、馴染み深いものでありながらも、その実態はようとして知れず、経済学者の間でも、諸説入り乱れるなかなかに厄介な存在。それらをどのように扱うのか。そしてどのようにバトルさせるのか。
今期の最大の期待作になるか。【K1】
4/27 『花咲くいろは』 第3話「ホビロン」(11/4/18放映)
人情噺になるのかと思いきや呆気なく否定したり、格好良くまとめるのかと思いきやグダグダになったり、実に締まらないニセ小説家騒動の決着。
でも、その展開で示される有り様が、ライトスタッフ揃いとは決して言えない旅館の、ひいてはこの作品の魅力になるのだろう。
意地悪な先輩のような役どころは、この手のヒロインど根性物語には付き物のような存在ではあるが、認められようとするヒロインの努力を描くだけでなく、そんな意地悪な先輩の方も新人に対する悪口1つ考えるのに必死になっている「一生懸命嫌う努力」をしているという事情を描くというのは、なかなか斬新で面白い。ヒロイン・緒花の弁ではないが、まさに「清々しいもの」すら感じる。この手の意地悪先輩も実は…みたいな展開はお約束だが、そのお約束の背景を描くことなく、視聴者に対する民子の印象をガラリと変えてしまうのに成功しており、一気に魅力的なキャラになっている。このキャラ描写にはかなり感心させられた。
今回の真の見せ場(笑)、官能小説『女子高生、イケナイ新人仲居研修』(笑)での濡れ場シーンでは、画も女性陣の演技も艶っぽくしてやろうという意欲が端々から伝わってくるホンキ度の高さも良かった。
次なる騒動も楽しみです。【K1】
4/26 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第3話「並列過程のパラノイア -Parallel World Paranoia-」(11/4/18放映)
未来ガジェット研究室での、ラボメンたち3人のやりとりは、牧瀬紅莉栖へのセクハラ発言も含めてテンポ良く楽しめた。4/25 『青の
11年春の新番組その10。
原作既読。
日曜、午後5時枠で監督が岡村天斎なんで、てっきりボンズ制作かと思いきや、A-1 Picturesなのね。
原作の展開に沿った第1話だが、原作より主人公の生い立ちやその取り巻く環境の描写がより丁寧になされている。だからこそ、そんなありふれた日常のふとした綻びや、その綻びの極大値としてのクライマックスの悪魔降臨の描写もより活きてくる。
第1話としては、大人しめの導入部だけれども、この丁寧さは好意的に評価したいと思う。【K1】
4/24 『TIGER & BUNNY』 第3話「#03 Many a true words is spoken in jest. 嘘から出た真実」(11/4/16放映)
竹内浩志の1人コンテ、演出、作監。
バーナビーに対する虎徹の態度が、いかにもツンデレっぽい感じ。口ではぶーぶー文句を言ってながらも、パートナーとして危険を共にする。いわゆる誘いウケみたいな感じ? 何にしても、腐女子がほっとかないカップリングだなぁ。こりゃあ。【K1】
4/23 『神のみぞ知るセカイUThe World God Only Knows』 第1話「FLAG 1.0 一花繚乱」(11/4/15放映)
11年春の新番組その9。
冒頭で軽く第1期のおさらいはするものの、原作通りに次の駆け魂ターゲットへ。
エロゲー、ギャルゲーから想を得ている作品だけあって、多彩なヒロインを取り揃えた本作であるが、アニメ化するに当たってのポイントはやはり声優のチョイスということになるのだろうが、この作品はその面においても、なかなか抜け目がない。第1期も竹達彩奈に悠木碧、さらには花澤香菜と見事なほどに当代のフレッシュな人気声優を使っている。
そして今回のヒロインの春日楠さんは、小清水亜美と、気の強い感じを与えながらも、乙女としての繊細さを隠し持っている分かりやすいツンデレさんにピッタリな感じで、良くあっている。
猫を胸元に抱いた時の胸の谷間のボリュームとか、私服での胸揺れしながらの登場とか、分かり易いお色気サービスカットも、きちんと外さない。
第2期も安心の作りで、十分に楽しませてくれそうだ。【K1】
4/23 『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』 第2話「第二炎 右も左も妖怪だらけじゃ〜ござんせんか」(11/4/14放映)
イカに巻き付けられ、回想シーンではヘビに巻き付かれ、と雪子姫へのセクハラが原作どおり毎回毎回脱がされる展開に。【K1】
4/22 『放浪息子』 第11話「放浪息子はどこまでも 〜11 Wandering son’s progress〜」(11/4/12放映)
2度目の文化祭、倒錯劇とニ鳥くんの声変わり。
自らの声変わりを拒否していたニ鳥くんが、その声変わりを受け入れることに象徴されるように、ニ鳥くん、高槻さんと千葉さんたちのかつての関係を思い起こさせるような着せ替えごっこやら倒錯劇など、同様のシチュエーションを繰り返しながらも、そこにある確かな変化を描くことで各々の成長のあとを示している。
また、多少主要人物たちが内心をベラベラと語りすぎているような気がしないでもないが、千葉さんがニ鳥くんへの想いをふっきたり、ニ鳥くんと安那ちゃんとの関係の修復とかもなされ、人間関係の整理も最終回らしくそれなりにきちんとされている。
さらには文化祭・倒錯劇の舞台へ向けて様々な状況が動き出し、そしてその開幕とともにクライマックス=エンディングを迎えるという展開も良く纏められており、原作が未だに継続中ではある中でも実に良い最終回として見られるものになっている。
小学生編を大胆に削除する、という戦略には度肝を抜かれたものの、作品全体は実に繊細で落ち着いた雰囲気で描かれており、前述の効果の面白さもあって、非常に良質の作品としてまとめ上げられいる。あおきえい監督は今まで『空の境界
第一章』や『喰霊-零-』など、どちらかというと派手なヴィジュアル面ばかりで注目を浴びてきた印象が強いが、間違いなくきちんとした構図の取れる演出家であり、一見派手なヴィジュアル先行に見える演出も確かな演出力に支えられている。この作品を機にようやく、あおきえい監督が正しく評価される時が来たように思える。
もちろん淡い水彩画の色調で描かれたキャラクターなどは十分に実験的ではあるものの(ノイタミナ枠は、実に意欲的な作品を提供し続けてくれているので、本当に嬉しいです)、それと感じさせないほど違和感は当初からなかった。
原作が素晴らしいので、お話が面白いのは当然なのだけれども、前述の冒頭から最終話まで、細部の変更点では時に原作を凌ぐほど見事に思春期の少年少女の心の機微を捉えていて感心させられました。岡田さんは今のところ、オリジナル作ではどうも微妙な作品を作り続けている印象があるのだけれども、今回は本当にお見事でした。
原作、演出、脚本、作画。どれも本当に素晴らしい仕事でした。【K1】
4/21 『GOSICK―ゴシック―』 第12話「第12話 夏の午後に蝉の声を聞く」(11/4/12放映)
ヴィクトリカと過ごす夏休み。
ミステリー要素が欠片も感じられない完全な番外編的なエピソードで、ただただ意地っ張りで可愛らしい、そしてちょっと間抜けなヴィクトリカの姿をこれでもか、というほど堪能できる。
この作品では正直なところむしろミステリー要素が完全な蛇足なので、これこそが本筋(笑)。【K1】
4/21 『フラクタル fractale 』 第11話「楽園」(11/4/12放映)
結局のところ、この作品のテーマってのは、穢されてしまったヒロインをそれでも愛せますか?って感じなのかな。
山本寛監督の前作『かんなぎ』の原作がヒロイン・ナギの中古品疑惑に端を発する心無い中傷などによって連載休止に追いやられてしまったことと合わせて考えてみると、非常に感慨深いというか何というか。まぁK1にとっては、ヒロインが非処女であるかどうかなんてさほど重要な点ではないのだけれども、なぜクレインがフリュネに対して好意を寄せているのかが全くと言ってもよいほど理解できずに、どうにも空々しい感じがつきまとう。
同様のことは、この作品全体を覆う雰囲気についても言える。フラクタルシステムやそれと対立するロストミレニアムのどちらをも否定するでも肯定するわけでもないのは、善悪が相対的な価値観でしかなかったり、世界がそのように単純に出来ていないことを示しているのかもしれないし、また宮崎駿的な明朗快活な冒険活劇がもはや不可能であることを描こうとしているのかもしれない。しかし、世界を単純な二元論で分割するのも、一見複雑であるかのように語るのも所詮は空虚な言葉遊びとしか思えない。問題はそこに生きる人々が確固たる意思を持って行動しているかどうかにかかっている。それこそが尤もらしい設定や言葉よりも、我々視聴者に実感を持って迫ってくるテーマとなるのではないだろうか。しかるに、この作品では、まずテーマありきという前提で物語が作られているとしか思えない。フラクタルを存続させようとする僧院も、そこからの脱却を願うロストミレニアムも、正直なぜ命まで賭けてまで争っているのか、最後まで分からなかった。クレインたちのために自らの命を犠牲にして道を開くスンダ。最期の最期に口にするセリフも自らの今までの思想行動と矛盾するような発言で、もちろん彼をそういう風にクレインたちが変えさせたことが実感を持って迫ってくるのなら、それはそれで感動的なのだろうが、妹を逃がして死地へ飛び込もうとする彼の覚悟の源が何なのか正直全く分らないんで、感動のしようもない。フリュネがバローを手にした短刀で刺し殺すのは、自らを犯したバローに対する憎悪という解釈は尤もらしいが、そのような「設定」が人の行動原理などであるはずがない。ソフィーがハウルに恋をするのは、共に暮らすことでハウルの優しさに触れた、とか尤もらしい理由などでは、決してない。祭りの日、空中を軽やかに闊歩する2人の姿に恋の始まりを感じ取られないものは鈍感にもほどがある。また『マトリックス』において、主人公トーマス・アンダーソンが現実と思い込んでいた世界が仮想現実でしかないことを視聴者にはっきりと確信させる至るのは、そこで語られるモーフィアスの言葉などでは決してなく、現実とは信じがたい映像の数々を目にするからではないだろうか。一年間眠っていたとクレインの口から語られるフリュネ=ネッサは、視聴者にとってはせいぜい2、3分余りの時間を眠っているだけに過ぎず、その目覚めにクレインほどの喜びを共有することなど、決して出来ない。
大上段にテーマを語るのも結構だが、映像作品である以上、その肝心の映像に説得力がなくては、決して耳を傾けられないだろう。完全都市・ザナドゥの情報量過多のビジュアルや現実世界では機械に繋がれた少年の姿などは、多少こちらの心を動かすような力を感じられもしたが、決してこの作品のテーマをそれだけで語ってしまえるほどの力を持った映像を目にすることは出来なかった。
どんな作品でも小器用に演出して見せると思われた才人・山本寛にしては、らしからぬミスのように思える。普通ならば、テーマに映像を従属させるような作品を作るような演出家、監督ではないと思うのだが。今回は意気込みが空回りするような残念な結果になってしまったが、次回作には期待したいと思う。【K1】
4/20 『花咲くいろは』 第2話「復讐するは、まかないにあり」(11/4/11放映)
非常に感心させられた第1話だったのだが、実はそのときに少々気になっていたのは、民子の「死ね」という悪態。確かにインパクト十分でキャラを印象づける口癖でもあるけれども、やはりその一言は重いというか、冗談でもあまり口にして良いたぐいの言葉ではないので、もちろん重く受け取られないように緒花に受け取らさせてはいるのだが、どうしてもマイナスのイメージは避けられなかった。
だが、今回、きちんとその言葉に対するヒロインの嫌悪感や、さらにはその思いを緒花からストレートにぶつけられることで気まずげな表情を見せる民子の姿を見せることで、その不満点も無事に解消した。今回も前向きなヒロインの魅力が活かされている。
何だかよく分らないんだけれども、次回予告のタイトルにもなっている謎の単語「ホビロン」という耳慣れない新鮮な響きと民子の大声も印象的で、次回への興味も掻き立てられる。【K1】
4/20 『逆境無頼カイジ 破戒録篇』 第1話「地の獄」(11/4/11放映)
11年春の新番組その8。
原作既読。
とっくに流れたとばかり思っていた『カイジ』の4年ぶりになる第2シリーズ。
久し振りの福本作品のアニメ化になるが、相変わらずの原作絵の再限度の高さ。OPで第1期のおさらいをしてくれる立木文彦によるナレーションもやはり熱く、福本作品を見ているんだ、という気分を初っ端から盛り上げてくれる。
恒例の「ざわ…ざわ…」が第1期と異なり、新規に女性声で表現されており、かなりの違和感を感じさせるが、その違和感が得も言われぬ不安感を醸し出し、なかなか面白い効果を挙げている。
どん底もどん底。文字通りの地の獄に閉じ込められ、そこでもしゃぶり尽くされる憂き目に会いながらも、EDでは好きでもない不美女に付きまとわれるという拷問まで待っているカイジの不運さに、盛大に笑っててしまう。
男臭い声優陣の熱演ぶりも素晴らしい。
まずは、チョーさんの妙に穏やかなバカ丁寧な喋りの胡散臭さっぷりが半端なかった。もちろん原作を知っているのだが、仮に知らずとも、第一声を聞くだけで、コイツは間違いなくカイジを騙そうとしているに違いない、気をつけろ、カイジ、と思わず叫んでしまいそうになる。ほんのわずかな喋りで、これが出来てしまうチョーさんに非常に感服。そして何よりも主演、萩原聖人こそ絶賛したい。本業の俳優業に負けないほどの熱意を持って取り組む様が透けて見えるほどの熱演だった。声優としても十分にやっていけます。
萌えアニメが相変わらず主流のこの業界で、敢えて時流から逆行するが如きこの枠を心から応援しております。【K1】
4/19 『日常』 第2話「日常の第二話」(11/4/4放映)
今回は第1話と違って、結構素直に笑うことが出来た。
謎の覆面に追いかけられてテンパったり、うっかりヤオイな落書きを残したままにしてしまったノートを取り戻すべく奮闘するみおの暴走ぶりとか、笑ってしまう。実に弄りがいのあるキャラだった。
ラストのナレーション(甘食):池田昌子もあまりに唐突かつ無意味に豪勢な登板でちょっとウケてしまいました。ちなみにK1は甘食はモフモフしていて、あんまり好きじゃないです。【K1】
4/19 『君に届け 2ND SEASON』 第13話「episode.12 大事な人」(11/4/11放映)
爽子と風早の恋人宣言から一夜明けての文化祭の後片付けと同時に、胡桃や風早を慕う女子グループの恋の敗残兵処理(笑)も同時にこなしている。
冗談はともかく恋の勝利者である爽子よりも、敗者である胡桃の心境をむしろ丹念に描く展開が何よりも素晴らしいと思う。男向けの萌え作品では口当たり良くするために、その手の描写は省かれがちではあるが、少女漫画なんかではやはり丁寧に描かれていて、好感が持てる。あやねの漢らしいセリフにも惚れそうになる(笑)。
そう言えば、第2期放映直前の総集編でも第1話のバレンタインイベントでも胡桃が活躍しており、第2期は胡桃に始まり胡桃に終わる。って感じだなぁ。
また、カップル認定後は、爽子よりも主に風早が弄られているのは、全くもって正しい作りだと思う。
前作の人気をうけての第2期だけあって、演出も作画も演技も堂々たる安定感だった。爽子と風早の心がすれ違う中盤の展開は少々重苦しく、またじれったい感じで少々ストレスを感じる箇所があったのも事実だが、その分、クライマックスに当たる告白劇では十分なカタルシスを得ることが出来た。
原作は未だに継続中ではあるものの、大きな山場は既に越えてしまっており、アニメ化はちょっと難しそうな感じ。ただ爽子と風早が晴れて恋人同士になれたここまでを見ることが出来たんで、十分に満足だけれども。【K1】
4/18 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第2話「時間跳躍のパラノイア-Time Travel Paranoia-」(11/4/11放映)
今や男の娘は常識だが、この作品のそれは完成度に措いても残念度に措いてもトップクラスのクオリティだった。見た目が女の子にしか見えないとか、巫女服が似合いすぎているとかそんな外見よりも、主人公に対するあからさまな好意の視線が非常に痛々しいというか、居心地の悪さを感じさせるという点において実に素晴らしかった。ネコ耳メイド娘にどこか病的な根暗携帯女とか、周りを彩るヒロインたちも、やはりというか、かなりエキセントリックなのが揃ってきた。【K1】
4/18 『スイートプリキュア♪』 第9話「ハニャニャ?奏に足りないものって何ニャ?」(11/3/27放映)
リズムの新必殺技お目見得。デザイン的には響の方が好きだけれども、見た目に反して頑固だったり思慮深そうでいて墓穴を掘ったりするお間抜けな奏は結構愛すべきキャラだと思う。
でも、今回はそれよりもトリオ・ザ・マイナーの3人がふつーに喋っていることの方が驚きだった(笑)。【K1】
4/17 『夢喰いメリー』 第13話「夢、ふたたび」(11/4/9放映)
ミストルティンとの最終決戦。
勇魚を守るという目的こそあるものの、メリーとミストルティンの間にはお互いの命を賭けて戦うほどの明確な対立軸もなく、何よりそのドラマはミストルティンとの因縁の深いレオンと河浪さんの捨て身の覚悟の見せ場に完全に持って行かれてるわけで、クライマックスとしては少々物足りないのは事実ではあるが、1話まるごと山内重保節全開のバトルが堪能できるのは非常に眼福ではある。当世流行の動画枚数をふんだんに使用した超絶アクションではなく、カットや構図、さらにはポージングなどで魅せる演出が印象的だった。
そして物語全体の印象も、この最終話の印象と非常に重なる。
山内さん自らによるコンテも多く監督として作品全体のカラーを上手く統制していたし、また夢という非現実的な世界観がその独特の雰囲気を活かした演出や背景美術と上手くマッチしていたとも思う。
ただメリーと夢路、そして夢魔の現実世界への侵攻の鍵を握る「灯台」エルクレスを巡る物語が、中途から河浪さんとミストルティンの物語にシフトとしていまい、そのまま終わってしまったという印象。原作が継続中の作品であり物語に決着を着けるわけにもいかず、また強大な敵を倒すことで物語を締め括るという構成にしたかったためだろうが、その原作からの変更点はむしろ中途半端な継ぎ足しで違和感を生じさせる結果になってしまっている。確かに早くから河浪さんやミストルティンは伏線として描かれていたので、とってつけたような展開にはなってはいないのだが。ほとんど無意味な「灯台」の登場など、中途半端に原作におもねったことが失敗の原因だろう。
ただ山内節は十分に堪能は出来たので、とりあえずは満足です。【K1】
4/17 『DOG DAYS』 第2話「EPISODE 2 はじめての戦!」(11/4/9放映)
玉木慎吾によるコンテ、演出、作画監督の大活躍もあって、非常に見どころのある作画が目白押しの楽しいエピソードだった。
豪放磊落を絵に描いたような「閣下」のキャラも素晴らしかった。
ただ勇者をちょっとお間抜けに描こうとしているのが見え見えなのが、少々気になった。そこまでナレーションに言わせる必要はないと思う。【K1】
4/16 『Dororonえん魔くん メ〜ラめら』 第1話「第一炎 昭和だ!えん魔だ!妖怪集合!」(11/4/7放映)
11年春の新番組その7。
原作既読。
原作の時代設定を活かした昭和テイスト溢れるリメイク作品。というか、最近のリメイク作品の傾向として、おそらく元のTVアニメ版よりも原作準拠になるのではないかと思われる。
長屋の街並みや銭湯、さらにはTVコマーシャルと言った時代を感じさせる風物から、ちょっと時代がかったセリフ廻しなど、全編に亘って昭和臭が漂う。
ギャグはいささか滑りきみではあるが、妙にハイテンションで、なんとなく押し切られてしまう勢いの良さが印象的だった。
川澄綾子に「おしっこ」とか「もれる」とか連呼させたり、雪子姫に対するえん魔くんのセクハラ紛いの言動など、永井豪らしいちょっと下品な感じのエロも良かった。脱衣所でしわだらけの乳房を振り回す婆さんとかには笑ってしまう。
巨大なハンマーの必殺技とかは米たにヨシトモ監督作ということもあって、どうしても『勇者王ガオガイガー』を連想してしまう。
永井豪ファンとしても、米たにヨシトモの久々の監督作品ということでも、期待したい。もちろん、雪子姫へのセクハラを何よりも求む(笑)。【K1】
4/15 『Aチャンネル A-CHANNEL THE AMIMATION』 第1話「Channel 1 好き」(11/4/7放映)
11年春の新番組その6。
原作既読。
芳文社「萌え4コマ」作品シリーズ。
可愛らしい女の子4人組がきゃっはうふふするだけのアニメになるだろうとタカをくくっていましたが、とんだ誤りでした。ごめんなさい。
アバン。3D処理された背景の中、小さい身体に不釣合な大きなバットを引きずって校舎内を走るトオルの姿に眼を奪われる。
さらには、るん宅を訪れるトオルの玄関から階段を登って、るんの部屋に至るまでの歩行(玄関先で脱いだ靴を整える細かい芝居動作なども素晴らしい)。
この作品が「走ること」さらには「歩くこと」に対して並々ならぬ意図をもたらそうとしていることが既に窺える。
トオルのみが、グラウンドや廊下を1人ぼっちで歩くカットが何度か挿入されているのは、1人学年が異なる彼女自身の境遇を象徴的に表している。
屋上での昼食後、教室へ戻るトオルのカットは唯一例外的だが、それは1人学年の異なるトオルのみが、最終的に皆と別れて1人階段を降りてゆくわけで、その寂しげな歩みをより強調することになる。
そして、4人での下校時にも関わらず、足元を映したカットでは、上級生3人組と、トオルの足元が同一カットに収まらない。超えられない学年の壁をたったそれだけのカットで表現してしまう素晴らしさ。もちろんその壁を越えて、るんがトオルに手を差し伸べるわけこで、当然最終的には4人の歩みは同一カットに収められるわけだけれども、その後に続く挿入歌に合わせて描かれる通学シーンでは、それぞれ自宅から別々に歩み出した4人が校門前で出会い、一緒になるわけで、第1話の展開に見事に沿っている。
色物麻雀アニメ『咲-Saki-』の第2期も決定したことで、小野学監督にはこれからも期待しております。【K1】
4/15 『放浪息子』 第10話「10+11 〜Better half〜」(11/4/5放映)
TV用に第10話と第11話を合わせた特別編集版。でも、タイトルを見ないと気づかないぐらいに違和感がない。
女装登校事件以降に激変したシュウの周囲の状況を淡々とそれでいて、誤魔化しや深刻さに逃げることなく描いている。【K1】
4/14 『フラクタル fractale 』 第10話「僧院へ」(11/4/5放映)
僧院との最終決戦。
僧院への決死の突入作戦など、盛り上がっている。のだろうけれども、どこか乗り切れないところがあるのはツッコミどころが有りすぎるせいだろう。
例えば、グラニッツの面々を送り出した後から村をこっそり抜け出したフリュネが僧院に先に到着していたり、その後から小型の飛行船で追いかけたクレインたちが、総攻撃の開始からさほど時を置かずに到着していたり、あまりにもご都合的で納得が出来ない。さらには、その後の決死の僧院への突入も、緊迫感も決死の覚悟も感じられないほど、あっさりと成功し過ぎているように見える。
ただかつては同じ存在でありながらも決定的に違ってしまっているフリュネに向けるモーラン祭司長の近親であるが故の憎悪、選ばれなかった絶望、そして捻じ曲がった復讐心の吐露は非常にドロドロしていて、見ごたえはあった。【K1】
4/13 『日常』 第1話「日常の第一話」(11/4/4放映)
11年春の新番組その5。
原作既読。なんだけれども、正直あまり原作の面白さが分らない(笑)。
実際のところ、こうしてアニメで見てもギャグとして笑える箇所は全くと言ってもよいほどにない。
ただそれでも面白く見られるのは、やはり流石の京アニブランド。
落としたタコさんウィンナーを巡っての一幕など、無駄に熱い描写と動画枚数をふんだんに使用した無駄に豪勢な作画による力業で見せていて、ここまでされると流石に笑わされてしまう。
京アニ作品では『Kanon』などアニメ化以前に既に声優さんが決定されている作品は別として、まだ「色」の付いていない新人(もしくはそれに近い)声優をメインとして起用し、声優のイメージでキャラを見せようとしていない点があるが、今作でもその方向性を存分に発揮しており、その点も嬉しかった。【K1】
4/12 『Steins;Gate シュタインズ・ゲート』 第1話「始まりと終わりのプロローグ-Turning Point-」(11/4/4放映)
11年春の新番組その4。
原作ゲーム未プレイ。
暑い夏の照りつける陽射しを強調するかのようなコンストラクトの強い背景描写などが印象的だった。これは単なる美術設定以上に、その強烈な陽射しが見せた幻のような雰囲気を作品に与えている。画面に走るノイズやらスローモーションの多用などは少々ベタなんじゃないかとは思うけれども。
キャラの彫り込みや主人公の日常を侵食し始める非日常など、初回の掴みとしてどちらもいささか弱く感じるのは残念ではあるが、この手の作品は大抵1クールで終了することが多いのにも関わらず2クール放映される点やら共同監督の佐藤卓哉の存在など興味を惹かれる点も多いので、視聴を続けたいと思う。【K1】
4/11 『花咲くいろは』 第1話「十六歳、春、まだつぼみ」(11/4/4放映)
11年春の新番組その3。
アニメオリジナル。
ハイクオリティかつオリジナル作品作りに積極的に取り組むP.A.WORKSの期待の新作。
NHK朝の連続テレビドラマをアニメでやってしまおう。という意欲的な作品。
母親の恋人の借金から夜逃げ→祖母の旅館で住み込みのバイト。というドラマティックかつハードな展開をテンポの良い切り口で見事に語ってみせる。
ヒロインの状況説明から主要人物の紹介まで、卒なくこなす巧みな第1話。
何よりもヒロインの造形が秀逸で、一昔前の作品にありがちな逆境にくじけないヒロインというよりは、現代っ子らしく、深く悩むことをせず、どこか楽天的に物事を考え、真剣に向き合うことを避けるような傾向が見られるというこの手の作品のヒロインとしてはかなり異色な設定。しかし、ラストでの彼女の見せる意地などは、状況にただ流されるだけだった彼女が今の現状に立ち向かおうとする前向きな決意を感じさせてくれ、一気にヒロインへの共感を呼び起こしてくれる。第1話から早速不細工な顔を披露してくれたりと、そのコメディエンヌぶりもなかなか楽しみである。
周囲の人物もひと癖もふた癖もありそうな個性の持ち主が揃っており、折り合いの悪いルームメイトやパターンどおりではあるが肉親としての情を見せない旅館の女将である祖母など、この先どのようにして関わってくることになるのか。非常に興味深い。【K1】
4/10 『IS<インフィニット・ストラトス>』 第12話「
<銀の福音>との決戦。
一夏とヒロインズによる初めての共同作業で〆る真っ当な最終話。空戦は前回以上に派手ではあるが、今までのバトルと同様に派手さには感心しつつもバトルの組立や演出としては、あまり見どころがあるようには思えない。
原作はまだ継続中なので、ハーレム状態は維持されたままの最終話だが、ハーレムエンドでも全然違和感がない。出てくる女の子みなが主人公にデレデレするというのは、まるで一昔前のエロゲーみたいだが、原作者は確かそっち系の出身だったはず。そもそも女の子ばかりの学園に男が1人。っていう無茶な設定が既にエロゲ。
よく言えば王道。悪く言えばテンプレート。しかし、ここまであからさまにストレートなの作品も珍しい。ある意味その衒いのなさは、感心させられる。
学園にメカに美少女。20世紀の乱造されたOVAを現在のクオリティで製造してみました。って感じにもなっていて、その記憶を保持しているちょっと古めのアニメファンには好意的に見られそうな雰囲気はある。あまり良いコメントは書いていないけれども、最後までこうしてそれなりに楽しんで見られたのは、やっぱ、そういう要素が大きいからだろうなぁ。と、自己分析。
原作も未完結なので、続編も考えられるだろう。Blu-rayの売上も好調なようで、OVAも予定されているらしいので、十分有り得る。自分個人としてはどっちでもイイ感じだけれども、また放映されれば文句を言いながらも見てしまうんだろうな。【K1】
4/9 『これはゾンビですか?』 第12話「「はい、まだ続きます」」(11/4/4放映)
オールヒロインの水着ご披露に、さらには各ヒロインのキャラソン販促とありったけのサービスをつぎ込んだ最終話。
この作品らしいまともなサービスにならずに、「何でこうなった…」と、登場人物たち自身にまで言わしめる暴走っぷりが楽しい。
セラの肉感たっぷりの重量級の膨らみやら、狙いまくりのユーのスク水などの水着も眼福だったが、サラスのアイドルステージ降臨からの暴走っぷりが圧巻だった。
お色気過多のアイドルコスに。個人的には安っぽいフラッシュアニメで描かれたようないかにもてきとーな感じの観客のモブ(笑)。そしてハルナちゃんのステージ登場から、さらに迷走を始めるありえない盛り上がりっぷりとか。
そしてそびえ立つミストルティン先生があからさまに男根の象徴過ぎて笑える。もちろん、ラストのマイクロビキニはとても眼福でございました。最後に相応しいサービスでした。ごちそうさまでした。感謝の念を込めつつ☆×2。
この作品の良い所の出た最終話だった。よく言えばおおらか。悪く言えば支離滅裂な印象を受ける作品ではあるが、不思議な勢いがあるのも事実で毎回目の離せない魅力があった。作画や演出のレベルが何気に高かったのも、その要因の1つではあるが、何よりもキャラの魅力でもっていたように思われる。
タイトル通りに続編の存在を匂わせる最終回なんで、当然のように第2期への期待も高まります。【K1】
4/8 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第25話「僕たちのアプリボワゼ」(11/4/3放映)
全編バトルに次ぐバトルの展開で、一流作画陣を惜しみなく投入したボンズお得意の超絶作画最終話。
ヘッド戦→ザメク戦というクライマックスを2段構えにした構成も素晴らしい。
強大で圧倒的な力を持った悪役がいて、その戦いではかつては敵として戦ったものたちがタクトのピンチを救い、そしてザメクを破壊することで全てが大団円に収まるという単純にして明確なストーリー展開も良い。特に衛星軌道上で繰り広げられるザメク戦はコンテも作画もこれまでのバトル以上に盛り上がるものになっている。スガタを救出した後でエピローグを流さず(三角関係の決着を付けずに)にそのまま終了というのはいささか物足りなくも感じつつも、この作品らしい潔さとも感じられる爽やかな視聴後感に一味かっているのは間違いない。
自分諸共にザメクを封印しようとするスガタの救出を決意するタクトとワコが、一切の会話を交わさず目と目だけで封印の解除を決意する意思を確認するカットなどは、これまでに積み上げてきた両者の信頼関係などを感じさせ、バトルだけでなくこういうドラマ部分もしっかりと作りこまれているのにも感心させられる。
いかにも青臭い青春モノ+不思議ワード満載のいかにも榎戸洋司らしい語り口の作品だったが、『少女革命ウテナ』やら『忘却の旋律』に比べると、まだ普通?に見える。ロボットアニメであるということで、この作品からメタ的な要素を失わせる結果になっているのだが、その分とっつきやすい内容にはなっているとは思う。
ただやはりアクが足りないというか、どうにも中途半端に感じるところもある。確かに作画、演出ともに高レベルの作品ではあるが、ロボットアニメとして見るにはロボット(サイバディ)の物語に占める割合は物足りない。一言で言うならば、ロボットに対するフェチが感じられない。タクトをはじめとしたドライバーたちの操るサイバディは単なるバトルの道具ぐらいの意味合いしかない。単なる無機物でしかないはずのロボットがあたかも命持つ存在であるかのように自己主張を始める瞬間が、ロボットアニメには不可欠だと思う。そしてそれは単なる「画」を命あるもののように描くアニメ本来の魅力でもあるはずだ。ただこれは『ウテナ』などが得意としたメタ的な演出とは相性が悪い。何故ならメタ的な描写は、描写される対象が単なる記号でしかないことをあからさまに露呈してまうからで、対象に対する没頭をむしろ阻害する。芝居がかった大仰なセリフやポーズは、ある種のお約束を前提としており、この作品では上手くそれに乗っかりまたそれを戯画化して面白い効果を挙げている。ただそうであるが故にロボットアニメとしては演出や作画に感心させられつつも没頭出来ないという結果になっているような気がする。またドライバーの操る第1フェイズの超常的な能力や色物揃いの綺羅星十字団の面々など、折角の色々と膨らませ甲斐のある設定なのにあまり使われていなかったのも勿体ないところでもある。
とは言っても、その暴走しすぎないようにきちんと手綱をとっていることできちんと2クールの作品として纏まっており、十分に及第点を挙げられるレベルの作品になっていることも間違いない。作画演出は一流でもストーリーは三流になりがちなボンズのアニメオリジナル作品としては、十分な完成度になっている。【K1】
4/7 『DOG DAYS』 第1話「EPISODE 1 勇者誕生!」(11/4/2放映)
11年春の新番組その2。
アニメオリジナル。
『魔法少女リリカルなのは』の都築真紀×セブンアークスによる異世界召喚ファンタジー。
異世界キャラは全てイヌ耳、ネコ耳(ついでに尻尾も)付きのケモノ耳スキーには堪らない設定。異世界の名前がフロ「ニャ」ルドとか、そういうどうでもイイような細かいところのお遊びなんかも好き。そう言えば昔、都築さんが作ったエロゲーでも『わんことくらそう』っていうケモノ耳ゲーがあったなぁ(結構面白かったです)。
それはともかく、『風雲たけし城』やら『筋肉番付』などのアトラクション番組を彷彿とさせる人が死なないアミューズメントとしての戦争ってのは、意外とあるようでいて今までなかったような設定で、宜しいんじゃないでしょうか。少なくとも都築さんには下手に人死が出るようなハードな作風よりは合っている。打ち負かされた雑魚キャラがネコまんじゅう(獣玉)になるのも、何だか可愛らしい。
不安なのは都築さんの、自分の作り出したキャラに愛情を注ぎ込み過ぎて、個々のキャラに見せ場やドラマを作ろうとするあまりに焦点がぼやけてしまったり、支離滅裂になってまとめきれなくなってしまう欠点。キャラが多いので、早くも不安なのだけれども、第1話はアスレチック好きの主人公と、この作品ならではの一風変わったバトルの紹介に焦点が当ててられており、楽しい雰囲気が十分に伝わるモノになっている。もう1つの不安点は作画面などでちょっと安定感に欠けるセブンアークス制作というところだが、第1話はそれに相応しい仕上がりになっていた。
気軽に楽しく見られる作品になってくれればイイなぁ。【K1】
4/6 『TIGER & BUNNY』 第1話「#01 All's well that ends well. 終わりよければすべてよし」(11/4/2放映)
11年春の新番組その1。
アニメオリジナル。
『ビッグ・オー』で古臭くアメコミ調のキャラやメカデザインを担当したアメコミ大好きアニメーターのさとうけいいちさんと、アメコミヒーロー大好きな漫画家桂正和がタッグを組んでいるというだけで期待せざるを得ないじゃないですか。
そして期待通りいかにもアメコミ的なヒーロー、ヒロイン然としたデザインに、もうそれだけでお腹いっぱい大満足です。
アメコミヒーローのパロディという題材でもあり、また企業の広告塔としてTV視聴率を稼ぎ出すタレントとしても売り出されるという設定という意味でもヒーローもののパロディとなっている。あまり阿漕にやられ過ぎるとげんなりしてしまうが、そういう仕掛けはキライじゃない。ソフトバンクとか牛角(笑)とか実在の企業の広告名を背負っているのも、超能力を有したヒーローという現実離れした存在なのに何だか妙な具合な現実感があって、これは意外と面白い。それだけでメタ的な効果がある。
子連れの落ち目気味の中年ヒーローという設定も、この歳になると余計に感情移入してしまいそうになる。平田広明さんのちょっと2枚目半的な飄々とした喋りが耳にも心地よい。
脚本や演出、作画以上に評価したくなるようなタイプの作品だが、第1話だけあって、どれも十分なレベルだった。後は魅力的な「敵」。これに期待したいです。【K1】
4/5 『バクマン。』 第25話「ありとなし」(11/4/2放映)
連載決定会議。
最終話だと言うのに主人公そっちのけで、大半を延々と編集部の連載決定会議で費やしている。まぁ原作通りではあるし、連載が決定して取り敢えずの目標を達成して一区切りがついたところで第1期完というのは構成的に間違っているわけではないんだけど。
ほぼ原作準拠の作りではあるが、作画も演出も非常に丁寧な作りだったし、あからさまに『ラッキーマン』のパロディな『超ヒーロー伝説』のOPや亜豆のちょっと色っぽい感じの振り付けなど、アニメならではの演出もあって、十分に楽しめた。
第2期の放映も決定しているようなので、またそちらの方も楽しみにしたいと思う。【K1】
4/4 『放浪息子』 第9話「かっこいい彼女 〜09 Green eye〜」(11/3/29放映)
にとりんの女装登校。
アバンのよしの宅での音声のみの演出やら、ニ鳥宅での土居がにとりんの自室に入室した後の扉だけを映したちょっと長いカットなど、「見せない」演出が実に秀逸だった。【K1】
4/3 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第13話「俺の後輩がこんなに腐ってるわけがない」(11/3/29配信)
黒猫ルート。とは言っても、今回の見せ場はサブタイ通りに腐女子・赤城妹が持って行っているわけだけれども。
アニメで腐女子が登場することなど、昨今ではさほど珍しくもないのだろうが。ガチホモゲに対する過剰な愛を語ったり、部の先輩を部員全員から輪姦される妄想で汚すとか、その過剰さっぷりは半端ない。盛大に自爆した挙句の暴走ぶりが非常に楽しく、間抜けぶりも含めて何だか可愛らしくもある。
もちろん黒猫の素直になれないデレぶりも、パターンではあるが愛らしく、花澤香菜の萌え演技もあって、十分メインヒロインとして存在感を出している。【K1】
4/2 『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』 第12話「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 」(11/3/28放送)
最終話らしく初心に戻って、兄妹の関係で〆る手堅い構成。
両親不在のお留守ネタは鉄板だとは思うが、今までのはっちゃけ具合と比べてしまうとどうしても物足りなくは感じてしまうのは、致し方のないところ。古紙回収日に出されるエロ本を求めて深夜の街をジョギングという名の徘徊をするってのも、相変わらずのみっともないエロバカっぷりで好ましくはある。
アニメオリジナル展開の終盤の失速は少々残念ではあるが、概ね楽しんで見られる作品だった。作画も演出もチープで見るべき点はあまりないのだけれども、その安っぽさが、この作品の雰囲気に合っているような気すらしてくるから不思議だ。
登場するキャラが皆揃いも揃ってヘンタイばかりでまともな人間がおらず、萌え要素よりもヘンタイ指数や汚れっぷりが目に付く作品だからこそ、好き勝手に楽しんで作られているし、見る側も気楽に見られた。こういう良い意味で適当でいい加減な作品が見られるのも、TVアニメの楽しみだと思う。【K1】
4/1 『これはゾンビですか?』 第11話「「ああ、オレの所にいろ!」」(11/3/28放映)
夜の王との最終決戦。次回は水着でサービス回なので、実質的な最終回。
前回あれほど里から手ひどく離縁されたセラが仲間の協力を得られていたり、とか相変わらず話の組立のまずさが目立つのだが、それでもその強引な力業に押し切られてしまうのは何故なんだろう。自分でも今ひとつ分らない。いい意味で開き直っているからというのはあるかもしれない。前回のラストであれだけ悲愴感たっぷりに自爆した歩の飛び散った肉片回収時の妙にほのぼのとした雰囲気や、陰惨なラストバトルとしんみりとしたヒロインズとの濡れ場の後でプールの招待券でうかれ上がるのーてん気さとかは、間違いなくこの作品の魅力になっている。
その歩と夜の王のどつき合いは、お互いの骨を砕き脳漿をぶちまける不死者同士の陰惨で激しいもので、またユーを巡っての激しい激情をぶつけ合うラストバトルに相応しい熱量を伴った作画・演出で、こちらは真っ当に良かった。【K1】
4/1 『IS<インフィニット・ストラトス>』 第11話「ゲット・レディ」(11/3/28放映)
Aパートの<銀の福音>との空戦は、CGを利用したスピーディーなバトルは今までと同様だが、今までの限定空間内でのバトルとは異なり、広い空間を活かしたもので見ごたえはある。ただやっぱりよく動いているとは思うけれども、今一つ分かりづらい。例えば、あのタイミングで一夏が<銀の福音>に攻撃を仕掛けるよりも密猟船の保護を最優先にする理由が見ている限りでは分らない。見直してみると、<銀の福音>の攻撃よりも先に一夏の方が一撃必殺の攻撃を当てられるように見えるのだが。【K1】
3/31 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第24話「ひが日死の巫女」(11/3/27放映)
ラス前。
穏やかな日常生活の中での僅かな違和感(それこそいつも本を読んでいるケイトが本を手にしていない程度だったりするのだけれども)が最終決戦へと向かう緊張感を高めていくのに感心させられる。
次回の最終決戦を盛り上げるために全般的に抑え目のエピソードではあるが、スガタとケイトの密会シーンに、相変わらず色っぽくて格好の良い人妻女子高生の言動、さらには第3の封印解除からザメク復活のカタルシスと、それぞれの見せ場でしっかり盛り上がるようにも十分に計算されている。【K1】
3/30 『スイートプリキュア♪』 第7話「テッテケテ〜!音吉さんの秘密に迫るニャ♪」(11/3/27放映)
プリキュアの長い1日。
こういうネタは結構好き。
一見大人しく優等生的なタイプに見える奏の、一度言い出したら後にはひかない頑固さやら響をちゃっかり騙したりするイイ性格が素敵だった。
反発しあったり仲良く協力しあったりする2人のバカップルぶりが十分に堪能できる楽しいエピソードだった。【K1】
3/29 『夢喰いメリー』 第11話「夢の守り人」(11/3/26放映)
山内重保コンテとすぐに分かる雰囲気のあるコンテが特徴的だった。
アバンの頽廃臭を漂わせるミストルティンと飯島先生の濡れ場などはアダルティな雰囲気もあって非常に良かった。
作画にも力が入っており、メリーとミストルティンとの初対決を盛り上げるが、何だか呆気ないメリーの敗北などは最終決戦を盛り上げるための手順を踏んでいるだけのように見えたのは残念だった。【K1】
3/28 『IS<インフィニット・ストラトス>』 第10話「
篠ノ之束さんの本格参入。
田村ゆかり声がぴったりなウザ可愛い束さんのキャラを中心とした千冬ねえとの掛け合いなんかが楽しかった。
女子に対するセクハラすれすれの接触を楽しめるマッサージが得意とか、いかにもハーレムアニメ主人公に必須のスキル過ぎて呆れるやら苦笑してしまうやら。【K1】
3/28 『これはゾンビですか?』 第10話「「いえ、それは爆発します」」(11/3/21放映)
ユーの失踪から数ヶ月後。
季節が夏から冬へと移り変わって、どことなく寂寥感を感じさせる展開に物悲しい冬の雰囲気は良くあっているのだけれども。
正直、お話の組立のまずさは相変わらず。前回ユーの前に姿を現した夜の王が冬まで待っていた理由とか、全く意味が分らない。
ただ、夜の水族館で物憂げな表情で死んだように眠るペンギンの姿を見つめる夜の王とか、夜の王を前にしても全く普段と変わらないバカと紙一重の大物っぷりを見せるハルナの能天気さとか、細かい描写なんかは相変わらず良かったりする。【K1】
3/27 『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』 第10話「兄は世界を救う」(11/3/13配信)
東日本大震災の影響で放映中止となった第10話。救済措置として公式HPからダウンロードして視聴できる第10話。
イメージ映像で、修輔たちが洪水に流されるシーンが問題になったかと思われる。まぁ、流石に時期が悪いよなぁ。
アニメオリジナルキャラ?の百合・姉と電波系コスプレ妹の登場。お約束通り登場するヒロインたちはやっぱりヘンタイさんなんだけれども、インパクトはちょっと弱い。際どいコスで腰をグラインドさせるふしぎな踊りを踊りだすのは、ちょっと良かったけれども。【K1】
3/26 『スイートプリキュア♪』 第6話「ガミガミ!お説教が生んだミラクルベルティエニャ♪」(11/3/20放映)
メロディの新必殺技。
「フィナーレ!」のところで飛び上がって満面の笑顔とか、とっても可愛らしい感じで良かった。【K1】
3/26 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第23話「エンペラー」(11/3/20放映)
スガタの綺羅星十字団電撃入団。
なんか大きく胸元を開けた狙いまくりの大仰なコスチュームと合わせて、衝撃的展開というより妙にギャグっぽく見えるのは、皮肉ではなく大したものだと思う。
1対3という圧倒的不利な状況下でのバトルは、あまり相手の数的有利が活かされていないような展開だったんで、ちょっと物足りない感じだった。敵へと回るスガタの圧倒的な力を見せつけておくことで、この先の展開を盛り上げる意図はそれなりに果たされているとは思うけれども。【K1】
3/25 『夢喰いメリー』 第10話「夢から覚めずに」(11/3/19放映)
灯台エルクレスの登場シーンは、燃え盛る火焔のエフェクトからして、いかにも強敵・ラスボス登場という雰囲気が上手く出ていた。
河浪さんの辛い過去に、勇魚に迫る樹海の魔の手とラストへ向けて殺伐とした緊張感が高まってく中で、秋柳と図書室デート(ではないけれども)する咲さんの可愛らしい描写が息抜きみたいな感じで印象的だった。【K1】
3/24 『IS<インフィニット・ストラトス>』 第9話「
ラウラの黒いガンホルダーを太ももに巻きつけただけ、というのが何だか新しいフェチっぽくって素っ裸よりエロく感じるコスに大興奮(笑)。
水着回らしくサービス満点ではあるが、総勢5名になる各ヒロインとのいちゃいちゃぶり兼(と言っても、箒さんはハブられてるんだけれども)海でのお約束(サンオイルにビーチバレーなど)をこなすために、かなり回転の早い慌ただしい展開になっている。各ヒロインの水着姿より、おねえさんの黒ビキニに一番反応する主人公のシスコンぶりまでも含めて、最後までお約束を外さない作りなのはインパクトには欠けるが気軽に楽しめる安定感はあった。【K1】
3/23 『魔法少女まどか☆マギカ』 第10話「第10話 もう誰にも頼らない」(11/3/10放映)
時を越えるほむら。
繰り返される時間の中で、まどかを救いたいという純粋な願いは、いつしかほむら自身を永遠の時間の牢獄へと封じ込める呪いへと変質してゆく。
あたかも願いにより生まれた魔法少女が絶望により魔女へと転化してゆくかのように。
繰り返される時間の中で、形を変えて繰り返される救いのない悲劇に耐え切れずにほむらの精神が徐々に軋んでゆく様を見るのがとても辛い。
時間を超越する能力はパラドックスやチートを生み出しかねない諸刃の設定であるが、ほむらの精神を追い詰める設定として極めて有効に機能していて、相変わらず隙のない作りで感心させられる。【K1】
3/22 『フラクタル fractale 』 第8話「地下の秘密」(11/3/8放映)
フリュネを分娩台にのせて、強制M字開脚で処女検査をさせようとするあたりのバローのねちっこいいやらしさとか、フリュネの屈辱と羞恥に耐える表情とかが、非常に堪らんかった。
クライマックスにあたる部分の空中戦の作画、演出は非常によく出来ていて、手に汗握る緊迫感がきちんと感じられるようになっているのも良かった。
ようやく前回、今回と結構素直に面白いと思えてきた。【K1】
3/21 『GOSICK―ゴシック―』 第9話「第9話 人食いデパートに青薔薇は咲く」(11/3/8放映)
ミステリーを題材にした作品の大半がそうなんだけれども、結局謎解きよりもキャラの魅力に作品がおんぶ抱っこになっている。特にこの作品の場合、なんちゃってミステリーでツッコミどころが多く、探偵役のヴィクトリカがゴスロリ美少女と阿漕な設定なんで、より一層そう感じる。
今回は調子っぱずれの鼻唄を披露したり風邪ひきの可愛らしいくしゃみをしたりと、いつもよりも萌え描写が充実していたので、それだけで満足です。悠木碧は本当に芸達者だよなぁ。【K1】
3/20 『これはゾンビですか?』 第9話「「はい、脱ぐと凄いんです」」(11/3/7放映)
相変わらずお話の展開がよく分らないのだけれども、観覧車の破壊からトモノリに取り付いた魔装兵器の発動と、スケール感の大きさだけは伝わるようにはなっている。また派手なエフェクトが多用された爆破や攻撃は、それだけで見ごたえはあったので、見ていて退屈はしなかった。【K1】
3/20 『IS<インフィニット・ストラトス>』 第8話「ファインド・アウト・マイ・マインド」(11/3/7放映)
一夏とシャルがコンビネーションでラウラを追い詰めて行く前半のバトルの組み立ては悪くはなかったとは思う。
ただラウラが追い詰められてからのヴァルキリーシステム起動後の展開は、ちょっと大雑把に過ぎる。姉の姿を穢されたことに対する一夏の怒りの感情の共有も出来ないし、精神世界での一夏とラウラの会話も流石に唐突だろう。もちろん、ラウラの「俺の嫁」発言も、この展開で納得しろ。というのは流石に無理がありすぎる。
折角のサービスシーンであるシャルとの混浴も規制でほとんど何も見えず終いなのも脱力気味な感じで、今ひとつパッとしない出来だった。【K1】
3/19 『君に届け 2ND SEASON』 第9話「episode.8 届け」(11/3/7放映)
爽子と風早。すれ違う両者の感情を決して交わらない「視線」で描く見事な演出。恋愛感情を意識するあまりに風早との間に壁を作ってしまい、「視線」で捉えられない風早の姿を思い起こさせるきっかけになるのが、「視線」を遮る暗幕の向こう側での風早の何気ない「言葉」であるのは原作同様ではあるが、暗幕の中の狭い空間から爽子の心象風景である開放的な青空への移り変わりは、何よりも雄弁に動き始めた爽子の心を上手く表している(少々分かりやす過ぎる気もしないでもないが)。
動き始めた爽子の心を表すかのように、かすかに吹き始める風。繊細な爽子の心情を見事に表現する能登麻美子の演技の素晴らしさ。夕陽に照らされた校舎内を駆ける爽子の姿。どれも見事に見るものを惹きつけずにはいられない。【K1】
3/18 『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』 第9話「夏だ!祭りだ!兄妹のM:I:V」(11/3/7放映)
チョコバナナ。そしてフランクフルト。
この2つから性的なモノを連想出来た人は十分変態の仲間入です(笑)。
それらを使った妹と幼馴染の疑似フェラネタと今回も順調に飛ばしてました。【K1】
3/18 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第22話「神話前夜」(11/3/6放映)
演劇という体裁を借りた設定語り。ただ演劇の脚本がそうなっているだけで、メタ的な仕掛けがあるわけでもないので、少々物足りない。
また、今まで引っ張ってきたわりにはタクトとワコのキスシーンのインパクトが全く内のも気になる。流石にそりゃあ無いよ。って感じだなぁ。【K1】
3/17 『みつどもえ』 特別編「OPPAI IPPAI ママ元気」(11/3/5放映)
DVD、Blu-ray第7巻に収録されたテレビ未放映話。
2月26日に発売されたばかりなのに、テレビ放映してしまったら、DVDやBlu-rayを購入してくれた人の特典にならないような気がするのだが。
それはともかく、TV未放映だからと言ってTVで見せられないような特別なサービスがあるわけでもない。
いつもどおり杉崎ママがヘンタイだったり、みっちゃんが牝豚だったりしているごくふつーの(笑)エピソードばかり。杉崎の回転寿司初体験時の妙なテンションの高さなんかは印象的だった。【K1】
3/16 『バクマン。』 第22話「団結と決裂」(11/3/5放映)
第20話でオンエアされていた小豆さんの『夜明け前のシンフォニー』の振り付けが、イベントではより一層ヤラしい感じが伝わってきて、思わずちょっと見直してしまう。
確かに妹さんが、ちょっと見ていられない気持ちになるのが理解出来るような感じが良かった。【K1】
3/16 『夢喰いメリー』 第9話「夢乱れて」(11/3/5放映)
転校生・河浪をミスリードとして配置しておくことで、ミストルティンの正体や飯島先生の豹変ぶりに上手く意外性をもたせることに成功している(また第8話での伏線もあって、唐突な感じをさせないのも上手いフォローになっている)。
話の本筋とは無関係なところで、由衣の妙にコミカルな動きや自爆っぷりとかがちょっと面白かった。【K1】
3/15 『魔法少女まどか☆マギカ』 第9話「第9話 そんなの、あたしが許さない」(11/3/3放映)
さやか、そして杏子の最期。
宇宙存続のため、犠牲となることを強いられる魔法少女システムの非情な論理。「宇宙のため」という、実感を全く伴わない、ひどく空疎な論理のもとで語られるキュゥべえのセリフの救いのなさが際立つ。
それに相対するように理屈ではなく、情のために自らの命を賭ける杏子。この分かりやすい対立はあざといし、ヒロイックな自己犠牲的行為もあまり好きではないのだが、それでも、この救いのない世界の中で、純粋な彼女の「願い」(感情)は、確かに論理を越えた熱量を感じさせはする。【K1】
3/14 『放浪息子』 第7話「薔薇色の頬 〜07 Growing pains〜」(11/3/1放映)
にとりんと安那ちゃんの電撃交際(笑)。
原作通りではあるのだけれども、何よりもその見せ方が素晴らしい。
まずはニキビから始まった両者の馴れ初めを見せ、にとりんが安那ちゃんを意識し始めたことを視聴者に示しておく。
そしてその数カット後、にとりんと安那ちゃんがニ鳥宅で出くわした後、姉の口から両者が既に交際を始めていることが明かされる。
両者の距離が接近する過程を省き、馴れ初めと結果だけを見せることでまさに「電撃」という形容が相応しい交際の始まりになっている。
キモかわキャラ好きな変な所やら今までと違った一面を見せる安那ちゃんの可愛さも良かったし、にとりんと安那ちゃんとの交際を切っ掛けにしてにとりんを間に挟んだ微妙な関係だった高槻さんと千葉さんが、反発したり急接近したりして、その関係の変容も緊張感があって面白かった。
相変わらずの天真爛漫ぶりを発揮して場を和ませてくれるちーちゃんの存在感や、トイレ後の手洗い所でハンカチを左手首の上に置いた状態で手洗いをするなどの細かい作画などの見どころも良かった。【K1】
3/13 『フラクタル fractale 』 第7話「虚飾の街」(11/3/1放映)
フラクタルシステムが完全に起動した街・ザナドゥ。
ベタな見せ方ではあるが、圧倒的な情報量を詰め込んだビジュアルはそれだけで説得力を持つ。
同時に遊牧生活を営む牧歌的なコミュニティを見せることで、また現実と仮想現実の対比を見せるのか、と少々ウンザリしかけていたところに、実は…。みたいな展開もベタなのかもしれないが、悪くはない。芸術家気取りのネカマが登場していたので、多分ヒッピーとかボヘミアンとか、そのあたりを皮肉っているんだとは思うんだけれども。
ネカマの重力に引かれてちょっとだらしなく垂れ下がった乳肉とか、作画も牧原亮太郎や伊東伸高が投入されていたためか、いつもよりもちょっと違った感じで楽しめた。【K1】
3/12 『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』 第8話「兄のトップをねらえ!」(11/2/21放映)
男の乳首は合法です(笑)。アップでリアルに描き込まれた男の乳首に爆笑。サブタイの「兄のトップをねらえ」って、兄「が」トップを狙うんじゃなくて、兄「の」トップ(乳首)が狙われるんかいっ!って思いっきりツッコミを入れてしまいましたよ。
委員長の乳首攻めに、乳首を開発されるお兄ちゃん。今回もひどいアニメでした。【K1】
3/11 『これはゾンビですか?』 第8話「「えへ、学園妻です」」(11/2/28放映)
歩の嫁を自称するトモノリの登場によって、歩を取り巻く女性関係がにわかに色気づいてきた。
デレ期に突入したハルナに、目立たないクラスメイト・平松妙子の渡せない手作り弁当、三原かなみとトモノリのシャワーシーン、セラのネコ耳コスなど、全編に亘って色気のあるシーンが多く女の子たちの可愛らしい姿がいつも以上に堪能できたのが良かった。【K1】
3/10 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第21話「リビドーなお年頃」(11/2/27放映)
オーバーフェーズ・システムの力で3.5フェーズ化しドライバーのケイ・マドカと一体化したヘイジェントの姿の異様な存在感はそれだけで、十分な脅威を感じさせる。
ヘイジェントにのしかかられるタウバーン(タクト)の姿に、静かに激しく嫉妬の炎を燃やすワコの珍しく険しい表情が可愛らしかった。
ラストに人妻女子高生が今イイところを持って行く流れが意味不明過ぎて、ちょっとウケた。優遇されているのはよく分かる。【K1】
3/9 『スイートプリキュア♪』 第4話「モグモグ!奏が見せる気合のレシピニャ♪」(11/2/27放映)
奏がニセ山口先生の厨房で騙されるシーンで、3人衆がコーラスで場面を盛り上げているのが、何だかオペラ調なんだけれども、珍妙で楽しかった。
正直3人衆の喋りは全部歌になっていて、第1話の時から、正直ちょっとうざいんだけれども、今回の使い方は良かったです。
今回はキャラの掛け合いが全体的に面白くて、結構楽しめた。【K1】
3/8 『みつどもえ増量中!』 第8話「みつごは続くよどこまでも」(11/2/26放映)
最終回らしいのは、前作同様、ラストを丸井家の絆で締め括っているところぐらいか。またもや番宣を使ったオチかと思いきや、キレイにまとめていたのはちょっと意外だった。
原作のストックが足りないために、全8話という変則的な構成。しかも、最終話の今回はこのシリーズだけで、都合4度目の体育祭(笑)という。
1クール分頑張って水増ししようとするどころか、頑張って季節感を合わせるために原作のエピソードを入れ替えようという気する意思すら感じられない、やる気の全く感じられないシリーズ構成にはある意味感動すらおぼえる。
第1期に比べてキャラもほぼ出揃い、世界観の確立されている第2期だけあって、キャラの描写も手馴れており(脚本、作画面ともに)、また1話分で放映するエピソードも第1期よりも多くして1話分の容量を減らすことで、1話8Pしかない原作に近いテンポになっていることもあって、全体的に第1期以上に楽しめた。
第3期をするには、あまりにも原作エピソード不足だろうが、期待したいと思う。【K1】
3/7 『魔法少女まどか☆マギカ』 第8話「第8話 あたしって、ほんとバカ」(11/2/24放映)
やがては自らが退治されるべき魔女となる魔法少女の、どこまでも救われない非情なさだめ。
前回に引き続き破滅へと向かって進んでゆくさやかの描写が秀逸だった。
一番大切な友人を傷つけ、そしてそのことで何よりも自分自身も傷つけ、結果周囲に呪いを振り撒き、魔女へと堕ちてゆく。
さらには今まで抑えに抑えつけてきた仮面を投げ捨て、激情のままに身を引き裂くような叫びをまどかに投げつけるほむらの切羽詰った姿も、それまでと異なり印象的だった。
ほむらの魔法によりキュゥべえが蜂の巣になったり、さらにはその骸?を新たに登場したキュゥべえが喰らってゆく描写はキュゥべえの、見た目だけは愛らしい外見とあい俟って、よりおぞましい人外の存在感を感じさせるもので、これも良かった。
モノトーンで描かれた無機質な街並みも、作品の雰囲気を上手く盛り上げている。【K1】
3/6 『フラクタル fractale 』 第6話「最果ての町」(11/2/22放映)
フリュネとの駆けっこは、明らかにコナンとジムシィのそれを連想させる。決して悪くはない出来なのだが、ただ、作品全体がそうであるように、過去作品の偉大さをより印象づける結果になってしまっている気がする。
フラクタルに依存した人々を強制的にシステムから切断しするロスミレの非道な一派や、形ある前世紀の遺物の収集癖を持ちながらも人はフラクタルなしには生きてゆくことはできないと、フラクタルの電波の失われた地で、その復興に取り組む男など、様々な立場からこの世界の有り様が描かれ、多少は世界観にも奥行が感じられるようにはなってきた。
ただ、同時にリアルとヴァーチャルリアリティの対立なんてものを未だに本気で扱っているこの作品の古臭さはかなりのものであると今回も痛感させられたが。【K1】
3/6 『放浪息子』 第6話「文化祭 〜06 Dream of butterfly〜」(11/2/22放映)
文化祭当日。
ユキさんの男装やら、モデルの麻衣子ちゃんの文化祭来訪に、お化け屋敷、そして肝心の倒錯劇・ロミオとジュリエットなど、非常にイベント盛り沢山の内容を実に巧みに捌いている。
今までイタイ面ばかりを見せてきたちーちゃんの、前向きな姿勢やマコちゃんに向ける思いやりなど、意外な一面をさらりと見せる描写も良かった。【K1】
3/5 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第12話「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない TRUEEND」(11/2/22配信)
ニコ動で配信された最終話の原作準拠ルート。
TV最終話ではスポイルされていた部長や桐乃のスカトロゲーとかが、きちんと盛り込まれており、さらには黒猫のまさかの新入学による後輩化など、最終話のリメイクではあるが変更箇所のインパクトはあって、十分楽しめる内容になっている。
おそらくは、このまま桐乃の帰国まで配信する予定なのかな?【K1】
3/4 『君に届け 2ND SEASON』 第7話「episode.6 好意と迷惑」(11/2/21放映)
原画に黄瀬和哉、西尾鉄也。
心の底ではお互いに同じ感情を抱いているはずなのに表面的な言葉の取り違いから、拗れていってしまう爽子と風早の関係。
爽子のモノローグや、チヅ&あやねとの会話におけるインやアウト、アップとロング、そしてカッティングなどの非常に繊細な演出は実に見事だった。風に靡く髪の繊細な表現は、単に美しいばかりでなく、風早に振られたと思い込み、落ち込むばかりだった爽子の心に、チヅ&あやねの言葉が微細な揺れを呼び起こしていることも想起させる見事なものだった。【K1】
3/3 『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』 第7話「兄たちのAKIBA」(11/2/21放映)
次回予告を見たときは、正直またか、と思いましたよ。
『俺妹』を例を挙げるまでもなく、オタク文化はネタとして消費されつくしていて、アキバなどもう既に手垢に塗れた陳腐なネタでしかない、と。メイド喫茶に同人誌、エロゲー。もうどれも目新しさの欠片もない噛みすぎて味のしないガムのようなものだと。
しかし、この作品はオタク文化の上っ面だけをなぞるって事足れりとするような作品とは一線を画していました。
同じ道を志す仲間でありながらも、いやだからこそ譲れない己の信念と信念、魂と魂の激しいぶつかり合い。そしてホンキでぶつかったからこそ、より一層堅く結ばれる漢と漢の友情。
人と人の付き合いが表面的な薄っぺらいものになってしまった、こんな時代だからこそ、これほどに真っ当な青春熱血モノには心が熱くさせられてしまう。
その話題が例え、人妻モノや義妹モノ、幼馴染モノ、さらにはスカトロを巡る争いであったとしても(笑)。
隊長の、猫をオカズにヌイたという衝撃の告白には、猫派の私も流石に感服いたしましたよ。己の至らなさを痛感させられました。そしてどこかに存在するはずの幼馴染を求めてアキバを彷徨する隊長の姿には笑い…いえ、涙を禁じ得ませんでした。【K1】
3/2 『IS<インフィニット・ストラトス>』 第6話「ルームメイトはブロンド
両手で隠しきれないようなそんな立派なものを今までどうやって隠してたのか。ツッコミどころは満載だが、女の子バレした後のシャルルの上目遣いの表情とか、都合2度繰り返される花澤ボイスによる「一夏のえっち…」というセリフの破壊力とかは期待値以上だったので、そういうお約束でもイイかな、なんて甘い採点をしそうになってしまう。ええ、もちろんK1はシャルルがイチオシキャラですとも。贔屓上等です。【K1】
3/2 『これはゾンビですか?』 第7話「「おい、お前どこ中だよ?」」(11/2/21放映)
第2の吸血忍者トモノリ参上。
なぜ絶品の豚骨スープがメガロを退治するのかという疑問より、セラと敵対する吸血忍者のグループが怪しげな儀式で豚骨スープを作っていたり、歩たちをメガロから救うことのほうがよほど疑問なのだが…。
相変わらずのてきとーな構成には呆れ返ってしまう。このゆるさというかいいかげんさが、ある意味楽しくなりつつもあるのだが。ふつーに考えれば、単なる欠点でしかないよなぁ。【K1】
3/1 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第20話「描かれたあの日の虹」(11/2/20放映)
ヘッドとカタシロ・リョースケの過去。
ヘッドとリョースケ、そしてリョースケの許嫁であるソラの関係が、タクトとスガタ、そしてワコの関係とダブって描かれる。もちろんそれはスガタとワコ、そしてケイトという幼馴染たちの三角関係も連想させる仕掛けになっており、そういった遠い過去と近い過去、そして現在と相似的な関係を重層的に組み込むことで物語に深みを与えている。
愛した許嫁が、ヘッドに寝取られる様を目の当たりにさせられるリョースケの回想に滲む苦渋の色がひどく味わい深く、決してネトラレ属性があるわけでないのだけれども、思わず引き込まれてしまう。
穏やかな外面の下に隠されたヘッドの歪に歪んだ心や、それでもヘッドに付き従うリョースケの真意の在処なども、非常に興味深い。【K1】
2/28 『みつどもえ増量中!』 第7話「みそじもえ?」(11/2/19放映)
Aパート。
まさに真打登場といった感のある、千葉の女装サンタコスは画のインパクトだけで大爆笑モノだった。杉崎に千葉の使用済みパンツを履かせるという恥辱プレイも酷すぎる。
作中で季節感がないのは、原作モノ作品の宿命みたいなものだが、にしても今回1話の中にクリスマスネタとプール開きネタが同居していたりするほど自由度が高すぎる構成は、流石に他作品ではお目にかからない。これもネタの一つだとしたら、ある意味笑えるけど。【K1】
1/31 『IS<インフィニット・ストラトス>』 第2話「クラス代表決定戦!」(11/1/24放映)
一夏VSセシリア。
IS同士の空戦はCG、エフェクト処理を活かしたスピード感溢れる迫力のバトルなのだが、正直両者の駆け引きやら位置関係とか今ひとつ掴みづらく、ちょっと入り込めない感じだった。【K1】(11/1/31)
2/27 『魔法少女まどか☆マギカ』 第7話「第7話 本当の気持ちと向き合えますか?」(11/2/17放映)
さやかの精神を崩壊に至らせるまでに追い詰める展開が実にイヤらしい。
杏子の昔語、仁美のさやかに対する恋のライバル宣言、そしてまどかの優しさ。
そのどれもがさやかに対する善意、好意から出た正しいものであり、そしてそうであるが故に、どうしようもなく、さやかを追い詰めて行く。
無粋を承知で解説するならば、さやかと同じく他者のためにその願いを叶えてもらった杏子の差し出す林檎(もちろんこれは『聖書』の故事に倣っているのだろう)を受け取ることは、そのことを後悔している彼女と同じ道を歩むことを選ぶことにほかならず、それは恭介に対する想いも否定することになる。恭介に対する誰よりも強い想いを持ちながらも、人に有らざる身ではもう恭介と結ばれることも出来ない。その事実を仁美のまっすぐな決意が突きつける。さらに、さやかに向ける純粋なまどかの好意は、強力な恋のライバルとなる仁美を助けたことを後悔する感情が心のどこかに存在することを自覚した自らの醜さを浮かび上がらせてしまう。
正しさは人を救わない。これまでの作品で描かれてきた魔法少女たちの世界では、魔法の力さえあれば、悲しさや辛さ、時には不条理な運命にすら立ち向かうことが出来た。しかし、この世界では魔法こそが、正しさこそが、人を追い詰めて行く。一体、この世界にどんな救済があるというのか……。【K1】
2/26 『フラクタル fractale 』 第3話「旅路」(11/2/15放映)
クレインの前に姿を現さないネッサの存在を、バイザーを掛けて見えない何者かと遊ぶサンコの様子から類推させる「見せ方」は良かった。視聴者の前からも隠されたネッサの存在は、自分の前に姿を現そうとしないネッサに対する不安や苛立ちを感じるクレインの心情に感情移入させやすくもなっている。
相変わらず汗水垂らして労働することが生きていることなんだ、みたいな押し付けがましい主張には辟易させられるが、そこらへんはもう割り切るしかないんだろうなぁ。【K1】
2/25 『IS<インフィニット・ストラトス>』 第5話「ボーイ・ミーツ・ボーイ」(11/2/14放映)
原作を知らずとも、一目で男装美少女だと分かるシャルルくん。CVも花澤香菜と隠す気が全くない。
学外では親友の妹も手篭めにしていたり、ヒロインたちからは色々なモーションをかけられたり嫉妬されたりと、一夏くんのハーレム無双っぷりが半端ない。色んな意味でパターンの枠を外れないどこかで見たような展開ばかりなのだけれども、そういうのが好きな人には楽しいと思う。もちろん、K1もキライじゃないんだけれどね。【K1】
2/24 『これはゾンビですか?』 第7話「「そう、私は死を呼ぶもの」」(11/2/14放映)
殺人鬼との対決は、不死者同士による自らの、互いの身体を破壊し尽くす凄惨なバトルで、主人公が女装魔法少女というイロモノ(笑)であることを思わず忘れてしまうようなハードな内容だった。貫かれ、両断され、切り刻まれる全裸(にマントの)美少女ってのも、フェチ度があってポイントが高い。【K1】
2/23 『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』 第6話「兄は黒パンストの夢を見る」(11/2/14放映)
BL作画:佐光幸恵に加えて、置鮎龍太郎×岸尾だいすけ、子安武人×細谷佳正という本編よりも無駄に豪華な声優陣によるBLシーンの本気度に思わず吹き出してしまう。その部分だけ、本編よりもハイクオリティだった。こういう誤った力の入れ方、好きだなぁ。
兄の初めてのBL本体験に、それを盗み見るダブルヒロイン。BL本の悪夢に悩まされる兄の非常に気になる(笑)うわごと。今回も留まることを知らない充実の変態ぶりでした。【K1】
2/23 『君に届け 2ND SEASON』 第6話「episode.5 すきな人」(11/2/14放映)
結婚式に出席するチヅの晴れ姿が、非常に可愛らしい。
そんなチヅのために、早朝から化粧箱を持って駆けつけるあやねの心意気も印象的で、2人の結びつきを強く感じさせる。
さらには、風早に好きな人がいると聞いて、激しく心揺らす爽子の姿に、そんな爽子に思いもかけない言葉を投げかける健人。お約束通りにに、その劇的なタイミングで出くわす風早。
今回は色々と見どころが多く、終始目が離せなかった。【K1】
2/22 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第19話「三人の日曜日」(11/2/13放映)
タクトとスガタ、そしてワコの誕生日デート。
やっぱ、男の子2人に女の子1人ってのが個人的にはイイ。最近の萌えアニメとは異なる風潮だけれども、昔の映画なんかでは、むしろこっちのほうが王道って感じがする。1人の女を巡る男同士の友情ってのが、やっぱイイ。男が2人でエプロンして料理する。とかもう狙いすぎなんですけど。だが、それがイイ。
男装の麗人って感じのアタリ・コウのボリュームたっぷりな肢体を堪能出来るエロスーツとか、名乗りをあげる際の過剰なポーズなんかも良かった。【K1】
2/21 『スイートプリキュア♪』 第2話「ガガ〜ン!早くもプリキュア解散の危機ニャ!」(11/2/13放映)
第1話より見せるべきポイントがきちんと絞り込まれている。
プリキュア2人が元親友の冷戦状態という設定で、それを活かした作中2度繰り返されるバトルが良かった。手を繋いだ状態からのメガトーンの攻撃をかわしたり挟撃に失敗する様子もコミカルで楽しいし、また逆に2度目のバトルでの見事なコンビネーションでメガトーンを圧倒する様も格好良かった。
必殺技は相変わらずの合体遠距離攻撃だけれども、2人がほっぺたをつき合わせながら笑顔になるカットとかすごく可愛らしく見えるのが印象的だった。
原点回帰したキャラデザ、思っていたより結構イイかも。【K1】
2/20 『みつどもえ増量中!』 第6話「トイレがあいてないなら雪の上にすればいいじゃない」(11/2/12放映)
この子にしてこの親あり。とでも言いたくなるような変態クラス6年3組のクラスメートたちを上回る保護者たちの変態っぷりが半端なかった。
個人的には潔癖症なわりには妙にエロい声で悶える南央美声のママがええ感じだった。【K1】
2/19 『魔法少女まどか☆マギカ』 第6話「第6話 こんなの絶対おかしいよ」(11/2/10放映)
こいつは…ひでぇ。
明かされた魔法少女の真実。
魔女と戦うため、脆弱な人間としての肉体から魂を取り出しソウルジェムとする。魂を失った肉体は単なる肉塊と化して、魔力によって駆動するモノとなる。
淡々と事実を語るキュゥべえの愛くるしいマスコット姿が、おぞましいものへと変貌を遂げてしまったかのような印象すら受ける。
本当に夢も希望もない魔法少女モノになってきた。
にしても、第6話にまで至ってもまどかが魔法少女にならない。この事実を受けて、魔法少女になることを選ぶなんて、到底思えないんだけど…。ここからどうやって話を持っていくのか…期待。【K1】
2/18 『フラクタル fractale 』 第4話「出発」(11/2/8放映)
お尋ねものとして追われる、村から脱出するスンダたち。
人が死ぬような戦闘を前回で見せ、この世界での紛争が決して甘いものでないことを視聴者にはっきりしめしたわけだが、それなのに今回フリュネを追う僧院の追っ手たちが、保護すべき対象であるはずのフリュネに対して発砲していることに対してかなりの違和感を覚えてしまう。どう考えても殺しちゃいかんはずでしょうに。であるのに、僧院の追っ手であるバローはどこか間の抜けた悪役で、無駄なおしゃべりなどに興じているうちに結局フリュネを逃してしまう。シリアスで見せたいのかギャグにしたいのか、どっちつかずで見ていてどうにも座りが悪い。
そんな不満点とは関係なく、村人たちやネッサのコロコロとよく動くの表情やらバイクを駆るフリュネのアクションやら、演出や作画面ではまずまずの満足が得られる内容にはなっているのだが。【K1】
2/17 『IS<インフィニット・ストラトス>』 第4話「決戦!クラス対抗戦」(11/2/7放映)
凰鈴音、そして謎の無人機ISとの連戦。全編にに亘って豪勢なISバトルが繰り広げられ、この作品で初めて手に汗握ることが出来た。
特にヒロインたちとの初共闘になる無人機とのバトルは、セシリアの参戦のタイミングなど、組み立ても良かった。【K1】
2/16 『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』 第5話「ミスターX 兄襲!」(11/2/7放映)
腐女子委員長のペットになってBL本を購入させられるという高度な羞恥プレイを、妹と幼馴染からストーキングされるという複雑なプレイで、今回も突っ走っている。
黒ストッキング属性を開花させたり、ペットになってエロい命令されることを期待したりする兄の変態ぶりも実に素敵だった。【K1】
2/15 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第18話「ケイトの朝と夜」(11/2/6放映)
釣りなのは分かっているんだけれども、クールぶったセリフの後に1人カラオケでフリ付けまでしてノリノリに歌いまくるケイトさんの図には笑ってしまう。わざわざ別班体制で制作しただけのことはあり、細かい所まで良く振り付けされている。歌い終わってポーズを決めた瞬間、タクトに見つかって表情を強ばらせるのもクールなキャラで売ってきたケイトさんとしては非常にレアなシチュエーションで、十分に堪能させていただきました。【K1】
2/14 『スイートプリキュア♪』 第1話「ニャプニャプ〜!スイートプリキュア誕生ニャ♪」(11/2/6放映)
「プリキュア」シリーズ8年目の新作。
ファンタジー世界の異変を示すアバンは妙に長くてテンポが悪いし、2人のヒロインが交互に全てモノローグで自らを語ってしまう展開とか、どうにも語り口の不味さが目立ってしかたがない。
別に出来の良かった前シリーズと比べるつもりはないけれども、新シリーズの滑り出しとしてはいささか微妙な感じだった。
キャラデザは初期のプリキュアのイメージに近い感じで、これはこれで結構好きではある。
EDの恒例のダンスCGは、いつもよりちょっとアダルティな感じの振り付けで良かった。表情や髪の質感など、流石の技術の向上を感じさせるCGも良い。
ま、今回のシリーズは肩肘張らずにお手軽に見させてもらおうと思います。【K1】
2/13 『夢喰いメリー』 第5話「夢に惑って」(11/2/3放映)
vsエンギ・スリーピース。
物語の重要な転換点となる強敵との対決だけあり、バトルは今まで以上に雰囲気たっぷりの演出で見ごたえがあった。
特に誰が見ても一目で分かる田中宏紀原画担当パートのアクションの組み立ては流石の一言に尽きる。
また追い詰められたメリーを前にして、夢路が逡巡から決意を固める際の伴奏の盛り上がりも上手く雰囲気を盛り上げていた。【K1】
2/12 『魔法少女まどか☆マギカ』 第5話「第5話 後悔なんて、あるわけない」(11/2/3放映)
魔法少女vs魔法少女。
異空間とは違った路地裏の狭い現実空間という間取りを活かした、魔女相手の戦いとの差異を上手く出したスピーディなバトルアクションが印象的だった。
圧倒的な力の差を見せつける杏子の力や、魔法少女としての不安や緊張を普段以上のハイテンションな言動で感じさせるさやかの描写なども地味ながら上手かった。【K1】
2/11 『放浪息子』 第3話「ロミオとジュリエット〜03Juliet and Romeo〜」(11/2/1放映)
避けることの出来ない第2次性徴の兆し。
ブラジャーを着ることに抵抗する高槻さんの心情を、購入したスポーツブラの入った買い物袋をベンチに置き忘れるという行為で代弁させるのが上手い。何よりもその買い物袋にブラが入っていることが明らかになるのは、帰宅後にブラを試着する段階になってからで、そこに至ってようやく視聴者は、買い物袋を忘れるという行為の裏に隠された高槻さんの心情をより深く知ることになるわけで、本当に上手い語り口だなぁと感心させられる。
この買い物袋のくだりは、アニメオリジナルの付け足しで、岡田さんはこういう繊細な感情の機微を描くのは女性だからか、結構上手い。正直な話、伏線や設定の効果的な活かし方や構成とかあまり上手くないと思うんですけどね。【K1】
2/10 『フラクタル fractale 』 第3話「グラニッツの村」(11/2/1放映)
視聴者がフラクタルという管理コンピューターに人間が接続された世界は不自然で間違っているという制作者側の意見に賛同することが当然の前提として考えられており、なぜフラクタルシステムが間違っているのかをきちんと説明しようとしない。同様に自給自足の昔?ながらの暮らしをしているグラニッツの村の描写もそこで生活したくなるような魅力的なものではない。例えばクレインが喜んで食べた生の食材で作られた料理だが、あまり美味しそうに見えない。おそらくこの作品が参考にしているはずの宮崎駿監督などは、本当に美味しそうに食事を描くのだが。
確かに星祭りで洗脳されている人々の姿は人間の尊厳を失っているように見えるが、しかしテロ行為によって無関係の人々を巻き込み自分たちの主張を通そうとする側にも到底正義があるようにも思えない。一体この作品は何を伝えることを目的にしているのかさっぱり分らない。賛否両論の面を描いて最終的な判断を視聴者に投げかけているのかもしれないが、にしてももう少しやりようがあるのではないかと思う。【K1】
2/9 『放課後のプレアデス』 (11/2/1配信)
ガイナックスと自動車メーカーのスバルのコラボレーションによるweb配信アニメ。
なんでこうなった…って感じの魔法少女モノ。まるっきり自動車関係ねぇ。かろうじてヒロインの名前が「すばる」であることと魔法のホウキの駆動音?がエンジンの始動音になっていることぐらいか?
女子部活モノに魔法少女、そしてバトル風味。いかにも流行のネタを詰め込みました。って感じの作品。
4分割されての配信だが、実質1話25分の内容なので、物足りない食い足りない感があるのは致し方ないが、それを感じさせるようなアザトイ感じの作りになっているのも間違いない。
すばるとあおいのちょっとうっすらと百合的なものを感じさせる友情がメインストーリーとなっており、他の描写はほとんどなされていないが、例えばその分かけらを集めるという目的よりもぐだぐだ放課後のおしゃべりを楽しむことがメインであるかのように描かれた部室?の様子など、普段の様子が気にさせられるような描かれ方がなされている。普段から1人魔法少女のような格好をしているななことか。
今風のすっきりとしたキャラデザにアクション作画だったけれども、第4夜の対決シーンでの、破壊される校舎などはガイナックスらしい細かい描き込みと派手さが印象的だった。
続編もあり…だとは思うが、これはこれで終わりにしておくからこそ余韻があるような気もしないでもない。【K1】
2/8 『IS<インフィニット・ストラトス>』 第3話「転校生はセカンド幼なじみ」(11/1/31放映)
「セカンド幼なじみ」という耳慣れない造語に苦笑いさせられる。
ただファースト幼なじみとブロンドツンデレお嬢様のキャラ自体まだ碌に「立っ」ていない状況でキャラを増やしてどうすんじゃい。って感じではあるが。【K1】
2/8 『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』 第4話「妹が水着に着替えたら」(11/1/31放映)
水着回。
まぁ、このキャラデザなんで、さほど視聴者サービスになってない気もするが、そんなことに関係なく兄を巡る妹とツインテールの修羅場っぷりは羨ましさを全く感じさせない展開で素敵だった。しかもオチはまさかのBLキスという、あまりにものお兄ちゃんの不遇っぷりには涙すら浮かんできそうになる。【K1】
2/7 『これはゾンビですか?』 第4話「「ちょ、俺輝いてる?」」(11/1/31放映)
歩がユーになぜこのタイミングで今まで放り出しておいた疑問点を問いただすのか今ひとつ納得できない。
ただ、その後でのAAA級メガロ・シロナガとのバトルはなかなか迫力満点で見ごたえがある。街を覆い尽くすほどの巨体に、ハルナ・セラとの初共闘、そして成層圏上空からのトドメのキックのインパクト。どれも今までのバトル以上の迫力だった。
歩のパンチラは正直余計だけれども(苦笑)。
病院で殺害された?京子の姿での引きも次回への興味を掻き立てる。【K1】
2/6 『ハートキャッチプリキュア!』 第49話「みんなの心をひとつに!私は最強のプリキュア!!」(11/1/30放映)
巨大デューンとの最終決戦。
バトル作画やアクションの組み立ては前回のバトルで極め尽くしてしまっているが、そのデューンに向けてプリキュアたちが最後に放つ技が何の変哲もないただの「こぶしパンチ」というのが前回の次回予告通りであり、またこの作品らしいこだわりで感動させられた。
そしてその後のエピローグでのえりかの見事なコメディリリーフぶりやらまさかのいつきの可愛らしいスカート姿、そして1年を通じての確かな成長を感じさせるつぼみの将来の夢など、完璧な余韻を持って〆ている。
1年間の感謝の想いを込めて評価は☆×3にしたいと思います。
そもそも「プリキュア」シリーズの最初のコンセプトには間違いなく魔法少女+格闘があったはずで、それは当初の監督が『ドラゴンボール』『エアマスター』などアクションに強い西尾大介監督であったことからも推察できる。しかし様々な制約のためなのだろうが、結局のところ肝心の最後のトドメはすべて遠距離攻撃系の必殺技となっており、どうにも中途半端感は否めなかった。
計7年にも及ぶ長寿シリーズ化の中で当初のコンセプトはずいぶんと忘れ去られてしまった感もあるが、シリーズ構成に山田隆司、そしてキャラデザに馬越嘉彦を迎え『おジャ魔女どれみ』のスタッフを結集させた今シリーズは、意識的にシリーズ開始当初の精神に立ち戻り、「殴る」ことに対するこだわりを中核に置いていたように思われる。確かにタクトによる個々の技などは、従来通りのものではあったが、4人揃っての大技「ハートキャッチオーケストラ」では、巨大な女性のシルエットが握りこぶし(しかもナックルを装着してる!)を固めて敵を殴りつけるというまさかの意表をついたビジュアルに笑わされつつも感動させられた。
ドラマ面でも今までとは違った仕掛けがなされており、プリキュアvsプリキュアという仕掛けもキャッチーなだけの内容には終わってなかったし、また一旦は敗北することでプリキュアから身を引いたゆりさんが再びプリキュアとして立ち上がるという展開もそれまでにはないものだった。ダークプリキュアとの因縁やら父親の失踪など1人だけ影のあるドラマを背負いこまされていた感のあるゆりさんだが、それが物語に程よいアクセントを備えていた。
ビジュアル、ドラマ全ての面で今までのシリーズよりも一段高いものを目指して制作されており、そしてそれは概ね成功していたと思う。一年間を通じ本当にご苦労さまでした。出来れば、またこのスタッフでの「プリキュア」以外の作品を見たいものです。【K1】
2/5 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第17話「バニシングエージ」(11/1/30放映)
折角の水着回で、ビーチバレーボールという美味しいイベントもあるのだけれども、作画がちょっと残念なのが惜しい。
新キャラのアタリ・コウ&ケイ・マドカも、人妻女子高生が危惧するほどには危険味を感じさせてはくれず、初登場時のインパクトとしてはちょっと弱い。
妙にエロいマドカのコスチュームとか、ケイトの歌う新挿入歌にゼロ時間の変化やらタクトの新たな必殺技?など見どころは満載だったので、飽きさせない作りにはちゃんとなっているけれども。【K1】
2/4 『みつどもえ増量中!』 第4話「ビューティフルトラウマー」(11/1/29放映)
Dパート。市民プールで溺れたひとはの今際のセリフから、世界名作劇場『フランダースの犬』でも使用されていた有名な賛美歌、『主よ 御許に近づかん』が流れ出すエンディングはお約束的なネタではあるが、ステンドガラス調の背景など無駄に手が込んでいてちょっと笑ってしまった。【K1】
2/3 『魔法少女まどか☆マギカ』 第4話「第4話 奇跡も、魔法も、あるんだよ」(11/1/27放映)
魔法少女さやか、誕生。
しかし、これほどまでに心躍らない魔法少女の誕生もない。もう既に早くもさらなる悲劇へ向かう悪い兆候しか思い浮かばない。
異空間に取り込まれたまどかが翻弄され、四肢を取られてあわや八つ裂きになるシーンの緊迫感、切迫感はまさに手に汗握る感じだった。
コミカルに見えつつもグロがあり、ホントは怖い○○童話みたいな雰囲気がいつも以上に見事に醸し出されていた。【K1】
2/2 『放浪息子』 第2話「きらい きらい 大きらい 〜02Cry baby cry〜」(11/1/25放映)
よくよく考えてみれば火曜日は3本とも岡田麿里シリーズ構成だった。
それはともかく第1話に引き続き素晴らしい第2話。
ニ鳥くん、大槻さん、そして千葉さんの三角関係を軸とした複雑な人間関係を適度な緊張感を持って巧みに描いている。
千葉さんの「生き辛い」キツイ性格の描写が特に秀逸で、本人だってそのことに自覚的で、そしてそんな自分が何よりもキライなことがセリフにされなくともきちんと分かるようになっている。
高槻さんと千葉さんの板挟みになって思わず感情を爆発させたり、両者の仲直りに誰よりも嬉しさをあらわにする佐々さんがイイ娘で微笑ましい。
エキセントリックな更科さんの何が飛び出すか分らないリアクションも楽しい。【K1】
2/1 『フラクタル fractale 』 第2話「ネッサ」(11/1/25放映)
謎の少女・ネッサに振り回されるクレイン。
振り回されることに苛立ちを覚え、一旦は別れてしまうものの、失うことで改めてその存在の大切さを思い知りネッサの元へ駆け出してゆく。
実にベタな展開で、第1話同様に心に響いてくるものがない。
王道なら王道の良さは間違いなくあるはずなのだが、そこに登場人物たちの生きた感情が感じられない。
例えば、一旦は自ら別れることを承知したネッサが再び自分からクレインの元へ戻ってくる理由がまるっきり分らない。
尾行されていることを知りながらネッサの元へ向かおうとするクレインの行動も間が抜けているとしか言いようがないし、そのクレインたちを落とし穴の罠にかけようとする理由はさらに分らない。単にコミカルな雰囲気を無理矢理に作り出そうとしているようにしか。
データ上の存在にしか過ぎず?接触出来たり出来なかったりするネッサがロープに捕獲されるのはおかしくないのか。とか設定上のことも気になる。
その他にも気になる点は多いが、とにかく王道ということに胡座をかいて説明不足、描写不足になっているようにしか思えない。
演出、作画のレベルが高いことだけがせめてもの慰めではあるが。【K1】
1/31 『IS<インフィニット・ストラトス>』 第2話「クラス代表決定戦!」(11/1/24放映)
一夏VSセシリア。
IS同士の空戦はCG、エフェクト処理を活かしたスピード感溢れる迫力のバトルなのだが、正直両者の駆け引きやら位置関係とか今ひとつ掴みづらく、ちょっと入り込めない感じだった。【K1】(11/1/31)
1/31 『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』 第3話「ライバル出現! 兄妹大ピンチ!」(11/1/24放映)
恋敵の彩葉ですら自らの恋を盛り上げるための障害としてしか見ていない奈緒の歪みっぷりが半端ない。友人すらも手駒として利用してしまう策士ぶりには寒気すら覚える(笑)。
彩葉のためにいったん賢者モード(笑)になった兄が、奈緒の縞パンを見てから、ネットでエロ画像あさりそして深夜のコンビニで人目を忍んでのエロ本買い、そして憔悴しきりながらもツヤツヤと満足した寝顔を晒すまで実に見事なエロ魔人復活劇で笑える。そしてそれらを全て余すところなくストーキングしている奈緒が何よりも恐ろしい(笑)。
今回も異常にこゆい内容で満足でした。【K1】(11/1/31)
1/30 『これはゾンビですか?』 第3話「「そう、髪型はツインテールに」」(11/1/24放映)
プリンを巡るヒロインたちのしょーもないバトルを、気合の入った作画と仕上げであざといアングルやポーズで見せまくる、どこのグラビア写真ですか、って感じの画が眼福だった。
セラの巨乳の胸の谷間も良いが、個人的にはハルナのだぶついたシャツからのぞく鎖骨とか貧乳がたまらなかった。
アバンの奇妙にもほどがある目覚まし時計やらファーストフード店で貰える謎の覆面のおまけとか、さらには暑苦しいアイキャッチなど、ほんとーにつまらないネタなんだけれども、思い切り全力投球してこられると、何だか面白く感じてくるから不思議。
織戸の妄想劇場もイタさが笑える感じになっていて良かった。
この作品、第1話を見たときから思っていたけれども、何だか不思議な魅力があるなぁ。【K1】
1/29 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第16話「タクトのシルシ」(11/1/23放映)
日死の巫女編・最終話。
綺羅星十字団員に囲まれ怯えるミズノの様子に思いっきり嗜虐心を掻き立てられる。ここからエロ同人だと間違いなくアブナイ展開に進みそう(つか、実際に釣られてそう)。
タクトと最後の会話を交わして1人、母に会うために島を出ていくミズノの前に、幻として消えてしまったかに思われたマリノが姿を現すシーンも非常に良くできていて、そのままエンディングテーマへと流れ込むのも良く、思わずグッと来てしまった。【K1】
1/28 『ハートキャッチプリキュア!』 第48話「地球のため!夢のため!プリキュア最後の変身です!」(11/1/23放映)
ダークプリキュア、そしてサバーク博士の最期。
「このパンチであなたの心をキャッチします」という次回予告のセリフが凄い。でも、これがこの作品の本質を上手く一言で言い表しているような気がする。そのあたりについては次回にて。
父を失い憎しみに囚われたゆりさんが前回に引き続きつぼみの言葉で、プリキュアとしての己を取り戻すシーンが身震いするほどに格好良い。
全編に亘って繰り広げられるアクションシーンも、実力作画陣を惜しみなく投入することで、文句なしの迫力に仕上がっている。
特に圧倒的と思われたデューンを圧倒するプリキュアたちの連携が素晴らしい。無駄なセリフを極力省きアクションだけで魅せており、肉弾戦と遠距離攻撃、さらにはエフェクトばりばりの激突など、どれもが実に上手く組み立てられていて思わず何度も見返してしまう。
ダークプリキュアやサバーク博士の今際の表情など、端正なキャラ作画でドラマもきちんと盛り上げている。
「プリキュア」史上最高の盛り上がりだった。次回の最終話にも期待。【K1】
1/27 『みつどもえ増量中!』 第3話「変態ざかりの君たちへ」(11/1/22放映)
Cパート。
運動会。ロッカーの中に潜んでいる父の姿を見つけたときのBGMが、(K1の記憶に間違いが無ければ)『13日の金曜日』シリーズのそれで(もしくはパクリで)、思わず噴き出してしまいました。こういう分からなくても別段問題ないけれども、分かるとさらに面白い小ネタは大好きです。【K1】
1/26 『魔法少女まどか☆マギカ』 第3話「第3話 もう何も恐くない」(11/1/20放映)
魔法少女の敗北。
持ち上げて落とすのは作劇の基本だが、魔法少女として戦わねばならない重責の中でようやく希望を見出したマミさんが落命する展開はあまりにひどすぎて泣けてくる。しかも頭を喰いちぎられるマミさんの最期の姿はかなりショッキングな映像だった。
颯爽と勝利を収めたかに見えたマミさんがほんとに呆気なく命を落とす急転直下の展開がイヤになるぐらいに上手い。
劇団イヌカレーによる異世界美術、デザインからしてダークな雰囲気を漂わせていたが、魔法少女モノで魔法少女が戦闘の果てに命を落とすという展開はあまりに意外すぎて驚かされる。
未だに魔法少女にならないヒロイン・まどかも含めて、萌えと安易なバトルで構成された昨今の魔法少女のアンチとでも言うべき作品を狙っているのかな?【K1】
1/26 『GOSICK―ゴシック―』 第2話「第2話 死者の魂が難破船をおしあげる」(11/1/18放映)
とんでも展開の連続で、流石にはしょり過ぎだろう。とか思うんだけれども、わざとらしい笑い声をあげるヴィクトリカが(そしてのその悠木碧の演技が)可愛らしかったんで、もうそれだけで取り敢えず十分です。【K1】
1/25 『放浪息子』 第1話「おんなのこって なんでできてる? 〜01?Roses are red, violets are blue〜」(11/1/18放映)
11年冬の新番組その10。
男と女。性と性(別)の狭間で揺れる繊細な少年少女の心の機微を描くことを得手とする志村貴子原作の作品。
もちろん原作既読。志村貴子さんは大ファンです。
まさかの中学生編からのスタートだけれども、これが実に良い効果をあげている。新学年の自己紹介などのイベントや回想を通して、原作未読でも人物配置が分かる巧みな構成には感心させられる。
しかも小学生編がないからこそ、展開やキャラの関係に興味を惹かせるような脚本にはさらに感心させられる。どこか気まずげに朝の挨拶を交わすニ鳥と高槻さん。自己紹介中のからかいに対して過剰に反応する千葉さん。どれも情報が不足しているからこそ、より一層の興味が掻き立てられる。
透明感のあるそれでいて要所要所は描き込まれた緻密な背景に、淡い特徴的な色彩設計で描かれたキャラクターがまるで浮かびあがっているような独特の雰囲気を出している映像の美しさ。
フィックス(固定画面)を基本とした落ち着いた演出の素晴らしさ。
そして主役に抜擢された畠山航輔のどこかまだ新人らしい硬さを感じさせる演技は、どこか中学生らしい幼さなども感じさせる。とまでいうのは流石に褒めすぎか。
今まで『喰霊』、『空の境界』など派手な作品でその腕を遺憾なく発揮してきたあおきえい監督だが、こういう作品でも流石の上手さを発揮している。【K1】
1/24 『フラクタル fractale 』 第1話「出会い」(11/18放映)
11年冬の新番組その9。
実写映画を経た山本寛の久し振りのTVアニメ作品。
ボーイ・ミーツ・ガールな第1話で、物語の発端としては実にありふれた感じ。
誰しも思ったことだろうけれども、少女が空から降ってきたり(実際は飛び降りてるわけだけれども)、女1人男2人の3人組に追われていたりと、あまりに既存のパターンに寄り掛かり過ぎており、目新しさに欠ける。まぁ、それでも王道ではあるので、それなりに見られるが、姿を消した少女に引き続き、また新たな少女が登場する展開は、ちょっとヒロインの存在感を薄くしてしまっているような気がする。おバカ3人組のコントも何だかとってつけたような感じで、どうにも楽しめる内容でもない。
作品の目玉?となるフラクタルシステムも、『マトリクス』などを経た後ではさほど感心させられるような設定でもなく。
演出、作画も及第点ではあるものの、欠点を覆せるほどのものでもなかった。
作品の掴みとなる第1話としては、今ひとつな滑り出しで不安ではあるが、ヤマカン作品ということで期待はしたいとは思う。【K1】
1/23 『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』 第2話「ツインテール、兄妹を襲撃」(11/1/17放映)
盗撮ストーキング妹系幼馴染登場。
金髪ツインテールキャラの外見とは反するエロく黒い内面のギャップが凄まじい。子供時代のちょっとした好奇心?が身の破滅へと繋がる、地雷踏んだ感が堪らない。
エロ本やAGE(オールジャンルエロ)探検隊とお別れする際の悲愴感が、くだらな過ぎて笑える。
お兄ちゃんのアルト笛を舐めたり吹いたりする妹の図もなかなかのインパクトで楽しい。【K1】
1/23 『これはゾンビですか?』 第2話「「いえ、吸血忍者です」」(11/1/17放映)
吸血+忍者で吸血忍者って、その2を掛け合わせる意味あるんかいな。と首を傾げたくなってしまう。
前回三石琴乃だった妄想ユーのCVが今回はなんと、かないゆかに。毎回キャスティングを変更するという無駄な凝りように笑ってしまう。しかもチョイスが微妙に古いセンスなのも個人的には嬉しいような、笑えるような感じ。こういうヘンな拘わりはわりかし好きです。【K1】
1/22 『君に届け 2ND SEASON』 第2話「episode.1 バレンタイン」(11/1/17放映)
実質的なシリーズ開始になる第2話(もちろんサブタイにはepisode.1とあるわけだけれども)。
ふとした拍子にぶつかりあう視線。逸らされる瞳。セリフを重ねるよりも雄弁に内面を斟酌させる無言の間。
第1期同様繊細な心の機微を捉える演出がにくらしい。
バレンタインという女の子にとっての一代イベント。同時に男の子にとっても意中の相手の好意を形として確認することの出来る特別な日。
渡せずしまいになってしまうという結果までも含めて、最後まで目の離せないエピソードだった。【K1】
1/21 『IS<インフィニット・ストラトス>』 第1話「クラスメイトは全員女」(11/1/17放映)
11年冬の新番組その8。
原作既読。
学園+メカ+美少女という凄まじくキャッチーな作品。女子高の中に男子が1人とか、これ、どこのエロげー?って感じ。
アバンにおそらくシリーズのクライマックスに当たる『銀の福音』とのバトルを持ってきているのは、おそらくふつーに原作の展開通りならば第1話にインフィニット・ストラトスによる派手なアクションの見せ場がなくなってしまうからだろうが、正直あまり上手い構成とも思えない。掴みになるほど強烈なインパクトがあるわけでもない。
いくら急な入学でも、さらには幼馴染同士でも年頃の男女を同室にするとか、ふつーにありえないだろとか考えてしまったら負け。
設定やキャラなど、全体的にどことなく一昔前の作品のような雰囲気があり、そういうのが好きな人ならば、十分に楽しめるのだろう。
キャラに魅力が感じられるようになれば、それなりには面白くなってくるだろうと思う。【K1】
1/20 『ハートキャッチプリキュア!』 第47話「嘘だと言ってください!サバーク博士の正体!!」(11/1/16放映)
ムーンライトvsダークプリキュア。因縁の決着編。
中断されながら、都合3度に渡って繰り広げられるバトルの密度が非常に濃い。
前回の拳で殴り合うスタイルのマリンに対して、ムーンライトは明らかに足技を主体にバトルが組み立てられている。ダークプリキュアの腕を軸にして左右の蹴りを入れた後に、さらにまわし蹴りを入れたり、非常にかっちょイイ。
また要所要所で交わされるムーンライトとダークプリキュアの会話も両者の表情をアップでとらえたカットなども多く、強く両者の因縁を感じさせる演出になっているのも印象的だった。【K1】
1/19 『みつどもえ増量中!』 第2話「丸井家、もう一杯!」(11/1/15放映)
変則的な第1話に続いて、シリーズ開始となる第2話。
増量中の名に相応しくOPから、みつばの腹肉のボリュームが立ち絵姿からスゴイことになってる(笑)。
第1期の最終話の遊園地の続きから始まっており、シリーズ再開だからと言った特別な仕掛けもないふつーのエピソードだった。
みっちゃんは相変わらず牝豚で辱められ、矢部っちのチェリーボーイっぷりも涙を誘うばかりの惨めさで、今作も魅力的なキャラたちと勘違い、すれ違いの連鎖から悪化してゆく事態が楽しい作品に仕上がっている。【K1】
1/19 『夢喰いメリー』 第2話「夢もキボーも」(11/1/15放映)
前回に引き続き山内重保コンテ。
夢魔セリオが消滅する際の夢界の独特の色彩設計などがいかにもそれらしい雰囲気だった。
お風呂場でドッキリイベントやら初めてのドーナッツに眼を輝かせるメリーなど日常描写も充実していた。【K1】
1/18 『魔法少女まどか☆マギカ』 第2話「第2話 それはとっても嬉しいなって」(11/1/13放映)
マミさんによる魔法少女見習いツアー。
「魔女」という言葉とはまるで似つかわしくない、劇団イヌカレーによるおぞましい生物が特徴的だった。
次から次へと「銃」を召喚して発砲しまくるマミさんのマジカルアクションもたっぷり堪能でき、また今回も作画レベルが高くて満足できる内容だった。
悠木碧さんご本人によるまどかのイラストも可愛らしくって印象的だった。【K1】
1/17 『これはゾンビですか?』 第1話「「はい、魔装少女です」」(11/1/10放映)
11年冬の新番組その7。
原作未読。
タイトルの奇抜さ秀逸さで言えば、間違いなく今期1番。
主人公が脈絡もなく既にゾンビだったり、西洋甲冑を着た少女がちゃぶ台の前に座り込んでいたり、唐突に魔法少女(正確には魔装少女)が現れてメガロなる化物をバトルを繰り広げたりと、エキセントリックなキャラ設定と突拍子もない展開の連続で唖然とさせられる。
こういう言い方は差別的なのかもしれないが、いかにもラノベらしい薄っぺらな設定と典型的なキャラ配置の作品と言った印象。ただ、だからなのか何とも言えない奇妙な勢いのようなものはあって、お話自体も支離滅裂ではあるが、緩急などもしっかりしていて意外と見られてしまう。また演出作画のレベルも思ったより高くて、都合2度あるバトルシーンもなかなかしっかりと作りこまれている。
冒頭トラックに跳ね飛ばされた主人公が何故か素っ裸になってしまうシーンには笑ってしまうが、魔装少女への変装バンクシーンでのあえぎ声とかは流石に悪趣味過ぎるだろうと思う。
そういえば、妄想ユーの三石琴乃ボイスが、ちょーぶりっこボイスなのにはちょっと噴いた。久しぶりにこういう声聞いたけど、何だか無理のある感が、無表情無感情的なユーに限ってそんな内面はないだろう。って感じを狙ってのチョイスだったら、大したものではある。
この奇抜な設定などが気にならなくなれば、結構面白く見られるのではないか。という気がする。【K1】
1/16 『GOSICK―ゴシック―』 第1話「第1話 黒い死神は金色の妖精を見つける」(11/1/11放映)
11年冬の新番組その6。
原作既読(第1巻のみ)。
2つの世界大戦に挟まれた激動の時代。ヨーロッパの架空の小国ソヴュールを舞台にしたタイトル通りのゴシックロマンサスペンス。
原作を少しアレンジした探偵と助手の出会いを描いた第1話。
初対面の相手の素性をベラベラと述べたてて予言めいたことを口にする極めて伝統的で正しい探偵像を披露してくれる。しかしそんな推理小説的お約束よりも金髪美少女が唸り声を上げながらゴロゴロと床を転がり回っている姿の方がよほどキャラが「立っ」ていて印象的だった。
個人的に若手イチオシの悠木碧の演技の聴きどころも多く、地味ながらも整った作画もあって、悪くはない滑り出しだとは思う。【K1】
1/16 『屍鬼』 第22話「蔡蒐話」(11/1/11放映)
村は崩壊し、潰えたかに見えた怪異は人知れず生き延びる。典型的なホラー映画の常套的ラスト。
最終話。夏野vs辰巳、沙子の逃亡劇、恵の最期、そして炎に巻かれて壊滅する外場村など描くべき対象が多過ぎて視点が散漫になってしまっている。それは後半の展開にも言えることで、それは原作小説は当然完結しているものの漫画は未だに連載中であることが影響しているのか、それとも単なる尺不足のためなのかは分らないけれども。
外界から隔離された村が人ならざるものの侵略によって人知れず乗っ取られてゆく。傑作『SF/ボディースナッチャー』などの古典的映画などにも描かれる題材で、ホラーでありながらサスペンス的な要素もあり、またその存在に気づいたものたちの孤独な戦いなどヒロイック的な要素も描かれる。
ジャンルの融合的な点もさることながら、事件に関わることになる様々な立場の人間を複雑に絡み合う人間関係とともに丹念に描写することで、物語を多角的重層的な構造とすることに成功している。そして人間と屍鬼、狩る者と狩られる者との立場が逆転し、モラルも失われ、悲鳴をあげて逃げ惑うだけの屍鬼たちを冷酷にそして残虐に追い詰めて行く村人たちの狂気に駆られてゆく様なども印象的だった(最終話の恵ちゃんの顔をローラーで思い切り潰されての最期なんで、あまりにひどすぎて逆に笑ってしまう)。ただ、この点に関してはいささか描写不足の感は否めないけれども(EDでおまけのように付けられたエピローグは流石にちょっと…)。
満足できなかった部分は、未だ連載中の漫画を読んで補完しようと思います。【K1】
1/15 『お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!』 第1話「兄と妹のヨコシマな日常」(11/1/10放映)
11年冬の新番組その5。
原作既読。
妹を筆頭としたヤンデレヒロインたちに翻弄されるヘンタイお兄ちゃんとのラブコメ。
とにかく妹のヘンタイぶりが半端ない。
無垢なふうを装いハニートラップを仕掛けて兄の反応をニヤニヤと観察したり、脱衣所に脱ぎ捨てた兄の衣服のニオイを嗅いで興奮したりなど、今まで数多くの妹たちを見守ってきた身ではあるが(笑)、これほどヘンタイな妹にはお目にかかった記憶がない。
実の兄妹でないことを知った後の反応も、血の繋がった兄妹の背徳プレイが楽しめないことに対する衝撃だったりするのには笑わされてしまう。
妙に手足の長い骨ばった感じのキャラデザでなければ、原作ももう少し人気があるのではないかと思うだが、そのマイナスを補って十分なほどにヤンデレ妹の個性が突出している。
次回以降に登場するヤンデレヒロインたちと兄妹の絡みが今から楽しみです。【K1】
1/14 『君に届け 2ND SEASON』 第1話「episode.0 片想い」(11/1/10放映)
11年冬の新番組その4。
新作カットを幾つか加えて、第1期をくるみの視点から再編集した総集編。それだけなのにやはりすこぶる面白い。
作品世界に非常にマッチしていて大好きだったOPEDも、第1期同様にぴったり合っていてこれも良い雰囲気だった。
次回からの第2期の放送開始に期待が募る。【K1】
1/13 『ハートキャッチプリキュア!』 第46話「クモジャキー!コブラージャ!あなたたちを忘れません!!」(11/1/9放映)
タイトル通りのクモジャキーとコブラージャの最期。
マリンとクモジャキーのガチンコバトルはかなり肉弾戦の割合が高くて見ごたえはあった。
大幹部2人の退場話だったが、もうほとんど人員整理みたいな感じでドラマとしての盛り上がりはあまりなかったのだけは、ちょっと残念だった。【K1】
1/13 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第14話「アインゴットの眼」(11/1/9放映)
タクトとミズノのお芝居でのキスの配役決定に合わせて揺れ動くワコの気持ちや仲良し姉妹であるヨウ姉妹の絆が陰り始める前兆を感じさせる描写や、またアインゴットの覚醒による日死の巫女の正体が綺羅星十字団にバレたり、さらにはヘッドの素性にスガタが疑念を持ったりと、ドラマが大きく展開する重要話数でかなり情報量の多い内容だが全く詰め込み過ぎな印象を感じを与えない。それどころか、ヨウ姉妹の妄想カットのお遊びなど余裕すら感じさせるのは流石だった。【K1】
1/12 『夢喰いメリー』 第1話「夢現」(11/1/8放映)
11年冬の新番組その3。
原作既読。
オリジナルだろうが原作モノだろうが、やっぱり山内監督らしい作風になっている。
ヒロイン・メリーが目的もなく街をぶらつくシーンなどは、いかにも山内監督らしい濃厚な雰囲気が漂っている。
また後半の見せ場のアクションも、身体の一部を強調するような独特の構図やカット割りで、これまた山内監督らしい内容になっている。
『おジャ魔女どれみ』『明日のナージャ』以来になる?ゆきゆきえによる淡い水彩画調の背景美術も美しく、また作画面も制作スタジオは変わっても生田目康裕、西位輝実、馬越嘉彦、大塚健などお馴染みの面々による安心の作画レベル。
今期期待の1作。【K1】
1/11 『みつどもえ増量中!』 第1話「狙われた子供たち!日本滅亡カウントダウン!」(11/1/8放映)
11年冬の新番組その2。
劇中特撮番組『本気戦隊ガチレンジャー』というかなり思い切った変則的な第1話。
K1は全然良い特撮ファンではないのだが、それでもいかにも古臭い特撮番組的なヘボさが随所に見られて楽しかった。
着ぐるみの背中に見えるチャックや子供の棒読み演技と言ったわかり易いネタから、明らかに変身前と後で中に入っている人が違うと分かるピンクのシルエットやら作中でヒーローの見せるジャンプのカットのつなぎの不自然さなど、あれこみツッコミながら見ると結構楽しめる。
お話自体はちょっとネタに走りすぎていてどうかとは思ったが、こういうアニメオリジナルの変則的なネタもやってしまえることは、それを支えるスタッフの力量の確かさや作品に対する理解の深さなどを示すものでもあり、この先が楽しみでもある。【K1】
1/10 『魔法少女まどか☆マギカ』 第1話「第1話 夢の中で会ったような……」(11/1/6放映)
11年冬の新番組その1。
新房監督×シャフト初のオリジナルTVアニメ作品(OVAでは昔あったけれども)。
蒼樹うめ原案の丸っこくて可愛らしいキャラデザや脚本、構成にニトロプラスの虚淵玄、そして音楽には梶浦由記と一流どころを揃えていることからも気合の入り具合が伝わってくる。
広い空間を感じさせる鹿目家の間取りや、全面ガラス張りの教室などの背景美術の美しさ、さらには劇団イヌカレーの手によって造形された異世界空間のおどろおどろしくも妖しい奇抜さ。なども素晴らしく物語世界を華麗に作り上げている。
「魔法少女リリカルなのは」シリーズ以降バトルものとしての色調の強くなった感のある魔法少女モノの例に漏れず、この作品もそのような傾向が見られるが、異世界空間に登場する不快感を感じさせる生物?の造型など、どこかえも言われぬ「不気味さ」を感じさせる雰囲気は他作品とは一線を画しており、この先の展開が非常に楽しみである。
あとはここ最近のシャフト作品に顕著に見られる作画の安定感の無さだけが心配です(もちろん初回は流石の仕上がりだったけれども)。【K1】
1/9 『それでも町は廻っている』 第12話「十二番地 『それ町』」(11/1/6放映)
歩鳥の臨死体験。
ほんとにしょ〜もないウッカリから意識不明の重体に陥る馬鹿らしさはいかにも歩鳥らしく、またその思いがけない事態を巡る人々の様々な反応に、トラブルメーカーでありながら町の人々から愛されている歩鳥の姿が浮かび上がり、ちょっと最終回らしい雰囲気になっており、結末はバレバレだけれども、ちょっとしんみりとさせられてしまった。
この手の怪力乱神を語りすぎるところやら、安定しない作画など作品全体としては評価できない点が多々あるのだけれども、日常を主題として様々なキャラが入り乱れるシチュエーションコメディとしてはなかなか楽しめた。
シャフト作品における原作ありアニメ化作品の第2期放映率から言っても、続編への期待は十分にもてるが、その際は作画を安定させて欲しいと切に望む次第です。【K1】
1/8 『アマガミSS』 第25話「上崎裡沙編 シンジツ」(11/1/6放映)
隠れキャラ上崎裡沙さん。
純一へのストーキング行為と純一と各ヒロインたちのフラグを次から次へと片っ端からヘシ折ってゆく秘密工作が楽しい。
たった1話のみの登板でありながら、今までのヒロインに負けず劣らずの存在感を出している。下手をすればヤンデレ気味なところのあるヒロインを、一途な女の子にして見せる脚本が良かった。
また、全ての発端となる2年前のクリスマスイヴの種明かしもあり、思ったよりは最終回に相応しいエピソードになっていた(まぁ、現実にはこの後特典として妹の美也編が待っているわけだけれども)。
エロゲ、ギャルゲは主人公を中心として様々なヒロインが存在し、プレイヤーはそのうちのヒロインを1人選択して話をすすめ、攻略完了後にまた別のヒロインを選択するわけだけれども、それをTVアニメへと落とし込む際には、どうしてもいずれかのヒロインをシナリオのメインルートとして選択肢、適時、他ヒロインのエピソードを挟み込むという形式をいきおい取らねばならなかった。その結果、どうしても不都合や無理が生じたものだが、この作品では各ヒロインルートをそれぞれ別個のエピソードとして独立させ、オムニバス形式とでも言うべき形で放映することで、その欠点を解消している。もちろん寸足らずで説明不足、ダイジェスト気味のところはあるのだが、それでもこういう形でのシリーズ構成は意外と珍しく新鮮だった。当然、主人公を巡る恋の鞘当てはないが、その分1人のヒロインとのイチャラブぶりを楽しめる、カラッとした味わいになっており、ストレスがなく毎回楽しく見られた。
各ヒロインがきちんと魅力的なのは当然として、主人公が萌えアニメにありがちなにぶちんのいまどき珍しい純情な男子高校生でなく、エロ本を友人と隠れて?回し読みするようなふつーの高校生だったりするところもなんか好感がもてたのも良かった。
美也との番外編も楽しみにしております。【K1】
1/7 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 第13話「空の音・夢ノ彼方」(TV未放映話)
TV最終話後のエピローグ。
まずは何よりもそのことが素晴らしい。
カナタが時告げ砦にやってきてから1年。主要人物たちの夢を聞きながら、カナタの成長と夢を描くエピソードで、きちんとエピローグに相応しい内容になっている。
ローマ軍との紛争を回避させたカナタたちだが、世界は緩やかに滅びへと向かいつつある。そしてそんな中にありながらも僅かな人間生存領域を奪い合う戦争が絶えない。
そのような絶望的な状況にあっても、リオは戦争のない世界の実現を目指し、そしてノーマンズランドの果てにある新たに生まれ変わった世界の発見へと夢を抱く。
人はどんな絶望的な状況下であっても希望を抱き、そして力強く前へ歩むことが出来ることを高らかにうたいあげる。
説教臭く押し付けるのでなく、日々の生活の中でささやかではあるものの、夢を抱いて生きる人々の強さ、逞しさから、そのことを伝えてくる。
第1話でリオが演じた炎の乙女を演じることになるカナタの姿に、彼女の成長や受け継がれてゆく希望、人の営みが集約されている。
適度なユーモアも交えながら、実に見事に『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』という作品を完結させてくれている。不覚にもちょっと感動してしまった。これが、TV未放映なんて勿体ない。実に必見の最終話でした。【K1】
1/6 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 第7.5話「饗宴・砦ノ戦争」(TV未放映話)
密造酒作りの秘密資金源の存在がカナタにばれるエピソード。
冒頭。クレハによる事後の回想、後世へ残す記録(警鐘)という形で物語が語られ始める。
正直、この瞬間にこの先への期待が抑えきれなくなる。
もちろんアニメファンならば、ここで当然同じ形式の傑作を幾つもモノにした押井守演出作品を連想してしまう。
事後の報告という事務的な形式を取りながらも、どこか大袈裟な表現で事件そのものに対する考察などを淡々と述べるその語りぶりの面白さ。そして仰々しい言葉で飾り立てられているにも関わらず、あまりにもバカバカしい展開、結末をたどることになる事件の面白さ。お気楽部隊である1121小隊は当然『機動警察パトレイバー』における第2小隊にも比すべき存在であり、その親和性からも期待せざるを得ない。
もちろん押井守の饒舌さ、屁理屈さを真似ることなど誰も出来ないし、そこまでは求めてはいないのだが。
本編は何故かユミナを巻き込んでの、水鉄砲によるサバイバルゲーム。
ノリノリの演技で戦場で散ってゆく兵士役やら、先輩後輩の間柄でありながら生死を欠けた宿命の対決に挑む様を演じてゆくカナタたち。お約束ネタはもちろん楽しいが、その反面こちらの予想を裏切るような展開などがない。
このエピソードがTV未放映なのは、この前のエピソードにあたる第7話がフィリシアの凄惨な過去なので、すぐ後にこの悪ふざけはないという判断なのかな?【K1】
1/6 『とある科学の超電磁砲 #EX』
TV放映終了後に発売されたOVA。
レベルアッパー事件後のエピソード?
TVシリーズ同様に作画のレベルも高く、OVAらしく入浴シーンもあったりとサービスを外さない作りになっている。
演出では、「誰かが見てる」のために、精神的に追い詰められてゆく美琴の姿を時間空間を飛ばして繋いだカットの連続が、美琴の不安な心情そのものを表現しているようで特に印象的だった。
また事件を巡る黒子の推理、それをサポートする初春と佐天さんの活躍、そして鉄板の黒子オチ(笑)で〆る安心の構成でファンならば絶対に満足出来る作品になっている。【K1】
1/5 『Angel Beats!』 第1話「SPECIAL EPISODE Stairway to Heaven」(TV未放映話)
TV未放映話。
おそらくは第4話から第5話の間に挿入されるべきエピソード。天使作戦の選択肢を誤ったBAD ENDルート?
DVD、Blu-ray購入者へのおまけ以上の意図はあまり感じられず、TV放映出来ないギリギリのネタやサービスカットがあるわけではないのは、少々物足りなく感じる。ただ相変わらずの突拍子もない展開に軽妙なキャラの掛け合いと天丼ネタは麻枝節健在で楽しめた。そしてもちろんセリフで全て説明してしまうところも(苦笑)。
次回作ではも少しそういった面での改善も望みたいところです。【K1】
前話から引き続きの、王様ゲームという名の荒川河川敷を舞台にしたバトルロワイヤル決勝戦。
相変わらずの通常運行と思いきや、ニノのささやかな願い事を通じてリクの成長や河川敷住人の絆を感じさせる、未完でありながらも存外最終話らしい雰囲気を漂わせていた。エンドロール後のポエムも、カーテンコールの役割をしっかりと果たしていたので、さらにちょっとしんみりとさせられてしまった。
原作が係属中の作品であり終わらせるためにはいかないために、基本的には第1期と何一つ変わるところもないのだけれども、第1期を踏まえている分、よりキャラ描写が深くなり、またキャラ同士の関係の熟成具合も味わい深くなっている分、第1期よりも毎回楽しめて見られた。ギャグのヒット率も間違いなく上がっている。同時期に放映されている同じ新房×シャフト作品の『それ町』よりも作画が安定していることも良かった。【K1】
12/30 『ハートキャッチプリキュア!』 第45話「もうダメです… 世界が砂漠になりました…」(10/12/26放映)
デューンの登場から、プリキュアの敗北、地球の砂漠化、そしてデューンの待ち受ける惑星城へと最終決戦に向けての急展開。
都合3度盛り込まれているアクションの組み立てはなかなか良かった。
対デューン戦のムーンライトの踵落としから今度はさらに足を下からはねあげてバク転する足ぐせの悪さとか、中盤の巨大なデザートデビル戦でロングショット中心の組み立て、そして惑星城へ殴り込みスナッキーをビビらせるコッペ様の無表情の圧力の凄さ(笑)とか、見どころは十分で、否応がなしにテンションを盛り上げてくれる。【K1】
12/30 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第12話「俺の妹の人生相談がこれで終わるわけがない GOODEND」(10/12/25放映)
いきなり降ってわいた桐乃の留学話が、何だかよく分らないうちに解決してしまって終わりという展開はラストを〆るエピソードとしてはかなり弱くて、ちょっと画竜点睛を欠く。最終話の「TRUE
END」ルートとかTV未放映話がさらにあるらしいが、それはそれとしてきちんと終わらせて欲しかった。
ただその点を除けば、深夜のエロゲ販売で知り合いと遭ってしまうという気まずいエピソードは、ガチホモゲネタのインパクトもあって十分に笑えるものになっているし、ホットパンツ姿の桐乃の下半身のエロさも今まで以上だったり、黒猫の姿見の前でのイタイネコミミ姿など見どころは十分にあって、楽しめるものにはなっていたが。
オタクやら妹をネタにした作品など珍しくも何ともないが、デレのほとんどない兄に対する容赦のない言動をとるヒロイン・桐乃をはじめとした個性的なキャラの魅力と、女性キャラを中心としたキャラの絡みが作品全体を華やかに彩っており、目新しさこそないものの毎回楽しみに見られる作品に仕上がっていた。
原作はまだ未完なので、第2期もあり得るか?【K1】
12/29 『侵略!イカ娘』 第12話「戦わなイカ?/ピンチじゃなイカ?/もっとピンチじゃなイカ?」(10/12/25放映)
Aパートは渚のビーチバレー大会。水着美女たちの乱舞するウフフな展開に全くならないのが、イカ(←わざと)にもこの作品らしい。
外さないキャラ描写で楽しませてもらえる。
BCパートは前後編で、この手の作品らしく最終話も通常運行になるんじゃないかとハナから決めてかかっていたけれども、意外ときちんとした最終話だったので、不覚にも少し感動してしまった。栄子たち同様すぐさま戻ってくるとばかり思っていただけに、イカ娘がまさか1年も帰って来ないという展開には帰ってくるに違いないと信じながらも、結構ドギマギさせられた。
以前にも述べたことだけれども、この作品は、とにかくイカ娘が可愛ければそれで良い作品であって、きちんとしたストーリーなど全く期待していなかった分、感動もひとしおだった。
水島監督らしいキレの良い演出に、原作の持ち味を活かしたキャラ描写や構成は、原作ファンとしても毎回毎回楽しませてもらうことが出来た。当然のように第2期も放映されるようなので、こちらも楽しみに待たせていただきます。【K1】
12/28 『神のみぞ知るセカイ』 第12話「FLAG12.0 神以上、人間未満」(10/12/24放映)
神にーさまの落とし神モード発動編。
望月さんコンテだけあって、アバンのカットのつなぎなど所々に良い演出が見受けられる。
ゲームネタのエピソードらしく『ゲームセンターあらし』のパロディやは当然のこととして(水魚のポーズ!)、意外と上手い『あしたのジョー』ネタの使いどころなんかは面白かった。
落とし神モード発動は仰々しい派手さと、どんどんエスカレートして(6ゲーム同時攻略から前人未到の24ゲーム同時攻略へと)壊れてゆく桂馬の狂いっぷりがどこか1つのものに殉ずる気高さすら感じさせる。同時にエルシィの冷めた視点を入れることで、それを相対化し、ギャグにすることもきちんと忘れないバランス感覚も素晴らしい。調子っぱずれのエンディングも頭のイカレ具合がよく出ていて良かった。
原作同様これからますます脂ののって面白くなってゆくところでの終了なので、不完全燃焼も甚だしいが、今回のラストはとりあえずの一区切りでしかなく、すぐさま第2期が放映されるようなので、次回の放映開始を楽しみに待ちたいと思う。【K1】
12/28 『アマガミSS』 第24話「絢辻詞編 最終章 ヤクソク」(10/12/23放映)
結局のところ、絢辻さん(妹)の姉に対する疎遠感や手帳に対する依存が有耶無耶なままで終わっていたりといささか納得できない構成もあるが、絢辻さんの顎への掌底と鳩尾への飛び膝蹴りからマウントポジションへの一連の流れるようなコンボやら、10年後の人妻・絢辻さんのショートカットバージョンと幼女(娘)の両側からのほっぺにchuのカットが見られただけで取り敢えず満足です。
梅原くんがちょっと格好良いポジションだったり、第1期OPを挿入歌に使用し、これでメインヒロイン全て攻略済みで最終話。と思いきや、全ルート攻略後に登場する隠しキャラ?ルートが最終話になるもよう。【K1】
12/27 『百花繚乱 サムライガールズ』 第12話「第拾弐話 さよならの忠」(10/12/22放映)
天草四郎復活を目論む柳生義仙との最期の決戦。
最終決戦はありがちな、みんなの力を一つにして的なパワーアップでの決着で、王道と言えば王道なんだけれども、昔から少しも進歩がない。
そういった不満点はともかくとして、表の人格の消滅を承知の上で大日本と仲間のために最期の決戦に挑む十兵衛の覚悟には、ちょっと感動させられるし、またモノクロでの処理がそれほど効果的でないのはいささか見ていて歯痒いものがあったが、ラストバトルの強大なマスターサムライ同士のガチンコバトルの出鱈目さはそれなりに手に汗握るバトルにはなっていた。
正直な話、当初は1話のみで切ろうと思っていたのだけれども、第1話の思いのほか良い出来に、結局のところ最後まで見ることになってしまった。だから、それなりの面白さは間違いなくあるとは思う。終盤の展開が詰め込み過ぎだったり、バトルの工夫が今ひとつ物足りなかったりと、不満点をあげればきりはないが。
この手の脱衣系バトルアニメは登場する女性キャラは単なるお色気担当になりがちで、キャラとしての魅力に乏しいものが多いが、(この手の作品としては)少数にキャラを絞り込むことで、それぞれ魅力あるキャラに仕立て上げられている。例えば、主人公である宗朗と契りを結ぶメインヒロインの3人以外のチーム愛戦士(笑)が、シリアスでもコメディでも存外イイ味を出していたりする。単なる男女関係だけでなく、そこに「将」と「サムライ」の関係をなどを盛り込むことで重層的な関係性が生まれている。
当初は、その背景や画面の処理などの和風テイストに惹かれての試聴だったが、そんな感じで結構良い感じに楽しめた。原作はまだ続いているので、『一騎当千』のようなシリーズ化もありか?【K1】
12/26 『もっと To LOVEる』 第12話「もっとトラブル34 大スキ1 /もっとトラブル35 大スキ2/もっとトラブル36 大スキ3」(10/12/21放映)
原作通り、恋の三角関係に決着をつけないままのハーレムエンド。いかにも願望充足型作品で恋のツライ面を描かない都合の宜しいエンディング。
しかし敢えて声を大にして言いたい、それの何が悪い、と。ご都合主義、良いではないか。あざといサービスシーンに、万歳。女の子が可愛らしく柔らかくそしてエロく描かれていれば、それで全て問題無い。驚嘆させるような展開も無ければ、思わず感情移入したくなるような恋愛にまつわる感情の機微など、当初からこの作品には存在せず、ただただ男にとって都合の良い世界が広がっている。
もちろんこのような作品に深みなどはまるっきり存在しないが、そのようなものを当初から放棄している作品に対してそれは何ら批判にならないだろう。TVアニメとして見ている分には毎回楽しませてもらった。それで十分であろう。
こうなれば、青年誌に移ってよりグレードアップした続編の『ToLOVEる Darkness』も是非アニメ化して欲しいと思うが、流石にこれは無理だろうなぁ。そもそも続編が放映されたことすら驚きだったし。【K1】
12/26 『屍鬼』 第15話「第腐汰悼話」(10/12/21放映)
屍鬼狩り。
死への恐怖を語り静信に救いを求める沙子。
屍鬼に堕ちながらも人としての尊厳を貫こうとする律子。
命乞いをする屍鬼たち。
屍鬼を容赦なく狩り立て、その胸に杭を打ち付ける村人たち。屍鬼に操られた人すら、その手にかける。
屍鬼と村人、加害者と被害者の立場が入れ替わり、いよいよ物語は凄惨で救いようのない展開へと突き進んでいっている。【K1】
12/25 『そらのおとしものf SORA NO OTOSHIMONO フォルテ』 第12話「明日に羽飛く
トモ子の女子トイレ潜入編をラストに持ってくる構成がいかにもこの作品らしい頭の悪さで良かった。
智樹を巡る女性陣の恋の決着は、原作もまだ継続中で劇場版もこの後に控えているということもあって、中途半端なままで終わってしまっていたが、ヒロイン陣の目にも麗しいウェディングドレス姿が見られただけでも喜ばしく思うべきか。
第2期になり、当然のように第1期ほどの目新しさはなくなってしまっている。その分、キャラの心理やストーリーの展開などはより深いところまで描かれるようになっており、また作画や演出面でも満足のいくレベルにまで仕上げられている。
智樹を意識して感情を暴走させ気味なイカロスさんや、智樹に対する感情を自覚して行動の端々にその想いをにじませるニンフのいじらしさなどは、結構可愛くくてグッとくるものがあったし、アストレアの愛らしいおバカっぷりや、ちょっと壊れ気味なそはらさんの描写などにも光るものがあり、毎回楽しませてもらった。
シリーズ後半のカオスとのバトルも二段構えの構成になっており、作画陣のふんばりなどこちらの面でも見ごたえがあった。
劇場版は予告?からすると風音日和のエピソードになるのかな? こちらも楽しみにしております。【K1】
12/24 『Panty and Stocking with Garterbelt』 第25話/第26話 「D.C.コンフィデンシャル/パンティ+ブリーフ」(10/12/20放映)
Aパート。総集編。
最終回目前に今までのおさらい。
デーモン姉妹のおマ○コとかフ○ラの淫語、レズプレイが耳に嬉しい。
Bパートは最終話を目前にしていきなり強引に伏線を張って、回収って感じのエピソード。
ストッキングが天界に帰ってしまい、天使の力も思うように発揮できずにいつもと違ってちょっとしおらしい面を見せるパンティの姿が印象的ではあった。【K1】
12/24 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第12話「ガラス越しのキス」(10/12/19放映)
対おとな銀行・頭取戦。
前回はこの話のための前フリだったわけね。
単に自由奔放で享楽的なだけではない、人妻女子高校生のキャラの掘り下げをする個々のエピソードが印象的で楽しい。
バトルも短いながらも躍動感があり、しかも新必殺技のお披露目もあって、こちらも見ごたえがあった。
タクトが人妻女子高生と逢引する裏で、スガタがヘッドと密会?していたりするのが、何だか珍妙で笑える。【K1】
12/23 『ハートキャッチプリキュア!』 第44話「クリスマスの奇跡!キュアフラワーに会えました!」(10/12/19放映)
間違いなく『プリキュア』史上最高年齢のキュアフラワー。いくら若い姿に変身出来るとはいえ、こんなヒラヒラの衣装を着こなしてしまうお婆ちゃんの年寄りの冷水っぷりには苦笑せざるをえない。
ウソ付き少女と交わした約束が、まるっきりデザトリアンにも、キュアフラワーの復活にもかかわって来ない展開は流石にどうかとは思うが、まさかのキュアフラワーの登場にはちょっとテンションがあがる。
肝心の演出、作画は今ひとつ振るわない内容だったのも残念だけれども。【K1】
12/22 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第11話「俺の妹がこんなにメイドなわけがない」(10/12/18放映)
Aパート。
麻奈実さんの高坂さん家訪問。
桐乃のいじわる小姑モードでの真奈実いびりは陰湿さよりも微笑ましさを感じさせて、どちらのキャラの株もあげている。その後のエロ本・エロゲーのダブルハニートラップに、さらには麻奈実さんの天然発言(これからはお兄ちゃんって呼んだ方がイイ?」)にまで見事にコンボが繋がる様が楽しい。
Bパートは、高坂京介専属ハーレムパーティー(笑)。
黒猫のネコ耳尻尾メイド姿はその恥じらう姿も含めて可愛らしかったし、黒猫の同人漫画での兄のパンツの臭いをくんかくんかと嗅ぐシーンのインパクトもなかなかのもので笑わせてもらえる。
もちろん今回のハイライトは、今までのデレ分をまとめて見せる桐乃の可愛らしい妹としての姿なわけだけれども、その感動のシーンをそのまま終わらせずに脱力気味のオチまでつなげる展開も、桐乃らしく、またこの作品らしい落としどころで、今回も筆のノッた楽しいエピソードだった。【K1】
12/21 『神のみぞ知るセカイ』 第11話「FLAG.11.0 おしまいの日」(10/12/17放映)
栞の心象世界である図書館で本が雪崩を起こす様子をCGを用いて豪勢に描いたシーンが印象的で、栞編のクライマックスに相応しい荘厳さに仕上がっていた。
また桂馬が口を付けたペットボトルに口をつけた時、間接キスから消去されたはずの桂馬のキスの記憶がフラッシュバックされるアニメオリジナルのエピローグも良かった。【K1】
12/21 『アマガミSS』 第23話「絢辻詞編 第三章 プライド」(10/12/16放映)
仮面優等生って言うよりは、何だか地雷臭が漂ってくる感じになってきた絢辻さんの暴走っぷりに、主人公同様呆気にとられてしまう。
「あなたを私のモノにします」という主人公に対する所有宣言からファーストキス→興奮し過ぎで鼻血を出す。という萌えキャラらしからぬラブシーンを始め、クラスメイトの前での本性暴露から、ラストの先日のことなどまるで覚えていないかのような豹変ぶりまで振り回されっぱなしだった。
それが魅力的かどうかは微妙ではあるが、一筋縄ではいかぬ厄介なヒロインとしての存在感は十分過ぎるほどアピールできている。【K1】
慶彦の悪役っぷりが、小物感丸出しでどうにもノリきれない。真の敵・天草四郎の前座なのは分かるんだけど。
慶彦とダルタニアンの愛憎の物語は駆け足気味で、簡単にこまされているようにしか見えない。堕とされて非道な改造実験台にされるというシチュは興奮するだけに、もう少しじっくりと見せて欲しかった。
また十兵衛とダルタニアンによるマスターサムライ同士のバトルは、衝撃波とかを飛ばしているだけのエフェクト合戦なので、こちらもちょっと物足りない。もう少し肉体と肉体、刀と刀(ランス?)のぶつかりあう肉弾戦が見たかったのだけれども。【K1】
12/19 『刀語』 第12話「炎刀・銃」(10/12/15放映)
とがめの最期。
そして尾張城を舞台にした七花の最後の戦い。
結局のところ、とがめの復讐は道半ばにして終わりを迎え、そして否定姫の、ひいては四季崎記紀の目論見も未完のままに終了する。
七花はとがめを守ることも出来ず、そして自らを殺すことも出来ずに生き延びる。
粗筋だけを並べ立てるならば、悲劇以外の何ものでもないのだけれども、どこか前向きな希望を感じさせる後味になっているのは、流石だと思う。池田昌子のナレーションにちょっと騙されているような気もするけれども。
とがめの臨終での言葉はいささか冗長ではあるが、自身でも止めることの出来ない業の深さを全てさらけ出し吐露し尽くした上での切実な想いが非常に心をうつ。
そして今までの戦い総決算とでも言うべき、完了形変体刀・虚刀「鑢」VS完成形変体刀十二本との怒涛の連戦は最後に相応しい盛り上がりだった。
1話50分の月1放送という他に例をみない形式がこの作品に本当に必要だったのかは見終わった今でもよく分らないが、存外飽きずに最後まで見られた。
歴史改竄とかいう物語の大きな仕掛けは今ひとつ意味不明だったりなど、欠点は多々あるが、お約束的でありながらどこか一筋縄でいかぬ魅力的なキャラクターたちや、『化物語』でもお得意の会話劇のキレ味、先を読ませない展開の妙など西尾維新らしい仕掛けのある楽しい作品だった。
次回の西尾維新アニメ化作品も楽しみにしております。【K1】
12/18 『荒川アンダー ザ ブリッジ*2』 第11話「11BRIDGE*2」(10/12/14放映)
まさかの西村聡コンテ。
今回も(原作通りだけれども)脚本が走りまくっていて、これは笑わざるをえない。
リクと星、ラストサムライの「女の子の行動パターンのシュミレーション」で、ラストサムライの髷が解けて落武者みたいなヘアスタイルで照れてる姿のインパクトが凄すぎる。
その後でのまさかのシスターの参戦に、その姿に自分たちの振る舞いを棚にあげてドン引きするオチも楽しかった。
そういう目が腐りそうなカットとは別に、ニノの青ビキニ姿はその豪快な波乗りぶりと合わせて非常に目の保養になった。【K1】
12/17 『Panty and Stocking with Garterbelt』 第23話/第24話 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ガーターベルト/ナッシング・トゥ・ルーム」(10/12/13放映)
Aパート。
ガーターベルトのウソ半生を振り返る壮大な物語。
一度死んで、地球の創世記からジュラ紀、創世記など地球の歴史を振り返るガーターの歩みをノリの良い音楽と共に一気に見せるテンポの良さが印象的だった。
Bパートはうって変ってワンシーンワンカットの全編フィックス(固定カメラ)で通す異色作。リビングで繰り広げられるぐだぐだとした無駄話が楽しい。
両作ともに素晴らしい出来映えで、ここのところはガイナックスの誇る強力演出陣の投入もあって、ますます面白くなっている。後2回で終わってしまうのが、残念でならない。【K1】
12/16 『そらのおとしものf SORA NO OTOSHIMONO フォルテ』 第11話「
イカロスの不調が結局のところ、大勢に影響なかったり、対カオス戦で最も活躍しているのがアストレアだったり、シナリオ的にはもう少し何とかなるだろう、って感じの展開ではあったが、実質的な最終回のラストバトルだけあって、作画的にはかなりのところ見応え十分なものが見られたので、基本的には文句はありません。
特にイカロスがアルテミスを発射してからの、おそらく田中宏紀作画パートは流石の出来映えだった。【K1】
12/16 『ハートキャッチプリキュア!』 第43話「あたらしい家族!私、お姉さんになります!!」(10/12/12放映)
東映動画日曜午前枠は水着すらNGのお子様アニメ枠だけれども、オメデタはオッケーなのね。線引きの基準がよく分らん。
折角だから、ここは妊婦さん萌えなマニアックな路線を狙って欲しかったが、つぼみママの出番は少なくてちょっと残念だった。【K1】
12/15 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第10話「俺の妹がこんなにコスプレなわけがない」(10/12/11放映)
カナカナのライブシーンは流石見せ場だけあって、それなりに熱気のあるものになっている。
にこやかな笑顔を浮かべながら友人を騙してその退路を見事に断っていくあやせの腹黒っぷりや、高坂兄へのブチキレぶりやハイキックの切れ味も素晴らしく、今回は妹の友人2人のキャラの魅力を存分に発揮した内容になっている。
ヒロインの桐乃はその分出番少なめではあるが、コスプレ会場でのハッスルぶりなどで十分にイタイ言動を振りまいていたのが今回も印象的だった。【K1】
12/14 『侵略!イカ娘』 第10話「てるてる坊主じゃなイカ?/好かれなイカ?/野球しなイカ?」(10/12/11放映)
Bパート。
早苗のイカちゃん断ち。
減量中の力石を彷彿とさせるような、日数を経るごとに頬がこけて鬼気迫る雰囲気を漂わせていく早苗の様子に笑ってしまう。
Cパート。
女子ソフトボール部の助っ人編。
『おお振り』で散々野球アニメの作画をやり尽くした満仲勧をここぞとばかりに持ってくる人事が的確。
流石としか言えない貫禄の出来だった。【K1】
12/13 『神のみぞ知るセカイ』 第10話「FLAG.10.0 あたしの中の……」(10/12/10放映)
前回に引き続き今回も花澤香菜劇場。
「ば…ばかぁー」とか「あほぉおぉ!」とか、もう声だけで悶絶しそうになる。
滅多に声を出さないという設定のキャラである栞の、桂馬に対する罵声を妙に掠れたヘンなイントネーションでする様子は非常に可愛らしく、また栞というキャラにこれ以上もなく似つかわしくも思え、まさに一石二鳥の演技だった。【K1】
12/13 『それでも町は廻っている』 第8話「九番地 『激突!大人買い計画』」(10/12/9放映)
Aパート。
「妖精VS死神」の卓球勝負。
死神の鎌発動シーンとか、タッツンの揺れるオッパイとか、きちんと見せるべき箇所に作画の力を入れているのが良かった。【K1】
12/12 『アマガミSS』 第21話「絢辻詞編 第二章 ウラガワ」(10/12/9放映)
前回も述べたけれども、いかにも一昔前の個性の薄い優等生ヒロインであるかのように振る舞ってきた綾辻さんだからこそ、その計算高い裏の顔がより印象的に見える。
これまでのエピソードでは見られなかった様々な表情を見せる綾辻さんは、どのヒロインよりも新鮮に見える。
一番最後に持ってくるに、これほど相応しいヒロインもいないと改めて感じさせられた。【K1】
12/11 『荒川アンダー ザ ブリッジ*2』 第10話「10BRIDGE*2」(10/12/7放映)
これはもう何を措いてもネタの勝利だなぁ。
まずは出オチ感満載の、まさかのチョーさん(高井)によるオープニングテーマで唖然とさせられる。
さらには、シスターのビリーズブート的な何かで目覚めてしまった鉄人姉妹の筋肉話は、爆笑の連続だった。
筋肉への気色の悪い会話から始まり拳王ステラちゃんとのガチンコバトル、そしてホリーマッスルレボーリューションに至るまでのネタの加速度具合が完璧すぎる。【K1】
12/10 『Panty and Stocking with Garterbelt』 第18話〜第22話 「インナーブリーフ/チャック・トゥ・ザ・フューチャー/チャック・トゥ・ザ・フューチャー PART2/チャック・トゥ・ザ・フューチャー PART3/HELP!二人はエンジェル」(10/11/29放映)
Aパート。
今まで散々ヒドイエピソードを見てきたと思ったけれども、上には上…いや下には下があるものだなぁ(笑)。
浣腸して強制排便プレイの後に、分娩台を使ってM字開脚させた上でアナルをワセリン使ってほじくってパン&ストを疑似出産って、どんなプレイだよ(笑)。しかもガーター×ブリーフって、どこにそんな需要があるっちゅーねん。
いかにも摩砂雪コンテらしい、いつもとは少し違ったキャラデザもイイかどうかはともかくとして印象には残る(それとも伊東伸高?)。
B〜Dパートは、チャックを主役としたほぼサイレントの実験的アニメ。
Bパートのファスナーとの追っかけっこは『トムとジェリー』を意識しており、そのドタバタ喜劇っぷりは狂騒的でありながらどこか懐かしい。
C、Dパートと進むごとに実験色はさらに増してゆく。ほぼコンテの面白さのみで成り立っている。最終のDパートはサイレントの怪奇映画(『吸血鬼ノスフェラトゥ』など)をどこか連想させる作りになっていて、個人的には楽しめたが一般的にはちょっと怪しい。
そして最終Eパート。タイトルから予想される通りのビートルズネタのミュージッククリップ。他にもKISS、エルビス・プレスリーやらピンクフロイド、キングクリムゾンまで様々な洋楽ジャンルのパロディが楽しめる。元ネタとなった洋楽アーティストを知っていることで面白さが倍増するのは間違いないが、ノリの良い曲に綺麗なビジュアルで知らなくても十分に楽しめるものになっているのは流石。【K1】
12/9 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第10話「そしてマリノの初恋」(10/12/5放映)
球技大会の野球のフィールドを借りて複雑に入り乱れる恋模様を牽制球や行き交う視線、人物配置で上手くさばいて見せているのに、ちょっと感心した。
また小道具のアイスを使ったヨウ姉妹の内面の掘り下げなんかも巧みだった。
さらにはサカナちゃんに続くミズノの挿入歌の初披露もあり、バトルシーンを華麗に盛り上げている。【K1】
12/8 『ハートキャッチプリキュア!』 第42話「とまどいのゆりさん!ラブレター見ちゃいました…」(10/12/5放映)
プリキュアが4人そろい踏みということで、OP映像が一部リニューアル。
プリキュア4人の華麗なアクションの後に何故かコッペ様が一番イイところをかっさらっていて大ウケした。狙ってやっているんだったら、ある意味大したものだけれども、一体どの層に向けてのサービスなのか甚だ理解に苦しむ(笑)。【K1】
12/8 『侵略!イカ娘』 第9話「ピンポンダッシュしなイカ?/メイクしなイカ?/秘密兵器じゃなイカ?」(10/12/4放映)
B、Cパートともにイカちゃん大好きっ娘のヘンタイっぷりが今まで以上に振りきれていて楽しかった。
基本、ほとんど中身のない作品なので、あまりコメント書くこともないんだけれども、毎回楽しく見られている。【K1】
12/7 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第8話「俺の妹がこんなにエロゲー三昧なわけがない」(10/12/4放映)
好きなエロゲーをプレイして終始緩みっぱなしの桐乃のイタ可愛らしさが尋常でないレベルだった。
エロシーンに突入する前にシャワーを浴びて体をキレイにする。って、どれだけ入れ込んでるねん。
自宅での黒猫の割烹着姿やジャージ姿、そして甲斐甲斐しく幼い妹の面倒を見てやる姿も、普段のゴスロリ邪気眼スタイルとのギャップがあい俟って、なかなかイイ塩梅だった。
原作者自身によるアニメオリジナル脚本で、原作者ならではのヒロインたちに対する理解の深さを感じさせる出来だった。【K1】
12/6 『神のみぞ知るセカイ』 第9話「FLAG.9.0 大きな壁の中と外」(10/12/3放映)
原作でも人気の図書委員っ娘・栞編。
花澤香菜には、おどおどした小動物系の生き物の声が良く似合う。
赤面しておどおどした上目遣いのまなざしの表情は、それだけで男性視聴者のハートを鷲掴みにできそうな破壊力だった。
無言の吹出しが画面を覆い尽くしてゆくカットなど、無口な外見とは反して饒舌な心の声などのギャップも良かった(それが文学少女の魅力だと桂馬も力説していたが)。【K1】
12/6 『アマガミSS』 第21話「絢辻詞編 第一章 ハッケン」(10/12/2放映)
仮面優等生・絢辻詞編。
今回だけでなく、今までのシリーズでも完全無欠の委員長を演じてきているだけあって、ラストシーンの夕暮れに赤く染まる教室で水着に上履き姿の絢辻詞さんにネクタイを締め上げられる絵面のインパクトにはなかなかのものがある。
シリーズの第一回の引きとしてはインパクト十分。【K1】
12/5 『それでも町は廻っている』 第8話「八番地 『全自動楽団』」(10/12/2放映)
Aパート。
アニメオリジナルエピソード。
コインランドリーで3ヒロインが全裸露出プレイという大胆なシチュに大興奮。
局部をテーブルできちんと隠しているのは残念ではあるが規制に引っかかって画をいじられるよりはよっぽどマシ(一部透過光による修正があったけれども、)。
Bパート。
ガールズバンド・メイズの学園祭デビュー。
目玉となるライブシーンは2分近くに亘って続き、なかなか健闘している。
ABパートともにこの作品としては珍しく良作画回だった。毎回こうだったら良いんだけど。【K1】
12/4 『荒川アンダー ザ ブリッジ*2』 第9話「9BRIDGE*2」(10/11/30放映)
シロと島崎さんの『エースをねらえ!』ごっこでは、両者のデザインがきちんと本家を意識させるまつげの長い瞳の長い作画で仕上げられている。大塚芳忠の演技の巧みさもあって、何だかシロさんが妙に宗方コーチに酷似しているように感じられてしまった。
後半のラストサムライプロデュースによる茶会も全6工程で40秒ほどかかるツッコミを村長の所作を見て無言で始めるリクが妙に面白くちょっと笑ってしまった。【K1】
12/3 『Panty and Stocking with Garterbelt』 第16話/第17話 「天使が水着に着がえたら/ゴースト 〜ダテンシティの幻〜」(10/11/29放映)
Aパート。
ビーチバレー編。
りょーちも作監から予測される通りにヌルヌル動く。ガイナックス系の動きとはまた違ったフラッシュアニメ的な動きがいつもと異なっていて面白かった。
Bパート。
天使とゴーストとの許されざる恋。愛を知らぬまま死んだ未練が凝り固まって出来たゴーストが愛を知り昇天する。と書くと、この作品らしからぬ感動的なエピソードのように思えてしまうが、おぞましいゴーストの造型に、ストッキングのゲテモノ趣味などが素直に感動させることを阻害する。ま、そこら辺がこの作品らしい面白さなんだけれど。【K1】
12/2 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第9話「そんなミズノの初恋」(10/11/28放映)
新キャラ登場の新展開。
合わせてエンディングのバスの絵が日死の巫女・ミズノのイラストに変更されている。
自由奔放で不思議ちゃんな妹・ミズノに、裏表の顔の落差の激しい姉・マリノのキャラの見せ方も上手いし、綺羅星十字団内部の不穏な動きなどもこの先の興味を惹かせるものになっていて、まずまずの滑り出しだった。【K1】
12/1 『ハートキャッチプリキュア!』 第41話「妖精が変身!?プリキュア劇団はじめました!!」(10/11/28放映)
これまた本筋とは無関係な場繋ぎのエピソードなんだけれども、アクションの組み立てやケレン味たっぷりの派手な作画が非常に良く出来ていて感心させられる。
またデザトリアンとのバトルの衝撃でカーテンが翻り、暗い室内からデザトリアンの姿が見えるカットや子供たちがデザトリアンに立ち向かう様子なども印象的で良かった。
演出の小川孝治さんにはちょっと注目したいですね。【K1】
12/1 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第8話「俺の妹がこんなにアニメ化なわけがない」(10/11/27放映)
原作でのパクリ事件をアニメ化ネタに変更するのは、アニメであるのでまぁ別段構わないとは思うのだけれども、黒猫の独白やら京介の心情吐露など全てが唐突で、全くついて行くことができない。
自身のラノベ原作がアニメ化されることに舞い上がって、アニオタ丸出しのイタイタしい発言を繰り広げる桐乃の姿はイタ可愛いとは思うんだけどね。【K1】
11/30 『バクマン。』 第9話「後悔と納得」(10/11/27放映)
謹慎中のシュージンを巡る女の戦い。
岩瀬さんの地雷っぷりが凄まじい。
にしてもこの作品、ヒロインの亜豆も含めて何だか面倒くさい女の子しかいないような気が…。【K1】
11/29 『アマガミSS』 第20話「桜井梨穂子編 最終章 サヨナラ」(10/11/25放映)
バレンタインデーを経ながらも告白イベントもないまま、まさかの幼馴染エンド。
これは非常に予想外の展開だが、不覚にもちょっと感動してしまう。
昔から変わらず一番そばにいる関係、そんな中でもゆっくりではあるが着実に前へ進んでいることを実感させる2人の仲などもしっかり描かれていて決してBAD
ENDではない。劇的な展開が何もないからこそ、より一層おっとりした梨穂子の魅力も伝わるし、雰囲気にもぴったり合っている。逃げるわけでなく、決着を付ないままで終わらせる恋のエピソードもあることを教えられたような気分。
今回も先輩たちの卒業に新学期と大きなイベントはあるのだが、いつもどおりマイペースのままの展開だった。
回想シーンでシュークリームを食べる梨穂子の咀嚼音が、リスの鳴き声に変えられていている芸の細かさに呆れ返るとともに、何かを食べている梨穂子の小動物的な可愛らしさを表現すると同時に笑いにもしている演出にいたく感心させられた。【K1】
11/28 『百花繚乱 サムライガールズ』 第8話「第捌話 忠の奴隷」(10/11/24放映)
新キャラ・柳生義仙のマゾ奴隷ていう設定がまず何よりもエロい。
それに付け加えて2度に亘ってくり返される剥き出しのオッパイでナニを挟むシチュが脱衣所から男子便所へとスケールアップ(笑)する展開にも大興奮させられる。
実に良いエロコメ回だった。これで修正さえ無ければ(涙)。【K1】
11/27 『刀語』 第11話「毒刀・鍍」(10/11/17放映)
復活した?四季崎記紀の口から語られる歴史改竄、変体刀完成秘話は正直なところ、だからどうした。としか思えない。
我々が知識として知る江戸幕府によって統治されていた歴史を正史とすれば、作中の尾張幕府とやらに統治されるこの世界こそは改竄された歴史ということになるわけだが、そのことがこの物語に何か特別な意味を与えているようには思えない。次回の最終話でもしかすれば、その辺りのカラクリがもう少し明らかになるのかも知れないが。
七花vs四季崎記紀は当初から虚刀流の完成度を見るための自らの体を使っての試し切り(切られ?)であることが見え見えなので、当然緊迫感はなく呆気なく決着は付く。
人鳥のあまりに惨たらしい最期はちょっと胸が痛むものがあり、そこが今回最も印象的な場面だった。【K1】
11/26 『荒川アンダー ザ ブリッジ*2』 第8話「8BRIDGE*2」(10/11/23放映)
アマゾネス再登場。
とにかくアマゾネス(CV:小林ゆう)の演技が卑怯過ぎて笑ってしまうしかない。あの巨体でわざとらしいコギャル演技が繰り出す破壊力は半端ない。
アマゾネスの恋をサポートする天狗たちを演じる中村悠一の怪演も以前同様楽しすぎる。
いつもマイペース過ぎるニノの慌て取り乱しっぷりも非常にレアでぷりち〜だった。【K1】
11/25 『Panty and Stocking with Garterbelt』 第14話/第15話 「…オブ・ザ・デッド/一匹の怒れるゴースト 」(10/11/22放映)
Aパート。
K1の大好きなゾンビ映画パロディ。
その上何故かパン&ストが一日警察署長で警察署に立てこもって、囚人が警察官とちょっと協力したりするハワード・ホークス監督の『リオ・ブラボー』さらにはそのリメイク?でもあるジョン・カーペンダー監督の『要塞警察』を彷彿とさせる展開が嬉しい。
武器屋で武器を手に入れようとして何故か大人のオモチャ屋に飛び込んで大人のオモチャを手に戦う展開も馬鹿馬鹿しくて楽しい。
投げっぱなしのオチも良かったが、ゾンビ化したパン&ストに向かってガーターベルトの言い放つ「ついに肉体までも腐ってしまったか」というセリフには笑ってしまった。
Bパート。
パン&ストTV公開処刑。
タイトルは『十二人の怒れる男』からだが、キャラの役名からは『ザ・ファーム 法律事務所』のパロディとも受け取れる。
敵ゴーストが口をバナナの皮のように開いた本性を現した姿が『遊星からの物体X』だと思っていたら、末期のセリフがしっかり「カーペンダー」だった。
そんなわけで今回は前後ともにカーペンダーへのリスペクト編ということでキレイにつながっている?【K1】
11/24 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第8話「いつだって流星のように」(10/11/21放映)
タクトvsスガタ。
おそらく大半の人がそう思っていたのではないかと思うのだけれども、スガタはラスボスとして立ちふさがることになると思っていたので、この段階でのマジバトルという展開はちょっと意外だった。
1人の少女を巡って拳と拳をぶつけ合うマジバトルは2人の青臭いテンションの高さに見合った、今まで以上のスピード感と迫力のあるロボットアクションへと昇華されている。
夕陽の当たる岬での両者の対峙とか、ベタなんだけれども、そのベタさが青春の青臭さとして上手く機能している。
こういうのは流石、榎戸さんお得意の分野だけはある。
脚本も演出も重要なエピソードだけあって、それに相応しいだけのものに仕上がっている。【K1】
11/23 『ハートキャッチプリキュア!』 第40話「さよならサソリーナ… 砂漠にも咲くこころの花です!」(10/11/21放映)
サソリーナの退場。
敵幹部の退場という重要話にも関わらず作画が今ひとつふるわず。
しかしそれよりも気になるのはレイアウトの取り方で、何だか妙に遠近感のおかしなカットが多くて気になった。特にアクションシーンで前景と後景のバランスがかなり歪だった。【K1】
11/22 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第7話「俺の妹がこんなに小説家なわけがない」(10/11/20放映)
凌辱とか性奴隷とか萌えアニメにふさわしくない不穏当なセリフでお互いを批判する桐乃と黒猫のセリフが笑える。魂入ってるという京介氏のコメントが実感できるお互いのモノマネも特徴をきちんと捉えていて感心させられる。
Aパートのメルルのオープニングを振り付け付きでテンションアゲアゲで歌う桐乃の様子も可愛らしく、またベタではあるが取材という名目での兄妹のクリスマスイブデートも桐乃のちょっと可愛らしい仕草などを上手く見せる巧みな妹萌え展開になっていて、ともにニヤニヤさせられっぱなしだった。【K1】
11/21 『神のみぞ知るセカイ』 第7話「FLAG7.0 Shining Star」(10/11/19放映)
ステルスかのんちゃんのイメージカットがパロディとして出尽くした感のある『攻殻機動体』の素子さんが高層ビルから落下してゆくあのカットだったのが、今更な感じで何だか妙に印象的だった。
エンディングのライブ映像の気合の入り方も良く会場の熱気も伝わるようだったし、何よりエンドロール後のコンサート会場で1人しんみり歌うかのんちゃんのカットがまた良かった。【K1】
11/20 『アマガミSS』 第19話「桜井梨穂子編 第三章 ヒキツギ」(10/11/18放映)
相変わらず食べてばっかりの想い出とか、寝過ごした上に妹同伴での初詣とか、劇的な進展もないままの2人の関係が実に心地良い。梨穂子さんは幼馴染キャラとしてはかなり完成され尽くしている感がある。
梨穂子と美也の振り付け歌唱シーンなんかも良かったし、ダイエットの成功と部員獲得の絵馬を飾ったと見せつつ自分の想いが届くことを望むお願いが小さく書き込まれているラストカットの見せ方も良かった。【K1】
11/19 『荒川アンダー ザ ブリッジ*2』 7話「7 BRIDGE*2」(10/11/16放映)
河童(牝)が身体のラインが出ててやたらとエロ可愛らしいかった。
ちょっとレアなマリアさんのテンパった様子とかも面白かった。【K1】
11/18 『Panty and Stocking with Garterbelt』 第12話/第13話 「トランスホーム/現金に裸体を張れ」(10/11/15放映)
Aパート。
タイトルから予想される通りの『トランスフォーマー』パロディ。
陣営が変わる度に際に挿入されるウザイアイキャッチとかナレーション、覚えきれないほど次々と登場し変形を繰り広げるトランスフォーマーたち、さらにはちょっと微妙な感じのデザイン、もちろん玄田哲章に加藤精三のお2方にまでご登場いただき、『トランスフォーマー』に対しては思い入れのない分を差し引いても十分に面白かった。
Bパート。
タイトルから予想される通りのストリップエピソード。
いつもより肌色多めな展開に加えて等身の高い作画も多く、きちんとエロ回に相応しい内容になっていた。【K1】
11/17 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第7話「遠い世界」(10/11/14放映)
オンディーヌの操る敵サイバディ・カフラットが変形し、水中?を自由自在に高速で泳ぎ回ったり、ギミックのマーメイドールを射出したりとなかなか面白かった。第3話ではあまり気にならなかったけれど、攻撃を受けるタウバーンのカットで新井淳お得意のワカメ影がかなりくっきりと見えてちょっと気になった。【K1】
11/16 『ハートキャッチプリキュア!』 第39話「えりかピンチ!マリンタクトが奪われました!!」(10/11/14放映)
シリーズ構成的には場繋ぎ的なエピソードでしかないのだけれども、何だか妙に面白い。
テープでお手軽に修理できてしまうスナッキーの秘密(笑)とか。
4プリキュアの中ではえりか(マリン)が一番表情豊かで崩しやすいキャラなので、思う存分ここぞとばかりに崩れまくったマリンたちの表情の数々が楽しい。
久しぶりに見るマリン単体での変身バンクも何だか新鮮だったし、スナッキー相手の大立ち回りも非常に格好の良いものに仕上がっていて、コメディとしてもアクションとしても十分な見ごたえがあった。【K1】
11/15 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第6話「俺の幼馴染がこんなに可愛いわけがない」(10/11/13放映)
地味子・麻奈実さんの当番回。
和菓子を試食させる際にぺたんと座り込む動作や姿勢が何だか妙に良かったのを筆頭として、とにかく麻奈実さんの言動が可愛らし過ぎる。
幼馴染で家族公認カップルな間柄という絶妙な距離感は外野のちょっかいによって無理やり狭められたりしてドギマギする様子など、お約束的ではあるが、、ニヤニヤさせられてしまう。
実に良い幼馴染イベントだった。【K1】
11/14 『アマガミSS』 第18話「桜井梨穂子編 第二章 テツダイ」(10/11/11放映)
今までのエピソードではクライマックスに当たる創設祭(クリスマスイヴ)が早くも第2話で終わってしまているのが印象的だった。今までのエピソードの積み重ねが活きている。
スケートでの期待を裏切らないドジっ娘エロイベントやら、小学生時の回想シーンで純一が雪だるまにおっぱいをつけている姿に、未来の変態紳士誕生の萌芽を見出したり出来たりと色々と面白かった。【K1】
11/13 『それでも町は廻っている』 第5話「五番地 『実に微妙な辰野トシ子』」(10/11/11放映)
ABパート共に恋バナ?中心のエピソードで、やはりというか当然というか主人公・歩鳥の影が薄い。
それはともかくBパートの伊勢崎さんのキャラ描写が際立っていた。我儘で理不尽な言動の数々で猛を振り回すのだが、要所要所で見せる可愛らしい振舞がそのマイナス面を補い、猛君同様にドギマギさせられる。ツンデレのような単純なテンプレートでない魅力的なキャラに仕上がっている。
女の子と遊んでいるところを見られると男子仲間から白眼視されそうなので人目を避けたり、女の子のほうがませていたりと、小学生ライフを上手く描いてもいて感心させられた。【K1】
11/13 『百花繚乱 サムライガールズ』 第6話「第陸話 襲い来る、海の怪物」(10/11/10放映)
海と言えば当然水着サービス回なわけだけれども、いつも色々と丸出しな作品なので、あまりサービスになってないのは、この手の作品の宿命か。
海の怪物は当然お約束のように触手がもれなくついており、触手プレイの需要にも応えるものなのだけれども、餌食になるのがべーたさんと半蔵だけなのが、ちょっと残念だった。
直江のアホの子ぶりとか、3人のマスターサムライによるクライマックスの見せ場なども楽しかった。
入浴シーンで女性陣のおっぱいだけでなく、宗朗のケツにまで修正が入っているのには、ちょっと笑ってしまった。【K1】
11/12 『屍鬼』 第14話「第悼と死話」(10/11/9放映)
屍鬼として蘇生した妻・尾崎恭子を実験台として行われる様々な非情な実験。
ビデオに記録された映像として映し出されることで、より一層淡々とした感情を排した画面作りがなされている。
であるがゆえに、尾崎敏夫の静かな狂気がより一層視聴者に生々しく伝わってくるかのようだった。【K1】
11/11 『Panty and Stocking with Garterbelt』 第11話 「悪魔のような女たち」(10/11/8放映)
悪魔っ娘・デーモン姉妹の登場。
便所から敵秘密基地に侵入とか相変わらずの下ネタぶりだが、今回は何よりもBパートの大部分を占めるアクションに見どころが満載だった。
パンティとスキャンティが便所で両手に持った銃を突きつけあいながら対峙するシーン。さらには壁を間に挟んで両手に持った銃を乱射し、壁や窓ガラスを破壊しながら繰り広げられる銃撃戦。ストッキングとニーソックスの衝撃のアルベルトのように体を回転させながらのぶつかりあい。お伴の動物に運転させた愛車を正面からぶつけ合うカーアクションの派手さも素晴らしい。
構図の素晴らしさカット割のテンポの良さや作画の密度などは、流石は今石さん自身によるコンテだけのことはあった。【K1】
11/10 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第6話「王の柱」(10/11/7放映)
アニメにはちょっと珍しい海女っ娘・マミさんの登場。なのに海女さんとしての見せ場がほとんどないってのは、ちょっと納得いかない。
ケモノ耳メイドさんズとオンディーヌとのけれん味たっぷりのバトルなど見どころは満載で、十分に楽しめたので、不満はないのだけれども。【K1】
11/9 『侵略!イカ娘』 5話「宇宙人じゃなイカ?/学校に行かなイカ?/飼わなイカ?」(10/11/6放映)
Cパート。
ほぼサイレント仕立ててながされるミニイカ娘の動きが非常に愛らしくて思わず見返してしまうほどだった。【K1】
11/9 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第5話「 俺の妹の親友がこんなに××なわけがない」(10/11/6放映)
新垣あやせが人当たりの良い正統派美少女キャラから豹変して見せるヤンデレぶりが凄まじい。
第3話同様の京介の捨て身にもほどがある自爆っぷりが今回も妹と想う兄としての純粋な思いを感じさせながらも、最終的には笑いへと転化されてゆく様が楽しかった。【K1】
11/8 『神のみぞ知るセカイ』 第5話「FLAG 5.0 IDOL BOMB!!」(10/11/5放映)
アイドルかのん編。
最近ではむしろ当然だが、きちんとアイドルキャラに相応しく挿入歌を披露している。ただ3曲も、というのはかなり気合いが入っている。
キャラのデフォルメなどもこなれてきた感じがしてきて、ようやくふつーに楽しめるようになってきた。【K1】
11/7 『それでも町は廻っている』 第4話「四番地 『呪いの方程式』」(10/11/4放映)
歩鳥に振り回される森秋先生の懊悩ぶりは、杉田智和の好演もあって非常に笑えるのだが、如何せん作画があまりにも悪すぎる。残念ながら、ここ最近のシャフト作品の悪い所が出てしまっている。【K1】
11/7 『アマガミSS』 第17話「桜井梨穂子編 第一章 オモイデ」(10/11/4放映)
金網を通り抜けようとして挟まったり、すべり台ではお尻をはまりこませたりと、ぽっちゃりボディな梨穂子の魅力(笑)を活かした脚本が素晴らしい。
金網に嵌って足をじたばたさっせる可愛らしい様子やダイエット宣言したその口で平然とシュークリームを頬張る天然ぶりなども魅力的で、今までのヒロインの中で一番きちんとキャラが「立っ」ている。
入浴後の計量&ストレッチのシーンなど、その魅惑のぽっちゃりボディ(笑)が堪能出来る作画の妙も良かった。【K1】
11/6 『百花繚乱 サムライガールズ』 第5話「第伍話 愛の戦士、登場」(10/11/3放映)
幸村のデレ期突入。安心の釘宮ボイスでテンプレながらも微笑ましいデレぶりを披露してくれている。
初登場時から(幼少時の回想シーンではあるが)いきなりの野外での露出放尿プレイとかをやらかしてしまう直江兼続のいじられっぷりも凄まじかった。大河ドラマで主人公にまで抜擢されたにも関わらず『戦国BASARA』に続いて残念なキャラにされてしまうのは何故なんだろう?
ただ折角の千姫のマスターサムライ化までは盛り込み過ぎで話の焦点が少々ボヤけてしまっている感は拭えない。【K1】
11/5 『荒川アンダー ザ ブリッジ*2』 5話「5BRIDGE*2」(10/11/2放映)
リクがモデルのマンガ『就活戦士リクルート』の目線にエロ画像と同じ修正が入っているのが、リクの顔が猥褻物扱いされているようで何だかちょっと面白かった。もちろん制作者の意図したものではないのだろうけれど。【K1】
11/4 『Panty and Stocking with Garterbelt』 第9話/第10話 「ハナムプトラ/ヴォミッティング・ポイント」(10/11/1放映)
Aパート。
お互いの鼻腔を指で激しくピストン運動してGスポットを攻め立てる新たなプレイのアホらしさに爆笑した。鼻くそをネタによくここまで盛り上げられると感心するやら呆れるやら。
Bパート。
いかにも小林治らしいのっぺりとした顔のリアルなキャラクターに、細かい背景美術、草臥れた平サラリーマンの哀愁やレトロな雰囲気漂う町並み、さらには清川元夢に屋良有作といったベテラン声優の起用など何だか別アニメのような雰囲気だった。
でも結局のところ町中がゲロまみれになってしまういつも通りの展開なんだけれど。
リアルな町並みとキャラクターの中に紛れ込んだアニメ的にデフォメルされたパンテイたちの違和感が良い具合に面白い効果をあげていた。【K1】
11/4 『そらのおとしものf SORA NO OTOSHIMONO フォルテ』 第5話「天界から来た
今回のエンディング映像で智樹がカップヌードルを食べてる理由って今の若い視聴者には多分分らないんだろうなぁ(オリジナルナンバーはHOUND DOGの代表的楽曲で日清カップヌードルのCMソングとして起用されていた)。【K1】
11/3 『ハートキャッチプリキュア!』 第38話「プリキュア、スーパーシルエットに変身ですっ!!」(10/10/24放映)
ムーンライトとフォルテッシモするサンシャインにマリンがちょっとヤキモチ焼いたりする様子や、またその後の「フォルテッシモする?」「しましょう」のやりとりが何だか妙に可愛らしかった。
新必殺技・プリキュアハートキャッチオーケストラで巨大な美しい女性の幻影が浮かび上がるので、てっきりその外見通りの溢れる母性で敵を癒し浄化するのかと思いきや、握りこぶしを固めて敵を地面ごと粉砕するまさかの力業に思わず噴き出した。
デザートデビルの強大さ、4人揃ったプリキュアたちが主題歌をBGMに反撃に転ずる熱い展開など他にも見ごたえたっぷりなエピソードだった。【K1】
11/3 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第5話「マンドラゴラの花言葉」(10/10/24放映)
美少年好きが高じて自滅してしまうプロフェッサー・グリーンのキャラが「立ち」まくっていて、敵なのにどこか憎めない。
堂々と正体を晒しておきながら未だに学園に居座ってるのも何だか許してしまえそうになるぐらいに。
ラストのいけないカウンセリングまで、全く懲りてない感じも微笑ましく、プロフェッサー・グリーン主役回としてはお腹いっぱいなぐらいに堪能出来た。【K1
11/2 『侵略!イカ娘』 第4話「買わなイカ?/乗りこまなイカ?/ニセモノじゃなイカ?」(10/10/30放映)
Cパート。
原作でも大好きなニセイカ娘登場編。
小山力也に川澄綾子と無駄に豪勢なキャスティングが、無駄にハイスペックで残念な南風親子に異様に嵌りまくっている。
栄子のツッコミも実に的確で上手く場を盛り上げていた。【K1】
11/1 『神のみぞ知るセカイ』 第4話「FLAG 4.0 今そこにある聖戦」(10/10/29放映)
クソゲー攻略編。
ゲームキャラの挿入歌のみならずわざわざエンディングまでも用意し(しかもminori在籍の酒井伸和に作詞、天門に楽曲の依頼まで行っている)、エンディングも変更したりと力を入れているが、どうも力を入れる方向性が誤っている気がしてならない。【K1】
10/31 『それでも町は廻っている』 第3話「三番地 『猫省年』」(10/10/28放映)
足を組んだり妄想で先生を踏み付けたりするシーンとか何だか妙にローアングルで歩鳥の生足を見せつけるカットが多く眼福だった。【K1】
10/31 『アマガミSS』 第16話「七咲逢編 最終章 コクハク」(10/10/28放映)
温泉で混浴から告白さらにチューとかとかまるっきりエロゲー的展開だった。
七咲の水泳部らしい水着の日焼けあとが視聴者の見たいものをきちんとはずさぬ安心の仕様で流石だった。【K1】
10/30 『百花繚乱 サムライガールズ』 第4話「第肆話 ねえ忠してよ?」(10/10/20放映)
宗朗とのキスを巡る千と幸村の攻防。
ロリで尊大でツンデレでその上釘宮ボイスというテンプレートの固まりのような幸村は目新しさのない分ストレートに分かり易くて見ていて反応の楽しいキャラではある。【K1】
10/30 『刀語』 第10話「誠刀・銓」(10/10/20放映)
七花ととがめが己の過去や弱点と向き合うことで成長を遂げ、自らの戦う理由を再確認する。
さらには否定姫の過去なども語られ、最終決戦前に向けての整理的なエピソード。
過去の回想や仙人の見せる幻が入り交じり、さらには書き割りのような背景などの効果も面白く仕上げられたエピソードだった。【K1】
10/29 『もっと To LOVEる』 第4話「もっとトラブル10 ヤミヤミファッション/もっとトラブル11 ワンダフル・ラブ/もっとトラブル12 ツインズ☆エスケイプ」(10/10/26放映)
Cパート。
ナナとモモがその先端の膨らんだ部分を優しく手で焦らすように撫でまわし、そして大きすぎるために口に入りきらずにその先端部分のみを口に含み舐めまわし睡液の橋が唇との間にキラキラと光を反射してかかる。そして少女たちの嬌声。
ああ、もちろん尻尾の話ですよ(笑)。
こんなんばっか、というかこれしかないような作品なんだけれども、手を抜かずにきちんとそれを追求する姿勢は好きです。大したことないと分かってはいても、結構好きです。【K1】
10/28 『Panty and Stocking with Garterbelt』 第7話/第8話 「ダイエット・シンドローム/ハイスクール・ヌーディカル」(10/10/25放映)
Bパート。
ランジェリー姿で男女入り乱れてのパーティとか相変わらずモラル捨て過ぎ。もちろん大方の視聴者の予想通り全裸祭りへとなだれ込むわけだけれども(笑)。
短小とか皮かむりとか相変わらず下品な下ネタも楽しい。
勝生真沙子に大塚芳忠とベテラン声優のはっちゃけた演技が聞けるのも良かった。【K1】
10/27 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第4話「ワコの歌声」(10/10/24放映)
初めて対サイバディ戦のないエピソード。
そのためか、Aパート終了時にOPが挿入される普段とは違う構成に。
エンディングの映像で登場するバス停留所での自販機がワコの過去の記憶を元に再構成された世界なので、レトロチックなものに変更されていた。そういう細かい配慮が行き届いている。
突然のにわか雨で逃げ込んだ小屋で窓ガラスに映るワコの着替えにドギマギする展開も妙に古臭い。ま、でもこういう古臭いベタなお約束好きですよ。
幻覚を見せる敵サイバディのゴツゴツしたデザインは横山光輝チックでこれも好みだった。【K1】
10/26 『ハートキャッチプリキュア!』 第37話「強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!!」(10/10/24放映)
冒頭いきなりの戦闘シーンからプリキュアパレスでの第2の試練というシリアス展開。
影との戦いは幻想的な背景美術など(キュアサンシャインが戦うあたり一面のひまわり畑とか)が特徴的だった。影のデザインもそれぞれ黒の上下に白いジャケットとか格好よすぎる。
ただ同じような展開を3回続けて見させられるのは流石にちょっと流れが悪いと思う。【K1】
10/25 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第3話「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」(10/10/23放映)
Aパート、Bパート間の落差が上手い。
一切説明描写を省いて黒猫たちとオタク趣味全開の楽し気な会話のすぐ後に父親を前にして項垂れる桐乃の姿を見せることでその内面の辛さをより際立たせることが出来る。
その後の兄による父親の説得から桐乃の感謝のセリフに至るまでの流れは、熱かったり笑えたり可愛かったりと実に見事な展開だった。
また公園での幼なじみの地味子ちゃんからのモーションもいっぱいいっぱいな感じがとても可愛らしくて、これまたポイントの高い一幕で思わず萌え狂いそうになった。【K1】
10/24 『それでも町は廻っている』 第2話「二番地 『セクハラ裁判が大人気』」(10/10/21放映)
流石に第1話に比べると作画は落ちているが要所要所での細かい芝居が活きていて今回も楽しめた。
Aパートで歩鳥と差向いで座っているタッツンが身を乗り出した時にその豊かな胸がテーブルに接地してちょっとつぶれる感じがたまらない。恋バナから数学、そして人生論にまで迷走する2人の会話の珍妙さも楽しかった。
しかし今回のMVPは何と言っても千葉繁演じる警察官・松田旬作に尽きる。名前の通り松田優作をモデルにしているわけだけれども、デザインの秀逸さもさることながら、やはり千葉繁が演じることによって生じる存在感はやはり大したものだった(原作でも好きなキャラだけれども)。【K1】
10/23 『アマガミSS』 第15話「七咲逢編 第三章 ヘンシン」(10/10/21放映)
遊園地デートでの七咲がラーメンになっちゃって(見えちゃって)バターを溶かして食べちゃうエロ?ってのは、あまりに斬新過ぎて付いていけませんでした(笑)。ここまでヘンだと逆に印象に残ってしまうもので、ある意味楽しめましたけれども。【K1】
10/22 『もっと To LOVEる』 第3話「もっとトラブル07 特恋薬/もっとトラブル08 レンズ越しに見る君は…/もっとトラブル09 愛しの君はシンデレラ」(10/10/19放映)
Aパート。
K1イチオシの唯エピソード。素直になれない女の子ってやっぱラブコメの王道だと思う。今シリーズでは結構優遇されているようなので、ファンとしては嬉しい。
Cパート。
男の娘のリトは、ToLOVEるガールズの中でもかなりヒロイン度が高いのはお約束。
男の子なのに女の子になって友達とデートしなければならないという難しいシチュエーションを渡辺明乃も上手く演じている。
猿山の男として、どうしようもない感じも何だか面白かった。【K1】
10/21 『Panty and Stocking with Garterbelt』 第5話/第6話 「キャットファイト・クラブ/パルプ・アディクション」(10/10/18放映)
何と言ってもBパートが圧巻だった。
書きなぐる文字が「精子」の形だったり、銃(もちろん男根の象徴)を手で握りしめて上下に激しく摩擦したり、使用済みティッシュが散乱したり、さらには男性器を模した工場のデザインなど卑猥な画が満載。
セリフもそれに合わせて「先走ったヤツら」とか「『しごき』に耐え『抜いて』きた」「作戦を成功(性交)せてほしい」「おく(ん)にのため」とかトコトンまで下らない、思いつく限りありとあらゆる射精、下ネタを盛り込んでいる。
ヒドイ。あまりにもヒドイ。こんなにヒドイ作品見たことないです(笑)。この酷さには、☆×3を持って応じたいと思います。
コンテはまさかの樋口真嗣。卵巣へ向かっていく無数の精子たちを、あたかもノルマンディー上陸作戦で散ってゆく無名の兵士のように見立てた戦場シーンなど、こんなアホな話なのにカッコ良く描いていてネタとの落差が笑える。ようやく茂みに到達してさらに奥へ進もうとするところをコンドームによって阻まれるオチも下らなくて大爆笑モノでした。【K1】
10/20 『ハートキャッチプリキュア!』 第36話「みんなが主役!わたしたちのステージです!!」(10/10/17放映)
プリキュア恒例のタレントゲスト回(お笑い芸人ではなかったけれども)。
誰も思ったに違いないが、中学生の文化祭であんな大規模なステージを用意できるわけがない(苦笑)。
まぁそこいらへんに目をつぶれば、ステージはクライマックスに当たる部分だけあってそれなりに見ごたえのある演出、作画にはなっていたとは思うけれども。【K1】
10/20 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第3話「おとな銀行」(10/10/17放映)
女性幹部陣のローアングルからの脚組み合戦がエロかったり眼福だったり何だか妙だったりで面白かった。
今回の敵・タカシくんとは再戦があることが臭わされているが、どうも地味キャラっぽい印象なんでちょっとライバル的な位置付けとしては弱いような気がする。主人公も含めて男性陣にもう少し魅力を感じさせてくれれば良いとは初回時から思っていたけれども。【K1】
10/19 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第2話「俺が妹とオフ会に行くわけがない」(10/10/16放映)
オタクネタ。劇中アニメネタも共にやり尽くした感がある分、初回ほどのインパクトにはちょっと欠ける。
ゴスロリファッションの黒猫に、テンプレートなオタクメガネファッションの沙織・バジーナ(もちろんこの偽名は本人が正体を隠していることをネタとして明かしているわけだけれども)などのキャラはなかなか「立っ」ていたが。【K1】
10/19 『侵略!イカ娘』 第2話「仲間じゃなイカ?/ 祝わなイカ?/ 遊ばなイカ?」(10/10/16放映)
Cパート。初登場時は良識のある娘さんに見えた早苗さんが、あっという間に変態娘に転落してゆく様が笑えました。【K1】
10/18 『神のみぞ知るセカイ』 第2話「FLAG. 2.0 あくまでも妹です/FLAG. 2.5 ベイビー・ユー・アー・ア・リッチ・ガール」(10/10/15放映)
なんでABパートでサブタイトルを変えるのか今ひとつ理由が分かりづらい。
確かにAパートはエルシィが桂木家に入り込み、取り敢えず妹として認められる?までで、Bパートが第2のヒロインの攻略開始ではあるけれども。
前回はクライマックスでのキスシーンが見られただけまだ良かったとは思うが、今回は攻略途中ということもあり、今ひとつ見どころのない展開だった。
エルシィは伊藤かな恵の演技もあって必死なわりには空回り気味なところが可愛らしく見えるキャラとしては、まずまず描かれていたとは思うけれども。【K1】
10/17 『それでも町は廻っている』 第1話「一番地 『至福の店ビフォアアフター』」(10/10/14放映)
10年秋の新番組その11。
原作既読。
OPの数カットを見ただけで、陰翳の濃いキャラ作画など梅津泰臣が手がけたものだと分かる。軽やかなダンスステップにセンスの良いカット割りなどこれだけでもう大満足。EDも流行のガールズバンドネタなわけだけれども、これもなかなか良かった。
本編の出来も期待以上でタッツンのツッコミや可愛い娘ぶったメイド挨拶も悠木碧の演技の巧みさもあってなかなかの破壊力を有していたし、『まりあ†ほりっく』の鼎藤一郎役を彷彿とさせる森秋夏彦役の杉田智和も見事だった。朴訥と喋らせれば右に出るものはいない。
所々床下から真上を映すカットが挿入されていたりとシャフトらしい演出も上手く作品を盛り立てており、文句のない仕上がりだった。
もちろん今期の期待作なのは間違いない。後は作画さえ維持してくれれば。【K1】
10/17 『アマガミSS』 第14話「七咲逢編 第二章 トキメキ」(10/10/14放映)
前回での不足分を補うかのような主人公の変態紳士ぶりが素敵だった。
先生に叱られてちょっとM開眼してみたり、女子水泳部の練習を覗いておっぱいへの熱い想いを熱弁したりと、期待以上だった。
初デート?が公園でヒーローベルトを腰に巻きつけて変身ゴッコっていう珍妙さもちょっと微笑ましく楽しかった。【K1】
10/16 『百花繚乱 サムライガールズ』 第2話「第弐話 裸体転生」(10/10/13放映)
第1話で真田幸村が豊臣家の再興とかのたまわっていたので、徳川家と激しいバトルを繰り広げるのかと思いきや、第2話にして既に馴れ合っている。美少女たちのマジバトルよりもこういう方がストレスなく見られるので楽って言えば楽なんだけれども。【K1】
10/16 『荒川アンダー ザ ブリッジ*2』 第2話「2BRIDGE*2」(10/10/12放映)
アマゾネスと隊長。新キャラ2名の河川敷本格参入。
隊長役の関智一の演技も良かったが、ドスの効いたの太いアメリカン的な大げさトークから無茶ぶりにもほどがある女子高生真似?までこなしてしまうアマゾネス小林ゆうの怪演には流石に負ける。何よりお付きの3人の天狗のネーミングもさることながら、全て中村悠一が声当ててるなんて卑怯すぎるにもほどがある。
EDは第一期でよほど好評だったのか、まさかの着ぐるみ実写ED。今回もその驚きの再現度で見せてくれます。実写はむしろ否定派な私ですが、これにはむしろよくやってくれたと快哉を叫びたい。【K1】
10/15 『もっと To LOVEる』 第2話「もっとトラブル04 暗闇の中でうつるもの/もっとトラブル05 ようこそ!結城家へ/もっとトラブル06 お泊り会」(10/10/12放映)
規制がないわけではないのだろうけれども、あまりそれを感じさせない作品はそれだけでちょっと嬉しい。
取り立てて何か述べたいことがあるわけじゃあないんだけれども、毎回毎回趣向を変えたエロが盛り込まれており、作品のウリや見せるべきポイントがきちんと分かっていて、それを外さないように作られているんで安心してこちらも見ていられる。【K1】
10/15 『そらのおとしものf SORA NO OTOSHIMONO フォルテ』 第2話「驚愕!天使はキョニュウだった」(10/10/11放映)
第3のエンジェロイド・アストレイア。
格好よく登場したかと思えば、あっという間に馬脚を表すお馬鹿さんぶりが愛らしい。その巨乳っぷりも見ごたえあったが、スカートの裾からのぞくパンツを隠すイカロスの仕草や恥じらいに満ちた表情が何よりエロかった。見せるのではなく隠すことでエロさをアピールとはなかなかの高等テクニックです。
無理矢理に挟み込んだ感のあるエロ本エピソードは収まりが悪い印象だったけれども、ラストのエロ本復活からエンディングのエロ本復活祭りへと至る流れや男性器を模した神輿を担いだりする絵面はいかにもこの作品らしい暴走ぶり&頭の悪さ全開で爆笑ものだった。
ただ規制が多くてちょっとヤになっちゃう。【K1】
10/14 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第2話「綺羅星十字団の挑戦」(10/10/10放映)
人妻女子高生がエロ過ぎて、もう他のことなんてどうでも良くなってしまう。人妻女子高生(大事なことなんで繰り返し言いました)。なんて淫靡な響き。
脚本の意図するところは分からないけれども(心を操るキスとの対比ってわけでもないし)、ガラス越しのキスなんてのもお色気たっぷりでキャラの印象付けとしてはバッチリだった。
今回のメカ戦は大塚健による作監でアクションのタイミングなどでは流石に前回のバトルに一歩劣る気はするが、派手なエフェクトやスピード感溢れる演出、たっぷり取られた尺などで、これまた今回も見ごたえ十分な出来だった。【K1】
10/13 『ハートキャッチプリキュア!』 第35話「ワクワク学園祭!ファッション部はバタバタです!!」(10/10/10放映)
文化祭準備編。
文化祭前の慌ただしい雰囲気。忙しすぎてちょっと壊れ気味のえりかたちなど楽しくはある。
バトルが邪魔としか思えないのは流石にどうかと思うが。【K1】
10/13 『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』 第1話「俺が妹と恋をするわけがない」(10/10/9放映)
10年秋の新番組その10。
原作既読。
妹モノにオタクネタを盛り込んだいかにもキャッチーな作品。
とにかく妹の桐乃をどう魅力的に見せるかが作品のキモとなるのは間違いない。
で、肝心の桐乃は今風のちょっとコギャルっぽい外見に兄を兄とも思わぬ自己中心主義的で小生意気な言動と、いわゆる「ツン」的な妹のステロタイプな魅力をそれなりには感じさせてくれる。
少なくともどうやってこの妹がどうやってデレるか、という興味はある程度は惹かれるんじゃないでしょうか。
冷え切った兄妹関係の提示から妹の秘密の趣味の暴露、そして人生相談。と澱みない語り口は飽きさせないが、いささか描写不足ではある(例えば主人公が犯人探しを始める動機などは弱い)。しかし妹の前で妹を攻略するエロゲーをプレイさせられるという羞恥プレイの珍妙さなどは、なかなか楽しい。
ところで作品感想とは全く関係ないのだけれども、桐乃が嬉々として秘密の収納所から取り出し積み重ねられたエロゲーの数々。タイトル見えずとも、パッケージの背表紙などでおおよそほとんどのタイトルを推察出来る自分は人としてもうどうしようもないと改めて思い知らされました(実際、ウチの部屋の中は常時あんな感じですよ(苦笑))。【K1】
10/12 『侵略!イカ娘』 第1話「侵略しなイカ?/ 同胞じゃなイカ?/ 最強じゃなイカ?」(10/10/9放映)
10年秋の新番組その9。
原作既読。
おそらく大半の読者(視聴者)が、どうしても設定が多少ダブっている(宇宙から、深海から、という差異などはあるが)ので『ケロロ軍曹』を連想するのではないかと予測される。
しかし『ケロロ軍曹』がオタク趣味(ガンプラ、その他)やらある種の回顧趣味(失われつつある日本の原風景やら少年時代の郷愁など)、または時々見せる現代社会に対する皮肉などのブラックユーモアをウリにしているのに対して、この作品は清々しいほどに何もない。侵略者との間に種族を越えて結ばれる友情とか困難を乗り越えて一回り大きく成長するとか。そんなものすらない。ただただイカ娘の愛らしさを愛でるだけの作品。そんなイカ娘の侵略者らしからぬおバカで可愛い感じは良く描かれている。
監督はギャグマンガアニメを作らせれば外れの無い水島努。第1話は期待通りに楽しませていただきました。2話以降も同様に期待。【K1】
10/12 『バクマン。』 第2話「馬鹿と利口」(10/10/9放映)
最高が漫画家になることを決意し、そして父親やじいちゃんがそのことについて反対するでなくむしろ応援してくれるような言動を取る。なんて現実ではちょっとなさそうな感じだけれども、かなり熱く描かれており、思わずこちらまで熱くなってしまう。少年よ、夢を持て。なんてストレートに語るには恥ずかしいメッセージをこれだけ真っ当に語って、それが決して説教臭くもなく素直に頷けるのは大したものだと思う。【K1】
10/11 『神のみぞ知るセカイ』 第1話「FLAG 1.0 世界はアイで動いてる」(10/10/8放映)
10年秋の新番組その8。
原作既読。
原作でもそうなのだが、主人公の紹介にエルシィとの邂逅、さらには駆け魂の設定説明に、歩美の攻略。流石に詰め込み過ぎの感が否めない。
そんな感じなので肝心のヒロインの魅力も、またリアルを軽視しギャルゲーの世界をこよなく愛する桂馬の特異なキャラも描写不足で物足りない。
次回以降に期待。
マングローブ制作だけあり画面の仕上がりには文句無し。彩色がちょっと派手めな気はするが。
引っかかりどころの少ない第1話だが、最後のキスシーンでは桂馬がシチュエーション的にも(桂馬が階段を踏み外し歩美が手を差し伸べる)演出的にも(キス直前の赤くなった表情がアップで挿入される)まるっきりヒロイン的な描かれ方をしているのは、きちんと原作の意図を読み取っていて良かったとは思う。【K1】
10/11 『アマガミSS』 第13話「七咲逢編 第一章 サイアク」(10/10/7放映)
気の強い後輩に変態扱いされてなじられるというM属性の持ち主なら垂涎もののシチュエーションで出会うのだけれども、流石にそこまで主人公も変態でなく、いわゆる最悪の出会いから親しくなってゆくというパターンそのままの展開だった。
個人的にはこういうヒロインは好みなんだけれども、引っ掛かるべき箇所がなく、ちょっと印象の薄い新章のスタートだった。【K1】
10/10 『百花繚乱 サムライガールズ』 第1話「第壱話 はじめての忠」(10/10/6放映)
10年秋の新番組その7。
原作未読。
ARMSお得意の『一騎当千』『クイーンズブレイド』の流れをくむ露出過多のお色気美少女バトルもの。
正直この手の作品にさほどの興味はなく、第1話を見て切ろうと思っていたのだけれども、水墨画や浮世絵のイメージに仕上げられた背景美術の美しさや筆で書き殴ったようなエフェクト処理なども印象的で、局部を隠すための修正すら演出の一部に見えないこともない(笑)。
剣豪や戦国武将?の名を持つ少女たちのバトルものに相応しく和テイストで仕上げられており思わず感心させられる。
アバンでの戦闘機などの近代的兵器を刀や槍などの原始的な武器で両断する派手なアバンも掴みとしてはバッチリ。
この手の作品では何より肝心の女性キャラも褌で下半身丸出しの後藤又兵衛の破廉恥なデザインも目を惹くし、生意気ロリでそのうえ釘宮ボイスというお約束的キャラの真田幸村もキャッチーなキャラとして可愛らしく描かれている。千と服部半蔵の主従も女王様&牝犬として妄想を掻き立てられる関係で悪くない。
全く期待されていない男キャラで主人公となる柳生宗朗もきちんと侍として筋の通ったところを見せており、主人公として意外と好感が持てるのも良かった。
まるっきり期待していなかった分、ちょっと評価が甘くなっているとも思うが、甘くなっても構わないと思わせるだけの魅力がある第1話だった。【K1】
10/10 『荒川アンダー ザ ブリッジ*2』 第1話「1BRIDGE*2」(10/10/5放映)
10年秋の新番組その6。
原作既読。
シリーズ再開時のお約束とも言うべきキャラ紹介も今までの粗筋すらなく、第1期の続きからそのままスタートした感じ(サブタイトルの話数も109から始まっているし)。
マラソン大会での村長の熱い走りっぷりがエフェクトをつけられて大げさに描かれていたりして楽しかった。
またリクの妄想の中で繰り広げられるキスシーンが、昔懐かしの日曜洋画劇場オープニングのパロディでちょっと笑ってしまった(このネタが通じる人って、何歳以上なんだろう?)。
このところ作画面での不満が多いシャフトだけれども(今期ももう1本『それ町』があるし)、なんとか最後まで崩れずに持たせてほしいと思う。【K1】
10/9 『もっと To LOVEる』 第1話「もっとトラブル01 もう一度ここから/もっとトラブル02 お風呂戦争/もっとトラブル03 チクタクチクタク恋の音」(10/10/5放映)
10年秋の新番組その5。
原作既読。
まさかのTVシリーズ第2期シリーズ。
OVAのコメントでも述べたけれども、スピンオフ作品(実質的には続き?)の連載も始まり息の長い作品。
個人的にはそれなりに好きなんで、とりあえずは喜びたい。
第1話では、一応シリーズの再開ということでリトとララの関係をサブタイトル通りもう一度おさらいしたりキャラ紹介にもなっている。ララの発明品によるお約束の事故?→エッチなハプニングという基本の流れもきっちり押さえられている。
第2話は早速お風呂。でもこの作品ではよくある展開なんで特にサービス回というわけでもない。そもそも第1話冒頭からララは風呂上がりの全裸をさらしているわけで。
第3話は我らが風紀委員・古手川さんの恋バナ。早速のメインヒロイン当番回を割り当てられる優遇さを、古手川さんファンとして喜びたい。
作画はOVAシリーズと比べても遜色ない。ほっぺのぷにっとした感じなんかはむしろこっちの方がやわらかそうに見えるぐらい。この作品は当然女の子をいかに魅力的に描けるが作品のキモとなるべき部分なので、その点は流石しっかり押さえている。修正の多さにはちょっとウンザリさせられるが。
ドロドロの愛憎劇もなく気楽に見られる楽しいハーレムものを期待。【K1】
10/9 『To LOVEる(OVA)』 第6話「すきま風♪/メタモルフォーゼ/ハンド&テール」
何故か最後はオムニバス。
基本的に1話完結方式の作品なので、水増し分や改変が少なくなり、より原作の雰囲気に近くなっている(第2期シリーズもそのようだけれども)。
いきなり第1話から原作でも大好きな古手川さんの「はいていない」編で萌える。
第2話の蜜柑のコスプレや第3話での尻尾を掴まれて喘ぐララの色っぽい声とかも良かった。
OVAシリーズはこれで終わりだが、次からはTV第2期シリーズで楽しみたいと思う。【K1】
10/8 『Panty and Stocking with Garterbelt』 第1話「仁義なき排泄/デスレース2010」(10/10/4放映)
10年秋の新番組その3。
どう見ても『パワーパフガールズ』のキャラデザの影響を受けたと思われるデザインがまず目をひく。
よりによって作品紹介ともなる第1話から「仁義なき排泄」(笑)。
早速のお下劣な下ネタ全開。ファーストシーンから男をくわえこんでいるビッチぶりから始まって、ヒロインは排泄物まみれになるわゲロするわで、1話目からしてもうヒドイことに(笑)。さらにはどう見てもストリップ小屋の見世物にしか見えないいきなりの等身をあげての武器生成シーなどエロ方面も十分に盛り込まれている。まさに文字通りのエログロナンセンス。Aパートのみでもう十分すぎるほど世界観が説明されきっている。
Bパートはまだ無名時代のスタローンが登場したことでも知られるカルト映画『デスレース』のパロディ。サブタイトルの絵もそれを意識したものになっている。
暴走し雨霰と降り注ぐパトカーの群れ。爆走する列車。今石×GAINAXらしい作画の暴走ぶりが楽しい。
このハイテンションさは、2話構成のぐらいでちょうど良い感じで、それ以上は正直疲れるし、30分持つような種の面白さでもない。
このテンションをどこまで維持し続けることができるのか、に期待。【K1】
10/8 『そらのおとしものf SORA NO OTOSHIMONO フォルテ』 第1話「キミも脱げ!帰ってきた
10年秋の新番組その4。
原作既読。
OVAを挟んでの第2期。
朝立ちでいきり立った股間をそはらから隠す為にイカロスにミサイル撃ち込ませるという開始早々わずか数カットだけで、第1期未見の視聴者にすら作品の方向性を間違えることなく伝えるアバンの見事さに感心するやら笑ってしまうやら。
さらには、その後の第1期OP映像を使った悪趣味なパロディにも笑ってしまい(確かにオレのベルが鳴ってる(笑))、前作でも魅力だった悪ノリさ加減が早くも全開気味なことに安心する。
肝心の本編は夢の世界に入り込む機械を使うことで、メインキャラの夢(願望、欲望?)を見せることでキャラの紹介もきちんと兼ねている。
何といってもそはらさんの淫夢がアブノーマル過ぎて他の夢なんてあっという間に霞んでしまう。一緒にお風呂はともかく、赤ちゃんプレイとかマニアック過ぎる(笑)。そはらさんの取り乱しっぷりやら、智樹への理不尽な制裁とか楽しすぎる(ちなみにそはらさんがドライバーで智樹をナイスショットするのは、同原作者による『へ?んしん!! ?そなたバーディ・ラッシュ?』へのオマージュになるのかな)。
もうこれが見られただけでも十分満足の第1話だった。
今回も気楽におバカな作品であってくれれば良いなぁ。【K1】
10/7 『STAR DRIVER 輝きのタクト』 第1話「銀河美少年」(10/10/3放映)
10年秋の新番組その2。
「銀河美少年」ってサブタイトルでまずウケる。普通だったら絶対こんな恥ずかしい言葉使わない。つか使えない。青春の暴走みたいな。若気の誤り、みたいな感じで。それを堂々と使ってしまうセンスはやはり榎戸洋司ならでは。さらには怪しげな仮面をつけた衣装に、「綺羅星」とか言ってピースサインする形で手を仮面の前にかざしてどこの超銀河系アイドルだよ。みたいなポーズなど、全編に亘ってそのような奇妙奇天烈なセリフや設定に溢れ返っており、隙あれば視聴者を笑わせたり呆気に取らせようと手ぐすねひいて待ち構えている。
第1話にありがちな強引かつ唐突な展開も、そういう流れの一貫として組み込むことで、視聴者をけむにまき、先の展開を読ませない機能として働いている。さらにはこの先どう転んでゆくのか、そしてどうなるのかという期待感は湧く。
はったりの効いた演出に、中村豊作画による静と動の緩急のついたロボットアクションも見事。闘牛と闘牛士を意識した敵サイバディの重厚な突進とそれを華麗にいなして見せるタウバーンの対比で、単に枚数をかけて動かすだけではないアクションを見せてくれる。
オリジナル作品では作画は良いけれども脚本はダメ。というボンズお約束の作品にならなければイイなぁ。期待を込めてこの先も見守らせていただきます。【K1】
10/7 『To LOVEる(OVA)』 第5話「ナナとモモ」
ナナとモモの悪戯によって酔ったヒロインたちの見せる痴態が良かった。
特に普段抑圧されまくっている古手川の開放され具合がイイ感じだった。もちろんK1は古手川ファンなので、美味しく頂かせていただきました。【K1】
10/6 『バクマン。』 第1話「夢と現実」(10/10/2放映)
10年秋の新番組その1。
原作既読。
冒頭、いきなり劇中アニメ・『超ヒーロー伝説』のオープニングが流れ出して呆気にとられる。元ネタの『とっても!ラッキーマン』をかなり意識したものになっており、ガモウひろしの絵にかなり似せてきていると思ったら、大場つぐみ本人が作画にクレジットされておりちょっと吹いた。
ほぼ原作準拠の脚本で主人公2人の出会いから、マンガを目指す決意をするに至るまでの道筋が、あれよあれよと言う間にスピーディに展開してゆく。
いささか話の展開が出来すぎな気もしないでもないが、澱みない語り口は確かに飽きさせないし美麗な作画もあって、楽しく見られる。
原作モノには定評のあるカサヰケンイチ監督だが、実質的な監督は共同クレジットされている秋田谷典昭になるのかな?
あまりコメントは書かないことになるとは思うが、この先ずっと楽しめる作品になるだろうことは間違いない。【K1】
10/5 『そらのおとしもの SORA NO OTOSHIMONO』 第14話「プロジェクト
アニメ続編放映前のおさらいとして、コミックス第9巻付属のOVAを見る。こういう販売形式が最近増えたよなぁ。確かに単品で発売されるよりも安価なので、その点は宜しいのだが、限定版のパッケージだと他の巻から浮いてしまって、そこら辺は困りもの。
それはともかくとしてTV未放映話。とくれば当然期待はTVでは規制に引っ掛かる描写も無修正だと言う事でしょう。
しかもサブタイトルが「桃源郷」。わざわざ「桃源郷」の上に「ピンク」とまでルビをふってある。これはもう期待するしか。
と思いきや、TV版同様に肝心の局部には修正が(涙)。いや、まぁ原作の方でも同様の修正があるんで、原作に忠実と言えばそうなんですけれどね。ただこのオレの熱いリビドーを一体どこにぶつければ良いのか(笑)。
お話のほうは、壮大なナレーションと叙情的な背景やBGMで無駄に智樹の生きざまを盛り上げる手法が相変わらずだけれども楽しかった。【K1】
10/5 『ハートキャッチプリキュア!』 第34話「すごいパワーです!キュアムーンライト!!」(10/9/26放映)
全編ほぼアクションのみという熱い展開。
たった1人でダークプリキュアのみならずサソリーナたちを圧倒するムーンライトのタイトル通りの超絶な無双ぶりが気持ち良い。
ダークプリキュア相手に見せる猛烈な闘志と、サバクの大幹部たちを肉弾戦で華麗に圧倒してみせるアクションなどの組立もよく考えられている。
さらにはサソリーナの髪を相手に綱渡りなどを見せるブロッサムの動きや、ロングレンジでのマリンとクモジャキーの撃ち合いなど作画陣の健闘が素晴らしい。
さらにはファッション部絡みでゆりさんを初めてのコメディに参戦させてちょっと顔芸を引き出す展開も、コロンとの悲しい別れで辛い気持ちのままで終わらせずに支えてくれる仲間の存在を感じさせてくれる明るいラストになっていて良かった。【K1】
10/4 『けいおん!!』 第26話「番外編 訪問!」(10/10/2放映)
番外編その2。沢ちゃん家のお宅訪問。
相変わらず本編に組み込んでも良い内容。DVD(Blu-ray)ジャケット撮影のメイキング映像が見られるところが番外編っぽいと言えなくもないが、それだったらいっそのこと、それだけで1話作ってみせれば良いのに。ちょっとどっちつかずの中途半端な感じになってしまっている。
さらには唯たちが不在の合間をぬって新歓ライブに向けてあずにゃんが憂たちとともに練習している様子が描かれ、唯たちの卒業後もきちんと軽音部が廃部になることなく受け継がれてゆくことが予感されてのラストは最終回っぽい感じになっていた。
とは言ってもメインは沢ちゃん家でも相変わらずの軽音部コントを繰り広げる面々なわけで、やっぱいつも通りの内容だった。
第1期は1クールで2年間を語るためにいささか駆け足気味にイベントをこなしていた印象もあるが、第2期は2クールで1年間というゆったりとした構成のためか、部活から離れた日常での何気ないイベントにもフォローがいくようになってこの作品の持ち味がかなり活きたと思う。
この作品に対するマイナス評価として「中身がない(類義語としてドラマがない)」という意見があるようだが、それらは何ら作品に対する否定になっていない。
例えば普通の部活を描いた作品であれば、何らかの問題が目の前に生じた際(軽音部であれば学祭のイベントとか)それを越えるべき壁として到達すべき目標として捉える。それはライバルの存在であったり自らの欠点の克服などであったりする。過酷な特訓を重ねてその障害を乗り越える。そこには主人公の成長というドラマがある。
対して『けいおん!』で描かれる部活はたゆまぬ練習による演奏の上達の過程ではない。そこでは常に暢気なティータイムが行われる場であり、そしてお約束のようにあずにゃんに「真面目にしてください」と叱られたり、そしてあずにゃんが先輩たちに絆されて流されたりする。楽器の上達よりも梅雨の天候に一喜一憂したり期末テスト勉強に慌てたりする面々の様子を描くことが主となる。そこでは成長もなくドラマもない。結果、いつまで経っても唯はあずにゃんから叱られてばかりおり、それを見て視聴者はその変わらなさに安心する。そしてキャラの愛らしさを愛で続けることで満足する。
もちろんそれは京アニの高い作画力と現実の商品や実在の場所を巻き込んだ視聴者への作品世界への参加、ひいては販売戦略の見事さがあればこそのものではある。
卒業することによって彼女たちが高校生活で迎えるイベントは全てやり尽くしてしまったわけだが、大学に行ってもこの面々が同じようなことを繰り返している様子が目に浮かぶようだ。と思っていれば映画化も決定したようで、これはまだまだ楽しめそうです。そちらも期待しております。【K1】
10/4 『To LOVEる(OVA)』 第3話「
水着回。
脚本に明らかに前後の脈絡の合わないヘンな箇所があるのだけれども、とにかくヒロイン陣の水着をただただ堪能するお話。
不自然なほどカメラ目線でグラビアアイドルやイメージビデオ(ソフトエロモノ)ばりのポージングを決めちゃってくれてます。挿入歌までも流れてストーリーなんてもう無いに等しい。
水着姿の女の子やスリ硝子越しにその日焼け後を心ゆくまで鑑賞する。まさにそれのみ。そういう思い切りの良さは決して嫌いじゃないです。
何故かエンディングは1人水着姿を披露しなかったリコちゃんの水着姿で、ここまで徹底されるともう脱帽です。【K1】
10/3 『世紀末オカルト学院 OCCULT ACADEMY』 第13話「Episode.13 マヤの文明」(10/10/1放映)
ノストラダムスの鍵についての意外な真相は面白くはあったが、強引な幕引きとしか思えない力業的なラストにはちょっと唖然とさせられる。いや、まぁここまで堂々とやられると、ある意味馬鹿馬鹿しいぐらいに清々しさを感じなくもない。もちろん苦笑込みではあるが。
とにかく中盤の無駄な展開が悔やまれる。もう少しノストラダムスの鍵の真相へ迫る展開やら伝奇アクションなどを期待していたのだが、そこら辺はまるっきり肩透かしをくらった気分。
1999年であることの意義を見出せないのも残念な点。全然ノストラダムス関係ねぇ。これだったらどこかの胡散くさい映画でも取り上げられていた2012年のマヤ暦でも全然構わない(ヒロインの名前はそこから取られたんだろうけれど)。
そしてさらには作画が何よりも辛い。折角の麻生我等によるキャラデが十分に活かしきれていない。
文句ばかりつらつらと並び立ててきたが、ヒロインであるマヤの造型の素晴らしさなど十分に評価できる点もあった。マヤの父親やオカルトに対する屈折した愛情の寄せ方などはとても印象的で、さらには容赦なく文明を罵倒する姿の生き生きした様子なども非常に楽しかった。まだまだ物足りないが胡散臭いオカルトネタも楽しかった。
このご時勢にアニメオリジナル枠を確保して放映するという貴重かつ大胆な試みを行ってきた「アニメノチカラ」だが、既にもう青色吐息と言った様子。第1作はキャッチーに過ぎた気もするが(その割には媚びが足りないと思うが)、第2作の満州事変時周辺の戦前中国を舞台にしたり、またこの第3作の胡散臭いオカルトをウリにしたりとふつーのアニメにはない面白い視点を提供しているのだが、肝心のアニメそのものが今ひとつ弱いのが困ったもの。ただ、なんとかオリジナルアニメの火を絶やさないためにも、これからも頑張って欲しい。と思っていたのが、次クールでのアニメノチカラ枠がない。もしかしてもう打ち切り?【K1】
10/2 『To LOVEる(OVA)』 第1話「リト、女になる」(10/7/6放映)
スピンオフ連載開始記念並びにアニメ続編放映前のおさらいとして、今更だけれどもコミックス(第13巻)付属のOVAを見る。
基本的に第1期のスタッフ陣が続投している。当然キャストに変更もなし。
コミック最終巻発売から半年以上終了しており、かなり久しぶりに作品世界に触れたことになるためか、存外楽しく見られた。
原作でもおそらく人気のあったのではないかと思えるエピソード(その後でもたびたびリコちゃんが登場していることからそれが窺える)でタイトル通りのいわゆるひとつの女体化編。
もちろん女の子同士の際どいスキンシップもOVAだけあってTV版よりさらに過激に楽しめる。ここらへんは『そらのおとしもの』のTV未放映話とは違う。TV版とOVA版の違いは、ジャンプ本誌における連載時の湯気などによる修正の入ったバージョンとコミックにおける無修正バージョンとの違いに等しい。
その無修正OVA版第1巻に入浴シーンが2度もある原作をアニメ化することに決定した判断を何より褒め称えたいと思う。【K1】
10/2 『アマガミSS』 第12話「中多紗江編 最終章 コイビト」(10/9/30放映)
喫茶店でのデート。ベストカップルコンテスト、さらにはクリスマスの映画館デートと少々駆け足気味の展開でそれぞれの描写が薄くなってしまっているのは今までのヒロインと同様に残念。
ベストカップルコンテストで手縫いのウェディングドレスで臨んだりするのはかなり重い女の子って感じだけど、なんとなくそういうキャラっぽい雰囲気はある。しかしそれ以上に映画館デートでの胸元が空いたミニの露出過多気味の黒いアダルトな衣装が前日の白い清楚なウェディングドレス姿とのギャップもあって、これには主人公同様に結構悩殺されるものがあって良かった。【K1】
10/1 『ストライクウィッチーズ2』 第12話「最終話 「天空より永遠に」」(10/9/27放映)
詰まるところは、魔法には不可能はない。って感じのご都合主義的力技展開による大団円なわけだが、その代償として芳佳がすべての魔法力を失うと言うので、まぁ許せる範囲内に収まっているのではないかと思う。
何よりも坂本少佐の危機に、ただ1人でストライカーを身につけ飛び立つ芳佳の姿が描かれているのが良い。第1期でも、この第2期でも、何かを守るために甲板から飛び出す芳佳の姿は繰り返し印象的に描かれており、彼女の最後のフライトの花道を彩っている。
その芳佳を501の仲間たちがサポートに駆けつけるのも繰り返し描かれてきたシーンではあり、それを最後の最後に目にすることは嬉しくはあるが、魔法力を使い果たしていたはずの彼女たちが飛ぶにはもう少し何らかのフォローが欲しいところではある。
気になると言えば第1期ではネウロイとさえ和解を目指していた芳佳が今期ではネウロイを倒すべき敵としか見倣していないことに少々違和感を感じなくもなかった。
そういった大雑把な構成でちょっと気になる点はあるものの、作画演出は前作の人気を受けての続編だけあり、全ての面において向上している。
ただ続編の宿命ではあるのだが、作品の肝心のウリとも言うべき、衝撃的な下半身パンツ丸出しのデザインそのもののインパクトはもう感じられなかった。年端もいかぬ少女たちがパンツを見せびらかしながら大空を飛び、銃器をぶっぱなす映像が普通にしか見えないのは、我ながら末期症状なのではないかとも思うのだが(苦笑)。
結局ネウロイの正体と目的、宮藤パパの生存など未回収の謎や伏線も残っているので第3シリーズの可能性も残してはいるが、芳佳の魔法力の回復よりもそういった面で困難が伴うように思われる。何だか規制も以前より厳しくなった印象を受けるし。【K1】
10/1 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』 第12話「ACT12 All DEAD'S attack.」(10/9/27放映)
高城邸崩壊、そして脱出。
概ね原作通りの展開だが、原作以上に押し寄せる<奴ら>の群れとの死闘をたっぷりと見せる構成になっており、さらにはパンチラに胸揺れなどお色気も満載でエロ&グロ、そしてアクションというこの作品のウリをたっぷりと味わえる最終回だった。特に印象的だったのは、毒島先輩が自らの体重を利用してハンヴィーの車体を傾ける荒業で、現実的に考えて先輩程度の重みで車体が傾くわけないんだけれども、勢いで見せ切ってしまう見事なウソリアリティが快感だった。
エンディング直前の街に溢れかえる<奴ら>を前にした妙に明るい雰囲気は、直前に高城パパ&ママを置き去りにして逃げてきたことを考えると、いささか違和感を感じるものの、ただ全てが終わってしまった世界での居直りなどから来る明るい絶望は分からなくもない。
タイトルに「OF THE DEAD」を冠した由緒正しいロメロのゾンビものの系統を引き継ぐ作品。ゲーム(「バイオハザード」シリーズ)やエロ方面に特化したいかにも現代的な装いがなされている。身体を欠損させ人間らしさを失った<奴ら>のおぞましさや生きながら肉を貪りくわれる被害者たちの断末魔の様相、さらにはパンチラなどの過剰なお色気。どれも規制の厳しいTVでありながらかなり健闘している。
そういう作画面のみならず、極限状況で剥き出しにされる人間性やそこから生じる葛藤やドラマなども見ごたえがあった。
強いて欠点を挙げるのならば、やはり中途半端な形で物語が終了してしまっている点か。これは仕方のないことでもあるので、この不満点を解消するためにも、是非続編を期待したいものです。【K1】
9/30 『生徒会役員共』 第13話「生徒会役員共!乙!」(10/9/27放映)
最終話にも関わらず新キャラを平気で登場させたりするのはもう当たり前なんだなぁ。ただ誰もがエンドクレジットを見てのけぞっただろうけど、CV:椎名へきるがサプライズ過ぎる。
ただ今回は最終回ということでAパートの終了時に(何故かミコトメインで)エンディングが流れて、後半は最終回特別座談会という構成になっている。お約束ではあるが、各キャラの捏造するウソ名場面集なども楽しかった。
先日放映が終了した『みつどもえ』とネタがかなり株っており、しかも向こうのほうがキャラも「立っ」ていればギャグの切れ味も上で、どうも色々と損を引いていたように思うが、ほぼ全て監督がコンテをきっているためか、話数を重ねるごとに明らかに面白くなっており、もう少しこの愛すべきキャラたちと付き合っていきたいと思ってきた所での終了なのがつらい。
ライバル?の『みつどもえ』は第2期も決定したようなので、できればこちらも負けじと続編を期待したいところです。【K1】
9/30 『戦国BASARA弐』 第12話「蒼紅決死戦!激闘の果てに吹く風の音よ!!」(10/9/26放映)
伊達政宗vs豊臣秀吉、真田幸村vs毛利元就、片倉小十郎vs竹中半兵衛(さらには上杉謙信vs石田三成、島津義久vs本田忠勝)と豪華タイマン勝負目白押しで、慌ただしい構成だが明確な落としどころがはっきりしているので安心してバトルを楽しんで見られる。
槍2本で戦艦の進撃を止める幸村や正宗諸共拳1つで小田原城を粉砕してみせる秀吉など、この作品らしいはったりの効いた展開などは尤もらしさとかこじんまりとまとまったリアリティなんか糞食らえ、みたいな爽快感がある。
バカもバカなりにモノを考えて成長する。ってところを見せたかったのだろうが、この作品にそんなものを期待して誰も見ていない。刀を一閃させれば竜巻が巻き起こり雑兵共が吹き飛ばされる世界で兵法とかちゃんちゃら可笑しい。さらには陸上を我が物顔で侵攻し、コロニーレーザーまで発射してしまう移動要塞でもが登場しているわけで、そんな中で一体どんな既存の兵法に意味があるのか。そもそも竹中半兵衛の軍略も秀吉の圧倒的な戦闘力頼りとしか思えず、わざわざ敵をまとめて粉砕しようとする意図が分らない。それならそれでも結構なんだけれども、結局のところ最終的には上記したような個別での戦闘になってしまっており、これでは何がしたかったのか全く分らない。
前田慶次の言う「平らかで和やか日本」とやらも実質を伴わない夢物語としか思えず共感など何一つ出来ない。
とにかくこちらの期待していたのは、細かい理屈などぶっ飛ばすような熱い魂と魂のぶつかり合いだったのだが、蓋を開けてみれば主人公たちは悩んでばかりで、どうにも爽快感に欠ける。
そんな中でも最終話など、満足のいくアクションを心ゆくまで堪能できた回もあったので、それで良しとしておきたいと思います。
劇場版上映も決定したようなので、そこでは熱くなれる作品を期待しております。【K1】
9/29 『ハートキャッチプリキュア!』 第33話「キュアムーンライト、ついに復活ですっ!!」(10/9/26放映)
真打登場、と言った感じのキュアムーンライトの復活。ただ変身のバンクはちょっと地味な感じなのが少々残念。まぁ(現役)プリキュア史上最高年齢なんであまり色気のある変身はNGなのかもだけれども。【K1】
9/29 『けいおん!!』 第25話「番外編 企画会議!」(10/9/25放映)
企画会議というので、てっきり先輩たちの去った軽音部で春休みにあずにゃんたちが新入生獲得のための計画を練るのかと思えば、ふつーにまだ唯たちが在校中のエピソードだった。まぁ、いつもどおりの面子が見られて良かったんだけれども、別に本編に組み込んでも良かったような気がする。
唯の髪型から察するに、卒業アルバムのすぐ後のエピソードという感じか。【K1】
9/28 『みつどもえ』 第13話「君に届かない」(10/9/25放映)
前回の次回予告での宣言通り最終回とは言え、いつも通りの通常運行。
強いて違いを挙げるのならば、エンディングが最終回仕様になっていることぐらいか。エンディング後の番宣を利用したお約束のギャグ(補導される丸井家のパパの姿)には不覚にもちょっと笑わされてしまった。
最初から最後まで安心して見られるコメディだった。
三つ子をはじめとした強烈な個性のキャラが揃っていて、これだけキャラの「立っ」た作品もなかなか無い。
お下品なネタも単純にピープ音が入るような過激さなものを声優さんに言わせる羞恥プレイ的なものではなくてきちんとギャグになっており、また勘違いが暴走しまくるコントも良く練りこまれていて爆笑させられることが何度もあった(もちろんこのあたりは原作の功績に寄るところが大きいが)。
作画も小学生の色気不足の寸胴な感じの年相応の可愛らしさが上手くデフォメルされていて秀逸だったし、演出も毎回手堅く仕上がっていた。
第2期の制作も決定している?ようなので、また三つ子たちとその仲間に会える日を楽しみに待ちたいと思います。【K1】
9/28 『刀語』 第9話「王刀・鋸」(10/9/22放映)
七花が慚鬼の元に弟子入りして、まさかの部活ラブコメ展開。
とがめのヤキモチの焼きっぷりやら狼狽ぶりがやたらと可愛くて悶えそうになった。
刀を巡る勝負ではめくら将棋で相手の心理をかき乱すという作戦は面白いのだが、映像的には今ひとつ盛り上がらない。その分は、真庭忍群最後の紅一点・鴛鴦の最後の見せ場でそれなりに満足出来たが。【K1】
9/27 『世紀末オカルト学院 OCCULT ACADEMY』 第12話「Episode.12 千の風、美の尋めゆき」(10/9/24放映)
黒魔女との決戦。
前回いきなり正体を現した黒魔女さんが、全ての元凶が自らであることを明かし、理由はよく分らないのだけれども、世界を滅ぼそうとしており、それを封印することで世界は救われました。めでたしめでたし? って感じの超展開には唖然とさせられる。伏線とか全く無意味だったのには恐れ入る。
大家&定食屋のおばちゃんの怪演やら、黒魔女と白魔女との魔術バトル、さらにはマヤと文明両者による呪文詠唱など、見どころはそれなりにあったとは思うのだが。【K1】
9/26 『HEROMAN』 第26話「第26話 フェイス」(10/9/23放映)
再生ゴゴールとの決着。そしてまさかのドクターミナミ脱獄エンド。続編に照準を合わせてのことなのかもしれないが(続編の可能性は極めて低いと思う)、どうせ脱獄させるのだったら最終決戦前にヒーローマンとタッグを組むという展開などに持っていくべきだったのではないか。
ボンズらしい豪勢な作画陣による派手なアクション作画の見どころは満載。
自己犠牲によるヒロイズムを否定し、以前のゴゴール戦で暴走したヒーローマンをジョーイが止めたように、自らを犠牲にしようとするジョーイをヒーローマンが身をもって止めるという展開も悪くはない。そういう意味では結果的に自己犠牲的な行為により仲間を救ったが家族の元に帰れなかった父を越えることで、ジョーイは真のヒーローになったということなのだろう。
ただ最後の敵がいくらパワーアップしているとは言え、スクラッグの残党に再生したゴゴールと言うのは少々インパクトには欠ける。再生怪人はどこか最初からやられ役っぽい印象がつきまとってしまう。そういった意味で地球の危機というほどの緊迫感が正直感じられなかった。
ウィル(とついでにニック)の扱いがひどすぎるのも気になるところ。彼らがその身に受ける悲運は、彼らがジョーイに対して行ってきた行為や愚かさに対する罰としてあまりにもむごすぎる。怪物としてのヒーローの悲哀などはある意味スタン・リーらしいテーマなのかもしれないが、何らかの救済を用意してやるべきだったのではないだろうか。
ヒロインであるリナの影が薄いのも気になるところ(アメリカナイズされたチアガールヒロインなんて日本じゃ珍しいのでちょっと期待していたけど、たんなるコスプレでしかなかった)。最終決戦などに全く絡んでこないヴェラ先生に正体がばれる必要もなかったとしか思えない。
大雑把で行き当たりばったりの展開が多く話には正直あまり興味はもてなかった。ただいつものボンズ作品らしく作画は本当に素晴らしく、それが楽しみで毎週見ていた。最終話の☆×2はあくまでそれを評価してのもの。【K1】
9/25 『ストライクウィッチーズ2』 第11話「第11話 「私であるために」」(10/9/20放映)
第1期を彷彿とさせるような終盤に至っての坂本さんの再びの魔法少女定年説。
やるだろうな、とは思っていただけれども大和浮上の構図なんかは、明らかに『宇宙戦艦ヤマト』を意識している。『ヤマト』世代ではないにしても、男の子(笑)なんでやっぱ燃えるものがあります。さらにはヴェネツィア上空のネウロイの巣を防御するネウロイの群がアダムスキー型の円盤だったり、大和がネウロイのバリア?に激突するシーンなどは、『ヤマト』にオマージュを捧げた『ふしぎの海のナディア』の最終決戦を踏襲している。佐伯昭志コンテなんで、おそらく間違いない。
そういうオタク的な見方を除いたとしても、ウィッチーズとネウロイの空戦は見ごたえあるし、何故かビーム兵器ではなくネウロイの爆撃(もちろんビーム兵器によって轟沈される大和の姿など誰も求めてはいない)によって煙をあげる大和の姿には男泣きしてしまいそうになる。【K1】
9/25 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』 第11話「ACT11 DEAD storm rising」(10/9/20放映)
高城邸での休息の続き、そして核ミサイルの発射。
原作と同様の流れだが、前々回で原作の順序をいじくって毒島先輩とのエピソードを挿入しているために、麗の孝に投げかけるセリフが一々裏を読まさせられるようになっていて、非常に生々しい男をめぐる女の戦いの駆け引きが見られて楽しかった。【K1】
9/24 『戦国BASARA弐』 第11話「覇走豊臣大本隊!本気の慶次、断腸の抜刀!!」(10/9/19放映)
前回に引き続き作画の充実度がまず素晴らしい。
毛利元就を部下の買収による毒殺だけで事足りるとする素人目にも適当過ぎる謀略やら、結局のところ兵力を分散させるという愚を犯しているようにしか見えない小田原、毛利同時攻略など竹中半兵衛の軍略の稚拙さには正直呆れるし、この期に及んでまだ不戦を貫こうとする前田慶次の代わり映えのしない説得などもウンザリなんだけれども、それを補って余りある勢いが今回のエピソードにはあった。
太陽光を利用したコロニーレーザーとしか見えない戦艦・日輪の超兵器の破壊力の出鱈目ぶりには、その威力に慄然とさせられるよりも爆笑させられるところなんかはこの作品らしい痛快さがあった。
また伊達政宗、真田幸村の2大主人公がそれぞれの場所で巨大な敵に対して自らの戦いを始めることが、期せずして豊臣軍に対する連帯の形をとっている所なんかも普通に熱くなれる展開だった。【K1】
9/23 『ハートキャッチプリキュア!』 第32話「イケメンさんと対決?そんなの聞いてないです〜!!」(10/9/19放映)
コッペ様の男前っぷりに危うく惚れそうになった(笑)。
つぼみの恋が毎回告白以前の段階で壊れてしまっているのが何気に酷くて楽しい。【K1】
9/23 『けいおん!!』 第24話「最終回 卒業式!」(10/9/18放映)
最終回。
とは言ってもお約束の京アニお約束の番外編がこの後に付くので実質的な最終回はもう少し先になるのだけれども。
学生生活を締めくくるお涙頂戴のイベントであるにも関わらず、唯の持つ色紙やら謎の伝言が気になって仕方がなく、啜り泣きひとつ聞こえないここまでカラッとした卒業式も珍しい(笑)。
そんな感じで決して最終回だからとか、卒業式だからといって仰々しく見せないいつも通りのどこかシリアスになりきらない展開で最後まできちんと描いているのが良かった。
そんな中でも、さわちゃん先生が生徒たちの去った教室に1人でそっと机の表面を指先で撫でて黒板を背にして歩いて行く姿を引き気味の構図でとらえた後で振り返り黒板に残された生徒たちからの寄せ書きを目にして思わず涙ぐむシーンなんかは、それまで色紙の寄せ書きという見えるエサで引っ張って来て本命を隠すという構成のために、さわちゃん同様こちらにとってもサプライズだったので、不意打ちで心にグッとくるものがあった。
また同様に気丈に振る舞っていたあずにゃんが思わず本音を漏らして泣きくずれてしまうシーンや、その後の演奏なども派手ではない分、心に染み入るものがあり、良い最終回だったと思う。
番外編がどうやらこの後の続きというのも良い。【K1】
9/22 『世紀末オカルト学院 OCCULT ACADEMY』 第11話「Episode.11 マヤの死」(10/9/17放映)
この作品にしては珍しく作画が良い。
振り返った美風さんの揺れる胸の谷間に浮かんだ汗や、絡みつく舌の間に伸びたテラテラと光る唾液、ムッチリとした胸の谷間に変身シーンと、フェチ度も高い。
ただ正直なところ、美風さんが怪しいことなどはその初登場時からあからさまで、ここまでグダグダと引っ張るのは正直間延び以外の何ものでもなかったし、またマヤの死という衝撃的な展開もフェイクとは分かってはいても少なくとも次回までは騙してほしかったんで、話そのものには正直あまり感心は出来なかった。【K1】
9/21 『アマガミSS』 第10話「中多紗江編 第二章 トックン」(10/9/16放映)
第一章以上にノリノリなナレーションが楽しい。
放課後の教室での水着へのナマ早着替えとか足を責められ喘ぎながらの質問攻めとか、頭がおかしいとしか思えない特訓の数々の変態っぷりは、主人公としての面目躍如の活躍だった。
お湯に浮いたりまんま肉まん2個分(どういう単位なんだか)という紗江ちゃんのボリュームたっぷり過ぎるおっぱいのインパクトもかなりのものだった(見せ方には作画的にも演出的にももうひと頑張り欲しいところだったが)【K1】
9/20 『屍鬼』 第10話「第悼話」(10/9/14放映)
尾崎医院襲撃の裏側で同時進行されていた結城夏野襲撃計画。
こういう他エピソードと同時進行するエピソードを絡めた別視点が導入されることによって、物語がより多重的な構造になって一層の深みがますように感じられる。
また夏野と辰巳の対峙シーンでは、辰巳の背後に兼正の屋敷が見えており、それだけで雄弁に辰巳の出自を語らせるカットなども良かった。【K1】
9/19 『生徒会役員共』 第10話「それは津田君の使用済みティッシュ//サンタさんの性癖/下着もつけたほうがいい?/10-C 私でよければ付き合うが」(10/9/13放映)
いつも通りの仕上がりだけれども、何故かCパートでは妙にコトミちゃんの芝居動画に光るものがあって印象的な仕上がりだった。画面狭しと賑やかしくちょこまこと動き回って、可愛らしく元気一杯な妹キャラって感じで描かれていた。【K1】
9/18 『ハートキャッチプリキュア!』 第31話「悲しみの正体!それは、ゆりさんの妖精でした…」(10/9/12放映)
前回のゆりさんとポプリの絡みからきちんと今回のエピソードへと話がつながっている。無邪気にまとわりつこうとするポプリとそれを避けるゆりさんのカットは印象的で確かにつぼみに何かあると悟らせるのに十分だった。
デザトリアンのパワーアップやらプリキュアたちの合体技?が、それほどインパクトのあるものになっていないのは残念だった。【K1】
9/18 『戦国BASARA弐』 第10話「復活の若き虎!改造大要塞・日輪の脅威、東へ!!」(10/9/12放映)
原画がスゴイことに(笑)。
その人海戦術を活かした大軍同士のぶつかり合うモブシーンの物量にまずは圧倒される。島津、幸村両名に吹き飛ばされる雑魚キャラたちの描き込みも半端ない。
松永久秀の仕掛けた地雷原に次から次へと騎馬が吹き飛ばされてゆくシーンが、ある意味笑ってしまうんだけれども、矢鱈と格好良くて痺れる。
迷いの果てに幸村が自らに不足しているものを悟るシーンも、押し寄せてくる鬼気迫る敵兵の形相など、徴兵されただけの足軽の必死さをよく伝えているからこそ、自らの討った敵兵らの思いまで背負う覚悟がより強く感じられる。また夕陽に染まる浜辺で島津と酒を一献酌み交わしての別れの会話なども情感たっぷりに描かれていて単に派手なアクションだけで終わらないエピソードになっていた。【K1】
9/17 『けいおん!!』 第22話「#23 放課後!」(10/9/11放映)
卒業式前日の最後の放課後。最後ということで、どこか全体的に感傷的なムードを漂わせながらも、いつも通りのどこかズレて緩んでのんびりとして心地の良い、やはりけいおん部らしいという難しい雰囲気を抑制の効いた演出で見事に出していた。だからこそよりしんみりしてしまう。いつもの京アニらしく番外編があるのだろうけれども、次回が最終回。メンバーも卒業してしまうので、流石にもう続きもないだろうと思うと尚更に。【K1】
9/17 『みつどもえ』 第11話「マジで変する5秒前」(10/9/11放映)
Aパート。ヒロインにあるまじき、みっちゃんのはみ出た贅肉のボリューム感に圧倒される。
Bパート。小学生の子供を持つ母親にあるまじき、杉崎ママのド変態ぶりに戦かされる。井上喜久子がノリノリで痴女を演じているのが楽しすぎる。にしても、井上喜久子、最近こんな役ばっかや。【K1】
9/16 『アマガミSS』 第9話「中多紗江編 第一章 コウハイ」(10/9/9放映)
周知の通りにK1は大のナレーション嫌いなんだけれども、今回の冒頭からあたかも米国産青春ドラマのように唐突に爽やかに挿入されるナレーションは何だか妙に面白かった。ナレーションなのにツッコミどころ満載なところとか。何よりも中田譲治ってのが卑怯すぎる。
で、今回から当番回になる後輩ちゃんの中多紗江。終始小動物的な上目遣いの表情やら、ちっこい身体に似合わぬグラマラスボディとか(終盤のおんぶジャンケンのイカレた展開もこの作品らしいクレイジーさで笑った)、如何にもな後輩キャラを衒いも無くストレートに描いていて、なかなか魅力的だったのではないでしょうか。【K1】
ここで屍鬼たちが尾崎医師と若御院を襲わないわけが正直分らないんだけれども、真っ暗な背景の中を徐々にアップになって迫ってくる奈緒さんの様子がそれだけでゾッとするような人外のモノの雰囲気を漂わせていて印象的だった。【K1】
9/14 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』 第9話「ACT9 The sword and DEAD」(10/9/6放映)
向き合っていたはずなのにわざわざ毒島先輩の背後に回っておっぱいを鷲掴みにする孝くんの行動に笑いそうになる。さらにその後に続く吹っ切れた冴子さんが<奴ら>を相手に見せるダイナミックなアクションシーンのカッコ良さに痺れさせられるのだが、その後の「濡れるッ!」っていう書き文字に全てぶっ飛んで爆笑させられる。まぁ原作でもかなりインパクトのあるエピソードなんだけれども、あまりにも悪ノリし過ぎだろ、って感じで。
冴子さんの濡れ透けブラとか生着替えとか、色々と溜まらん話でした。【K1】
9/14 『生徒会役員共』 第10話「10-A メイドは見た!お嬢様の淫らな(略)/10-B 俺にそんなキャラ設定はない/10-C 私でよければ付き合うが」(10/9/6放映)
突然、MMRのパロディが唐突に挿入されているのが、何だか時節を外しまくっていて、逆に印象的だった。
何にしても、ここ最近テンポも良くなっていてキャラも良く動いていて、かなり面白くなっている気がします。【K1】
9/13 『ハートキャッチプリキュア!』 第30話「ポプリが家出!いつき、ボロボロです!!」(10/9/5放映)
アバンで我が侭を言うポプリを叱りつけるいつきさんの「メッ!」が可愛すぎて悶絶しそうになった。オレも「メッ!」されてぇ。
それはともかく、いつきの取り乱しっぷりがタイトルから想像できるほどではないのは残念だったが、アクション回としてはかなり見ごたえがあった。
横山光輝の漫画に出てきそうなロボットみたいなデザインをしたデザトリアンが四足歩行して顔を突き出してビームを発射したり(『エヴァ』の使徒を意識してる?)となかなか面白かった。【K1】
9/12 『戦国BASARA弐』 第9話「竜と鬼 尾張の激突!爆走!伊達・長曾我部連合軍!!」(10/9/5放映)
結局未決着のままで終わってしまうのだが、舎弟を引き連れてのヤンキー同士のタイマン勝負といった雰囲気の伊達正宗vs長曾我部元親のバトルは、この作品らしくエフェクトがばりばりにかかった破天荒でど派手なバトルで見ごたえもあった。【K1】
9/12 『けいおん!!』 第22話「#22 受験!」(10/9/4放映)
バレンタイン、そして受験イベント。
バレンタインと言えばかつてはラブコメの定番だったけれども、男の影もない世界では、当然女の子同士できゃっはうふふ、みたいな微笑ましいイベントになっている。ま、最近は現実でも友達チョコって感じでやるらしいけれど。
何気ない1つ1つのエピソードにも、卒業を目前に控え、1人残されることになるあずにゃんの寂しげな様子がちょっと心を打つようになってきた。
職員室から逃げ出したあずにゃんとそれを追った憂と純ちゃんが渡り廊下で会話をする構図が淡い色彩と冬の寂しい背景があずにゃんの心象を想像させもして印象的だったり、けいおん部でも1人後輩で可愛がられているあずにゃんが、クラスでもマスコットキャラ的扱いなのが可愛らしかったり、合格通知メールを受け取ったことを直接見せずに純ちゃんの視点から憂が携帯を持ったまま顔を伏せているシーンで分からせたりなどの演出も良かった。【K1】
9/11 『みつどもえ』 第10話「ちぢょになる」(10/9/4放映)
再び全てのパートでみっちゃんを辱めるエピソード。非常に正しい意味でのみっちゃんメイン回。これほど汚れ役が似合う小学生もなかなかいない(笑)。
Aパートで痴女扱いにしてその続編のBパートでは良いところで〆ると思わせつつ落とすのも期待を裏切らない展開で、Dパートではアナルまで穢されてしまう酷過ぎるオチも素晴らしすぎる。【K1】
9/10 『HEROMAN』 第23話「第23話 ソルティ」(10/9/2放映)
スクラッグの残党に占拠されたホワイトハウスへの強行着陸。カーゴが開き強風に煽られながら仁王立ちになるジョーイ、そして新装備を纏ったヒーローマンの勇姿。飛び交う砲弾を掻い潜ってのダイビング、そして翼を持ち空を滑空するヒーローマン。敵陣への強行着陸という展開に思わず熱くなってしまう。最終決戦の幕開けに相応しい序盤戦だった。【K1】
9/10 『アマガミSS』 第8話「棚町薫編 最終章 シンテン」(10/9/2放映)
雪を足元に見下ろすちょっと幻想的なシーンは良かったと思うし、その後でのお泊りイベントもドキドキ感がなかなか堪らない感じだったが、そこまでしておいてのまさかの寝オチにはちょっと萎えた。薫はちょっと好みのキャラだったので、あまりパッとしない感じで終わっているのが少々残念だった。【K1】
9/9 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』 第8話「ACT8 The DEAD way home」(10/8/30放映)
麗のおっぱいを台座代わりにして銃を撃ち、その反動でおっぱいが波打ったりりするカットやら、放たれた弾丸が冴子さんの股下やら乳の間を掻い潜るシーンの馬鹿馬鹿しさに大笑いした。エロいんだかカッコイイんだかバカなんだかよく分からない。
それとは別にパーティ全滅の危機に際しての絶望感や悲愴感の出し方なども、救出が来ることは分かってはいてもなかなか真に迫っていて引き込まれるものがあった。【K1】
9/8 『ストライクウィッチーズ2』 第8話「第08話 「翼をください」」(10/8/30放映)
芳佳の新型ストライカーユニット登場編。
謎のスランプから、巨大ネウロイの襲撃(もう少し圧倒的な巨大感、存在感が欲しくはあった)に仲間のピンチ、絶体絶命のピンチに際して満を持して登場する新兵器、そして圧倒的な力での完全勝利と、お約束的展開を堂々と描ききっており、気持ちが良い。
スランプに陥った芳佳を気遣う仲間たちの姿も、お互いを思いやる気持ちが素直に伝わってきて良かった。こういうとき、ペリーヌさんは実に便利なキャラです。【K1】
9/8 『生徒会役員共』 第9話「9-A いくらで買います?/9-B なるほど!関係ないな俺たち!/9-C ベネズエラ」(10/8/30放映)
いきなり始まった前回までのあらすじが、第8話の下ネタばかりを集めたあまりにもひどいもので、不覚にも笑ってしまった。しかも何だか繋げてみると、意外とテンポも良いし。嘘次回予告はもうネタとしては使い古された感もあるが、「製作側と視聴者とのシンクロが大事な時代です ご協力お願いします」ってテロップには少しウケた。まぁ、規制の厳しい時代ですから、そこらへんは、仕方ないですよねぇ。【K1】
9/7 『ハートキャッチプリキュア!』 第29話「夏、ラストスパート!私のドレスできました!!」(10/8/29放映)
『弱虫ペダル』をはじめとして、最近ちょっとブームが来そうな予感のする自転車競技(ロードレース)。これに中高生の夏休み若気の至りランキングナンバー1と言っても過言ではない、自転車旅行を組み合わせてのエピソード。努力すること、諦めないことをテーマにした真っ当な展開で、可も無く不可も無くと言った内容。
ところで最近バトルシーンを見ていて気になっているのは、キュアサンシャインの扱いについて。いつき自身武道の達人であり、ど派手なデビューを飾ったためか、ピンチらしいピンチのシーンを作れずに扱いづらそうに見える。そういう意味では次回のエピソードに期待しているのだが。【K1】
9/6 『みつどもえ』 第9話「変人はサンタクロース」(10/8/28放映)
ほぼ全編無音のまま進行するサイレント劇や(絶えず流れている音楽さえ、それっぽい感じを意識していて良かった。ただSEを入れたりするのは、ちょっとやめた方が良かったのではないだろうか)突如としてエンディングテーマに流れ出すヨハン・シュトラウスの『美しき青きドナウ』、徹子の部屋のパロディなどの小ネタなど、妙に実験的なし仕上がりになっている。上手いかと問われれば、決してそうとは言えないのが、少々辛いところではあるが、なかなかの意欲作として楽しめました。【K1】
9/6 『けいおん!!』 第21話「#21 卒業アルバム!」(10/8/28放映)
卒業アルバム1つでダラダラと話が作れてしまうのは、この作品ならでは。髪の毛を梳いたりするカットなど、いつも以上に甘ったるい雰囲気が出ていてイイな、って思う。
前髪を切りすぎてしまった唯のいつもとほんのちょっと違うデザインなんかは、なかなか上手いと思うし、それのフォローをするけいおん部の面々の必死のフォローも何だか楽しかった。
けいおん部の面々が全て同じ女子大を受験することになるのは、いかにもこの作品らしいぬるま湯的変化に乏しい展開だけれども、おそらくファンの希望もそんなところなんだろうな。って感じはする。【K1】
9/5 『世紀末オカルト学院 OCCULT ACADEMY』 第8話「Episode.8 まんま亜美〜ヤ!」(10/8/27放映)
吸血生物と言えば、胡散臭さの度合いにおいてやはりチュパカプラの右にでるものはない。そもそもチュパカプラは作中でも述べられていたように比較的近年に登場した新たな怪異であり、目撃された姿はグレイに似ていることから宇宙人という説もある。
グレイにキャトルミューティレーション、そしてチュパカプラへと繋ぐコンボはなかなか見事でした。でも、こんな楽しみ方は明らかに間違っているけれども。【K1】
9/5 『HEROMAN』 第22話「第22話 メモリーズ」(10/8/26放映)
ジョーイママが、ジョーイ(性別:オス)を大人にしたらまんまこんな女の子になるんだろうなぁ、って感じで短い登場ながらも印象的だった。パパは明らかにヒーローマンにそのイメージが投影されている感じになっている。【K1】
からくり人形・日和号との戦い。
4本の手足を持ったデザインも面白く、また様々なギミックを内蔵し空まで飛んでしまう日和号の動きが面白い。
心も無くただ主の命じるがままに刀を振るう日和号にかつての己の姿を重ね、1人の人間としてとがめの刀として戦うことを決意する七花の宣言は熱いものがあるが、いささか唐突にも思える。
よりイチャラブ度を増したとがめとの夫婦漫才も、ニヤニヤさせられるし、金髪美女・否定姫ととがめの陰湿な言葉の応酬なども楽しかった。【K1】
9/3 『ハートキャッチプリキュア!』 第28話「サバーク史上最大の作戦!夏休みの宿題おわりません!!」(10/8/23放映)
夏休みの定番、終わらない夏休みを利用するという何だか子供向けの一昔前の特撮モノのような作戦。捨てゼリフまで何だか「ありそうな」感じ。
夏休みの宿題の意義や学ぶことの楽しさなど、かなり教育番組的な主張だが、それらを嫌味に感じさせない程度には物語りにきちんと落とし込んでいる。
最大の作戦ということで、今までにないほどの大量のデザトリアンを生み出しているが、そのも扱いは普段の戦闘員と変わらないような感じで、特別な危機感はあまり感じられないのは少々肩透かしだった。
マリンがおでこに指を当てたときにはもしかしておでこからビームを出すのかとも思ってしまったけど、まさかそのポーズの後でおでこパンチ(なに、このネーミング)がくるとは予想外でした。可愛かったですけどね。【K1】
9/2 『ストライクウィッチーズ2』 第7話「第07話 「モゾモゾするの」」(10/8/23放映)
第1期第7話「スースーするの」に対応するエピソード。
同様に夜間哨戒任務を終えて基地へと帰投するサーニャの臀部のアップから物語が始まり、それぞれの朝の寝姿が映し出されるところまで第1期を踏襲している。
相変わらずの堂々たる脱ぎっぷりを披露するバルクホルンに、エイラのサーニャへの痴漢行為、ペリーヌの剥き出しの生尻に放水したり、さらにはバルクホルンとハルトマンのノーパン出撃、最後のトドメにミーナ隊長の食い込みパンツとか、とことんまでお尻に拘った馬鹿馬鹿しい展開が素敵だった。
最後のミーナ隊長の嘆きは、その尻圧で記念すべき200機目のネウロイを撃墜?してしまったことよりも、こんなお尻回で、当番を迎えてしまった嘆きにも聞こえてしまう。【K1】
9/2 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』 第7話「ACT7 DEAD night and the DEAD ruck」(10/8/23放映)
死者が闊歩し生者を喰らい、世界がたった1日で変貌し、生者は自らが生き残るために他者を見殺しにする。ゾンビ映画で描かれる世界ではむしろ人間こそが最大の脅威、暴力として描き出されることが多い。かつては人間だったものを撲殺し、そしてガソリンスタンドでは生者を見殺しにした主人公たちが、それでもまだ人間らしさを失っておらず、この先も生き残るべき存在であることを再確認させられる重要なエピソード。
その重要なエピソードを描くにあたって、今までのような<やつら>のおぞましさや<やつら>を相手にする中で失われてゆく人間性に焦点を当てるのでなく、あくまで無力な少女を救い出すという爽快感を前面に押し出す演出で描かれているのは非常に正しい。MELLさんのアップテンポの挿入歌をBGMにしての救出劇は純粋に孝たちの活躍を期待して見れば良い。
さらには前回に引き続き露出度の高い女性陣によるサービスカットの連続。揺れる乳に、裸エプロン+黒Tバック下着での冴子先輩の目の冴えるようなアクション。
股間に挟み込んだ銃が大きくそそり立っているのは、まんま男根の象徴で笑った。【K1】
9/1 『生徒会役員共』 第8話「#8-A あ?!お前は朝のイチゴパンツ!/#8-B 筆おろしが流行るかもしれん/#8-C みんなの分まで私が戦う!」(10/8/23放映)
あれ?何だか面白い。
コンテも相変わらず監督自らなのに。何だかいつもよりも面白く感じられる。
まずネタが良いというのはある。Aパートの会長の妄想を少女マンガ風展開で延々と見せる箇所やら、Bパートの男嫌いの風紀委員という美味しい設定の新キャラの登場、さらにはCパートでは柔道の寝技パートがBLモノ風イメージ映像に置換されており、それだけで楽しいというのはある。
ただBパートで、会長と風紀委員・五十嵐カエデが対峙するシーンではズッコケるシーンが来ることが予測出来ていても、上手くタメが活かされていて、緊張感を感じさせてくれる演出などなかなか良く、全体的に崩し画や省略の適度な使用も随分と上手くなっている気がする。【K1】
9/1 『ハートキャッチプリキュア!』 第27話「おじいちゃんはイケメンさん?キュアフラワーの初恋です!」(10/8/22放映)
空手の修行のために山篭りしていた若き日のおばあちゃんとか、結局何がしたかったのかよく分からない髪をおろしたサソリーナやら(ふつーに可愛らしかった)、なかなかぶっとんでいて面白かった。
でも遮断機の下りた踏み切りで立ち止まるみつる君のカットから始まって、かつておじいちゃんとおばあちゃんの仲を繋いだオルゴールがまた時代を越えてつぼみとみつる君という新たなカップルに受け継がれる構成はよく出来ていたと思うし、またお馴染みの青山充の1人原画ではちょっと丸っこい感じのキャラ作がに程よく崩れたえりかが何だか可愛らしくてよく纏められたエピソードになっていた。【K1】
8/31 『けいおん!!』 第20話「#20 またまた学園祭!」(10/8/21放映)
けいおん部最後の学園祭ライブ。
ロミジュリの練習に時間を取られていて新曲の練習なんか出来るわけない。とかそういうツッコミはこの作品には野暮ってもんでしょう。少なくともこの作品はそういう目前の目標に対して「どう対処するか」ではなく、そこで「どんな行動をとるか」を描くことをスタンスにしており、だから唯は成長もせず、相変わらずMCではグダグダになるわけで、肝心の感動で終わるはずのセリフも意味不明でそれがお約束の味になっていて安心させられる。
それはともかく、ステージ上のみならず観客たちの仕草まで実に細かいところまでしっかりと描写が積み重ねられ、ライブの生き生きとしたかつゆるゆるの雰囲気が丁寧に活写されており、いかにも京アニらしい丁寧な仕上がりになっている。
そのライブの盛り上がりそのものよりも、その後での部室でのもう2度と迎えることのないこれからの学園生活の予定を語り合い、そして涙する面々の姿は卑怯ではあるが、思わずこちらももらい泣きしそうになる。なかなかずるいよなぁ。【K1】
8/30 『世紀末オカルト学院 OCCULT ACADEMY』 第7話「Episode.7 マヤの亜美〜ゴ」(10/8/20放映)
ミステリーサークル、アダムスキー型UFOにグレイ型宇宙人、そしてキャトルミューティレーション。
宇宙人ネタでもっとも有名かつ胡散臭い部分を並べ立てる展開が楽しい。
ミステリーサークルが登場した時点で既にやらせだというのは分かるのだが(実際、イギリスでのそれもそうだった)、だがそれがイイ。
亜美が思わずマヤの頬をぶってしまう/また父親にぶたれてしまうシーンでは、きちんと亜美のその後の表情をフォローしていて、彼女の内面をきちんと斟酌できるようになっている。
あと、今回と次回(「まんま亜美〜ヤ」!)のサブタイトルがヘンで面白い。【K1】
8/29 『アマガミSS』 第6話「棚町薫 第二章 トマドイ」(10/8/19放映)
ハプニングキス(なんか、書いていて白ける現象としか思えないんだけれども)のお返しにおヘソにキスして嘗め回すという、唐突に変態性癖に目覚めてしまう主人公の行動が期待を裏切らない。しかも放課後の図書館でコトに及ぶという、ふつーだったら絶対ばれるだろというエロゲ的シチュエーションにも呆気に取られる。もうここまで来ると確信犯的としか。
いや、でも前回も述べたけれども、お互いの距離感を測りきれずに挙動不審気味な行動をする薫は可愛いと思いますよ。【K1】
8/28 『ストライクウィッチーズ2』 第6話「第06話 「空より高く」」(10/8/16放映)
第501統合戦闘航空団の百合百合んカップル?、エイラ&サーニャ。
ガイナックスの佐伯昭志らしい、全長3万メートルを越える巨大ネウロイのアイディアや、あたかもロケットを打ち上げるように総勢11名のウィッチたちが第1、第2ロケットに分かれて攻撃班を成層圏まで押し上げる作戦など、お話の組み立て自体がまず面白い。特にウィッチたち自身による三段式ロケットの円陣を組んで飛び立つの画のセンスが凄い。この画があるだけで、かなりこのエピソードは成功しているとすら言っても良い。
エイラ&サーニャのユニットによる挿入歌のみを流した敵ネウロイとの交戦を描いたミュージッククリップの出来も良く、爆風の衝撃で手が離れそして再び堅く結ばれるまでの無音のタイミングなど完璧すぎる。
さらには、そんな中で2流のウィッチとバカにしていた芳佳を、誰かを守りたいという気持ちをサーニャが理解することで認めるという展開も無理なく収められていて、色んな意味で良く纏め上げられた良質なエピソードに仕上がっている。【K1】
8/27 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』 第6話「ACT6 In the DEAD of the night」(10/8/16放映)
原作既読者ならば誰もが待っていた肌色多めのおっぱい祭り。巨乳揃いのヒロインたちだからこそのボリューム感満載がたまりません。
アクションよりもここぞとばかりに惜しみなく一流原画家を投入する間違った力配分にも感動。
何よりも我々アニメファンの視界を悉く遮ってきたイージスたる(笑)、あの忌まわしき湯気がない。規制に逆らうのでなく、きちんと局部を構図や遮蔽物で覆ったりカットを切ったりすることで、風呂場でありながら湯気がほとんどないという現実ではありえないパラダイスを生み出している。
間違って欲しくないのは決して我々アニメファンが局部を映し出されることを望んでいるわけではないということだ。ましてやDVDで湯気のない完全映像を。なんてもっての外だ。
制作者が本来意図したであろう構図や画を台無しにしてしまう湯気は作品を歪めた形で放映してしまうから故に、それらは排除されるべきなのだ。生乳が見たいとか、そういうわけでは断じてない。決して。いや、多分。もちろん見られるのなら、それはそれで良いに違いないが。
ただ規制が存在することを承知で敢えてそれで放映してしまう作品が昨今多いので(それこそ商業的な意図で)、一概に規制側が悪いとも言えないんですけれどもね。
もちろん酒乱痴女も、裸エプロン(+黒下着付き)も堪能させていただきました。
孝と麗の濡れ場の甘ったるいだけでないどこか切羽詰ったものを感じさせる雰囲気や、橋上での騒乱など、見られるべき点は他にも数多く、流石は山本沙代によるコンテだった。【K1】
8/26 『ハートキャッチプリキュア!』 第26話「勇気を出して!友達になるって素敵なんです!!」(10/8/15放映)
正直なところ、地味子ちゃんがいつきに対して素直になれない理由がよく分からない。
もちろんそれを個人の気質と断じてしまえばそれまでなのだが。やはりキャラとして感情移入させるには、もう少し内面の描写が必要だったと思う。
前回ぽわわ〜ってされたサソリーナがまだ今回も妙にほんわかしているのが、何だかちょっと面白かった。【K1】
8/26 『戦国BASARA弐』 第6話「脅威の豊臣・毛利同盟!海原を裂く覇の豪拳!!」(10/8/8放映)
豊臣・毛利連合軍vs長曽我部。
久しぶりにこの作品らしい馬鹿馬鹿しさを堪能できた。
視聴者がこの作品に求めているのは、刀を振るいながら戦うことの虚しさを嘆いたり、平和の理想を説くことなどでは決してない。
拳1つで海を割ったり地面を隆起させたり、馬鹿でかい船が車輪で陸地を行く。そんな馬鹿馬鹿しくも熱い映像こそがこの作品の持ち味に他ならない。
宙に舞った豊臣秀吉の巨体が船の穂先に降り立つとシーソーの如く巨大戦艦・富嶽の船体が傾いだりする嘘リアリティなども楽しい。
久方ぶりにこの作品本来の面白さが出ていたと思うので、ちょっとおまけ気味だけれども☆×2で。【K1】
8/25 『けいおん!!』 第19話「#19 ロミジュリ!」(10/8/14放映)
唯の舞台登場率たけぇ(笑)! 何気に全場面登場してるし。くしゃみをこらえて鼻をむずむずさせるヒロインにあるまじき表情ですら可愛らしく描いてしまう作画には感服です。
ただ肝心のロミジュリの方は澪律のコンビならではの展開などがあまり見られずに残念だった。一番気になるのが木になってる(←ダジャレ)唯の演技ってどうなんだろう。
ま、けいおん部なので、クラスでの出し物をそこそこにして明日に備えての練習やらお泊り会に注力するのは妥当なんだけれども。
学園祭準備の高揚感など、ちょっと昔を懐かしんでしまうぐらいにはよく描かれていたと思う。【K1】
8/24 『世紀末オカルト学院 OCCULT ACADEMY』 第6話「Episode.6 文明の道程」(10/8/13放映)
正直かなり作画のあやしい作品なんだけれども、マヤのアップなどにはかなり修正が入っているのがかなり救いになっている。文明の記憶の中のウェルズの『宇宙戦争』の宇宙人による地球侵略シーンは意外と迫力あったけれども。
臨死体験編の、感動も何も捨て去ってしまうラストの実に下らないオチには、ベタだけれども笑ってしまう。
ただ次回予告ではサブタイトルに「道程」と「童貞」のダブルミーニングが為されているような感じだったけれども、文明君のチェリーボーイっぷりは描かれていないのが残念だった。【K1】
8/24 『HEROMAN』 第20話「第20話 ミッシング」(10/8/12放映)
何故か1週遅れでホリーが水着姿を披露。その後のジョーイの女装に全て持ってかれた感じだけれども。でもどちらもそれを前面に出して見せようとしていないんで、あんまりサービスにはなってない。そこを好意的に見るべきかどうかは難しい。【K1】
8/23 『アマガミSS』 第5話「棚町薫 第一章 アクユウ」(10/8/12放映)
棚町薫編。前回の森島・ラブリィ(笑)・はるか先輩と比べると、こっちの方が好き。
それは個人的な好みというのもあるけれども、この友達以上恋人未満って関係から来るじれったさに寄るところが大きい。やはりラブコメの基本は距離感だと思っているので。気の置けない友達と思っていた相手が特別な異性に見えてきて、その距離感に戸惑いを覚えてその感情を持て余すヒロインの姿に萌えるじゃありませんか。さばさばした性格の、あまり異性を感じさせないキャラであるからこそファミレスのミニスカ衣装やら悶える姿がより魅力的に見える。なかなかツボを心得ていらっしゃる。
ちなみに佐藤利奈の女の子声ってのも結構好きです。【K1】
8/22 『ストライクウィッチーズ2』 第5話「第05話 「私のロマーニャ」」(10/8/9放映)
イタリアのローマを舞台とするということで、お約束の『ローマの休日』ごっこ。
真実の口やら広場でジェラートどころかラストの記者会見まであるのには驚いたが、正直話としての見所はあんまりなくって残念だった。【K1】
8/22 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』 第5話「ACT5 Streets of the DEAD」(10/8/9放映)
パーティ合流直後のアニメオリジナル部分のダイナミックなアクションが良かった。
バイクでの大ジャンプから、毒島先輩とのコンビネーションプレイなど、非常にけれん味たっぷりで、リアリティよりもいかに見せるかを重視したアクションだった。【K1】
8/21 『生徒会役員共』 第6話「#6-A 津田くんは読まないわ!使うのよ!/#6-B 受けがあるなら攻めがあるだろー!/#6-C いや、服は着て来い」(10/7/20放映)
アバンのOPテーマを歌うトリプルブッキングの偽バラエティ番組でのカメオ出演はそれほどサプライズでもなんでもなかったが、その後に放映された『無毛超人バイバーン3』のタイトルに、不覚にもちょっと吹いた。そのアニメ内アニメ番組で主人公と戦う敵の兄役?の声、おそらく若本さんのモノマネをしているんだろうけれど、結構上手かったと思う。【K1】
8/20 『けいおん!!』 第18話「#18 主役!」(10/8/7放映)
学園祭。
クラスの出し物で主役のロミオ役に選ばれた澪たんを襲う様々な受難(笑)。
久しぶりに澪たんのヘタレ受けっぷりが堪能出来たんで満足です。【K1】
8/19 『アマガミSS』 第4話「森島はるか編 最終章 レンアイ」(10/8/5放映)
お風呂を覗きに来なかったことをはるか先輩から咎められ衝撃を受ける際のSEが馬鹿馬鹿しくてちょっと受けた。そしてさらに10年後にまで飛ぶエピローグでもう開いた口がふさがらない。つか、クリスマスイブデートにホテルでプールさらには部屋で2人っきりで彼女がいきなりお風呂に入るというシチュとか、あまりにも都合良すぎる展開にちょっと呆れ気味だったのだが、ここまで突き抜けられると何だか逆に感動してしまいそうになるから不思議だ。多分、錯覚だけれども(笑)。【K1】
結城に迫る死んだはずの清水の影と、徐々に村を取り囲む死の気配が濃くなってゆくことが上手く相関関係をなして描かれており、2重の意味での緊迫感がある。
パターンではあるが、徹ちゃんのベッドの下から仰向けになって這い出してくる清水が、それだけで既に人にあらざる者の気配を十分にまとわい付かせており、ゾッとするようなおぞましさを感じさせるのが何よりも良かった。【K1】
8/19 『アマガミSS』 第4話「森島はるか編 最終章 レンアイ」(10/8/5放映)
お風呂を覗きに来なかったことをはるか先輩から咎められ衝撃を受ける際のSEが馬鹿馬鹿しくてちょっと受けた。そしてさらに10年後にまで飛ぶエピローグでもう開いた口がふさがらない。つか、クリスマスイブデートにホテルでプールさらには部屋で2人っきりで彼女がいきなりお風呂に入るというシチュとか、あまりにも都合良すぎる展開にちょっと呆れ気味だったのだが、ここまで突き抜けられると何だか逆に感動してしまいそうになるから不思議だ。多分、錯覚だけれども(笑)。【K1】
結城に迫る死んだはずの清水の影と、徐々に村を取り囲む死の気配が濃くなってゆくことが上手く相関関係をなして描かれており、2重の意味での緊迫感がある。
パターンではあるが、徹ちゃんのベッドの下から仰向けになって這い出してくる清水が、それだけで既に人にあらざる者の気配を十分にまとわい付かせており、ゾッとするようなおぞましさを感じさせるのが何よりも良かった。【K1】
8/17 『ストライクウィッチーズ2』 第4話「第4話 「かたい、はやい、ものすご〜い」」(10/8/2放映)
タイトルは言わずと知れた第1期第5話「はやい・おっきい・やわらかい」を連想させる、また新型のストライカーユニットの実験配備という点も同様だ。しかしユニットを装備するのは、シャーリーではなく第1期第4話でメイン回だったバルクホルンとなっており、そういう意味では第1期第4話を連想させもする。おそらく意図的にそういう操作を行っているものと思われ、前作と比較するとちょっと面白い。もしかすると最後に登場するハルトマンの双子の妹も、第1期第4話で語られていたバルクホルンの妹との代用なのかもしれない。
肝心のエピソードとしてはバルクホルンとシャーリーとの喧嘩友達的な関係を掘り下げるもので、シャーリーのおっぱいの所有権を主張するルッキーニとかちょっと面白かった。【K1】
8/16 『ハートキャッチプリキュア!』 第25話「海へゴーです!いつきウキウキ夏合宿!」(10/8/1放映)
新EDのお披露目。他と比べて明らかに大きいキュアムーンライトにちょっと噴き出しそうになる。曲もダンスも前のEDの方が出来が良いのがちょっと残念。
今回もいつきスペシャル回だったが、何だか妙にファッション部の眼鏡っ娘が目立っていた。まぁでもなかなかイイ味出してたんで赦す。
ファッション部の合宿に合わせてか、砂漠の使徒の大幹部3人組も合宿って展開は悪くは無いのだが、見られるのはクモジャキーの赤フン姿だけで(笑)合宿シーンがないのは少々残念だった。【K1】
8/15 『みつどもえ』 第5話「ブラ!ブラ!ブタ!」(10/7/31放映)
ABCDパート全てにおいて肉体的精神的に容赦なく繰り返されるみっちゃんへの羞恥プレイの数々が素晴らしい。やはりS気質のある女王様キャラを精神的に屈服させるのが良いではないですか。まぁ実際は3姉妹の中で最も隙の多い迂闊っ娘で、そのギャップが愛らしいわけで。
Cパートのおっぱい勝負におけるスク水での、色気のない寸胴の小学生体型がなかなか可愛らしく印象的に描かれていたのも印象的だった。【K1】
8/14 『世紀末オカルト学院 OCCULT ACADEMY』 第4話「Episode.04 文明の崩壊」(10/7/30放映)
日本最大級の偽書『竹内文書』に、日本最大のピラミッド(笑)皆神山。オカルト好きにはたまらない組み合わせです。皆神山の内部に空洞があるという説は昔から言われており、さらには多少の重力異常も見られるとかどうとか。ちょっと残念なのは、それを世界樹伝説に結びつけたことで、やはりそこは飛び切り胡散臭い宇宙人ネタでやって欲しかったと思う。
小林ゆうが珍しくシリアスで真面目な女性キャラを演じていると思っていたら前回から壊れ気味になってきて、安心した(笑)。やっぱ小林ゆうの演じる女性キャラはそうでなくっちゃ。【K1】
8/13 『アマガミSS』 第3話「森島はるか編 第三章 ヤキモチ」(10/7/29放映)
冒頭の数分こそ、サブタイ通りのはるか先輩のヤキモチぶりを愛でられるものの、主人公の膝裏へのキスに始まり衆人環視の中でのイメージ緊縛プレイとか、あまりにもの変態っぷりに慄いた(笑)。それを嬉々として受けるはるか先輩の狂いっぷりもなかなか凄かったが。【K1】
8/12 『刀語』 第7話「悪刀・鐚」(10/7/28放映)
血を分けた姉弟がお互いの命を懸けて殺しあう宿命の対決。
シリーズ最大最強最悪の敵に相応しくこれまで以上に力が入っているのが良く分かる。
アバンの色彩を押さえたモノトーンの画面処理。いつも以上に描線が太く描かれ影のない切り絵風のキャラ作画。縦スクロールアクションゲームのような画面設計など見所が実に多い。
ストーリーも余分な枝葉末節を省き、呪われた鑢一家の宿業、七花と七実、姉と弟の愛憎を軸にしたドラマ展開も引き込まれるようで、シリーズ屈指の名編になっている。【K1】
ミナ・ツェペッシュに引き続き悠木碧がヴァンパイアの少女を演じる。イメージが重なるのではないかと思ったが、王女としての強さと少女としての弱さ、儚さを併せ持つミナ・ツェペッシュと異なり、聞くものを闇へ引き込むような謎めいた妖しさと、少女としての外見と不釣合いなどこか老成した響きを感じさせる演技が素晴らしかった。全く別の吸血鬼として演じ分ける技量に感心させられる。
そしてキャスティングが発表された当初からある意味スゲーはまり役(笑)なんじゃないかと思っていたGACKTによる桐敷正志郎。悪くはなかったが、今回は悠木碧に喰われて割を食っている感じだった。【K1】
8/11 『ストライクウィッチーズ2』 第3話「第3話 「一緒にできること」」(10/7/26放映)
タイトル的には第1期第2話「私にできること」を連想させるが、内容的には特に芳佳とリネットとの絡みは第3話を連想させもする。
ま、そんなことよりも今回は箒を使ったセクハラ(笑)……じゃなくて特訓話。
魔女と言えば箒、箒と言えば股に食い込んでやらしくね?みたいな発想から膨らまされたとしか思えないエピソード。昔『魔法使いTai』でもちょっと同様のエピソードがあったのを懐かしく思い出した。もちろん、こちらの方がよほどヤらしいが。
期待通りに食い込んだり擦れたり、ペリーネさん決めセリフの「す、擦れるぅ」も期待通りに聞けて満足です。
箒による訓練のストライカーユニット装着時における効果の尤もらしい説明なんかは呆れるやら感心するやら。
箒一本でこれだけ上手く話を作ってしまうスタッフさんには、もう感服です。【K1】
8/10 『ハートキャッチプリキュア!』 第24話「こころの大樹の危機!プリキュア、飛びますっ!!」(10/7/25放映)
実はK1にはOP映像を見たときからずっと心待ちにしていたことがあって、それは何かと言うと、キュアブロッサムが纏うマント姿なのです。
えりかはファッション的には微妙と言っていたけれども、マント、格好良いじゃありませんか。
ゲッターロボでも、ガンダムでも巨大ロボットがマント(出来れば薄汚れていてボロボロのものであれば、なお良い)を纏っている姿は三割増し(当社比)で格好良く見えるじゃないですか。
ま、正直作中ではあんまり格好良く見えませんでしたけどね。つか、ほとんど無意味でしたし。
実際にところ今回の見所は作中で2度披露されるキュアサンシャインの必殺技バンク。変身バンク同様、他2人と比べてかなり優遇されていて良かったです。
にしてもいつきさん変身前と変身後のギャップが凄まじ過ぎるよなぁ。【K1】
8/9 『みつどもえ』 第4話「乳と白パンツと小生」(10/7/24放映)
妙に気合の入ったCパートの華麗なパンツリフティングに笑い、そしてオチのパンツ仮面ネタに盛大に吹いた。
続いてのDパートでのパンツずり下ろしネタと、優等生を変態に貶める手際があまりにもひどくて笑ってしまう。【K1】
8/8 『けいおん!!』 第16話「#16 先輩!」(10/7/24放映)
あずにゃんと先輩との3本(4本?)勝負。
作中でも言っているけれども、あずにゃん×ムギって組み合わせがなかなか新鮮で良かった。「ワッ!」って可愛らしい仕草やずれた行動にも結構和まされるが、つまみ食い発覚には、その意外さやちょっと照れた様子など、不覚にもかなりときめいてしまう。
以前の律×ムギと言い、最近妙にムギが優遇されているが、まぁイイ傾向だと思う。以前も書いたけれども、世間ずれしていてちょっぴり百合属性も感じさせるムギはかなりやれる子だと思っていたので。
後、何気に唯があちこちに貼りまくったシールが小道具として上手く使われていたのは、ちょっと感心した。【K1】
8/7 『HEROMAN』 第17話「第17話 レガシー」(10/7/22放映)
ロングコートと目深に被った帽子で顔を隠した怪人。いかにもアメコミっぽい感じのキャラで、陰影を濃くし彫りの深い作画的もかなりアメコミを意識して描かれている。
敵(スラッグ)によって改造され人と交わることの出来ない宿命を持ちながらも人知れず闇の中で戦うウィルはいかにもアメコミダークヒーローの王道をいくようで、今回だけならば間違いなく主役のヒーローマンを食っていた。【K1】
8/6 『ストライクウィッチーズ2』 第2話「第2話 「私であるために」」(10/7/19放映)
芳佳の、というよりは坂本少佐の戦線復帰編。完全に坂本少佐主役回だった。
第1期第2話を彷彿とさせる友軍の危機に対して颯爽と飛び立つ芳佳。
孤軍奮闘する芳佳の前にマントを脱ぎ捨て白スク水姿もまぶしい坂本少佐(格好良いんだか笑えるんだか)のネウロイ上空からのビームを切り裂き、ネウロイすらも貫く格好さに痺れる。
ネウロイを粉砕し、刀のネーミングについて語り合いホッと一息ついたところで、ネウロイを復活させ、さらなるピンチに追い込む2段重ねの盛り上がりが素晴らしい。
そしてやはり第1期第2話を連想させる芳佳の絶体絶命の危機の前に終結するかつての仲間たち、そして美味しいところを掻っ攫う紫電改を装着した坂本少佐の再度の突貫。
第1話ではちょっと違和感のあった世戸さおりさんも坂本少佐のトレードマークとでも言うべき呵呵大笑ぶりを堂々と演じきっていて良かった。相変わらずの男前っぷりです。第1話はちょっと盛り上がり不足だったが、第2話では文句無しに盛り上がってみせていて、安心の出来だった。【K1】
8/5 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』 第2話「ACT2 Escape from the DEAD」(10/7/19放映)
第1話が少々過剰だったのも事実だけれども、第2話はちょっとエロもグロもサービス不足だと思う。過激でさえあれば良いというつもりはないけれども。
にしても最近の檜山さんって、こういうデブとかオタクっぽいキャラばっかだよなぁ。【K1】
8/5 『生徒会役員共』 第3話「#3-A 我ながら見事な包み具合だ/#3-B 会長!もっと裾を広げちゃってください!/#3-C もう満腹なのか!?」(10/7/20放映)
前回の次回予告でたったの原作漫画たったの4P分と聞いたので、思わず見比べてしまいました(やっぱ、気になりますよね?)。
大部分は生徒会長らの修学旅行に割り振られている。良く動いていると思うし、作画も綺麗だし、入浴シーンもあって枕投げでは浴衣の乱れる様も堪能できるが、なんか物足りない。やはり萌えやらエロというのは、他者の目なくしては効果を半減するのだろう。【K1】
8/4 『ハートキャッチプリキュア!』 第23話「キュアサンシャイン誕生ですっ!!」(10/7/18放映)
待ちに待った3人目のプリキュア登場!ということで作画監督に馬越嘉彦。
アップの作画も非常に端正に仕上げられているし、キュアサンシャインのバトルも非常にダイナミックに描かれており、何よりもキュアサンシャインのバンクシーンがきちんと見所になっている。シャイニーパヒュームを右に左に持ち替えながらの変身は他2人の変身とはまた違った魅力にあふれている。【K1】
8/4 『戦国BASARA弐』 第2話「失われた右目 斬り裂かれた竜の背中!」(10/7/18放映)
第2話にしてお約束のかすがちゃんのなんちゃって忍者ぶりが拝めたので、それだけで満足です。それだのに、更には我に返った後の気まずさを隠す振る舞いやら慶次の投げかける言葉の羞恥に耐える様子なんかも堪能できたので、他はもうどうでも良いです。
それは冗談だけれども、ABパートともに派手な立ち回りもあって、バトルものとしても見ごたえも十分にあった。【K1】
8/3 『みつどもえ』 第3話「不審者がいっぱい」(10/7/17放映)
タイトル通りに不審者…というより、変質者続出エピソードの連続で笑ってしまう。
パンツを被っての変態仮面ネタとか、明らかに1人だけ作画の質の異なる3子パパの初登場のインパクトなどもなかなか良かった。【K1】
8/2 『世紀末オカルト学院 OCCULT ACADEMY』 第2話「Episode.02 文明の到来」(10/7/9放映)
文明のコードネーム?であるNo.6ってのは、当然『プリズナーNo.6』へのオマージュなんだろうなぁ。もちろんシャワーシーンは当然『サイコ』のカット割りを強く意識しており、マヤを襲う雷の光で姿を映し出す姿の見えない老婆は赤い照明も相俟って『サスペリア』そのまんまだった。こういうネタ振りはホラー映画好きにはたまりませんな。
麻生我等さんのデザインを活かしたバスタオルをまとっただけのマヤの肢体も眼福でした。【K1】
8/2 『アマガミSS』 第1話「森島はるか編 第一章 アコガレ」(10/7/15放映)
10年夏の新番組その8。
原作ゲーム未プレイ。
ヒロイン・森島はるか先輩の大人びた雰囲気とは裏腹の子供っぽい仕草なども魅力的と言えば魅力的なのだが、高校生にもなって馬飛びをするシチュエーションだけでも意味不明なのに、そこに先日いきなり知り合ったばかりの男の背にいきなり飛び乗ってくる行動とか、ちょっと突拍子もなさ過ぎるように感じる。いきなり好感度が高過ぎる。主人公のはるかに対する憧れから告白にまで至る流れやもいささか上手く消化仕切れていない。まぁ、しっかり告白して玉砕していたんで、その点はホッとしたけれども。
サブタイトルから判断するにヒロインは交代制だが、初回ということもあり、攻略ヒロインが大体お目見えしている。その分当然ながら1人当たりの描写は薄く、結局一番魅力的に描かれているのが、攻略ヒロインではない妹キャラになっている。可愛いとは思うけれども、バランスを欠いているとしか思えない。
とは言っても『キミキス』の流れをくむすっきりとしたキャラデザは結構好きだし、取り合えず気楽に見られる作品なので、過度の期待はせずにのんびり見ていこうと思う。【K1】
10年夏の新番組その7。
原作(漫画)既読。
ホラー映画で真っ先に殺されるおバカなヒロインの常套を行くような恵ちゃんのイタ可愛い感じが印象的だった。
原作小説は違うのではないかと思うのだが(藤崎竜の作品にはそういう雰囲気があるので)、そのコミカルさが彼女の死の悼みを少しも盛り上げておらず、ただコミカルな雰囲気だけを出している。そのあっけらかんとした雰囲気がこの多くの人が死んでゆき生者たちが狂ってゆく物語に妙に明るさを与えており、それがこの作品の一番の魅力だと個人的には思っているので、それがきちんと感じられる作りになっているのが嬉しい。
もちろん耽美的、ホラー的に盛り上げるところはきちんと押さえておりアバンタイトルや、発見された屍体に蛆のたかる様子などはTVアニメとしてはかなりきわどく描写され、かなりグロテスクになっている。
作画、演出共に極めて良好で、派手さこそないもののこの先に十分な期待の持てる第1話だった。【K1】
7/31 『ストライクウィッチーズ2』 第1話「第1話 「ふたたび空へ」」(10/7/12放映)
10年夏の新番組その6。
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」という名言を生み出した島田フミカネ原案のメカ娘もの第2期シリーズ。
制作会社が変更したためか、思ったより前作から期間が空いてしまっていたので、随分と待ちかねました。
アバンのネウロイとの戦闘シーンは、その部分だけ前後の脈絡から浮いてしまっている気がするが、相変わらず下半身から攻めるこの作品独特のカメラアングルなどは健在でホッとするやら笑ってしまうやら。
前作のラストで次回への引きとして示された新たなウイッチの登場と死んだと思われていた父からの手紙からきちんと話が再開されている(しかし、折角新登場したウイッチは話に絡んでこないようなので、ちょっとガッカリ)。
新たなネウロイの登場により、軍を退役した芳佳が再び空を飛ぶことを決意する第1話。前作では当初軍人として飛ぶことを拒否していた芳佳が、今度は逆に坂本の反対を押し切って戦うことを願う(もちろん芳佳の方から坂本に会いに行くというシチュエーションも逆になっている)。ここに芳佳の成長と坂本の優しさが示されていて良いとは思うのだが、シリアスなムードを出しすぎようとしているのか、いささか両者のやり取りが重すぎるような気はする。
ついでなので、もう1つ文句を言うと、前作同様に芳佳の強大な魔法力や傷ついたものに対する献身的な振る舞いを見せるのは良いのだが、熊の子供と傷ついた小鳥と同じ状況を繰り返すのはかなりくどく逆効果になっている。
それでも前作の人気を受けての第2期だけあって画面の仕上がりは上々であり、本格的な戦闘シーンはアバンのみであるが、十分期待できるものであり、前作を彩った魅力的なキャラが登場するのだから、それはもう期待するしかないでしょう。【K1】
7/30 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』 第1話「ACT1 Spring of the DEAD」(10/7/12放映)
10年夏の新番組その5。
原作既読。
誰もが一度は夢想した、もし今突然ゾンビの大群が現れて平和な日常が崩壊してしまったら、という妄想を漫画化した作品(えっ、考えたことがないって、そんなバカな…)。
さらには、昨今の風潮を取り入れパーティは女性比率が高くパンチラや胸揺れなど、グロのみならずお色気方面も過多になっている。大好な作品です。
アニメ化にあたっての最大の不安はやはりTVアニメとしての規制であるが、身体の一部を欠損させ人間らしさを失った<奴ら>の姿も、また組みしだかれ襲われる「女」生徒(←「」部分強調)たちはあられもない肢体(パンチラとかパンチラとかパンチラとか(笑))を惜しげもなく見せ付けおり、想像以上に健闘しており、まさに杞憂だった。
原作漫画でも印象的だった手と手を取り合って逃げる女生徒2人組の一方が階段から突き落とされ、さかさまになってパンツ丸出しの大股開きで<奴ら>に食い殺されるシーンなどは、エロとグロ満載のそしてどこかユーモアすら感じさせる実に素晴らしいカットだった(足や腹筋がピクピク動いているのが、また何とも……イイ)。
概ね原作通りの展開だが、作画は綺麗でアニメならではの動きも十分に堪能出来、諏訪部順一の声があんまり高校生らしくないことを除けば、まず文句の無い、この先に期待のもてる第1話だった。【K1】
7/30 『ハートキャッチプリキュア!』 第22話「ついに見つけました!!3人目のプリキュア!!」(10/7/11放映)
何故か本編終了後にそのまんまEDが流れ出すので(いつもはCMが入る)、一体何事?って思ったけれど、次回予告には早速キュアサンシャインが堂々と登場を果たし、さらには新たな玩具の宣伝が流れていた。わざわざそのためにCMの順序を入れ替えたりする商魂の逞しさに慄然とさせられた。子供向けアニメの方が何だか妙に生々しい。【K1】
7/29 『戦国BASARA弐』 第1話「乱世再び!裂界武帝・豊臣秀吉降臨!」(10/7/11放映)
10年夏の新番組その4。
歴女ブームの牽引役とも言うべきCAPCONの人気ゲーム『戦国BASARA』アニメ化第2弾。
大方の予想通り今回の敵役は豊臣秀吉。しかしその秀吉はサルはサルでも、マウンテンゴリラなのにはちょっと吹いた。信長からサルというあまり宜しくないあだ名を頂戴しているためか、大半の作品でどちらかというと小男として描かれているだけに、その発想はなかった。
しかもその上一昔前の番長漫画などのようにパースが狂ってるとしか思えない巨体で、人間の範疇をはるかに越えている。と思ったらOPで、手のひらの上に日本を載せている映像があって爆笑した。もちろん日本を我が物とすることを象徴的に表現したものではあるのだが、それを驚きの表情で見やる登場人物たちのカットが挿入されており、確信犯的な映像なのは間違いない。
武田真田主従の第1期第1話を彷彿とさせる相変わらずのどドツキ漫才なども楽しかった。
正直目的の良く分からないままに終わった豊臣軍との初接触などは、ちょっと無意味だったが。
どうしても第1期第1話ほどのインパクトを出せないのは仕方が無いが、シリーズ再開の第1話としては主要キャラの顔見せに、関係性のおさらいなど押さえるべき箇所はきちんと押さえられている。
作画も相変わらずの質の高さなので、前作以上に面白くなることを期待して見守らせていただきます。【K1】
7/28 『世紀末オカルト学院 OCCULT ACADEMY』 第1話「Episode.01 マヤの予言」(10/7/9放映)
10年夏の新番組その3。
アニメオリジナル作品を放映する意欲的な「アニメノチカラ」プロジェクト第3弾。
タイトルに「オカルト」と題打たれているだけでもうオカルト好きのK1には、堪りません。フリーメーソンのシンボルに、ストーンヘッジだとか人魚だとかテスカポリトカの仮面?とか胡散臭いものをあちこちに配置したOPだけでも楽しい。
謎の影に襲われる死亡する特殊能力を備えた?エージェントという出だしは緊張感をそそるものの、棺から起き上がった死体が鼻に詰めた詰め物を飛ばしながら呪いの言葉を撒き散らしたり、死霊になっても眼鏡を探し回る少女の姿などに、ああ、これはそういう作品なんだな、と納得させてくれる。
押切蓮介の『でろでろ』を例にするまでもなく、それが恐怖であれ、ある種の過剰さはそれが過剰であればあるほどむしろ笑いへと転化する。この作品のそれが過剰かどうかはともかく、オカルトを題材とするからこそ一見水と油のように相性が悪そうに見える笑いによって作品を加工するという作品の狙いは良い。
口から吐瀉物を吐きかけるという下品な攻撃?方法は『エクソシスト』に対するオマージュか。
既に死んで死霊に取り付かれているとは言え、自らの父親の首を切り落とす豪胆さを持ち(もちろんそのことで心を非常に痛めていることも十分に描かれている)、誰よりもオカルトを愛していながら、オカルトを憎む少女マヤの造型も見事だった。『精霊の守り人』でも活躍した麻生我等デザインによる颯爽としたデザインも実に良かった。
EDは実写写真を加工したものだが、思ったより悪くは無かった。生気を感じさせない人形のように横たわる少女たちの姿を写した写真はむしろ生身の人間をモデルとしているからこその背徳感がある。流石は橋本カツヨと言ったところか。
この先が楽しみな作品。【K1】
7/28 『けいおん!!』 第14話「#14 夏期講習!」(10/7/10放映)
作中でもむぎ自身のセリフにあったが、律むぎ、という組み合わせの珍しさでまず成功している。むぎは、お嬢様キャラでどこか世間ずれしており、さらには百合百合な属性もある美味しいキャラなのだが、どこか影が薄く、今回のてこ入れはそういう意味でも良かった。
実際、これならばむぎファンが増えても十分おかしくない魅力を振りまいていた。【K1】
7/27 『四畳半神話大系』 第11話「四畳半紀の終わり」(10/7/6放映)
四畳半世界から脱出した「私」が叫ぶのは明石さんの名ではなく小津であり、また走れメロスのように我が身を省みずに全裸(笑)で駆けつけるのもやはり小津のためであり、そのときこの作品の真のヒロインは明石さんではなく、小津だったことを唐突に悟った。明石さんそっちのけで常に小津とのエピソードばかりが語られていたのも納得の次第。
以下は無粋なK1なりの解釈。
巻き戻されていたそれぞれの時間は「私」の妄想の産物であり、妄想の中で、常に彼なりの愛によって「私」に付きまとう小津はそれこそ「私」が現実で得たいと考えていた友人の具現化であるのだろう(夢の中で女の子にモテモテな自分を想像するように)。「私」のとらわれた四畳半世界は現実に背を向け半引きこもり生活の隠喩に他ならない。画面を覆いつくす蛾の大群は、それこそ四畳半で妄想で膨れ上がった「我」(自我)そのものであるというのは、いささか牽強付会に過ぎるか。裸で小津の元に駆けつける「私」の姿は、もちろん『走れメロス』を念頭においているのは間違いないが、虚飾を全て剥ぎ取った真実の姿と捉えることも出来よう。
ただ、こういう解釈が作品を面白くするわけでは決してない。これはあくまで副次的な楽しみあり、その奔放な演出や独特の作画などがやはりこの作品の重要な魅力を占めているのは間違いない。
地上波での放映だからか、それまでの監督作品(『ケモノヅメ』『カイバ』)に比べてかなりポピュラリティの高い作品になっている。もちろんそれは森見登美彦の人気小説を原作としているのも大きいだろう(原作から脚本へのアレンジも凄く良い)。前2作に比べるとマニアックさや勢いはいささか物足りなくなっているのも事実だが、演出と脚本のバランスの非常に良く取れた作品になっている。
主人公の「私」を演じる浅沼晋太郎の演技も実に素晴らしかった。
また機会があれば是非見直したい。【K1】
7/26 『さらい屋 五葉』 第12話「もうふらふらですよ」(10/7/6放映)
これまでのサブタイトルが全てサブタイトル表示前のセリフから取られていたのに対して、最終話だけ(確かそうだよね?)サブタイ直後のイチさんのセリフから取られている。それは八木と酒を酌み交わしてふらふらに酔っ払うのがこれから先であることを暗示しているのか。ほんの僅かな差異であるが、そういったところも最終話をちょっと意識させる装置として働いているように感じる。
これまでも作画面での不満を持ったことなどはないが、最終話らしく常以上に艶のある匂い立つような色気を感じさせるキャラ作画も良かったし、決して饒舌にならない節度のある話運びも情緒たっぷりで実に雰囲気があった。
人攫いを生業とする五葉の活躍を描く時代劇。という言葉から想像されるような「必殺仕事人」シリーズを彷彿とさせるような江戸の闇を颯爽と駆け抜ける物語では決して無く、むしろアクションやドラマティックな展開を徹底的に除外しているとしか思えない地味な作品。
そこで語られるのは人攫いである弥一に、そして彼の組織する五葉に徐々に魅了されてゆく政の心情であり、同時にそれは我々視聴者の心情でもある。視聴を続けてゆくうちに、政が弥一や五葉に離れがたい魅力をどこか感じる心情に、こちらもいつの間にか同調させられており、五葉の面々の事情が語られるたびに、その共感の度合いはますます強くなる。
それとは裏腹に政が近づけば近づくほどに離れてゆくのが肝心の弥一であり、そのことが否応なしに政を、さらには視聴者を弥一の事情を知りたい思いに掻き立ててゆく。気が付けば最終話まで惹きつけられてしまっている。
使用人弥一の墓の前で、さらには政の膝の上で泣き崩れる弥一の姿を見せられると、彼自身の非道な振る舞いやその過去、さらには人攫いという決して真っ当でない生業を行う五葉という集団すら許してしまいそうになる。
これほどまでに「情」に訴える作品はそうはないのだが、その湿っぽさを感じさせない落ち着いた節度を弁えた語り口など、非常に完成された作品だった。
とても面白かったです。【K1】
7/26 『ハートキャッチプリキュア!』 第21話「妖精アドベンチャー!プリキュアスカウト作戦です!」(10/7/4放映)
折角の鶴崎先生の登板回なのに、ちょっとなおざりにされているのが気の毒。
とは言っても、番君をはじめとした今までのエピソードを彩ったサブキャラたちが忘れ去られずにきちんと登場しているのが嬉しい。
しつこいくらいに挿入されるポプリ+2匹が駆け出すカットも作画の労力を軽減し、さらには天丼ネタにもなっていて二度美味しい。
ポプリがこの手の赤ちゃん系キャラにしては思ったよりうざくなかったのも良かった。【K1】
7/25 『けいおん!!』 第13話「#13 残暑見舞い!」(10/7/3放映)
あずにゃんのちょっとアンニョイな夏休み。
馬鹿馬鹿しい夢や、プールさらには夏祭りなどの喧騒の中にも、いずれ来る別れの日、そして1人軽音部に取り残されるあずにゃんの姿を予感させるちょっとしんみりとした雰囲気も良く出ていた。【K1】
7/25 『生徒会役員共』 第1話「#1-A 桜の木の下で/#1-B 毎回続くのこの感じ!?/#1-C とりあえず脱いでみようか」(10/7/6放映)
10年夏の新番組その2。
原作既読。
高校生が主役のかなりエッチというより下品な作品。…何だか奇しくも先日同じようなことを書いた気がする。僅かなコメントの差はやはりその分だけ大人になって成長したということか(笑)。さらには同じように正面玄関から校内、階段、教室を駆け巡る主観映像による移動シーンがあって、その偶然の一致に驚かされる。校内をたむろする少女たちの姿を点描した作画のリキの入りようは素晴らしく『みつどもえ』のそれよりも目を惹かれるが、ギャグにもなっておらず、またストーリー進行上の必要性があるわけでもない全く無意味な有様にはガッカリさせられる。
そんな感じで作画は第1話だからか、細かい芝居動作を含めてかなり力が入ったものになっている。何故か陰影のメリハリが妙についていることに多少気になるが。
ま、登場する女の子はかなり可愛く描かれているので、原作ファンもそのあたりは満足いくのではないでしょうか。内容は原作そのままと言っても良い感じで、次回予告でも「原作本1巻の33ページから56ページまで」とか言っているほどだし(笑)。
OPからいきなりモザイク処理されていたり、可愛い女の子の下ネタをどこまで受け入れることが出来るかで好みが大きく分かれることは間違いないだろう。K1は下ネタはギャグとしてはあまり好きではないけれども、可愛い女の子に卑語を言わせて悦にいる心情は良く理解できます。もちろん機会があれば、是非言わせてみたいです(←人間のクズ)。
菊田幸一によるスタイリッシュなEDは作風からちょっと逸脱している気もするが、それはそれでセンス良く仕上げられている。さらにはK1が結構好きなangelaさんの、今までの曲調とはちょっと趣を異にするED曲がなかなか良かった。【K1】
7/24 『みつどもえ』 第1話「丸井家!良い子 悪い子 恐ろしい子!!」(10/7/3放映)
10年夏の新番組その1。
原作既読。
小学生が主役のちょっとエッチで下品な作品。
アバンの妙に大げさな前振りがちょっと面白い。暗雲立ち込める世界に主観映像による移動シーンとまるきりホラー映画のパロディ。恐慌に陥る教室と大げさな大立ち回りも楽しい。ただ殺陣の組み立てや個々の動きそのものにはさほど見所があるわけではなく、この作品が作画、もしくは演出アニメではないことが分かる。
とは言え、丸っこくプニっと描かれたキャラは可愛らしく、またCパートでのハムスターをチクビと名づけて、生き物を世話することで育まれる情操教育を全力で下ネタにしてしまうバカさ加減なども楽しい。
取り合えず何も考えずに気軽に楽しく見られる作品。この先も同様に楽しませてくれるものと思っております。【K1】
7/23 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第64話「最終話 『旅路の涯』」(10/7/4放映)
旅の終わりと、そして新たな旅立ちを描く、まぁありがちと言えばありがちなエピローグ。
エルリック兄弟のみならず、物語を彩った個々のキャラたちのこれからの前へ向かって進んでゆく道のりを示す。
エドとウィンリィのイチャラブエンドは、今までまたされていただけはあって、こっぱずかしさといかにも2人らしい不器用さと純真さが感じられる胸が温かくなるもので、見ているこちらもニヤニヤさせられる。
前作をなかったことにしての、アニメ化第2弾。
物語開始当初は既に前作でアニメ化されていることを前提にしているとしか思えない圧縮具合でどうにも身を入れて見ることが出来なかったが、新たにアニメ化された部分からは、それもかなり緩和されたので、その点は良かった。
ボンズらしく作画は全編を通してとにかくハイクオリティで、端正なキャラ作画に激しいアクション動画、エフェクトなど見所が随所に盛り込まれ毎回見所満載だった。
ただ話の筋は、ダイジェスト展開を終えてからもどうしても原作をなぞっているだけという印象もどこかにあり、演出や作画に魅了されつつもストーリー自体にはどこかのめり込めないところがあったのは残念だった。もう少しアニメならでは、という工夫が欲しかった。第1話のオリジナルがそういう意味では一番良かったとすら思う。
再び劇場公開も決定したようなので、TVシリーズ再構成ではない、新作アニメオリジナル映画を期待しております。【K1】
7/22 『荒川アンダー ザ ブリッジ』 第13話「13 BRIDGE」(10/6/29放映)
前回荒川河川敷開発計画阻止、並びにニノとリクパパの出会いで〆た方がより最終回らしかったんじゃないかと思うぐらい、最終回という流れを無視して新キャラの投入。そういう「外し」は最近ではあまり珍しくないものの、いかにもこの作品らしい。と思っていたら、Bパートでは子供たちを喜ばせるための遊園地を住人たちが作り上げ、やり方とかトラウマになりそうな感じとか色々間違ってはいるがそれをちょっとしんみりした感じで見せたりもして、意外と最終回らしくて感心した。
またAパートの新キャラたちも、ラストサムライのCV:中村悠一ネタも悪くは無い。それ以上にビリーとジャクリーンの2人だけで世界を作りまくっていて自己完結している感じがとても関わり合いたくないオーラーをビンビンに出していて面白かった。
中村光のギャグは正直そんなに面白いとは思えないのだけれども、とにかく全108話という話数が証明しているように、とにかくテンポ良く1つ1つのギャグが読者(視聴者)の笑いのツボに命中したかどうかなど気にせずにとにかく撃ちまくる。撃ちまくることによって、時には笑えるネタもあり、またどこかシュールな雰囲気なんかも醸し出されている。そしてそういうネタの積み重ねはシャフト演出にはぴったりなのは視聴前から分かっていたことで、予想通り相性良く楽しめた。特に短いながらも次回予告での実写村長が毎回毎回楽しみだった。それを楽しみにしているのも、あまり正しい視聴態度ではない気もするが。
何はともあれ第2期の制作も決定したようなので、またこの賑やかな面子と出会えることが楽しみだ。【K1】
7/21 『WORKING!!』 第13話「13品目 デートと言う名の"決戦"、小鳥遊と伊波のそれから…」(10/6/28放映)
小鳥遊君(ことりちゃんヴァージョン)と伊波さんの初デート。
伊波ちゃんの想いが報われる形でのエンディングで、伊波ちゃん良かったね、って感じのラストで視聴感良く終われている。
ことりちゃんの濡れた髪(ウィッグ)が重みで肩から流れる動きやら、たくし上げたスカートを下ろす動作など、細かい仕草や様子なども良かったし、またその際の固定ショットでのことりちゃんと伊波さんの会話などのレイアウトなども非常に上手く(その後の伊波さんの疾走がまた良い)、エンドロールを見るまでもなく福田道生のコンテと分かる良いカットがあちこちに散見されて、そういった面でも非常に良い最終話だった。
小鳥遊が伊波さんを特別な存在として意識してゆく過程は、話数が進むごとに可愛らしい面が強調されていく視聴者の伊波さんに対する気持ちと非常にシンクロしており、非常に感情移入させられる。おそらくこの作品はそういう操作を無意識に行っている(少なくとも原作者は)。例えば刀をぶら下げた八千代さんなんかもほぼ見た目のインパクトだけでキャラが作られており、正直な話、八千代が刀をぶら下げていることがストーリーにはほとんど関わってこない。ただその可愛らしさは店長と佐藤さんとの関係性の中で徐々に花開き、第12話ではあまりこの作品ではキャラ萌え出来ないK1でも、ちょっと可愛いと思えるキャラにまでなっている。それは相馬と山田の関係も同様で、山田との関わりの中で人の弱みに付け込む陰湿キャラの相馬がようやっと容認出来たような気分になった。
その天然さは短所でもあり長所でもあるが、シリーズ開始当初はいささかキャラには魅力が乏しく視聴意欲も減退しがちだったが、話数を重ねることでそれぞれ一方通行的な想いを抱きすれ違うキャラ同士の関係性がコミカルに描かれ面白く感じられるようになってきた。なので、ここでの終了は残念ではある。もちろん小鳥遊君と伊波ちゃんの関係もこれで完結したわけではないので、まだこの先のアニメ化も当然あると期待させていただきます。【K1】
7/21 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第63話「第63話 『扉の向こう側』」(10/6/27放映)
EDが何故か親父の人生を追体験するスペシャル仕様に変更(笑)。
それはともかく、グリードの最期からフラスコの中の小人の最期、そしてエドの最後の練成とアルの復活、ホーエンハイムの死までたっぷり見せる見事な最終話だった。
悪逆の限りを尽くしたフラスコの中の小人にすらきちんとわずかな救いの手(ホーエンハイムのフラスコの小人に寄せる想い)を差し伸べるソツのなさも流石の域に達している。
次回は1話まるまる使ってのエピローグで、たっぷり余情に浸らせてくれるものと期待しております。【K1】
7/20 『Angel Beats!』 第13話「EPISODE.13 Graduation」(10/6/26放映)
死んだ世界戦線の卒業式。
5人以外の面子をとっとと退場させるのは尺の都合上もあって仕方がないのかもしれないが、それはあまりに酷過ぎるんじゃないかと流石に思う。
それを措けばそれなりに悪くは無い卒業式だったとは思う。
別れの感傷とどこかシリアスになりきれないユーモア、そして新たな人生へと旅立つ不安と希望。
戦線のメンバーを見送った後の音無の「この世界に留まろう」というセリフもまぁ分からなくは無い。彼自身はそれなりに満ち足りた生を全うしており、また今は愛する人・かなでもこの世界に居て、世界で再び迷い込んでくる存在のためという名目の下で永遠にこの世界で存在し続ける。ただ、それは彼が輪廻を拒んでこの世界に留まり続けた戦線のメンバーをこの世界から送り出した考えとは矛盾しているのも事実ではある。敢えて行間を読み取るような行為をするならば、先に自分が消えても良いと言った音無に対して自分が先に消えることを選んだ日向はどこかで音無の抱えたその矛盾する想いに気付いていたのかも知れない。かなでがこの世界に己を引き止める心残りを自ら口にして消滅することを選ぶのは、留まろうとする音無に新たな人生を生きることを選んで欲しいがためだろう。愛を知ってこの世界に取り残され永い年月の間に歪んでしまった男のような道を歩ませないがために。
それなりに矛盾なくまとめられているとは思うが、戦線メンバーの件にしても、また音無の心変わりを納得させるにも圧倒的に尺が足りない(だから自分だけは好きな女とイチャイチャするために平気で言動を変える不誠実な男のように見える)。そのために誤解や曲解あるいは、過度の思い込みによる脳内補完を招きかねない。もちろん上記の解釈にしても、K1なりの妄想でしかないわけで。
とにもかくにも、泣きゲーというカテゴリーを作り上げエロゲ界の地平を変えてしまった感すらある麻枝准氏による初のアニメオリジナル脚本作品。エロゲのシナリオはもう書かないと公言していたために、この作品の制作が発表された際はそれがアニメであっても非常に嬉しかった記憶がある。こうして見終わった今でもその思いは決して裏切られていない。確かに欠点は多々見られる。何でもかんでもセリフで説明してしまうところなどはその最たるものだろう。ただ現実らしさなど微塵も考慮しないありえない展開の数々(天使失墜作戦での馬鹿馬鹿しい工作はどれも爆笑したものです)、軽妙な会話の切れ味など、他の作品では決して見られないものだった。
決して成功したとは言えない作品ではあるが、是非またどんな媒体でも結構ですので、シナリオを書いて欲しいものです。【K1】
7/20 『ハートキャッチプリキュア!』 第20話「第3の妖精!ポプリはかわいい赤ちゃんです!!」(10/6/27放映)
砂漠の使徒の首領の名前がデューンってのは、やっぱ『砂の惑星デューン』から?
それはともかくとして、東映系アニメではお約束の幼児キャラの登場。次回予告を見るまでも無く、このキャラに振り回される展開が目に見えるようです。【K1】
7/19 『けいおん!!』 第12話「12 夏フェス!」(10/6/26放映)
夏フェスイベントはゲームやら漫画でしか知らないが、こちらにまで会場の熱気が伝わってくるかのようなモブシーンやら(野外ステージらしく雨が降る中、観客たちがレインコートを着て参加しているシーンを入れているのもちょっと良かった)、常とは違ってハイテンションな澪の様子など、日常とは違った雰囲気を感じ取ることが出来た。
楽しいイベントの最後、どこかで演奏されている音楽をBGMとして、軽音部のこれから先を考えさせるシーンもあって、色々と盛りだくさんなエピソードだった。【K1】
7/19 『化物語』 第15話「第拾伍話 つばさキャット 其ノ伍」(10/6/25配信)
OPがアニメバージョンに。
もちろん羽川の巨乳をもみしだく手はオレの手です(笑)。なんて思わせることを目論んでいるのではないかと思わせる実写取り込み(CG?)による乳揉みシーンが非常にやらしくて良かった。羽川さんは巨乳メガネっ娘なんで、もちろんエロ要員です。
これが一度しか(しかもネットでのみ)流れないってのは、かなり贅沢な作りだよなぁ。もちろん、例のシーンは何度も繰り返しリピートですが(爆)。
それはともかく「つばさキャット」最終話にして、『化物語』の最終話。
相変わらずアクションよりも喋りの多い内容だが、それを尾石達也らしく意味深なカットやら印象的な構図、テンポの良いカット割りで非常にセンスのあるものに仕上げている。
忍ちゃんの見せるアクションも、わざわざ回転する必要性など皆無に等しいのだが非常にスピーディかつダイナミックな動きで短いながらも印象的な仕事に仕上がっていた。
オチがお化け屋敷ってのも、何だか西尾維新らしいベタさで個人的には非常に印象的なラストだった。
シリーズ開始からおよそ1年あまりかけてようやく終了だが、西尾維新アニメ化プロジェクト第1弾としては売り上げ的にも成功した幸福な作品。冗語的な繰り返しとその饒舌さが特徴的な西尾維新の文体(特に後者の特徴)とシャフト演出が非常に幸福な化学反応を起こしており、一癖も二癖もある奇矯なヒロインたちの言動ととにかく喋りっぱなしの主人公のモノローグ(ツッコミ)が楽しいシリーズだった。
シリーズ全体を通しての評価も含めて☆×3で。
好調を受けて続編(前日譚)の『傷物語』の制作も決定しており、まだこの魅力的なキャラたちと再会出来ることがとても嬉しい。楽しみに待っております。【K1】
7/18 『HEROMAN』 第13話「第13話 ゲッタウェイ」(10/6/24放映)
新章の突入に合わせてOP、EDが変更。
情報操作による陰謀は正直相手側のメリットが良く分からず、ジョーイたちを逃亡させるための口実にしか見えない。
ただ陣頭指揮を執るヒューズがきちんとものを考えている大人として描かれているのは良い。
個人的にはこういう逃亡しつつ自らの無実?を晴らすという展開はかなり好きではあるのだが。正直、あっという間に終わりそうな予感がしてならない。【K1】
7/18 『デュラララ!!』 第24話「則天去私」(10/6/24放映)
コナン(もちろん名探偵の方ではない)ばりの静雄の標識の投擲から法螺田の必死の逃走がこの作品にはちょっと珍しく崩した作画で印象的だった。静雄の出鱈目ぶりから追い詰められた法螺田たちのハイテンションな心情までよく表現されている。
裏で画策していた臨也にもサイモンの鉄拳制裁が下され(もちろん自身がそれまでに為してきたことに比べれば微々たるものだろうが)、話の落としどころは悪くは無い。原作が現在進行形ではあり、セルティの首の件など未解決の部分もあるものの、取り合えず池袋の火種は解消してきちんと終わる形になっている。
個人的は前半のセルティの大暴れ→首に傷のある女の正体判明。までが一番盛り上がった。
以前のコメントにも述べたが、怪力乱神を語りすぎなところが一番の欠点だと思う。
シリーズ開始当初は、池袋という現実の世界の中で強烈な違和感、存在感を発揮する首無しライダーのデュラハンであるセルティの存在が、現実を揺るがす大きな波紋となる予兆を孕んでおり、いつ現実世界を崩壊させるのか、とその瞬間を楽しみにしていたのだが、シリーズ後半戦に入り、妖刀までもが登場してしまうと、それが当たり前の日常の光景になってしまって途端に面白みに欠けてしまう。ああ、この世界はもう何でもありなんだな、と思うと緊張感に欠けてしまう。
あと、引っ込み思案で自立的な行動を取らない巨乳メガネっ娘が、妖刀以降いきなり人が変わったかのように自発的行動を取り始めるのもどうにも腑に落ちなかった。彼女が心変わりするような大きなイベントはなかったように思うので。
ただビジュアルのセンスはかなり良く、池袋の街を舞台にした群像劇のような雰囲気も楽しかった。主人公が空気過ぎるという欠点と表裏一体ではあるが(苦笑)。
原作が現在進行形の作品なので、続編もありうるのかな?【K1】
7/17 『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』 第13話「第13話 また始まる」(10/6/24放映)
実質的な最終回は前回で、さらには最終話と言っても来週このまま放映しても問題ないような終わりなので、ちょっと盛り上がりにもエピローグの情緒にも欠ける最終話。
第一期に比べると放映話数も少なく試合そのものも桐青戦に比べるとどうしても少々見劣りしてしまうので、いささか分の悪い勝負ではあるが、それぞれの打者のスゥイングの違いを描き分ける作画からお互いの心理を読みあう心理戦など、試合そのものの密度は今回も非常に高く美丞大狭山戦での盛り上がりはやはり大したものだった。
第一期同様原作に、そして野球に対する愛情をたっぷりと感じさせる作品になっていた。
また原作が進んで話数が溜まればアニメ化ということも十分に考えられるだろう。その際は是非、スタッフは固定でお願いします。【K1】
7/16 『四畳半神話大系』 第9話「秘密機関 福猫飯店」(10/6/22放映)
これまでアバンで毎回繰り返されてきた「薔薇色のキャンパスライフ」が自らによって否定されるエピソード。
樋口師匠の言葉はこの繰り返される時間の中で足掻く主人公とこの世界を俯瞰しており、非常に意味深なものとなっている。
もちろん視聴者であるわれわれにとっては各エピソードは物語内時間では同一のものではあっても、決して繰り返しではなく、放映されたエピソードの分だけ時間は積み重ねられている。そのギャップを上手く利用したのが占い婆のセリフで、毎回料金がしっかり加算されているのには笑ってしまう。
巻き戻されずに進んでいく物語はどうなるのか、次回以降の展開から眼が離せそうに無い。
そうそう、飛行船から脱出した小津とほんわかのお嬢さんとのランデブーが妙にベタなジブリチックなタッチで描かれているのも面白かった。【K1】
7/15 『WORKING!!』 第12話「12品目 なぜか!?の決戦前夜。種島の恩返し」(10/6/21放映)
ワグナリア唯一のまともな人材というだった(既に過去形)種島さんのここ最近の壊れっぷりが素敵です。
種島を思わず初対面にも関わらずハグしてしまう小鳥遊長女の振る舞いがギャップ萌えで結構良かった。こういう堅物そうなお姉さんの欠点とか、数割増しで魅力的に見える。【K1】
7/14 『ハートキャッチプリキュア!』 第19話「涙の嫁入り!父の日の記念写真です!!」(10/6/20放映)
今時、もんぺ姿を披露するヒロインは「プリキュア」だけ、って感じだよなぁ。いいんじゃないでしょうか、そのちょっとダサイところなんか。
夕食時のちょっとした会話の切れ目で気まずい雰囲気を上手く表現したり、夕食後写真を見て涙ぐむアキさんの涙を見せてもその表情そのものを見せない慎ましさなど、日常パートのちょっとした演出が良かった。
またバトル時のおめめグルグル大作戦が失敗した後の緩慢な動作が、それまでのバタバタした動きと好対照を為しており、そのお間抜けさも含めて楽しめた。
特に重要なエピソードでなくとも、これだけのレベルで制作されるのなら、もう十分過ぎるほどです。【K1】
7/14 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第62話「第62話 『凄絶なる反撃』」(10/6/20放映)
お父様に対する総力戦。
強大な力を持つもたった1人でしかないフラスコの中の小人と、その小人が虫けらと見下す人間たちが力を合わせて立ち向かう対比がお約束的ではあるが非常に上手い。
この作品はストーリーが巧みなだけでなく、こういうテーマとの絡ませ方が非常に巧みで、なるほど人気のある作品は流石に違うなといつも感心させられる。例えば前回は書かなかったが、スカーとブラッドレイの死闘も、かつて復讐に身を焦がし全てを捨て去ったスカーが今は仲間や祖国のために戦い(もちろん、この戦いのために用意された再構成の式を仕込んだ腕も、新たな道を歩むという決意の表れとして読み取れる)、ブラッドレイは大総統として用意されたレールの上を歩み全てを得ていたにも関わらず最後の最後で全てを捨て去りただ純粋に戦いに身を投じており、全く真逆の存在として描かれている。
かつて自らの右腕を犠牲にアルの魂を救ったエドに対して、自らの魂を犠牲にすることでその右腕を再生させるアルの犠牲的行為。
その弟の覚悟、皆の期待に後押しされる形でのエドの怒涛の反撃は、クロスカウンターで相手をふっ飛ばす展開も含めて非常に熱く熱く手に汗を握らされる。まさにクライマックスに相応しい盛り上がりだった。【K1】
7/13 『Angel Beats!』 第12話「EPISODE.12 Knockin' on heaven's door」(10/6/19放映)
謎の青年が語る世界の秘密など、整合性はあっているのだろうが、いざというところでセリフで語らせてしまうのがこの作品の最大の欠点だと思う。地の文も会話文も(キャラには一応セリフはあるけれども)文字に還元されてしまうエロゲならともかく、映像作品としてはやはり問題がある。
好き勝手にやると嘯くゆりが仲間たちのために戦い守り抜くことで、その結果守れなかった弟妹たちから許しを得る展開もそれなりにグッとくるものはあるのだけれども、ちょっとお膳立てが出来すぎていていささか乗り切れないところもある。
謎の青年が石田彰だったり、黒幕の鎮座するコンピューター室のデザインがあまりに陳腐だったり、どうにも道具立てが安っぽかったり、繰り返しになるがやはり映像の力が弱い。【K1】
7/13 『聖痕のクェイサー』 第24話「#24 汝、青春することなかれ」(10/6/19放映)
今は亡きダンディーな鳳先生を貧乳好きのただのロリコン親父に貶める死者に鞭打つが如き情け容赦のない所業に笑った。
それはともかく、サーシャとまふゆの取りあえずの別れを描いたエピローグ。
別れのおっぱい吸いから初めての口付けへと至る流れが情感たっぷりでちょっと良かった。もちろんふつーならばおっぱいを吸いまくる方がより深い行為なのだけれども、この価値観の逆転した世界で、単なる口付けにそれと同等かもしくは以上の意味がきちんと読み取れるように描かれている。その点はちょっと感心させられもした。そして何よりも多少未回収の要素は残ってはいるものの、原作未完の作品を取り合えず終わらせている点は十分に評価できる。
とは言って世間一般では何よりもまず、連綿と繰り広げられてきたアニメと放送規制との戦いの歴史に新たな1ページを刻んだ作品として後世に名を残すことになるだろう(苦笑)。どう考えても地上波で放映すべき作品ではない。むしろ何故地上波での放映に踏み切ったのかと疑問に思わざるを得ない。『かのこん』やら『れでぃ×ばと』のように当初から地上波での放映に拘らない形にすべきだったと思う。そしてもちろんネット無料配信でフォロー出来るのであれば、なおのことよろしい。まぁお空をBGとしてオフ音声から今起こっている事態を連想せよ、みたいな間違った方向の面白さはある意味あったが(苦笑)。もちろんマイナスなのは間違いないのだが、そういう無茶苦茶ぶりが何だかどこか楽しかったのも事実ではある。正しい楽しみ方ではないのは分かっています。でも、キライじゃなかったのも事実です。
この先発売される単行本のおまけとして放映不可能だったエピソードなどが付いてくるようなので、まだ当分お付き合い出来るわけだが、そこまで付いていくかどうか、微妙なところです。【K1】
7/12 『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』 第12話「第12話 9回」(10/6/17放映)
5回戦。美丞大狭山戦の決着、そして西浦の敗退。
しかしそれで全てが終わるのではなく、阿部の負傷退場、田島とのバッテリーを経てエースとしてさらなる自覚を得た三橋がさらなる一歩を踏み出す新たな始まりとしても描かれており、決して後ろ向きな展開ではない。
最後の最後、ラストバッター西広の場面ではそれまで入念に描かれてきた美丞大狭山バッテリーが描かれずに両陣営の必死の声援や今まで補欠で登板のなかった西広のあせりのみが描かれ、最後の最後までスピード感と緊張感、そして高揚感が途切れることなく描かれている。
結末が分かってはいても思わずこちらまで手に汗握って応援させられてしまう。【K1】
7/11 『HEROMAN』 第12話「第12話 ストーカーズ」(10/6/17放映)
リナとのデート。
まさかのヴェラ先生参入は予想できなかった。堅物なキャラで遊ぶのは良いのだが、全体的にお行儀良く纏まっている気はする。デートそのものも無難に進行するし、ストーカーズの行動もあまり意外感などは感じなかった。もう少し思いっきりキャラを崩しても良いと思うのだが。
ドクター・ミナミ操る巨大ロボとのバトルは、敵の巨大さやその大きな敵を相手にしてのヒーローマンの俊敏さを感じさせる動きの描写など、やはり良く出来ている。磁力の力を応用して鉄骨に張り付いたりとか、そういうアイディアも良かった。【K1】
7/10 『四畳半神話大系』 第8話「読書サークル SEA」(10/6/15放映)
三股編・文通ルート。
正直な話、オチは本編開始前から分かっており(決して事前にネタばれ情報を入手したわけでなく、どう考えても景子さんの正体なんて今までの展開から考えて推測出来るに決まっている)、そしてその予測から一歩もはみ出さない内容なので、個人的には今までのエピソードの中で一番盛り上がりに欠けた。構成でも演出でも良いから何かこちらの予測を裏切ってくれる作品を期待しているのだが。【K1】
7/9 『WORKING!!』 第11話「11品目 あの頃の二人、八千代と佐藤。と、ようこそ小鳥遊家へ」(10/6/14放映)
「あの頃」の八千代さんの今以上のキョドる小動物ぶりが矢鱈と可愛らしく佐藤さんのハートが鷲掴みにされるのも無理ないと納得させられる。
小鳥遊家へのお泊り会は、幾ら自宅で1人きりなのは危ないからと言って、年頃の娘さんを自宅へ誘う小鳥遊君の思考回路が全く理解出来ない。まぁ今のところ保護者的なスタンスで異性として意識してないから、ということなんだろうけれど。【K1】
7/8 『聖痕のクェイサー』 第22話「#23 致命者サーシャ」(10/6/12放映)
邪悪な精神体に体を支配された仲間から敵をいかにして追い出すか。古今東西、様々な作品で繰り返されてきたシチュであるが、おっぱいから吸い出すってのはまさに想像の埒外だった(笑)。うん、まぁ、いかにもこの作品らしくて笑ったけど。
で、敵の攻撃を華麗に回避しつつヒロインたちのおっぱいを吸いまくって、ラスボスを倒す。何とも潔いおっぱい祭りで、正しくクライマックスに相応しい?バトルだった。何だかシリアスな雰囲気は全て吹っ飛んでしまったけれど(笑)。まぁ真面目に見るには難のある作品だし、これぐらいのほうがいっそ清清しいってもんでしょう。【K1】
7/7 『けいおん!!』 第10話「#10 先生!」(10/6/12放映)
DEATH DEVIL再結成。折角のさわちゃんの見せ場なのに肝心のライブシーンは画が少なくてちょっと物足りない。
さわちゃんの男疑惑が大して発展することなく、すぐに解消されるところなんかはこの作品らしい暢気な感じ。むしろそれをダシにした澪ちゃんいじりなどの方がメインだったんじゃないかと思えるほどだった。つか、この作品って基本的に、そういう日常の様々な出来事に対する軽音部の面々のリアクションを楽しむアニメって感じで、出来事そのものはさほど重要ではないところに特徴があるんだけれども。【K1】
7/7 『Angel Beats!』 第11話「EPISODE.11 Change the World」(10/6/12放映)
影との戦い。
生徒会室での、ゆりっぺと直井の会話の馬鹿馬鹿しさが楽しかった。麻枝さんと言えばやはり天丼ネタに尽きる。
影に囲まれたグラウンドでのバトルも、各々の見せ場がしっかり用意されたなかなかに見ごたえのある内容で、これも良かったと思う。【K1】
7/6 『デュラララ!!』 第22話「解散宣言」(10/6/10放映)
Aパート。ダラーズが携帯電話(の掲示板)を利用することで、黄巾賊から杏里を守る連携が面白かった。原作執筆当時と今とではかなり状況も異なるだろうが、これは当時はなかなか新しいコミュニケーションの形を提示していたのではないだろうか。
その携帯電話による希薄かつゆるやかな連帯こそがダラーズそのものなわけで、それは集会などを利用したより直接的かつ肉体的なコミュニケーションの形態を取る黄巾賊との対比にもなっており、両者の相容れなさは表面的な対立だけの問題ではない。
正直、ここしばらくの展開は誰かがもう少し賢く振舞うだけで回避出来たことなのではないか。としか思えず、ちょっとつまらなく思っていたのだが、今回はちょっと面白かった。【K1】
7/5 『HEROMAN』 第11話「第11話 メナス」(10/6/10放映)
お姉ちゃん・ホリー襲来編。
最近は妹全盛期でこういう暴力的で弟(or弟分)を引っ張りまわす我儘ジコチューなお姉ちゃんキャラが少ないので、こういうお姉ちゃんが(も?)大好物のK1にはめちゃ嬉しいキャラだった。
そのお姉ちゃんの路上ライブが派手さはないものの凄く丁寧に作られていて思わず何度も見返してしまう。作画も美麗さもさるものの、カモメの使い方などには特に感心させられることしきり。
わざわざ制作チームを分けるほどの力の入れようで、そこだけならば文句なしに☆×3ほどの出来映えだった。【K1】
7/4 『四畳半神話大系』 第7話「ヒーローショー同好会」(10/6/8放映)
三股編・その2。
最近はアキバでも人気?らしいラブドールの香織さん編。
ラブドールに純愛を語ったり、そのラブドールを巡って2人の男が争うというどうしようもないシチュエーションでそれは面白いのだけれども、その割にはちょっとはじけっぷりが物足りなかった。もっとどうしようもない感じが欲しかった。
ただ所々妄想で香織さんが妙に扇情的に見えるカットなんかは上手いと思ったし、同様に全裸(笑)のカットなんかも背徳的な感じもなかなか出ていた。結局生身の人間だろうが人形だろうが一緒くたに画になってしまうアニメでは両者の差がつけ難いのだが。その点は非常に良かった【K1】
7/3 『君に届け』 第25話「episode.25 新年」(10/6/7放映)
年越し、そして新たな年を迎えて、爽子と風早のこれから深まってゆく仲を予感させつつも、両者の関係を劇的に変化させるイベントを用意するわけでもなく、原作通りの展開で終了。千鶴とあやね、それぞれのサブヒロインたちの恋も感じさせるエピソードも盛り込まれており、取りあえずの〆としては悪くない感じ。
原作が面白いのだからお話が面白いのは当然だが、ヒロインたちの微妙な感情の揺れ動く様を捉えた演出や、原作の絵柄を活かしたキャラデザ、作品の雰囲気を上手く作り出す淡い色使い、能登麻美子をはじめとした声優たちの熱演、どれも非常に高いレベルで仕上げられていた。
当然原作ではこの続きも描かれているわけなので、是非同じスタッフ&キャストによる続編を望みたいところだ。幸いDVDの売れ行きは好調のようなので、決してありえない話ではないだろう。【K1】
7/2 『ハートキャッチプリキュア!』 第18話「最強伝説!番長登場、ヨロシクです!!」(10/6/6放映)
クモジャキーと今回のゲストキャラの番が同じカットにいると、まるで車田正美マンガのような雰囲気が漂ってくる。
それはともかく、大時代的な番長のキャラ(この前『週間少年サンデー』で連載が終了した「金剛番長」をちょっと連想してしまった)、漫画のコマ割りを活かした演出、井上喜久子声が実に嵌っている箱入りママやら、何故かデザトリアンに筆として使用されるクモジャキーとか、色々な見所満載で楽しいエピソードだった。あと、つぼみの可愛らしい天然さんぶりもポイントが高かった。【K1】
7/1 『Angel Beats!』 第10話「EPISODE.10 Goodbye Days」(10/6/5放映)
笑わせてホロリとさせる麻枝准らしい、ユイの最期のエピソード。
ユイのうざ可愛いところが上手く出ていて何だかその騒々しさやはた迷惑なところが憎めなく、むしろ可愛らしく見えてくるのが不思議である。
ラストのプロポーズは少々唐突な気もしないでもないが、夕焼けの美しい光線処理の中での熱い告白は、キャラの熱い心情や思いがけない告白への嬉しさが伝わってくる良いラストシーンだった。【K1】
6/30 『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』 第10話「第10話 5回裏、2対5」(10/6/3放映)
阿部の負傷退場。
運命のその時が来るまでの静かな盛り上がりと、その後の緊迫感溢れる展開の緩急のつけ方が良かった。
捕手を交代した田島の存在感の大きさ(決して声の大きさだけではない)、そしてその田島ですら公式戦での初バッテリーという事態に対する緊張を知って、阿部に頼りっぱなしだった三橋が逆に田島を支えようと決意する。
下手なスポコン漫画では、選手の負傷は勝利を盛り上げるためのスパイスでしかないが(しかも出がらしでかなり薄いことが多い)、負傷退場という事態を利用してチームの結束や選手の成長、無念さを描くなどのドラマの組み立てが非常に上手い。【K1】
6/29 『HEROMAN』 第10話「第10話 アプローチ」(10/6/3放映)
リナのデート大作戦。
リナがジョーイをデートに誘うために奮闘する様は分かり易く可愛らしくはある。
ただ、一応朝の食卓で悩んでいる素振りはみせていたが、お兄ちゃんのことをほったらかしにして男にうつつを抜かしているようにも多少見えるのは、目をつぶる方針で。【K1】
6/28 『四畳半神話大系』 第6話「英会話サークル ジョイングリッシュ」(10/6/1放映)
酔いつぶれた羽貫さんを送り届ける「私」の声に被さる下心丸出しの声はてっきり心の声かと思いきや、息子(ジョニー)の声だったんで、盛大に吹いた(笑)。鍵と鍵穴、沸騰寸前のやかん、口腔内に侵入する指など性交の隠喩もあふれかえっていて、それを隠そうともしないさまはいっそ清清しいほどだった。
その言動もさることながら、情動に突き動かされるジョニーの荒々しさを切り絵で演出する作画なども印象的で、非常に味のあるキャラだった。【K1】
6/27 『荒川アンダー ザ ブリッジ』 第9話「9 BRIDGE」(10/6/1放映)
EDテロップの作画監督(拳王ステラ)がちょっとウケた。
『北斗の拳』でおなじみの効果音が何だかひどく懐かしかった。【K1】
6/27 『WORKING!!』 第9話「9品目 ことりちゃん登場!!」(10/5/31放映)
初めてホンキでちょっと面白く感じた。
アバンでの伊波さんの姿をロングからフレームインする固定ショットから超クローズアップまでカットを変えて見せる演出やら(もちろんカットが切り替わる度に伊波さんの心情により深く切り込んでいくようになっている)、新幹線から?降り立つ父の姿の大げさな構図やわざとらしくないぐらいのスローモーションなど感心した。
お父さんの親バカぶりやら、ラストの伊波さんの発情っぷりなんかも良かった。
ただお父さんの娘に対する過剰な愛情のかけっぷりはギャグとして見せるには少々酷過ぎるし(だからこそ小鳥遊君もホンキで怒っているわけなんだけれども)、シリアスとしてはコメディとして描写されている部分もあり、どうにもすわりが悪い。
小鳥遊君の男の娘っぷりは、思ったよりはインパクトがなく、期待していたほどではなかった。【K1】
6/26 『ハートキャッチプリキュア!』 第17話「認めてくださいっ!私たちのプリキュア魂!!」(10/5/30放映)
プリキュアと和菓子屋職人の2代目、3代目間での後継者問題(最初は和菓子屋のおじいちゃんの存在理由が今ひとつ良く分からなかった)。
バトルでの成長を感じさせるWプリキュアの動きが印象的だった。
個人的にはゆりさんの葛藤(敗北した心の痛み、戦えない自分に対する憤り、など)をもう少し盛り込んでくれれば、最後の最後でブロッサムたちを思わず助けてしまう行動にも、もう少し感情移入できたのだけれども。【K1】
6/25 『Angel Beats!』 第9話「EPISODE.09 In Your Memory」(10/5/29放映)
音無の生前回想編・その2。
地下鉄構内での閉鎖空間での圧迫感を感じさせる空間の描き方などは流石はあおきさんなのだけれども、脚本などはそれを上手く活かせてないようには感じる。
また、音無のドナー登録が皆の意識を纏め上げる様は感動的ではあるのだけれども、ちょっと唐突に過ぎる気はする。以前の妹のエピソードでの際にもう少し感情の導線を引いておいたら、素直に見られたと思うのだが。
あと、EDでの日向と高松の会話の切り替えしのリズムがちょっと面白くて印象的だった。【K1】
6/24 『けいおん!!』 第8話「#8 進路!」(10/5/29放映)
未だに決まらない唯(と、ついでに律ちゃん)の進路。
アバンの幼稚園時代の亀の思い出に始まり、全編を通して奏でられる「もしもし亀よ」のメインテーマは、人より歩みの鈍い唯自身を表している。まさかこのために用意していたわけではないだろうけれど、今まで無意味だった階段での亀のオブジェなんか効果的に使われていて、ちょっと感心した(計2度、唯と和になでられるが、もちろんそれぞれで意味が異なりキャラの心情などを上手く代弁している)。【K1】
6/23 『HEROMAN』 第9話「第09話 ALIVE アライブ」(10/5/27放映)
Aパートのゴゴールとの最終バトル。
そしてBパートのスラッグ前線基地崩壊。
どちらも素晴らしくリキの入った作画で見所の連続だった。
個人的には出オチで終わってしまったドクター・ミナミのださいデザインの巨大ロボット?なんかも良かった。
前回も述べたように、あれだけ圧倒的な力で侵略を進めていたスラッグがこんなにあっさりと敗北ってのは、ちょっとご都合的な展開も気はするけれども、取り合えず映像のカタルシスだけで十分に満足出来た。【K1】
6/22 『刀語』 第5話「賊刀・鎧」(10/5/26放映)
今までの敵に傷1つ負わせることなく勝利してきた七花と最強の防御力を誇る賊刀・鎧。
防御力vs防御力。そういう見所を設定した盛り上げ方は分かりやすくて良いと思う。
虚刀流が通じぬ相手に対して鍛え上げた肉体でのみ勝利を収めるという展開も悪くは無い。世間を知らず、常識を知らぬただ虚刀流としての己のみがある七花が、旅を通じて多少なりとも嫉妬など人間らしい感情を身につけたことと合わせての人間宣言であり、単純に好きな女に背中を押されて奮起するという単純ではあるが王道的展開には、ちょっと熱くさせられる。
また、以前から予告されていたとがめの口癖の過ちが暴露される際のうろたえぶりは、たっぷり2分あまりにも亘ってとがめの可愛い狂乱っぷりが堪能出来
6/21 『四畳半神話大系』 第5話「ソフトボールサークル ほんわか」(10/5/25放映)
ソフトボールサークルを隠れ蓑にした健康食品のマルチ商法を経営するカルト教団への入信?編。
ほんわかのんびりソフトボールサークルから、カルト教団の洗脳まで坂道を転がり堕ちるように悪化してゆく事態が今まで以上に破滅的で楽しい。
某教団でも同様の手法で行われていたという入団儀式(イニシエーション)における人格否定から全肯定による洗脳なども胡散臭さ満点で面白かった。【K1】
6/20 『WORKING!!』 第8話「8品目 伊波、はじめて?のお・で・か・け!」(10/5/24放映)
この手の作品にありがちな温泉エピソード。の割にはサービスシーンが全くない。本来ならば、その肩透かしぶりを構成や演出で見せる方向に普通なら持っていきそうなものなんだけれども、全くそんな素振りを見せなかった。ちょっと物足りない。
こういう潔癖さというか、お上品さは原作者が女性であることも一因ではあると思うのだが、あまり戦略的な目的があるようには思えない。多分に天然的。
同じことがメインヒロインに昇格気味の伊波さんにも言えて、一応デレ化の過程を愛でる発言を繰り返してはいるが、正直なところ、過分に暴力的なところはカバーしきれないマイナス要因だと思う。正直、小鳥遊君に伊波さんが惹かれる要素はあまり感じられない。
キャラにしてもストーリーにしても、もう少し戦略的にやれないものかと思うのだが(まぁ、それが好きって人もいるのだろうけれど)。【K1】
6/19 『ハートキャッチプリキュア!』 第16話「ライバルはえりか!演劇部からの挑戦状です!!」(10/5/23放映)
えりかとあずさ。共に部長職を務め、自らの部に対して強い愛着と情熱を的な行動力を持っていながらも、部員に対する気配りや心の余裕が全く違う2人の対比はなかなか上手く描けており、えりかの成長も十分に読み取ることが出来る。
演劇部崩壊の過程や、たった1人で部活を続けるあずさの悲しみなどはちょっと描写不足気味ではあったが。【K1】
6/18 『Angel Beats!』 第8話「EPISODE.08 Dancer in the Dark」(10/5/22放映)
天使を救出するための再度のギルド降下作戦。
仲間のために文字通りに自らの体を張って散ってゆく仲間たち。そんな物語のクライマックス的感動シーンも繰り返される度ごとに飽きてきたり、省略されたり(高松君が肉体を見せずに死んだり、とか)、ぞんざいにあしらわれたりと、今回も人の死を笑いものにしかしない不謹慎さが、素敵だった。
ただ肝心のシリアスな?ストーリー展開にあまり興味が抱けないのが残念ではあるのだが。【K1】
6/17 『けいおん!!』 第7話「#7 お茶会!」(10/5/22放映)
澪たんディナーショーならぬ、ファンクラブ特別ご招待お茶会。
結婚披露宴を彷彿とさせるケーキ入刀やらキャンドルサービス、さらには自作ポエムご披露とか、へたれ萌えな澪ちゃんを全力で愛でるお話。
今回の最大の見せ場である新曲は、肝心の演奏はあまり見せない方向だったんで、ちょっと演出、作画的には満足出来ない感じだったけれども、少しメルヘンチックなタイトルも含めてらしい歌詞や明るく元気なメロディラインなどは放課後ティータイムファンとしては満足の出来るものでした。【K1】
6/16 『HEROMAN』 第8話「第08話 コンバット」(10/5/20放映)
ゴゴール様本人がわざわざ前線にお出ましになるほどに切羽詰っているように見えなかったり、ヒーローマンだけに戦わせるのではなくジョーイにも戦わせるところがいかにも今風の主人公っぽくてそれも良いのだが土壇場で見せる加速はちょっと唐突過ぎたりで、どちらもシナリオの都合としか思えないんでどうにも素直に入っていけない。
ただラスボスとの死闘というシチュエーションで、バトルそのものは盛り上がるし凄く格好良いんで、その点は十分に満足させてもらっているんだけれども。【K1】
6/16 『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』 第8話「第8話 5回戦」(10/5/20放映)
初回から3点のビハインドを背負い、こちらの攻撃は全て読まれるという劣勢から始まる波乱の5回戦。
相手チームのデータを揃え戦略を組むのは現実の野球でも常套ではあるが、おそらく現実には甲子園に出場するようなチームですらここまで一球一球の配球を巡っての心理戦はないだろうと思う。ここで描かれている高校野球は、本当に優れたスポーツマンガの描く現実のスポーツ以上のスポーツ(ある意味そのスポーツの「理想的な」状態と言っても良いかも知れない)であり、それがリアルを越えたリアリティをもって迫ってくる。
配球のくせを読まれことごとく作戦が裏目にでる西浦バッテリーの動揺と焦燥、相手の搦め手に言いように抑えられる西浦ナインの攻撃、そんな中で即座に相手の作戦に対して対応する田島の非凡さも素晴らしく、また相手の作戦を見抜きさらにそれを逆手に取ろとする新たな作戦など、見所のギュッと詰まったエピソードで息をつく暇すら文字通り無かった。【K1】
6/15 『四畳半神話大系』 第4話「弟子求ム」(10/5/18放映)
樋口師匠と城ヶ崎先輩先輩の繰り広げるしょーもない戦争が、いかにもしょーもなさそうなもので、その不毛さを自覚していながらもそれに対してどっぷりつかって何だか楽しんでしまっている「私」の状況にちょっと共感できてしまう。こういう青春の無軌道さがちょっと懐かしく感じてしまう。学生の町でありまた古都でもある京都という舞台がそう感じさせるところもあるだろうし、「四畳半」というタイトルがそういうノスタルジックなものを連想させてしまうところもある。
樋口師匠と城ヶ崎先輩先輩が橋の上でじゃんけんをする際に、守護霊(あるいはスタンド)よろしく歴代の代理戦争を戦いぬいてきたものたちを背後にしょっている映像に笑ってしまった(最初は、残像かと思ってしまった)。【K1】
6/14 『さらい屋 五葉』 第5話「上手くいくさ」(10/5/18放映)
独特の雰囲気を持つ作品だが、それは決してこの作品がアニメには珍しく時代劇であるところや、オノ・ナツメ氏描くところのキャラにだけよるものではない。それは一風変わった回想の挿入の手法によるところが大きい。
回想はキャラの行動の動機やある出来事の原因を「説明」する際には非常に便利な手法であるのは当然であるが、物語の上で現在流れている時間を一旦停止させるために、どうしても物語の速度を減退させる(もちろん全ての回想が「説明」というわけではない)。
今回のエピソードでは大まかに3つの時間が描かれている。冒頭の前回からの続きで五葉の初仕事にまつわる過去のエピソード。そして政之助がご隠居の家で養生している現在の時間軸。さらには、初仕事の後、梅造が五葉を続けることを決意するに至った過去のエピソード。後者の回想はまさに梅造の事情を「説明」する回想であり、ご隠居の家を訪れたかつての仕事(盗賊)仲間と出会ったことから回想へのきっかけになり、政之助に語って聞かせるという形式を取っているのだが、それがそうだったと分かるのは帰宅した梅造の酒を一杯やりながらの独り言から推察されるのみで、回想への分かりやすい導入(演出)はない。気付いた時には既に過去の回想になっており、そしていつの間にか再び元の流れに戻っている。梅造の辿ってきた道はそのまま政之助のこれから辿るかもしれない道であり、政之助の心情は過去の回想によっても途切れることなく、続いている。
そもそもこの作品は1話ごとの切れ目にもはっきりとしたヤマがあるわけでもない独特の構成であり、回想シーンの使用も同様なのだろう。
多少戸惑いを感じもしたが、楽しく思い始めてもいる。【K1】
6/13 『WORKING!!』 第7話「7品目 久しぶりの音尾と、新しいバイト=山田(!?)」(10/5/17放映)
最後の小鳥遊の「や〜ま〜だぁ!」って叫び声が、何故か『ドカベン』だった。このアニメ見ている人間の一体どれだけが分かるのか、非常に疑問だ。
それはともかくとして、音尾さんがお土産として拾ってきた山田(偽名?)が、空気を読まないくせに妙なところで察しが良くて、そのおかげで佐藤くんと八千代さんの仲が急激にギクシャクして、店の雰囲気が坂道を転がり落ちるように悪化してゆく様が面白かった。
今回は伊波さんのデレぶりはあまり堪能できなかったが、八千代さんの天然ぶりがなかなか可愛らしく、そっち方面でもまず満足のいくエピソードだった。【K1】
6/13 『君に届け』 第22話「episode.22 クリスマス」(10/5/17放映)
タイトル通りのクリスマスイベント。
長濱博史としての演出家としての巧みさを改めて実感させられる。
放課後、2人きりの教室で交わされる会話を捕らえるカットの見事な連鎖。
ちょっとうつむき加減の爽子を捕らえた固定ショットに風早がフレームインする際の爽子の反応。
何よりも素晴らしいのは、電話を受けた爽子の表情を、目元や口元などの極端なアップで窺わせずにカットで繋ぐ手法で、これぞまさに長濱博史調だった(フレームインしてくる涙のインパクトたるや)。さらにはあやねや風早のオフ音声の使い方も非常に巧みで感心させられる。
さらには常よりも艶のあるキャラ作画、冬景色の雰囲気を見事に捕らえたモノトーンの色彩設定と背景美術の素晴らしさも挙げておかねばなるまい。
緩急の利いた脚本も登場人物たちの感情を余すところ無く描ききり、1話きりの単発イベントとして全てが完璧に収まったエピソードだった。
これから、もう1度見直します。【K1】
6/12 『ハートキャッチプリキュア!』 第15話「なんと!生徒会長がキュートな服着ちゃいます!!」(10/5/16放映)
詰め込み過ぎで尺の関係もあるのだろうが、戦闘が始まるやいなや、いきなり決め台詞を言うプリキュアたちが、まるでキレやすい現代の若者たちのようでちょっと面白かった(笑)。
それはともかく、まずタイトルがイイよなぁ。生徒会長が可愛い服を着る、ってタイトルを聞くだけで、こう夢が広がってくるようじゃありませんか。
ただ肝心の本編は最初に述べたようにちょっと詰め込み過ぎで上手く消化しきれてない感じ。可愛いものを見て目を輝かせたり素直になりきれずに煩悶する様子、さらには期待通りのキュートなスカート姿が堪能出来たので、見たいものは見られたから、まぁ良し、とするか。【K1】
6/11 『Angel Beats!』 第7話「EPISODE.07 Alive」(10/5/15放映)
催眠術によって呆気なく取り戻される音無の生前の記憶。難病モノといういかにもな設定はともかくとして、記憶が戻る前後で音無自身にほぼ何の変化もなく、正直なところ、記憶喪失であったことの意味があったのかどうか非常に怪しい。
それはともかく前々回に天使を失墜させ(生徒会長の座から引きずり落とす)、前回は自称「神」との戦いに勝利を収め(バトル系少年漫画よろしくいつの間にか仲間になってるけれど)、完全にミッションという名のごっこ遊びになってしまった今回の川釣りだが、緑川光の爽やかでいながらもどこか胡散臭さを感じさせるキャラの登場で、いかにも麻枝さんワールドって感じになっていて、それはそれで楽しめた。【K1】
6/10 『けいおん!!』 第6話「#6 梅雨!」(10/5/15放映)
タイトル通りの梅雨の日々を扱ったエピソード。
物語中に一度だけ雨上がりのシーンがあるのだけれども、ふつーならば雲間から覗く太陽光などを見せるカットを設けそうなところでも、敢えて青空を見せずに、ほぼ小鳥の鳴き声だけでそれを表しているカットがあって、ちょっと良かった。【K1】
6/9 『HEROMAN』 第7話「第07話 レジスタンス」(10/5/13放映)
スラッグ本拠地への侵入ならびに、ウィル&ニックとの再戦。
ウィルたちの侵入には隠しカメラ?であっさりと気付いたにも関わらず、いくら陽動作戦だからと言ってデントンたちが見つからないのは納得いかない。
それはともかく、与えられた力に溺れるニックやら(ジョーイの対極に位置する存在というには、少々キャラが弱いけれども)、この危機に及んでもアメリカナンバー1に拘るマッドサイエンティストやら、いささかパターンめいてはいるが、盛り上がってきてはいる。
今回もアクション全般に良く出来ていたが、クライマックスの崩壊シーンの作画の描き込みなどは特に圧巻だった。【K1】
6/8 『四畳半神話大系』 第3話「サイクリング同好会 ソレイユ」(10/5/11放映)
流石に3度目のループともなると変更点が目立ってくる。
前2作と違って「私」がほとんど被害者でしかなく、鬱屈した想いから、捻じ曲がった行動へと転化してゆき、そしてさらに事態を悪化させてゆく自業自得の悪循環のようなものが無いのが少々物足りなかった。
坂道を駆け上がってくるサイクリング部の集団やら逆に駆け下りる明石さんの姿など作画的な見所は今回も十分に堪能させてもらいました。【K1】
6/7 『荒川アンダー ザ ブリッジ』 第6話「6 BRIDGE」(10/5/11放映)
基本的にこの作品のギャグは今ひとつ笑えない感じのやつが多いんだけれども、最後の半ばシリーズ化してきた感のある一発芸大会予選での村長のネタは、その何が面白いのか良く分からないのに、何だか妙に受けてるところが、ちょっと面白くて村長の謎のキャラにも合っている気がする。【K1】
6/7 『WORKING!!』 第6話「6品目 宗太の憂鬱、小鳥遊家の女達」(10/5/10放映)
アバンの小鳥遊君4ちゃいは、まさにこんな可愛い子が女の子のはずがない。を地で行く愛らしさを振りまいていて、分かってはいても萌えずにはいられない。本編ではタイトル通り小鳥遊家の女達の生態が語られるが、ワグノリアの面子を凌ぐ個性派集団の塊で、それぞれキャラが「立っ」ていて良かった。
また伊波さんデレ化計画も着々と進行しており、マジックハンドの端を控えめに掴んで引き回される姿は小動物的な愛らしさがあって、阿漕だとは思いつつも、やはり萌えてしまう。【K1】
6/6 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第56話「第56話 『大総統の帰還』」(10/5/9放映)
ホーエンハイムvsお父様に、大総統vsグリード。
主人公たちが全く登場せずに登場人物の平均年齢が一気に跳ね上がるエピソード(笑)。
いつも見ごたえのあるアクションだが、特にBパートの中央司令部正門での戦車との大立ち回りが非常に印象的だった。生身で砲弾を切り裂き、爆風を利用して戦車に肉薄する、ありえないアクションの連続が実に素晴らしく説得力を持って迫ってくる。
高低差を活かして中央軍兵士を釘付けにする機関銃の掃射や、それを印象付けた後での印象的なフーの登場シーン(壁などを一気に走りぬけ銃弾をかわしたり、など)も、十分な見所になっていた。【K1】
6/5 『ハートキャッチプリキュア!』 第14話「涙の母の日!家族の笑顔守ります!!」(10/5/9放映)
プリキュア恒例の母の日エピソード。
妹の感情の激発がいささか唐突に思えるものの、姉妹の感情のすれ違いやら亡くなった母親の思い出などを軸として、まずまず押し付けがましくなくかつちょっとほろりと来る感じに上手くまとめられていた。
心の花が檻の中に閉じ込められていたりというちょっと変わったパターンやら、砲弾のように射出されるスナッキーたちも何だかちょっと面白かった。【K1】
6/5 『Angel Beats!』 第6話「EPISODE.06 Family Affair」(10/5/8放映)
相変わらずの回想を独白するシーンはゲームでならばありなのかも知れないが、その唐突な挿入ぶりも含めてどうしてもアニメーションとしては流れを阻害している気がする。
凶弾に倒れる仲間のシルエットのショッキングな挿入など、流石平松さんというべきカットの多く見られたので、ラストの部分で躓いたことが非常に残念でならない。【K1】
6/4 『けいおん!!』 第5話「#5 お留守番!」(10/5/8放映)
第4話と対になる、3年生の留守を預かる?2年生トリオたちの、いつもとはちょっと雰囲気の違った日常。
賑やかな3年生の不在から来るどこか物憂げな雰囲気が、折角の休日なのに雨模様という天候などにも表れており、それは無論晴天に見舞われた修学旅行との対を成している。
今まであまり生態の描かれていなかった純ちゃんが、なかなか将来有望なコメディリリーフとしての才能を有していることが分かったのも思わぬ拾い物をしたような気分だった。【K1】
6/3 『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』 第6話「第6話 大事」(10/5/6放映)
相変わらず会話の妙というかリアルっぽさが上手いなぁ、と感心させられる。
モモカンの年齢を聞いた後の反応やら、チアガール2人組とそのセンパイたちとの会話、さらには高校生の息子を持つ母親の会話とか、実際ありそうな感じ。総じて今時の子供たちにしては、子供っぽさやら純粋さがいささか強調されているようにも思えるけれども、何だかそれも含めて、野球を愛する、そして高校球児たちに対する作者の優しい視点が透けて見えるようで、非常に好ましく感じられる。【K1】
6/3 『デュラララ!!』 第17話「有為転変」(10/5/6放映)
帝人、正臣、杏里。仲良し3人組が、お互いの正体を知らずにそれぞれが池袋の街で暗躍する3つの組織のトップとして君臨する展開はいささか出来すぎな感がするものの、確かに意外ではあり、また事態がこの先どう転んでも最悪の結果が待っているようでもあり、どうしても先が気になってしまう。
それとは別に今回はパワーを全開にしたしずちゃんの罪歌の子供たちを相手に立ち回るアクションのど派手さや、アップでの丁寧に描きこまれた作画などの見所もあり、アクション編としても十分に楽しめた。【K1】
6/2 『四畳半神話大系』 第2話「映画サークル みそぎ」(10/5/4放映)
選択肢を変えてリスタートする物語。
結局変わり映えのしない、鬱屈したキャンバスライフを送る中での繰り返しや微妙な差異が上手く視聴者の興味を引いている
監督自らのコンテによる第1話には流石に及ばないものの、今回は妙に豪華な原画陣による作画の見所もあり楽しかった。【K1】
6/1 『荒川アンダー ザ ブリッジ』 第5話「5 BRIDGE」(10/5/4放映)
OPがマリアさんバージョンに変更。
続々と登場する登場する変人さんたちが楽しい。ドSなマリアさんはヘタをするとただの性格の悪い人なんだけれども、人の悶絶する様を心底嬉しそうな笑顔で見送る様が非常にキュートなんで、何だか全てが赦せる気になるので不思議だった。
もちろん超ドジっ娘体質のP子も、バナナの皮を使った心底ベタなネタをホンキで演じさせる様なども十分な掴みだった。
丹念に新キャラを描くかと思わせつつ、何だかさらに怪しげな風貌の方々をスルーしてしまうことで、より印象付けるギャップ見せ(そんな表現はない)なんかも何気に効果的だった。【K1】
5/31 『君に届け』 第20話「episode.20 プレゼント」(10/5/3放映)
失恋し、傷心のちづと、それに対して何も出来ない自らの無力さをかみ締める貞子たち。
暗くなりがちな展開だが、それとは反して作画は崩し画の多用などによりむしろコミカルな印象だし、またBGMもどこかのんびりとした明るいイメージで流されている。それらが決して内容とかみ合っていないちぐはぐな演出になるどころか、3者の感情を余すところ無く描き、さらにはちづが貞子たちの存在によって癒され救われることを既に伝えている。原作でも同様の描写がされているが、きちんとアニメでもそれらをアニメとして膨らませるような演出が為されている。【K1】
5/30 『ハートキャッチプリキュア!』 第13話「真実が明かされます!キュアムーンライトの正体!!」(10/5/2放映)
タイトル通りにキュアムーンライトの正体がつぼみたちにバレるエピソードではあるが、視聴者にとっては既にバレバレの情報であり、それを物語進行の鍵とせずに、さらなる謎を提示させ視聴者の関心が離れないように考慮されているのが良かった(月影ゆりの行方不明の父親、の件など)。
折角プリキュアにトドメをさす機会なのに、それを中止させるサバーク博士の行動は少々意図不明ではあるが、そこら辺もおそらくは今後の伏線として活きて来るんだろう。
ヒロイン置いてけぼりで、どこか緊張感を漂わせるゆりとダークプリキュアの対峙など硬質な雰囲気なども味わい深くて良かった。【K1】
5/29 『けいおん!!』 第4話「#4 修学旅行!」(10/5/1放映)
京アニ作品での修学旅行と言えば、当然京都(いや、まぁ原作がそうなんだけれどもね)。
冒頭のなりかわりショートコントも見事に引っ掛けてくれるし、本編でもいつも以上にハイテンションな唯たちの様子が丹念に描かれ、旅行に浮き立つ気分を見事に伝えてくれている。【K1】
5/29 『Angel Beats!』 第5話「EPISODE.05 Favorite Flavor」(10/5/1放映)
Aパートで天使の権威を失墜?させるためのおバカな工作の数々が楽しい。
繰り返されるロケット噴射ネタとか、段々と支離滅裂を欠いてくる苦しいわりに何故か妙に納得される言い訳とか、いかにも麻枝さんらしい、ありえねぇ感じの展開で思わず噴出してしまう。やっぱ、ギャグの基本は天丼だと思うんですよ。【K1】
5/28 『デュラララ!!』 第16話「相思相愛」(10/4/29放映)
張間美香さんのみならず、贄川春奈さんも頭のネジが狂いまくっていて、この世界の恋する乙女にまともな奴はいないのか、と嘆かわしくなってくる。
それはともかく、妖刀・罪歌の所有者が明かされるどんでん返しは首に傷のある少女の時ほどに伏線が上手く張られていなかったので、思ったよりインパクトがなかったが(後、恋に狂った少女ってのも、キャラが被さっているからかな?)、もちろん意外ではあったが、簡単に怪力乱神を語りすぎているような気もしないでもない。【K1】
5/27 『HEROMAN』 第5話「第05話 アサシンズ」(10/4/29放映)
スラッグに掴まり人体改造されたニック&ウィルとのバトル。
スラッグは昨今のアニメには珍しいくらいに、真っ当な宇宙からの侵略者として振舞っていて、やることもかなりえげつない。スタン・リーはダークサイドに堕ちた友人とのバトルってのが好きそうでもあるし、この先どうなるのか。今のところ、人類側は圧倒的に不利で到底勝てる逆転の目が見つからない。
中盤のタマに対しての空爆やら、ビル倒壊のシーンを描いた作画のリキの入り具合なんかも凄く、目を奪われた。【K1】
5/26 『刀語』 第4話「薄刀・針」(10/4/28放映)
日本最強剣士・錆白兵との薄刀・針を巡っての死闘。と思わせつつ、お姉ちゃんvs真庭忍軍・虫組の死闘。
そういうネタ自体はさほど目新しいものでもないけれども、3話かけての前フリに、前回の嘘予告など全力で騙してやろうという気概は好ましい。
何よりお姉ちゃんのデタラメな強さには、賛嘆よりも恐怖すら感じさせる凄みがあって、目が離せないものがあった。構えを取る蝶々に対して無防備に徐々に歩をつめるおねえちゃんの前進が、その歩行を見せない、あたかもホラー映画における幽霊やモンスターのような扱いを持って描かれているのも楽しかった。そして何よりも実際怪物だった。
何はともあれ最大の敵と目されていた日本最強剣士をあっさりと退場させてしまったのだから、この先にアッと驚くような構成の妙が用意されているものと期待しております。【K1】
5/25 『四畳半神話大系』 第1話「TENISS CIRCLE キューピッド」(10/4/27放映)
10年春の新番組その8。
原作既読。
湯浅政明の地上派初監督放映作(だと思う)。
『ケモノヅメ』やら『カイバ』など一般ウケしそうにない作品ばかりを制作し続けてきた湯浅政明もついにここまで来たかと思うと感無量の思いがする。
初のメジャー志向作品のためか、今までの作品にあったような挑発的なスタイルはどこか控え目なものの、昨今のアニメ界から見れば十分に刺激的な作品になっている。
独特のOP、EDをはじめとした独特なセンスの光る、アート的にすら見えるビジュアルも素晴らしいが、浅沼晋太郎のどこか平板で朴訥な喋りの妙もさることながら坂本真綾や吉野裕行、藤原啓治と脇を固める声優陣の演技も実に素晴らしく物語りに彩りを添えていた。
主人公の鬱屈し、捻じ曲がった不毛なキャンパスライフを、どん底でありながら妙に明るく軽快にすら見せる演出の巧みさなども非常に際立っていた。
間違いなく今期最大の期待作。
にしても、『モノノ怪』やら『さらい屋 五葉』も含めてノイタミナ枠は通常のアニメ枠と違うが故の利点を活かした作品づくりが為されていて、実に優良なコンテンツになっている。作品枠が2つに拡大されたのもむべなるかな。【K1】
5/24 『WORKING!!』 第4話「4品目 相馬、さわやか すぎる青年」(10/4/26放映)
まさにさわやかを「過ぎる」佐藤くんのキャラの濃さは女性陣に負けないインパクトがある。現実にいたら、あまりにもヤな奴なんだけれども、伊波さんという天敵を用意してひどい目にあわせることで上手くバランスを取って憎らしくならないように見せている。
その影に隠れてしまった感はあるけれども、小鳥遊家のデッカイ女性たちもなかなかキャラが「立っ」ている。
そして今回はバレンタインイベントということで、伊波さんのデレ化計画も順調に進行中。【K1】
5/24 『君に届け』 第19話「episode.19 夢」(10/4/26放映)
原作通りではあるけれども、ちづちゃんの揺れ動く気持ちが、片想いの相手の彼女の履く可愛らしいミニスカートやらクローゼットの中で選ばれなかったホットパンツなど仮託されて実に上手く語られている。
夜、龍の家から自転車に乗って帰宅する風早を描いたカットが何だか幻想的で凄く印象に残った。【K1】
5/23 『ハートキャッチプリキュア!』 第12話「ドッキドキです!プロポーズ大作戦!!」(10/4/25放映)
水のデザトリアンに取り込まれて、呼吸困難になるマリンに穴の開いた棒をデザトリアンの体に差し込みシュノーケル代わりにするアイディアのバカバカしさとか好きです。ついでにデザトリアンと一緒にブロッサムに浄化?されてぽわわわわん、ってなっていてさらに笑える。
肝心のすれ違いの恋人たちのプロポーズエピソードにはさほど関心は持てないけれども、最後のお姫さまだっことか、どう見てもギャグにしか見えないんですけれど(苦笑)。【K1】
5/22 『Angel Beats!』 第4話「EPISODE.04 Day Game」(10/4/24放映)
麻枝さんお得意?の野球エピソード。
尺が短い中でも『ドカベン』の時代からのお約束であるメンバー集めからきちんとやっているのが律儀だし、同世代的な感性としては嬉しい。意図に反してアホな子ばかり集まってくる展開も何だか妙に面白い。
それに比べると肝心の野球は少し失速気味ではある。繰り返されるゆいにゃんへの懲罰ネタも麻枝さんお得意の天丼ネタでそういうのはこちらも好きで楽しめるのだけれども、日向のトラウマ記憶が語られるくだりと予測されていたオチはちょっとガッカリではあった。【K1】
5/21 『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』 第4話「第4話 野球シンドイ」(10/4/22放映)
3回戦・対崎玉戦続き。
戦局の展開に合わせて揺れ動く球児たちの心の心情描写の巧みさに相変わらず引き込まれる。
一球一球に駆け引きやドラマがあり、引き込まれる。
中でも今回は田島の大きすぎる影の下でプレッシャーに悩まされる花井の心情などがかなり克明に描写されており、共感させられる。【K1】
5/20 『HEROMAN』 第4話「第04話 タマ」(10/4/22放映)
宇宙人の侵略兵器が巨大な破壊不可能な大きなタマ。ってアイディアが実にイカしてる。落とし穴から突起を生やして自力で這い出るビジュアルには思わず爆笑してしまう。
絶体絶命のそのとき、ジョーイの叫びに反応して巨大化するヒーローマンの姿には、もうリアリティとかを突き抜けたカタルシスさえ感じる。
まるまる1話かけてようやくその進行を遅らせるだけしか出来なかったタマが大挙して転がり出てくる引きも上手く、早くも次回へと心が躍る。【K1】
5/19 『さらい屋 五葉』 第1話「形ばかりの」(10/4/20放映)
10年春の新番組その7。
『リストランデ・パラディーソ』に続くオノ・ナツメ原作の人攫いを稼業にする五葉の活躍を描いた異色の時代劇。
暗い色調をベースにした独特の色使いに、オノ・ナツメ独特の画風を活かした異色のキャラデザと、今風のアニメからとことんまで背を向けたような作りが好ましく、またどこかアンニョイな雰囲気を漂わせることに成功している。
メインとなる政之助と弥一を中心としたキャラ、五葉の紹介編だが、とことん地味で地味で一般ウケしそうな作りになっていないことが何だか逆に上手く掴みになっているような気すらする。
最後までシリアスに地味に決めておきながら、何故か次回予告が『さざえさん』のパロディなんでその地味なチョイスも含めてちょっとウケた。【K1】
5/18 『WORKING!!』 第3話「八千代と杏子と佐藤…と、帰ってきた音尾さん」(10/4/19放映)
八千代と杏子と佐藤の奇妙な三角関係。
八千代さんと杏子さんの関係はあまり百合百合したものを妄想させてくれないんで、ちょっと残念な感じです。八千代さんの杏子さんを見る視線が純粋な憧れって感じで描かれているので、不健全な妄想が入り込む余地があんまない。
それに対して伊波さんは、思わず小鳥遊くんに縋り付いたりと、今回も順調にデレ化していってよい感じだった。【K1】
5/17 『ハートキャッチプリキュア!』 第11話「アチョー!!カンフーでパワーアップします!!」(10/4/18放映)
前回シリアスに決めたと思ったら、いきなりカンフーでパワーアップみたいなおおらかな展開がいかにもプリキュアらしくて何だかイイなぁ。
しかし全般的に話が大雑把過ぎててきとーな作りなのはいただけないけれども。
折角何故か弟の閉じ込められた水晶を持ったスナッキーをふとっちょにするのだから、そこはちゃんと意味を持たして欲しかった。カンフー映画でよく見る手のひらを上に向けて相手に向かって掛かって来いとばかりに手を折り曲げる動作までさせているのだから。
そして今回の必殺技は「マリンダイナマイト」。この古臭いネーミングセンスが好きです。【K1】
5/16 『Angel Beats!』 第3話「EPISODE.03 My Song」(10/4/17放映)
天使エリアへの侵入ミッション。という大仰な前振りのわりに、やっていることは単なる女子寮への潜入ならびにプライバシーの侵害。その落差が楽しい。
今回も前回のゆりっぺ同様に岩沢さんの不幸語りがあり、やはりいささか唐突な印象を免れない。
しかしライブシーンや、その後のたっぷりと情感を込めた弾き語りなどは演出の要求する高い水準の作画の力もあって、十分に引き込まれる作りになっていた。【K1】
5/15 『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』 第3話「第3話 3回戦」(10/4/15放映)
ようやく試合がスタート。
平日のグラウンドだけあって、応援席も身内ばかりで固められたユルユルな雰囲気が、それらしい。
敵ピッチャーの心情など相変わらず丁寧に拾ってゆく細かい構成で、試合の流れや作戦などが、手に取るように分かり感情移入させられる点は以前同様。
バッターのスイングやピッチャーのモーションなど、細かな芝居動画も見事だった。【K1】
5/14 『デュラララ!!』 第14話「物情騒然」(10/4/15放映)
セルティと新羅、森厳の夫婦親子漫才が楽しい。大塚明夫のノリノリな演技を聞いているだけでも楽しいが、単なる変人の枠に収まらずに策謀を巡らせる一面も興味深い。にしても、この作品は登場人物たちが揃いも揃って曲者で腹に一物隠し持っている人間が揃っており、相変わらず先の展開が予測できない。【K1】
5/13 『荒川アンダー ザ ブリッジ』 第2話「2 BRIDGE」(10/4/13放映)
OPEDが初お目見え。
OPは山本沙代らしいポップでキュートな感じが印象的でなかなか良い感じだった。やっぱ、この人はセンスは抜群だと思う。【K1】
5/13 『WORKING!!』 第2話「2品目 伊波、男性恐怖症。だって怖いんだもん…」(10/4/12放映)
暴力的な面をまず強調しておいて、しかるのちに小鳥遊を妙に意識させたりその言動に一喜一憂させたりすることで、暴力的な面ですら、照れ隠しの過激な行為に摩り替えてみせる手際が素晴らしい。きっと、これで男性視聴者の心を鷲掴み間違いなしです。【K1】
5/12 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第52話「第52話 『みんなの力』」(10/4/11放映)
アルフォンスvsプライド&キンブリー、アームストロング姉弟vsスロウス、さらにはメイ・チャンvsエンヴィー、そして不死の人形の大群を相手に戦うエドたち。
バトルに次ぐバトルの連続をアクションの得意な安藤真裕らしい手に汗握る殺陣の組み立てで見せてくれる。おそらく田中宏紀原画によるアルフォンスvsプライド&キンブリーが最も見ごたえがあった。
またホラー映画が好きなK1にとっては、アームストロング姉弟たちの前に姿を現す不死の人形の大群が現れる際の手順はいかにもゾンビものらしいセオリーを積んでいたのも良かった。扉の向こうから聞こえてくる銃声、緊張に包まれた室内、一瞬途切れた銃声の後に転がり込んでくる死体、そして何者かに発砲しつつ後退してくる恐怖に引きつった兵士の表情、襲い掛かり室内になだれ込んでくる化物たちの群れ。上手い効果的な見せ方です。【K1】
5/11 『ハートキャッチプリキュア!』 第10話「最大のピンチ!ダークプリキュアが現れました!」(10/4/11放映)
プリキュアの悪名を広める作戦ってのが全く無意味なのには苦笑させられたが、ダークプリキュアの登場に、そして初敗北と重要度の高いエピソードに相応しくリキの入った内容だった。
意外と気合の入った女子サッカーの試合やつぼみとえりかの要所要所での動きが印象的な日常パートから、バトルでの多数の敵を相手に立ち回るブロッサムに何だか妙にデフォメルされてバタバタとしたマリンの動きなどの作画の充実ぶりやら、思わせぶりな月影ゆりの存在感の際立たせ方など見ごたえのあるシーンの連続だった。
にしても、プリキュア大爆発って良いよなぁ。何だかよく分からないけど凄そうな感じが(笑)。【K1】
5/11 『Angel Beats!』 第2話「EPISODE.02 Guild」(10/4/10放映)
いきなり哀切を誘う曲が流れてきたと思ったら、トラップで無残に死んだり、自己犠牲を無感動にあっさり受け流したり、死亡フラグを立てた男がCMを挟んで次のカットでもう死んでいたりと、人の生き死にを笑いものにする、って不謹慎でホントに楽しいなぁ。
と思わせておいて、ゆりに壮絶な生前の記憶を語らせることで視聴者の度肝を抜く。理由は分からないでもないにせよ、会ったばかりの音無にそういう重い話を第2話で語るにはいささか早い気もするが、キャラを紹介するという目的は手っ取り早く果たしている。【K1】
5/10 『けいおん!!』 第1話「#1 高3!」(10/4/10放映)
10年春の新番組その6。
一年の充電期間を経ての第2期。
新学年からのスタートということで一応は区切りを付けてはいるが、新キャラが登場するわけでもなく、相変わらずのキャラたちが相変わらず変わらない行動をしている。
代わり映えのない、と言えばそうなのだろうけれども、この作品はそれこそがまぁウリとも言えるわけなので、そこら辺の批判は全く意味がないと思う。
ただ新入部員獲得を目指す軽音部面々のどこかズレた行動を見ているだけで楽しい。
もちろんその何もなさを支える細かい芝居動作まで描きこまれた作画や透明感のある背景美術の美しさは今回も健在。
またアバンで登校した唯が一旦廊下の向こう側に消えた後、また戻ってくるのを奥行きのある構図で捕らえた固定カット(おそらく職員室に音楽室の鍵を取りに行ってまた戻ってきたのではないかと推察される)や講堂からの帰り渡り廊下をロングで捉えた1分あまり続く長い固定カットなど印象的な演出もあり、期待を裏切らない第1話だった。
第2期は2クールらしいので、第1期より長く続くことも素直に嬉しい。【K1】
5/9 『デュラララ!!』 第13話「急転直下」(10/4/8放映)
ダラーズ集会から半年後。
落ち着いた日常の中で密かに推移する事態の胎動の兆し。
相変わらずナレーションが饒舌過ぎるのはいささか辟易ではあるが、こういう空白の時間の間に起こった変化を描くような新展開は好きではある。
セルティを追い回す白バイ警官やら、CVが大塚明夫なんでまた再登場するんじゃないかと思っていた新羅パパのエキセントリックなキャラ描写など、キャラが多いにも関わらず、その中に埋没しそうに無い個性豊かな新?キャラの参入もこの先の活躍を期待させるものになっている。【K1】
5/8 『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド Dance In The Vampire Bund』 第12話「#12 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」(10/4/7放映)
アキラvs美刃。
互いに似た境遇である美刃とのバトルを通し、アキラのミナへの想いと絆の強さを再確認させる形での幕引き。
美刃の正体が中国の妖怪である獣人・虎人であるというのも個人的には良かった。
もう1人のニナ姫、真祖の遺産など未回収の伏線はあるものの、取りあえずの幕引きとしては悪くは無い着地点ではある。
度肝を抜くTV番組特番の形式を模倣した第1話やらオリジナルキャラの美刃など、アニメ化に際してのかなりの冒険は非常に興味深く原作既読者にも楽しめた。
ただ影に日向にアキラを助けてきた美刃の行動の動機は不明だし、原作でもそうなんだけれども由紀ちゃんが当たり前のように姫様の傍にいるのはやっぱおかしいだろう、とかツッコミどころは多々ある。また最近のシャフトの過密制作スケジュールのためか、作画的にかなり厳しい部分も見受けられた。極端な眼のアップやら背景だけで間を持たせるのは流石に無理がある。ただ中盤を過ぎたあたりから、ようやく演出の要求するレベルに作画が追いついてきたので、そのあたりは安心して見られたが。
色々とあったが、強さと儚さ、威厳と可憐さなど様々な相反する要素を持ち、揺れ動くミナを堂々と演じきった悠木碧には惜しみない拍手を送りたいと思う。
間違いなくこの作品における最大の功労者は彼女である。【K1】
5/7 『荒川アンダー ザ ブリッジ』 第1話「1 BRIDGE」(10/4/6放映)
10年春の新番組その5。
原作既読。
1話10Pに満たない原作に合わせて、サブタイトルが1話の中に9個もある。ナンセンス系のギャグ作品で、正直ネタとしてはあまり笑えないのが多いのだけれども、テンポ良く1つのネタに拘らず数撃ちゃ当たる方式で連発するので、全体としてはまずます面白いレベルになっている。アニメで見ると尚更その原作の良いところが分かる。
しかしそんな全ても次回予告での村長の立体化の再現度のあまりのレベルの高さに全て吹っ飛んでしまった(笑)。
この一発ネタだけで大爆笑ものです。【K1】
5/7 『WORKING!!』 第1話「1品目 ワグナリアへようこそ♪小鳥遊、働く。」(10/4/5放映)
10年春の新番組その4。
原作既読。ファミレスを舞台にしたワーキングコメディ。
原作も開始当初はキャラも設定だけであまり面白いとは思わなかったが、アニメになっても同じ印象だった。
ちびっこくて元気いっぱいのミニマムなセンパイや、何故か刀を帯刀している美人さんやら凶暴な男性恐怖症など取り合えずヒロインたちのキャラ紹介を前面に押し出した構成で、それに比べててきとーな男性陣の紹介にはちょっと苦笑してしまう。主人公の小鳥遊くんは、開始当初から変人ぶりをいきなり発揮してくれているが。
もう少しキャラに対するフォローがあっても良い気はするが、掴みとしては悪くは無い。のかな?
作画レベルは高く、また深く考えてみるような作品でもないので、気軽に楽しく見られるのは有難い。
キャラが動き出してからが本領発揮になるタイプの作品なのでそれを楽しみに見ていこうと思う。【K1】
5/6 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第27話「第27話 世界の力」(10/4/5配信)
現実世界とルルタの仮想臓器内で繰り広げられる世界の滅亡を賭けた戦い。
死者も生者も(ほぼ)全ての武装司書総出演のオールスターキャストでお送りする総力戦。
何故か仮想臓器内で若返ってさらには田村ゆかりボイスに生まれ変わったイレイアさんが、見せ場を掻っ攫いすぎていて笑ってしまった。
かつてないほど簡単に主要キャラを殺す作品だと思っていたけれども、全てはこの最後のバトルのための伏線だったわけか。
ハミュッツが赦されて迎えるその所業に対して相応しくない武装司書として穏やかな死が、胸にスッと落ちるような最終話で、死んだ全ての武装司書たちの魂すらもが救済される、まさに大団円と言うに相応しいラストだった。
エピローグで語られる、その後の世界でのマットアラストとミレポックとの会話がまた上手く作品全体の〆になっている。死後、人の記憶が「本」となる特殊な世界あろうとなかろうとも、人々の記憶の中に残り続ける限り死者は生き続ける。それは何も特別なことでなく、当たり前のことで、そんな世界に精一杯生きることを肯定することで、作品全体のテーマとでも言えるものに昇華されている。基本的にテーマは添え物程度だとは思っているが、こういう風に物語の中で上手く語られるとやはり感心させられる。
ただストーリー全体を見渡した時の語り口そのものには正直とっつき難いものがある。
視点人物の不在による俯瞰的な神の視点からでは個々の登場人物たちに対する感情移入は難しく、どうしても出来事の羅列に終始しているように思えることもままあった。さらには主人公であるハミュッツ自身が視聴者に対して謎を隠していることからくる、彼女に対する不信感も大きい(もちろんだからこそ、そんな彼女が救われるラストに意味があるわけではあるが。視聴中の感想としてはどうしてもマイナスにならざるを得ない)。
ただちょっと類型が思いつかないしこの先も多分現れないであろうヒロイン・ハミュッツさんの破天荒さはある意味爽快でもあり、楽しかったのも事実ではある。
伏線の処理やらキャラの見せ方などあまり上手く出来ていないとは思うし、見るものを選ぶ作品ではあるだろうが、それなりに最後まで楽しんで見られた。【K1】
5/6 『君に届け』 第16話「episode.16 夜噺」(10/4/5放映)
まさかの小人さん総集編。原作でのピンの妄想話ネタを面白おかしく膨らませていて、何だか新作パートのおっさんたちの語りが妙に面白かった。何故か結構芸達者な声優が起用されていて、一発ネタなんだけれどもホンキでやっている感があって良かった。【K1】
5/5 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第51話「第51話 『不死の軍団』」(10/4/4放映)
不死の軍団を前に苦戦を強いられるエドワードたち、復活したエンヴィと対峙するメイ・チャン、さらにはアームストロング姉弟vsスロウスに、アルフォンスvsプライド&キンブリー。それぞれが迎える苦境や好カードの連続で眼の離せない展開。良作画回であることも手伝って印象的なエピソードになっている。【K1】
5/5 『Angel Beats!』 第1話「EPISODE.01 Departure」(10/4/3放映)
10年春の新番組その3。
『Kaon』、『AIR』、『CLANNAD』などエロゲーに泣きゲージャンルを築き上げた麻枝准原作全話脚本によるアニメ完全オリジナル新作。
今時、記憶喪失の主人公ぐらいは珍しくも何ともないが、目覚めた先は死後の世界で大人はおらず一般生徒はNPC、さらには天使との戦闘を繰り広げている。というのはかなり突拍子もない設定で、かなりの視聴者を早くも脱落させそうな感じ。
ただその設定のとっつき難さを補ってさらには魅力的に見せているのはまず第1に、キャラ同士の掛け合いにある。 例えば組織の名称を巡っての下らない議論は本筋にはおそらく何の関係もなく、そこでフジツボを何故かオチに持ってきたりフジツボに関するトリビアを紹介したりするに至ってはもう意味不明だ(しかも議論決着後?にもしつこく言い続けていたりする)。しかしそのどこへ転がってゆくのか予測不能で素っ頓狂な会話の軽妙さは麻枝准作品の大きな魅力でもあり、アニメでもそこは十分に堪能出来る。
さらにはいきなり主人公をシリアスに殺して見せたかと思えば、早速それをすぐさまギャグにしてさらに2回(101回?)殺してしまう。人の生き死にすら容易くギャグにしてしまうこの不謹慎さも素晴らしい。
P.A.WORKS制作だけあり、作画レベルは非常に高く、ラストでの暗い空を背景にして舞い散る白い食券と天使に跳ね返される銃弾の赤い軌跡が美しかった。
少々敷居は高かったが謎めいた導入部にお約束の隠された世界の秘密など、この先が楽しみな要素はたくさんある。次回以降も期待しております。【K1】
5/4 『ハートキャッチプリキュア!』 第9話「スカウトされたお父さん!お花屋さんをやめちゃいます!?」(10/4/4放映)
お花畑でぶつかって一目惚れ。って今時こんなベタな出会い少女マンガですらお目にかかれない。
それはともかく、回想シーンでの忙しい両親を見送る笑顔のつぼみ。歳を重ねるごとに両親の姿は遠ざかってゆき、そして最後には扉の向こう側に完全に隠れてしまう。ベタな演出ではあるが、家族の絆が離れていったことを感じさせてくれる。
デザトリアンとのバトルは、きちんとそれなりに毎回考えられていて、今回ならば動きの早い敵に対して数的な有利で勝負する。って感じになっている。演出家の趣味なのか(境さんは結構なベテランだけれども)何だか妙にローアングルな感じのカットが多く、地面やら鉄塔に手や足で反動をつけて回避したり反撃したりする描写が多く面白かった。またブロッサムの蹴りを受けた携帯型デザトリアンが開閉式の形態であることを利用してダメージを受け流したりなど、そのアイディアに感心もさせられる。後はバトルシーンに夕日の逆光などを活かした光線や影の処理もちょっと眼を惹いた。【K1】
5/4 『バカとテストと召喚獣』 第13話「第13問 バカとテストと召喚獣」(10/4/2放映)
明久と翔子の一騎打ち。
姫路さんのために見せる明久の意地と、明久への姫路さんへの想いを描いてのラスト。
そもそもの明久の試験召喚獣戦争を始める動機の原点に立ち戻っての最終話なので、存外纏まり良く収まっている。
ただあれだけ今まで散々バカ扱いされてきた明久が一夜漬け程度の付け焼刃で学年主席の翔子に太刀打ちできるはずがない。とかは野暮なツッコミなんだろうな、多分。
タイトルにも書かれている通りに、バカを魅力的に描くことがこの作品の目的の1つであるわけだが、ただバカを勉強させてしまえば、バカはバカではなくなってしまうわけで、この矛盾をいかに解消するかなんだけれども、その辺りは少々はぐらかされてしまったような印象を受けてしまう。最後の最後まで姫路の気持ちを悟ることの出来ない明久は、まさにバカの面目躍如という感じで良かったとは思うが。
最終話のちょっとだけシリアスな展開は正直あまり楽しめなかったが、とにかく難しいことは考えずに気楽に楽しめる作品でかなり好きだった。
明久、姫路、美波の三角関係のありようは近年のアニメにありがちなハーレム臭よりも、何だか昔懐かしいラブコメをどこか連想させるような関係性で素直になれない美波のテレ隠しの暴力とか、正統派ヒロインの座から凄い勢いで転落していく姫路さんとか非常に楽しかった。
明久が徹底して女性陣の好意に対して無自覚で、その周囲で女の子たちが暴走したり、ホモ疑惑を生み出したり、さらにはバカな友人たちが騒いで話を盛り上げてくれた。
大沼心のシャフト仕込の演出や、ナベシンの暴走気味の演出などを含めた作品全体の演出レベルも常に高値安定を維持していた。
これで、このバカな連中とお別れしてしまうのかと思うと少しさびしい。【K1】
5/3 『聖痕のクェイサー』 第13話「#13 含鉄泉の夜」(10/4/3放映)
何このヘンなアニメ。皆が皆おっぱい剥き出しにして主人公に乳吸えとか(笑)。ま、もちろん何にも見えないんだけどね(笑)。テレサちゃんの母乳プレイも(涙)。
OPEDが新調。
前回の着衣のまま風呂桶に飛び込んでの濡れ濡れエンディングも頭の悪さに苦笑したものだが、今回のヒロインたちを自由落下させて、風圧でスカートを翻らせてあられもない格好をさせるというコンセプトのEDのイカレ具合も凄い。よくこんなしょーもないことを思いついて、さらには実行するものです。しかしテレビ版では規制が掛かっていて見られないんですけれどね(苦笑)。
そう言えば先日興味を抑えきれずにディレクターズカット版を視聴したのだけれども、燈の乳首が陥没乳首なのに思い切り噴いた。巨乳で陥没乳首って、一体どこのエロゲー? しかも勃起までさせるに至っては、もう何とコメントして良いやら(笑)。どんだけマニアックな層を狙っているんだか。だが敢えて言おう、それがイイ、と。【K1】
5/3 『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』 第1話「1話 次は?」(10/4/1放映)
10年春の新番組その2。
原作既読。
およそ3年ぶりの続編。
前回のラストの、桐青高校との対戦後から何のフォローもなく始まる潔い始まり。
高校野球を主題にした作品であるにも関わらず描かれているのは球技大会でのサッカーの試合やら敵チームの動向ばかりで、野球そのものは練習も含めて全く描かれない。
よほど面白くする自信やら、原作に対する深い敬意や愛情がなければ到底考えられないような第1話。普通だったらどこまで野球シーンを入れなければならないと脅迫観念に駆られたり、どこかから圧力がかかりそう。
サッカーの試合での田島の細かい動きを含め作画は前回同様かなり潤沢に動画枚数を使用している。
また原作通り(だと思う)マネージャーとチアリーダー希望の女の子たちの会話などは相変わらず丁寧に考えられている。ストーリーの展開上で必要な事項に関するセリフよりも、むしろ無駄話の方が多い。しかしそのことが尤もらしさなどを生み出している。
何にしても個人的にも大好きな作品、再びアニメで同じスタッフで見られるのは非常に嬉しいです。【K1】
5/2 『HEROMAN』 第1話「第01話 ビギニング」(10/4/1放映)
10年春の新番組その1。
『スパイダーマン』『X-MEN』のスタン・リー原作によるオリジナルアニメ。
ゴミ箱から拾ったふつーに市販されているロボットのおもちゃを修理したら落雷で、いきなりヒーローマンに変身ってかなり無茶があるだろう。と思うけれども、遺伝子操作された蜘蛛に噛まれたらスパイダーマンになってしまいました。ってのと比べてどちらがリアリティがあるのかと言われても判断に悩むところではある。やはりアメリカでは大国ゆえに細かいことには拘らないんだろうか。
ま、スタン・リーの面白さは設定よりも、その設定をいかに活かすかという点にあると思うので、その程度の基本設定でも良いのだろうけれど。
実際ボンズ制作による完全日本制作のアニメではあるが、ほかの作品と比べてどこかアメリカナイズされている印象を受ける。
例えば、舞台がアメリカ西海岸だったり、さらにはヒロインがチアガールだったり、そして極めつけは白を基調にして青と赤のストライプでアクセントをつけ、そして星印の入ったヒーローマンのデザインがいかにもアメリカっぽい。
初出動をいきなり地球侵略を目論む宇宙人と戦闘でなく、交通事故で絶体絶命の危機に陥ったヒロインとその父親を救助するという小規模な事件から初めているのは主人公の身の丈にあっていて良いと思う。
重量感を感じさせるヒーローマンの疾走と車の扉や屋根を引っぺがしたりする力強く大雑把な動きなども流石のボンズクオリティで面白かった。
次回以降本格的な敵との戦闘になるようなので、そこからどうなるかで評価も随分変わってくるだろう。【K1】
5/2 『ひだまりスケッチ×☆☆☆』 第11話「7月12日 『みつぼし×リコピン』」(10/4/1放映)
最終話。
トマトの収穫とリストランテ・ひだまり荘。
皆での共同作業は最終話らしい雰囲気が多少ないでもないが、いつも通りのか変わらぬひだまり荘の姿が描かれる。そしてそれは正しい最終回であるとも思う。
第3期になって、新規の入居者2人がやってきたわけだが、正直な話、その両名が加わったところでひだまり荘に何か大きな関係の変化などが起こったか、というと全くそんなことはなく、第2期までと何一つ変わらない日々が描かれるだけだった。
それならば乃莉ちゃんとなずなちゃんの存在はまるっきりの無意味だったのかと言われると、その言葉を積極的に否定するのは難しいのだが、年が移り変わり人数が増えても変わらぬ穏やかで暖かな日々が紡がれてゆくひだまり荘の姿を描くことがこの作品の主題であるのは間違いない。事実、ゆのたちが加入する前の世代のひだまり荘の姿が描かれていたが、そこでもゆのたちはおらずとも和気藹々とした楽しげな日々が繰り広げられていることが分かった。だから第3期は今回で終了だが、彼女たちはひだまり荘でその後も日々を楽しく過ごすことを予感させる。だからこそ、肩の力を抜いた今回のようないつもと変わらぬ最終回こそ相応しい。
ただそうは言っても、この1年生ズの影の薄さは、大半のエピソードで片側のパートが一年前のエピソードで構成されることが多いシリーズ構成の責任が大きい。せめてもう少し彼女たちを中心にしたエピソードを作ってあげられなかったのか。
不満ついでにもう一点。演出面では明らかに第1期、第2期よりも一段劣っている。いわゆるシャフト演出が確立され、少々マンネリ気味になっているのか、実験的な試みなどなされることもなく、演出に緊張感が感じられない。もちろん水準以上を常にキープはしており、毎回気楽に楽しく見られる作品だった。
もしまた第4期があるのであれば、その時も是非見たいと思う。【K1】
5/1 『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド Dance In The Vampire Bund』 第11話「#11 アンダーワールド」(10/3/31放映)
原作を読んだ時にも思ったが分娩台?を使っての純潔審問(処女膜検査)のイカれ具合はなかなかのものだった。まだ未発達の肢体を横たえさせ強制的に両足を開かせ、その男を知らぬ秘所を男たちの良欲望に染まった視線に晒される。書いてるだけで、やべぇ、マジ興奮してきた(笑)。【K1】
5/1 『のだめカンタービレ フィナーレ』 第11話「Lesson11」(10/3/30放映)
シュトレーゼマンとの共演を経て、破局の危機を迎えたのだめと千秋が再び2人の始まりとなったモーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」の連弾を通して、再び絆を結び合い、大団円を迎える。
2人の関係や音楽に情熱を傾ける人々の姿を通して、人と音楽、音楽が繋ぐ人と人の絆などが描かれた綺麗なラストだった。
原作既読者からすると、どうしても巴里編とフィナーレはダイジェスト風味な雰囲気があるのだけれども、やはり無事ラストを迎えると感慨も一入。
特に第3期シリーズではのだめたちの成長に合わせて、舞台が大掛かりなものになってきたが、それらの演奏シーンがきちんとシリーズ毎にCG技術などの向上もあり、ドラマの盛り上がりとともに演奏シーンの尺がたっぷりと取られて聞かせる/見せるものになっていたのは何よりも良かった。
やはり単純ではあるが時間を賭けて聞かせるのはそれだけでも効果があるし、もちろんそれにはその演奏をきちんと見せるだけの作画、演出の高い技術が要求されるわけだが、その難題に応えられるだけの水準は毎回維持されていた。
原作では引き続きアンコールオペラ編が連載されているが、それは流石にないかな?
何はともあれ、足掛け3年あまり3期にも亘って楽しませていただきました。【K1】
4/30 『はなまる幼稚園』 第12話「はなまるなクリスマス/はなまるなクリスマス」(10/3/30放映)
Aパート。杏のクリスマス編。
夢の中で成長した杏があちこち成長したせいで、パッツンパッツになっている格好が眼福だった。こういうはち切れんばかりの肉体を無理やり服装で押さえつけてる感じのするフェチは結構好きです。ってマニアックですか?すみません。
Bパート。ツッチーの告白再チャレンジ編。
オチなんて最初から分かっているので、挿入歌まで流して山本先生の元へ駆けるツッチーの姿にも盛り上がらない感が満載だった。そしてやはり予想通りの結末なので、さらにガッカリ。
そんな感じでツッチー、杏、山本先生の三角関係はどこまで行っても、三角形にはなりきれない。杏んのツッチーへの想いも、ツッチーの山本先生への想いも一方通行的なものでしかなく、発展することがないのが当初から分かりきっている。もちろんそれはそれで全く構わないのだが、その盛り上がらないことが分かっているあたりを入念に描く脚本の意図がどこら辺にあるのかが良く分からなかった。そもそもツッチーは主人公補正が掛かっているために周囲の人々から好意的に見られているとしか思えなかった程度の魅力しか描かれていないし。
幼稚園児たちの日常を描いたようなエピソードをもう少し増やすべきだったのではないかと思う。
ただ個々のエピソードの完成度は悪くはなかったし、毎回変わるEDテーマと、有名演出家、アニメーターの競演によるエンディング演出はなかなか個性作もあり面白かった。本編とは無関係だが。【K1】
4/29 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第26話「第26話 贖罪と惑と本の中の本」(10/3/29配信)
ルルタの仮想臓器内で繰り広げられる死闘。
強大な敵との激闘に、二転三転する状況、さらには真の敵降臨による絶体絶命の危機と見せ場の連続で飽きさせないが、ハミュッツにせよルルタにせよ、コリオの言葉で呆気なく絶望的な状況から再起してのけるのは、ちょっとお手軽ではある。そもそもハミュッツもルルタも自らの目的のために、多くの苦しみを振りまいてきた過去もあるわけで、そこらへんを清算せずにやられてもちょっと付いていけない。また事態が風雲急を告げるのはルルタの仮想臓腑内であって、それがどれだけ現実世界に影響を与えるのか分からないので、危機感というのもどこまで持って良いものか分からない。
それでもラス前だけあり、作画も整っていたし、ハミュッツの狂気の源泉などが分かったりと、興味を引かれる点もあり、色々と楽しめた。【K1】
4/28 『ハートキャッチプリキュア!』 第8話「カリスマモデルのため息!って、なぜですか?」(10/3/28放映)
「その手は桑名の焼きハマグリ」って。つぼみの古臭い言葉使いのセンスが今回も際立ってるなぁ。おばあちゃんっ子って感じだからその辺も設定としてあるのかもしれないけれども、おそらくこれって、「堪忍袋の緒が切れました」っていう古臭い決めセリフが意外と評判が良くって、脚本が取り入れだしたような気がする。このタイミングだし。宿題だったマリンの決めセリフが完全に喰われてしまっているのは残念だけれども。
声で正体バレバレなんだけれども、お姉ちゃんのクラスメートのクールビューティーな感じの眼鏡っ子が登場するだけでモブキャラじゃない。って雰囲気がきちんと出ているのが良い。ベンチでの2人の距離感の微妙さ加減なども意味深で、両者が友情を深め合うイベントがこの先用意されていることは想像に難くない。そういう先の展開を予想させる伏線の張り方も良いと思う。
カリスマモデルの悩みはありがちではあるが、きちんと学校で浮いた感じや妹とその周囲の友人たちに向ける視線できちんとそのことをセリフで語らせる前に分かるようになっている。
今回は特に力の入った話数というわけでもないだろうが、それでもこれぐらいのレベルできちんと見られるようになっているのは、ここしばらくの「プリキュア」シリーズではなかったことなので、非常に嬉しい。【K1】
4/27 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 第12話「 蒼穹ニ響ケ」(10/3/26放映)
進軍ラッパが逆に進軍を止める。そういうことも、もしかしたらあるのかもしれない。あるのかもしれない。としか思えないところが、この作品の限界とまで言ってしまえばそうなのだが、逆に見れば「かもしれない」程度には思わせることに成功しているとも言えるわけで、まぁその程度には楽しめる作品ではあった。そもそもカナタがラッパ手であることを意識させるエピソードが不足していたり、カナタの耳の良さが発揮されたのも、今回が久しぶりなわけで(うっかりそういう設定があったことを失念するところだった)、もう少しシリーズ構成がその点に自覚的であったならば、と惜しまずにはいられない。
街に響き渡るカナタの時を告げるラッパの音と、それを耳にする街の人々の姿をもう少し描くだけでも、カナタたちのために身を張って軍の前に立ちふさがる人々との絆をもう少しは感じ取ることが出来たかもしれない。
言葉を異にする人々と音楽を介して心を通じ合わせると言った考え自体がいささか古臭く楽天的であることも、そう思わせる要因ではあるに違いない。
文句ばかりを並びたててしまったが逆に好みの点を挙げるならば、何よりも第1151小隊という組織のあり方になるだろうか。
要地から遠くに配された第1151小隊は、本来ならば規律厳しい軍の中にあっても異色な存在であるわけで、アニメをはじめとした映像作品はそのような組織を常に描き続けてきたジャンルでもあり、こういう組織が活躍する作品などは結構好きだったりする。例えば『機動警察パトレイバー』における第二小隊も同様であったりするわけだが、ただやはり組織からは浮いた独立愚連隊的な雰囲気を出すには第一小隊のような存在も必要だったのではないかとも思う。酒の密造、密売とかネタは悪くはないがそれを十全に活かしていたとも思えない。って、また文句を言っているが、辛く厳しい訓練の代名詞とでも言うべき重装備での行軍訓練をギャグにするエピソードなんかは楽しかった。
流行のガールズライフ的な雰囲気を取り入れた軍隊モノというキャッチーなネタふりっぷりとか、何故旧時代の遺物で多脚戦車が登場していたりと、安易な設定が見え過ぎるのは困りものだったが、思った以上にキャラデザ以外は(笑)あざとさはなく、品よくまとめられていたのは好印象だった。しかしユルユルの雰囲気が邪魔をして一即触発の危機である今回のエピソードでも、手に汗握るほどの緊迫感は出せていなかった。
よーするに硬派にも軟派にもなれないどっちつかずな感じがする。演出などは全体的に高いレベルでまとめられていたので非常に惜しい気がする。
何にしてもオリジナルのアニメを放映するというアニメノチカラプロジェクトは意欲的だと思うし期待もしているので、次回作も楽しみにしています。【K1】
4/27 『バカとテストと召喚獣』 第12話「第12問 愛と勇気と俺達の戦いはこれからだ!(仮)」(10/3/26放映)
Aクラスとの本戦。
朝のお姉ちゃんコントから、久保くんの戦国武将の甲冑をイメージしたという勝負ブリーフ(実際に販売されています)まで、今回も楽しいネタが満載なんだけれども、残念ながら前回の前哨戦の方が楽しかったのは遺憾ともしがたい事実。
何だか微妙に?エロい言動の工藤さんが久しぶりに登場していて、期待通りに相変わらずちょっと際どい言動をするのはちょっと嬉しかった。【K1】
4/26 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第24話「#24 いつまでも一緒!」(10/3/25放映)
銀河の命運を賭けた最終決戦。しかしメインキャラの周辺人々の動向ばかりのみしか拾われておらず事件が銀河系規模に広がってゆく感じが全くしない。ここで、空を見上げる名もない市民たちとか、逃げ惑う人々、市民への退避を呼び掛けるアナウンスとかがちょっと入るだけで、随分印象が変わると思うのだが。
腹を貫かれ凍り付いていたはずのリュビスが何故か助かっていたり(2度目のそれは説明されていたが)、あれほど強大な能力でGTOを苦しめたガクトエルが呆気なく失明させられたり、エクレールと2人きりになった瞬間になんか可愛らしいことを言い出して視聴者の同情を引こうとしだしたり、ご都合主義なんだか、何も深く考えてないんだかいまひとつ良く分からない展開が最後まで続いて、そういうところもまるっきり前作から変わっておらずにある意味感動する(笑)。ただまるっきり救われないまま終わってしまうサフィルの扱いは結構ひどくて良かったと思う。
まぁなんつーか、きむらひでふみは全く成長してないんだなぁ。ってことが良く分かった。
折角続編という非常に美味しい展開なのに、まるきりそれを活かせていない。
例えば旧レギュラー陣の活躍の場はほとんど用意されておらず空気同然だったし(前作から歳を重ねたイベールの変化やら、調教のされっぷりとかは楽しかったけれど)、新旧ヒロインたちの出会いだって、もっと早く伏線などを張って予感させておいたり、盛り上げ方は幾らでもあったと思う。
そう言った面のみならず、パートナー同士のいちゃいちゃぶりも、キスでパワーアップという設定まで用意しておきながら、どうにも踏み込みが甘いというか、ホンキで萌えさせる気があるのかどうか疑わしかった。トーチとシェイドの男同士の友情(笑)だって、もっと幾らでもあざとく出来ただろうに。相棒を追って深遠の宇宙へ飛び込んで抱きしめるとか、そこまでさせておきながら全く不健全なイメージが湧かない。それがわざとなのか単に力量不足の結果なのかよく分からない(間違いなく後者だろうとは思うが)
さっきから文句ばかりだけれども、それならばまるっきり救いようのない作品だったかと言われると、何かそれなりに楽しんで見ていたのも事実。人死にまで出しておきながら、妙にユルユルな雰囲気や、失敗しているためにどこかあざとさよりも微笑ましさを感じさせる萌えシーンとかは、意外と嫌いではなかった。文句を言いながらもつい見てしまう。
後藤圭二×(腐記号ではなない)きむらひでふみ作品があれば結局また見てしまうんだろうなぁ。【K1】
4/26 『デュラララ!!』 第12話「有無相生」(10/3/25放映)
見事に帝人君と同じ結論に誘導されてしまったので、首に傷のある女の正体には素直に驚かされた。これは悔しいが実に見事だった。
セルティの首を巡る矢霧製薬との諍いの意外な結末。
歪んだ矢霧征二の愛を更に凌ぐ、それすらも手玉にする愛の言葉を囁きながらマンションの鍵をピッキングまでして不法侵入したりする張間美香の病的な愛情表現が素晴らしかった。いかにもラノベならではでの奇矯な行動だが、そりゃあ征二君も捕まっちゃうわなぁ。と否が応にでも納得させるだけのパワーがあった。【K1】
4/25 『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド Dance In The Vampire Bund』 第10話「#10 ワルプルギスの夜」(10/3/24放映)
おっぱい水着バレーのあざとすぎる画作りには笑ってしまう。真面目にするには馬鹿馬鹿しいサービスカットを、こういうギャグにして見せるのは流石のセンス。
ヴァンパイア3支族の放つ刺客が、登場シーンからしてそれぞれ強敵らしい雰囲気を漂わせていて、次回以降の熾烈な戦いを予感させるものになっているのは良かった。【K1】
4/24 『はなまる幼稚園』 第11話「はなまるな押しかけ女房/はなまるなお話」(10/3/23放映)
Aパート。
山本先生への告白に失敗して落ち込むツッチー。なんだけれども、前回ギャグみたいにスルーされていたのに、そんなにいきなりシリアスっぽくなられても困る。つか、落ち込んだ気分で雨にうたれてみる。とか、一体どれだけ古いセンスなのか。もちろんギャグなわけだろうけれども。にしても笑えない。
ツッチーが杏の健気さにちょっと心打たれる。流石に幼稚園児に対してホンキで恋をさせるわけにもいかないので、この辺りが折り合いをつけるには良い頃合ではある。
EDはまさかの 草野、川代先生コンビ。本編に登場すらしてないのに。それはともかく、ちょっとラフな感じのキャラデザとか色の塗りがなんかSUEZENっぽくて、ちょっと良かった。【K1】
4/23 『君に届け』 第14話「episode.14 くるみ」(10/3/22放映)
お互いの心情をぶつけ合う貞子とくるみ。
何だかよく分からないポワポワした白い光やらキラキラした背景が少女マンガのコマをそのままアニメに移し変えたかのような雰囲気を出していた。【K1】
4/22 『ハートキャッチプリキュア!』 第7話「あこがれの生徒会長!乙女心はかくせません!!」(10/3/21放映)
これは良い男装の麗人アニメ。
生徒会長には、つぼみ共々てっきりだまされてしまいましたよ。確かに桑島法子声で、妙に線が細くて、かなり胡散臭くはあったんだけれども。
没個性的な生徒会役員の方々が夕方にも関わらず電灯も付けない暗い室内で意味もなく眼鏡を弄ったりするのが面白かった。個性がない集団だからこそ統一された機械的な動きがある種の快をもたらしている。
デザトリアンにぶっ飛ばされるコブラージャとか、爲我井克美作監による美麗な作画などその他の見所も良く、楽しめるエピソードだった。【K1】
4/21 『とある科学の超電磁砲』 第24話「#24 Dear My Friends」(10/3/20放映)
子供たちの命運を賭けた、テレスティーナとの最終決戦。
高速道路を舞台にした巨大重機との派手なカーチェイスバトルに、廃工場での4人皆の力で危機を脱してテレスティーナを粉砕するバトルと、盛り上がりを趣向を変えて2度用意していて見ごたえがある。
欲しいところできちんと挿入されて物語を盛り上げてくれる主題歌やら、皆が学園都市で幸せに微笑んでいるラストシーンやら、基本的にはベタな演出、作劇なんだけれども、それを堂々と正面から描き切っていて好感がもてる。何より原作既読者には、原作では未解決のまま放り出されていたチャイルドエラーの子供たちが救われていることが喜ばしい。
『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品という位置づけで、本編での人気のサブキャラを主役の抜擢した作品だが、個人的には本編よりもよほど楽しめた(本編はどうもまず「設定ありき」な語り口に少々ウンザリしていたし、正直その設定を上手く使いこなしているようには見えなかったもので)。
派手なエフェクトと、ちょっとベタなくらいのストレートな熱い語り口は見た目も楽しく分かり易くエンターテインメントしていたし、また美琴を初めとした4人のヒロインたちの造型とその関係性は非常に上手く、今はやりのガールズライフっぽい雰囲気も巧みに取り込んでいた。
また超能力開発の学園都市という非現実的な設定を活かした、それゆえの苦しみや謀略、そしてそこで生きることの喜びなどがきちんと描かれていたことが何よりも好印象の理由になっている。
TVで楽しむアクション娯楽作としては十分に及第点の作品だった。【K1】
4/21 『聖痕のクェイサー』 第11話「#11 魔女の十字架」(10/3/20放映)
Q(クー)とR(エル)のご主人様探し。
原作読んだ時にも思ったが、精神を破壊された真性マゾっ娘はかなりヤバ目のネタで、可愛らしさよりも薄ら寒さを感じさせる。もちろんそれはある程度は意図して行っていることなわけで、相変わらずの修正されまくり映像だが、今回に限って言えば内容の過激さで十分なインパクトを持っている。
また、たった1話のみ登場の、しかもさほど重要でない捨てキャラに中原麻衣&田村ゆかりをキャスティングに起用する本気度も買いたいと思う。【K1】
4/20 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 第11話「来訪者・燃ユル雪原」(10/3/19放映)
もちろん不満はある。
決してこの世界での軍務が時告げ砦での日常のような暢気なものだけでないことは既に語られているし、また遅々として進まぬ和平交渉も事あるごとに言及されている。
それでも時告げ砦周辺でのキナ臭い情勢の変化はいささか唐突に思えるし、この地に残る乙女の伝説も突然クローズアップされてきたような印象を受ける。
さらに言うなれば、言葉の通じない相手(ローマ兵)に対して、言葉でなく音楽で分かり合えるという手法がもう古臭いと思う。結局これは相手も同じ人間だから分かりあえることを前提としている。しかし、現実には同じ言語を操る人々の間ですら意思疎通がままならないという絶望的な状況があるわけで、アニメだからと言っても少々古臭く無邪気に過ぎるようにも思える。
しかしそんなことなど些細なことと思わせるほどに演出が素晴らしかった。
例えばアバンでの、カナタとクレハがローマ兵を発見するくだりの、レイアウトや光と影の処理などは、これから先の不穏な空気をも先立って伝えている。また室内での1121小隊と捕虜、ナオミとユミナ全員を収めた見事なレイアウトや会話時におけるカット割の巧さなど、非常に感心させられた。
平川哲生は初監督作品『川の光』でも非常に素晴らしい演出を見せてくれたが、このエピソードも十分その力が発揮されていた。【K1】
4/20 『バカとテストと召喚獣』 第11話「第11問 宿敵と恋文と電撃作戦」(10/3/19放映)
Dクラス、並びにBクラスとの試験召喚戦争2連戦。
2連戦という過密スケジュールを消化するための、高密度な省略の数々が実に素晴らしく感心させられる。
字幕の多用は説明的なカットの省略と同時に、戦史ものなどで良く使われる手法で時間や場所を明示することでリアリズムや緊迫感を与える効果があり、さらにはそこに仕事を奪われたナレーションのぼやきまで挿入してギャグにしてしまうという一石三鳥な実に見事な見せ方だった。
またSDキャラや俯瞰マップなどによる作画への負担の軽減。さらにこのゲーム画面を連想させる映像は、試験での得点を攻撃力やヒットポイントにして戦うという試験召喚戦争を語るに非常に適した手法でもある。
シャフト出身の大沼心らしい黒板での落書き遊びも含めて、高密度な情報を手際良く、さらには面白く捌いてみせる演出には終始感心させられっぱなしだった。【K1】
4/19 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第23話「#23 とまらない想い」(10/3/18放映)
予想通り新旧ヒロインの出会いは数あるイベントの中に埋没してしまって非常にあっさりと流されてしまっている。特に旧ヒロインたちは、設定上はともかく、シナリオ演出的にはいてもいなくても良い程度の扱いしか受けてない。相変わらず勿体無い。
ただ銀河爆弾(何とも恥ずかしいネーミングで、これをギャグではなく真面目にやっているのだからちょっと呆れる)を巡っての、銀河の命運を巡っての攻防はそれなりの緊迫感を持って描かれていたので、全体的な印象は悪くない。
例えば宇宙船同士のドッグファイトでは、チャフをばら撒いて敵ミサイルを迎え撃ったりするシーンが映像としてきちんと描かれていたり、と伊藤達文らしいテンポの良いアクションの見せかたや、監督自らも原画に入った作画もまずまず良かった。
取りあえず次回の最終回でも、このレベルは堅持して欲しいところだ。【K1】
4/18 『デュラララ!!』 第11話「疾風怒濤」(10/3/18放映)
ダラーズの誕生を巡るエピソードと、現在に至るまでの経緯はちょっと出来すぎ感があるものの、青臭い正論をそれを自覚した上で波江に向かってたたき付ける帝人の真っ直ぐな熱弁や正義感がそれを素直に受け入れさせる。
池袋に集う名もなき無色な群衆たちが、ダラーズという名のもとにカラーリングされてゆく様はベタな演出ではあるのだが、壮観ではあるし理不尽な悪意に対して痛快でもある。
自らの首とついに対面したセルティが暴れまわるアクションもビルの壁面を垂直に駆け下りるバイクという非現実的な映像のインパクトもあり、きちんと見せ場として決まっていた。【K1】
4/18 『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド Dance In The Vampire Bund』 第9話「#09 ロストボーイ」(10/3/17放映)
ヒステリカとの決着編。
アキラと彦坂。
ヴェラとヒステリカ。
そして、生徒会長とショタっ子。
救えなかったものと、道を違えてしまったもの。そして新たな絆を結ぶもの。
原作通りではあるが、3組の対比とその見せ方(順序)がなかなか考えられていて、吸血鬼ものらしく永遠の生についても深く考えさせられる構成になっている。
また全都民を人質にした携帯電話を利用した自爆テロを巡っての攻防戦も手に汗握る緊迫感が良く描けていおり、前編に引き続き後編も手堅く纏まった良エピソードになっていた。【K1】
4/17 『はなまる幼稚園』 第10話「はなまるな応援団/はなまるな告白」(10/3/16放映)
Aパート。小梅の運動会。シスコン兄ちゃん登場。親バカヤクザも含めてイイ歳こいた男はみんなバカばっか(笑)。
元気な杏や、天才児で不思議ちゃんな柊よりも、一生懸命健気に頑張る小梅の姿に、ほろりとさせられ温かい気持ちにさせられる良エピソードでした。
Bパート。山本先生への告白。まぁオチは当初から予測はついているのだけれども、告白後の妙にシュールなイメージ映像とか、お酒の席で発揮される山本先生の癒し系オーラなんかは非常に良かった。
ED。名作ホラー映画の有名シーンをぱくった、むらた雅彦らしい怪奇趣味横溢な感じだった。これはこれで面白いと思うが、作品の雰囲気とかに全く合ってない。つか、合わせる気全くないですよね…。【K1】
4/17 『のだめカンタービレ フィナーレ』 第9話「Lesson9」(10/3/16放映)
前回の千秋とルイとのコンツェルトをも凌ぐ、およそ6分あまりに渡って描かれるのだめとシュトレーゼマンのコンツェルトが何よりも素晴らく、きちんと演奏として聞かせるレベルにしようという気概が感じられる出来になっている。
枝葉末節を切り落とした本筋のみに的を絞った構成は、いささか物足りなく感じてしまうのだが(台詞の間があまりなかったりするのも少々残念)、それでものだめの初めてのコンサートにおける高揚や成功がきちんと分かるようにはなっており、この後の展開へと繋げる形にはなっている。【K1】
4/16 『君に届け』 第13話「episode.13 恋」(10/3/15放映)
策士策におぼれる。というには、ちょっと気の毒でそしてコミカルなくるみへの仕打ちは、くるみというキャラの毒を薄めるのにも、裏で巡らせて来た策略に対する因果応報的なしっぺ返しとしても、上手く機能している。こういうバランス感覚の良さが作品の爽やかな味わいを作り出すもとになっている。【K1】
4/15 『ハートキャッチプリキュア!』 第6話「スクープ!プリキュアの正体ばれちゃいます!?」(10/3/14放映)
カメラマン志望の女の子。どうしても増子美香を連想してしまうが、東映系作品ではこういうタイプのキャラがクラスに1人はいそうな気がする(笑)。
今までのシリーズと違ってクラスメートなどにスポットが当たる展開なのは、やはり敵が心の悩みに付け込むという設定なためで、話も作りやすそうだしこれはなかなか良いのではないかと思う。
そして新設定。様々な色の心の種を使って、特殊能力を得る。目新しいアイディアではないけれども、ごっこ遊びとかそういうのでこういうのは受けそうだし、ビジュアル的にも映えて良いのではないでしょうか。【K1】
4/14 『とある科学の超電磁砲』 第23話「#23 いま、あなたの目には何が見えてますか?」(10/3/13放映)
ラス前。
本性を表したクリステーィナとの前哨戦。
真っ直ぐな正義感と責任感とで突っ走ろうとする美琴、泣いてばかりでなくジャッジメントとして自らの出来ることに取り組もうとする初春、ジャッジメントの先輩として辛い役回りを引き受ける黒子に、一度は自らの弱さに負けたことから多くを学び強さを身に付けたんだ佐天さんと、メインヒロイン4人の役回りや関係性が見事に噛み合い、さらにはその4人の関係がさらに多くの人たちを動かし、子供たちの危機を救い巨悪へ立ち向かおうとするクライマックスへと盛り上げてくれる。
とにかく倒すべき強大で邪悪な敵がいて、救うべき存在がいて、さらには手助けをしてくれる仲間たちの存在もあり、と実に完璧な展開で、次回のクライマックスへの期待度も高まろうというものです。【K1】
4/13 『バカとテストと召喚獣』 第10話「第10問 模試と怪盗とラブレター」(10/3/12放映)
いつもより数段増しでオーバーリアクション気味なキャラの言動やら、本編に関係なく背景で繰り広げられる寸劇など、エンドロールを見るまでもなく分かるナベシンコンテ回。
物語中盤までは演出も脚本のノリも上手く噛み合ったシリーズでも屈指の面白エピソードだったのだが、後半露骨な悪役が登場してからは演出でのお遊びもなくなってしまい、ちょっと画竜点睛を欠く印象で終わってしまったのは残念だった。【K1】
4/12 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第22話「#22 流れ始める時間」(10/3/11放映)
きむらひでふみは本当にダメな脚本家だと思う。今回もそのことを再確認させられるような脚本だった。
イヴェールが破壊された観測ステーションの残骸を見て、「いよいよGソサエティも本性を現してきた」なんてことを仰るわけだけれども、Gソサエティが銀河連邦の機関としてGTOに代わって業務を代行している様子など何一つ描かれていない状況で本性も何もないと思う。最初から視聴者には悪の組織の本性しか見えてない。
きむらひでふみが書けるのは「設定」だけでしかなく、その「設定」の上でキャラクターが動きストーリーが展開するシナリオを書く才能など欠如しているようにしか思えない。
残り2話。新旧ヒロインの対面という一大イベントが待ち受けているが、正直あまり期待できそうにない。【K1】
4/11 『刀語』 第3話「千刀・?(つるぎ)」(10/3/10放映)
特定の刀を持たずに相手の武器など、その場にある武器を己の武器として使用するというあたかもゲリラ戦術のような剣術のアイディアは面白いとは思う。ただ虚刀流と同様にその面白さ(設定)を、活かしきれてないような感じはどうしても受ける。例えば比較するのも野暮なのかも知れないが、『ソウルイーター』のミフネの操る無限・一刀流は画としてかなり面白く出来ており、アイディアが少々似ているだけにかなり見劣りしてしまう。おそらくそれは小説と漫画の差でもあるのだろうが。
時代劇では敵をどれだけ魅力的に描くかによって最後の一騎打ちの盛り上がりの度合いも異なってくるのだが、迷彩の強さや魅力も少々時間不足で描ききれていなかったように思う。
もちろん喰鮫を瞬殺する様など格好良かったとは思うし、とがめとのいちゃいちゃぶりなど今回も十分に楽しめはしたのだが。【K1】
4/10 『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド Dance In The Vampire Bund』 第8話「#08 ニア ダーク」(10/3/10放映)
吸血鬼には性的なイメージがつきまとうことが多く(その理由は一目瞭然なので割愛するが)この作品も他聞に漏れず同様なのだが、今回はその中でもなかなかに秀逸なエピソードだった。
眼鏡におでこというどこからどうみても完璧な委員長…もとい生徒会長である東雲ななみがその襟元までぴたりと閉じた制服の下にショタ好きの火照った豊満な肉体を持て余している。って展開だけでエロスやら背徳感やらが満ち溢れててなんかこう、色々と堪らん感じだった。
姫様の親衛隊である狼っ子たちも、イケメンのアブナイ野性味ある面子を揃えていて、これまたかなり弄り甲斐がありそうだった。
今回から変更されたEDもモノトーンの色調に濃い陰影の作画が作品の雰囲気に良く合っていて、良かった。【K1】
4/9 『のだめカンタービレ フィナーレ』 第8話「Lesson8」(10/3/9放映)
千秋とルイのコンチェルト。たっぷり2分以上かけて演奏されるラヴェルが良かった。ルイの楽しげに演奏する様子や、何より実際に音遊びしているかのように聞こえる演奏が素晴らしく、その両者に姿に思わず自分の姿を重ね合わせることで、打ちひしがれるのだめの心情までもに素直に感情移入出来る。【K1】
4/8 『君に届け』 第12話「episode.12 恋愛感情」(10/3/8放映)
くるみの、あまりにも率直で疑うことを知らない貞子や、くるみの裏工作を悟っているあやねの前で見せる姿と外面を取り繕った姿とのギャップが楽しい。
風早に向ける一途な恋心と、策略を巡らせる計算高い一面など、一面的でない複雑なキャラとしてどの面も魅力的に描かれている。
そしてそういった小賢しい策略を全て無効にしてしまうような貞子と風早の素直さが、それ故に強く印象付けられ、さらに魅力的に映る。
少女マンガでは、女の子の側からの片想いが描かれることが多く、気になる意中の彼に近づく他の女性の影にヤキモキするパターンが多いように思えるが、この作品ではうじうじ悩むのが誰からも好かれる風早の側であるというのも面白い。男なんて好きな女の子の前ではみっともないもんだよ、みたいな感じが好感もてる。【K1】
4/7 『ハートキャッチプリキュア!』 第5話「拒否されたラーメン!親子の絆なおします!」(10/3/7放映)
拗れた親子の絆は、この手の作品の中では大抵の場合はお互いを思っているにも関わらずちょっとしたすれ違いの結果でしかなく、諍いも関係の修復も予定調和的ではあるのだが、そこに積極的に関わろうとするつぼみの心情がちょっと弱いように感じるのが少々気になった。
萎れた心のままに暴れまわるデザトリアンが、元になった心の花の持ち主の相反する感情の狭間で悩むってのは、ちょっと今までのデザトリアンとは毛色が変わっている。ラーメンの具材を飛ばして攻撃する。ってのも悪くはなかったと思う。
ところで以前からブロッサムの決めゼリフの「堪忍袋の緒が切れました!」ってのが、ちょっと微妙に死語っぽくてそれがまた妙な新しさにもなっているような気がしていて、ずっとイイなぁって思っていました。さらにそれに対してキュアマリンが負けじと何か言おうとして思いつかずに次回までの宿題にするって展開なんかはなかなか面白かった。【K1】
4/6 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 第9話「台風一過・虚像ト実像」(10/3/5放映)
台風一過の夜、増水した川岸に取り残されたクレハとクラウスの救助作戦。緊迫感もあり、戦車を利用して対岸からワイヤーを打ち込むというアイディアも良かったが、初めてカナタがラッパ手であるという設定が有効活用されたのが何より良かった(笑)。
3人組によるガールズトーク大会もシャツに下着姿というあられもない姿で、大股開きなどのだらしない格好などが非常に眼福ものでした。【K1】
4/5 『バカとテストと召喚獣』 第9話「第9問 キスとバストとポニーテール」(10/3/5放映)
お姉ちゃん・吉井玲襲来編。
23歳にしてはいささか歳を食っている気もするが(笑)井上喜久子の声の似合う痴女っぷりがなかなか素敵だった。
おそらく原作をかなり圧縮していることを窺わせる脚本だったが、明久の恥ずかしい写真を見せる箇所を事後に明久を見て顔を赤らめて逸らすヒロインたちの姿で表現したりなど、なかなか上手に省略している。
当初の純正ヒロインぶりからほど遠くなってきた姫路さんの壊れっぷりなども面白い。
細田直人の割にはキャラデザもいつもどおりだったが、SDキャラの使い方など演出のテンポの良さなどは流石で今回も非常に楽しめた。【K1】
4/5 『デュラララ!!』 第9話「依依恋恋」(10/3/4放映)
矢霧姉弟の歪んだ愛情。
弟を溺愛し、その行動の全てを容認する姉の行き過ぎた愛情やら、自分が殺した女性の死体のそばで返り血を浴びた服を着たまま無感動にカップラーメンを啜る弟などは、エキセントリックなキャラが揃ってはいるものの、どこか憎めないものたちとはあまりにも異常で印象的だった。
臨也の部屋に置かれた将棋盤の上の将棋とチェス、オセロの駒は一見無意味のようにも思えるが、おそらくこの作品における今の状況のメタファーとして機能しているのだろう。
自らの首を求めて池袋を駆けるデュラハンのセルティ。
矢霧製薬の池袋での人体実験モルモット狩り。
実態を掴ませないカラーギャング・ダラーズ。
池袋に出没する謎の切り裂き魔。
これら、それぞれが無関係な全く別の事象のようにしか思えない出来事をもし1つの面で捉えようとすれば、まさにそんな感じになるのだろう。
これらに臨也がどのように関係しているのか。そして巻き込まれつつある帝人は、この中でどんな役割を果たすことになるのか。今回もまるっきり先が読めない展開だった。【K1】
4/4 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第21話「#21 蘇る記憶」(10/3/4放映)
特殊偏光フィールド内に閉じ込められたク・フィーユの前に現れるシャドーワーカーたちが、ク・フィーユたちの方ではなく、画面の外にいるガクトエルに向かって語りかけているカットやらリトゥーシャたちの能力によるエネルギーの糸がアスクールの体に食い込む様子など、普段よりも構図のとり方やら見せ方が抜群に上手いと思ったらコンテは佐藤順一だった。
ただキスをするだけで、記憶が蘇ったりと、ドラマ的な盛り上がりは相変わらず回避しているようにしか思えないんだけれども。【K1】
4/3 『化物語』 第14話「第拾肆話 つばさキャット 其ノ肆」(10/2/23配信)
予想通りに最終巻の発売が延期された『化物語』のネット配信第2話にして「つばさキャット」第4話。
お待ちかねのエピソードOPはまさかの実写。
実写をメインとしたOPは過去にも例があったが、個人的にはそこそこ良く出来ていると思えるものもあるものの、全般的に否定的なのだけれども、尾石達也によるOPは、なかなか素晴らしく実写もイイかも、と思わず呟いてしまいそうになる。何がイイって。まずは「実写」のくせに止め画しかないことが1つ。静止し加工された画像からは、アニメーターが実写を撮る際に陥りがちな「現実」くささがかなり脱臭されている(アニメ=虚構、実写=現実などという薄っぺらい二元論にはもう飽き飽きです)。そして何より裁断された身体が醸し出す無機物的なフェティシズムにこの人はかなり敏感で、それこそ『ぱにぽにだっしゅ』の頃からそういう雰囲気はあったのだが、生身の肉体を使用した「写真」ではそれがさらに推し進められた形で遺憾なく発揮されている。そしてK1もそんな性癖の持ち主ですが、それが何か?
本編は最終シリーズらしくそれまでの女性キャラが阿良々木くんのピンチに協力する、という形になってはいるが、でもあまり役に立っているとは思えずに、少々蛇足気味な感はある。
猫耳ブラック羽川さん(巨乳付き)などの相変わらずキャッチーなキャラと、猫部ねこさんやら文化祭の教室に鎮座ましましているレオパルド(戦車)とかのちょっとこゆい目のネタがいつもどおりで今回も楽しめた。
さて、残るは後1話のみだが、いつになったら配信されるのやら。【K1】
4/2 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第22話「第22話 空と結末と彼女の世界」(10/3/1放映)
ノロティの最期と武装司書vs神溺教団との決着?編。
ノロティの自らの死すら受け入れる深い慈愛によって憎しみを洗い流され救われるアーキットと、救われる世界。
世界が救われ、長きにわたる戦いに決着がついたにも関わらず、高揚感も何らかの感慨すら呼び起こさない、むしろノロティを喪失したエンリケの深い絶望のみが印象的な結末だった。【K1】
4/1 『君に届け』 第11話「episode.11 とくべつ?」(10/3/1放映)
女子サッカーでの千鶴の豪快なシュートや男子キャッチボールの魔球などの所々見られる荒い作画が、上手く勢いを表現していて印象に残った。特に後者の貞子にあわや激突、と言った危機感の出し方はなかなかに見事だった。【K1】
3/31 『ハートキャッチプリキュア!』 第4話「早くもプリキュアコンビ解散ですか?」(10/2/28放映)
こんなところにまで大河『龍馬伝』の影響が(苦笑)。
それはともかく、タイトル通りのつぼみとえりかのコンビ解散のピンチ。今となっては非常に懐かしい第1作では第8話で「プリキュア解散!ぶっちゃけ早すぎ!?」ってサブタイトルだったけれど、それを4話も凌ぐスピード解散(笑)。この記録はなかなか破れそうにありません。つか、お互いまだ知り合って友好を深めている途中で、それは幾らなんでも早すぎない?って感じなんだけれども。最近の友達付き合いって、案外こんな感じで付き合うのも分かれるのも、軽いのかもしれない。その軽さは作中にも現れており、両者のコンビ解散のピンチは、ちょっとした勘違いに依拠しており、両者の個性や主張がぶつかり合う結果でもなく、所謂「雨降って地固まる」的な絆の深さを確認し合うエピソードでもない。結局このエピソードを通して何を見せたいのか全く分からないのだが、えりかが第1話に続いて姉から性癖についてのお小言を受けているのは伏線としてこの先活きてきそうだ。確かにえりかは「うざかわいい」系のキャラであり、他者の気持ちを忖度出来ない欠点があることが今回も描かれているわけで、この他者の気持ちを思いやることへの変化がえりかのキャラの成長のドラマとして描かれることになるのだろう。
そんな感じでドラマ的な盛り上がりはいささか足りない気もするが、シリアスなムードに持っていこうとしているわけでもなく、さほど気になるほどでもない。それよりも今回のメインはプリキュアの同時変身シーンや合体必殺技?のバンクのお披露目で、これさえきちんと描けていれば、それで十分な気はする。
必殺技はもう一ひねり欲しい気もしたが、プリキュアの同時変身バンクは、腕を絡めたりお互いにコロン(のようなもの)を吹きかけたりと、今までのシリーズであれば同時の変身は画面やシーンをを分割して描くところをきちんと2人の変身シーンとしてバンクにしており、それはなかなか良かった。【K1】
3/30 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 第8話「電話番・緊急事態ヲ宣言ス」(10/2/26放映)
電話番で電話前から離れられないカナタの前に訪れる人々との微笑ましいやり取りを描いた前半から一転して、後半のカナタのおしっこ我慢プレイ(笑)へなだれ込む展開が素敵だった。
おしっこを堪えて悶える美少女の痴態と上気した表情と、そしてすべてが決壊する瞬間まで堪能させていただきました。
やっぱり悲鳴は「らめぇ」(笑)。
ただほぼ室内のみで展開されるエピソードなのだから、室内のみの描写で押し通すなどの演出的なこだわりが欲しかったと思うのは、欲張りすぎなのだろうか。【K1】
3/29 『バカとテストと召喚獣』 第8話「第8問 暴走と迷宮と召喚獣補完計画」(10/2/26放映)
「召喚獣補完計画」という名前から想像される通り、台詞回しから作画、演出まであちこちに『エヴァ』パロディが盛り込まれている。
召喚獣同士のバトルは、斉藤良成らしくけれん味のある演出とエフェクト作画でなかなか見ごたえはあった。また試験結果によって召喚獣の強さが変わるという設定を利用した最後の逆転の一手もちょっと感心させられた。【K1】
3/28 『ひだまりスケッチ×☆☆☆』 第7話「5月3日〜5月4日 7等分の日」(10/2/25放映)
智花ちゃん襲来編。
普段よりも1人多いひだまり荘だが、いつもと何も変わらない。と言うよりも意図的にそのように見せている。それは2日のメインイベントとなるはずの、公園へのお出かけを思い切り良く削除してしまったことからも良くわかる。
沙英とヒロの普段と何も変わらない何気ない会話や行動が一番聞いていて恥ずかしいってのが良かった。【K1】
3/27 『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド Dance In The Vampire Bund』 第7話「#07 イノセント ブラッド」(10/2/24放映)
柱を前において誤魔化したり、音声だけだったり、モブで群集がまったく動いていなかったり、さすがにこれを演出と言い張るには無理がある。
折角の学園で暗躍するバンパイアとの決着編だと言うのにあまりにも勿体無い。
ただ強さと脆さ、気高さと幼さ、激情と嘆きなど様々な相反する要素を抱えたミナの心情を吐露する悠木碧の演技は素直に賞賛したいとは思う。【K1】
3/26 『はなまる幼稚園』 第7話「はなまるな夏休み/はなまるな夏祭り」(10/2/23放映)
ABパートともに、ツッチーの帰省編。
川での水遊びに縁日、花火大会と恒例の夏休み行事満載。
メインヒロインである杏が目立ってないけれども、人妻も含めた大人(+妹)の女性の魅力はまずまず描かれている。
EDはコバヤシオサム。良く言えばムーディではあるが、前回のりょーりもED以上に好き勝手やりたい放題だった。曲調も落ち着いた感じのピアノナンバーなんで、それには合っていると言えば合っているし、男が走って横切ってゆくだけのカットとかも好きだけれども。【K1】
3/26 『君に届け』 第10話「episode.10 協力」(10/2/22放映)
「くるみ」が「胡桃沢」の愛称だと知った時のSEがまんま『カイジ』で使用されていた「ざわ…ざわ…」音だったんで、ちょっとウケた。【K1】
3/25 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第45話「第45話 『約束の日』」(10/2/21放映)
アバンのグリードvsブラッドレイは、陰影のつけ方なんかも特徴的で、そこだけ別の作画アニメだったが、殺陣のアクションの組み立ても格好良く短い時間だったが、眼福な映像だった。
「約束の日」をキーワードに、敵味方それぞれがその日に向けての着々と準備を進めてゆく様子をリレー形式で描いたスペシャル仕様のEDが、来るべき最終決戦に向けての緊張感と盛り上がりを上手く出していて、最初から最後まで見所の多いエピソードだった。【K1】
3/24 『ハートキャッチプリキュア!』 第3話「2人目のプリキュアはやる気まんまんです!」(10/2/21放映)
キュアマリン登場。
ブロッサムの変身時のやりとりが、マリンの変身時には、きちんと省略されていてるのが良い。今までのシリーズはこういう基本的なところがちょっと疎かだった印象があったので。
マリンの変身バンクも、ここしばらくのシリーズと比べて力の入りようが違うのがわかる感じで、毎週流すに相応しい作りになっていた。【K1】
3/23 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 第7話「蝉時雨・精霊流シ」(10/2/19放映)
フィリシアの凄惨な過去。
冒頭の圧迫感と戦場の緊張感を感じさせる戦車の車内。戦場をさ迷うフィリシアを捉えた空間の広がりよりも圧迫感を感じさせる戦火を背景にしたロングや、砲撃や爆発の炎に一瞬照らし出される敵兵の不気味なシルエットや廃墟、などレイアウトが非常に見事で戦場の緊張感や死と隣り合わせの恐怖を感じさせる。
夏の茹だるような暑い町並み。間延びした風鈴売りの声。など、フィリシアを過去への回想へと誘う道具だてなども良く、非常に高いレベルで纏まったエピソードだった。【K1】
3/22 『バカとテストと召喚獣』 第7話「第7問 俺と翔子と如月グランドパーク」(10/2/19放映)
てっきりスルーされるものとばかり思っていた如月グランドパークでの翔子とのヤンデレデート。
不法侵入したり燃やしたり間接捕ったりアイアンクロー決めたり釘バットで追い掛け回したり、そして擬似結婚式でのトドメの台詞まで、翔子のヤンデレぶりを余すところなく満喫させられる。
テンポの良い掛け合いに笑い、顔を赤らめた翔子の照れた表情にトキメキ、と非常に盛りだくさんなエピソードだった。
エンディングは、メンズ版からガールズ版に変更。白を基調とした背景やらパステルカラーの淡い感じで処理された画がいかにも大沼心らしいコンテだった。【K1】
3/22 『デュラララ!!』 第7話「国士無双」(10/2/18放映)
平和島静雄の自分語り。
暴力的な衝動を抑えきれない自らへの苛立ち。
そんな兄を無口ではあるがそばでそっと見守る弟。そしてその弟に寄せる静雄の想い。
そして、そんな静雄に対してあの手この手でちょっかいをかけてくる臨也。
こういうのが、きっと腐女子の脳内ではたぶん上手いこと変換されるんだろうなぁ(笑)。って見本みたいな関係性だった。
いろいろ勉強になって、面白かったです。【K1】
3/21 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第19話「#19 パートナー」(10/2/18放映)
アスクールとコ・フィーユの再会。敵同士として戦うのだが、どこかシリアスになりきれないコミカルな感じが漂う。とは言っても、作品的にはシリアスに徹さない方がしっくりくるので正解だとは思う。
トーチとシェイドの過去話はいかにも腐女子向けのネタなんだけれども、あまり妄想を掻き立てられるような描き方がされていない。ストレートに言われてしまうと脳内補完できない。もちろん、こちらはそれを期待しているわけではないんで、さほどは気にはならないけれども。【K1】(10/3/21)
3/20 『はなまる幼稚園』 第6話「はなまるなプール/はなまるな作戦/はなまるなお兄ちゃん/はなまるなお泊り」(10/2/16放映)
ABパート。
山本先生のハプニングポロリもある期待通りの水着回。
CDパートは、素直になれないお兄ちゃんっ娘・さつきの登場編。ダメ兄の世話を焼くツンデレ妹という鉄板の妹ぶりは、テンプレートではあるが、その分安心の高品質だった。
本編も良かったが、今回の最大の見所は『鉄腕バーディ』でも1人EDを披露していたりょーちもによるEDだろう。キャラの顔が微妙にオリジナルなのがやっぱりのりょーちもブランド(笑)。飛び跳ねたりキックしたりと、とにかくさつきちゃんが画面狭しと動き回る。思わず何度も見返してしまいました。【K1】
3/19 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第9話「 第20話 弔鐘と本と死にたがりの少年」(10/2/15放映)
ノロティ・最期の任務。
死後、本となって届けられたノロティの旅をエンリケが本の記憶と共にたどるという構成上、既にノロティの死が確定しており、その最期の足跡を辿ることになる旅路を見るのは少々胸が痛む。この作品は実に効果的に死んで欲しくないところを上手に狙い撃ちしてくれるので困りものだ。
山内さんらしいパースを歪めた構図や、ノロティとエンリケの手合わせをはじめとしたアクションはどれも小気味良く描かれており、またたびたび挿入されるノロティの表情も最期の見せ場とばかり、常より数割増しで可愛らしく描かれていて、演出・作画ともに見ごたえのあるエピソードに仕上がっていた。【K1】
3/18 『ハートキャッチプリキュア!』 第2話「私って史上最弱のプリキュアですか??」(10/2/14放映)
『美少女戦士セーラームーン』でのタキシード仮面を彷彿とさせるヒロインのピンチに颯爽と現れる謎のヒーローやら、おばあちゃんが元プリキュアだったという衝撃の事実やら、今までのシリーズとは違ったことをやろうとする姿勢が好ましい。
第1話に引き続き作画もなかなか気合いの入った作りだし、変身・必殺技などのいわゆるバンクシーンも前作と比べて随分と出来も良い。自分パワーに振り回されがちなブロッサムのアクションのバタバタした感じも楽しく、第1話に続いて十分に満足のいくものに仕上がっていた。
しかしどう見てもお尻からひりだしているようにしか見えない「心の種」排出するシーンはどうにかならなかったものなのか(苦笑)。【K1】(10/3/18)
3/17 『とある科学の超電磁砲』 第19話「#19 盛夏祭 」(10/2/13放映)
メイドさんコスやらドレスアップした御坂さんの姿を堪能するサービスエピソード。
監督自らがコンテを切るほどの気合の入れようが伝わってくる。
どちらかと言えばがさつな面が強調されている美琴の意外なお嬢様特技とか、メイド姿以上に麗しい清楚な白のロングドレス姿など非常に目に嬉しい作りになっている。
リミッター解除後のハイテンションな初春の仕草のつけ方なども、可愛らしさが伝わってきて良かった。【K1】
3/16 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 第6話「 彼方ノ休日・髪結イ」(10/2/12放映)
1121小隊の秘密の副業と、彼方の休日編。
2つのエピソードがクロスオーバーする形式になっているが、正直なところさほど構成が凝っているわけでもなく、狙い通りの効果は発揮できていなかった。
1121小隊が軍規に背いてまで行う密造酒作りの意味やら、悪ふざけの過ぎるお芝居とかも、あまり意味や面白みを感じられなかった。
司祭様のCVが石森達幸ってのが、ある意味今回一番印象に残る出来事だった。【K1】(10/3/16)
3/15 『バカとテストと召喚獣』 第6話「 第6問 僕とプールと水着の楽園――と、」(10/2/12放映)
期待通りの水着サービス回。
小学生のスク水巨乳(パッドだけれども)とか美波の貧乳に、翔子のヤンデレ、瑞希の凶悪に揺れるビキニ巨乳。そして鉄板の秀吉ネタで〆る完璧な展開(笑)。銭湯ネタが水着回のオマケ程度にしか見えなかったのは残念だが、今回もお約束のネタを十分に堪能させていただきました。【K1】(10/3/15)
3/15 『デュラララ!!』 第6話「 東奔西走」(10/2/11放映)
人体実験用の人間モルモット狩りとか、かなりヘビーな内容のわりにはむしろコミカルな印象すら与える展開なのは流石。
カラーギャング・ダラーズとか製薬会社の人体実験。話のほうはますます錯綜してきて、まだまだ先が読めない。【K1】
3/14 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第18話「 #18 シスター・プリンセス」(10/2/11放映)
GTOの解散という重大なイベントを台詞だけで、しかも解散後も局長とかアスクールとかはいままで通りにGTOビルに居座ったままで(ESメンバー2組は出て行ったけれど正直今までもあまり存在感なかったんで、大して変化はない)、一体何が変わったのかまったく意味不明の処置。制作サイドはさらなる逆境へアスクールたちを追い込んで、って意気込んでいるんだろうけれど、視聴者サイドからはまるっきり実感出来ない。
実際、今回のエピソードの主要部分は、敵に洗脳されたク・フィーユのガクトエルの妹としての日常やらがメインで、それはそれなりに楽しかったような気もする。しかし、全体的なバランスとか構成はもうめちゃくちゃとしか言いようがない。【K1】
3/14 『ひだまりスケッチ×☆☆☆』 第5話「 4月20日 『オンナノコのきもち』/1月31日 『まっすぐな言葉』」(10/2/11放映)
Aパート。
ダイエットに関する失敬なことを連想したり聞いたりするたびに、ヒロさんのことをすぐさま思い浮かべるゆのたちの思考回路のひどさに笑った。【K1】
3/13 『刀語』 第2話「 斬刀・鈍」(10/2/10放映)
七花に講義するとがめのキャラ作りの手法としての「口癖」に関する話が面白い。
その一例として?台詞を全て逆さに喋る忍が登場したが(最期の台詞だけは普通の順序だったが、これは銀閣によって両断された上半身がぶら下がる形で逆さになったので、普通の台詞でも本人の意識の中では逆になっているからなのか)、もちろんこれはそういった安易な手法によってキャラ作りをすることに対する皮肉であるのだが、それを逆手に取ることでギャグにしてさらには口癖を作ってしまうという一石三鳥ほどの効果が期待できる上手い作りになっている。
また自らの出血で刀の滑りを出すことで居合いのスピードを速くしたりとか(まともに考えてそんなことはないが)、相手が出血死するのを待とうとするとがめの奇策(というより単なる卑怯?)、まさかのヒロインの顔を足蹴にしての七花の跳躍とか、アクション面なども第1話より充実しているのも良かった。【K1】
3/13 『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド Dance In The Vampire Bund』 第5話「#05 シャドウ オブ ヴァンパイア」(10/2/10放映)
高校生活で見せる姿形に相応しいどこか幼さや少女らしさを感じさせる一面と国の総理との腹の探り合いやら、子供を人質にしての卑劣な交渉を行うことを許可する非情な一面が、上手く好対照をなしていて、アキラと同様にミナの真意を見えなくさせる効果も見事に果たしている。【K1】
3/12 『のだめカンタービレ フィナーレ』 第4話「Lesson4」(10/2/9放映)
黒木くんのことで一喜一憂するターニャの乙女っぷりやら、のだめとの約束をすっぽかしておきながら、その周りの男の影がちらつくと気になる千秋様の身勝手なオレ様ぷりとかネタも良く、また福田道生の巧みな演出もあって、ダイジェスト気味な展開ではあるものの、手堅く纏まった印象を受ける。【K1】
3/11 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第19話「第19話 阿呆と虚空と踊る人形」(10/2/8配信)
ヴォルケンの最期。
相変わらずの情け容赦も躊躇もない殺しっぷりには清々しささえ感じる。
自らの命を懸けて貫くちっぽけな正義とか信ずべき想い。
それら踏みにじるハミュッツの暴力。
ラストで鳴り響く弔鐘からも読み取れるように、ハミュッツの行為は意図的に反発を買うように描かれているのは間違いないし、ハミュッツ自身その両者の一見愚かしいとも言える振る舞い対して賞賛の念を持っているのも分かるのだけれども、一体どういう落とし前をつけるつもりなのか。期待もしたいが、不安も大きい。【K1】
3/11 『君に届け』 第8話「episode.8 自主練」(10/2/8放映)
「花がこぼれるような笑顔」というような定型的な形容詞があるが、それを文字通り画として胡桃の笑顔の背景に配置する演出はベタを通り越して、なかなかに見事なインパクトがあった。首の傾げ方一つから、平野綾の演技に至るまで、いかにも可愛らしい女の子を全力で見せよう/聞かせようとするスタッフ、キャストの連携が見事に胡桃のキャラとして結実していた。【K1】
3/10 『ハートキャッチプリキュア!』 第1話「私、変わります!変わってみせます!!」(10/2/7放映)
プリキュアシリーズ第7弾。
シリーズ構成・山田隆司に、キャラデザが馬越嘉彦という布陣から想像される通り「おジャ魔女プリキュア」って感じの雰囲気だった。特にキャラの崩し画やタイミングなどは、「おジャ魔女」シリーズと見間違うばかりだった。
アバンのキュアムーンライトVSダークプリキュアの戦闘シーンは、あたかも荒木&姫野による東映動画アクションアニメと見間違うばかりスタイリッシュなヴィジュアルと切れ味の良いアクションで、今までになかったプリキュア同士の戦闘という興味からもバッチリ心を掴まされる。
引っ込み思案で転校を機に自分を変えようとしてもなかなか思い通りにいかないつぼみと、いささか無神経にずかずかと入り込んでくる賑やかなちょっと空気の読めないえりかの2人のメインヒロインの紹介も、両者の対比や衝突を中心に上手く描かれている。
特にがさつで無神経に見えたえりかのコンプレックスを見せることは、つぼみのえりかに対する印象の変化とこれからの関係を醸成させる上でも大きなポイントとなっており、色んな意味で上手い展開だった。欲を言えばぽっと出のお姉ちゃんに対するコンプレックスよりも、廃部寸前のファッション部や転校生との関係で悩ませた方が良かったのではないかとも思うが、お姉ちゃんとの関係はこれ以降で描かれるものとして期待しようと思う。
監督の長峯達也は最近は残念ながらあまりパッとしないのだが、今回に限っていえば「おジャ魔女」シリーズで育っただけあって、見事なタイミングの取り方で話を上手く盛り上げていた。特にえりかが部屋に入ってイライラと両手を振り上げたカットが切り替わると、いきなりベッドにうつ伏せになっているカットの繋ぎとか面白かった。
何はともあれ、今までの歴代プリキュアシリーズの中では一番先に期待、興味が持てる第1話だった。【K1】
3/9 『とある科学の超電磁砲』 第18話「#18 あすなろ園」(10/2/6放映)
夏休みの年増スポットライト編(笑)・その2。
寮監さんの良いことがあった日の酒が発泡酒じゃなくてビールってのが、何だか妙に慎ましいオッサンくさいリアルさがあって、ちょっとウケた。
恋のキューピッド大作戦はパターン通りの展開とオチで(EDロール後を見て安心しました)、妙に古臭いというかベタな演出がされていて少しいつもとカラーが違ったが、コンテ/演出が湖山禎崇と知って納得出来ました。ま、合っていたとは思うけれど。【K1】
3/8 『バカとテストと召喚獣』 第5話「第5問 地図と宝とストライカー・シグマV」(10/2/5放映)
学園主催によるオリエンテーリング。
第3話に続きのナベシンコンテ。
演出が違うためかいささかテンポがぬるい気はするが、たかだか鉛筆を転がすだけの作業を大げさに描きたてるコンテをはじめとして、それぞれのキャラに合った見せ場がきちんと用意されていて、いつもどおりベタだけれども、楽しい仕上がりになっていた。
ただ折角遊園地のペアチケットというデッドアイテムがあったのに、ヤンデレ翔子によるデートという名の市中引き回しの刑(笑)が見られなかった点が残念だった。【K1】
3/8 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 第5話「山踏ミ・世界ノ果テ」(10/2/5放映)
重装備を背負ってのピクニックという名の行軍訓練。
重いリュックを背負って生まれたての子馬のように足をピクピク痙攣させたカナタたちの描写が笑いを誘う。
「世界の果て」であるノーマンズランドを初めて目の当たりにしたカナタたち感動を共有出来ない点など不満は今回もあるが、軍隊訓練をネタにしたコメディとしては悪くはなかった。【K1】
3/7 『ひだまりスケッチ×☆☆☆』 第4話「4月15日 『日当たり良好』」(10/2/4放映)
第4話にして、ようやく新入生2人組にもスポットライトが当てられたという印象。
見た目どおりに引っ込み思案で大人しいなずなと、そのなずなを引っ張ってゆく乃莉というこれまた見た目どおりの関係。
またホームセンターへの買出しと、その後の食事会でゆのをはじめとした先輩たちとの交流も描かれるが、残念なことに新入生の加入が、今までの関係やキャラ設定に新たな要素を導入することによる化学反応を起こしていないような印象を受ける。
ただ、ぶつかり合い傷つけあう中でお互いを知る、みたいな展開はこの作品には似合わないので、これぐらい変化に乏しいゆるい感じの雰囲気があっているのかもはしれない気もする。これが欠点なのかむしろ美点なのか判断に悩むところだが、個人的には、やっぱこの雰囲気が好きなんで、最後まで気楽に見られれば良いと思っています。【K1】
3/6 『デュラララ!!』 第5話「羊頭狗肉」(10/2/4放映)
切り裂き魔に遭遇したセルティがデュラハンでありながら、相手を宇宙人ではないかと怯える様子が何だか妙に面白く可愛らしかった。前回、頭がないために携帯電話を利用して「会話」をするセルティのセリフをアテるのはどうかと思っていたのだが、ちょっと上ずった感じに演技をする沢城みゆき声が好きなんで、もうそれだけで全て許しても良い気になった。
真面目な話では、一応主役っぽいスタンスでありながら今まで空気同然だった帝人くんが、杏里に向かって言い放す主張は唐突ではあるが、それで一気にキャラが「立っ」た感じがしてちょっと良かった。
話は意外なところで人物が複雑に交差してきてはいるが、まだまだ先の展開が見えない。なかなか引き込ませる作りになっていて毎週が楽しみである。【K1】
3/5 『はなまる幼稚園』 第4話「はなまるなデート/はなまるなお手伝い」(10/2/2放映)
Aパート。柊プロデュースによる?杏のデート大作戦。
おませな杏や不思議ちゃんな柊よりも、健気に流れ星役を務める小梅ちゃんの仕草がやたらに可愛らしかった。
EDはポーズキメキメのキャッチーないかにも板垣伸らしいポップでキュートな仕上がりで、もう少し動画枚数が欲しいような感じではあったが、これもなかなか良い出来だった。【K1】
3/4 『君に届け』 第7話「episode.7 土曜の夜」(10/2/1放映)
前回で重い話にひと段落をつけて貞子の幸せ日常ライフになったせいか、何だか妙にキャラ画も全体的にユルイ感じだったが(特に龍のデフォメルの具合が凄かった)、それが穏やかで心温まる日々の雰囲気にバッチリあっていてイイ感じだった。
個人的には松山鷹士演じるところのお父さんが何だか好みだったりする(松山鷹士におっさん声をやらせるのは大地丙太郎監督作品ではデフォな気がするが、このキャスティングには間違いなくそれが影響している気がしてならない)。【K1】
3/3 『フレッシュプリキュア!』 第50話「笑顔がいっぱい!みんなで幸せゲットだよ!!」(10/1/31放映)
メビウスとの最終決戦とその後を描いたエピローグ。
みんなの力を合わせての逆転劇やら、何度も延期の憂き目を見たダンス大会の決勝戦やらを済ませ、せつなの新たな旅立ちやら大輔の告白をスルーさせたりして終了。
抑えるべき点は過不足なく抑えられているとは思うけれども、今ひとつ盛り上がりには欠ける最終話だった。
バトルはノーザクラインとのそれで最高潮の盛り上がりを見せてしまったし、せつなの別れや新たな決意なんかも、あっさり描写で済まされてしまっているのがちょっと残念だった。
同様に全体的にも正直今ひとつパッとしないシリーズだった。今までのキャラデザから大きく変更したり、敵として登場したキャラがプリキュアとして目覚める展開など色々試みていたとは思うが、やってることは、今までのシリーズとさほど変わらなかったような印象を受ける。
もちろん中盤あたりの友情と忠誠心、また仲間への友情と自らの罪や後悔の狭間で揺れるイース/せつなの心情を描いたドラマ部分はなかなか見応えはあった。
あと、今回から試みられたEDの3DCGによるダンスは髪の表現や表情などにまだ改良の余地はあるとは思うもののなかなか大したものだったし、振り付けも、きちんとリアルで踊れるレベルに設定されているのが良かった。映画館のエンドロールで子供たちがみんな一斉に立ち上がって踊りだすという噂を聞いた時には笑ったが(笑)。
ま、決して傑作を期待しているわけではないんで、毎週それなりに楽しんで見られるものになっていたのだから、それで十分に満足すべきなんだろうけれど。【K1】
3/2 『とある科学の超電磁砲』 第17話「#17 夏休みのつづり」(10/1/30放映)
夏休みの年増スポットライト編(笑)・その1。
スペシャルゲストとしてインデックスに姫神秋沙が登場しており、番外編的な印象が尚更強く、明らかにファン向けのサービスになっている。
肝心の話そのものは別段可もなく不可もなく、といった感じ。
黄泉川さんが「じゃん」「じゃん」煩いのが気になったけれど、きちんと次回予告で弄られていたので、まぁ良しとしよう。【K1】
3/2 『聖痕のクェイサー』 第4話「#04 女王様とあたし」(10/1/30放映)
原作はもちろん知ってるけれども、幼女に調教される女子高生ってスゲーよなぁ。相変わらず肝心な映像が飛んでたり関係ない背景を映したりしていて、萎えるんだけれども。【K1】
3/1 『バカとテストと召喚獣』 第4話「第4問 愛とスパイスとお弁当」(10/1/29放映)
タイトル通り、瑞希と美波の2大ヒロインの手作り弁当を巡るエピソード。
明久の臨死体験が、今更『ジョジョ』第4部のパロディで笑ってしまう。
それはともかく、瑞希の意外なダメ特技の激マズ弁当とか、もてない男たちによる明久への異端審問とか、素直になれない美波の態度とか、やってることは基本お約束ばかりで格別どうということもないんだけれども、演出のテンポがやたら良いので、数割増しで面白く見られる。
コンテはあおきえいらしく、空間の余白を大胆に活かした構図などがいかにもらしかった。【K1】
2/28 『ひだまりスケッチ×☆☆☆』 第3話「4月8日〜9日 『決断』/12月10日 『カップ小さいですから』」(10/1/28放映)
ようやっとOPが完成。今までのものと比べると大沼心からコンテが変わったためか、カラフルで随分賑やかな印象を受ける。
本編の方は、今回も面白かったが、新入生2人組は、Bパートは1年前の回想という形式のためもあるだろうが、今のところあんまり存在価値が見出せなかったりするのが、少々気になる。もちろんまだ第3話の段階であり、この先に活躍の場が用意されているのだろうが、しかし折角の新メンバーなのだから、もっと優先的に活躍の場を与えてやれば良いと思うのだが。【K1】
2/27 『刀語』 第1話「絶刀・鉋」(10/1/27放映)
月一、一時間枠放映という変則的なスタイルで放映される、『化物語』で大人気の西尾維新原作による時代劇。
新房昭之×シャフトの『化物語』と比べてしまうと、演出は特にひねりもないが、いかにも西尾維新作品らしいエキセントリックなキャラの造型やら、特徴的なセリフ廻しが楽しい。特に語り(ナレーション)の「まだ『ぎゃふん』という言葉がまだ古くなかった時代」などには、不覚にも笑わされてしまった。
楽しくはあるが、もちろん不満点などあるに決まっている。
何より刀を用いない剣術である「虚刀流」ならではの戦いを見させてもらってないことが、その際たるものだろう(確かに相手の刀を折ろうとする技などは描かれてはいるが)。これでは、単に空手などの無手の武術とさほど変わらない。相手が忍者であるというのが、それにより輪をかけている。刀よりもクナイなどの忍び武器や忍術などを使って戦うのだから。しかし、もしかすると、これは原作者である西尾維新の意地の悪さから来ている確信犯的な振る舞いではないかとも疑われるのだが。
さらには自ら奇策士を名乗るとがめの、その自称に相応しい奇策ぶりが発揮されていなかったことも不満点に挙げるべきか。これじゃあ単なる迂闊ちゃんだったり、ヘンな娘だったりする。もちろん狙ってやってるのは分かってる。よほど想像力が欠如してない限り、誰だってとがめが刀を振り上げて襲いかかろうとした次のカットでは彼女が石に躓いて自滅する展開を予測できるに決まっている。
その外しようもないベタさ加減こそ、まさに西尾維新らしさに他ならない。
キャラデザは原作イラストを活かしたアニメらしいキャラを少し外した感じで、これはこれで味があってイイと思う。
不満点はあるものの、娯楽作品として十分に楽しめる。
おそらく次回以降、物語が本格的に展開されるのが楽しみだ。【K1】
2/26 『はなまる幼稚園』 第3話「はなまるな三角関係/はなまるな一日」(10/1/26放映)
Bパート。
山本先生の1日。
こんな天使のように純粋で、あどけない子供のように無邪気で、大人の女性らしい優しさと包容力をも兼ね備え、その上料理裁縫も得意で、さらにはおっぱいの大きな女性なんて、「この物語はフィクションで現実の団体・人物とは関係ありません」ってのが分かってはいても、その天真爛漫さに、癒されてしまいました。
EDも当然山本先生なんだけれども、前回の柊祭りに比べると山本先生への愛がちょっと不足してる感じなんで、その点はちょっと不満です。【K1】
2/25 『君に届け』 第6話「episode.6 友達」(10/1/25放映)
原作が面白いんだから、面白いのは当然なんだけれども話を知っていても、思わず引き込まれて涙ぐんでしまいそうになる。要所要所での軽くデフォメルされたキャラを挿入することできついイジメシーンの印象を緩和させたり、またお涙頂戴のシーンに笑いを導入したり、と実にこちらの感情を上手にコントロールする演出や、貞子をはじめとしたキャラの感情の機微を巧みに汲み取るレイアウトに、いつも以上に丸っこく可愛らしく描かれたキャラの魅力など、もう文句の付けようがない。
思わず2度見返してしまいました。【K1】
2/24 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第41話「第41話 『奈落』」(10/1/24放映)
エドvsキンブリー。
しかしメインはバトルそのものよりも、エドが貫く不殺の信念と、その信念の代償としての腹部を鉄骨で貫かれる重傷と、さらには自らの生命を削っての命がけの治療にある。
信念を貫く強い意志と、その信念の代償として支払われる対価。
これこそまさに、作中で繰り返し言及される錬金術の「等価交換」そのものであり、また生きることそのものでもある。
テーマを押し付けるのではなく、きちんとドラマとして昇華した上で描くところが、この作品が人気作たる所以であることを今回も強く実感させられた。【K1】
2/23 『フレッシュプリキュア!』 第49話「驚きの真実!メビウスの本当の姿!!」(10/1/24放映)
ラス前。
メビウスとの最終決戦の開始。
メビウスの正体なども含め、格別特筆すべき点はないが、ただ皆で力を合わせて立ち向かう前に、きちんとメビウスにせつなを1対1で向き合わせるところなんかは、これまで描かれてきたせつなの成長の総決算とも言うべき良いシーンで非常に印象的だった。【K1】
2/22 『バカとテストと召喚獣』 第3話「第3問 食費とデートとスタンガン」(10/1/22放映)
てっきり投げっぱなしで終わるかと思っていた第2話からの続きのトライアングルデート。
繰り返される『地獄の黙示録』の牛虐殺シーンとか(よりによってそこかよ(笑))、担任の変更と共に何故かナレーションが変更されるという全く無意味な謎の展開などもかなり笑った。
その暴走気味の脚本を、アップテンポでやり過ぎなナベシンコンテがさらに狂騒的に盛り上げ、第1話、第2話以上に面白かった。【K1】
2/21 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第15話「#15 悪い夢」(10/1/21放映)
いきなり学園モノで同人ネタとか、やってることが相変わらず姑息に過ぎる。しかし悲しいかな、やはりシリアスな本編よりマシだったりする。
しかし、それ以上にアイキャッチがまだ前話のホットドッグ尺八ネタを未だに引きずってる卑怯さには盛大に吹いた。【K1】
2/20 『デュラララ!!』 第3話「跳梁跋扈」(10/1/21放映)
帝人の変化を望む気持ちやら、思い通りにいかない落ち込み具合には、それまでの積み重ねた時間が無いこともあって、今ひとつ感情しづらい。これが単純に気になる女の子とお近づきになりたい、とかその前で格好付けたいとか言うんだったら、分かるんだけれども。
しかしその点を除けば今回も文句なく楽しめる。女の子の手を引いて格好良く駆け出したと思えば、ギャグに手を引っ張られたりする、みっともないところとか。
折原臨也、平和島静雄、サイモン・プレジネフの3者が一堂に会する箇所なんかは、3大怪獣大決戦みたいな趣すら感じられた。静雄に殴り飛ばされたヤンキーがまるで分解されるように空中を舞いながら服を飛ばされてゆくところはちょっと笑えた。
ああ、あと相変わらずナレーションはウザいです。【K1】
2/19 『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド Dance In The Vampire Bund』 第2話「#02 ハウリング」(10/1/20放映)
変則的な第1話に続き、ミナとアキラの再会を描いた第2話。格別どうということもないエピソードだが、本編で見せるミナのセミヌードに規制が掛かってないのは意外だった。そうか、ぺったんこはイイんだ(笑)。そのあまり色気を感じさせない未発達の身体の、その下の骨格やまで感じさせる作画はちょっと良かった。
ちなみにサブタイトルの「ハウリング」は狼男映画の傑作から。【K1】
2/19 『はなまる幼稚園』 第2話「はなまるなすべり台/はなまるな天才」(10/1/19放映)
Aパート。
杏をはじめとした幼稚園児の生態がなかなか的確に描かれていて感心させられる。
無邪気かと思えば、相手のミスをいやらしく的確に攻めたりする狡猾さも備えており、さらには言動に脈絡がなかったり、しかしそれでいてやはり愛くるしい子供という生き物が見事に描かれていて、それに振り回されつつもいつの間にか仲良くなってゆくツッチーへも十分に感情移入も出来る。
そしてBパートからエンディングは、ひーちゃん祭り。
一転して、こちらは漫画やアニメの世界にしか存在しない天才児をリアリティ完全無視でお届けする。本編そのものよりも、妙に壮大なストーリー仕立てになっていてるエンディングが面白かった。大いなる物語の始まりを感じさせるイントロのエンディングテーマも無意味なくらいにリキの入った作りで、不覚にも感動しそうになってしまった。【K1】
2/18 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第16話「第16話 禁書と腑抜けと聖浄眼」(10/1/18配信)
まさかのミンス主役回。
おっさん成分強めだが、不足する萌え成分を新たな武装司書2名が補っている。
特に妹の方は、すけすけランジェリー姿で大半を過ごす痴女っぷりに加えて、タカピーなキャラにありがちな可愛い酒乱イベントなど美味しい萌え場が用意されている。
1回で終わりにするには勿体無いと思うので、是非再登場を期待。【K1】
2/17 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第14話「#14 出逢いの刻」(10/1/14放映)
アスクールとク・フィーユの出会いを描いた回想編。
いがみ合う2人が手錠に繋がれる展開などは、『48時間』などの先行作品などにもよく見られるパターンで、それを上手く活かしているとも思えないが、その展開だけでも何か楽しくなる。
概ね悪くない微笑ましいエピソードなのだけれども、その回想へ至る導入部でのク・フィーユの記憶障害などは全く無意味な展開でしかなく、こういうところが、きむらひでふみはホントにダメだと思う。【K1】
2/16 『フレッシュプリキュア!』 第48話「最終決戦!キュアエンジェル誕生!!」(10/1/17放映)
ノーザ&クラインとの中ボス戦。
ノーザとクラインとがフュージョンしたノザクラ(そんなの名乗ってないけれど)とのバトルは、まんま『ドラゴンボール』のノリだった。
特に、プリキュアがそれぞれの必殺技を駆使して相手に肉薄して押し戻すクライマックスの部分のバトルの組み立てはかなり良かった。【K1】
2/15 『バカとテストと召喚獣』 第2話「第2問 ユリとバラと保健体育」(10/1/15放映)
ユリもバラも無論花のことではなく、それぞれ俗に言うホモとレズの隠語。
設定も語り終わった途端、いきなりモテモテの明久くん。
もちろん、第1話のアバンで、瑞樹との馴れ初め?は描かれており、その切っ掛けは理解できるようになっているが。
それが全く嫌味に感じられないのは、何よりもその羨ましい状況に対して明久が全く無自覚な「バカ」であり、またホモ(ウケ)疑惑を捏造することでむしろギャグを前面に出す展開がなかなか上手い。当初の予想よりずっと面白いアニメになりそうで、ちょっと嬉しい誤算。【K1】
2/14 『のだめカンタービレ フィナーレ』 第1話「Lesson1」(10/1/19放映)
10年冬の新番組その8。
『のだめカンタービレ』第3期にして、完結編。
監督は第2期に引き続き今千秋だが、シリーズ構成はまたまた変更。
正直な話、第2期がどこで終わったのか全く覚えていない。演出、作画は良好だったので、見ている分には楽しめたのだが、どうしてもダイジェスト気味の駆け足展開だったため、あまり印象に残ってない。
今回の第1話も正直そんな面もあるのだけれども、時間軸を弄くってアバンにのだめをはじめとしたアパルトメントの面々の様子や燃え尽きたのだめ、そして早速の遅刻に我がままメールと、上手くキャラ紹介をこなしていて、ちょっと感心させられた。
今回もダイジェスト気味になるのかもしれないが、原作も好きなので見ている分には楽しめると思う。多分コメントはほとんど書かないと思うけれども。【K1】
2/14 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 第2話「初陣・椅子ノ話」(10/1/15放映)
第1話の街と街に伝わる伝説の紹介に引き続き、舞台となる「時告げ砦」と1121小隊の面々の紹介。
幽霊騒動などを通して、さらなる世界観の掘り下げやキャラが巧みに語られる。
幽霊ネタのお約束とも言える、強気な女の子の意外な一面が見られるというパターンなどを盛り込みつつ、強がってみたり怖がってみたり素直じゃなかったりする少女たちの出会いが実に分かりやすくコミカルに描かれる。
第1話に比べると、その題材の印象もあってか、いささか落ちる気もするが、もちろん十分以上には楽しめる。【K1】
2/13 『ひだまりスケッチ×☆☆☆』 第1話「2月27日〜3月4日 『真っ赤点』/4月3日 『ようこそ ひだまり荘へ』」(10/1/14放映)
10年冬の新番組その7。
新房昭之×シャフトその2。
原作既読。
ついに1年進級した『ひだまりスケッチ』第3期。
キャラ紹介と新キャラの投入。シリーズの再開に相応しい題材がそれぞれのパートで描かれる。
センスの良い適度な記号化による省略などの演出も、これまでのシリーズ通り。
つい先日に第2期の特別編を見たせいもあるのだろうが、中断期間をまるっきり感じさせない、ゆのをはじめとしたひだまり荘の住人の和気藹々とした雰囲気の持続が嬉しい。
唯一の不満点を挙げるとするならば、OPとEDが間に合わせのものだということぐらいか。
今期も今まで同様に楽しめるものになるものと確信させられる第1話だった。【K1】
2/13 『デュラララ!!』 第2話「一虚一実」(10/1/14放映)
第1話の舞台裏。
帝人と正臣の再会の裏側で同時間で行われていたちょっとした出来事を描く。
こういう時間軸を弄くった構成は好きなんで、それだけでも楽しかった。少々ナレーションがくどいのが難点ではあるが。
さらに癖のある人物が揃ってきて、それらがどのように物語に絡んでくるのかが今から楽しみでもある。【K1】
2/12 『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』 第1話「#01 プロムナイト」(10/1/13放映)
10年冬の新番組その6。
新房昭之×シャフトその1。
原作既読。
なんだけれども、トークバラエティ番組で、続発する謎の事件に絡めて吸血鬼の存在を検証するという、初回からかなりの変化球の第1話に驚かされる。しかし、そのTVアニメという媒体を活かした凝った設定には非常に感心させられた。ただその生放送の討論バラエティ番組という形式に拘りすぎて、カット割りやら構図の取り方はちょっとどうかという場面も見られた。特に後半のアクションでは、形式と演出のいずれを重視すべきかが明確でなく、結局のところ、どっちつかずの中途半端な形になってしまっているのは残念だった。
原作者の環望が実名(ペンネーム)でコメンテーターとして出席しているのは笑ったが、それよりも驚愕なのがコンテのMEIMU。エンドカードも描いているので、間違いなく漫画家のMEIMUさんなんだろうけれど、何でコンテなんか切ってるんだろう?
初回からのシャフトらしい冒険的な形式には、早くも感服させられた。インパクトとしては十分すぎる。
なおタイトルは古いホラー映画のタイトルから。中学生ぐらいのホラー映画が大好きだった時分に見た。『13日の金曜日』とか『ブギーマン』みたいな殺人鬼が登場するスプラッター全盛期の頃ので、正直大した映画じゃなかったと思う。ま、余談ってことで。【K1】
2/12 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第13話「#13 バカンス2」(10/1/7放映)
このタイミングでコメディ回を差し挟むシリーズ構成には首を傾げざるをえないが、やはり本編(シリアス)よりはよほど見られる。
何より折角の水着サービス回をきちんと良作画で見られるのは眼福で宜しい。
アイキャッチのゾマの心の声が、男子視聴者の心の声を代弁し過ぎていて盛大に吹いた。【K1】
2/11 『はなまる幼稚園』 第1話「はなまる入園式/はなまるなおかあさん」(10/1/12放映)
10年冬の新番組その5。
原作既読。とは言っても、杏とツッチーとの出会いとなる入園式から描かれており、オリジナル色がかなり強い内容になっている。
水島精二×ガイナックスという組み合わせにしては、いささか大人しい感じの第1話。
もちろん杏を初めとしたロリの動作は可愛らしく、山本先生は天使のように愛らしく、作画も整っており、また杏とツッチーを初めとしたキャラたちを紹介しつつ、また出会わせている脚本も及第点はあるので、これは贅沢な注文なのかもしれないが。
メインとなる3幼児は、元気一杯なおませさん、内気ちゃん、そして不思議ちゃんとベタな取り合わせ。
巨乳で、いかにも幼稚園の先生さんみたいな雰囲気を醸し出している山本さんも、これまたベタではある。
ツッチーと杏の年の差カップル?ネタも、またまたベタだろう。
どこまで行ってもベタでしかないけれども、その分自由度は高そうなので、個々の演出や作画、脚本により幾らでも面白くなりそうではある。
さし当たって今回一番目を惹いたのは、山本沙代によって仕上げられたメルヘンチックな絵柄や色彩でポップかつキュートに仕上げられたエンディングだった。【K1】
2/10 『聖痕のクェイサー』 第1話「#01 震える夜」(10/1/9放映)
10年冬の新番組その4。
原作既読。
なので、どう考えてもこれをTVで放映するなんて無理だろ?と聞いた時点で思ったし、そして予想通りの結果だった。
いつも通りの無修正版はDVD(Blu-ray)で、というパターン(ネットの有料放送では1週間遅れほどで配信しているらしいけれど)。
見えている部分の映像は第1話に相応しく力が入っているし、おっぱい職人金子ひらく監督らしい、乳への拘りも堪能させてもらったけれど(もしかして、だから金子ひらくが監督なのか?)、肝心のところで修正が入りまくるので、何が起こってるのかさっぱり分かり辛くまともな完成作として扱うのも難しい。
ただ女性キャラの浴槽で濡れ濡れ着衣エロを堪能出切るEDのフェチ度の高さはなかなかで感心させられた。1枚絵としての完成度も高く、こんなアニメで(暴言)まさか結城信輝の名を見ることになるとは思ってもなかったので、これはちょっとしたサプライズだった。☆1つは、このエンディングに負うところが大きい。
しかし、この先も中途半端な出来の本編を視聴すべきかどうかはかなり悩ましい問題ではある。まともに見られるのならば、そんなに悪くはないと思うのだが。【K1】
2/9 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』 第1話「響ク音・払暁ノ街」(10/1/8放映)
10年冬の新番組その3。
テレビ東京×アニプレックスによるTVオリジナル作品を放映する共同プロジェクト『アニメノチカラ』 第1弾。
こういうアニメオリジナル作を意欲的に放映する試みは非常に良いと思うし、また神戸守さんが監督ということもあり、非常に応援したい。
で、気になる視聴後の感想は、まずはどストライクなくらいにキャッチーな内容で攻めてきたなぁ、って感じ。
おそらくどこでも言われているのだろうけれども、架空世界の軍隊を扱っておりながらも、辺境の女の子のみで構成された部隊に配属された新米ラッパ手を主人公として、戦闘などのハードな描写よりもおんにゃの子の日常生活を活写するという方向性が既に『けいおん!』っぽい。つか、明らかにキャラ絵見ても似すぎている(苦笑)。
まぁ第1弾から下手を打つわけにはいかないんだろうから、ある程度狙うのに仕方ないにしても、ちょっとこれはどうなんだろう。狙いすぎていて、逆に悪い印象になりかねないと思う。企画そのものは良いとしても、戦略的には少し甘い気がする。
とは言っても本編は流石にリキの入った作りで、質の高い作画にふんだんに枚数を使った動き、多数の人間が入り乱れるモブシーンに、美しく整えられた背景美術。さらには衣装やら商店に並べられた小物。どれもが非常に印象に残る良い仕事をしている。
何よりも監督である神戸守さん自身の手によるコンテ、演出が素晴らしい。
例えば、水掛け祭の際の場面でで桶を抱えて出入りする少女を捉えた固定カットはいかにも神戸さんらしく目を惹く。固定カットで人を出入りさせることは『コメットさん』の頃からの神戸さんの演出家としての刻印のようなものだろう。
説明的な描写を出来るだけ省きながらも、辺境の街を訪れたカナタの視点のみで世界観がきちんと描かれる。街に伝わる伝承のみが例外的な部分ではあり、その部分のイメージ映像では『エルフェンリート』でも見られたクリムトへの傾倒が見られるが、そこで語られる「炎の乙女」がカナタたちに重ね合わせたイメージで語られる。
そして夜明けを告げるラッパの音。アニメファンならばその組み合わせにはどうしようもなく、胸を躍らされる。黎明の街に響き渡る途切れ途切れのラッパの音。苦笑交じりにその音に耳を傾ける人々。先行作品のそれとの落差などもあって、街の人々同様こちらまで苦笑させられる。
そのへたくそなラッパをカナタが顔を赤くさせて頬を膨らませて吹くところで、唐突にカットを切って終わるラストも余情を残さない面白い切り方だった。
キャラよりも世界観優先の描写で、いささか感情移入などはしづらくはあるが、第1話としては上等な滑り出しだろう。この先も期待しております。【K1】
2/8 『バカとテストと召喚獣』 第1話「第1問 バカとクラスと召喚戦争」(10/1/8放映)
10年冬の新番組その2。
原作未読。
OPが先日偶々見た『ひだまりスケッチ×365』のOPと妙に演出的な類似点が多い(白を基調とした背景やら、カラーのトーンっぽい処理とか)と思ったら、それもそのはずで、そのOPコンテを担当した大沼心による監督作品だった。OPが『ひだまり』ならEDはアルファベットを背景に使用するところが、ちょっと『ef』シリーズを連想させたりする。
一風変わった世界観には感心させられるよりも、むしろ呆れかえってしまうのだが、そんなとっつき難い世界観をポップにコミカルに軽く纏め上げてしまう手並みは、実に見事だった。
今流行の「こんなに可愛い子が女の子なわけがない」秀吉くん以外のキャラの掴みがいささか弱いの欠点だろうが、まずは設定をきちんと「説明」してからという狙いはむしろ正解だろう。
第1話としてはまずまず上等の滑り出しと言える。【K1】
2/7 『デュラララ!!』 第1話「開口一番」(10/1/7放映)
10年冬の新番組その1。
原作未読。
タイトルからは全く内容を連想できないが、池袋の町を舞台にした若者たちの群像もの、になるのかな。
舞台となる池袋の町を紀田正臣を案内役として、池袋に出てきたばかりの主人公・竜ヶ峰帝人を連れ回すという構成により、多数入り乱れる登場人物や設定を巧みに描き出す構成が見事だった。
池袋にたむろするカラーギャングに、夜の街を失踪する謎の「首なしライダー」。
若者たちの抗争劇にも、ホラーアクションにもこの先の展開次第では可能に思え、第1話ということもあるが、話がどう転がっていくのかまるっきり想像がつかない。ここまで先の読めない作品も珍しく、この点でもかなり興味が惹かれる。
作画のクオリティは高く、格好の良い演出も作品の雰囲気を盛り上げている。
思った以上に期待出来そうな滑り出しだった。【K1】
2/7 『化物語』 第13話「第拾参話 つばさキャット 其ノ参」(09/11/3配信)
そしてTV未放映、ネット配信による「つばさキャット」続編。
まぁ続きはDVD(Blu-ray)で、と言うよりは良心的ではある。
配信が予定日より遅れてもネット配信ならば、番組に穴を開けないので安心(笑)。そのため、映像的なクオリティは十分満足のいくレベルになっている。
久しぶりの視聴になるが、相変わらず脱線しまくりでネタ振り満載の会話が楽しい。
さらには真宵への幼女セクハラとか、翼の猫耳にパジャマ姿とか、ベタでキャッチーな掴みが満載で全く飽きる暇がない。
残り2話も、この調子で楽しめる内容になっていると期待しております。【K1】
2/6 『けいおん!』 第14話「番外編 ライブハウス!」(TV未放映話)
ついでに4月から第2期が放映される『けいおん!』のTV未放映話も見る。
規制がないからここぞとばかりにサービスに走るわけでもなく、いつも通りの軽音部の面々のまったりライフ。
今回はタイトル通りにライブハウス初体験となるアニメオリジナルエピソード(だよね?)だが、唯はどこに行っても唯らしく凄いんだか凄くないなんだかの存在感を発揮しているし、ライブハウスでもティータイムを忘れない暢気さが、らしい。
久しぶりの軽音部の面々を見ることが出来て楽しかった。4月からの第2期も期待しております。【K1】
2/5 『ひだまりスケッチ×365』 特別編「前編/後編」(大阪未放映)
第3期の放映開始に合わせて地上波未放映の特別編を見る。そして7巻に収録のテレビ未放映話も見逃していたことに気付くがそちらは、取り合えずもうスルーすることにします。
特別編だからと言って何かが変わるわけでもなく、OP、EDも変更なしだし、内容もいつも通りの安心の『ひだまりスケッチ』。ただこの時点で第3期は決まっていなかったとは思うが、前編では第3期に登場することになるだろう新入生の姿が確認できる。
前編はゆのっちの自転車特訓編で、後編は吉野家先生の住処である謎の美術準備室への初訪問編となっている。どちらもTVシリーズ本編同様に楽しめる内容だが、個人的には後編の方がネタの強度も演出も上だとは思う。アバンでの夢の中のゆのっちのセミヌードなんかもいやらしさを全く感じさせない品の良さも印象的だった。
前後編ともに、夏目がちょっとイイ目を見ているのも、何だかちょっと微笑ましくて良かった。【K1】
2/4 『ささめきこと』 第13話「『CALLING YOU』」(10/1/8放映)
原作の順番通りなんだけれども、見る前はこのエピソードで〆るのはどうかと思っていたのだが、見終ってみると、すみちゃんと風間の両者のほんのささやかなすれ違い関係に焦点を当てたこのエピソードは、深い余韻を残し、両者の関係がこの先も続くことを予感させるものになっていて、感心させられた。別段両者の仲に大きな影響を及ぼすことになる大事件が起こるわけでもなく、すみちゃんの帰省やらちょっとしたトラブル、行き違いなどで連絡がつかなくなるだけのエピソードなのだけれども、感情の機微を捉える巧みなレイアウトや回想シーンの導入などもあって、両者のお互いを想う気持ちの深さ、そしてその絆の確かさを十分に感じさせてくれる。前回のオリジナルエピソードで、友人関係たちをオールキャストで登場させたのも、このための布石だったわけだ。
女の子同士の同性愛を描いた作品だが、シリアスよりはコメディに幾分傾いた内容で、同性を愛することの背徳感や辛さなどの重さは全く感じさせない口当たりまろやかな作品になっている(原作ではこの後、ちょっと重たい展開になってきているけれども)。シリーズ開始当初は落ち着いた語り口で地味な印象が強く、また早いカット割やら極端な構図などを避けた演出の印象もそれに拍車をかけていたが、キャラが出揃った中盤あたりからは、キャラのはっちゃけ具合が楽しくコメディとしても楽しめた。
作画もシリーズを通して堅調だったし、演出も同様にぶれのない語り口で統一されていた。
またどんどん壊れてきたすみちゃんを演じる高垣彩陽の好演ぶりが何よりも素晴らしかったことも絶賛しておきたい。【K1】
2/3 『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』 第13話「第十三話 君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」(10/1/5放映)
イチゴ、チェリーに続く激辛フルーツ爆弾第3弾。
もう既に同じネタで3度繰り返しているだけあって、パターンの変奏やら繰り返されるお約束の展開などは、なかなか楽しい仕上がりだった。〆の間接キッスなんかも爽やかなまとめになっていて、良かったと思う。
シリーズ全体を通しては、キャラ弄りなどは前作からの積み重ねもあり面白かったが、シリーズ全体を通しての謎やら達成すべき目標などがあるわけでなく、全体的な印象が薄くなっている事実は否めない。作画もちょっと乱れ気味だったのも残念だった。
個人的には男装美少女の潤が好みなので、前作以上にそのウェイトが増えていたのはちょっと嬉しかった。【K1】
2/2 『フレッシュプリキュア!』 第46話「サウラーとウエスター 最期の戦い!!」(10/1/3放映)
タイトル通り、サウラーとウェスターの最期。
メビウスにより切り捨てられる展開も最期に見せる改心もパターン通りで、格別どうということのないエピソードだが、両者の最期を彩る作画はなかなか気合の入った良い出来で印象的だった。【K1】
2/2 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第12話「#12 時間の凍りついた空間」(09/12/31放映)
25年前の時間凍結事件の顛末と、アスクールたちとシュウとの出会い。
若本さんが使われているので、こういう展開も予測の範囲内ではあるが、本当に視聴者はシュウの再登場を望んで、そしてそのことに喜ぶのか甚だしく疑問ではある。少なくともそれで悦にいるのは、原作者(脚本家)だけだと思う。きむらひでふみは、どうも根本から勘違いをしているとしか思えない。ただこれはK1がいわゆるオタクと少しずれていて、視聴者がこういうのを喜んでいるのだとしたら、もう言うべき言葉も見つからないのだが。【K1】
2/1 『そらのおとしもの』 第13話「空の女王 」(09/12/29放映)
全編に亘ってコメディが全く無いシリアスな最終話。
この作品の暴走気味なコメディが好きな身としては少々寂しさを感じる。
別段シリアスで押し通すのならそれで構わないとは思うのだが、イカロスと智樹の中盤での別れが段取り臭かったり、原作と異なりニンフが容易く騙されてしまっており、マスターに自主的に逆らおうとする意志の芽生えが見えづらかったりするのはあまりよろしくないと思う。さらに一番残念なのはエピローグに当たる部分がないことで、余韻が感じられないラストになってしまっていることだ(もしかしたら、DVDでの最終巻にTV未放映エピソードを入れる予定だからかも知れないが)。
ただクライマックスに当たる部分は派手なエフェクトバトルで見応えは悪くはなかったし、第1話と対になる形でのエンディングも良かったとは思うので、それほど印象が悪いわけではない。
文字通りのオチモノ系で、主人公の周囲にはもちろん女の子が多数配置されることになるのだが、どちらかと言うと女の子の魅力よりもエロネタ方向に向かって思いっきりコースを外しまくっているところが楽しい作品。第2話での渡りパンツがシリーズを通しての最高のクライマックスになってしまった感はあるが(苦笑)、女の子のむっちりした肉感やエロへのこだわりなど最後まで楽しく見らた作品だった。【K1】
1/31 『うみねこのなく頃に』 第26話「episode IV-VIII sacrifice」(09/12/28放映)
縁寿の最期と戦人の復活、そしてベアトリーチェの投げかける最後の謎。
縁寿の最期から戦人とベアトの直接対決に至る流れには、それなりにテンションが上がるが、結局謎は全て放り出したままなので、やはり最終回としての感慨はあまりない。
前作『ひぐらしのなく頃に』のアニメと同様、出題編のみでの取りあえずの終了。『ひぐらし』では確か第1期終了時に、第2期制作決定のテロップが流れていたのではないかと思うが、果たしてこの作品は第2期=解答編は放映されるのだろうか。
『ひぐらし』同様のループする独特の世界観での、シチュエーションを変えて繰り返される殺人劇。同じ手法を繰り返すに当たって、前作を踏まえた仕掛けには感心もさせられるし、「魔法」による「演出」というアイディアもある種の記述ミステリの手法を利用したアイディアとして非常に面白いとも思う。ただ反面、いささか過剰に走りすぎる傾向が見られるのも事実で、それをどこまで容認できるかで、この作品に対する受容度もかなり変わってくると思う。
特に惨殺シーンは規制の厳しいTVアニメでよくもそこまで、と感心させられると同時にやはりその悪趣味さに眉を顰めたくもなった。過剰なサービスは必ずしも客の満足度を上げるわけではない。
とは言っても、前作の人気を受けての作画面での充実は十分だったし、妙に色っぽいデザインの悪魔ちゃんたちが画面をにぎやかしくするのも決して悪くは無く最後まで十分に楽しんで見られた。【K1】
1/30 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第38話「第38話 『バズクールの激闘』」(09/12/27放映)
キメラへの変身シーンが妙に濃厚な作画で描かれていて印象的だった(中村豊?)。
今期のアニメ化で最も蔑ろにされていたヨキくんのエピソードの回想なんかが、アレックス家のゲスト登場によりちょっと面白くもあった。【K1】
1/30 『とある科学の超電磁砲』 第13話「#13 ビキニは目線が上下に分かれますけどワンピースは身体のラインが出ますから細い方しか似合わないんですよ」(09/12/26放映)
水着撮影会が何故かカレー料理対決へと流れ込む珍妙なエピソード。
期待を裏切らぬ露出狂すれすれな水着のチョイスを見せてくれる黒子やら、やや出オチの感のある固法先輩の着やせ過ぎにもほどのあるナイスバディとか、眼福ではある。
サービス回なので水着以外に特筆すべき何かがあるわけではないけれども、何だか妙に可愛らしいオチも微笑ましく良かったんではないでしょうか。【K1】
1/29 『ささめきこと』 第12話「『雨を見たかい』」(09/12/25放映)
まさかのテレビオリジナルストーリー(だよね?)で、ちょっと嬉しい驚き。
なんにでもすぐ首を突っ込むトラブルメーカーだけれどもきちんと〆るところでは〆る年上の貫禄の朋絵ちゃんだとか、努力の報われない朱宮くん、そしてツッコミのすみちゃん(笑)と、役どころをそれぞれ踏まえての、ほんのささやかな放課後の一コマ。
どうと言う事はないけれども、原作のエピソード同様にきちんと楽しめた。【K1】(10/1/29)
1/29 『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』 第12話「第十二話 星の方舟」(09/12/24放映)
蘇芳の旅の終わりと、黒との別れ。
伏線の回収(説明)が物語の大半を占め、それぞれの登場人物の葛藤やらドラマの盛り上がりにはいささか欠けるため、やや印象の薄い最終回になってしまっている感はある。
黒と蘇芳の関係にもきちんと決着が付いているし、仲間を得て恋を知った蘇芳に、契約者として生まれてきた自らのそうでなかった可能性を見出し、蘇芳に望みと複製された地球での平和な生活を与えた紫苑の想いも十分には伝わってくるので、不満があるわけではないのだが。
とりあえずの完結ではあるが、今回も「契約者」やら「ゲート」など、作品世界の根幹になる謎については未だ語られることはなく、この先まだ続けることも出来る引きだった。アメリカに占拠された日本や、「組織」として暗躍することになる旧3号機関などの設定も魅力的ではある。おそらくはDVDなどの売り上げ次第で、第3期の制作もあるのだろうが。
前作の主人公を脇役にすえ、新主人公・蘇芳の成長物語としたことは前シリーズを知らない視聴者に対する敷居を低くし、また感情移入もしやすい形になっていたと思うし、前後編1エピソードという前作のフォーマットから、1クールを通してのドラマとして作られているのも良かった。
それでいて前作の主要キャラの見せ場もあって、旧作のファンに対する目配せもあり、その継続と変化、または新たな試みをなかなか巧みに配合した続編として良く出来ていた。
ただ、各国の諜報機関が入り乱れてのスパイ合戦という側面がいささか減じてしまった感がするのは少し残念ではあったが。
もし続編の用意があるのなら、是非期待したいと思われる作品だった。まずは、DVDなどに付属する前作との間を繋ぐオリジナル映像を楽しみに見たいと思う。【K1】
1/28 『聖剣の刀鍛冶 The Sacred Blacksmith』 第12話「第12話 刀鍛冶 -Blacksmith-」(09/12/23放映)
町を襲うジンガイと悪魔の大群との大決戦。絶体絶命の危機に本性を現した悪役との対決。
シチュエーションとしては燃えるし、悪魔のデザインの奇抜さも悪くはなく、ハンニバルを含めた騎士団の活躍も悪くはないんだけれども、シーグフリードさんの陳腐な三流悪役のステロタイプの見本のような言動の数々やら、そのシーグフリードに付き従う女騎士との勝負にあまり意味が見出されずににちょっと萎える。さらに、結局勝負はお預けのままなんで消化不良気味なのも仕方の無いこととはいえ偽りのない感想ではある。
と、文句を並び立ててはみたものの、シリーズを通してルーク、セシリー、リサの関係が強く堅く結ばれ、強固なものとなっていった結果が最終的な勝利の要因としてきちんと描かれているので、取りあえずの最終話としてはまず満足のいくものにはなっているとは思う。
『サムライチャンプルー』だとか『ミチコとハッチン』のような、どこか従来のアニメとは異なるとんがったアニメばかり制作してきた印象のあるマングローブとしては、珍しく極めてオーソドックスなスタイルのアニメ作品だった。
それが決して悪いわけではないが、特別この作品ならでは、というような強い印象は残らない。
しかし取っ付き易い作品ではあり、その中でセシリーをその代表として時にぶつかり合いながらも真っ直ぐに生きる少年少女たちの絆と成長を描く物語として最後まで一貫して描かれており、その点では非常に共感出来た。
またありきたりなファンタジー世界ではあるが、剣の重さなどを感じさせる描写などもあり、そういったリアリティの面と魔剣というアニメならではの存在を描き出すエフェクトなどは迫力満点だった。
原作をわざわざ追いかけようという気までにはさせてはくれなかったが、続編が放映されるならば是非歓迎したいと思う。【K1】
1/27 『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』 第12話「第十二話 レーダーマン」(09/12/22放映)
原作者自らによる脚本、絵コンテのためか、キスをネタにしての個々のキャラの掘り下げなどが面白く、コンテも意外と上手く出来ていた。
穴守好美の、何だか妙に『ジョジョの奇妙な冒険』チックな言動やらポーズやらも何だか面白かった。【K1】
1/26 『君に届け』 第1話「episode.1 プロローグ」(09/12/21放映)
遅れてきた09年冬の新番組。
原作既読。原作も結構昔から読んでる好きな作品です。
原作が面白いので当然だけれども、冒頭のヒロインの見せ方から、本当の姿のギャップ、ささやかな喜びと小さな決断、そこからもたらされた嬉しさと苦しさ、そしてここから始まる新たな第一歩、と言った形で非常に完璧な話運びで、もうこれでエンドマーク付けても良いくらい(まぁ当初は第1話だけで、読み切りの予定だったからだろうけれど)。
原作の絵柄を活かしたキャラデザに、淡い色使いが印象的な背景美術、センスの良さを感じさせるレイアウト
ヒロインの爽子は見た目の陰鬱さと、その素直な内面のギャップの描写が的確だし、何より今期は意外なほどに能登麻美子の声を聞かないが、低温なヒロインである、爽子には実にバッチリのキャスティングで、まさにイメージ通りだった。
原作を知っているので、あまりコメントは書けないかもしれないが、これからも十分に期待できる第1話だった。DVDの売り上げも既に堅調なようで、原作ファンとしても喜ばしいことです。【K1】
1/26 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第12話「第12話 過去と理不尽とパイプの煙」(09/12/21配信)
ハミュッツとマットの出会いを描く回想編。
突然の殺し合いから、ムードも何もない濡れ場、そしてベッドでの寝物語までも含めて、回想にありがちな、甘酸っぱくも微笑ましさもまるっきりないところがこの作品らしい。
「好き」の一言を口にせずとも伝わる両者の間に流れるアダルティな雰囲気も良かった。【K1】
1/25 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第37話「第37話 『始まりの人造人間』」(09/12/20放映)
セリム・ブラッドレイの正体。
ウィンリィーとリザ。ともに人質の身でありながら、決して無力に震え助けを待つだけのヒロインでなく、その中にあっても自らの意志で立つ。逆境にあっても挫けない人の強さ。それもまた作品のテーマであり、派手なアクションこそないものの、リザとセリムの緊張感あるやり取りなど、地味ながら今回もよくまとまっていた。【K1】
1/24 『とある科学の超電磁砲』 第12話「#12 AIMバースト」(09/12/19放映)
レベルアッパー編の最終話。
美琴vsAIMバーストは、あたかも怪獣大決戦のような迫力で、シリーズ前半の山場に相応しいバトルの盛り上がりだった。
再生され増殖する肉体や緻密な飛び散る破片の描き込みなどは迫力満点だし、強大な敵に対して真っ向勝負で力と力をぶつけ合いそしてねじ伏せるバトルの展開も手に汗握るものがある。
またレベルアッパーに関わったそれぞれの登場人物の想いを汲み取り、見せ場もきちんと用意するソツのない構成も、胸にすとんと落ちるような明確さで良かった。
キャラの魅力とバトルの迫力、さらにはドラマの見せ方。まさに少年漫画の王道を進むがごとくで、見ていて非常に気持ち良いものがある。【K1】
1/23 『ささめきこと』 第11話「『なんでもない』」(09/12/18放映)
プール水着イベント。
すみちゃんと風間のお互いに寄せる思慕の念と、それらを瞬時に読み取り同時に自らの失恋?を悟るあずさの心情を主題歌をBGMとしてセリフを完全に排して描ききる巧みなカットの積み重ねが素晴らしく感動的だった。
久しぶりの風間と過ごすひと時に完全に浮かれモードのすみちゃんのコミカルな描写も愛らしかった。【K1】(10/1/23)
1/22 『聖剣の刀鍛冶 The Sacred Blacksmith』 第11話「第11話 真実 -Truth-」(09/12/16放映)
登場人物の内面やらシチュエーションを全てセリフで語ってしまうようなやり方は正直下手なんだけれども、それでも真っ直ぐな想いをぶつけ合うセシリーとルークの口論は、彼らの青臭さやリサに対する想いがストレートに伝わる熱いもので、それはそれで良かったと思う。【K1】(10/1/22)
1/21 『そらのおとしもの』 第11話「いざ征かん!我が天使の銭湯領域 」(09/12/15放映)
いわゆるひとつの女体化編。
女体化トモ子のあざとい振る舞いの数々には、ときめくより苦笑させられてしまう。ツッコミどころ満載だなぁ、と思ってたらきっちり本編で突っ込まれてました。中身は高校生男子(多分にエロ成分含む)という胡散臭さをどことなく感じさせるトモ子を演じる藤田咲の体当たり気味の演技も良かった。
そして何よりも肝心の銭湯シーンが、この規制の厳しいご時勢にも関わらずかなり奮闘していて、妥協しないスタッフの熱い意気込みに感動しました。【K1】
1/20 『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』 第11話「第十一話 ハイスクールララバイ」(09/12/15放映)
太陽系の惑星配置による神秘の力で(って何だよ、それ、と一応はつっこんでおこう(笑))、一夜にしてムチムチエロエロボディに急成長した潤ちゃんのサプライズ誕生日パーティ。にしても、何故パイ投げ(笑)。
ボヨンボヨンとはしたなく揺れるおっぱいも見事だったが、ホットパンツにおさまりきらない我がままな臀部とかむっちりとのびた太もものラインとか、たまらんものがあった。
何より久しぶりのK1イチオシの潤ちゃん弄りイベントなんで、そういった面でも嬉しかった。【K1】
1/19 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第36話「第36話 『家族の肖像』」(09/12/13放映)
大総統=ホムンクルス陣営に対する反撃の開始。
ホーエンハイムの決意。
アームストロング少将=ブリッグス軍のレイブンに対する一矢。
それらホムンクルスの反撃への動機がそれぞれ「家族」(ブリッグス軍もアームストロング少将をマムとする擬似家族的な組織として見なすことが出来るだろう)を切っ掛けとしているのが、力に対抗するのに力でなく人と人との「絆」を用いるという作品のテーマ的なものにもなっていて、こういう所が流石人気作は良く出来ている。【K1】
1/18 『とある科学の超電磁砲』 第11話「#11 木山せんせい」(09/12/12放映)
vs木山戦と木山の過去。
様々な能力を使いこなす木山との戦いは、能力戦らしい派手なエフェクト満載で見応えがある。
Bパートで語られる木山の重い過去は、短いエピソードの積み重ねの中で徐々に変化してゆく木山の感情の描写が巧みだった。同じセリフでありながらそこに込められた感情がまるっきり異なるセリフを喋るという難しい要求にきちんと応える田中敦子の演技も素晴らしかった。【K1】
1/18 『ささめきこと』 第10話「『ハプニング・イン・サマー』」(09/12/11放映)
同人誌原稿が台無しになるくだりのやたらと大げさな演出が楽しかった。
オヤジみたいな妄想を全開していたと思えば、土壇場の窮地に際しては〆るところをきちんと〆る村雨さんの大活躍を中心として、あっという間に終わった女子部の夏合宿でのやり取りやら、最後の小悪魔チックな汐ちゃんなんかも可愛らしく手堅く纏まったエピソードだった。
また色々な面を見せるすみちゃんに命を吹き込む高垣彩陽の熱演が今回も抜群に冴えていて、その演技を聞いているだけで楽しかった。【K1】
1/17 『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』 第10話「第十話 偽りの街角に君の微笑みを…」(09/12/10放映)
マオが実は足首フェチだったという衝撃の事実が発覚する話(笑)。ではなく、クライマックスへ向けての事態が急加速を始める。
母・麻子の口から語られる衝撃の事実。
耀子の迎える無残な最期。
黒と未咲の再会。
蘇芳の黒への恋心の自覚。
そして終局へ向けてのカウントダウンの開始。
混迷し、複雑化する事態を冷静に巧みに裁く脚本と演出の切れの良さは見事だった。【K1】
1/17 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第9話「#9 記念式典」(09/12/10放映)
GTOのESメンバーに犠牲の出るシリアスな展開なのだが、クライマックスへ向けての感情の盛り上がりも、息詰まるような攻防戦も、策略を巡らした腹の探り合いも何もなく、ただ薄っぺらい平板な展開を見せられるだけなのには呆れてしまう。
敵ESメンバーとの総力戦。Gクラス能力を発動させるトリクシーとトロワジェイン。そしてクライマックスの悲劇。ここまで盛り上がる要素を揃えておきながら、ここまで盛り上がれない展開に仕上げてしまうのは、ある種の才能としか思えない。理由は出来事に関連性や起伏も付けずにただ箇条書きみたいに並べているだけとしか見えないからだと思う。
後藤圭二もきむらひでふみとはいい加減に手を切るべきだと思うんだけど。って、シリーズも中盤に達する前から、こんなこと言ってちゃダメだよなぁ。やっぱ、今回もダメなのだろうか。【K1】
1/16 『聖剣の刀鍛冶 The Sacred Blacksmith』 第10話「第10話 殉情 -Tragesdy-」(09/12/9放映)
老騎士と魔剣・エルザの最期。
魔剣同士のバトルは毎回エフェクトに気合の入った作りだが、今回は魔剣の逃れられぬ宿命とリサの正体の明かされる重要エピソードのためか、今まで以上に素晴らしく見応えのあるものだった。
パーツが極端に歪められた老騎士の形相は文字通りに鬼気迫るものがあった。また毒に焼け爛れるルークの腕の肉が爆ぜる描写も真に迫るものもあり、ドラマ的にも作画的にも満足いくエピソードだった。【K1】
1/15 『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』 第10話「第十話 昭和ブルース」(09/12/1放映)
あらしさんの初恋編。
幼女あらしさんの白馬に乗っての颯爽とした初登場シーンのインパクトやら、悪ガキどもとの立ち回り、そして1回きりのゲストキャラにしておくにも非常に勿体無いインパクトのある豪放磊落なあらしさんのお兄さんなど、見所満載で、あらしと一ちゃんとの絆を再確認させる重要エピソードに相応しい出来映えに仕上がっていた。【K1】
1/15 『うみねこのなく頃に』 第23話「episode IV-V breakthrough」(09/12/7放映)
譲治vsガァプ&朱志香vsロノウェ。
いきなりのバトル展開で、そこまでに至る流れはいささか強引で唐突ではあるが、それなりに燃えるものがあるのも事実。
真面目なアクションシーンなんだけれども、ガァプさんの赤の大胆な下着がチラチラと目に映るので、アクションに集中出来ず困った(笑)。【K1】
1/14 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第10話「第10話 変人と母親と黒蟻の巣」(09/12/7配信)
イレイアさんの丸っこい巨体が迷宮狭しと跳ね回る派手な立ち回りは、この作品にしてはけれん味のあるアクションの組み立ててで面白かった。
また以前から登場していた武装司書がまたもや呆気なく殺されたりする相変わらずの非情な展開もこの作品らしくて良かった。【K1】
1/13 『とある科学の超電磁砲』 第10話「#10 サイレント・マジョリティ」(09/12/5放映)
涙で顔をベトベトにした初春が鼻から鼻水を垂らしながらも、その可愛さを少しも損なわせない作画の上手さに感心した。
今回のレベルアッパー編は、レベルによって定められた能力という設定を巧みに利用しており、無能力者の代表として描かれる佐天さんがそれに手を出してしまう心情などは非常によく理解できる。また学園最強のレベル5能力者である美琴のレベルに対して無頓着な態度が彼女の良さでもあるわけだが、本人の意図しないところで、そのセリフが佐天さんを傷つけ、そしてそのことに気付き素直に反省するところなんかも魅力的に描かれていて、これまた感心させられた。【K1】
1/12 『ささめきこと』 第9話「『ひまわりの君』」(09/12/4放映)
前回以上にパワーアップしたあずさの、イタイ妄想の暴走ぶりが素晴らしい。
結局のところ、独りで勝手に盛り上がって、空回りして自滅するだけなんだけれども、過去の痛々しい記憶やらその反動からくる浮かれっぷりなど、心情を巧みに抽出する丁寧なキャラ描写などで思わず感情移入してしまいそうになる。
前回ではピアノバージョンだけだった、クライマックスでの挿入歌の使用も、感情の爆発する最後の瞬間までたっぷりと時間をかけて静かに盛り上げていて、巧みだった。【K1】
1/11 『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』 第9話「第九話 出会いはある日突然に…」(09/12/3放映)
前期に比べて1クールと放映期間が半分になったので、お遊び回を入れるようはないだろうから凸凹探偵コンビの出番はないと思っていただけに、その再登場は純粋に嬉しい。前回の次回予告でも「浮いてるんじゃないか」と自己言及していたが、蘇芳と母親を引き合わせる役割を果たしつつ、相変わらずのコメディぶりも発揮していて見事なバイプレイヤーぶりだった。
アクションでは短いけれども、空港の滑走路や敷地内での、広い空間を感じさせるレイアウトの取り方など見事で見応えがあった。【K1】
1/10 『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』 第9話「第九話 淋しい熱帯魚」(09/12/1放映)
夏のみしか存在できないあらしさんの運命を一ちゃんが知るエピソード。
一ちゃんの告白とあらしさんの拒絶の後に続く、あらしさんのモノローグシーンが、大胆な色使いで語られており、それが彼女自身の辛さや苦しみなどの表現として上手く機能していて印象的だった。
シリアスムードな本番前のアバンでは、何故か『未来少年コナン』と『キャッツアイ』のパロディで、ちょっとウケた。【K1】
1/9 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第9話「第9話 真人と戦場と私の世界」(09/11/30配信)
好戦的というよりは、どう見ても悦楽殺人者にしか見えないハミュッツ・メセタさんへの感情移入のしづらさは、おそらくアニメヒロイン史上No.1ではないかと常々思っていたが、今回どうやら図書館にも秘密の敵幹部との密接な関係も仄めかされたことからますますその傾向が顕著になった。確かにそういう裏のある人物は視点人物とは出来ないのだが、この設定だとかなり難しい語り口が必要になると思う。残念ながら、アニメを見る限りではそれを上手く処理し切れていない印象が強い。先への展開にはかなり興味も惹かれるし、かなり期待もしたいのだけれども。
そんな裏のある設定や展開ばかりを見ていると、ノロティのどこまでも相手を信じる真っ直ぐな瞳や態度にとても癒されます。【K1】
1/8 『フレッシュプリキュア!』 第42話「ラビリンスからの招待状!」(09/11/29放映)
不幸のゲージ破壊作戦の始まり。
最終決戦へ向けての第1歩だからか、常よりは気合が入っていた。
特にパッションのイメージカラーである夕陽の中で赤く染め上げられた世界の中で、せつなが自らを犠牲にする決意をする際の画面作りなどが印象的だった。【K1】
1/7 『とある科学の超電磁砲』 第9話「#9 マジョリティ・リポート」(09/11/28放映)
冷房の故障した病院内での熱気をこちらにまで感じさせるような独特の雰囲気、微妙に歪められたパースがもたらす緊迫感や時には狂気や驚きを表す表情。
まさかの山内重保、コンテ/演出に思わずテンションが高くなってしまう。
単純なアクションでなく、静と動の対比のコンストラストを魅せる山内重保演出に、テレポーターである黒子の能力は嵌りすぎるほどに嵌っている。
アクションやら木山の脱ぎっぷりなどの見せ場の面白さに加えて、無能力者である佐天の仲間たちに対する引け目や憧れの念が伝わってくるような内面の葛藤も非常に納得のいく展開でこの点でも十分に面白かった。【K1】
1/7 『ささめきこと』 第8話「『Ripple』」(09/11/27放映)
文学(オタク)風味百合少女の参入編。
デコっぱに眼鏡に堅苦しい潔癖さと、どこを取っても完璧な委員長的キャラ(委員長じゃないけれども)のあずさは、当作品を彩るレズっ娘集団とはまた違ったちょっと古風で妄想暴走系百合少女と言った雰囲気で、また違った味わいがある。どことなしにイタい感じに滑っているキャラ設定がイイ味をだしていると思う。【K1】
1/6 『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』 第8話「第八話 夏の日、太陽はゆれて…」(09/11/26放映)
ターニャの最期。
ロシアの短い夏。
そこで差し込む「夏の太陽」がもう戻ってこない幸せな過去を象徴しており、日本の冬空での鈍い太陽の差し込む光の下でのターニャとの悲しい訣別をより印象的なものにしている。
タイトルにも使用されている「太陽」の織り成す様々なイメージを利用することで、非常に趣深い味わいの脚本になっていた。【K1】
1/5 『聖剣の刀鍛冶 The Sacred Blacksmith』 第8話「第8話 出立 -Resolution-」(09/11/25放映)
言葉での説得ではなく剣を交えてのぶつかり合いを通じて思いを伝えるアツイ展開は、いかにも単純で直情型のセシリーに相応しい行動でもあり印象的だった。
それぞれの魔剣との戦いも趣向を凝らし、きちんと戦略を立てて挑んでおり、セシリーの成長の後がきちんと見えるようになっている点も良かった。【K1】
1/4 『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』 第8話「第八話 コンピューターおばあちゃん」(09/11/24放映)
特撮:高山カツヒコによる久々の特撮が、今回のハイライトシーンで使われており、相変わらずのしょぼさが素敵だった。とは言え、回数を重ねる毎に段々と特撮技術が上がってきているのも間違いないが。しかし、この下手さ加減がイイ味だと思うので、あまり成熟して欲しくないような気もする。【K1】
1/3 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第8話「第8話 沼と仲間と浜辺の貝殻」(09/11/23配信)
ザトウに食われた本の中で何でエンリケくんだけが「表」に出ることが出来たのか、とか。何で自死しようと心臓を刺したのに死ななかったのか、とか。流石にこれはあまりにも説明不足だと思う。残念ながらエンリケ君の苦しみやら改心とか、そのあたりも尺が足りないんで、どうにも感情移入しづらい。
ノロティvsザトウの背景動画なんかはちょっと目を惹いたけれども。【K1】
1/2 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第33話「第33話 『ブリッグズの北壁』」(09/11/22放映)
本編の登場よりも先に、数週間前から『月刊少年ガンガン』の宣伝で登場しているのは、どうかと思うが(苦笑)、オリヴィエ・ミラ・アームストロング少将の登場編。
弟とは似ても似つかない外見と、初っ端から捕食側としての凶悪な威圧感を見せ付けて、初回登場としてのインパクト十分なキャラになっているた。【K1】
1/1 『ささめきこと』 第7話「『少年少女』」(09/11/20放映)
妹に弄ばれるおにいちゃん、って何か萌える。しかもそれが女装の似合うショタ少年なんで、このままイケナイ道に目覚めてしまいそうな気すらする(笑)。
「こんな可愛い娘が男の子のわけない」の朱宮くん第二弾。顔射を決められたりと、ますます乙女度がアップしていて、苦笑させられる。
兄に邪な感情を抱く歪んだ妹と合わせて、全編に散りばめられた性倒錯ネタの数々が素晴らしい。
自分らでも言ってたけれども、アキバ謹製のキモイ三連星がお約束の3人寄ればジェットストリームアタックネタを、自分から踏まれにいくというパロディに変えていて、ちょっと面白かった。
すみちゃんが既にツッコミキャラとして定着しそうな感じなのも何だか愉快だった。【K1】
1/1 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第6話「#6A 局長室の疑惑/#6B SAY YOU!」(09/11/19放映)
Aパート。
ショタ(年下)に調教される熟女って、イイなぁ〜(笑)。若い時分には分からなかったけれど、こういうのにも最近萌えるK1です。相手が部下でさらに職場での羞恥プレイとか、とても分かってる。そのうえ、それを盗み見て下半身をモジモジさせているアスクールとク・フィーユで、さらに妄想を掻き立てられる。外した眼鏡をカップにつけるだけの絵面がこんなにエロいなんて。まだまだエロは規制なんかには負けないと確信させられ、アニメ界の将来に明るい希望を抱くことが出来ました。
Bパート。
あんま声優ネタとかBLには詳しくないんだけれど、白石稔がここでも苛められている姿を見ると何だかホットする(笑)。
ネタも走っていたけれども、三間カケルのコンテも良かった。【K1】
12/31 『聖剣の刀鍛冶 The Sacred Blacksmith』 第7話「第7話 家族 -Family-」(09/11/18放映)
戦闘ではいいとこなしで、ルークに助けられてばかり。さらにメイド服を着せられて家事をやれば、皇女様よりも役にたたないセシリーちゃんのダメ娘ぶりが素晴らしかった。
家では何故か立場が下のはずのメイドさんに言いように使われていたり、どこにいってもヒエラルキーの一番下の弄られ役というポジションがこれほど似合うヒロインもそうはいない。
何だかセシリーのダメ娘ぶりに萌えるアニメになってきたような気すらする。【K1】
12/30 『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』 第7話「第七話 天城越え」(09/11/17放映)
4人の幽霊中で最も清楚でお淑やかに見えたやよゐさんが、ケダモノだけでなく同性までとも通じてしまうはしたない娘だったと判明してちょっとショック(笑)。
まぁ冗談はともかく、タイムスリップした先での出来事を全く見せずにセリフだけで語らせ視聴者に想像させるシチュエーションがなかなか上手くて楽しかった(加奈子の美少女メイド戦士ネタでもやってたけれど)。【K1】
12/29 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第7話「第7話 笑顔と仮面と死にたがりの男」(09/11/16配信)
代行をその代表として殺伐とした武装司書集団の中において、全くらしくないノロティの純真さや優しさは良い対比を為している。しかし、そのノロティの他者に対する思いやりや気配りを前回(第6話)の次回予告では「人の心に土足で入り込み」というように表現しており、そういうバランスの取り方なんかはやはり結構気に入っている。【K1】
12/28 『フレッシュプリキュア!』 第40話「せつなとラブ お母さんが危ない!」(09/11/15放映)
せつなのラブママへ寄せる想いに、ちょっとホロリとさせられてしまう良いエピソードだった。
ママさんの歳甲斐もない(笑)赤いスカートやらせつなのために作った赤いブレスレットなどが、伏線として利用していたりしたのが「プリキュア」シリーズとしては意外だったが、これも悪くは無かった。【K1】
12/27 『ささめきこと』 第6話「『二人の夜』」(09/11/13放映)
すみちゃんのドジっ娘特訓と、すみちゃん家でのお泊り会。
よーするに前回に引き続きのすみちゃん弄り回。
悶々としたりボケたりツッコミを入れたりと、とにかくすみちゃんが今回も大活躍。高垣彩陽の演技もノリノリで楽しい。
そういった楽しい面と合わせて、風間の傷心やら、と硬軟織り交ぜた構成が巧みだった。【K1】
12/26 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第5話「#5 GOTTの亡霊」(09/11/12放映)
次回予告で期待した通りの良作画演出回だった。
視聴途中から薄々分かっていたが、細田直人の1人コンテ、演出、作画だった。
いつもより全体的にシャープな感じのするキャラ作画に、凝ったレイアウト、けれん味のあるアクションと、細田直人の持ち味が遺憾なく発揮されている。
7歳のくせにけしからんほどに揺れるク・フィーユの胸も目を惹いたが、K1としてはク・フィーユのESメンバー服の胸元を強調するようなカットに注目したい。実際面白いデザインだと思うし、明らかにそれを意識した構図で描かれている。
全編に亘ってほぼ叫びっぱなしのク・フィーユ役の合田彩の体当たり気味の演技も良かった。
前作で死んじゃってるので、本編での出番のない アールヴさんとドヴェルグさんがわざわざ幽霊(正確には違うけれども)で出演していたのには苦笑させられる。お約束の井上喜久子の17歳ネタがここでも使われていてさらに苦笑させられた。【K1】
12/25 『聖剣の刀鍛冶 The Sacred Blacksmith』 第6話「第6話 皇女 -Princess-」(09/11/11放映)
皇女様の登場編。
アリアを合わせて都合5本になる魔剣の特殊能力が次から次へと発動するエフェクト剣戟大会だった。
敵なんだけれども、どこか抜けていて憎めない皇女様ご一行の見せ方も楽しかった。【K1】
12/24 『そらのおとしもの』 第6話「水着軍団GO!GO!GO! 」(09/11/10放映)
2体目のエンジェロイド・ニンフ登場。
新キャラの初登場にいかにインパクトのあるシーンを作り出すか、ということに創作者ならば誰もがおそらくは頭を悩ませるに違いないが、朝起きたら、いつの間にか居間で菓子を食っていた。という力の抜き具合が逆に新鮮で印象に残る。
前回も水着祭りだったにも関わらず今回も水着満載という同じ所に続けてストライクを投げ込むその天晴れな姿勢にも感動を覚える(笑)。【K1】
12/23 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第6話「第6話 雷と怪物と殴る少女」(09/11/9配信)
バントーラ図書館を襲った雷を操る仮面の「怪物」。
盗まれた武装司書の「本」。
曰くありげな殴られ屋。
訳知り顔で暗躍する代行はいささかどうかと思うが、互いに無関係に見えるこれらの事件がどのように結びつくのかに興味がひかれる。
前回のエピソードでは正直視点が散漫になっている印象しか受けなかったが、語り口は随分上手くなっているように思える。ストーリーの展開的には今期一番気になる作品かもしれない。【K1】
12/22 『フレッシュプリキュア!』 第39話「ケンカは禁止?沖縄修学旅行!!」(09/11/8放映)
次回予告で期待した通りの良演出回。
沖縄への修学旅行でテンションの高いラブやら、ラブと大輔の甘酸っぱい関係やら、お約束のウェスター弄り、テンポの良いアクションと盛りだくさんな内容を、その内容に負けない演出と作画で見事に描ききっている。
やはり『フレッシュプリキュア』の演出陣の中では松本理恵が一番旬に乗ってる感じがする。【K1】
12/21 『ささめきこと』 第5話「『friends』」(09/11/6放映)
風間の着替えに発情したり、風間との新婚ネタ妄想で欲情したり、すみちゃんがあまりにケダモノ過ぎたり、料理が爆発したり、今までのどちらかというと落ち着いた作風がガラリと変化していて、楽しかった。【K1】
12/21 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第4話「#4 子守特務」(09/11/5放映)
ロリっ娘とアスクール、ク・フィーユとの絡みは、非常に微笑ましく見ているだけで頬が緩みそうなぐらいに楽しかった。
ただ後半のバトルでのアスクールとリュビスの瞬間移動vs高速移動は、もっと早いテンポでスピーディに見せてもらいたかったし、またその必要性もあまり感じられなかったので、全体的にはいささか残念な感じではあった。【K1】
12/20 『聖剣の刀鍛冶 The Sacred Blacksmith』 第5話「第5話 絆 -Together-」(09/11/4放映)
立ち回りなどの派手な見所こそないものの、その分リサの可愛らしさやらその周囲の人々との関係などがきちんと描かれており、地味ながら丁寧に纏められたエピソードになっていた。
冒頭の朝の甲斐甲斐しく働く姿や、周囲の人々との繋がりや愛される様子などがきちんと描かれていて、設定以上の生きたキャラとして描かれているのが何よりも良かった。【K1】
12/20 『聖剣の刀鍛冶 The Sacred Blacksmith』 第5話「第5話 絆 -Together-」(09/11/4放映)
立ち回りなどの派手な見所こそないものの、その分リサの可愛らしさやらその周囲の人々との関係などがきちんと描かれており、地味ながら丁寧に纏められたエピソードになっていた。
冒頭の朝の甲斐甲斐しく働く姿や、周囲の人々との繋がりや愛される様子などがきちんと描かれていて、設定以上の生きたキャラとして描かれているのが何よりも良かった。【K1】
12/19 『そらのおとしもの』 第5話「任侠と初夜」(09/11/3放映)
会長宅での初めてのお泊り会と無人島サバイバル編。
幾ら何でも唐突に無人島で1月生活させるのは無理があり過ぎるだろう。というのは野暮な突っ込み。
個人的にはエンディングの『ゆけ!ゆけ!川口浩』に大ウケだった。今でもそらで歌えますよ、私(笑)。【K1】
12/19 『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』 第5話「第五話 Romanticが止まらない」(09/11/3放映)
美少女メイド戦士・山崎加奈子、爆誕。
第1話で新たに生まれた「眼鏡を付けると美少女になる」ネタをグレードアップさせたもので、堀江由衣のノリノリな演技やら眼鏡着脱戦の馬鹿馬鹿しいやりとりなど楽しかった。ただ肝心の変身のいわゆるバンクシーンはもっと気合の入れたものにしてもらいたかったというのが本音だが。【K1】
12/18 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第5話「第5話 裏切りと杯と迷いの小道」(09/11/2配信)
傍目には第1話の段階からあからさまだったミレポーが、ヴォルケンへの恋心を自覚するエピソード。
ミレポーさんの鈍感ぶりとか、取り乱しっぷりとか、初々しさとか、その他諸々が色々と可愛らしかった。おかっぱで軍服っぽい制服に身を固めたいかにもお堅いイメージで描かれているだけに、尚更その印象が強い。
ただ記憶を消してしまったようなので、これ以降の身悶えっぷりが見られなくなってしまうのは勿体無いと思うし残念ではあるが、この先どのようにこの件が推移するのかは楽しみではある。【K1】
12/18 『うみねこのなく頃に』 第18話「episode III-VII swindles」(09/11/2放映)
ベアトの改心もしおらしさも、全てが戦人を嵌めるためのツンデレ(北風と太陽)作戦だった、とネタばらしされた時のゲームでの衝撃度はかなりのものだった。アニメでもここ数話におけるベアトの急激なデレっぷりなどは、展開が分かってはいても結構可愛らしく描かれていて十分に満足のいくものだった。
ラストでの新ヒロイン・縁寿の乱入と12年後の未来も、なかなか次回以降への良い引きになっている。【K1】
12/17 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第30話「第30話 『イシュヴァール殲滅戦』」(09/11/1放映)
イシュヴァール殲滅戦。
理想と現実との乖離。大勢の人をその手で殺してしまったことへの悔恨と罪。
ただ久しぶりに原作を圧縮した展開で幾つかのエピソードなどが削られてしまって、戦場の悲惨さやら狂気などがいささか淡白に描かれてしまっている印象を受けてしまう。その結果、この話を通じて描こうとしているテーマまでもがいささか薄口になってしまっている。
賢者の石を手にしたキンブリーの暴走と、彼の生み出す紅蓮の炎などのエフェクトなどの迫力は楽しめたが。【K1】
12/17 『とある科学の超電磁砲』 第5話「#5 とある二人の新人研修」(09/10/31放映)
一年も経ってない過去のエピソードなのにも関わらず、黒子と初春が妙にロリっぽく描かれていた。しかも半端なく可愛らしく描かれているので、それを見られただけでまぁイイか。なんて気になってしまう。
肝心のお話も黒子と初春の出会いから、その絆などを再確認するエピソードで、丁寧に構成されていて、こちらも十分に満足のいくものだった。【K1】
12/16 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第3話「#3 最悪の相性?」(09/10/29放映)
アスクールとク・フィーユ、初めての仲違い。何だけれども、全部『CG(カードゲッター)さくら』ネタに持ってかれた感がするなぁ(苦笑)。今回もEDまで引っ張るネタだったけれど、おそらくEDは本来アニソン熱唱するク・フィーユとトロワジェインの映像が入るはずだったんだろうなぁ。OPもそうだけれども、早くもスケジュールが逼迫している印象を受ける。
その作中の劇中アニメ『CGさくら』は、当然『カードキャプチャーさくら』のパロディで、そのステッキからOPの映像に至るまで見事なパロディだった。
そしてアシスタントプロデューサーのザッキー山崎さん、結婚おめでとうございます(笑)。つか、何なんでしょうね、このスタッフロール。【K1】
12/15 『聖剣の刀鍛冶 The Sacred Blacksmith』 第4話「第4話 誓約 -Promise-」(09/10/28放映)
今回はおそらく第1エピソードのクライマックスにあたる部分のためか、演出、作画、そしてエフェクトともに第1話以上に注力されたつくりになっており、今までの中で一番楽しめた。
そして何よりも不器用だが真っ直ぐなセシリーと、所有者の欲望のままに人の命を奪い続けてきたアリアとの間に流れる感情の交流が巧みに描かれていたことが良かった。
人を殺めることを決意するにいたるセシリーの覚悟。そのセシリーの言葉に救われたアリアの流す涙。どちらにも素直に共感することが出来た。【K1】
12/14 『そらのおとしもの』 第4話「愛とエンジェロイド三角地帯 ふたたび」(09/10/27放映)
幾ら思春期まっさかりとはいえ、そこまでしねぇだろう。ってくらいに家中に飾り立てられた大量のパンツが爆弾と化したお楽しみハウスからの命がけの脱出編。パンツをネタによくもそこまでくだらないネタを思いつき、そしてそれをここまで力いっぱいに描くものだと心底呆れさせられ、そして感動してしまう(笑)。
智樹のお楽しみコレクションの無駄に豪勢な執筆陣など、全力で誤った方向に力を入れるその姿勢が同様に暴走しがちな原作の雰囲気に上手くマッチしていて、これはかなり幸せなアニメ化だと感じさせてくれる。【K1】
12/14 『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』 第4話「第四話 みずいろの雨」(09/10/27放映)
潤ちゃん家の御宅訪問。
第二期に入って、潤ちゃんいじりが定番化して来た。もちろんK1は潤ちゃんがイチオシなんで、それだけでもう満足です。
ラストのお約束、やよゐと加奈子の名作漫画談話が、今回から名作アニメ談話に本格的にリニューアル。これも非常に嬉しかった。【K1】
12/13 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第4話「第4話 夕方とシロンとコリオ」(09/10/26配信)
演出的には今までの中で一番良かったとは思う。
機関車?の上でのバトルとか鉄橋からの転落とか、映像的にも派手な見世物になっていた。
ただ、持ち主への攻撃に対して自動的に防御する剣?を持ってるのに、夕陽で視界を一瞬失ったぐらいでナイフで刺されるってのは納得いかないんだけど。もちろん、人を肉扱いする傲慢な男が、その蔑んだ相手から手痛いしっぺ返しをくらうのは、爽快ではあるのだけれども。
死後その人の記憶が本となって残るという特殊な世界観を活かした時代を越えた恋愛物語というのはアイディアとしては面白いけれども、それに対して説得力を持たせるには描写が圧倒的に足りないと思う。肝心のシロンとコリオの恋愛物語に対してそれほど重きを置いている脚本でもないから尚更にそう感じる。非常にもったいない。
それでも、ありきたりの異世界ファンタジーとは毛色の違うところはそれなりに気に入っている。いくら絶体絶命の危機だからといって、鉄橋を破壊して列車事故を起こさせて敵を倒そうとするヒロインなんて、ふつーはいない。
そういった面も含めて次のエピソードも期待します。【K1】
12/12 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第29話「第29話 『愚者の足掻き』」(09/10/25放映)
ノックス先生のコミカルなデフォメルは作品世界の中で少し浮いていて気になった。
EDロール後に引っ張るマルコー先生の告解が非常に印象的で、これは構成の巧みさに感心した。【K1】
12/11 『とある科学の超電磁砲』 第4話「#4 都市伝説」(09/10/24放映)
美琴ちゃんの可愛いテレっぷりやら、脱ぎ女の豪快な脱ぎっぷり、相変わらずの黒子オチ(便利な子だ)に、そして美琴vs当麻のエフェクト満載の派手なバトルシーンなど、硬軟織り交ぜた見所満載なエピソード。
作画レベルはいつも総じて高いが、今回は大物ゲスト登場ということもあって、いつも以上にリキの入った作画で、その点でも眼福だった。【K1】
12/11 『ささめきこと』 第3話「『ファーストキス』」(09/10/23放映)
タイトル通りの純夏と汐のファーストキスを巡るエピソード。
乙女の夢見るファーストキス。しかも意中の相手とのそれをプラスチックの、しかもよりによってウルトラマンのお面越しにさせるという切なさとユーモアの絶妙な配分に感心させられる。
わざわざ円谷プロダクションに許可を得て、きちんとウルトラマンの仮面使用許可まで取る労力にも惜しみない拍手を送りたい。【K1】
12/10 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第2話「#2 甘い、罠」(09/10/22放映)
渡り廊下が何故か油ぎっしゅなおデブになっていたり、変声ガスの影響で声が銀河万丈や内海賢二に変わった所で侵入者捕縛出来るわけねぇだろ。なんて突っ込まれること前提のネタやら、『ラピュタ』のパロディなんかも含めてしょーもないんだけれども、これだけ連射されるとなかなかに笑えるものにはなる。
本編が終了した後でも、ED→次回予告→提供クレジットでも、ネタを引っ張り続けるおそらく前代未聞の試みも面白かった。
トゥイードゥルディさんのキャラが妙なことになってたり、第2話にして、もうここまで崩して良いの?って感じで、これはこの先、さらなる暴走もあるものと先にも期待できる内容だった。
かぼちゃプリンの悲劇の起こる顛末の妙に細かい描写など、作画も第1話に引き続き好調で、この点も良かった。【K1】
12/10 『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』 第3話「氷原に消える…」(09/10/22放映)
ロリ担当がショタに変更されてたり、マスコットキャラが猫からモモンガに変更とか、何だか妙な具合の新カルテットがちょっと面白かった。あと、文字通りの「島流し」の憂き目にあってる未咲ちゃんの境遇も何だか笑える。
それはともかく駅を舞台にしたクライマックスのアクションは暴走して派手にクラッシュする列車や爆発のド派手なエフェクトなど、そのシチュエーションを活かしたアクションの組み立ても良く、今回も非常に楽しめる出来だった。【K1】
12/9 『聖剣の刀鍛冶 The Sacred Blacksmith』 第3話「第3話 魔剣 -Sword-」(09/10/21放映)
魔剣が見目麗しい美女の姿に変じて歩き回る。ってのは、凄いアイディアとまでは思わないものの、意外性はあって、決して悪くはない。
ただ人を斬ることが出来ないセシリー。そういう設定自体は別段悪くも無いが、それなら何故、そうまでして騎士であることに拘るのか。などのキャラとしての肉付けは弱い。騎士の家名やら街の人々との繋がりとか、そういったものがなければ説得力がない。
ただレストランでの食事シーンは良かった。何よりリサの食べっぷりが気持ちよく、結構美味しそうに見える。【K1】
12/8 『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』 第3話「第三話 時をかける少女」(09/10/20放映)
アバンでのやよゐと加奈子の、名作漫画タイトル当てシリーズが形を変えて復活していたのは、ちょっと意外だった。あれ、結構好きだったんで、またやってくれると嬉しいんだけど。
Aパート。あれだけ思わせぶりに引っ張っていたやよゐさんのパートナーがまさか犬畜生とは。って展開は全く予測していなかっただけに、呆気に取られたし面白かった。【K1】
12/7 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第3話「第3話 爆弾と人間と死の神の病」(09/10/19配信)
ハミュッツさんがあまりに迂闊すぎるんで、わざと不利な状況へ自ら飛び込んでいるようにしか見えない。でも、確かにそういう危険な罠を承知で自ら飛び込んでいきそうなキャラとして描かれている。
当初は散漫な印象を与える結果になったハミュッツ、コリオ、ヴォルケンの3者それぞれに何らかの役割が与えられるようなので、この先の展開にもちょっと興味も出てきた。【K1】
12/7 『フレッシュプリキュア!』 第37話「シフォンを守れ!プリキュアの新しい力!!」(09/10/18放映)
何でミユキさんがプリキュアの新必殺技をのプロデュースするのか良く分からないんだけど、新必殺技を特訓するって展開はこの手の作品にありそうで今までにない展開ではあった。正直、あんまり活かされてない気はするんだけれども。
合体技は派手ではあるけれども、少々間延びしている感はする。作画はバンクだけあって、力は入っていたが。【K1】
12/6 『とある科学の超電磁砲』 第3話「#3 ねらわれた常磐台」(09/10/17放映)
流石にスタンガンで相手を昏倒させるのは遣り過ぎで可愛らしい冗談として済ませるのには無理がありすぎると思う。もう少し罪のないいたずら程度にするのなら、素直に眉毛ネタなんかも笑えるだが。
相変わらず作画は非常に綺麗で学び舎の園の背景美術なども丁寧で見応えはあったんで、取りあえずの不満があるわけでないが。【K1】
12/5 『ささめきこと』 第2話「『かわいいひとたち』」(09/10/16放映)
「こんな可愛い娘が男の子のわけない」(誰が考えたのか知らないけれども、ある意味神懸ったフレーズだよなぁ)を地でいく朱宮くん。
プライベートでも、何だか可愛らしいキャミっぽい感じの肌着を着ている朱宮くんは、もう筋金入りのヘンタイだと思う。
純夏の高低差の激しい感情の揺れ動きなども面白かった。【K1】
12/5 『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』 第2話「堕ちた流星…」(09/10/15放映)
紫苑(蘇芳)と流星核をめぐる各国諜報機関に属する能力者たちによる四つ巴の争奪戦。
非常に錯綜した状況をテンポ良く見事に見せており、その上黒vs葉月、黒vsオーガスト7と能力者同士によるバトルも非常に良く出来ている。
葉月さんの能力使用の代償としての「男のキス」って設定も上手いけれど、その後の口直しのおんにゃの子同士のキスはキャッチーで美味しい展開。これだけ見てると契約者の合理的思考ってのもかなり怪しいんだけれども。まぁ、それを言うのは野暮ってもんでしょう。【K1】
12/4 『聖剣の刀鍛冶 The Sacred Blacksmith』 第2話「第2話 悪魔契約 -Valbanill-」(09/10/14放映)
セシリーの胸当ての部分が破損して胸を露出させていたので、やっぱお約束はあるんだとちょっと安心した(笑)。【K1】
12/4 『そらのおとしもの』 第2話「天翔ける虹色下着 」(09/10/13放映)
『岬めぐり』の歌に合わせて空飛ぶパンツが変態…じゃなくて編隊を組んで世界中を巡る壮大なEDに大うけした。
元々この作品を読み続ける切っ掛けになったのが、この第2話にあたるエピソードにおける状況に合っているんだか合っていないんだか良く分からない妙に叙情的な謎の回想シーンなので感慨もひとしお。
アニメでは、歌と映像の力で一段と悪ノリ度がアップしていて感心させられるやら呆れるやら。もうここまでされたら素直に笑うしかない。【K1】
12/3 『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』 第2話「第二話 ギャランドゥ」(09/10/13放映)
一と潤のおっかけっこの背景動画を駆使した長回しが印象的だった。CGじゃなくて手描きっぽいんだけど、もしそうだとしたらなかなか労力をかけている。
今回も一による潤いじりが満載で嬉しいんだけれども、脱衣所での潤のすっぽんぽんが規制なんで仕方が無いんだけれども光学迷彩仕様だったのはガッカリだった。別に裸が見たいわけではなくて、こういうのがあるとちょっとげんなりする。【K1】
12/2 『KIDDY GiRL-AND -キディ・ガーランド-』 第1話「#1 ラッキーアイテム」(09/10/15放映)
09年秋の新番組その8。
Dr.モローのあまりに卑怯すぎるアイキャッチに爆笑させられた。これ、破壊力あり過ぎだろ(笑)。
それはともかく何と6年ぶりになる『キディ・グレイド』続編。
第二期をやるという噂は随分以前から聞いていたが、そのまま聞かなくなっていたので、まさかホントにやるとは思ってなかった。
第1話からいきなりノーパン喫茶ネタで飛ばしているんだけれども、あんまりドキドキしない。何故なら恥ずかしがっているのは本人だけなんで。羞恥心はやっぱ他人の目がなければ成立しないと思う。
作画は良好ではあるが、終盤のアクションのテンポは後藤圭二にしては今ひとつだった。決して悪いとまでは言わないが。
脳天気でおっちょこちょいでとにかく陽性のヒロインであるアスクールの造型自体はそう悪くは無いが、対照的なおしとやか系である相棒のク・フィーユとの対比が上手くいってないんで、ちょっとおバカさんにしか見えないのは残念ではある。
比較的整った作画以外はあまりパッとしない第1話ではあるが、相変わらずお姉ちゃんの尻の下に敷かれているトゥイードゥルダムとか、昔のキャラも登場しており懐かしくもあった。前作の主人公であるエクレールとリュミエールはアバンで宇宙存亡の危機を救う為に自らの身を犠牲にしたような事情が語られていたが、この先の登場はどうなるのか。
後藤圭二×きむらひでふみのコンビには、散々ガッカリさせられて来たのだけれども、今回こそは期待したいと思う。けれども、第1話からOPがつぎはぎだったりもして、早くも不安が募る。期待したい。んだけどなぁ。【K1】
12/2 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第2話「第2話 爆弾と姫君と灰色の街」(09/10/12配信)
神溺教団とやらのイカれた教義が語られるが、やはり単なるテロリストとしか思えず武装司書とやらが出張る理由が良く分からないままなのは残念だ。いきなり見ず知らずのコリオに語りかける恋人を失った女性も唐突過ぎて呆気に取られるし。
ただハミュッツの文字通りの「暴力」が上手く表現されていたのは良かった。
超上空から飛び降り、特殊な力で浮遊するわけでもなく、そのままふつーに着地する力業にも驚かされるが、革紐を利用した原始的なスリングを利用した投石により、爆弾を植えつけられた「肉」を数百メートル以上も遠くから情け容赦なく「狙撃」する様は、ライトノベルの正しい主人公像からはあまりにもかけ離れている。
「萌え」とかありきたりな設定から何とか身を離そうとするその姿勢には共感も出来るし、応援もしたくなる。【K1】
12/1 『フレッシュプリキュア!』 第35話「新たな敵!その名はノーザ!!」(09/10/11放映)
「プリキュア」シリーズでは久しぶりになる大塚隆史演出回で、新たな強敵出現に相応しく演出、作画ともに気合の入った作りになっていた。
特に、ピーチとパッションのダブルプリキュアパンチとベリーとパインのダブルプリキュアキックを、都合3度構図を変えて繰り返して見せる手法は、大塚隆史お得意の演出だが、なかなか格好良く決まっていた。【K1】
12/1 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第27話「第27話 『狭間の宴』」(09/10/11放映)
総集編。
何だけれども人の愚かさとそれを超克する人の意志を主軸に、ホーエンハイムの追憶を織り交ぜつつ語り、きちんと「演出」された1つのエピソードになっていたので、全く退屈せずに見ることが出来た。【K1】
11/30 『とある科学の超電磁砲』 第2話「#2 炎天下の作業には水分補給が必須ですのよ」(09/10/10放映)
最初っから最後まで新井里美onステージって感じだった。
ほとんど存在自体が性犯罪の域に達した黒子の変態っぷりが凄まじくて、もう笑うしかない。【K1】
11/30 『ささめきこと』 第1話「『ささめきこと』」(09/10/9放映)
09年秋の新番組その7。
原作既読。女の子同士の同性愛をテーマにした作品。
純夏の汐への想いを、セリフに乗せることなく演出のみで描いている。
映像作品で恋愛を描く際の最大のポイントになるのは、「視線」であり、この作品ではそのことに対してある程度自覚的に振舞っている。
例えば朱宮君の純夏の背を見やる視線など交わることのない一方通行の「視線」は、彼自身の片想いの象徴として描かれている。
いささか勿体ぶってテンポが悪くなっている所もあるんじゃないかと思える箇所もあるが、丁寧に作られた好印象の第1話だった。【K1】
11/29 『DARKER THAN BLACK -流星の双子-』 第1話「黒猫は星の夢を見ない…」(09/10/8放映)
09年秋の新番組その6。
2年の期間を空けての第二期。
初見の視聴者にも、前作を知っているものにもきちんと見所を用意しているのが見事。
この作品世界の最大の特徴となるのが契約者であるのは間違いところだが、単に人間離れした異能の力を駆使するぐらいならばアニメならば珍しくも何もない。契約者を契約者たらしめているものは、むしろその内面、精神性にこそある。感情と言った揺らぎを持たない合理的な思考に沿って行動を行う。その変化こそがむしろ彼らを理解不能な恐ろしい存在にしている。そのことが今作のヒロインとなる蘇芳の友人・ターニャの変貌を通して描かれる。
小さな恋の成就、恋人との初下校での嬉しさと照れくささの入り混じった感情、友人たちの冷やかしと祝福。どこにでもあるささやかな日常と幸せ。しかしターニャが契約者となることで、それらが全て無価値となってしまう。
それと歩を合わせるかのように、穏やかだった蘇芳の日常が徐々に崩壊してゆく。
そしてその蘇芳の元に現れるMI6のエージェント・エイプリル。初登場シーンでは、前作で印象深い敵だったノーベンバーの副流煙についての講釈をたれていて、思わずニヤリとさせられる。前作を生き残ったキャラとして、今回も活躍するのかと思いきや、黒の手にかかって呆気なく最期を迎える。その呆気の無さが、彼らの生きる非情な世界と、そして同時にどこか薄汚れて荒んだ様子を見せる黒の変貌ぶりを視聴者に印象付ける。
シリーズ再開の第1話として、まず申し分のない滑り出しと言える。今回は1クールのみの放映になるので、詰め込みすぎにならないかだけが心配だ。【K1】
11/29 『そらのおとしもの』 第1話「全裸王世界に起つ!」(09/10/6放映)
09年秋の新番組その5。原作既読。
文字通りの落ちモノ系。
Aパートではまだまともに見えた主人公の、イカロスの力を得てからの暴走っぷりがいかにもエロ男子学生の考えそうな低脳っぷりで微笑ましい。透明人間になって着替えを除くのはお約束として、時間を停止させて全裸で外を駆け回るってのは、サイコーに頭悪いです(笑)。
ことある毎に強調されるイカロスの胸の谷間のエロさ具合も良かった。
『ドラえもん』の独裁者スイッチを彷彿とさせる急転直下の展開も、直前の浮かれっぷりが酷い分その落差が見事に活きている。
しかし、この作品がさらなる暴走を続けるのはむしろこの先なので、その高いテンションをどれだけ、またどうやってアニメで表現するのかが楽しみ。第1話を見た限りでは期待が持てそうな感じだが。【K1】
11/28 『聖剣の刀鍛冶 The Sacred Blacksmith』 第1話「第1話 騎士 -Knight-」(09/10/7放映)
09年秋の新番組その4。原作未読。
異世界ファンタジー。
ファンタジーというと水着と見まがうばかりの鎧をまとった美少女たちの際どいポーズやら鎧が破壊されて肌面積が増してゆくのを楽しむエロ萌え系作品かと思えば、結構正統的なファンタジーだった。
作画はキレイだし、例えば大男の振り回す剣にはじかれて体勢を崩すセシリーの足元の覚束無さなど細かい芝居動画なども目を惹くし、さらには剣戟で煌く火花などのエフェクトの処理も良好で見所は十分にある。さらに言うならば剣戟のSEだって、かなり健闘している。
ただ肝心のキャラなどを上手く動かせているとは思えない。
セシリーが拘る先祖伝来の剣も、その出自が彼女から語られるだけだし、拘っているかと思えばあっさりとルークに対して剣を鍛えてもらおうと依頼したりもする。どうにも感情移入出来ない。人を相手にした初の実戦では足が竦み手が震えていたにも関わらず、より強大な力を持つ人外や悪魔に対して勇敢に立ち向えるのも疑問だ。そこは例えば、悪魔に襲われる隊商の人々を庇うために体が勝手に動いた、と言ったような描写を盛り込むだけで、民衆のために力を振るう腕は未熟ではあるが、騎士の精神を持った少女として見せることが出来るんじゃないかと思うのだが。
しかし鍛冶屋と言うからには製鉄から地道な工程を経て剣を鍛え上げるのかと思いきや、いきなり魔術?を駆使してその場で刀を精製したのには少々驚かされた。この意外性は決して悪くは無い。
その意外性と監督:日高政光に期待を込めて視聴を続けようと思う。【K1】
11/28 『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』 第1話「第一話 夏休み」(09/10/6放映)
09年秋の新番組その3。原作(一応)既読。
1クールの充電期間を挟んでの第二期。
アバンの一ちゃんの妄想作文?で、主要な設定を全て語らせてしまっている、後はもう水着祭りでサービスカット満載という構成が嬉しい。
特に第1話からおっぱいを鷲掴みされたり生着替えを覗かれそうになったりと、早速、潤に対するセクハラの数々が楽しい。
一昔前のアニメならば眼鏡を取れば実は美人ってなるところが、眼鏡を付けると美人に見えるようになる加奈子がいかにも昨今の風潮らしい感じだった。
シリーズ開始の第1話としてのツカミはバッチリだった。【K1】
11/27 『戦う司書 The Book of Bantorra』 第1話「第1話 爆弾と本と沈み行く船」(09/10/5配信)
09年秋の新番組その2。原作未読。
特殊な設定を持つ異世界を描いた作品である場合取るべき方法は大別すると2通りしかない。まずは設定をセリフを並べ立てることで説明するか、それとも説明を敢えて省くことでその異質な世界に視聴者を放り込み有無を言わせずにのめり込ませるか、だろう。この作品は大まかな分類で言うと後者に属する。しかしあまり上手く行っているとは言い難い。
初回の第1話では、武装司書と神溺教団とやらの抗争が描かれる。人間離れした特殊能力を持って船を制圧する武装司書たちと、自由意志を奪われた「肉」に爆弾を植えつけて?人間爆弾とする神溺教団。なかなかにインパクトはある。ただ人が死ねば本になる世界で、発掘された本を保護する役目を負う武装司書が、何故治安維持紛いのことをせねばならないのか。神溺教団側にその「本」とやらを悪用する動機などを見せておくべきだったろう、とは思う。しかもその船を巡っての局所的に見える攻防は、館長代理が部下たちにも秘密裏の作戦行動の一環らしい。そういう話は、まずは世界観をしっかり見せてからで良いはずだ。今言われても正直どう反応して良いのか分からない。
また武装司書はありがちなヒロイックファンタジーものと異なって、あたかも『攻殻機動隊』における9課のような組織でミッションを行っている。この点は個人的には好きだし期待もしたいところなのだが、第1話の段階では視点を散漫にして物語への没入を妨げる要因にしかなっていないと思う。主人公が館長代理の曰くありげな美女なのか、武装司書の一員である正義感あふれる青年なのか。それとも神溺教団に囚われた「肉」でありながら、過去の魔女の「本」に触れ自由意志を取り戻しつつある?少年なのか。今ひとつ良く分からない。
第1話単体では到底評価出来ない作品なのだが、しかし何故か妙に心惹かれるものがあるのも事実。少なくとも見せ方、語り口さえもっとしっかりしていれば、かなり面白くなれそうな気もする。その将来性に賭けて視聴を続けようと思う。【K1】
11/26 『とある科学の超電磁砲』 第1話「#1 電撃使い」(09/10/3放映)
09年秋の新番組その1。
『とある魔術の禁書目録』の外伝(スピンオフ)作品。原作(漫画)は既読。
本編(『とある魔術の禁書目録』)は、最初の数話を見てあまりにも強引な設定や大雑把で辻褄の合わないキャラの言動などにあきれ返ってデータの更新を断念してしまったが(一番の理由は時間だけれども)、実は最終話まできちんと視聴してしまったので、何やかや言いながらもそこそこ好きだったのかも知れない。少なくとも最後の方は結構楽しんで見ていたと思う。
それと比べるとまるで違う作品であるぐらいの印象すら受けるぐらいに視聴感は悪くない。いや、むしろ面白かった。設定自体が本編のそれと同様なので、最も困難な設定のハードルを最初からクリアしているというのも大きいが。
何よりヒロインである御坂美琴は、その保有する強大な力(レベル5)を有しながらも、その力(設定)のみがキャラの魅力(キャラ「立て」)として描かれていない。正直、本編はそんな感じで、それも視聴意欲を削ぐ要因の1つだった。
ヘンなマスコットに一喜一憂するバカっぽさ…ではなく(笑)、気取らない親しみやすさやら、友のためにその力を振るうその精神性。その際に、無能力者(レベル0)の少女に見せ場をきちんと作ることで、能力の有無で人の貴賎が決定されるわけでないことを示し、さらにその少女のために力を振るう御坂美琴の漢らしさをより強調する構成になっている。クライマックスにおける必殺のレールガンの迫力やポーズもキメキメで格好良く決まっており、これはもう素直に感服する。
その美琴に付きまとう白井黒子の期待を裏切らぬ変態っぷりがまた程よい笑いを生み出してくれる。新井里美の好演にも惜しみない拍手を送りたい。
初春の立ち位置のみがいささか弱い感じもするが、まずまず順調な滑り出しで、この先にも期待が持てる。
そうそうアバンで電撃にやられた暴漢の1人が親指、人差し指と小指を立てて悶絶しており、先行作品に対してささやかなオマージュを捧げていた。まぁ何といっても相手は元祖電撃ヒロインですから。【K1】
11/25 『亡念のザムド』 第26話「最終話 大きな石と少女」(09/10/3放映)
アキユキとの別れと再会を描いた最終話。
まるまる1話全てエピローグという構成は非常に好みに合っているのだが、いまひとつ心に響いてこないのはやはり各々の行動原理や動機付けが視聴者を放り出した1人よがり的なものになっているから。
寓話とするにも、あまりにも曖昧で捉えどころのない作品だった。意図の分からないまま延々と続く戦争、元レジスタンス闘士の紅舟が郵便船の船長をやっている理由とか、何が目的だったのか良く分からないミドリちゃんのザムド化実験やら、何故か犠牲なしには成り立たない世界の残酷なシステムとか、何一つどれも分からない。そもそも巻き込まれただけのアキユキが、ザムドとしての使命に目覚めて世界を救う意志を抱くようになるまでの動機付けもあまりに弱すぎる。
多くのことを描こうとするあまりに、どれもが中途半端に終わってしまっている。その心意気は買うとは言いたいが。
ただシリーズ全体を通しての作画、演出は非常に良好で、それは最終話でもそうで、例えばバスの中で成長したハルが垣間見る過去の幻影などの挿入のタイミングなども含めてバッチリなんだけれども。
作画は良好、されどシリーズ構成はダメというボンズの悪い所が久々に出てしまった作品になってしまった。【K1】
11/24 『バスカッシュ!』 第26話「「フリー」」(09/10/1放映)
最終話。
世界崩壊の危機。潰える希望。その中で1つに纏め上げられてゆく人々の願い。崩壊する大地などのスペクタクル的な映像などの見応えある画や展開などで、クライマックスとしての盛り上がりは悪くは無かった。
原作:河森正治×構成:佐藤竜雄×美術:ロマン・トマ×キャラクターデザイン:吉松孝博、SUEZEN、そえたかずひろ。などと言った強力なプロジェクトチームによるシリーズ開始前は期待値の高い作品だったのだが。正直な話、作品としては到底成功したとは言い難い。
そもそもバスケの魅力とは結局なんだろうか。
それはドリブルで相手を抜いた時だったり、シュートを決めたりと言ったもっと単純でたわいもないもののだったはずだ。そこに仲間やライバルがいて、ともにバスケを愛してそして勝利したい。それ以外の要素は勝負を盛り上げるためのスパイスであるべきで、決して世界の危機のためにバスケをするわけではない。確かに最終話では、そういうどこか不純な動機を含んだバスカッシュでは世界は救えずに、結果的に世界を救うことになったのはアイスマンとの純粋な勝負の結果でしかないように描かれている(正直、これは世界を抜きにした純粋な勝負とは言えないのだが、脚本家の意図は間違いなくそういう方向性だとは思う)。
この作品に決定的に不足していたのはそういう単純な画や展開に違いない。最新の技術で描かれたロボットやら背景美術などが必要ではなかった。
ロボットでバスケをやる必然性というのが結局のところ「世界を救う」などというどうでも良い目的のためとしか感じられない点も弱い。
でかくて迫力ある人間では不可能な動きでバスケをやらせて見たい。もともとの発案はこの程度だったと思うのだが、それだけで十分なはずなのに、ストーリー上の伏線などを盛り込もうと余計なことをするから中途半端になってしまう。
結局本当に描かなければならない幹の部分よりも枝葉末節の方があたかも「主題」であるかのようになってしまっている。
元のアイディアは悪くないと思うし、投入されたスタッフ陣などを考えると惜しい作品になってしまった。【K1】
11/24 『CANAAN』 第13話「最終話 キボウノチ」(09/9/29放映)
アルファルドとの決着、そしてカナンとマリアとの別れ。
アクションよりもドラマよりのラストになっていて、辛さから目を逸らさずにそれを受け入れて新たに前へと進もうとするキャラたちの姿などを描くことは、それはそれで誠実だと思うのだが、どこか物足りなく感じてしまう点もあり、それは別段アクションがもっと見たかったというような単純な要因だけでは済まない。
例えば、伏線のように語られていたマリアの失われた過去などは、最後まで不明なままで、まるっきり不要なものでしかなく、蛇足としか言いようがない。
しかし最大の不満はやはり前回も述べたカナンとアルファルドの対決に宿命を感じさせるまでの説得力が欠けている点が大きいだろう。
アルファルドの行うテロ行為とその目的は分かる。彼女は決して資本主義的帝国主義国家の打倒を目指しているのではない。むしろ終わりなき闘争、永遠に続くテロとの戦いの泥沼化に引きずり込むことがその目的だろうことは、時にはアメリカと協力体制を結んでいたという事実からも判断がつく。そしてカナンに個人的に固執する理由も前回全て存分に語ってくれたので、それも分かる。
ただこの両者が有機的に結びついておらず、アルファルドが分裂してしまっているような印象を受ける。
もちろん最終話を見るに及んで、主人公の1人と言ってすら良いアルファルド自身がその分裂に苛なまされており、カナンとの戦いを通じて過去に囚われた自身と決別するまでを描いた物語でもあったことが分かり、その点については納得出来た。カナンと、そしてシャムと同じ刺青を施した腕を自らの意志で引き千切る壮絶な行為は、そのことの隠喩としても見られるべきだろう。
とは言っても、それは最終話を見た後の感想であって、やはりこのことが物語のちぐはぐさの要素となっていたのは間違いない。
そのアルファルドの行うテロ行為にマリアはまるっきり関係なく、そしてカナンが積極的にアルファルドをシャムの仇として狙ったりテロを防ぐために闘っているようには到底見えない。カナンが積極的に戦いに赴くのは第1話を除けば、基本的にはマリアが危機に陥った際のみでしかない。
過去の因縁を物語の牽引とするのは常道ともいえるが、主人公の3人のそれらがどこか微妙に食い違っている。
過去を無くしカナンと肩を並べて歩くことでその代償としようとするマリアと、過去に囚われたアルファルド、そしてマリアの中にシャムと同じ「光」を見出しシャムと暮らした過去の再現を望み、またシャムを失った過去の再現を恐れるカナン。
この齟齬が物語への没入を最後まで阻害していたと思う。ただ最終的に彼らが未来へと向かって歩んでいこうとするラストは良かったとは思うので、難しいところではある。
期待の俊英スタジオ、P.A.WORKS制作であり、自身も優れたアニメーターである安藤真裕らしい高画質なアクションが随所に見られる点は毎回非常に楽しみにさせて貰っていました。
監督にも制作スタジオにも次回作も期待しています。【K1】
11/23 『懺・さよなら絶望先生』 第13話「「誤字院原の敵討」/「われらライナス」/「楽天大賞」/「夜間きよ飛行」」(09/9/28放映)
最終話。と行っても別段普段と変わることはあまりない。エンディングの後にさらにエンディングっぽく歌が流れたりすることだけが、一応最終回らしい雰囲気とも言えるか。しかし、最後の最後にこんなわけの分からない〆というのは、どうなんだろう?全然時期的にクリスマスとは関係ないし(苦笑)。後、最終回らしいサプライズとして「絶望先生絵描き歌」のゲストに大槻ケンヂが登場していることか。もう全然絵描き歌関係ねぇし(笑)。しかし相方の小林ゆうの意味不明の何だか見ていると呪われそうな絵(笑)のインパクトに負けてしまっている。いかにもリーサルウェポンに相応しい存在だった。
何度か述べたように良くも悪くも安定してしまっている印象の強い第3期。もちろん毎回楽しみに見させていただきはしたのだが。もう少し演出的な遊びが欲しかったのも事実。
本編とは全然関係ないのだが、斎藤千和の演技の限界にまで挑戦させるアバンの「前回までのあらすじ」が妙に印象には残った。
本編終了後に発売された単行本第19巻には最近では珍しくなくなったODAが付属しているが、流石に第4期はもうないかな? しかし、そう思わせておいて第3期も始まったんで、油断は出来ないが。【K1】
11/22 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第25話「第25話 『闇の扉』」(09/9/27放映)
本性を現したエンヴィーグラトニーの3DCG処理が上手くて目を惹いた。体表を覆う人面のおぞましさがこちらにまで伝わってくるうだった。何よりもセルの部分とかなり違和感なくマッチさせているのに感心させられる。
そのエンヴィーとのバトルもケレン味のある構図、アクションでこれまた良く出来ていた。
流石に大橋誉志光コンテに、池畠博史演出の組み合わせだけはある出来だった。【K1】
11/22 『GUINSAGA - グイン・サーガ -』 第26話「旅立ち」(09/9/27放映)
レムスの戴冠式に、グインとイシュトヴァーンの決別。
最終回だけあって、いつもより力の入ったビジュアルではあった。ただやはり出来事を並べただけのダイジェスト展開になってしまっているような気はする。
そして全体的な感想も、そんな感じ。
長大な原作をその1部とは言えアニメ化するのだから(原作の第16巻まで)、どうしても総集編っぽくなってしまうのは仕方がないのだが。
ただアニメとしての見せ場を作るために、ヘンな怪物と戦わせたりと蛇足もあったんで、単純に尺の問題だけに還元は出来ないとも思う。
正直栗本薫の訃報に接しなければ更新などしなかったに違いない。
とは言っても、もう10年以上も前に読んだ作品を見るのは、ちょっと珍しい面白い経験ではあった。そういう意味では見ている分には、それなりに楽しめたとも言える。続きを是非アニメ化して欲しいとも思わないが。
何はともあれ、残念ながら未完に終わってしまった世界で最も長大なヒロイックサーガ。今は栗本薫女史の冥福を祈りつつ、感想の筆を置きたいと思います。【K1】
11/21 『しゅごキャラ!!どきっ』 第102話「夢のたまご、なりたい自分。」(09/9/27放映)
最終話。
とは言っても、イースター編が完結しただけでエンブリオが発見されたわけでもなく、シリーズは3年目に続くので取りあえずの区切りでしかないが。
毎回毎回高品質の作画と安定した演出で、これだけ長く続けておきながら外れの全くない作品を供給出来るというのは、本当に驚嘆に値する。1作目よりもキャラの魅力も増し、(何故か)スーパーバイザーの佐藤順一の影響もあるのか、演出面などでもグレードアップしているように感じられるのも好印象の理由。
特にシリーズ序盤での新キャラ・りまの扱いは非常に良かった。
お人形のように愛らしく、しかしその実家庭に問題を抱えて自分を押し殺して生きる少女が、あむとの繋がりを通して心を開いてゆく過程は素直に感動させられるものがあった。
過度なストレスを与えず、何よりも押し付けがましさや説教くささを感じさせないさじ加減が絶妙だった。何よりもあむの行動で全ての問題が解決するわけでなく、家族がもう一度やり直す切っ掛けを与えるだけに止まっているのも良かった。
後半は、前半に比べるといささか魅力的なキャラや展開を用意出来なかったために、少し散漫な印象になってしまったのは残念であるが。
それでも、毎回安心して楽しんで見られるシリーズだった。
ただ3年目になると、目新しさもなく、実写コーナーやらしゅごキャラのミニアニメが付いていたりして随分方向性が変わるようなので、もうデータの更新もどうしようかなぁ。とちょっと悩んでいる。もちろん見続けるつもりではあるけれどもね。【K1】
11/21 『化物語』 第12話「第拾貮話 つばさキャット 其ノ貮」(09/9/26放映)
TV放映最終話。
まだネット配信での続編が待っているので取りあえずの終了でしかないが、第1話から始まったひたぎとの関係は今回の父親同伴(笑)のデートでもって、取り合えずの決着をした形なので、予想していた以上に最終話っぽい雰囲気になっていた。いっそのこと前回のエピソードもネット配信にしてしまっていれば、原作未読なんで、これで完結と勘違いしてしまいそうですらある。
そんな感じで「つばさキャット」第2話ではあるが、まるっきりタイトルに偽りありの内容で、前述したようにひたぎとの関係のみが描かれる。
車中での父親同伴デートにおけるひたぎとのやりとりは、そのあり得ないシチュエーションもだけれども、いかにも奇矯な彼女らしい言動の連続で、延々と会話が続くだけのシーンなのに全く飽きさせない。もちろん、テンポの良いカット割りなども、その印象に一役買っている。高圧的な態度で有無を言わせなかったり、また毒舌で平気で恋人を冗談とは言えゴミ呼ばわりするひたぎではあるが、それでいながら、阿良々木に対する真摯な想いと恋愛に対する不器用な振る舞いは十分に伝わってくる。阿良々木君じゃないけれど、やべぇスゲェ萌える(笑)。
にしてもこれほどときめかねぇ下の名前を呼び合うイベントもない(笑)。先日の『咲-Saki-』とまさに好対照を為していて、そのことで図らずも面白みが増していた。
阿漕でオタク受けのするキャラ設定に、特異な文体が持ち味の西尾維新作品に、シャフトの演出がフィットするのは予想通りではあったが、これほどのものとは思わなかったのも事実。作画が疲弊したり、残り3話分がネット配信だったりといささか文句を付けたい点があるものの、非常に面白い作品だった。
1月からは、西尾維新×シャフトによる『刀語』もスタートするようで、そちらも楽しみだ。とは言え、まずはネット配信分の続きをよろしくお願いします。【K1】
11/20 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第26話「決着!ロケットパンチ百連発!」(09/9/26放映)
大団円……?
もちろん何らかの形で『グレートマジンガー』へ続けるようなエンディングになることは予測していたけれども、まさかのあしゅら男爵の大勝利に加えて暗黒大将軍の降臨で終わると言う投げっぱなしにもほどのあるラストシーンにはただただ唖然とさせられてしまった。しかし、ミケーネの神々が降臨する荘厳さすら感じさせるシーンは、いかにも永井豪的でちょっと感動した。
敵も味方も裏切りに次ぐ裏切りに、どんでん返しの連続でテンションが思いっきり上がってしまう。
画面を埋め尽くすほどのロケットパンチが乱舞する最終決戦の馬鹿馬鹿しさにも爆笑させられた。格好良いんだかダサいんだか。
とは言ってもやはり味方だと思えば偽者だったり、やはり悪役だったのかと思えば、Dr.ヘルを倒す手助けをしたりして正義に目覚めたのか、と思いきや最終的には甲児たちをまんまと騙してミケーネの神々を復活させる堂々たる悪役ぶりを見せたあしゅら男爵の活躍ぶりが凄まじかった。この物語の主人公は間違いなくあしゅら男爵だった。と言っても過言ではないだろう。それほどの存在感を見せてくれた。やはり『マジンガーZ』の顔と言えば、あしゅら男爵を措いて他にはないという印象を新たにさせられた。
クライマックスを繋げたような第1話から始まり、兜家と女将にまつわる過去の因縁話、そしてこの投げっぱなしのエンディングまで(笑)、まごうことなき今川義宏作品だった。まぁあの問題作『ジャイアントロボ』のネタ振りとは違って、こちらは確信犯的な行為なんだろうけれど。
とは言っても、せめて『マジンガーZ対暗黒大将軍』だけでも良いからやって欲しいものです。たぶん、無理だろうけれど。【K1】
11/19 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第26話「江漣」(09/9/25放映)
サイス=マスターとの決着。そして旅の終焉。
救いと絶望が混在するラストシーンにはちょっと驚かされてしまった。しかし、人を殺し続けた罪や罪を背負うことでしか生きることが出来なかった彼らのラストにはこういう形はなるほどなかなかに相応しいものにも見える。それにしても遣る瀬無いが。
真下耕一監督お得意のガンアクションモノだが、女の子2人組ではなく男女のペア、そして原作付きという点が従来とは異なる。
とは言っても真下監督×BeeTrainということは、決して悪くはないが傑作にはなれないことがもう視聴する前からある程度想像が付き、そして実際その通りだった。それでも思ったより楽しめたのは昔好きだった作品のアニメ化だったことや、間違いなく同じようなファンであると思える黒田洋介のシリーズ構成や原作ゲームシナリオライターの虚淵玄が参加していたことなどが理由として考えられるだろう。
真下監督の作品は、作画に負担をかけない動きで見せるよりも含みや思わせぶりな演出などが特徴で、それはTVアニメとしては理に適っているのだが(実際作画の崩壊や話数毎の質の上下はほとんどない)、ここ最近は少々マンネリ気味になっている気がする。この手の真下さんの最高傑作は間違いなく『Noir』だと思うのだが、おそらく『Noir』ほど余裕のある制作体制を作れていないこともあると思うが、何よりもある程度のレベルにまで持っていくことが計算できるようになってしまい、その結果その壁を抜けることが出来なくなってしまっているのだろう。だから上記のような感想をK1も真下作品に抱いてしまうのだろう。
ただ本作は近作の中ではまだ光るものを感じさせもしてくれた。こんな風に文句を言いつつも、おそらく次回作も見ることになるのだろうんなぁ。【K1】
11/18 『咲 -Saki-』 第25話「第25局 『全国』」(09/9/25放映)
何、この恥ずかしい生き物たち(笑)。お互いを名前で呼び合うだけの儀式が、こんなにもこっぱずかしいものになるなんて、驚きや笑いを通り越してある意味感動です。
エピローグでの、何この万国人間ビックリショーみたいなあり得ないビジュアルの連続も、これで終わりだからって好き勝手思いっきりやりたい放題だろうって感じで盛大に爆笑してしまった。もう到底麻雀アニメとは思えねぇ(笑)。
これはここまで広げてしまった風呂敷をどうやって畳むのかを見るためにも、是非続編をやって貰わねばならないなぁ。マジで期待してますよ。
色物麻雀作品かと思いきや、蓋を開けてみれば予想通りのいやそれ以上の色物麻雀だったという。
男の存在などまるで感じさせない百合満開のヒロインたちのきゃっきゃうふふっぷりの連続や、巨乳に獣耳、幼女、オッドアイなど、フック満載のキャラ造型の阿漕さなどは、ここまで来ると清々しくさえある。
麻雀としての駆け引きよりも、その場のノリやインパクト、有体に言えばほとんど運だけで行く末の決まる勝負を、あたかも常人をはるかに越えた超能力を彷彿とさせる見せ方で堂々とやりきってしまうのも正直に感心した。ヘンに体裁を取り繕って誤魔化すよりも、よほど良い。
そのようなイロモノ麻雀モノではあるが、バトルを通して結ばれる友情と言ったジャンプ漫画系ドラマの基本はきっちり押さえられているのがポイントで、しかしその友情が百合風味満載という所が21世紀的というか、同人的というべきか。
ヒロインの咲×和は言うに及ばず、福路×華菜、透華×智紀、そして大本命(笑)のかじゅ×桃子(いや、やっぱ桃子×かじゅと言うべきか?)とカップリングには事欠かず、さらにはそこに衣やら智紀と透華を取り合うメイド仲間の杉乃歩などが絡んでさらにカップリングが無限に広がる。麻雀界に咲き乱れる百合の花(笑)。
団体戦県大会終了後の個人戦などは、原作ストックを使い果たしての展開だったために、いささか求心力に欠ける展開もあり、そしてツッコミどころ満載の内容ではあるのだが、何だか妙な勢いがあり、楽しめるシリーズだった。また原作のストックが溜まれば是非続編を期待したいものです。もちろん最終的には目指せ!世界大会って感じで(笑)。【K1】
11/17 『狼と香辛料U』 第12話「狼ととめどなき涙」(09/9/24放映)
結局のところ、今回のシリーズはホロが、ロレンスの最期を看取ってやる覚悟をする決意を抱くまでを描いたものと言えようか。
商会を締め出された2人を教会の鐘の音が包みこみ、手を繋ぎ人ごみの中へと向かって歩んでゆくラストシーンは、まさに「死が2人を分かつまで」の儀式を思わせるシチュエーションとして描き出されている。実に趣深いエピローグとなっていた。
シリーズも第2作となり、きちんと第1作よりも向上が見られるようになっていたのが、まず何よりも良かった。
正直、シリーズのウリの1つでもあるファンタジー世界での商売の駆け引きの導入がさほど上手く行っているかどうかは微妙ではあるが、他作品とは毛色の違うところを見せているだけでも、十分好印象になる。
多くの原作付きの作品が、詰め込みすぎに話を処理する風潮の中で、1クールをたった2つのエピソードのみでじっくり見せる姿勢も、いささか間延びするところも無きにしもあらずだが、好感がてもるのも事実だった。
第3シリーズが用意されているのかどうかは分からないが、また放映されるのであれば是非続きの見たい作品だった。【K1】
11/17 『CANAAN』 第12話「第十二話 忌殺劣者」(09/9/22放映)
かつてカナンがシャムを失った時を思わせるシチュエーションでのアルファルドとの最後の戦い。
アルファルドの銃弾を受け負傷したマリアの命、迫り来る時限爆弾のタイムリミット。
お膳立ては十分なんだけれども、カナンとアルファルドの対決に、避けられない宿命の対決。と言った雰囲気が感じられないために、いささか盛り上がりに欠ける内容になっている気がする。
このことについては次回時間的かつ体力的な余力があれば、少々分析してみたいと思います。【K1】
11/16 『うみねこのなく頃に』 第12話「episode III-I castling」(09/9/21放映)
episodeVの開幕に合わせてOPが一部差し替え。
新episode開幕のためか、いつもより作画なども良かったように見える。
語り口も、今までの回数をこなしている分、省略すべき箇所をきちんとスマートに削除して要点を上手く見せている印象があった。【K1】
11/15 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第24話「第24話 『腹の中』」(09/9/20放映)
エルリック兄弟&リンvsグラトニー&エンヴィー。
グラトニーの攻撃を避けようと身を捻るマスタングたちの体勢なんかがちょっと面白かった。
マスタングとレイヴンとのやり取りは、この作品に珍しく原作より膨らまされており、それがマスタングの胸にわずかな希望を灯し、そしてさらなる絶望へと突き落とすための下準備になっているのにも感心させられた。【K1】
11/14 『フレッシュプリキュア!』 第33話「美希とせつなのこわいもの!」(09/9/20放映)
格別際立ったことはしていないが、美希とせつなの珍しい取り合わせの妙が上手く出ており、特に美希の崩れた表情の作画を中心にキャラ画は整っていたと思う。いささかKY気味のせつなとそのせつなと会話のキャッチボールを交わそうとする美希の微妙な噛み合わなさと美希の空回りぶりが楽しく、地味に良く出来た好エピソードだった。【K1】
11/13 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第25話「執事とお嬢様の話ですから」(09/9/19放映)
第二期最終話。結局、あーたんもハヤテの回想の中だけの登場で終わってしまい、ちょっと中途半端な感じでの終了。
とりあえず、エンドロールでは最終回らしい演出がなされてはいるが、本編ではさほど最終話だからと言って特別な展開があるわけではない。一応タイトル通り?執事とお嬢様の関係らしきものも多少は描かれているのが、ちょっとだけ最終回っぽい雰囲気を出しているような気もする。
さて、監督のみならず制作スタジオまで変更しての第二期。とりあえず変更しただけの甲斐はあった、とは思う。作画は確かにグレードアップしていたし、演出も格別素晴らしく印象に残るものではないが、ごくごく普通に楽しんで見られるものには仕上がっていた。原作は全然ファンでもないが、キャラの個性が出てきているので、第一期の頃より楽しめるエピソードが単純に多かったのも、好印象に一役買ってはいる面も否定は出来ないが。
それでも紺野直幸による第二期のOPはそれだけで必見の価値があり、2つのEDも、キャラソンとして手堅く纏まった悪くない感じに仕上がっていて、そこら辺は素直に良かったと思う。
本誌での連載はおそらく佳境を迎えつつあるようだが、果たして続く第三期はあるのか。それを期待するつもりはないが、やるのであれば、また見ても良いとは思う。そんな感じの印象です。【K1】
11/13 『化物語』 第11話「第拾壹話 つばさキャット 其ノ壹」(09/9/19放映)
「つばさキャット」編第1話。
複雑な家庭環境から真面目な優等生として振舞ってきた羽川翼が、その結果として自由奔放な生き物の代表のように語られる猫に憑かれるというのは、いささかベタに過ぎるのだが、そこを突っ込むのなら、そもそもからして眼鏡で髪を編んだ委員長という極めてステロタイプなキャラ造型からして突っ込むべきだろうし、猫に憑かれた羽川の猫耳とか、「ニャン」を付けまくるセリフ自体だって、突っ込みの対象になるだろう。
以前も述べたことだが、そういうステロタイプなキャラや設定を敢えて堂々と描く西尾維新はやはり大したものだと思う。そこに『ビックリマン』とかコアでマニアックなネタをアクセントして風変わりさを付与する。その絶妙なバランス感覚には素直に脱帽する。
今回の提供バックイラストが西島大介ってのは、かなり通好みで良かった。結構ファンです。【K1】
11/12 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第25話「逆転!バードスの落日!」(09/9/19放映)
第1話で描かれたマジンガー軍団の壊滅と、その後のマジンガー軍団、光子力科学要塞による逆襲。
マジンガーZの危機からゴッドスクランダー装着、ロケットパンチによる敵の粉砕の作画演出の密度が非常に濃かった。激昂するDr.ヘルの切れっぷりをアップで捉えた画などは、往年の永井豪の筆を彷彿とさせるものがあった。
また光子力を軍事利用することに対して苦悩しているくせに、娘の危機には躊躇なくその殺戮兵器をぶっぱなす弓パパのキレっぷりには盛大に笑ってしまった。
とにかく要所要所で盛り上げるナレーションのテンションも高くて、今回も前回同様クライマックスへ向けて盛り上げてくれる。【K1】
11/11 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第25話「決着」(09/9/18放映)
玲二とキャルの迎える悲しい結末。
破滅へ向かって突き進むことしか出来ないキャルと、そんな中での救いが痛々しい。
玲二を取り巻くそれぞれのヒロインが、それぞれ異なる立場から玲二を愛し、そしてその想いを伝えて通してゆくのが、玲二との会話で描き出されていて、素直にヒロインたちに感情移入させるようになっているのが良かった。【K1】
11/10 『咲 -Saki-』 第24話「第24局 『夏祭り』」(09/9/18放映)
原画マン32人(さらに第2原画が7人)に、作画監督補佐が4人というカオスな状況のせいなのか、場面ごとの仕上がりに差がありすぎる。前後でキャラが微妙に違ってすらいて、流石に気になる。もちろん、咲とのどかがいちゃいちゃするシーンやら加治木先輩の水着姿など勘所は流石に美麗に押さえてあり、それはそれで眼福ではあるのだが。【K1】
11/10 『狼と香辛料U』 第11話「狼と別れの決意」(09/9/17放映)
別れ話を切り出した後の、常ならば軽妙に交わされる会話が所々妙な間で止まってしまうのが、上手く両者の間のギクシャクした雰囲気を出していて良かった。さらには、手間隙をかければ年中咲き続ける温室の花が、両者の関係のメタファーとしてきちんと機能しているのも、感心させられた。この作品、こういうところは結構しっかりしている。
突然の暴動の勃発など、いきなりの展開もあり、次回での〆がより楽しみになった。【K1】
11/9 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第24話「第二十四話 理想郷土」(09/9/15放映)
地球の命運を賭けたvs涼子、そして卑弥呼=ゼウスとの戦い。
総勢9人にも及ぶ作監体制のためか、多少仕上がりにばらつきはあるもののまるで別のアニメのように整った画が全編に亘って堪能できる。
話自体はいささか詰め込み過ぎてはあるが、アトラスの廃棄、荒涼とした大地で再び始まる人類の歴史、メデューサの再生、さらにはそこに多くを失った香凛と美邦の新たな決意など、全てが破壊と再生というありきたりではあるがテーマに合わせてなんとなく纏まった感はある。
しかしそんな中で今回の殊勲賞は今までセリフが碌になかった古河くんなのは間違いないが。今まで合わせた以上のセリフを喋ってるし。しかも何か声も渋くて格好良い。かなり間違った方向に成長しているのも確実ではあるが。
とは言ってもエピローグでは何だか妙にヒロインの影が薄かったり、今までアトラスに頼ろうとしてきたのに、アトラスなんかなくても人類はやっていける、とかはそりゃあアトラスが諸悪の根源と分かったにせよ、今まで頼ろうとしていてかなり勝手な言い草だよなぁ、とか思ってしまったりもする。
全体的な感想としても、そのつぎはぎ感が拭えない。
地球温暖化対策のための緑化運動などを逆手に取った人類の生存圏が現代とは逆に自然に侵食されている世界観やら、現在国際社会で導入されつつある炭素排出量取引とそこから生じた炭素市場なる存在。さらには石油取引と同様な実体なきマネーゲームなど、現代社会への目配せもあり、しかしそこにオカルティズムや邪馬台国などの超歴史観が絡んできて、個々の材料だけ見れば魅力的なものもあるものの、色々な要素がごっちゃに混ざり過ぎて素材の味を台無しにしてしまっている。
制作体制もあまり良くなかったのが作画が全体的に振るわなかったのも、残念だった。OPや第1話の出来などからちょっと期待していたのだが。その中でもキャラにはそこそこ光るものもあった。個人的には中田譲治と大塚芳忠という渋い役どころの多い声優にオカマ役を振り分けたことが、この作品の最大のポイントだったと思う(笑)。【K1】
11/8 『CANAAN』 第11話「第十一話 彼女添」(09/9/15放映)
ハッコーとリャン・チーの最期。
ランジェリー姿でハッスルしまくって、発狂して自滅するリャン・チーの死に様もなかなかのものだったが、全裸になってサンタナさんを屍姦するハッコーさんのやんちゃぶりには流石に負ける(笑)。
冗談はともかく、ハッコーさんのあまりに後ろ向きな最期はその心情を汲み取れないこともないが、今ひとつ心に響かないし、全てを隠蔽すべく無慈悲に破壊・殺戮を行う米特殊部隊の投入にもあまり意味を感じ取れなかったりと言った不満はあるのだが、それでもアルファルドへの歪んだ愛情とカナンへの醜い嫉妬心からあまりにも愚かな自滅を遂げるリャン・チーの最期はなかなかに印象的だったし、カナンたちの迎えるユンユンの薬は手に入れたものの救いを全く感じられない苦い展開なども容赦無くて良かった。【K1】
11/7 『うみねこのなく頃に』 第11話「episode II-VI back rank mate」(09/9/14放映)
episodeU最終話。
原作ゲームプレイ時には、あまりの超展開に唖然とさせられ、これもう推理でも何でもねぇじゃん、って気にさせられたけれども、アニメになると意外と冷静に見られるのは単にもう展開を知っているからだけなんだろうなぁ。
カニバリズムに、全裸の戦人に首輪を付けてのプレイとか、放送コードを弁えないベアトリーチェ様のやんちゃぶりが凄かった。そのチャレンジ精神は褒め称えたい。【K1】
11/6 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第23話「第23話 『戦場の少女』」(09/9/13放映)
リンvs大総統、エルリック兄弟vsスカー、そしてグラトニー捕獲作戦と見所満載のバトルが連続する。
犬に括り付けられたランファンの切り落とされた腕などはアニメではあるがなかなかショッキングな映像で、この作品のテーマでもある、何かを手に入れるための犠牲や覚悟を今回もしっかりと見せ付けてくれる。
そんな殺伐とした中でもどこかほのぼのとさせられるメイ・チャンとそのペットの存在やら、ウィンリィに支えられそして支える人々の声などがより心に染みいるように感慨深く描かれており、その対比も見事だった。【K1】
11/5 『化物語』 第10話「第拾話 なでこスネイク 其ノ貮」(09/9/12放映)
「なでこスネイク」後編。
演出と言い張るには流石にオフカットが多すぎる。もしかすると、コンテ、演出、作監の名が何故かクレジットされていないこともそれとは無関係ではないのかも知れない(制作が間に合わなかったから、急場しのぎの手段だったので、クレジットされることを嫌がった、とか。ちなみに現時点でのクレジットはアニメ雑誌などの情報から得ている仮情報です。ご了承を)。『絶望先生』の第10話におけるサブタイ時における落書きがかなり切羽詰ったものだったので気になっていたのだが、ついに限界が来たって感じ。
それはともかく、阿良々木を「お兄ちゃん」と呼んだりスクミズを装備させたりと、いかにも「妹キャラ」的なギミック満載な撫子の描写はテンプレートを堂々とやりきっていて、逆に清々しいものすら感じた。そこら辺も西尾維新のウケる理由の1つなんだとは思う。【K1】
11/4 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第24話「死線!総攻撃Dr.ヘル」(09/9/12放映)
第1話で描かれた、Drヘル軍団との最後の大決戦へ。
とにかくキャラ作画、メカ作画ともにこゆい画をグリグリ動かしまくっており、問答無用でテンションが上げられまくる。
罠に嵌められたマジンガーZに迫る7体の機械獣。苦戦を強いられるその姿はあたかも『マジンガーZ対暗黒大将軍』を彷彿とさせる。最終話でのグレートマジンガー登場するのでは?という気運を高めてくれる。
残り2話、このままの勢いで突っ走ってもらいたいです。【K1】
11/3 『亡念のザムド』 第22話「第二十二話 凍二郎とリュウゾウ」(09/9/12放映)
垣巣中佐の最期。
凍二郎との対峙で何か色々言ってたけれども、正直何が言いたいのかまるっきり分かりません。もちろん彼が良心の呵責に耐えかねて死を望み、それをかつて自らの命を救った凍二郎の手によって与えられることを望んでいるのは分かる。しかし、彼をそこまで駆り立てたものは何なのか。北政府とやらの戦争に勝利するため?それとも戦功を上げることで先端島の独立を勝ち取るため?立身出世のため?どれも納得出来ない。そもそもそこまで良心の呵責に耐え切れないほど苦しんでいるとも全然気づきませんでした。それどころか、よくよく考えてみれば、この作品で大きなウェイトを占めているはずである肝心の戦争そのものも今まで納得できる形で示されたことは一度もない。戦争の理由も目的もまるっきり分からない。「国」や「政府」としての意思が全く見えない。ただそこに戦争があるだけ。これほど抽象的な戦争が描かれたことがかつてあっただろうか。『スカイ・クロラ』ですら、これに比べるとまだ何らかの目的や意図が存在したように思える。
ただやっぱり作画、演出はかなり良かった。しかし、もうそろそろこのフォローにも飽きてきましたが(苦笑)。【K1】
11/2 『涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション)』 第14話「涼宮ハルヒの溜息 V」(09/9/10放映)
時系列放送はまだしばらくは続くけれども、新作部分は今回でおしまいなので、一応最終回としてコメントを。
実際ハルヒの正体についての言及など物語の本質に関わる言及が為されたりと、実質的な最終回として構成されてもいる。
夜の横断歩道で語り合うキョンと古泉の画が妙に描きこまれていて、目を惹いた。しかし男同士の会話シーンが一番の見所ってのはどうなんだろう(苦笑)。
それはともかくとして、おそらくは『エヴァ』以来の衝撃だった前作。
放映直後から第二期の放映が待ち望まれ、第二期制作決定も大々的に宣伝されたが流石に3年は長かった。いささか旬を逃した感がするのはやむを得ない。
作中のSOS団のHPに合わせたファンサイトやら、声優本人出演によるCM、一夜にして日本橋などに大量出現したノボリなど、現実にも侵食した独創的な販促方法も作品に熱狂させる要因だった。
今作でもその実験的試みが踏襲されていないわけではない。
情報をシャットアウトしての時系列放送による再放送と見せかけて新作を紛れ込ませ、ネットでの話題を作ったり、また問題作「エンドレスエイト」における壮大なループなどは確かに話題づくりには一役買った。
しかしそれらも前作と比べるといささかパワーダウンは否めない。例えば「エンドレスエイト」。終わらない、繰り返される8月の日々。それはもしかすると『劇場版
うる星やつら2 ビューティフルドリーマー』をどこかで念頭に置いているのかも知れないが、そこには『ビューティフルドリーマー』には存在したあっけらかんとしたどこか明るさを感じさせる空虚さ、明るい諦念めいた逆説的なものはなくどこか鬱屈とした雰囲気だけが漂ってしまっており、それを見る視聴者にも同様の気分を強いる。全てのアニメに爽快感を求めるつもりはないけれども、少なくとも「ハルヒ」というビックタイトルはそれに相応しいしまたそうであるべきだと思うので、この方向性は間違っているとしか思えない。残念です。
さらに言うなれば、ラストはどうやら原作通りらしいけれども、いっそのこと原作の展開を思い切って変えてしまうぐらいの冒険が必要だったのではないか、と。そうすれば原作既読者たちがネットで騒ぎ立ててくれたのではないかとも思うのだが。
前作に比べて「仕込み」が甘い。もしかすると、それは山本寛が抜けた影響なのかも知れないが。とは言ってもやはり十分以上に楽しめたシリーズではあった。次は劇場版らしいけれども、そちらも楽しみにしてます。【K1】
11/1 『狼と香辛料U』 第10話「狼と孤独な微笑み」(09/9/10放映)
エーブとの駆け引き。
今回のエピソードの最初に「奴隷」についての会話が為されていたのは、このための伏線だったわけか。
ホロを質草として担保とすることに対してひと悶着あるのかと思いきや、そのホロ当人がロレンスの後押しをするという展開に、今まで積み重ねてきた時間や信頼を感じ取ることが出来る。またホロの「最期を看取ってやる」という言葉も意味深だ。狼神であるホロと人間であるロレンスとでは当然寿命が違いすぎるわけで。
まだエーブには裏があるようなので、ここからどのような展開を見せるのか、このエピソードにも俄然興味が出てきた。【K1】
10/31 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第23話「第二十三話 崩壊序曲」(09/9/8放映)
ラス前。
鳴瀬涼子という巨悪を前に、登場人物たちがそれぞれの立場や関係を越えて立ち向かう展開だが、どうにも駆け足気味、詰め込み過ぎであまり感情移入も出来ず、心に響いてくる熱い生き様を感じさせてくれるわけでもない。
最終話前だからか、所々妙に細かい描き込みがされているのは目に付いて悪くはなかった。【K1】
10/31 『CANAAN』 第10話「第十話 想執」(09/9/8放映)
サンタナとハッコーの壮絶な愛の結末。
愛の言葉がそのまま相手を死へと追いやる劇薬ともなる壮絶な最期に身震いさせられる。
過去を清算しようと意気込んで出掛けた割にはあっさりと敵に捕らわれ計略の材料となってしまっているサンタナさんの役立たずっぷりや、その凄惨な死に様など、名誉の死すら与えてやらない情け容赦ない展開に愕然とさせられる。
田中敦子声の人の悪ノリっぷりがまたあまりにもヤリ過ぎ感満載で、ますます手の付けられない狂いっぷりを見せているのも良かった。【K1】
10/30 『懺・さよなら絶望先生』 第10話「「クラックな卵」/「君よ知るや隣の国」/「ジェレミーとドラゴンの卵パート2」」(09/9/7放映)
単行本のおまけ企画の「週刊絶望先生批評」がアニメにも登場、東京のクマゴローさんの「第三期が安定しすぎていてちょっとつまらない」みたいな意見があまりにもこちらが内心思っていることを的確に指摘していてちょっと笑った。その次の4話のCパートに関する評も。もちろん、それをわざわざ自己言及的に批判するということは逆説的に開き直っているってことだけれども(笑)。
後は、もう絵描き歌全然関係ないよね、っていう杉田智和の妙に福本伸行チックなイラストも面白かった。色々と芸達者な人だよなぁ。エンドカードの上條淳史もちょっと嬉しいサプライズだった。
って、本編については何も言ってませんね、このコメント(苦笑)。【K1】
10/29 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第22話「第22話 『遠くの背中』」(09/9/6放映)
ホムンクルス捕獲作戦と連動したスカーとの再戦の続き。
大貫健一作監、テレコム・アニメーショングロス回による濃厚なキャラ作画に支えられた重厚なドラマ展開が見所たっぷりに仕上がっていた。
人体練成の代償として腕を失ったエド。
自らの命を投げ打って弟に腕を与えたスカーの兄。
その腕を、国家錬金術師への復讐の道具として用いるスカー。
エドの義手を、そしてラッシュバレーで命を取り上げた手に銃を握るウィンリィー。
さまざまな人の想いが腕(手)に集約される展開は原作通りではあるが、その意図をきちんと汲み取った素晴らしい演出、作画だった。【K1】
10/28 『しゅごキャラ!!どきっ』 第99話「思いは一つ!ガーディアンの戦い!」(09/9/6放映)
テマリの復活から、なでしこ(なぎひこ)の新たなキャラなり、りまとのコンビによる必殺技。さらには、ややの新必殺技に歌唄の参戦と最終決戦らしい真っ当な盛り上がりで実に宜しい。
しかしなでしこの正体が分かってしまっているんで、何かしおらしい態度でウフフとか笑われていると、悪質なサギに引っかけられているような気がしてしまう。もちろん、そう見えるようにいささかわざとらしい演技をさせているのも分かっているんだけれど。【K1】
10/27 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第23話「接近!機械獣あしゅら男爵!」(09/9/5放映)
折角のさやかさんのビューナスA初御目見えなのに、全て見せ場があしゅら男爵に取られてしまっている。この作品の真の主役でありヒロインだから仕方がないけれど(笑)。
昔「コロコロ」に連載されていた永井豪のスケベな漫画を子供心にもドキドキして読んでいた世代なんで、甲児とさやかさんの混浴で嬉しドッキリハプニングなんかは、そういう雰囲気が感じられてちょっと良かった。【K1】
10/27 『化物語』 第9話「第玖話 なでこスネイク 其ノ壹」(09/9/5放映)
今まで根拠のない無責任な放言のように語られてきた阿良々木の変態性癖がどうやら真実だったことが判明するお話(笑)、ではなくて「なでしこスネイク」前編。
今までのシリーズと同様で殊更目新しいことはないが、神原とのコントやら、フェチ度満載な撫子のブルマセミヌードなんかは良かった。【K1】
10/26 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第23話「僕たちの行方」(09/9/5放映)
「生徒会書記長はメイド様」。
ごめんなさい、言ってみたかっただけです。【K1】
10/26 『亡念のザムド』 第21話「第二十一話 禁猟区潜入 泣いたら負けだ フサはずっとそう思っていた」(09/9/5放映)
善人が実は悪人として振舞っているだけだ、とか言われても全く納得出来ないし、プロイ・スカッキが垣巣に惚れる理由もまるっきり分かりません。相変わらず置いてけぼり感満載なんだけれども、中年男どもの格好良くも決まらない奮起ぶりなんかはまぁ良かったと思うし、熟年夫婦のラブロマンスもまぁ悪くはなかった。
つか正直、この作品の女性キャラでは一番フサに感情移入出来ます。まさかの熟女萌え(笑)。【K1】
10/25 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第23話「決断」(09/9/4放映)
リズィの最期。
言葉の抑制も効いたこの作品らしい良い最期の見せ場だった。
それとは無関係に銃を構えるリズィの格好が様になっているのも良かった。きちんと視線と照星、銃口が一直線に結ばれるようになっている。そういう細かい配慮もこの作品の雰囲気を盛り上げる要素になっている。【K1】
10/24 『涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション)』 第13話「涼宮ハルヒの溜息 IV」(09/9/3放映)
迷作「朝比奈ミクルの冒険」のメイキング映像・その4。
ハルヒの暴走に対してキレたキョンが自らの心情をベラベラと語りつくすのは、流石にちょっとセリフが多いだろう、って思う。
それに対して部室で、後ろ髪をポニテ気味に纏めようとして、キョンの姿を見て慌ててそれを止めるハルヒの動作は、きちんとその心情を汲み取れるようになっていて良かった。
原作は未読なので知らないが、この辺りはおそらく一人称小説から来る映像化の限界点なのかも知れない。【K1】
10/23 『狼と香辛料U』 第9話「狼と無謀な商談」(09/9/3放映)
今回はロレンスとホロの会話でのじゃれあいが特に素晴らしかった。相手を挑発したかと思えば、その相手の挑発を逆手に取って嫉妬心を煽らせたりとなかなかに良く出来ている。その会話に合わせて狭い路地の通りに切り取られた十字架の空や、選択を突きつけるようなY字型の分かれ道などなかなか深読みしたくなるような描写も良かった。
非常にご馳走様的ないちゃいちゃぶりを見せつけた後に、ホロを商品として売れと言うエーブの言葉で〆る構成も次回への興味を惹き立ててやまない。【K1】
10/22 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第22話「第二十二話 永遠乃絆」(09/9/1放映)
鳴瀬涼子の正体。その正体は人のカタチをしたコンピューター「ゼウス」のインターフェイスだった、みたいな感じで明かされても正直あんまり感慨もわかない。正直、この世界の科学技術レベルの設定もかなりてきとーな感じで整合性もあまり感じられないという思いをさらに強くさせられるだけだった。
ここしばらくアトラスの創設秘話とか、水蛭子の存在理由とか色々と判明してきたけれど、どれもあまり心に響いてこない。龍脈とかいきなり言われてもねぇ。世界壊滅の危機とやらも、あんまり切迫感がないし。ネット世界での核システムのハッキングを巡っての電子戦なんだから画的には地味になるかもしれないけれど、そこは『サマーウォーズ』とかを見習ってもう少し視覚的に派手な見世物にして欲しかった(以前の作戦では、ある程度はそれがなされていたのに)。まぁ尺も人手も制作時間も何もかもが足りないんだろうけれど。
ただ短いけれども、國子vs鳴瀬涼子とか、オカマvs変態とかのアクションは結構楽しめました。【K1】
10/21 『懺・さよなら絶望先生』 第9話「「尼になった急場」/「三十年後の正解」/「ジェレミーとドラゴンの卵」」(09/8/31放映)
Aパート。
締め切り前の急場しのぎとしての作者の自虐ネタの際に、「白ワニが現れた」ってテロップが出てちょっと笑った。しかし、古すぎて今の視聴者にこのネタが通用するとは到底思えないんだけれど。ま、そういうところを含めて面白いんですが。【K1】
10/20 『フレッシュプリキュア!』 第30話「タルト危機一髪!正体がばれちゃう!?」(09/8/30放映)
妖精には実はヘソがないという衝撃(笑撃?)の事実(もしかすると花から生まれるとかそういう設定があるのかもしれないが)。
そのネタのくだらなさも悪くはなかったが、今回はせつなのキャラが妙に壊れていて、そこらへんもちょいと面白かった。【K1】
10/19 『亡念のザムド』 第20話「第二十話 涙咲く 散る会うと」(09/8/29放映)
ヤンゴ、ミドリ、クジレイカ。3人のザムドの流す涙。亡き母親との思い出に絡んでのそれだが、3者の立ち位置はもちろん異なっており、その差異の描き方は決して悪くはない。
とは言え、いきなり姫様(クジレイカ)の側近がドラマを作って戦死したりしても全然心が動かされなかったり、相変わらず拙い箇所も見られる。
ASPにより破壊される町並みや蹂躙される人々、それらを殲滅する圧倒的なクジレイカの力。演出、作画は今回も素晴らしかったです。【K1】
10/18 『化物語』 第8話「第捌話 するがモンキー 其ノ参」(09/8/29放映)
OPで白百合の花が満開なのには、あまりにあからさまなメタファーなんでちょっと苦笑してしまう。
それはともかく「するがモンキー」完結編。
最後のどんでん返しとか別段意外性もないが、ラストの大立ち回りで毀れた内臓を掴んで振り回す映像とかのはじけっぷりはなかなか印象的だった。【K1】
10/17 『フレッシュプリキュア!』 第29話「謎だらけの男!カオルちゃんの正体!?」(09/8/26放映)
いささか話が急展開過ぎるのだが、コメディ回としてはまずまず楽しめた。
どう見てもルパンのコスプレとしか思えないカオルちゃんの扮装はともかくとして、決めるべきシーンで尻尾が生えていて全て台無しになってしまうところなんかはフツーに良かったと思う。大胆にデフォルメされたキャラ画やらプリキュアが4人同時にキックを決めるあたりなどの演出は良かった。【K1】
10/16 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第22話「激昂」(09/8/28放映)
香港ノワールでおなじみのお互いに拳銃を向け合い睨み合うシーン。礼拝堂という空間がまたその雰囲気を盛り上げるのだが、どのみち今はまだやり合うわけないんでしょ。ってのが分かっている分だけ、緊迫感はいささか薄く感じられるのが残念。【K1】
10/15 『涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション)』 第12話「涼宮ハルヒの溜息 III」(09/8/27放映)
止まるところを知らないハルヒの暴走は続く。
このはしゃっぎぷりを可愛いと見るか、流石に少々やりすぎだろうと見るかは難しいところ。
みくるちゃんへの羞恥プレイの数々。特に人の目があったりすると、見ているこちらまでキョンの恥ずかしさを共有しそうになる。パターンではあるが、見せ方が上手い。
ちょっと引き気味の構図と随所で見せる芝居動作も印象的だった。【K1】
10/15 『狼と香辛料U』 第8話「狼と蠱惑的な旅人」(09/8/27放映)
港町の酒場で店主に支払う代金をきちんと見せておいて、その後訪れた酒場でヘレーナに手渡す代金が酒一杯分の代金以上であることをきちんと映像で見せることで、情報料込みのものであることを示す。こういう地味ではあるが、セリフに頼らない演出をきちんとやっているだけで好感が持てる。
また前回どう見ても初対面としか思えなかったロレンスと宿屋の主・アロルドだが、実はロレンスが今回3度目の投宿でまともな会話をしたのはこれが始めてだったというのも、その前後の会話を含めてちょっと面白かった。【K1】
10/14 『バスカッシュ!』 第21話「「トータル・エクリプス」」(09/8/27放映)
前回ミユキとの関係を清算して(笑)、今回はアランことフローラの失恋を描く。
正直な話、今までの展開を通じてフローラ姫の存在の必要性があまり感じられず、せっかくの男装という性倒錯的な設定も全く活かせていなかったのだが、今回だけに限って言えば「キンタマ」とか言わせたり(←ここ、大事な所なんで強調)、水に濡れてのお約束焚き火でドキドキイベントなども盛り込まれており、ようやく満足出来た感じ。
真っ直ぐなダンの姿に改めて自らの恋心を自覚し、そして同時にその恋が実らないことを悟り、そしてルージュのために前へ進もうとするダンのために道を切り開く決意をする心情の流れも十分に納得のいくものだったし、正体を明かすことで旅が終わってしまうのでなく、以前と変わらぬ関係が続くことを予感させるダンの振る舞いなども良かったと思う。EDロール後のオチも含めて。【K1】
10/14 『CANAAN』 第8話「第八話 乞」(09/8/25放映)
シリーズ開始初めて作品のウリとも言うべきアクションが全くないエピソード。
その分カナンとマリアのいちゃいちゃぶりをたっぷりと堪能出来るつくりになっている。星明りの下での告白は倒錯的なものを感じさせない、それでいながら聞いていて赤面してしまいそうな雰囲気が描かれていた。
感情の色が見えなくとも伝わる気持ち、そして逆に伝わることのない気持ち。カナンを挟んで対照的な関係となるマリアとハッコーの描き方も上手かった。ハッコーは自ら「声」を封印することで、さらに自らの感情を伝えることが出来ないという設定も活きている。【K1】
10/13 『フレッシュプリキュア!』 第28話「大切な記憶!おじいちゃんとの思い出!!」(09/8/24放映)
さしずめ、『ALWAYS四葉町商店街の夕日』と言ったところか。
ただノスタルジックな雰囲気を出そうとするあまりに、ラブの子供時代なのに、その舞台設定が昭和テイストなのはいささかやりすぎだろうと思う。まぁステロタイプで分かりやすく郷愁を掻き立てるイメージなんだろうけど。安易だなぁ。【K1】
10/12 『懺・さよなら絶望先生』 第8話「「あぁサプライズだよ、と私はうつろに呟くのであったパート2」/「告白縮緬組」/「最後の、そして始まりのエノデン」」(09/8/24放映)
Cパート。何かスゲーの来た。これだけ尖がった非アニメ的な、それいながらアニメでしかありえない演出の作品をひさしぶりに見た。あまりのセンスの良さに思わず見返してしまう。演出は『まりあ†ほりっく』の毎回エピソードに合わせて微妙に変えられたエンディングで印象的だった、劇団イヌカレー。見たこともないような映像でありながら全編に漂う『銀河鉄道の夜』や『銀河鉄道999』をどこか連想させるノスタルジックなイメージの連鎖も素晴らしい。
ここしばらくは面白くはあるんだけれども、演出的には特に目新しさのないマンネリ気味な感じだったので、これは良い刺激になった。またやって欲しいものだが、この演出を受け入れる作品となると、流石にそうはないだろうなぁ。【K1】
10/11 『フレッシュプリキュア!』 第27話「夏だ!祭りだ!オードリー!!」(09/8/23放映)
昨年のタムケンに引き続き、今年はオードリーがカメオ出演。
lこれはもう毎年の恒例行事になるのかな。正直お笑いは良く分からないんだけれども、芸人の持ちネタを絡めて何とか頑張って脚本を作っている点には好感が持てる。
個人的にはせつなの天然ボケぶりが、ちょっと面白かったんで、そこらへんをもう少しクローズアップして欲しかったけれども。【K1】
10/10 『化物語』 第7話「第漆話 するがモンキー 其ノ貮」(09/8/22放映)
今回も前回以上に延々と続く会話劇だが、テンポ良いカット割や意味不明のカットの挿入など、非常にセンスが良く飽きさせない。
薄々は予測していたが、神原駿河がレズっ娘なのがさらにポイント高めです。斎藤環さんがお気に入りのキャラなわけです(朝日新聞の書評欄?にそんなこと書いていた(笑))。【K1】
10/9 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第21話「遺恨!くろがね屋の一番長い日 後編」(09/8/22放映)
過去の記憶の中で全滅したと思っていたくろがね5人衆どころか、じいちゃんまで形を変えて再登場するのには驚かされた。さらには暗黒寺にガミアQと姿を消していたキャラたちがこぞって再登場を果たすエピソードだった。
もちろんゴッドスクランダーを装着したマジンガーの、エネルガーZを全く寄せ付けない圧倒的なパワーは非常にカタルシスがあったし、紆余曲折の末に結ばれる母子の絆も、湿っぽい涙や甘ったるい情感とは無縁の、それでいて強固なものを感じさせる素晴らしいものであった。【K1】
10/8 『咲 -Saki-』 第20話「第20局 『姉妹』」(09/8/21放映)
原作を消化してのオリジナル展開。まずは阿漕な水着回(苦笑)。
所々に見られるのどっちの髪のウネウネ感やらかなチンの妙な動きなどから予測はしていたが、やはり田中宏紀の原画によるものだった(コンテも担当していたが)。でも、制作スケジュールがタイトだったのか、全体的にハッとさせられるような画は少なかった。残念です。女の子がキャッキャウフフしてる画をいっぱい堪能したんで、取りあえずは満足だけれども。【K1】
10/7 『涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション)』 第11話「涼宮ハルヒの溜息 II」(09/8/20放映)
迷作「朝比奈ミクルの冒険」のメイキング映像・その2。
結局前作では描かれなかった問題作の舞台裏。
映画の合間合間に挿入されていた謎のCMシーンの理由など、意味不明だったカットの数々が明らかになる過程は確かに楽しい。正直時期を逸してしまっている気はするが(苦笑)。それでも、覚えているんだから、やはりそれだけあの第1話は衝撃的だったということなのだろう。
みくるの飲みさしのペットボトルを取り上げるハルヒの行動は、もちろんキョンとみくるの親密さに対する嫉妬と受け取れるわけだが、焦らせたり照れたりさせない清々しさがいかにもハルヒらしくて良い。
監督→大監督→超監督、へとグレードアップを続ける腕章が、ハルヒのはしゃぎっぷりの度合いを表しているようで、馬鹿馬鹿しくもあり、かつ微笑ましかった。【K1】
10/6 『狼と香辛料U』 第7話「狼と戯れの日々」(09/8/20放映)
新章スタート。
ロレンスとホロの今まで以上に縮まった距離感を感じさせる会話の応酬に終始ニヤニヤさせられっぱなしだった。
戯れては相手の気を惹こうとし、上手くいってはほくそ笑み、見抜かれてはイライラし、唐突に素直になっては相手を戸惑わせたり、と他作品ではちょっと見られない(耳に出来ない)両者の関係が、やはりこの作品の肝なのだと実感させられる。
雪に閉ざされつつある北欧風の港町の背景美術も美しく、旅の醍醐味の1つである見知らぬ風物に接しているような気分にさせられる。また、ロレンスたちの泊まる宿屋の通りに面した板に所々隙間があり、その隙間から朝の光が差し込むだが、そういう細かい舞台設定にも感心させられる。【K1】
10/5 『CANAAN』 第7話「第七話 慕漂」(09/8/18放映)
アクション映画などにおいてしばしば導入される時間制限ほどに、アクションを盛り上げる設定はそうはないだろう。事態も登場人物の思惑も、その臨界点目指して全てが加速されてゆく。タイムリミットが近づくほどに逆説的に間延びされる時間が、さらに濃厚な空間を生み出す。
テロリストにより占拠された会議場。貧者の核とすら呼ばれるバイオ兵器によるウィルス感染。超大国の威信を賭けた愚かしい爆撃命令。時を刻むごとに、悪化してゆく事態。そして刻々と迫る破滅の時。まさに手に汗握る見せ場の連続で息をつく暇すら与えられない。
奇跡的な破滅からの回避の結果、失われる?カナンの特殊能力。その結果を引き起こすこととなった能力の酷使は、その結果が当然のことと納得できるような描きこまれ方で、これにも非常に感心させられた。【K1】
10/4 『懺・さよなら絶望先生』 第7話「「アンドロイドは機械の花嫁の夢を見る」/「将軍失格」/「あぁサプライズだよ、と私はうつろに呟くのであった」」(09/8/17放映)
アバンでの前巻までのあらすじを読み上げる斎藤千和の演技が話数を増すごとにノリノリというかヤケクソ気味になってきて、ある意味そこで一番笑える。
ゲストキャラの冬将軍とか新キャラ2名の声優が妙に豪華で、何だか今回は声優の演技が楽しめる感じだった。【K1】
10/3 『化物語』 第6話「するがモンキー 其ノ壹」(09/8/15放映)
センス抜群の構図に見事なカット割りのタイミング、カット間に紛れ込まれた意味の連鎖から外れた意味があるのかどうか判別しがたいカットの数々。阿良々木と
戦場ヶ原ひたぎ、神原駿河、八九寺真宵、そして羽川翼の会話のみで全編がほとんど進行してゆくのだが全く間延びを感じさせない。特に羽川との携帯電話を利用した会話は随所で阿良々木のカットし、さらには字幕で語られる阿良々木のそれすらも伏字が多用されており、視聴者は前後の羽川のセリフなどからそれを推察するしかない。カットをわざわざ止めて確認させるだけではなく、さらに視聴者に推察を促す演出は賛否両論だろうが、視聴者の注意を画面に惹き付ける手法としてはなかなか面白い試みではある。今までの演出も十分に素晴らしいものではあるが、それでも今回のそれはさらに頭1つ抜けている。
また今回が初登場となる神原駿河のキャラもメインヒロインである戦場ヶ原ひたぎに負けず劣らずにエキセントリックな雰囲気を漂わせていてインパクト十分だった。【K1】
10/2 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第20話「遺恨!くろがね屋の一番長い日 中編」(09/8/15放映)
回想の中でのエネルガーZのパイルダーシーンが奇抜で笑ってしまう。確かに背中のつばさみたいなの、何かと思っていたけれど、まさかバイクで駆け上がるための滑走路だったとは。よく考えられているというか、そんな馬鹿馬鹿しいことを良く思いつくもんだ。
前編ではナレーション(CV:玄田哲章)の「エネルガーZ!」のシャウトで引いていたに対し、中編では錦織つばさ(CV:一城みゆ希)の「ゴッドスクランダー」の叫び声で締められる。こりゃあまだまだ燃える展開です。【K1】
10/1 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第20話「故郷」(09/8/14放映)
アバンからOP、Aパートにかけての学園ラブコメって感じの展開がなかなかのサプライズ。
もう少しこの平和な雰囲気を楽しみたくはあったが、早くもキャルとの再会など、不穏な空気を感じさせる展開に。
ただその短い中でも、アバンで早苗のチョップを受ける間の抜けた姿と、Bパートで早苗の背後からの攻撃を察知してすかさず反撃する姿の対照など、玲二の精神状態の有り様を映像として見せている。
またどこまで演技なのか分からないが、ふつーの女子高生として振舞う江漣(CV:高垣彩陽)の演技が妙に空々しいというか違和感があってちょっと面白い。そしてその違和感は、その振る舞いに違和感のない玲二との対照を感じさせもするところがなかなか上手く、これも感心させられた。【K1】
9/30 『咲 -Saki-』 第19話「第19局 『友達』」(09/8/14放映)
県予選大会団体戦決勝戦の決着。
まぁ結局のところ、運任せとしか思えない牌の引きによる決着と言えばその通りなんだけれども、それは言わない約束。どうしても運の要素が絡んでくる勝負事を描いた作品では多少は仕方のないことで、それらを所与の条件として引き受けた上でそこからさらにどうするかが問題になってくるわけで。むしろこの作品ではその不自然さをさらに強調する形で描いている。今回で言えば謎の停電をあたかも衣が引き起こしたかのような描写がそれで、停電と衣の力との因果関係ははっきりと示されるわけではないが、それは関連付けせざるを得ないような描かれ方をなされている。
しかし今回の見所はそのような勝ち負けの問題ではなく、青臭くはあるが麻雀を通じて育まれる友情にあるだろう。その強大な力により対戦者に畏怖の感情を抱かせるばかりだった衣が咲という存在を得て敗北を通して初めて麻雀の楽しさを知り、今までそこにあるのに眼を向けることがなかった「友達」の存在に気付く。それは和という存在を得て、麻雀の楽しさを知り、麻雀を通した友情を育んだった咲自身の姿でもあるわけで、それは同じ決勝戦の卓を囲んだ華菜やかじゅにも共通したドラマでもある。
バトルを通じて友情を育むバトル系少年漫画からヤオイが生まれたように、そこに百合色満載のカップリングを想起させるようになった本作は、ある意味少年系バトル漫画の後継者とも言える存在だろう。
って、何だか最終話めいた総括になりつつあるが、良い最終回でした(咲と和の寝顔が、世界大会で完全無欠の全勝を成し遂げた『リンかけ』のJr.ユースのそれとダブって見えるK1でした(笑))。【K1
9/30 『狼と香辛料U』 第6話「第六幕 狼と信ずべき神」(09/8/13放映)
クメルスン編最終話。
結局のところ全てはホロの計算のウチ、ってことなんだけれども、わざわざ全てセリフで語ってくれるのにいささかウンザリする。そしてそのわりにはあまり納得も出来ない。ホロがロレンスに黙って行動に出たのは、もちろんロレンスの煮え切らない態度に対する怒りと、その覚悟のほどを確認するためだろうが。にしても、突飛過ぎると思う。
ディアナがホロと同様異郷の神の化身であることも正直あまりストーリーに関係あるように思えず、蛇足のように思える。
ま、細かい辻褄合わせなどはほどほどで、ホロとロレンスの痴話喧嘩を素直に楽しんでおけば良いのだろうが。【K1】
9/29 『涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション)』 第10話「涼宮ハルヒの溜息 I」(09/8/13放映)
SOS団自主制作による問題作(笑)「朝比奈ミクルの冒険」制作編・その1。
今回は文化祭へ向けて張り切るハルヒのアップが多く、そのどれもがいつもよりちょこっと丸っこく描かれており、それが非常に可愛らしくて印象的だった。
いかにも『けいおん!』で軽音部ガールズを可愛らしく描いて見せた山田尚子らしい演出だった。【K1】
9/29 『バスカッシュ!』 第20話「「フィットイン・ブレーク」」(09/8/13放映)
今回ようやくED映像が完成したが、CGによるダンスシーンは、同じ土俵で勝負しているだけに『フレッシュ!プリキュア』に比べるとはっきり見劣りしてしまうのが残念ではある。
本編はミユキが技術者としてステップアップしたりするエピソードなわけだけれども、彼女自身を成長させる理由や必要が今ひとつわからない。まぁダンとの絆の再確認とか、単体で見ている分にはさほど問題はなく見られるものにはなっているが。【K1】
9/28 『CANAAN』 第6話「第六話 LOVE & PIECE」(09/8/11放映)
本編とまるっきり関係ない所でのアメリカ大統領のノリノリ演説が妙に面白かった。
真面目に本編について語るとすると、テロリストによって占拠された対テロ国際会議で逃げ惑う群集のモブが今回も非常に細かく各人の動作が描きこまれていて、その場の恐慌ぶりが良く描かれている。
派手な見せ場こそないものの、次々と悪化してゆく状況、高まってゆく緊迫感を盛り上げるコンテも素晴らしかった。【K1】
9/27 『懺・さよなら絶望先生』 第6話「「マディソン郡のはしか」/「夜の多角形」/「ライ麦畑で見逃してパート2」」(09/8/10放映)
AB両パート共に望が女生徒をたぶらかすネタで統一されている。全然いちゃいちゃ微笑ましくならないのがこの作品らしい。
絶望先生絵描き歌での井上麻里奈の画力の高さに驚いたが、これもう全然絵描き関係なくね?(笑)【K1】
9/26 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第19話「第19話 『死なざる者の死』」(09/8/9放映)
焔の錬金術師・マスタング大佐vs人造人間・ラスト。
攻守が目まぐるしく入れ替わる緊迫感のあるバトル。特に両者の最後の立ち回りは、爆炎のエフェクト処理やら炎で焼け焦がれるラストの姿などのビジュアルも強烈で、非常に印象的だった。
ただラストの登場シーンで、その豊満なボインちゃんが揺れるのが話の流れからしても分かるんだけれども、何だか作品のカラーに合わない妙な感じだった。胸が揺れりゃあ何だって良いわけではないことを学びました(笑)。【K1】
9/25 『亡念のザムド』 第19話「第十九話 偶発 ロマンス開花」(09/8/8放映)
アキユキ、ナキアミ、紅舟の3者3様、それぞれの旅立ちと別れ。
3者の立場の対比はそれなりに上手く描けているとは思うが、ハルが先端島を飛び出してからたった1週でアキユキと呆気なく再会を果たしたりするのは普通に考えるとあり得ないんだけど。ただそのアキユキとハルの再会シーンは演出、作画ともに気合の入ったもので、主人公の復活劇も合わせたなかなかの盛り上がりではあった。ま、それもこの作品のいつものパターンではある。
それぞれが旅の終着点へ向けての旅立ちを始め、そして新たな新展開へと向かうフックとしての、不気味なヒルケン皇帝の存在感などはなかなか興味を惹くものがあった。【K1】
9/24 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第19話「遺恨!くろがね屋の一番長い日 前編」(09/8/8放映)
原作でも描かれていたブロッケンの頭サッカーネタ。
そして旧アニメ版では兜剣造の義理の息子として登場した剣鉄也が役割を代えて登場する。
しかも前年に「奇想奇抜〜永井豪の40年〜 開催記念限定品」として発売されたマジンガーZの初期アイディアにあたるエネルガーZがまさかの登場。頭部のパイルダーがドッキングするところに、バイクがそのまま合体するという奇抜なデザインもそのまま活かされていて思わず大爆笑。
なんつーか、ネタのチョイスの仕方が最高ですわ。欲を言えば『デビルマン』のジンメンのように全身に人質を取り込んだ機械獣を使ったブロッケンの卑劣かつ残虐な作戦も見たかったが、流石にそれは無理があるのか。【K1】
9/24 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第19話「王者をねらえ」(09/8/8放映)
Aパートでの『ハヤテのごとく!』トレーディングカードゲームを使った阿漕な宣伝にちょっと笑った。今更『遊戯王』ネタかよ、とも思うけれど、まだ新シリーズも続いているので、問題はないのか。【K1】
9/23 『咲 -Saki-』 第18話「第18局 『繋がり』」(09/8/7放映)
追い詰められた中で蘇る麻雀を通した「繋がり」。
対局すればするほどにそれを失ってきたと感じている衣との対照も巧みで、きちんとサブキャラにも見せ場が用意されていて、しかもそれらが何だかほのかに百合臭をかもし出しているのが、いかにもこの作品らしい。【K1】
9/22 『狼と香辛料U』 第5話「第五幕 狼と希望と絶望」(09/8/6放映)
勝敗の分かっている出来レースを盛り上げるために色々と趣向を凝らしている。
前回同様に回想以外でのホロの台詞を注意深く排除することでその真意を分かり難くし、さらにロレンスに自らの気持ちにはっきりと自覚させその上で希望を与え、そして絶望へと突き落とす。希望の後だからこそその絶望がより深くなるという嫌らしい構成には感心させられた。
可愛いホロの登場が少ないのは残念だけれども、それも狙っての脚本、演出なので仕方がない。【K1】
9/21 『涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション)』 第9話「エンドレスエイト」(09/8/6放映)
一体どれだけ続けるのかと視聴者を呆れさせた問題作「エンドレスエイト」編?終了。
ただあれだけ引っ張っておいて、結局ハルヒとキョンの仲にまるっきり進展はなく拍子抜け。
数回分までは、ほぼまるっきり同じ脚本を演出、作画を変えて繰り返すというその斬新な試みに感心もしたものだが、流石に合計8回にわたって繰り返されると、正直かなりツライものがあった。そのお陰でこの繰り返しの悪夢から抜け出せることに対する喜びはキャラたちとかなり共有することが出来たが(苦笑)。
アニメ史上前代未聞の試みだろうし、そしてこの後も決して繰り返されることはないだろうが、終わってみればある意味もう2度と味わえない貴重な体験だったと思えなくもない。【K1】
9/20 『CANAAN』 第5話「第五話 灯ダチ」(09/8/4放映)
ユンユンの社会の下層でも前向きな生き方を貫く明るさと、組織の末端としてゴミくずのように扱われるみじめな影との部分の対比が、シリアスになり過ぎることなく軽妙なタッチで描かれている。
そして彼女自身がその身で体現する光と影、日常と非日常が、それぞれ別種の世界に生きるカナンとマリアとを再び結びつける吸引役として機能している構成にもちょっと感心させられた。【K1】
9/19 『うみねこのなく頃に』 第5話「episode I-V fool’s mate」(09/8/3放映)
ループする世界、繰り返される惨劇。前シリーズで既にそれらの種は明かされてしまっており、いかに内容が変わっていようが所詮は『ひぐらし』の二番煎じとしか受け取られない中で、どのようにして作品を成立させるか、という難題に対してこの作品は最初から堂々と魔女の存在を明らかにし、舞台を同じくした別種の惨劇がループすることを前提として物語が語られることをはっきりと明言する。
その過程で前作のヒロインとも言うべき古手梨花を魔女ベルンカステルとして登場することで、前作のファンを驚かせるとともに、さらには興味を惹かせることで購買欲までをも喚起出来る。まさに一石二鳥。
シリーズものの難しさと、シリーズものの美味しさを実に巧みに処理/利用していて感心させられる。
また今回は第1エピソードの最終回のためか、菊地洋子作監によるキャラ修正も良く、眼福だった。【K1】
9/18 『フレッシュプリキュア!』 第26話「4つのハート!私も踊りたい!!」(09/8/2放映)
キュアパッションの本格加入でOPEDがそれぞれリニューアル。
OPでのキュアパッションのカットは無理やり入れました感が出まくっていて、ちょっと苦笑してしまう。
前回同様に、CGを使ったダンスEDは表情やら髪の表現などにまだ改善の余地は見られるものの、この手のものとしてはかなり見られるレベルに仕上がっていて今回も感心させられた。ダンスの振り付けは、さほど良いとも思えないものの、これぐらいが実際に歌いながら踊れる現実的なレベルなのだろうなぁ。【K1】
9/17 『亡念のザムド』 第18話「第十八話 そこから何が 見えるか」(09/8/1放映)
ナキアミとクジレイカ、ハルとミドリ。2組の姉妹のすれ違い。
共に妹のことを大切に思いながらも妹の気持ちを汲み取ることが出来ずに、その結果、妹を危険なところに追いやってしまう。そのことに対するナキアミの後悔、そして姉に対して反発する2者の妹の心情はまぁ分かる。
ただ、フルイチを死に追いやった軍に妹預けたまま放り出して恋人を捜しに旅立つハルの心情は全く理解出来ない。これじゃあ妹よりも男を取った薄情な女としか思えないんだけれども、その旅立ちは何だか妙に前向きでまるっきり心配事など後に残していないようにしか見えないんで判断に困る。【K1】
9/16 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第18話「消滅!ミケーネの最後日!」(09/8/1放映)
山下将仁メカ作画監督による、ゼウスvsハーデス戦がど派手なエフェクトで非常に見応えがあった。
ミケーネ人としての使命、Dr.ヘルへの忠誠心の狭間で苦悩するあしゅら男爵が非常にこゆく描かれていて終始主人公扱いだったのには、ちょっと笑った。【K1】
9/16 『化物語』 第5話「まよいマイマイ 其ノ參」(09/8/1放映)
阿良々木と八九寺真宵の会話は3回目ともなると、ちょっとくどい。正直ありえない会話の流れだし。微妙にモノローグを変えたりしているので、その差異を楽しむわけではあるけれども、軽妙な会話というには程遠いと思う。
また原作小説ではどのように処理しているのか分からないけれども、阿良々木の眼には映り戦場ヶ原ひたぎの眼には映らない八九寺真宵の存在は、見える/見えないという極めて映像処理が難しくだからこそ極めて映像的な題材と思うのだが、ちょっとそのあたりに対しての目配せがあまり感じられないのは残念だった。
とは言ってもひたぎのその特異なキャラに相応しい特異で唐突な(もちろん、今シリーズの第1話で想像はついてはいたが)告白は、なかなか印象的で記憶に残るものだった。【K1】
9/15 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第18話「ホワイトデーの懲りない人々」(09/8/1放映)
OP、EDがリニューアル。
女性陣のエロいポージングに、切れ味抜群のアクション、テンポの良いカット割りに見事な構図、それでいながらこれまでのストーリーとこれからの展開までをもソツなく入れ込むOPの出来があまりに素晴らしく、見終わった瞬間に思わず巻き戻してもう一度見直してしまった。まさかの紺野直幸コンテ、原画で、久しぶりにその仕事ぶりを拝見したが、石の森章太郎キャラじゃなくても(笑)やっぱりめっちゃ上手い。
OPばかりに目を奪われてしまうが、肝心の本編はどう考えてもヒロインとしか思えないヒナギクさんメインのホワイトデーネタで、素直になれずにソンな役回りばかりを演じてしまう彼女の魅力を十分に堪能できるエピソードで、これまた満足だった。天の声(ナレーション)に合わせたような形になった新EDもにくいぐらいにピッタリ嵌っていて、第1回のお披露目としてはこれまた十分な演出だった。【K1】
9/14 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第18話「対決」(09/7/31放映)
タイトル通りにレイジとエレン、そしてクロウディアとリズィの対決とその顛末。
野望のために親友を裏切り、全てを犠牲にしそしてついには己自身も破滅させたクロウディアの最期。
浜辺を駆け、そして唐突に歩みを止めるその姿が、まさに駆け抜けたと表現するに相応しい彼女自身の生の隠喩となっていて、非常に印象深い。
同様にエレンの手に掛けられることを願うレイジ。そのレイジに向かって語りかけるエレンの、仮面の下に隠された想いのたけを全てぶつけるかのような激しい告白が心に響く。レイジがその身に刻み込んだ傷が文字通り愛の傷跡となってエレンの心にまで刻み込まれていることすら感じさせる。高垣彩陽のぎこちなさを感じさせる演技も揺れる感情を良く表現していた。
原作者自身の脚本による素晴らしいエピソードだったが、ただ生死不明のままだったキャルの生存を次回予告でばらしてしまうのは流石に興ざめだと思う(いや、もちろんゲーム版はやったから、知ってはいるんだけれどもね)。【K1】
9/13 『狼と香辛料U』 第4話「第四幕 狼と浅知恵の末路」(09/7/30放映)
アマーティの「霊感商法」に対して、鉱石の値下げを意図的に起こそうとするロレンスの策は、いわゆる「流言の流布」ってヤツになるのかな? どちらにしてもいわゆる悪徳商法になる。現代の商取引法で禁止されている行為を遅れた文明圏の中で使えばそりゃあぼろ儲け出来るだろうなぁ。ぐらいの感慨しか浮かばない。もちろん、そんなことを期待して見ているわけではないので、別段構いはしないのだが。
ロレンスとホロとの間に生じた亀裂をより決定的に見せるために、今回ホロのセリフがロレンスの妄想?の中以外1つもなく、その真意が読み取りづらくなっている。両者の軽妙な会話が作品のウリであるのだが、それを敢えて封じることで両者の亀裂の深さを上手く表現している。とは言え同時に、マルクなんかがホロの意図を読み取っているので(もちろん、それが正解かどうかは不明ではあるが)、深刻になりすぎることはなくい展開にきちんとなっている。そのバランス感が良い。【K1】
9/12 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第17話「第十七話 暗夜杭路」(09/7/28放映)
美邦様の周囲で今までごく自然に当たり前のように起こってきた怪異現象(水蛭子の存在とか美邦様に虚偽の申し立てをしたものがぺしゃんこになったり、など)に香凛がツッコミを入れていたのが、妙に面白かった。香凛のそれはごく当然の反応で、そこで人が死んだり食われたりしている状況なのに、どこかしら妙にコミカルに見える演出が素晴らしかった。
武彦の告白に失踪にと色々あったが、今回は香凛の浮き沈みの激しい人生やそのリアクションの数々が楽しかった。名コメディアンの素質あり、です。【K1】
9/12 『CANAAN』 第4話「第四話 呉れ泥む」(09/7/28放映)
カナンとアルファルドとの第一戦。
カナンとマリアとの仲を切り裂き、その心に憎しみを植えつけようとするアルファルドの意図は分からなくもないし、同時にそのアルファルドの狙いを正確に把握しマリアを失わないためにアルファルドの殺害を目論むカナンの心境も分からなくはないのだが、何がそこまで両者を駆り立てるのかという動機付けはいささか薄いように感じる。
前回のマリアのカナンを無条件に信じている態度もいささか腑に落ちないものがあったが。
もちろん、今回も個々のアクションは非常に見応えのあるものになっているので、十分に満足の出来る内容ではある。【K1】
9/11 『懺・さよなら絶望先生』 第4話「余は如何にして真人間となりし乎/祝系図/ドクトル・カホゴパート2」(09/7/27放映)
Bパート。
元ネタを忘れていたので、背景の海が書割なのは、またシャフト演出かと思っていました(苦笑)。
後、EDロール後の「絶望先生絵描き歌」のコーナーで、まといと霧が歌の最中にボロボロになっているのが何だか意味深で気になった。【K1】
9/10 『GUINSAGA - グイン・サーガ -』 第17話「さらば愛しきひとよ(前編)」(09/7/26放映)
それぞれの登場人物が運命の転機を迎える重要話の前編だからか、いつもより力が入っていたように感じられる。話の展開はツッコミどころ満載だったりするが(例えば魔道師があんなに簡単に敵の居城へ侵入できるのなら暗殺なんてお手軽だろうに、とか)、それでも何かが起ころうとするうねりのようなものは感じられる。
あれだけツンツンしていたアムネリスのデレ一直線の可愛らしさや有頂天ぶりも、この先の悲劇が予測出来るようで(もちろんこの辺りは原作も読んでいるんだけれどもね)微笑ましく良かった。【K1】
9/9 『しゅごキャラ!!どきっ』 第93話「ほしな歌唄、未来への飛翔!」(09/7/26放映)
毎回安定した演出と作画で飽きさせないんだけれども、歌唄の登場回はやはり気合の入り方が1段違っているように感じる。今回は久しぶりに新曲もあって、さらにイイ感じに仕上がっていた。相変わらず微妙にKYなエルが、今回もちょっとウザかわいかった。【K1】
9/8 『化物語』 第4話「まよいマイマイ 其ノ貮」(09/7/25放映)
「まよいマイマイ」第2話。
「ひたぎクラブ」でのいかにもシャフト的なスタイリッシュなOPとは打って変わった板垣敦によるキャッチーで賑々しいOPに驚かされる。しかもEDがウエダハジメという実に嬉しいサプライズ。
本編に関しては、今回も西尾維新らしい語呂合わせだったり、それに合わせた演出として阿良々木の眼の中がグルグルと廻っていたりしていたのが印象的だった。【K1】
9/7 『咲 -Saki-』 第16話「第16局 『結託』」(09/7/24放映)
県予選団体決勝戦。
どうやっても「運」の要素が絡むゲームにおいて誰しも、絶体絶命の危機に瀕した主人公がここぞという一番で逆転の一手を引き当てるというシーンを目にしたことがあるだろう。そんな都合良く行くはずがない、不自然だ、という一部の声を無視しつつこの手の描写は未だに多く量産されつつある。
その不自然さをいかに取り繕うかが、この手の作品の出来不出来を判断する際の1つの基準とすらなるだろう。
麻雀は特に「運」に左右されるゲームであり、当然いかにこの問題を処理するかの力量がこの作品でも問われることになる。
しかるに、この作品では自然さを装おうとしない。いやむしろその不自然さを強調するかのごとき解説すら藤田プロの口から語られる。相手のテンパイすら許さない常識では考えられない衣の卓上で見せる支配力。しかしその不自然さが、彼女をより強大なライバルとしての屹立させる見事さ。そしてそのことが衣をさらなる孤独へと追いやるというドラマもそこに相俟っている。
次回以降の咲の反撃の狼煙や、為す術もなく蹂躙される一方で見せ場の全くない華菜の見せるガッツにも期待が出来る。【K1】
9/6 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第17話「真相」(09/7/24放映)
全ての真相が明らかになり、それぞれの登場人物を取り巻く情勢が目まぐるしく2転3転する劇的な展開を丁寧に上手く描いている。
友人とも言えるリズィを欺いてさえ策謀を巡らしインフェルノでの地位を築きあげようとするクロウディアの野望の原風景とも言うべき回想の挿入や、旅立ち前の悟桐と美緒の会話などを絡めた悟桐と志賀との絆と、その残酷な結末などはどちらも短いながらも単純なセリフに還元出来ない心の襞を連想させるものだった。
また車両上でのレイジとエレン(アイン)の劇的な再会も、両者の間に漲る驚きや押し殺した感情を感じさせる。
何より、志賀さんが前回思っていた以上のバカでなくって良かったです(笑)。【K1】
9/5 『狼と香辛料U』 第3話「第三幕 狼と埋まらない溝」(09/7/23放映)
貴金属に何らかの付加価値があるかのように見せかけてそれらを高値で売買するアマーティの商法は、いわゆる「霊感商法」にあたるのかな? まぁ友人の露天商も小麦に違法な?混ぜ物をしているようだし、商取引法がきちんと明文化されていない世界では、倫理感も当然薄いのだろう。
ロレンスとホロとの間に生じる決定的な溝。ホロがロレンスとの旅そのものと帰郷のいずれに重きを置いているのか今ひとつ分かりづらいところがあり、そのことが今回のホロの受ける衝撃をいささか軽くしてしまっている感は否めない。ロレンスのいずれ来る別離の寂しさから迂闊なセリフを口走ってしまうようなところがあれば良かったのだが。それでも、故郷を失ったホロの悲しみや、そしてそれを知って黙っていたロレンスに対して募る不信感、さらには衝撃的な「子作り」発言へと至る心情は良く描けている。そしてそれを思わず感情のままに口走ってしまった言葉を謝罪するだけの理性を持ち合わせていることが、ここでは裏腹に両者の和解を不可能にしてしまっているのも良かった。
もちろん次回はアマーティを道化役にして、以前以上のいちゃいちゃぶりを取り戻してくれるものと思っております。【K1】
9/4 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第16話「第十六話 狂乱樹獄」(09/7/21放映)
今までピンと来なかった森林の脅威が、遺伝子操作によって生み出された植物による生態系の危機によってグンと分かりやすく示された。森林資源の保全、拡充が唱えられる昨今、行き過ぎた環境保護に対する皮肉なんかもこの作品には感じられるのだが、結局諸悪の根源はやはり人が科学技術により生み出した歪みへと帰着しそうな雰囲気になってきた。ワンパターンだなぁ、とは思うが、問題の所在は明らかになったんで、見易くはなる。
あと、科学技術と言えば妙にオカルテッィクな水蛭子様の存在などはどうなっているんだろう? ごく当たり前の事象のように扱われているのは流石にちょっとおかしいような気はするのだが…。この先そのことについてもきちんと語られるのかな?【K1】
9/4 『CANAAN』 第3話「第三話 阿断事」(09/7/21放映)
カナンとマリアの上海デートとカナンの持つ特殊な能力が明かされる。
まず初回とそれに続く第2話は理屈を抜きにしたアクションで魅せ、そして第3話からはドラマや伏線で視聴者の興味を惹きつける真っ当なシリーズ構成。
カナンの超人的な戦闘能力を知っている視聴者からすれば、カナンを齢相応の少女としてしか見ていないマリアの態度はいささか不可解ではあるが、ここ数回で見てきたマリアに相応しくもある。ただカナンが戦場で生まれ育ち戦闘訓練を受けていたことを知っており、今までの銃撃戦を目撃していてもなお無条件に信じているのは、単に能天気なだけにも見え、その描き方やこちらの受け止め方も難しいところではある。
カナンとマリアの絆については今後を期待と言うことで。【K1】
9/3 『うみねこのなく頃に』 第3話「episode I-III dubious move」(09/7/20放映)
肉親や友人、知人が殺害され、さらにはその犯人が徘徊、もしくは紛れん込んでいるという極限状況下にしては、各人の行動や心理状態にそれらが反映されてないように思える。もちろん実際にそのような場面には幸いにして遭遇したことはないので、あくまでそのように「見える」という話だが。でも、まぁ姿無き殺人者の手によって次々と起こる連続殺人事件という展開はやはり面白い。しかもそれがチェーンでロックされた密室での殺人となると尚更。
半壊した紗音の顔や、絵羽・秀吉の死体など、今回もショッキングな映像が印象的だった。【K1】
9/3 『懺・さよなら絶望先生』 第3話「×の悲劇/私は日本には帰りません そういう決心をできませんでした/ドクトル・カホゴ」(09/7/20放映)
OPがこれまでのサブタイトル画面の繋ぎ中心のものから、きちんとしたものに変更。この形式もこのシリーズではもうお約束になりつつある。今回もふつーに楽しめるが、演出もちょっとパターン化しつつあり、多少のアクセントが欲しくなってはきている。【K1】
9/2 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第16話「第16話 『戦友の足跡』」(09/7/19放映)
エルリック兄弟、ウィンリィがヒューズの死を知らされるエピソード。
全編その一事のみに絞って描かれたエピソードで、特筆すべき点があるわけでないが、今シリーズにしては珍しく時間をたっぷり取った構成になっており、その長さがそれだけでヒューズの死を悼む時間になっており、静かに心に染み入ってくるようになっている。
エルリック兄弟に対する思いやりとも子供扱いとも、逃げともとれる大人たちのぎこちない対応や未亡人が兄弟の前で見せる毅然とした態度と、その後の兄弟の前では見せない「涙」も、なかなかに考えさせられる。
地味だが良いエピソードでした。【K1】
9/1 『フレッシュプリキュア!』 第24話「せつなの苦悩 私は仲間になれない!」(09/7/19放映)
アバンで取って付けた様にせつなとラブの母親のフラグを立てたり、あまりに簡単にせつなを受け入れる桃園家の面々とか、ツッコミどころが多くてかなり苦しい展開ではある。が、それでも出来うる限り丁寧に描こうとしているのは分かる。
当てもない彷徨の挙句導かれるようにしてクローバータウンの商店街に辿り着き、そこでラブたちと出くわしてしまう場面などは、その演出も含めて決して悪くはない。
少なくともこれで3週は掛けてせつなが仲間になる過程を描いており、次回もまだせつなの苦悩がメインになるようなので、ここしばらくの展開はなかなか面白く見られる。【K1】
8/31 『化物語』 第3話「まよいマイマイ 其ノ壹」(09/7/18放映)
真宵=迷い(迷子)=マイマイ(カタツムリ)。
この辺りの語呂合わせが今回のエピソードも西尾維新っぽい。
公園での阿良々木とひたぎの意味深な会話劇が、いかにもシャフトらしい意味深(に見える)演出で彩られていて飽きさせない。さらには阿良々木の視線があからさまにひたぎのヒップに釘付けになっていて何だか笑える。
公園で阿良々木とひたぎが会話をしているとどうやら迷子らしい小学生が目に止まったんで、目的地までつれてゆくことにした。とだけ書けば済むような粗筋でしかないものを、愉快な会話や演出で見せる技術はまさにシャフトらしさ全開で、原作との相性は今回もかなり良さそうな感じ。【k1】
8/31 『亡念のザムド』 第16話「第十六話 途上の季節が炎え墜ちる」(09/7/18放映)
ナキアミとヤンゴ、2人きりの旅路。
空襲により瓦礫と負傷者だらけの街。戦火に追われ逃げる人々、遠くの空を横切ってゆく軍艦の禍々し影。戦そのものこそ描かれてはいないが、だからこそより一層、押し寄せてくる戦の雰囲気が上手く描かれていて感心した。
また保護者としてヤンゴに対して振舞っていたはずのナキアミの見せる弱さや、ヤンゴの見せるたくましさなど、両者の絆を強く感じさせる。
派手さはないものの、丁寧に描かれた良エピソードだった。【K1】
8/30 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第16話「発掘!戦闘頭脳ケドラ!」(09/7/18放映)
アバンでいきなりあたかも主人公のように視聴者に向けて語りかけてくるあしゅら男爵の姿に笑う。これって、『デビルマン』じゃん、とそれなりの永井豪ファンとして嬉しくなるシチュエーションで、こういうのを取り入れるのが今川義宏は上手いなぁ。
ゴーゴン大公も登場し、あしゅら男爵の言うようにここから先は『グレートマジンガー』の内容も取り入れた新しい展開になるのかな?何にしても期待です。【K1】
8/29 『咲 -Saki-』 第15話「第15局 『魔物』」(09/7/17放映)
OPEDがリニューアル。OPはともかくEDは折角キレイどころの女性キャラ全てが水着でサービスしてるのに、何故か寸胴のSDキャラに思わず悔し涙を流しそうになる(←大袈裟)。そんな中でも自己主張の激しいのどっちの巨乳がはしたなく揺れていたのでまぁ良しとする(笑)。また咲とのどっちの手を握りあって頬を染めたりする初々しい百合カップルぶりも視聴者の見たいものをどストライクで投げ込んでいて非常に宜しい。
肝心の本編は、動きの少ない麻雀での勝負なのでイメージ映像に頼りたくなるのは分かるが、それはちょっと控えてほしい(のどっちvs透華はデジタル対決だから良いけれども、しかしOPのデジタルの天使を背後に控えさせたのどっちはまるでスタンド使いみたいだけれども)。ただ勝負そのものは単なる「強運」による(ものとしか見えない)嶺上開花(リンシャンカイホウ)による咲の上がりを意味深なものに見せる演出(ただ咲のバックに咲き乱れる花や構図で見せるキャラの位置関係による優位性の表現=例えば咲を見る相手の目線が少し仰ぎ見るような構図になっていたりなど)や、それを阻止する加治木ゆみの一筋縄では行かぬ力量、さらには未だに実力を見せない天江衣の不気味な存在感の醸し出し方などは、非常に上手く感心させられた。【K1】
8/29 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第16話「告白」(09/7/17放映)
ともすれば陰鬱になりかねない作品にとって清涼剤のような役目を果たしているキャルの存在が、エレンを喪い虚無的な日々を過ごしてきたツヴァイにとっても救いとなっているのは当然で、またそのような存在として納得できるようにきちんとキャルを描けているのが良い。
とは言っても、ツヴァイが殺された室戸の部屋にいる瞬間を捉えた都合の良い写真をギュセッペが持参してくることの不可解さを少しも疑わない志賀の頭のお目出度さは流石に突っ込むべきだろうが。【K1】
8/28 『涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション)』 第6話「エンドレスエイト」(09/7/16放映)
この「エンドレスエイト」ももう既に5回目。「スゲー」と感心すべきなのか、それとも「いい加減にしろよ」とあきれ返るべきなのかの微妙な境目に差し掛かっているように思われる(というか、大半はやはり後者?)。
微妙な差異はあるものの脚本はほとんど全て同一。ただ作画や演出は毎回異なるので、制作面での負担がさほど減るわけではない。とは言えやっぱ同じ脚本なので画面そのものに対する集中度はどうしたって減退する。ある意味ふつーに作る方がよほどリスクが少ない。それをここまでしてしまう(というかまだ続くが)熱意には頭が下がる。
(ほぼ)同じ脚本なので演出の差異なんかは分かりやすくて面白くはあるが。今回ならば古泉の妙にヘンな動きがクローズアップされているのが何だか印象的だったり、とか。【K1】
8/27 『バスカッシュ!』 第16話「「アンダーグラウンド」」(09/7/16放映)
もう正直何がしたいのか分からなくなってきた。
間の処理の仕方がヘタ過ぎて言葉を失いそうになる。
墜落した先で地面にぽっかり開いた巨大なクレーター?にアイスマンとダンが消えたと思ったら、いつの間にかその穴の中?に存在する街の中でセラとお姫様がバイトしつつ情報収集してるし。カット繋ぎのミスかと思うぐらい突飛過ぎて付いていけない。
今までも脚本にはウンザリ気味だったが、何とか演出と作画でそこそこ見られるレベルはなっていたんだけれども…。【K1】
8/26 『CANAAN』 第2話「第二話 邪気乱遊戯」(09/7/14放映)
今回も第1話同様、クライマックスの活劇が素晴らしい。
手にした鉄の棒1本でサブマシンガンの銃弾を防ぎきるなんてことは現実的にあり得ないことなのだけれども、それを納得させてしまうアクションの素晴らしさ。前回の高低差を活かした舞台に引き続き、今回は上海街中を走り回る車上で、手にした鉄棒を利用しつつ軽やかに飛び回るアクションの組み立てが良かった。
しかし見せ場の半分ぐらいは、いきなり登場した中田譲治声の暴走タクシー兄ちゃんに取られている。1回だけのゲストの割には妙に目立っていて何だかヘンな感じ。
その超絶的な身体能力とは裏腹のどこかあどけなく精神の均衡の危うさを感じさせるカナンのキャラにもちょっと興味を惹かれ始めてきた。【K1】
8/26 『うみねこのなく頃に』 第2話「episode I-II first move」(09/7/13放映)
EpisodeTにおける凄惨な殺人事件の現場はかなり誤魔化して描くのだろうと思っていたが、顔を無残にも破壊された死体が流石に画面の明度は落とされていて一瞬しか映らないもののきちんと描かれてちょっと驚いた。放送規制は大丈夫なんかいな。
真里亞ちゃんの顔芸とかは、前作からのお約束。【K1】
8/25 『懺・さよなら絶望先生』 第2話「持つ女/おろしや国タイム譚/晒しが丘パート2」(09/7/13放映)
Aパートの「井上喜久子+17歳」は、もうお約束(笑)。笑って(?)許すご本人さんの度量の深さに感服します。
で、今回のエンドカードは黒咲練導ですか。これは今までのお友達縁故関係(師弟だったり、他のシャフト作品での繋がりや出版社関係)で選ばれている感のあったこれまでと比べてなかなか趣味の良いチョイスだなぁ。【K1】
8/24 『フレッシュプリキュア!』 第23話「イースの最期!キュアパッション誕生!!」(09/7/12放映)
言葉ではなく拳で語り合うラブとせつなの姿が何だか妙に少年漫画的でちょっと面白い。拳とともに全ての心情を吐き出したせつながその最後の最後にに叫ぶ「(ラブが)羨ましかった」という言葉にはグッとくるものがあり、素直に感情移入させられる。
演出的には残念ながら前回に劣るものの、シリーズの中盤に相応しい盛り上がりを感じさせるようになっていた。【K1】
8/24 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第15話「第15話 『東方の使者』」(09/7/12放映)
前々から大々的に予告されていた原作本編に沿った新展開編。
なのだか、いきなりスカーの前に何の伏線もなくメイ・チャンが居座っていたりと、相変わらずの圧縮展開がいささか辛い。
スカーvsコマンチ戦や、エルリック兄弟vs ランファン&フーの殺陣は相変わらずの出来で十分に眼を楽しませてくれたが。【K1】
8/23 『化物語』 第2話「ひたぎクラブ 其ノ貮」(09/7/11放映)
前回以上に印象的な舞台設計や凝ったアングルなどが印象的。
ボカシを使用せずに描かれたひたぎのセミヌードのサービスも十分に目の保養になった。特にパンティを着用する動作など、なかなかにエロティックだった。
「重い」=「想い」などの解釈を含めて、話の展開にそのものには意外さがあるわけではないが、あちこちに盛り込まれた演出的な仕掛けが楽しく飽きさせない。やはり監督の新房昭之よりも、ビジュアルディレクター兼絵コンテの武内宣之のセンスが色濃く出ているような気がする。
全体的に満足なのだが、ただ神谷浩史のセリフが長ければ長いほど絶望先生が喋っているように聞こえてしまうのが、いささか難点ではあった(苦笑)。【K1】
8/22 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第15話「対決!悲しみの青きドナウ!」(09/7/11放映)
ローレライ編三部作の最終話。
まずは前エピソードの「機械獣大作戦」編と同様、原作のエピソードを上手く咀嚼して利用している。ドナウα1の胸部に埋め込まれた美少女・ローレライの顔をわざわざよりによって粉砕するという悪趣味さがいかにも永井豪的(笑)。その後の過剰に盛り上げるナレーションも、原作そのままで良かった。
さらにそこに悪魔的な描写がなされたマジンガーZの姿や剣造との過去など、今川泰宏らしいハッタリと因縁やらが加わって見事な相乗効果を挙げている。
最期の最期に父親としてではなく、妄執に取り付かれた科学者としての性を見せるシュトロハイムの業の深さすらも嘲笑うような錦織つばさの凄絶な笑みと告白、さらには前回、前々回の冒頭に繰り返されたシローのナレーションで物語を終わらせる余韻の響かせ方などは原作を見事にアレンジしており、原作ファンも今川義宏ファンも納得の出来。ただただ脱帽するしかありません。【K1】
8/21 『咲 -Saki-』 第14話「第14局 『存在』」(09/7/10放映)
存在感があまりのなさに透明に描かれてしまうキャラというのは、ギャグ漫画などでは別段珍しいものではない。しかし、その存在感の無さがそのまま麻雀の強さになろうとは、どのギャグ漫画家も想像すらしていなかったに違いあるまい。いや考えてもふつーならば没にされるのではかろうか。
そんな説得力皆無のキャラを肉付けする手際がなかなかに上手い。かじゅ部長の恥ずかしさ満点の告白?も赤面ものだし、そんな存在感の希薄な自分を必要としてくれる部長のためだけに麻雀を打つ桃の健気さも心を打つ。
咲、のどっちのカップル以上の鉄板百合カップル風味で、イケナイ想像に胸が高まります(笑)。【K1】
8/20 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第15話「再会」(09/7/10放映)
悟桐と志賀が酒を酌み交わすシーンでのBGMがモロに一昔前の任侠っぽい感じだったので、思わず笑ってしまった。これ狙ってやってんのかなぁ? どっちにしても流石にちょっと浮いている気がするんだけど。
肝心の本編については、特に何もないです(苦笑)。【K1】
8/20 『狼と香辛料U』 第1話「第一幕 狼とふとした亀裂」(09/7/放映)
09年夏の新番組その5。
およそ1年半ぶりの第二期シリーズ。もっと早く続編が放映されるものとばかり思っていたんだけれども。監督、脚本はそのままに、制作スタジオが変更されている。前作は海外発注が多く、最近はそのレベルも向上しているとは言え、少々弱かったビジュアル面が大幅に強化される印象があって良かった。
久しぶりのシリーズ再開ではあるが、ホロとロレンスの会話劇はブランクを感じさせず、すんなりと物語に入ってゆくことが出来る。
時にじゃれ合うように、相手の反応を楽しむかのように交わされる会話劇の軽妙さが、心地よく、その変わらないイチャイチャぶりには思わずニヤニヤしてしまう(商売での駆け引きは別段面白いとも感じないのも、相変わらずではあるが)。
ほぼ会話主体でアクションの少ない作品ではあるが、その会話の間を埋めるそれぞれのリアクション、表情は素晴らしく、またそれらがお互いの会話の饒舌さの裏に隠された言葉に出来ない思いなどをさらに「語る」相乗効果を上手くもたらしている。
別れの辛さを隠してのセリフの応酬から生じた、サブタイトルどおりの「ふとした」亀裂。これがこの先、両者にどのような変化をもたらすのか興味深く見守りたいと思う。
今期も期待させていただきます。【K1】
8/19 『CANAAN』 第1話「第一話 洪色魔都」(09/7/7放映)
09年夏の新番組その4。
原作ゲーム未プレイ。
まるっきり情報を仕入れていないので、テロップで原案として奈須きのこ、武内崇とが参加しているのを知ってちょっとビックリした。
そしてそのOPを見るだけで、もう十分な期待作であることが分かる。アクションも素晴らしいけれども、カナンの肩口の大きく開いたところから二の腕にかけての筋肉の付き方とか、なんかこうイイです。
『true tears』の美麗な作画で、今期待されるP.A.WORKS作品だけあり、凄まじくハイクオリティに仕上げられている。祭りで賑わう上海の人ごみや、街並みなど、もう劇場アニメレベルと言っても良い。
そして自身も優れたアニメーターである安藤真裕監督作だけあり、後半のクライマックスでのガンアクションはそこだけ何度も見直してしまうほどの出来だった。単純に動いているのではなく、高低差、屋根の傾斜、ポールや祭りのギミックなどを活かしたアクションの組み立てのアイディアが実に素晴らしい。
奈須きのこ原案だから、というのはいささか色眼鏡をかけているのかも知れないが、カナンの瞳には何らかの特別な力があるようで、それをこの先どのように見せてくれるのかも楽しみだ(その前に共感覚について語られていたので、恐らくはそういう能力なのだろうが)。【K1】
8/18 『化物語』 第1話「ひたぎクラブ 其ノ壹」(09/7/4放映)
09年夏の新番組その3。
原作未読(西尾維新作品は昔「戯言」シリーズをちょっと読んだことがあるが、いかにもラノベ風のキャラ重視寄りの内容とちょっと変わった文体が味の作家)。
相変わらずのシャフト演出だが、ギャグとシリアスとでは全く印象が異なり、かなりスタイリッシュで数割増しで格好良く見えるのが不思議。まぁシリーズディレクター&コンテの武内宣之の持ち味がちょっと全面に出ているように見えるので新房昭之監督だけのセンスではないとは思う。
アバンの識別が出来ずにもうビジュアルと化している書き文字の羅列や、小説のイラスト風の色調で描かれたキャラなど高密度に以降の展開に関する情報が圧縮された映像が非常に洗練されており、眼を惹き、また否が応にでも興味を掻き立てられる。
本編自体は今のところタイトル通り「化物(妖怪)」に関する作品だとしか分からないが、超暴力的言動の超絶美少女などは、いかにも西尾維新キャラって感じで良かった。文房具を凶器にして全身に仕込んでいる、なんてネタはなかなか思いつかないし、実際に描けるものでもない。
ED曲も有線放送などで良く耳にするが、結構良い曲だと思う。
全般的に期待していた以上の仕上がりで、非常に満足のいく第1話だった。
にしても今期は『懺・さよなら絶望先生』と掛け持ちだったり、新房監督×シャフトは、ここしばらく仕事量が半端ないなぁ。クオリティは今のところ維持できているが、ちょっと心配。【K1】
8/17 『懺・さよなら絶望先生』 第1話「落園への道/春の郵便配達は二度ベルを鳴らす/晒しが丘」(09/7/6放映)
09年夏の新番組その2。
原作既読。
まさかやるとは想像すらしていなかった、アニメ第3期(中途にODAシリーズが、3話分あるが)。
Aパートが、受験前。Bパートが4月の新学期。そしてCパートが夏休み。しかもCパートが次回に続くというのも、今までなかったパターンでちょっと驚く。
凄まじく季節感がバラバラのエピソードを並べているのは、当然わざとなんだろうなぁ。
新シリーズでの再開らしく、Aパートでは少々キャラ紹介らしき描写がされているが、1年以上のブランクを感じさせないぐらいに自然な第1話。
OPの今までのシリーズと同様に最初はツギハギだったり(笑)、何故か画面の端々に繰り返し現れる「句点」など意味不明の演出も含めて、実に『絶望先生』らしい。
今回も今までと同様のレベルはきちんと維持できるような仕上がりになっている。
ところである意味今回一番笑ったのが、エンドカードの沙村広明でした(笑)。いや、良いチョイスですよ。絵も良かったし。【K1】
8/16 『うみねこのなく頃に』 第1話「episode I-I opening」(09/7/6放映)
09年夏の新番組その1。
原作は最新作までプレイ済み。
前作『ひぐらしのなく頃に』を大ブレイクさせた竜騎士07原作の同人ゲーム第2弾を前作と同様のスタッフによりアニメ化。
原作を知っているから何とか付いていけるが、登場人物や状況説明など処理しなければならないことが多すぎて上手く消化しきれていない感じ。ある程度仕方のないことではあるが、おそらくゲーム未プレイのものにはキャラの識別をつけることすら困難なのではないかと思われる。
ただ絶海の孤島(クローズドサークル)に、魔女伝説に絡む恐るべき碑文、莫大な資産を巡っての骨肉の争い。一癖も二癖もありそうな意味ありげな登場人物の数々と、ミステリ好きなら反応せざるを得ない題材が満載で、この先の展開への期待感は辛うじて持たせられるような内容になっているのではないかと思う。
前作の人気を受けての当然のアニメ化であり、作画面などのクオリティは非常に高く仕上がっている。キャストも一流どころを揃えており、期待作に相応しい陣容になっている。
おそらく世評的には前作の方が評価が高いのだろうし、それはその通りなのだが、個人的には前作よりも評価している部分もあり、おそらく映像化は前作以上に難しい(そこも良評価の1つの理由ではある)本作をこの先どのようにアニメ化するのか、楽しみに見させてもらおうと思う。【K1】
8/15 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第14話「第14話 『地下にひそむ者たち』」(09/7/5放映)
あまりにも圧縮展開のために突然の大総統の登場も、その無慈悲かつ圧倒的な力でグリードたちを駆除するのも、その正体が実は人造人間だったという衝撃の事実も、全てどうでもイイ感じで平板に処理されてしまっているようにしか見えない。
ただブラッドレイvsグリードの殺陣は、いつも以上のアクションの切れ味が良く、ちょっと目を惹いた(やっぱそこが田中宏紀パート?)【K1】
8/14 『フレッシュプリキュア!』 第22話「せつなとラブ あなたがイースなの!?」(09/7/5放映)
せつなの正体がラブにばれるという重要エピソードに相応しい、作画演出ともに力の入ったエピソードだった。演出の松本理恵は最近ちょっと注目の新人です。
冒頭のシフォンとタルトの姿を極端なロングで捉えたショットなど、それだけでコミカルな雰囲気が出ていて素晴らしいし、メビウスへの忠誠心と敵である自分にすら差し出されるラブの愛情の間で揺れるせつな=イースの心情が非常にダイナミックに描かれている。その眼差し逃げるように発作的に自らの正体を明かすことで、自らを追い詰めその差し出される手を振り切ろうとする心情なども素直に納得できる。非常に密度の濃い良いドラマだった。次回の決着も盛り上げてくれるものと楽しみにしてます。【K1】
8/14 『亡念のザムド』 第14話「第十四話 蒼スギル空」(09/7/4放映)
フルイチの最期。
フルイチが自らの手で首を喰らって?自死する理由が今ひとつ良く分からずに(ザムドでいることに耐え切れなかったのか、それともどの道長くはなかったのか)、今ひとつ感情移入出来ないのがいつもながらの欠点となっている。
ただ演出の冴えもさることながら、フルイチのザムドへと変貌した姿が、最も「人間」らしい部位である「顔」を残したものであるからこそ、より一層人とは異なる人外の存在であることを強調していて印象的だった。
ASP兵士がアキユキのザムドへと変貌した姿に嫌悪感を抱き、思わず発砲する心情が非常に納得できるものになっているのが良かった。【K1】
8/13 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第14話「鷺ノ宮家の一族」(09/7/4放映)
おそらく、連載時にはこのタイミングだったのだろうが(正直覚えてない)、アバンで何故か「週刊少年サンデー」誌上で行われていた古臭い人気投票のランキングまでわざわざアニメ化していたので呆気にとられた。作中でもその点については自己言及されてはいたが…正直、意味不明だった。
で、本編はタイトル通り、鷺ノ宮家の方々が登場するエピソードで、ツッコミがないために延々とボケにボケを重ねてゆく鷺ノ宮家トークは、この作品にしてはまずまず愉快なものになっていた。大お婆様のCV:金田朋子は直ぐに分かったし実に納得のキャスティングでもあるが、お母さんの平松晶子はあまりに久しぶりに聞いたので当初誰だか分からなかった。【K1】
8/12 『咲 -Saki-』 第13話「第13局 『微熱』」(09/7/3放映)
のどっちvs透華のデジタル対決。
麻雀ではどうしても動きが少なくアニメとしての見せ場がない分、イメージ世界での映像はエフェクトをかけて派手になっている。しかしあまりそれに頼るのは少々ずるい気はするが。
とは言っても今回の見せ場は何と言っても発情した和の赤らみ上気した表情だろう。何かそれだけでエロいし、唯一の男性レギュラーの視点からもそう見せることを意図していることが分かる。実に分かりやすいツリだが、だがそれがイイ。この阿漕さを堂々と貫くところの潔さは好きです。
あと、透華のアンテナが要所要所でちょこちょこ動いているのが、なんか可愛らしくて印象的だった。【K1】
8/11 『けいおん!』 第13話「番外編 冬の日!」(09/7/2放映)
軽音部の面々の、普段とはちょっと違った冬のアンニョイな一日を描いた番外編。
京アニは、番外編を付けるのがお約束になってきたような印象すら受ける。
それはともかく、作監:堀口悠紀子らしい丁寧で可愛らしいキャラの仕草や表情など、見ているだけで嬉しいものになっている。
内容としては番外編らしく、軽音部としての活動は全く描かれていない。って、それっていつも通りじゃん(笑)。そう考えると、別段番外編とする必要はないように思える。もちろん、前回で綺麗に纏めているんで、確かに蛇足っぽくはなるんだけれども。
ラブレター?を貰って心ここにあらずの律やら、初めてのバイトに精を出すお嬢様のつむぎなど、各キャラがちょっと本編とは違った一面を見せるわけだが(そこでも唯は唯のままでそれが主人公としての唯の凄さになっている)、例えば律の件は最初っから、澪の作った詩であることはほぼ予測は付いていたりと、決してそのことが思ってもいない展開に転がっていって視聴者を驚かせるようなものになっていない。そのムチャな冒険をしない安定さこそが、キャラ人気を作り出す要因なのだろうとは思うが、ちょっと物足りなくはある。
前回のコメントである程度まとめてどちらかと言うとプラス面を述べたのでマイナス面を少し述べておくと、上で述べたような目新しさのなさだろう。楽しい印象だけは残るが、明確な何かが残るわけではない。もちろん娯楽として消費されるTVアニメとしては十分で、そしてそれを極めて高いレベルで達成はしているが、鮮烈な印象として記憶に残る作品ではない。作画の進歩などにより、古びてしまう。まさにこの「今」だからこその作品だった。【K1】
8/10 『夏のあらし!』 第13話「プレイバックPart1」(09/6/30放映)
意図的に第1話と同様のニセ果実爆弾ネタを繰り返しての〆。話自体は前回で終了しており、今回は番外編的なノリ。第1話が「Part2」でこちらが「Part1」だが、時系列的にはこちらの方がどうやら後になるらしい。
Aパートでのわざと分かりにくさを狙って出しているタイムパラドックス談話がちょっと面白かった。タイムトリップを描いた作品ではその辺りはタブーだったりするのだが、敢えてその際どいところを狙っている感じがイイ。
OPでシルエットでなされている動きを各キャラが無意味に行うのも面白かった。
しかしそれ以上にキャラの服装がカットによっては水着だったりコスプレだったりというお遊びが話の本編以上に気になって気になって仕方がない。
おそらく一部のエロゲにある「立ち絵」変更のシステム辺りから発想が来ているのではないかと思うのだが、にしても今更『プラレス三四郎』のコスプレとか、あまりに古過ぎてどれだけ通じるんだか。そしてそれらは話の内容にまるっきり無関係(視聴者には水着やコスプレなんかでも、作中ではきちんとした服装を着用していることになっている)なんで、こういうところがシャフトアニメがちょっと敬遠される理由になっているんじゃないかと思う。個人的には好きなんで、こういう演出上のお遊びはどんどんやって欲しいけれども。
原作をシャフト独特の演出で味付けする作風もかなり安定してきた感があり、毎回楽しんで見られた。
ただどうやら第2期も予定されているらしいが、正直な話、視聴者がそこまでこの作品に期待しているとは決して思えない。確かに個人的には好きなのだが、内容に関わらない無意味なシャフト演出は人を選ぶと思うし、また一応明確なストーリーがある作品には、この演出方式はちょっと向いていないところがある。正直、原作もそれほど面白いとは思えないんであまりストーリーの展開そのものに興味も惹かれなかった。シャフトの奇抜な演出があるからこそ水準以上の見られる作品にはなってはいるが。
とは言えTVアニメとしては十分に楽しんで見られたし、おそらく第2期も同程度の面白さは保証してくれるのではないかと思うので、その程度には期待させて貰います。【K1】
8/9 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第13話「第十三話 飛行少女」(09/6/30放映)
アトラス突入編。
空戦はなかなか迫力があり見応えがあった。もう少し風圧やら重力やらの影響を考えたアクションが見られたら良かったのだが、そこまでは流石に期待しすぎなのだろう。
ただこの作品には根本的な所で今までずっと気になっていたことがあって、どうにも感情的にのれなかったのだが、それに対してきちんとツッコミがあったのがちょっと意外で、そして安心した。
気になっていたのは、強引にアトラスへの移住を強行しようとする國子の、ひいてはメタルエイジの主張そのもの。
もちろん理屈としては、植物に侵食されることで人類の生存圏が大地から失われつつ近未来。そのためのアトラス移住だというのは分かるのだが、武力蜂起するほどの無法に走るのならば、違法でも何でも森林を燃やした方がよほど簡単に済むように思えてならない。前回アキバの3じじがアトラス移住を決して望んでいるわけではないと零した時も思っていたのだが、そこまでしてアトラスに住みたい切実な理由が感じられない。だからヒロインたちの行動そのものにも感情移入出来ない。その言い分に対して、どこの誰がそれ(アトラス移住)を望んでいるんだ、というじいさんからの厳しいツッコミがあったのが何よりも今回良かった点。そういうヒロインたちの立場を相対化する視点があるということは、この先に期待して良いんでしょうね?【K1】
8/9 『初恋限定。』 第12話「ハツコイリミテッド。」(09/6/29配信)
海を見て駆け出して夕陽に向かって叫んだりとか、前回同様恥ずかしさ満載の、ヤローどもの逃避行・後編。
今時、こんなベタで赤面ものの展開ないよ…って感じだけれども、それが思ったよりもギャグで誤魔化されているわけでもなく、かと言って寒い内容になっていないさじ加減はなかなかに見事だった。
いささか強引な展開であるが、気持ちの決着の付け所としては存外悪くない感じになっていた。
あゆみちゃんから始まった物語があゆみちゃんの告白で〆られているのもその印象に一役買っている。ただ原作の通りなんだろうけれど、あゆみちゃんの告白は省略してそこは視聴者に想像させる形の方がさらに良かったように思えるが。
EDロール後のあゆみのモノローグの「間違うこともあるかもしれない」ってところで、お兄ちゃんラブラブっ娘の小宵ちゃんのカットを出すのは狙ってやっているんだろうけど、あまりに酷すぎて最後の最後で笑ってしまった。
シリーズ開始当初は世の中で恋愛ほど大事なものはないという恋愛至上主義の、可愛い女の子といちゃいちゃしまくるだけの話になるんじゃないかと期待もせずに見始めたこの作品。その初見の印象は別段間違ってはいたとは思わないが、ただそれだけで切り捨てるには惜しい面も多々あり、時には素晴らしく出来の良いエピソードもあって、思った以上に掘り出し物の作品だった。
とは言っても同時期に放映されている『咲-Saki-』やら『けいおん!』に比べると、どこか阿漕になりきれない地味な感じが作品全体を覆っており、それが良い所でもあるが、おそらく注目やセールス面の結びついていない。別段人気が作品の良さとキレイに比例するとは思ってはいないが、もう少し戦略的に振舞えればもっと注目を浴びただろうに、勿体無い。【K1】
8/8 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第13話「第13話 『ダブリスの獣たち』」(09/6/28放映)
テレコム・アニメーションフィルム、グロス回で、いつも以上に作画的な見所がある。
しかしそのエドvsグリードのハイレベルな格闘戦よりも、その後に乱入して来る師匠の出鱈目な強さがより印象的に描かれている。便所サンダルに、「通りすがりの主婦だー!!」ってキメセリフが非常に決まっていてイカす。【K1】
8/8 『GUINSAGA - グイン・サーガ -』 第13話「海へ」(09/6/28放映)
ナリスのアムネリスへのドSな仕打ちに唖然とさせられる。原作読んでるはずだけれども、あまりに酷すぎて言葉を失う(笑)。いや、これで靡くなんて、アムネリス様もかなりのMッ気気質の持ち主としか思えない。何だか、ちょっと面白かった。【K1】
8/7 『しゅごキャラ!!どきっ』 第89話「心、わかりあえて。」(09/6/28放映)
ルルとの決着はAパートが終わる前に呆気なくついてしまう。
もちろんルルがあむちゃんと分かり合うことなど、登場した時から分かっているし、ついでに言うならば仲直りと同時にフランスへ帰国するのだって、当初から分かりきっている。そういう王道を堂々と照れることなくストレートに描いてみせるのが、この作品の美点だろう。ひねた視聴者には少々物足りなく感じるものの、本来のターゲット層にはむしろこういうので良いのだろう。【K1】
8/6 『亡念のザムド』 第13話「第十三話 タダ 裸足デ走ルシカナイ」(09/6/27放映)
アキユキの先端島帰還編。
「半年ぶり」の帰還の、「半年」を感じさせないのが、この作品の欠点だと思う。
その点を除いて、単体のエピソードとして見れば面白いのは、この作品の欠点と表裏一体でしかないので、素直に褒めにくいのだが、やはりそれなりに楽しく見られてしまう。それは前回のエピソードでも言えることなんだけれども。
ただ、ナキアミたちが旅立った後のザンバニ号の様子を描いているのはすこぶる好印象で、かなり感心させられた。このアバンだけで☆×2にしても良いと思ったぐらい。まだ船員たちが本格的に目覚める前の静かな朝の様子を切り取った点描が実に素晴らしく、上手く言語化出来ない残されたものたちの心境すら描けているように感じてしまう。
さらにアキユキの帰還を察したフサの疾走が、その細かい動きを描いた作画的な見所以上に、その激しい心の動揺すらも表していて感心させられる。そのフサと対照的などこか穏やかでコミカルに描かれる父との再会とその後の会話も非常に良く、これだけのものを見せられてしまうと多少の欠点にも目をつぶるしかないな、と思ってしまう。【K1】
8/6 『亡念のザムド』 第12話「第十二話 暗闇で咲く花」(09/6/27放映)
ナキアミ(とついでに主人公)の旅立ち編。
正直、旅立つ理由が良く分からなかったり、お互いの不器用さのために上手い距離感を掴めずに諍いを起こしていた伊舟との関係もあまり上手く描けていたとは到底思えないが、それでもナキアミの旅立ちの決意を察して、他人の目のないところで素直に涙を流す伊舟の姿にはちょっとグッとくるものがあった。【K1】
8/5 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第13話「FEELING OF FREEDOM」(09/6/27放映)
ヒナギクの誕生日編最終回にして、ヒナギクがハヤテへの恋心を自覚するエピソード。
感情を昂ぶらせる効果のある呪いのアイテムというキテレツなものに頼るのでなく、単なるシチュエーションだけで勝負して欲しかったというのはあるものの、ヒナギクの弱い一面やら取り乱した様子など、今回も堪能させていただきました。つか、最近そんなのばっかで、どう考えてもヒロイン交代としか思えません。それで良いのか非常に気になるところではあるが、ヒナギク好きなんで全面的に許します。
ハヤテvsヒナギクの立ち回りのアクションやらも、作画枚数をたっぷり使ったもので十分見所になっていた。【K1】
8/4 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第13話「偽装」(09/6/26放映)
キャルを救う為の言葉が逆に彼女を過酷な運命へと追いやる皮肉。
ファントムの口から出任せの言葉に受け入れる判断は正直首を傾げるところではあるが、ファントムとワイズメルの会話から事態を察知して逃げ出そうとする危機察知能力やら、さらには時計を分解して修理してしまう能力など、そのキャルに備わっている才能の片鱗らしきものをきちんと見せて、視聴者に分からせているのはなかなか上手い。【K1】
8/4 『咲 -Saki-』 第12話「第12局 『目醒め』」(09/6/26放映)
福地美穂子と文堂星夏。そして透華と国広一、と今回は常よりもいちゃいちゃ百合描写満載で目に楽しいつくりだった。それぞれにその関係を嫉妬させるような位置のキャラ(歩と華菜)がいて、その親密さを客観的な視点から盛り上げているのが良かった。もちろん、想像(妄想)の翼も広がりますしね!【K1】
8/3 『涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション)』 第3話「エンドレスエイト」(09/6/25放映)
繰り返される夏の始まり。
光と闇とのコントラストが妙にハッキリとした妙にビジュアルが特徴的だった。
それが単なるビジュアル面だけの効果だけでなく、夏のうだるような暑さや、どこかでキョンの感じている妙な違和感や正体不明の焦燥感を視覚的に補助するような役割も果たしている。
何の手も打てずに迎えた8/31の日。閉ざされた未来を暗示するかのような、モノトーンで描かれたキョンの室内もきちんと雰囲気を視覚的に表現していて良かった。【K1】
8/3 『けいおん!』 第12話「最終回 軽音!」(09/6/25放映)
次回に番外編が控えてはいるが、一応本編の最終話。
唯の夢の中の、つむぎちゃんの特徴的な太い眉毛が実はたくあんだった、みたいなネタとか、憂ちゃんの替え玉ネタとかどこへ転がってゆくのかオチの掴みづらい幼稚園時のザリガニ事件のエピソードとか個々のエピソードが面白かった。
入学前の唯の登校時の姿を繰り返すような形で描かれる、唯の学祭ステージへの向けての疾走は、それまでの軽音部で過ごした日々の思い出の中を同時に駆けるものであり、そこから現在行われている学祭のステージ、そしてライブへと繋げてゆく構成は、仲間たちとの絆や軽音部での日々をその演奏に全て集約させるようなものになっていて、思っていた以上にクライマックスとして盛り上がるものに仕上がっていた。「目指せ、武道館」という冗談としか思えない目標を、今こうして立っている学祭のステージへと繋げるのも、ちょっと素直に感動した。演奏後の汗を流した高揚した表情で打ち合わせなく曲をリピートさせる紬など、存外良い最終回だった。
一応最終話ということで、簡単に纏めると、「ストーリーがない」と評されるほどに情報量を意図的に抑えることで、気楽に楽しめる雰囲気を上手く出せたことが大ヒットの要因なのだろう。物語性も極めて希薄で、昔のアニメならば必ず幾らかは盛り込まれている「友情」「努力」「勝利」(って、何に?)も何もない。純粋にキャラの魅力やらそこで演奏される楽曲やその場その場での会話やいちゃいちゃしたキャラ同士のやりとりなどだけが印象に残り、そしてその楽しげな雰囲気のみがネットなどを通して消費されてゆく。
京アニは相変わらず時代と寝ていると評しても良いぐらいに、上手く時代のニーズに合った作品を制作していて、感心させられる。その戦略性も、もちろん卓越した作画演出の裏づけがあってのことなのだが。今放映中の『涼宮ハルヒの憂鬱』の新シリーズも、上手く話題を提供しているしなぁ。【K1】
8/2 『バスカッシュ!』 第13話「「シーユー・オン・ザ・ムーン」」(09/6/25放映)
エクリップスとの再戦としばしの別れ。
試合を通してお互いを理解しあうダンとルージュの関係は、これまでの積み重ねもあり、存外悪くない感じで仕上がっているし、ラストのボールの反響音でエクリップスのメロディを奏でてメッセージとするのも、劇中できちんと伏線もされていてキレイにオチがついている。そのままエクリップスの挿入歌を使用したルージュのカットを繋ぎ合わせたEDへと繋げる構成も当然の配慮だが、良かった。
急接近するダンとルージュの仲に嫉妬するミユキさんの描写は、今までが淡白だった分、少々唐突とも映るが、それだけ両者の仲が抜き差しならぬところまで進展したとも受け取れないこともない。さらに以前語られていたダンの癖をミユキが熟知しているという描写を利用した、両者の意識のズレもなかなか地味だが上手い描写だった。【K1】
8/2 『東のエデン』 第11話「第11話 さらにつづく東」(09/6/23放映)
完結編は劇場版で、というのは既に分かっていることなので、中途半端に終わってしまうのは覚悟していたが、TVで物語を牽引していた伏線のほとんどは回収されていたので、視聴後の感想は思ったより悪くはなかった。
滝沢がその記憶を失う切っ掛けになった「迂闊な月曜日」事件=ミサイルによる日本攻撃を防ぐ過程で、2万人のニート失踪事件に関わる滝沢の正体が判明し、さらには60発のミサイルを迎撃するというビジュアル的に派手な展開もクライマックスに相応しいものに仕上がっていた。どのようにしてタイムリミットまで後僅かに迫った60発のミサイル攻撃を防ぐかという問題を一々説明せずに派手に実行させて盛り上げるのも作品の高揚感を盛り上げるのに一役買っている。しかし、ビジュアル面では2万人の全裸ニートたちが大挙してショッピングモールになだれ込む姿には及ばないが(苦笑)。ゾンビよりも怖いです(爆)。局部を隠すのがモザイクではなく、いまさら白いボカシというのがまたイイんだよなぁ。そんなシャイなニートたちが、咲たちを見てあたかもモーゼの前で海が割れるかのように、左右に道を開けるのが何だか妙に面白かった。
未だに未登場のセレソンや生死不明の黒幕・Mr.アウトサイド、未来へ向けて描かれるビジョンなど未解決の事柄も多く、今のところきちんとした評価は出せないが、とにかく高密度に圧縮された情報を支離滅裂に陥ることなく上手く処理して、さらにはそれをエンタテインメントとして成立させていることが何よりも素晴らしい。どちらかというと情報量を極端に押さえることが現在の主流のアニメ界においては非常に異色の存在で、それだけでも十分に価値のある存在だった。
何はともあれ劇場版の完成、上映まで引き続き頑張ってください。【K1】
8/1 『夏のあらし!』 第12話「時の流れに身をまかせ」(09/6/23放映)
加奈子とやよゐが存在消滅の危機から免れ晴れて「箱舟」従業員の一員となり、再び賑やかでドタバタした日常へ回帰する。そしてBパートではアラシと一ちゃんのタイムリープによる救助活動へと繋げ、この先もこういった日々が続いてゆくことを連想させるありがちと言えばありがちだが無難なまとめ。さらにEDロール後の名作?漫画談義を上手く使ったオチの付け方などは、新房作品にしては珍しいくらいにキレイ纏まった良い最終回だった。って、まだ次回あるんだけれども。いわゆる番外編的な最終話なんだろうなぁ、多分。【K1】
7/30 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第12話「第12話 『一は全、全は一』」(09/6/21放映)
ダブリスでの師匠との再会と回想を描いたエピソード。
相変わらず省略などで出来事が飛び飛びに描かれるので、ちょっと散漫なのだが、再会、そして回想から一夜明けて師弟揃って禁忌を犯した現在の姿を見せた後で、最後に再び回想シーンに戻し、幼いエルリック兄弟がそこで悟った錬金術の真理である生命の循環を語らせることで、その犯した罪の重さや、もう決して戻ることが出来ない道程を一層際立たせる構成の妙にはちょっと感心させられた。【K1】
7/30 『戦国BASARA』 第12話「安土城天守 明日を懸けた死闘!!」(09/6/20放映)
最終話だけあって、強さのインフレも最高潮に達していつも以上に人が吹っ飛ばされていた(笑)。前回に引き続いて多数の原画陣によるビジュアル面の充実はTVアニメのクオリティを遥かに越えた出来映えだった。
内容としては力押しも良いところだし、みんなの力をオラに分けてくれ、みたいな唐突でお約束的な流れによる最後のぶつかり合いとか、テキトーにもほどのある最終話だが、勢いだけで突っ走るこの作品には無駄に暑苦しくて分かりやすいこういうのが合っている面も確かにある。
全体の印象も似たようなもので、とにかく勢いで突っ走る作品だった。
視聴以前はイケメン戦国武将たちが何か中身のないカッケーことを口走りながら腐女子の妄想を掻き立てるような描写満載の薄っぺらい作品になるものと思い込んでいたのだが、初視聴時には想像の斜め上をいくようなおバカアニメで開いた口が塞がらなかったものだ。ネタ度は回を増すごとに薄れてきて、当初ほどの勢いは失われたものの、戦国武将や戦国時代で遊び廻るような楽しい作品だった。
本能寺の変で、明智光秀を逆に織田信長が嵌めたりと、時代考証を逆手に取るような構成が見られたのもちょっと面白かった。
続編も決定したようでそれはそれで嬉しいのだが、最大最強の敵である織田信長が倒された今、次回をどのようにして盛り上げるのか。徳川家康とか死んでる?し。元のゲームは知らないけれど、やはり今回未登場の豊臣秀吉になるのかなぁ。何にしても楽しみにしております。【K1】
7/29 『亡念のザムド』 第11話「第十一話 襲撃 ザンバニ号」(09/6/20放映)
ヒトガタ兵器の襲撃を受け、戦場と化すザンバニ号。
その極限状況の中で繰り広げられるドラマはおのおのに重大な決断を迫るようなものであり、非常に密度の高い内容になっているのだが、如何せんお互いがこちらには分からない事情で勝手にいがみ合ったり納得したり泣き叫んだりするんで、肝心なところで付いていけずにどうにも遣り切れない。
「母」としてのユンボと、「母」ではない伊舟のやり取りなんかはまだ納得もいくのだが、何だか煮詰まっている感じのアームの態度も不自然だし、そこまでヒトガタに対して感情移入するナキアミの感情もどうにも理解出来ない(そもそも雷魚の水圧のカッターにより切り裂かれた飛行型ヒトガタに対しては感情を昂ぶらせてないし)。
説明的セリフを出来うる限り排除する姿勢は評価するが、その結果分かりづらくなってしまっては元も子もない。【K1】
7/28 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第12話「脱出!海底要塞サルード!」(09/6/20放映)
ちゃんと原作通りに、あしゅら男爵の悩殺シャワーシーン(笑)があって、もうそれだけで非常に満足でした。
基本的に原作通りの展開だったが、海底要塞サルードを沈めるのが自衛隊ではなく、ブロッケンの飛行要塞グールになっているのは、原作より納得のいくものだった(自衛隊如きに沈められる悪の要塞ってのは、流石にちょっとねぇ)。【K1】
7/28 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第12話「残酷な大馬鹿野郎のテーゼ」(09/6/20放映)
タイトルはもちろん某アニメ主題歌から。にしてもまさかヒナが『残酷な天使のテーゼ』を1番丸ごと熱唱するとは思ってもみなかったので、これはちょっとしたサプライズで驚かされ、面白かった。コスチュームがラクスなことも合わせて流石に時期を外しまくっていると思ったけれども(苦笑)。【K1】
7/27 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第12話「亡霊」(09/6/19放映)
6ヵ月後のテロップの後、実写取り込み?CG?で描かれたビル街の夜景から始まる冒頭のシーンから新たな始まりの予感を静かに感じさせて盛り上げてくれる。
組織の暗殺者としての凄みやクラウディアとの情事など、あまりに変わってしまったレイジの境遇、内面がエレンを失った喪失感から来る自己破壊的な衝動のように感じさせるようになっていてその変貌にもすんなりと付いていけるようになっているのも良かった。【K1】
7/26 『涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション)』 第2話「エンドレスエイト」(09/6/18放映)
問題作「エンドレスエイト」編スタート。
今回だけ見るならば夏休みの最後の2週間を花火だ、盆踊りだ、プールだ、と遊び倒すだけのエピソードで、どこが「エンドレス」なのかまるっきり想像が付かない。もちろん意図的にそう仕組んでいるわけなのだが。
新シリーズ用のOP、EDは記号などが多用され少しラフな感じで作られている。これはこれで悪くはないが京アニ制作にあまり見えないような感じがして少々違和感を感じるのも事実。【K1】
7/26 『バスカッシュ!』 第12話「「リーグ・リーグ・リーグ」/「セカンダリー・ブレイク」」(09/6/18放映)
わざわざOP、EDを2度放映する変わったABパート構成。間にわざわざBパート分の次回予告やCMまで制作されていて、ちょっと驚かされる。しかも、CMが終われば次回予告で宣言されていた強敵とやらは既に呆気なく敗退しているし(笑)。殊更目新しい手法でもないが、そういう努力は好きです。
Aパート。唐突に登場したバスカッシュチームにダンたちが苦戦する。1回きりのやられ役にしては妙にキャラが立っていたり、いつもと作風が違っていたり違和感があったが、SUEZENの1人コンテ、演出、作画監督のEDテロップにビックリ。一応ファンなんで、気付かずにちょっと悔しかった。【K1】
7/25 『東のエデン』 第10話「第10話 誰が滝沢朗を殺したか」(09/6/9放映)
以前コメントで述べた「戦争待望論」が、『論座』誌上に「『丸山眞男』をひっぱたきたい」というタイトルで掲載されたのは、今から2年前のことだ。
もちろんそこで語られている「戦争」とはある種の比喩のようなもので、それは内発的に改善することがもう既に不可能のように見えるこの閉塞した状況を暴力的な力で一掃するような外的な力のようなものだ。
日本をミサイル攻撃することで、この凝り固まった格差社会に文字通りの風穴を開けようと目論むNo.10は、おそらくこの論者をモデルとしていることは間違いない。その社会的底辺で生きることを余儀なくされた社会への報復を口にするNo.10はロストジェネレーション世代たるフリーターの歪んだ姿でもあるだろう。
そのNo.10の背後で間違ったこの社会を救済するために、「戦後」から再びやり直すことを宣言するNo.1。そこにどれだけリアリティを感じられるのかはともかく、これは高度経済成長期を支えた世代の代表のようにも見える。そう考えるとワーキングプアの若者たるNo.10も結局はその手のひらの上で踊らされているようなものだ。No.1が元官僚という設定もそのことをより強く意識させるものとなっている。
明らかに今の日本社会を築き上げたのは、官僚主導による政官財の「鉄のトライアングル」であることは間違いことだろう。彼こそは文字通りの「戦後」を体現する存在で、憲法改正などを含めた社会全体の右傾化の影すらそこに認められるように思える。
もちろんそのような政治的な色彩を抜きにしても十分に楽しめる。
後10時間足らずで再び日本の主要都市へ向けて発射されるミサイル。
背後で事態を画策する3人のセレソン。
この物理的な危機をどう乗り切り、そして明確な悪役をどのように退治するかによって、全て終了すると思われた状況の中での最後のどんでん返しなど、まだまだ楽しませてくれる。
取りあえず完結編は劇場版なのだけれども、取りあえずTVの最終話となる次回どう纏めるのか楽しみにしてます。【K1】
7/24 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第11話「第十一話 胡蝶夢幻」(09/6/16放映)
香凛の引きこもりの理由とか、唐突に登場したカナリアなる幽霊?とか伏線になっているんだかどうだか良く分からずシリーズの中の1編としてはいささか微妙な感じもするのだが、元から現実から遮断され現実感のあまり感じられない香凛の閉じられた世界にちょっと幻想的なストーリー展開はそれなりにあっているし、香凛の母の口ずさんでいたというカナリアの歌の使い方など、単発のエピソードとして見る分にはそれはそれで悪くはなかった。【K1】
7/23 『初恋限定。』 第10話「カッパファイト!」(09/6/15配信)
楠田を巡る恋のライバル?が登場して慧ちゃんがヤキモキするエピソードと、これまた(水泳の)ライバルが登場して得意の水泳で敗北し自らの価値に悩めるめぐるのエピソード。
正直両者の関連性が薄く共に消化不足気味になっている。
エキセントリックな言動が目立つ不動宮すみれのキャラも楽しく、胸に始まり胸に終わる(笑)めぐるの悩みなんかも面白いのに非常に残念。
また作画がこの作品にしてはあまり良くなかったのもその印象に一役買っている。少なくともファミレス?のテーブルの上に乗せられためぐるの巨乳ちゃんのボリュームがきちんと描けていないようでは、折角の見せ場も魅力半減と言ったところです。
ただラストの慧ちゃんと楠田との緊迫したやり取り、呆然とした慧ちゃんの表情。全てがそこで終わってしまったような印象を与えるように終わる本編が、両者の関係の絶望的な状況を見事に描き出していた。【K1】
7/22 『しゅごキャラ!!どきっ』 第87話「ナナを救え!しゅごキャラナース出動?」(09/6/14放映)
前回の前後編に続いて今回もルルの正体がバレるという重要エピソードのためか、いつもよりも力が入っているように見える。最初からオチの分かっているナナの病気騒動やら、あまりにもテキトーにぶっちゃけすぎなラストでの暴露まで今回も楽しかったです。もちろんその中でルルとの距離がさらに縮まったとあむちゃんが感じるからこそ、ラストでの衝撃がさらに大きいものとなっているのは、セオリー通りの展開だが、それをきちんとやれているのはやはり好印象。【K1】
7/22 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第11話「第11話 『ラッシュバレーの奇跡』」(09/6/14放映)
ウィンリーのはしゃっぎぷりは可愛らしいし、パニーニャとのおっかけっこも見所たっぷりで楽しめるんだけれども、個々のエピソードの関連性がないんで、1つの纏まったエピソードとしてはあまり印象は良くない。例えば出産イベントなんかは、前回の失われたマーズの命との関連なども普通なら連想させられるところだが、そういう面もない。少なくとも新たに誕生した生命とそれを慈しむ母親の姿に、失った母の姿を偲び、その中で自らが犯した過ちを償う決意を新たにし、またそれを見やるウィンリーの決意を強固なものにするぐらいのことはしても良かったとは思うんだけれども。【K1】
7/21 『戦国BASARA』 第11話「光秀の謀反!本能寺大炎上!!」(09/6/13放映)
ラス前だけあって特に作画面での充実ぶりが素晴らしい。
炎上する本能寺での、対光秀戦は、そのトリッキーな動きが狂的な性格の光秀に実に相応しく感じられる。斬撃を仰け反って回避する動作は、ブライアン・ホーク(by『はじめの一歩』)をちょっと連想させて面白かった。
お色気面担当のかすがさんも相変わらずのなんちゃってくの一ぶりで(笑)一々無駄に色っぽかったりバカっぽかったりと、今回も魅せてくれます。【K1】
7/20 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第11話「ヒナ祭りの頃に」(09/6/13放映)
綾崎ハーマイオニー降臨。
アニメでは『絶対可憐チルドレン』でもう既に「今日から皆本ハーマイオニーと名乗るんや」(CV:白石涼子)と言われてしまっているが、もちろんこちらの方が元ネタ。今更聞くのが少々微妙な感じがしてある意味面白かった。【K1】
7/19 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第11話「挟撃!機械獣大作戦!」(09/6/13放映)
バルガスJ5、グロッサムX2、トロスD7、ゴーストファイヤーV9。次々と迫り来る機械獣の群れ。パイルダー合体を阻止する作戦を始め、水中戦に、2対1の戦いなど連戦に連戦を重ね、不利な状況に追いやられながらもその圧倒的な力で機械獣をねじ伏せてゆくマジンガーZ。そう、これが、これこそがスーパーロボットだ!と言わんばかりの熱いバトルの連続にこちらのテンションも高くなる。マジンガーを押しつぶさんと体当たりを敢行する巨大な海底要塞サルードを受け止めながら「おじいちゃん、マジンガーは無敵だ。本当に、本当に、無敵なんだねぇ!!」と涙ぐむ甲児のセリフなど、原作にはないおじいちゃんっ子という設定を非常に上手く使っていて、さらに熱くなる。必要以上にアップでこゆい顔を連発するあしゅら男爵も結構な見所だった(笑)。
今川監督の作品はロボットアニメでありながらロボットよりも「人間」の活躍する作品になりがちで、今作でも兜家を巡る因縁めいた過去が用意されているようで不安だったが、今回はホントに見たいものを十分に見させてもらいました。【K1】
7/18 『咲 -Saki-』 第10話「第10局 『初心者』」(09/6/12放映)
県大会決勝第2戦。メガネっ娘対決。
過去見て来た対戦を全て暗記しているというまこちんの折角の見せ場が、まさかのド素人のビギナーズラックに全て掻っ攫われてしまうというトホホな感じだった。確かに相性負けというのはあるのだろうが。最下位というこの逆境下で今までその実力が語られることのなかった部長の見せ場がついに用意されたというところか。
仮眠室での咲とのどっちの百合風味的友情もいつもどおり阿漕でイイ感じでした。【K1】
7/17 『けいおん!』 第10話「#10 また合宿!」(09/6/11放映)
後輩ちゃんの可愛いさと言うのはおそらく世間一般的には小生意気だったり小動物的だったり素直じゃなかったりするところなんじゃないかと思うのだけれども、あずにゃんは1人で全ての役をこなせるなかなかに得がたいキャラです。いじられキャラという澪の定位置が随分取られてしまったような気もするが。まぁ可愛いんで許す。
また全てにおいて良く出来た妹である憂が姉に関してだけはズレている感性も微笑ましい。
この作品は総じて何だか年下の方がしっかりしているように描かれている一面もあり(だから一番どうしようもない人間が一番年上のさわちゃん先生であるのは当然のことだ)、そういう逆転現象は取り立てて珍しいものではないが、年齢差を逆説的に意識させて面白いなぁ、とふと思った。【K1】(09/7/17)
7/17 『夏のあらし!』 第10話「異邦人」(09/6/9放映)
今回は今までとは異なりシリアス一辺倒な展開だったが、特に館へ侵入したあたりからの歪なシルエットを多様したスリラー風の演出などはなかなかに雰囲気を出していて印象的だった。
そんなシリアスな展開の中でもお約束の名作漫画小ネタ集が箱舟メンバーが代行しているのが、何だか面白かった。【K1】
7/16 『東のエデン』 第9話「第9話 ハカナ過ギタ男」(09/6/2放映)
登場した。と思ったら即退場、のパンツの熱い生き様に噴き出し、そして涙した(笑)。
そのニックネームを含め色んな意味でインパクトのあるキャラだったが、特に素晴らしいのは何といってもその「丸さ」にある。
球体に限りなく近いからこそ良く転がるのであり、車に撥ねられてフロントから転がり宙に跳ね上げられるパンツの姿はまさに一世一代の見せ場というに相応しいものだった。またその肉体の持つ重量感も素晴らしく、窮屈そうにその巨体を溝の中にみっちりとはめ込んだ最期は実にその巨体を満足に活かす最高の棺桶だった。
心からのご冥福をお祈りいたします。【K1】
7/15 『初恋限定。』 第9話「その思い出には満開の」(09/6/8配信)
美術部在籍のヒロインで絵が話のモチーフになっているエピソードのためか、背景美術や撮影処理などに力が入ったビジュアルが目立った。高速度撮影を連想させるような桜の綻ぶ様やら、キャンバスから舞い散る桜が背景を白く薄桃色に染めてゆくシーンなど非常に印象的だった。
特に美術室でこない先輩を待ち続ける名央が、キャンバスに残された先輩からの手紙や2人の絵に描き足された自分の姿に気付くあたりからの泣けと言わんばかりの畳み掛けるような演出には、ホントに胸が締め付けられるようで思わず涙ぐみそうになる。静かなピアノソロからこのエピソードのためだけ?のスペシャルEDが流れ始め、さらにはそのサビの部分に先輩との幸福な思い出や、またその残した言葉が重なるに至っては、もうここまでやるのか!と言わずにはいられないほどだった。【K1】
7/15 『GUINSAGA - グイン・サーガ -』 第10話「辺境の王者」(09/6/7放映)
ノスフェラスの戦いの決着編。
セム族がモンゴール軍に追い詰められる絶体絶命の危機に、グイン率いるラゴン族が戦場になだれ込み、その圧倒的な膂力でもってモンゴール兵を文字通りコマのように回転して吹っ飛ばしてゆく画があまりに非現実的で面白すぎてウケた。ただ尺の都合か最終決戦としてはいささか物足りなく、いささか消化不良気味で残念だった。【K1】
7/14 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第10話「第10話 『それぞれの行く先』」(09/6/7放映)
マーズ・ヒューズの最期。
どうしても駆け足展開の弊害を被っているとしか思えない。もちろん親バカな一面やおちゃらけた外見の下の切れ者な一面など、出来うる限りの描写はされてきたとは思うが。
『ハガレン』の魅力は間違いなく、人の命を代価とする賢者に象徴されるように、人の命の「重さ」を描くことにあると思うのだが、このアニメでは以前のニーナの一件もそうだが、ちょっとその面が弱いように感じるので、その点が残念ではある。【K1】
7/13 『亡念のザムド』 第9話「第九話 水もしたたる角股雷魚」(09/6/6放映)
クルーたちそれぞれへに対する角股雷魚のフォローの入れ方が見事過ぎて逆に胡散臭くてウケる。
クルーたちは当然皆知っている。しかし、視聴者は良く知らない角股雷魚というキャラをアキユキの視点から上手く描いている。さらにアキユキの疎外感やらそこから派生する苛立ちに対して自然と感情移入まで出来るという地味だが、なかなかの佳作だった。髭をそったら男前で、ザムドのコントロールをはじめ色んな意味でアキユキの上を行くように設定されているのも、当然ではあるが、上手い設定だった。【K1】
7/12 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第10話「鉄壁!くろがね五人衆!」(09/6/6放映)
「くろがね屋がハレンチ学園になっちまった」ってセリフは良かった。
それはともかく、第1話ではマントの下がマッパじゃなかったんで、ちょっとガッカリだったガミアQの、思い切りの良い脱ぎっぷりや、裸体マント姿にもう非常に満足だった。
胡散臭いくろがね屋の五人衆のネタばらしもそのハッタリぶりが非常に面白い。
さらに真面目な話では、メカ作画監督:山下将仁による非常に重厚感かつ躍動感あふれるロボット描写の数々は眼を見張るほどの出来映えだった。
さらに次回は機械獣3体によるマジンガー挟撃作戦。これは非常に燃える。原作の美味しいところを良く重点的に描いてくれていて嬉しい限りです。【K1】
7/12 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第10話「プレゼントの行方」(09/6/6放映)
ナギ、マリアさん、ヒナギクさんに、西沢さんと、プレゼントを巡って一喜一憂するハヤテガールズのそれぞれの仕草が非常に可愛らしく描かれている。ホントにそれだけと言えばそれだけなのだけれども、作画も良くて、もうそれだけで満足してしまう。セカンドシーズンになって、キャラもノッて来て随分と良くなったと思う。これならセカンドシーズンをやった甲斐もあると言うものだ。【K1】
7/11 『戦国BASARA』 第10話「幸村再起不能!?伊達軍涙の解散!!」(09/6/6放映)
信長との最終決戦へと至る前準備。
落ち込んだ幸村を奮起させるのが、無言のまま固く握られたお館様の拳というのが、幾万の言葉よりも熱く心を打って、ちょっと感動してしまった。こんなバカなアニメなのに(笑)。【K1】
7/11 『咲 -Saki-』 第9話「第9局 『開眼』」(09/6/5放映)
捨て牌などから相手の待ちを読む思考の道筋やらそこに至るまでの牌譜をこと細かく説明すること無しに麻雀における強さを描くことは出来ないのだろうか。いや、そんなことはない。と、この作品は言う。ただ、閉じていた目を見開くだけで、こと足りる、と。
閉じていた目を開く。それだけで麻雀が強くなる。そんなバカなことがあるだろうか。しかしそのあり得ない事態は我々の眼の前でごく自然に展開してゆく。正統的麻雀作品として圧倒的に間違っており、そして映像作品としては非常に正しい。その思い切りの良さに感動させられた。
続く2回戦にも期待が高まります。【K1】
7/10 『けいおん!』 第9話「#9 新入部員!」(09/6/4放映)
あずにゃん誕生編。
生真面目っ娘なあずにゃんの、軽音部のヌルさに思い悩んだり、懐柔されたりする様を軽重織り交ぜたタッチで描いていてきちんと感情移入出来るようになっていた。とにかく可愛いし。
あずにゃんと同じ生真面目っ娘の澪はこれまでの積み重ねがあるとして、あずにゃんが軽音部メンバーでなければならない理由というのはちと弱い気はするのが、いささか難点ではあるが。【K1】
7/9 『バスカッシュ!』 第10話「「ノンストップ・ジャンプストップ」」(09/6/4放映)
弱点(トラウマ)の自覚とその克服というのはこの手の作品の王道のようなものなのだが、唐突に発覚してあっと言う間に解決という感は否めない。ダンのウィークポイントはてっきりダンクに拘るあまり他のシュートが出来ないとかそういうのだと思っていたのだが。とは言え、ルージュとの口喧嘩から生身での1on1へと至る流れや、ダンのために身体を張ったルージュの言葉などは、素直に心に響くものもあって、悪くない内容になってはいた。【K1】
7/8 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第9話「第九話 天啓陽月」(09/6/2放映)
オカマと年増マゾとのイロモノ対決(笑)は、そのアクション以上に投げかけられる言葉遊びのセンスが良くって面白かった。
後、全然映像が出ないんで、想像するしかないんだけれども、ビンボーなクラリスがどんな風に暮らしているのかちょっと気になったり(笑)。【K1】
7/8 『夏のあらし!』 第9話「HERO(ヒーローになる時、それは今)」(09/6/2放映)
いつもの やよゐと加奈子のショートコントを上手く事態の急変を告げるものとして使用していた。しかもそれをEDロール後さらにオチにしてしまうのには、さらに感心させられた。
それとは無関係に箱舟の客層が、シャフト制作の『ひだまりスケッチ』やら『まりあほりっく』までならばともかく、『咲-saki-』とか『けいおん!』からまでも取られているのに、ちょとと驚くやら苦笑するやらだった。【K1】
7/7 『初恋限定。』 第8話「チョコレート・ボマーの憂鬱」(09/6/1配信)
山本さんのバレンタインデーを巡るエピソードに、それに絡んで様々に錯綜した恋模様、人間模様の全てが最後の河原のシーンへと結実してゆく構成がちょっと面白かった。同時に2人の男を振って、自分の恋と向かい合う決意をするサキ姉(敢えてそう呼ばせてもらいたい)が、男前過ぎて惚れそうになった。【K1】
7/6 『しゅごキャラ!!どきっ』 第85話「ち〜す!噂のギャル登場!!」(09/5/31放映)
前回の次回予告から、次回は良作画、演出回だとあたりをつけていたのだが、期待通りの出来映えで満足だった。釘宮理恵声のゲストキャラもきちんとキャラが「立っ」ていて可愛らしく、モデル用の衣装を纏ったあむもいつもより可愛らしかった。しかしそれ以上に、そのあむの姿をすごい勢いで写メってる、りまの姿が何だか笑えた。【K1】
7/6 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第9話「第9話 『創られた想い』」(09/5/31放映)
エドとアルの兄弟の絆、そしてウィンリィとの絆を軽重織り交ぜたタッチで鮮やかに描いていて好感触。鋼の身体となって睡眠や食事をとることすら出来なくなったアルの苦しみはいささか伝わってこないし、また自らがただの人形なのではないかとそこまで思いつめる必然性もそれほど感じないのだが、あまりシリアスに追い詰めても仕方がないので、これぐらい軽いタッチで良いのだろう。読者層に合わせた思春期にありがちな存在理由についての悩みと合わせて共感できるぐらいがちょうど良いのだろう。
大人が、きちんと子供を叱る大人としての役割を果たしているのも、見ていて清々しくて良かった。【K1】
7/5 『フレッシュプリキュア!』 第18話「プリキュアに会いたい!小さな女の子の願い!!」(09/5/31放映)
これまでのプリキュアは、他者の存在に対して曖昧な態度を取り続けてきて、つっこんではダメだとは思いつつも正直納得のいかないものも感じてはいたが、今回のシリーズでは人間の不幸を集めるというラビリンス側の事情もあり、プリキュアの存在はメディアにも取り上げられているようで、それはそれでやはりツッコミどころもあるのだけれども、まぁ概ね好意的に捉えている。ところで今回の手術を目前に控えた少女のために一肌脱ごうという展開は特撮モノには結構ありがちな話でちょっと古臭くてパターン通りだが、悪くはなかった。
ラストの、4人目のプリキュアまもなく登場のいきなりの告知はちょっとサプライズというよりは、笑ってしまいそうになったが。【K1】
7/5 『亡念のザムド』 第8話「第八話 詰腹峠のヒトガタ狩り」(09/5/30放映)
同級生たちを殺した敵、ひいてはヒトガタへの恨み、さらには嫉妬も当然含まれてはいるだろうが、それでもアキユキ君の豹変ぶりはどうしても唐突さを感じずにはいられない。手に入れた力に引きずられて人格まで歪むというのはもちろんありなのだが、もう少し段取りと言うものがあるだろう、と。
最後のハルに対する隊長さんの平手打ちも何だか良く分からないんだよなぁ。一応「命令違反」という建前は付いているみたいだけれども、自分達だって極秘の任務をこっそりやっているわけだし。隊長を身勝手な大人として描いているにしては、一応副隊長がわざとらしくフォロー入れていて中途半端な感じだし。良く分からない。
短いながらもアクションシーンや崩壊する鉄橋の作画など、見所はやはり十分あるだけに、非常に残念だ。【K1】
7/4 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第9話「乙女心が求めるものは・・・・・・」(09/5/30放映)
ラブコメとはまごうことなき距離のジャンルであり、歳の差カップルというのはそれだけで、相手との年齢差のギャップがそのまま距離の不安定さを連想させずにはおられず、ラブコメ設定の中でも特にK1のお気に入りの1つであり、特に相手との年齢差を自覚して煩悶とするシスターさんの姿には非常に萌えるものがありました。
年上のくせに年下の男の子にほっぺにチュ〜されてドギマギした様子なんか、普段の凶暴な様子もあって、なかなか悶絶ものでした。
イイものを見させていただきました。【K1】
7/3 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第9話「発動!日本侵略作戦!」(09/5/30放映)
ジャンゴと最強の金髪ツインテール・ガリアQの全くと言っても良いほど噛みあってない会話のシュールさにウケた。
機械獣3体同時侵攻という燃える展開への布石も上々で、次回これは必ず拳を熱く握り締めるような展開になること必至で、今から期待大です。【K1】
7/3 『咲 -Saki-』 第8話「第8局 『前夜』」(09/5/29放映)
大会初日を終え、タイトルどおりそれぞれの予選決勝戦前夜を丹念に描く、地味ながらも各校の試合へ賭ける想いや仲間たちとの絆が良く描かれていて、まさに嵐の前の静けさといった感じで盛り上げてくれる。この作品は阿漕な百合色をウリにしつつも、きちんとしたドラマが描き込まれており、その程よいバランス感覚が実に素晴らしい。【K1】
7/2 『けいおん!』 第8話「#8 新歓!」(09/5/28放映)
軽音部の新入生獲得大作戦。
着ぐるみでのビラくばりとか、ティータイムがウリだったりとか、相変わらず軽音部らしからぬ振る舞いが今回も楽しい。
そんな中でも新歓ライブでの唯と澪の姿に、それぞれ成長のあとが窺えるのが感慨深い。演奏シーンも短いながらも印象的に描かれていて良かった。
マトモに練習しているシーンがないのに、とか言うツッコミはなしにしておきましょう。【K1】
7/1 『バスカッシュ!』 第9話「「アイドル・アタック!」」(09/5/28放映)
温泉回の割にはサービスカットがほとんどなかったり、アイドルグループが突然バスカッシュやり始めたり(しかもわざわざダンたちを嵌めてまで試合をマッチするわけも今ひとつ分からない)、ルージュがダンにときめいたりするのも唐突で、全体的にちょっと適当さが目立つつくりだが、それでもエクリップスとのマッチは作画の健闘ぶりや歌の挿入もあってたりして単純に盛り上がれるものになっていた。ま、これぐらい大雑把でゆるい作りの方がこの作品にはあっている気もする。【K1】
7/1 『東のエデン』 第7話「第7話 ブラックスワン舞う」(09/5/26放映)
ノブレス携帯にお互いの使用明細が記載されるという設定がきちんと活かされていて、それを頼りに相手の情報を手に入れて行うお互いの妨害が面白かった。携帯への指図1つで、警察の情報を改竄したり、事故を起こしたり、ホテルをまるごと買収したりとその出鱈目ぶりも面白かった。
ただダイアナさんのジョニー狩りの過去に男に酷い目に会わされた過去を匂わせたり、滝沢に優しくされてすぐ篭絡されそうになったりというのは、ちょっとステロタイプなキャラっぽくて少々ガッカリはした。もっと本気で狂った人にしても良かったんじゃないか、って気はする。
最後のイリージョンはそれを咲ちゃんに見せる必要性を全く感じないのだが、少なくとも視聴者に対しての十分な驚きと見世物になっていた。ホンキで超常的な話になってしまうのかと騙されそうになってしまった。【K1】
6/30 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第8話「第八話 口紅無残」(09/5/26放映)
いかに警戒厳重な牢獄から脱出してみせるかは、映画のみならずアニメでも時に使用される題材で、あわや死刑直前の一発逆転劇で鮮やかに身代わり脱出して見せた『ルパン三世』の例を紐解くまでもなく、見ているこちらも手に汗を握る。で、本作の脱出劇だが、前回から言及されていた水素爆弾、オレンジジュースを醗酵させ触媒に使うアイディア、地面から膨れ上がって舞い上がる気球など、なかなかアイディアが凝らされていて楽しかった。女囚たちの看守を誑し込んだり、目を盗んだりの協力体制も一々納得のいくように作られていて良かった。ナノワイヤーとか炭素分子とかぐらいきちんとチェックしろよ、とのツッコミもあるかもしれないが、所長?側も邦子の脱出劇を期待していた節もあるので、そこら辺は念の入ったチェックは敢えてしなかったということで宜しいのではないでしょうか?【K1】
6/30 『夏のあらし!』 第8話「勝手にしやがれ」(09/5/26放映)
一昔前のマンガにつきものの、いわゆる階段から一緒に落っこちて人格が入れ替わっちゃったネタ。
とにかく弄りやすいのか、潤くんの男装美少女設定が今回も活かされていて、終始そのレベルの高さに楽しめた。どこまで女の子としての証拠を突きつけられる事態に至っても潤を男の子と微塵も疑わない一ちゃんのバカっぷりが素晴らしかった。
なげっぱしのオチもこの手のネタに良くあるお約束通りで良かったです。【K1】
6/29 『初恋限定。』 第7話「キスをしようよ」(09/5/25配信)
ヒロイン・寺井春人の純情さにドギマギしたり、土橋の男前っぷりに惚れたりした。ってぐらいに男女の力関係が反転したエピソードで、感情移入はこの手の作品の場合はふつーは乙女心を想像してキュンとなるのに、寺井くんの方に感情移入を見事にさせられる。ちょっとじれったくてイライラする局面も少々あったが。また、全然スキを見せているとは思えない土橋の硬派な態度もいかにも土橋らしい感じがして良かった。【K1】
6/28 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第8話「第8話 『第五研究所』」(09/5/24放映)
ドタドタしてナンバー48に比べて鈍重で洗練されていないナンバー66の動きなどその違いを上手く見せている。また殺人鬼の割に妙に明るく陽気な言動などは原作通りだが、妙にコミカルな雰囲気を出していて不謹慎な楽しさがある。そのバリー本人の口から語られる昔話の童話風のデフォメルされてはいてもおどろおどろしい内容と画も良い感じだった。【K1】
6/27 『亡念のザムド』 第7話「第七話 屹立 背負うは命か猫股か」(09/5/23放映)
演習場での胎児を宿した実験体ザムド。
アキユキの出会った、ヒトガタと変じ石となった母親の石に花を備える父娘。
離れた場所で語られるエピソードが、ちゃんと親子の絆という形で語られており、きちんと関連性が持たされている。
飛行艇の中でアキユキの腕章を握り締め月を見上げるハルのカットなども印象的で、それだけで彼女の切ない想いが伝わってくるようだった。【K1】
6/26 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第8話「シラヌイがやってきた」(09/5/23放映)
この作品のキャラ設定やエピソードなどは、原作者がオタクだから…というのは偏見に近いのだろうが、どうもどこかで見てきたようなのばかりで、さらには妄想入りまくりなので(例:マリアさん、17歳って…とか)今ひとつのれないのだが、何だか妙に毎回楽しく見ているのは何故なんだろう。画や演出のクオリティがアップされたために全体が良く見えるのか自分でも今ひとつ良く分からないのだが、今回も阿漕だなぁ、と思いつつも、ちょっと珍しい伊澄の洋装やネコ相手に一喜一憂姿が可愛らしくそれなりに満足して見てしまったのでした。【K1】
6/25 『涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション)』 第1話「笹の葉ラプソディ」(09/5/21放映)
今からもう1年以上は経つだろうか、朝日新聞などをはじめとした各紙に大々的に第2シリーズ制作決定のニュースが載せられたのは。その人気の高さからおそらく第2シリーズの放映は間違いないと思いつつも待ちわびていたファンにとってはまさに一日千秋の思いで待ち続けていたニュースだったに違いない。しかし、その後アニメ雑誌でもその放映時期などが載せられることはなく、ファンをやきもきさせる。今年初めから配信が始まった『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』がまさかそれだったのではないか、などという流言などもありつつ、4月からようやくTV放映されたシリーズは、かつてのTVシリーズの時系列順放映でまたもやファンをガッカリさせる。しかしその頃からネットで囁かれ始めた噂は、今回のTVシリーズは2クール放映で新作エピソードが放映されるのではないか、というものだった。そしておそらくその新作第1話は原作小説準拠で行くならば七夕を扱ったエピソード、そして第8話に当たる部分ではないだろか、と。
そして一部の予想通りに放映された新作エピソードが、今回のそれに当たる。
時系列をシャッフルした放映形態、実写CM、アニメ内とリンクさせたHPの仕掛けなど、前作から様々な話題を振りまいてきた前作同様、情報をシャットアウトすることで行った今回の仕掛けは、いかにも『涼宮ハルヒ』らしい仕掛けだと思いつつも、それにどれほどの効果が期待できたのだろうかといささか疑問に思わざるを得ない。何よりも時期を逸しており、旬の味わいを失ってしまっているのが残念でならない。もう少し賢明なプロデューサーが存在したならばと悔やまれるところだ。
で、肝心の本編だが、一応時系列放映順にきちんと見ていたのだが、3年前との絵柄の不具合はほとんど感じられない。色調が少々濃くなって、いささかキャラのフォルムが強調されているようにも感じるが。むしろ3年前でありながら、これほどのクオリティと感心すべきところだろう。
タイトル通り七夕のエピソードで、そこで語られるのは以前から噂されていたハルヒの中学における校庭落書き事件の顛末。だが、長門が美味しい部分を戴いており、流石は当作品におけるナンバー1人気キャラだと思わせる。
眼鏡1つ取ってだけの行為で、3年前の長門と現在の長門が繋がっていることを感じさせる描写の巧みさ。
キョンと朝比奈さんにとっては、寝て目覚めるだけの一瞬の間に流れた3年間の寂寞を感じさせる長門の瞳に浮かぶわずかな感情の波(これはもしかすると少々見せ過ぎかもしれないが、それでもちょっとキュンとする)。3年の月日の経過を感じさせるまっさらだった短冊の汚れ。そこに記された「わたしはここにいる」というハルヒの落書きに込められたメッセージが、同時に長門のそれであると気付かされる構成の妙。
16光年、25光年離れたアルタイラとベガまでに光の届く時間の長さと、3年後にキョンたちと出会う日々を待ち続ける長門の想いが上手く重ねあわされている。
中学時代のハルヒの傍若無人さも微笑ましく可愛らしく、短いながらも良くまとまったエピソードで、新作の出だしとしても良かったのではないだろうか。
京アニ制作なのでクオリティの面では心配などはしていないが、今回も楽しめる作品になると期待しております。【K1】
6/24 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第8話「急変」(09/5/22放映)
ツヴァイによるアインの銃弾摘出シーンは、伝統的パターンと言っても良い性交の隠喩として描かれていたが、無音での処理やことが終わった後の1つのシーツに包まって体温を分け合う姿などもそれらしい効果を挙げていて悪くないシーンになっていた。【K1】
6/24 『咲 -Saki-』 第7話「第7局 『伝統』」(09/5/22放映)
詰まるところ麻雀における強さとは何か。相手の捨て牌から狙いを瞬時に読み取る洞察力、手配から最短の役への道筋を組み立てる力。一見、そういった尤もらしい言葉でそれらを表現することは可能であるように思えるが、そういった言葉を幾ら並べてみたところでその本質には決して触れ得ない。結局のところ、勝ったものが強く、言葉はそれを辛うじて後付するのみに過ぎない。
原村和の「強さ」はその速さによってのみ描かれる。もちろん牌を切る速度が強さと比例するわけがないのは素人にも分かる。ただその場においては速さ=強さなのだ。そこでは大差を付けられた3校が高い得点を狙うために手を遅めざるを得ず、和の速度に付いていけないという尤もらしい説明がなされる。しかし、我々が目にさせられる和の牌を切る速度はそれ以上に雄弁に彼女の優位性を語ってやまない。言葉はもう既に蛇足でしかない。そしてこのエピソードにおいて最も最速を誇るのは和ではなく、画面に映る間すら与えずに試合を終了させてしまったヒロイン・咲であることもまたはっきりと示されている。
未だに姿を見せない龍門渕高校大将・天江衣、そして常に閉じられた右目が不気味な存在感を与える風越女子部長・福路美穂子の存在など、ライバルたちの動向も非常に気にさせられる。
しかしそれらの感動も、EDの和のけしからんおっぱいの前に全て吹っ飛んでしまった(笑)。いくら何でも増量し過ぎだろう…。いや、もうどんどんやっちゃって下さい。【K1】
6/23 『バスカッシュ!』 第8話「「パス・オブ・トゥルース」」(09/5/21放映)
アイスマンの「デストロイ」がパスである可能性についてはもちろん予測はしていた。世の中にはキラーパスという物騒な名前のパスもあることだし。ただそれで全てを許してしまえるほど、一貫性のある描写がなされて来たわけではなく、どうしても違和感はある。ただアイスマンにようやくスポットライトが当てられたことで感情移入しやすくなったのは事実だ。何だか少しキャラ設定が変わってしまっているかのような印象も受けるが(苦笑)、まぁ初めてアイスマンの言動に対して納得も出来たし楽しめもしたので、あまり野暮は言わないようにしようと思う。【K1】
6/23 『けいおん!』 第7話「#7 クリスマス!」(09/5/21放映)
タイトル通りのクリスマスイベントだが、軽部面々によるクリスマス描写以上に全編に亘ってよく出来た妹・憂ちゃんの大活躍が目に付くエピソードだった。姉の妹への不器用な思いやりを汲み取り、かいがいしくダメ姉の世話をする姿が非常に愛らしかった。
準備からクリスマス当日、さらには初詣まで済ませてしまうという内容の詰まった展開だがけして駆け足で詰め込み過ぎと言った印象は無く、テンポ良く裁いているのも好印象だった。【K1】
6/22 『東のエデン』 第6話「第6話 東のエデン」(09/5/19放映)
今回も前回同様アバンでの白鳥社社長がステキすぎて参った。
覆面の拘束具などマニアックな道具だても良いが、何よりもシガーカッターの喚起するイメージの凶悪さが実に素晴らしい。切断される葉巻をあたかも男性器であるかのように見立ててゾッとさせられる。
本編では咲の寸足らずのジャージでのへそだしルックが実に印象的だった。
真面目な話ではおそらく本編に深く関わることになる画像検索エンジン?「東のエデン」について言及される。その真価は今のところ不明だが、ありふれたもの、見向きもされなかったものに、咲の書き込み(言葉)が新たな意味を付与していったというのはちょっと興味深い。モノに先立つ意味はなく、また同時に意味を持たないモノはない。「言葉」が変わることで「モノ」もまた変化を被る。失われた滝沢の記憶に大きく関わり、また平澤の矜持を支える「ニート」という単語は当然否定的な意味がまとわり付く。おそらくは、そのニートという言葉の持つ非生産的で否定的な意味を価値転換させることが物語の大きな目的になる…ような気がする。その点も含めて興味深く次回以降の展開を待ちたいと思う。【K1】
6/21 『夏のあらし!』 第7話「他人の関係」(09/5/19放映)
アバンの『巨人の星』コントが、アップ時に陰翳を濃く描線で描くことでそれらしい雰囲気を出していたが、それ以上に音楽もパロディになっていたのが良かった(とは言っても『巨人の星』をきちんと通して見た事はないんだけれども)。それとは無関係にアラシさんのへそのアップが良かったなぁ、とか思ったり。
きっちりしているようでかなり迂闊なカヤさんの言動の数々や、ある意味「女」そのものとも言えるカヤさんに対する潤の気持ちの変化など、前回の潤とカヤさんに対するフォローがきちんとされていて良かった。【K1】
6/21 『初恋限定。』 第6話「雪が降り出すその前に」(09/5/18配信)
甘ずっぺぇ〜。
楠田のことが気になって気になって仕方のない慧のモノローグが身もだえしてしまうほどに照れくさい。気になって気になって仕方がないのに、素直になれない女心に年甲斐もなくときめいてしまう。
久方ぶりに「ツンデレ」なんてテンプレートなものでない、ラブコメを見させて貰ったような気がする。
慧とどばちゃんの夕暮れの帰り道やら雪の公園などの情景も良く雰囲気を盛り上げていた。
視聴当初は女の子をとにかく可愛らしく描いてキュン死にさせることだけを狙ったような作品とばかり思っていたし、事実概ねそんな感じだとは思うが、それだけでないものもきちんと描かれていてちょっとした掘り出しものを見ているような気が最近してきている。【K1】
6/20 『GUINSAGA - グイン・サーガ -』 第7話「ノスフェラスの戦い」(09/5/17放映)
グイン1人にいいように翻弄されているモンゴールの愚かさはちょっと情けなく、もう少しものを考えろよ、と思ったりもするが、CGの特性を活かしたノスフェラスの大地を埋め尽くすモンゴール兵の軍団など、今回は迫力ある映像が幾つか見られたので満足だった。
原作を知っているものとしては、この先も凋落人生を送るアストリアスのみっともなさが非常にたっぷり描かれていてちょっと楽しかった(笑)。
ちょっとおまけ気味だと自分でも思うけれど、そんな感じで今回は☆を1つ。【K1】
6/19 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第7話「第7話 『隠された真実』」(09/5/17放映)
今回も前回同様に派手なアクションの見せ場の少ないエピソードだったが、要所要所で妙に軽くイイ感じに手の抜かれた画が挿入されており、それがちゃんと緩急をつけるアクセントとして使われているのが良かった。単純にシェスカのどこか抜けた微笑ましさとかも上手く表現されていたと思うし。【K1】
6/18 『戦国BASARA』 第7話「略奪の梟雄!双竜月下の真剣勝負」(09/5/16放映)
『へうげもの』でも茶器を抱いて壮絶な爆死っぷりを披露してくれた松永久秀の登場。
本筋から少々離れた感はするが、馬上で謙信にお姫様だっこされるかすがとか、いつも以上に気合の入った信玄さまの拳によるドツキとか今回も楽しかった。
何よりも演出かそれとも作画陣の趣味なのか、かすがや小十郎の瞳の中に見つめる相手(謙信や政宗)を描いていたカットが妙に印象に残った。「目に入れても痛くない」という慣用句があるが、文字通りそのカットだけで相手に対する想いが雄弁に語られているのに感心させられた。【K1】
6/17 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第7話「やきもちとか焼かれたてジャぱん」(09/5/16放映)
ヒナギクさん家で2人っきりで一夜を過ごすお約束のドキドキイベント勃発(女の子とネコ一匹が途中で乱入してくるが)で、ヒナギクさんのドギマギぶりが期待通りの可愛らしさで満足だった。次回予告でのふにゃふにゃぶりもかなりのものだったが。
ただ気になったのはあまりに原作通りに律儀にやっていることで、原作では「天の声(ナレーション)」が基本的には存在しないので、ハヤテとヒナギクのラブラブ新婚カップルぶりを通行人やら通行人がいない時は窓からのぞく小鳥やら観葉植物などに突っ込ませているのだけれども、当然アニメでは「天の声」が全てツッコミを行う。にも関わらず何故かいわゆるピキピキマークを付けた小鳥やら観葉植物が画面に登場するのは流石におかしい。何も考えてないのか、それとも原作を知っている人間に対するジョークとしてやっているのか、非常に微妙なところで気になる。第2期は決して悪くはない出来なんで、単純に何も考えてないというわけでもないとも思うので。【K1】
6/16 『咲 -Saki-』 第6話「第6局 『開幕』」(09/5/15放映)
小野大輔声の執事ネタはお約束。
県大会予選第一回戦。
龍門渕メンバーが、試合を見せずにもうビジュアルだけで十分にキャラが「立っ」ているのが妙に印象的だった。
相手を知らずに競合同士が惹かれ合い、出会うというお約束をきちんと見せていて、きちんと話を盛り上げる構成を組んでいる。【K1】
6/15 『バスカッシュ!』 第7話「「ウィズイン・アウトオブ」」(09/5/14放映)
OPテーマを挿入歌として使うというベタだが、効果的な使用もあって、この作品としては初めて素直に燃えても良いと思える出来だった。
眼の前にちらつかされた多額の契約金に揺れるダンの心情には珍しく感情移入出来た。またそれらを小気味良く蹴飛ばし、街中に契約金代わりの宝石をバラまくシーンなんかは、主人公への共感と金で物事の解決を図ろうとする薄汚いやり口に対する鬱屈を思い切り晴らしてくれた喝采を叫びたくなるような爽快感があった。
またそれに連動して街中を自由にフィールドにするバスカッシュの自由さを押さえつけた、街中に引かれたラインが消されてゆき、ルールで縛られない自由さをゲームが獲得してゆく過程も上手くその流れに乗っていて、キャラの心情のみならず構成的にもバッチリ決まっていた。
ようやくこの作品に求めていた爽快さが得られたようで良かった。【K1】
6/15 『けいおん!』 第6話「#6 学園祭!」(09/5/14放映)
肝心の演奏シーンが、PV風の映像になっていてちょっとガッカリした。実際の演奏シーンを見せるよりも労力の少ないのは分かるのだが。ただ何の演出上の工夫もなく演奏が始まった途端にPVになってしまうので、もう少し見せ方を考えて欲しかった。
ライブの成功と澪の成長という良い話で〆るのかと思いきや、最後の最後でパンチラ(モロ?)で澪にトラウマを残したり、コーラス部分までも嗄れ声で唯に歌い続けさせたりと、その他のキャラネタは良かっただけに残念でならなかった。【K1】
6/14 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第6話「第六話 虚構戦線」(09/5/12放映)
ネットの闇に巣食うオロチ退治。
ネット上で繰り広げられる攻防の全てを正確に把握しているとは言い難いが、伝えにくい分かりづらい内容をイメージ映像などを交えてなかなか巧みにテンポ良く見せている。コンテは飯田馬之介によるもので、確かにグラフィック化された映像のアイディアなどはらしいものを感じさせる。
日本政府や石田ファイナンス、アトラス公社に國子と様々な陣営や人間たちの共同戦線による作戦だったが、全てを仕組んだ黒幕にとってはそれすらも織り込み済みのシナリオであり、さらなる闇を感じさせるようになっちているのもこの先の展開に期待を持たせる。
作画レベルは前回あたりからかなり持ち直しており、今回も十分に満足のいくものだった。【K1】
6/14 『東のエデン』 第5話「第5話 今そんなこと考えてる場合じゃないのに」(09/5/12放映)
アバンでの派手な髪と口紅の色をしたセレゾン(ダイアナ)の、ちょっと体型の崩れかけた下着姿の醸しだすエロスがちょっとした見物だった。単純にアニメ的なありえないスタイルの良さを描くのはある意味簡単だろうが、派手な黒の下着や肉厚の唇も相俟った退廃的なエロスはアニメでは表現が難しいと思うので。思わずその部分だけ何度も見直してしまう。
本編では気もそぞろに大杉君の話を聞き流している咲や、大杉の空回りぶり、さらには人を殺しておきながら?平然と無邪気にと言っても良い表情で豪勢な食事を楽しむダイアナの描写などが面白かった。【K1】
6/13 『夏のあらし!』 第6話「恋におちて」(09/5/12放映)
潤とカヤとの初タイムリープ。
Aパートの淡い色使いが幻想的かつ華麗な桜並木のシーンとBパートにおける空襲シーンとの対比が見事だった。
何よりその対比が見事なのは、それが単なる状況の変化のみならず、カヤの内面までをも対比させている点に尽きる。
相手に対する慎ましく秘めたる気持ち、そして自らの命や巻き込んでしまった潤のことなど全てを投げ出して店長の元へと駆け出す激しい情動。どちらもまさに恋する乙女の両面であり、「女」そのものだった。
Bパートの狂乱はカヤの激しい情動のみならず、初めて体験する空襲の恐怖の中で恐慌状態に陥る潤の内面の合い混ざって、荒々しい描線、炎のエフェクト、極端に歪められたパース、繰り返される潤の顔のアップなど非常に巧みな効果が挙げられていて非常に感心させられた。【K1】
6/13 『初恋限定。』 第5話「とまどいダイビング」(09/5/11配信)
メガネボインちゃん+水着というフェチ度満載のエピソードで今回も煩悩を刺激しまくりだった。ボインちゃんらしく入浴シーンのサービスもあったりと憎らしいくらいに押さえるべきところはおさえられている。もちろんK1も大好きですよ、メガネボインちゃん。【K1】
6/12 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第6話「第6話 『希望の道』」(09/5/10放映)
今回も幾つか削られているが、マルコーとの出会いと賢者の石へと続く手がかり、そして帰郷とウィンリィーとの再会というメインのエピソードがきちんと押さえられているので、それをさほど感じさせないようになっているのが良い。エドとウィンリィーとの関係が甘ったるいものをほとんど感じさせない爽やかなものになっているのも好印象の理由の1つではある。【K1】
6/11 『フレッシュプリキュア!』 第15話「せつなとラブ 相手を思いやる心!」(09/5/10放映)
オウム型ナケワメーケの戦闘形態があまりにもヘン過ぎてウケた。
それはともかく話自体はさほど特筆すべき点はないのだが、ボーリング場でラブたちがそれぞれのカラーリングに合ったボールを選ぶ際に、せつなが赤いボールに手を伸ばしかけて結局黒のそれを手にするのだが、前回のアカルンの一件と合わせるとちょっと邪推したくなる。もしかすると、もしかして?【K1】
6/10 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第6話「おまえンち」(09/5/9放映)
ヒナギクさんのお宅訪問とか、マリアさんのコスプレ学園潜入編とか、ヒロインそっちのけの展開。後者のマリアさんの設定はあまりにドリーミー過ぎてK1にはいささかハードルが高いんですが、ヒナギクさんのきびきびした普段の姿とは異なる、ハヤテに対する煮え切らない態度には今回も萌えさせていただきました。【K1】
6/10 『亡念のザムド』 第5話「第五話 調停する者 しない者」(09/5/9放映)
主人公であるアキユキがまるっきり活躍しないまま話が地味に進んでいくので、いささか心配にはなるのだが、船長とナキアミの関係の掘り下げやら、OPでもその疾走が見られるアクシバがその速達伝説で男を見せる様などをユーモアを交えつつ見せるのは楽しくてまぁ良いかという気にさせられる。特にED後の押し花というのが非常に憎くらしくてやられた、という気になる。
また今回の見所となるヒトガタと化した設楽さんとフルイチのチェイスシーンの作画はやはり非常に見事で堪能させてもらいました。【K1】
6/9 『戦国BASARA』 第6話「裂かれた絆 正宗屈辱の退却!」(09/5/9放映)
Aパート。浅井長政とお市の今生の別れの作画は非常に端正なキャラ作画で美しくその長政の最期やお市の慟哭ぶりを描かれていて良かった。
Bパートでは、銃を乱射したりどこからか取り出した(笑)ガトリングガンをぶっ放して徳川軍を蹂躙する濃姫のイケイケっぷりが印象的だった。【K1】
6/8 『咲 -Saki-』 第5話「第5局 『合宿』」(09/5/8放映)
無理やり浴衣に着替えさせられて床に仰向けになった和のおっぱいがその重みでちょっと下にひっぱられていることを感じさせるカットや、膝の上に抱いたペンギンの人形により押し上げられることで普段よりボリュームアップして見える和のおっぱいとかいつも以上におっぱい描写に力の入った作画は流石に勘所を押さえている。
なお本作は麻雀全国大会出場を目指す少女たちの挑戦とライバルたちとの熱き戦い描いた作品です(笑)。【K1】
6/8 『バスカッシュ!』 第6話「「セイント・ハズ・カム」」(09/5/7放映)
新たなライバルたち続々登場し、早速ダンたちのストリートバスケである「バスカッシュ」が頓挫の危機を迎えるという展開だが、にも関わらずあまり燃えないのは、今までと同様。もっと単純にコイツと戦ってみてぇ。というような熱い心を感じないし、肝心の「バスカッシュ」に対する情熱も未だに微妙なままだ。このまま燃えきらない感じで終わりそうな予感がしてならない。
今掛勇さんのコンテが悪いわけでは決してないですが。【K1】
6/7 『けいおん!』 第5話「#5 顧問!」(09/5/7放映)
さわ子先生が急激にその株を下げてゆく様がありえなさ過ぎて笑える。ギターを手にした途端に豹変して歯ギターまで披露するに至っては唖然とさせられる。過去の回想シーンにおける痛々しさも素晴らしかった。
証拠隠滅を図るための音楽室への力走が無駄にリキが入りまくっていて面白い。真田アサミの演技もノリノリで楽しそうだった。
ここんところ、怯えたり少女趣味全開で男性視聴者の間で人気急上昇に違いない澪の影で、ちょっと存在感が失われつつあったむぎちゃんにさわ子先生にちょっとアブナイ視線を送らせることでテコ入れしているのも印象的だった。「女の子同士ってイイなぁ」。【K1】
6/7 『東のエデン』 第4話「第4話 リアルな現実 虚構の現実」(09/5/5放映)
薄々そうじゃないかと思っていたが、壁に掛かった映画のポスターや咲ちゃんの態度から、その片想いの相手が姉の夫であることが判明する。ちょっと分かりやすい構図などかなとは思うが、セリフで語らせないのは良いと思う。
新たなセレゾンの口から語られる真実。未だに謎は多いままだが、小川真司の喋りを心ゆくまで堪能できるのは非常に幸せだった。
記憶を失い、逡巡する滝沢に対して語りかけるJuizの声が、何だか今までと違って楽しそうな響きを感じさせるのも印象的だった。玉川紗己子さんの演技力あってのもので、アニメでは久しぶりに聞いたような気がするが良かった。【K1】
6/6 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第5話「第五話 乱心嵐舞」(09/5/5放映)
今回は久方ぶりに作画的に満足の出来るものだった。
特に電脳空間内での國子の現実空間とは身体の重さの違いを感じさせる歩行やら、電脳防御兵器を破壊した際の爆風に乱れる國子の髪の描き込みなどが印象的だった。ついでにその間に挟まれたロリ爺の動きとか。やっぱ田中宏紀?
美邦さまに対して見せる超過保護ぶり以外は比較的マトモに見えていた小夜子さんの豹変ぶりの凄まじさには笑わされた。SなんだかMなんだか良く分からん(笑)。何にしても、やっぱ、この世界の女性はめちゃこぇえです。【K1】
6/6 『夏のあらし!』 第5話「秘密の花園」(09/5/5放映)
シチュエーションを微妙に変えて繰り返される潤いじりの数々が楽しく、男装の美少女にありがちな着替えを見られてドッキリネタもちゃんとしこまれており、非常に満足だった。ラストの安っぽい「箱舟」の模型から炭酸飲料が溢れる特撮映像もちゃっちくて笑った。
また杉田智和お得意?のガンダムネタとか、ネズミが『ガンバの冒険』だったりとか、 やよゐさんと加奈子さんの名作漫画談義も都合三度も同じセリフで繰り返されており、星矢が総ウケの少年とか言われていてそれも微妙にツボだった。【K1】
6/5 『初恋限定。』 第4話「世界の誰より大好きな」(09/5/4配信)
父親の単身赴任で兄と二人っきりになれることを喜ぶかなりアブナイ超ブラコン妹とか、飴を咥えさせられて発情する山本さんとか、今回も夢一杯の内容だった。
初登場時からいつかは動くに違いないと確信していた小宵の横に飛び出したぴょこぴょこ動きそうな髪を感情に合わせて動かしたりするのがかなり嬉しかった。
真面目な話、同ポ気味のカットの繰り返し(食卓でご馳走を間に挟んで向かい合う兄妹の姿やら。母の遺影の前に座る小宵のカット)のテンポや構図の巧みさは、今までの中で頭1つ抜けていると思ったらコンテは大畑さんでした。やっぱ上手いなぁ。【K1】
6/4 『フレッシュプリキュア!』 第14話「4人目のプリキュア!? アカルンを探せ!!」(09/5/3放映)
4人目のプリキュアを巡って敵も味方も振り回される様がなかなか楽しいエピソードに仕上がっていた。動物たちのぶっちゃけトークはちょっとあり得ないが子供向けとしてそれは果たして正しいのかちょっと疑問に思ったりもする。
もうすっかり名コメディリリーフが板に付いたウェスターの活躍も期待を裏切らないで素晴らしかった。
結局4人目の存在が否定されるでもなく、正体が判明するわけでもなく、先延ばしされているのは少々意外だった。【K1】
6/4 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第5話「第5話 『哀しみの雨』」(09/5/3放映)
第5話にして早くも駆け足展開、ダイジェスト風味と言った形容詞ばかりで語ってきた感のする作品だったが、今回は久しぶりに原作を膨らませるような形で描かれており、アニメーションならではの動きの楽しみなども十分堪能できるように仕上がっていて素直に楽しめた。
スカーによって破壊されたエドの練成した足場が破片を撒き散らしながら斜面を滑り落ちる描き込みの細かさなども唸らされる出来映えだった。【K1】
6/3 『戦国BASARA』 第5話「壮絶! 長篠・設楽原の義戦」(09/5/2放映)
カタパルトデッキからガンダムを射出するかのような戦国最強・本多忠勝の出撃ぶりのインパクトやモビルスーツ然とした姿のありえなさに唖然とさせられる。
てっきり登場しないものとばかり思っていた直江兼続の壮絶な出オチっぷりにも笑った。何か大河ドラマに恨みでもあるんじゃないかと邪推してしまいたくなるほどに(笑)。
謙信とかすがの色ボケしたやりとりも、敵の繰り出す槍を交わしつつ血しぶきを上げさせながら照れるかすがさんが妙にシュール過ぎて面白かった。
真面目なところでは、ラストの悲劇的な展開への繋げ方と暗転する形での次回への引きはなかなか雰囲気が出ていて良かった。長篠の戦いでの武田軍の敗退?とか浅井長政の死など、適当に見えて一応史実への目配せもしているのだろうか?【K1】
6/2 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第5話「Heart to Heart」(09/5/2放映)
相手の気持ちが分からずにやきもきしたり、ちょっと不安になったり、裸を見られて真っ赤になったり、ほっぺにちゅうしたりと、前回登場が少ない鬱憤を晴らすかのように、色々なナギの姿を見ることが出来てツンデレお嬢様の面目躍如といったエピソードだった。おんにゃのこも可愛らしく描かれていて眼福だった。
というか、第二期になって意外とふつーに結構面白く見られる気がする。
監督やらスタジオ変更は今のところは吉と出ているようだ。【K1】
6/1 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第5話「強襲! ブロッケン伯爵」(09/5/2放映)
ルストハリケーン、超合金Z、ブレストファイヤーとマジンガーZの超絶的な秘密が次々と明かされ、マジンガーZの今までの苦戦が嘘のように圧倒的なパワーで敵を駆逐する展開に非常に燃えさせられる。ナレーションの名調子は今回も健在だった。さらには主役を食わんばかりの勢いだったおじいちゃんの死と、キレた甲児の情け容赦のない戦いぶり、そしてあしゅら軍団の敗走で一息付く間もなく新たなブロッケン軍団の参戦と見せ場に次ぐ見せ場の連続で今回も終始テンションが上がりっぱなしだった。
飛行要塞グールの上で機械獣が隊列を組んでいる絵面は全く意味がないとしか思えないのだが(笑)、非常に格好良く決まっていて燃えた。【K1】
5/31 『咲 -Saki-』 第4話「第4局 『翻弄』」(09/5/1放映)
喫茶店、メイド服で、アルバイト(字足らず)。
お約束のメイド服で強調された胸揺れなど押さえるべきポイントはきちんと押えられている。
藤田靖子の力を感じ取って緊張する咲の姿を、表情よりも絶対領域部分に汗をびっしりかかせたカットで見せるのがこの作品らしいあざとさで笑った。うん、この作品はやっぱそうでなくっちゃ(笑)。【K1】
5/30 『けいおん!』 第4話「#4 合宿!」(09/4/30放映)
合宿で、澪ちゃんに萌え萌えキュンするお話。軽音部の面々の合宿で大はしゃぎする可愛らしい様子を終始楽しめる。
両手でハートマークを作って萌え萌えするポーズとか、相変わらず時流を取り入れるのが阿漕なくらいに巧みです。
花火をバックにして演奏する唯のシーンのちょっとメルヘンちっくな感じのするエフェクトとかイイ感じだった。肝心の演奏を聞かせないのは、誤魔化しのようにも思えるが。それを期待するような作品ではないので、基本的には問題なしです。【K1】
5/29 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第4話「第四話 超秋葉原」(09/4/28放映)
オカマの露出度の高い新コスチュームが目の毒で困ってしまう。ああ、くそ〜、イイ身体してやがんなぁ(苦笑)。
それはともかく、近未来設定の作品でも秋葉原をネタにするときは相変わらずの想像力で陳腐だとは思うが、ジャンク屋の三爺のキャラは悪くは無かった。何よりもCVが、茶風林、立木文彦、岩田光央というだけで何だかもう勝ったみたいな感じで。
作画も多少は持ち直していた。【K1】
5/28 『初恋限定。』 第3話「ゆらめきアンバランス」(09/4/27配信)
好きなタイプの男の子じゃないのにアイツにときめいちゃう。みたいな感じのちょっと古臭い感じのラブコメ臭が漂っているのが良い感じだった。王道ではあるけれど、それほど奇を衒った作風を求めているわけでもないので存外ふつーに面白かった。
へそだし、超ミニスカチアガールの衣装はちょっとあり得ない感じだけれども、しかもそれを着用するのが男子ってさらにあり得ないんですけど(苦笑)。見たくも無いパンチラがあったような気もするが記憶からは丁寧に削除しておくことにします。【K1】
5/27 『フレッシュプリキュア!』 第13話「シフォンが病気!? パインの新しい力!!」(09/4/26放映)
取り立てて特筆すべき点のないエピソードと流して見ていたら、ラストでシフォンの便秘を直すために、ブッキーがゴム手袋装着している衝撃的な映像に思わず噴いてしまった。今回の「プリキュア」は何だか今まで避けてきたようなところまで切り込んでくるんで、ちょっと油断できない。とは言ってもそれ以外には何かあるわけでもない平凡なエピソードだったけれども。【K1】
5/27 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第4話「第4話 『錬金術師の苦悩』」(09/4/26放映)
前作では非常に衝撃的に描かれていて印象的なショウ・タッカーと娘ニーナの物語。
どうしても同じ原作を使っている分比べられることは当然意識すべきであろうが、この作品はどうも前シリーズを無かったことにしているようにしか思えん。スタッフインタビューなんかではもしかしたら語られているのかもだが、前作と比べられることに対して少しの緊張感も持っていないようにしか見えない。
決して前作を全面肯定するつもりなどはないが、その残酷で救いようのない結末、タッカーの所業と決して無縁のものではないエドとアルの持つ業の深さ、決して万能の力などではない錬金術の持つ底知れぬ闇など、この後の原作の雰囲気すら決定してしまったかのようなエピソードを、その意図を正確に読み取り、より陰惨で救いのない、それでいながらニーナに対する深い愛情すら感じさせられるものに仕上げた手腕は実に見事で、当時非常に感心させられたのを未だに覚えている。
翻って今作に対する批判は一言で済む。ショウ・タッカーのニーナを実験材料にするという非道な振る舞いに対する意外性も驚きも感じられない。これは原作を知っているのとはまるっきり別の問題で、タッカーがそんなことをしでかしても全く不思議でない男としてしか描かれていない。確かにこの先の展開も踏まえた必要最小限度の情報は盛り込まれているが、そんなことを知りたいためにアニメを見ているわけではない。最終章を迎えた原作ストーリーを一年の期間で消化するには、これ位の圧縮度が必要なのかもしれないが。原作でも、前作でも大好きなエピソードだっただけに残念です。【K1】
5/26 『戦国BASARA』 第4話「揺れる緋の華 悲を呼ぶ信義!」(09/4/25放映)
幸村、信玄コンビとはまた違った暑苦しさの浅井長政のキャラを辻谷耕史が上手く熱演している。
史実でも薄幸の身の上だったお市の方の、嗜虐心をそそられるキャラづくりも良かった。可哀想というより、もっと苛めたくなるような感じが(笑)。【K1】
5/26 『亡念のザムド』 第3話「第三話 偽装 国際郵便船」(09/4/25放映)
事情も飲み込めないまま反撥を繰り返す主人公にも、恩着せがましく振舞う郵便船のクルーにも感情移入出来ずにちょっと困る。もちろんきちんと最後にはナキアミに対する感謝の言葉を口にするわけで、それに至るまでのストレスを視聴者にかけていたのは分かるけれども、やはりちょっと不自然に思える。
とは言え第1話、第2話の衝撃度には適わないものの、船内を歩きまわるアキユキの動きなど、今回も作画のレベルは非常に高く目には楽しい作りになっている。また飛行型ヒトガタとのバトルも、派手さこそないものの、ナキアミの手際の良さやら船長の肝のすわりっぷりなどの見所もあって面白かった。【K1】
5/25 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第4話「激突!機械獣vsマジンガー」(09/4/25放映)
マジンガーZの苦戦は続く。
その活躍を素直に楽しめないのは残念だが、戦闘に巻き込まれて倒壊したビルの瓦礫の下から流れ出す血というトラウマもののショッキングな映像を見せることで、単純な勧善懲悪モノではない永井豪作品らしさが出されていて、テンションは上がった。
主人公を食う勢いの十蔵じいちゃんのハッスルぶりが今回も凄まじく、このままだと主人公交代もあり得るんじゃないかと思ってしまう(苦笑)。【K1】
5/25 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第4話「君は僕に似ている」(09/4/25放映)
季節外れのバレンタインデーネタ。
ヒナギクの男気に惚れるお話。ヒロインであるナギそっちのけで長い尺を取っていればそりゃあ人気も出るわなぁ、と。
もちろんK1だって、自分の気持ちに気付かずに素直になれないお年頃のヒナギクファンなんで、文句なんてあるわけはないですが。【K1】
5/24 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第4話「暗殺」(09/4/24放映)
暗殺任務のために恋人役を演じる偽りの顔、感情を見せない暗殺者としての顔、ツヴァイの中に己の姿を見出すことで僅かに残した人間性が揺さぶられ苦悩する顔と、アインの見せる様々な姿によりドラマが重層的に描き出されており、またそのことが彼らの置かれた異常な境遇までも上手く見せており、今回は素直に感心させられた。
ベテラン声優のような見事に違和感を感じさせない演技でない、どこか硬さを残した高垣彩陽の演技が、意図せぬ胡散臭さをかもし出しているようで、面白い効果を出していた。
水着売り場で恋人の試着を居心地悪そうに待っている(フリをしている…ほどにはまだ見えないところもある)ツヴァイを周囲の女性客が遠巻きに窺っている描写の細かさ(視線を上げれば不自然に女性客の視線が逸らされる)なんかも面白かった。原作ゲームを知っているものからすれば、空港で手にしていた旅行パンフレットの中からモンゴルのそれだけを持ち帰っていることなんかもさりげない(というかさり気なさ過ぎて原作を知らない人間にはおそらく無意味にしかならない)伏線?も良かった。【K1】
5/24 『咲 -Saki-』 第3話「第3局 『対立』」(09/4/24放映)
やることが一々百合百合んなカップル気味が今回も男の子の妄想、煩悩を掻き立てまくるように描かれている。
咲と和とが向かい合うシーンが、まず胸同士がにらみ合う(笑)ようなカットから入っていることもあざとくて笑える。
また女子麻雀選手権とか銘打たれてないにも関わらず女子しか競技人口がいない高校生麻雀界の性別の偏り具合のありえなさも素晴らしかった。
ツッコミどころ満載なこのあざとい歪んだ世界観が大好きです。
最後まで堂々と貫いてほしいものです。【K1】
5/23 『バスカッシュ!』 第4話「「スリーウエイ・フリーファイト」」(09/4/23放映)
障害物の多い街中という利点を活かしたダンの反射を利用したボール裁きのアイディアは悪くはない。たまたま投げつけた缶詰が壁に反射してスパンキーに当たることから思い付くというのも、少年モノらしい単純さで良いとは思う。ただそれが、このビッグフットバスケの面白さ、爽快さに繋がっているかと言うととてもそうとは思えない。結局ダンとアイスマンの戦いも、男の意地と意地とのぶつかり合いのような激しさも無く、何で勝負することになっているのか今ひとつ要領を得ない。もっと単純で熱いストーリー。望んでいるのはそれだけです。【K1】
5/22 『夏のあらし!』 第3話「守ってあげたい」(09/4/21放映)
OPの裸体シルエットが黒ベタからカラーになって輪郭がより鮮明になって、それだけでエロさが増していてのっけからテンションが上がった。
本編は肝心のタイムリープ後の、必死になって子供の命を救ったあらしさんに投げかけられる非情な言葉の衝撃度があまり感じられなくて今ひとつだったが、ゲーセンでの無駄に尺の長い、長いだけにバカバカしいやり取りなどは結構面白かったんで、まぁ良しとしておきましょう。【K1】
5/22 『東のエデン』 第2話「第2話 憂鬱な月曜日」(09/4/21放映)
閉塞しきった日本社会に風穴を開けることを期待した「戦争待望論」とでも言うべきものが思想誌の紙面をちょっと賑やかしたのは何年前のことだったか。日本に突如撃ち込まれたミサイルに対し不謹慎にもワクワクするものを感じたと口にする美咲のセリフは、そういった若者の心情をある程度は汲み取っているのだろう。そういった閉塞した時代の空気をこの作品がどこまで描き出せているかは疑問ではあるが、ちょっと面白い。
滝沢に続く第二のセレゾン。人すら抹殺出来るほどの謎の強大な背後組織。まるきり物語の進むべき方向性が見えずに非常にドキドキさせられる。
謎めいた滝沢に美咲が惹かれて行くラブロマンス的な見所もあって、エンタテイメントとして良く出来ている。【K1】
5/21 『初恋限定。』 第2話「となりの山本さん。」(09/4/20配信)
窓からラフな格好で出入りしてくるお隣のお姉さんとか、催眠術?で眠らせてイタズラしようとしたりとか、第1話以上に妄想の度合いが厨ニレベルで笑った。ここまで堂々とやられるとある意味清々しくて感動する。
深く期待しているわけではないので、女の子が可愛らしく描かれていて、楽しければ十分に満足です。でも真面目な話、Tシャツにショートパンツという年上のお姉さんのあけすけな姿が醸し出すエロスやら、ちょっと見せる子供っぽい一面など、なかなか年上お姉さんとしてのスペックはなかなか高性能だったですよ。【K1】
5/20 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第3話「第3話 『邪教の街』」(09/4/26放映)
前作では前後編だったリオールの物語をたった1本で語ってしまうという超圧縮展開。
お陰でストーリーの最小限度は押さえているのだろうが、盛り上がりのない平板な物語を見させられているようにしか思えない。
初対面でいきなりロゼに説教をかますアルフォンスの唐突ぶりはさておき、自らの境遇と重ね合わせてのロゼに対する最後の叱責など心に響いてくるものが全く無い。
演出、作画はボンズ作品らしく高品質ではあり、見ている分には全く苦痛ではないのだが。【K1】
5/19 『フレッシュプリキュア!』 第12話「みんなで変身!フサフサ大作戦!!」(09/4/19放映)
今回は『フレッシュプリキュア』らしいツッコミどころ満載のシナリオを確信犯的に堂々とやりきって良いコメディ話に仕上がっていた。
カツラに対して語りかける父親の行為が真面目であればあるほどにおかしみが出ている。
何よりも『プリキュア』たちやら紅一点のイースよりも、そのダメ子ちゃんぶりで萌えキャラ筆頭のウエスターのコメディリリーフぶりが実に素晴らしかった。
画の崩し方やらハイテンションな演出もそれを上手く盛り上げていて相乗効果を出していた。日常パートで動画枚数を使いすぎてしまったのか、肝心のアクションで止め画になっていたけれども、それもまた良し。【K1】
5/18 『戦国BASARA』 第3話「風来坊 前田慶次!」(09/4/18放映)
『ジャンプ』読者にはお馴染みの前田慶次、登場。一部では有名だけれども、かなりマイナーな武将である前田慶次が登場するんだったら、友人である今が旬の直江兼続なんかも登場してほしかったが、そこまですると流石に登場人物が多すぎるためか、何故か謙信の友人?みたいな形にされていたのは少し残念ではあった。ただ慶次の頭が上がらなかったまつ姉ちゃんが豪快な女傑として描かれていてちょっと面白かった。
テンションを上げるだけ上げていった前2話と違って幸村の挫折?からの復帰というエピソードのためか、少し地味な内容だった。それは構わないのだが、早くも第3話で、さらに言うなれば一度も刀を交えずして挫折感を味わされるというのは、主人公として流石にどうかと思う。尤もらしいフォローはされてはいたが。取りあえず刀を交えてこてんぱんにやられてからの復帰という形の方が単純に熱く燃えられると思うのだが。それともご贔屓のキャラが敗北したりすることでファンから抗議されるのを周到に回避しているのだろうか?
取りあえず今回も何かの罰ゲームのように露出度の高い服を着たかすがさんへの羞恥プレイが盛り込まれていたのでK1としては十分に満足ですよ。きちんとそれに対してツッコミが入っているのもちょっと笑ってしまった。【K1】
5/18 『亡念のザムド』 第2話「第ニ話 先端島 思考停止」(09/4/18放映)
ザムドvsヒトガタ?
Aパートは前回の地味な日常描写の鬱屈を晴らすかのような激しい戦闘シーン。
ボンズらしいTVアニメの限界を超えた超絶的な作画によって支えられたアクション、演出は全てが見所の連続で眼を離すことが出来ない。
ヒトガタ兵器の攻撃による爆発エフェクト、さらには爆心地に向かって収束してゆく爆風などの細かい描写。
両腕を大きく振ってすばしっこく足を動かして敵へと肉薄するザムドの、どこかコミカルな動きなども面白い。
ザムドに向かって銃を構える憲兵をぶっ飛ばすハルの眼の覚めるようなアクション。
話の向かう先は全く不明であるものの、これだけのものを見させて貰えればそれだけで十分に満足がいく。
毎回これだけのアクションを期待するには流石に無理があるだろうが、これだけで十分に作品を見続ける原動力にはなる。【K1】
5/17 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第3話「出撃!あしゅら軍団!」(09/4/18放映)
マジンガーZを生身で圧倒するあしゅら男爵。いかにも今川義宏テイストな展開。マスターアジアやらアルベルトなどを連想させもして、今川義宏ファンにはちょっと楽しくはあるが、せめて初戦闘になるわけだから最初ぐらいマジンガーZの胸のすくような活躍を堪能したいので、これはちょっと残念な展開だった。今川さんはロボットアニメなのにロボットが活躍しないアニメになってしまう傾向があるので、その点だけを少々心配していたが、早くも予感が的中しそうな感じ。
ただマジンガーに初搭乗した甲児がロケットパンチをぶっ放すシーンは、ナレーションの名調子、カットを変えて繰り返されるインパクトの瞬間という遅延された時間が絶大な効果を挙げていて、テンションが非常にあがって良かったんで、今回は良しとしておこう。【K1】
5/17 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第3話「そして伝説にならない」(09/4/18放映)
この作品にしては珍しくヒナギクとソニアの立ち回りなんかのアクション作画がちょっと眼を惹いた。とは言っても良く考えたら、制作スタジオが変更されているのだから前作を基準にして考えるのは間違っているのだろうが。
展開はツッコミどころ満載(それがギャグになっているのなら良いのだけれども)の強引な展開で、相変わらずなんだけれども。【K1】
5/16 『咲 -Saki-』 第2話「第2局 『勝負』」(09/4/17放映)
やってることは前回と同じく駆け引きではなく、バカヅキによる強引な試合展開なんだけれども、第1話のシチュエーションを反復することにより咲と和のぎこちない心の交流を丁寧に描いているのが好印象だった。例えば前回と立場を入れ替えて部室を出た和を今度は咲が追いかけて初めて出会った橋のところで会話するわけだけれども、その際に両者が立ち入り禁止のバーを乗り越える描写の差異などが、両者の相手に対する温度差などを表しており、今回もなかなか惹きこまれるものがあった。【K1】
5/15 『バスカッシュ!』 第3話「「デストロイ・デストロイ」」(09/4/16放映)
相変わらず画面の密度は濃くて、贅沢な背景美術やふんだんに使用された動画やCGも圧巻なのだが、どうにも心に響いてくるものがあまり感じられない。
ラストの三つ巴の戦いが、徐々にテンションを上げていって街全体を包み込んでいく展開というのは分かるのだが、良く動いているだけで、正直全然駆け引きや状況が読めなくて、どうにもテンションの上げようがない。
沈着冷静に見えた(名前もそれを強調しているわけだし)アイスマンのキレっぷりとかはインパクトあったし、ところ構わずビクンビクン発情しまくるセラのちょっとマゾっぽいキャラはもっと凄くてちょっと興奮させられるけれど。でも、それはこの作品のメインストリームじゃないんで、この作品に期待する方向性とはちょっと違うんだよなぁ。【K1】
5/15 『けいおん!』 第2話「#2 楽器」(09/4/16放映)
楽器選びと、ギター購入のためのバイト。なのだが、部活そっちのけで部室で駄弁ったりお茶したりというぬるい感じが、いかにも高校の文化系クラブって雰囲気で、女子高生のアニメ的にコミカライズされた日常を可愛らしく切り取っている。気軽に微笑ましく楽しく見られ、そして何よりも高品質な作画で描かれた芝居動作などで、第2話も安心の京アニクオリティ。敢えて苦言を呈するのなら、それ以上ではないというところだろうが、それでも、やはりこれだけのものを提供できるのだから、そこは大したものだと思う。外注に頼らず原画から撮影まで全てを自社のみで制作してしまうところがそのクオリティの秘密だろうが、一体誰の発案でどういう意図で成立されたスタジオなのだろう? かなり戦略的なスタジオで、むしろそこらへんに興味がわく。
話が逸れてしまったが、今回は澪ちゃんが、唯の名を呼ぶときの照れた上目遣いの表情などの媚具合なんかがなかなか卑怯で、ちょっとくらっとしてしまった。【K1】
5/14 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第2話「第二話 池袋呪海」(09/4/14放映)
なんか第2話にして早くも既に顔とか第1話と微妙に違うような感じがして残念。
にしてもヒロインが元気一杯に男を引っ張りまわすのは当たり前だし、また女王様然とした見た目どおりに怖いお姉さんは当然として、一見あどけないようなオッドアイの少女が無慈悲に部下を惨殺?してしまったり、また幼さを残すような少女が経済市場を混乱させたりと、見事なほどの女性上位社会で、男の身であるK1なんかには非常に暮らしにくそうな世界に見える。中田譲治や大塚芳忠ほどの男でさえ性転換したくなるのが良く分かる(笑)。
まぁ冗談は半分にして、人間にとって有毒なガスを発したりする呪海(樹海)の描写は『ナウシカ』以降手垢のついた世界観ではある。まさか防護服まで脱ぎ捨てる荒業まで真似するとは思わなかったが。
世界の仕組みも未だ不透明だし、話の展開も未だ見えないので、まだ作画やキャラなどに頼っている状態。その中での作画レベルの低下は非常に痛手なので、出来る限り速やかに立て直してくれるとあり難い(もちろん見られないほどのレベルではないんだけども)。【K1】
5/14 『夏のあらし!』 第2話「少女A」(09/4/14放映)
そして物語ははじめちゃんとアラシさんの出会いへ。
アバンの実写とか模型を使ったカットの遊び心がちょっと面白かった。何故か増水した水に喫茶店が流されてるし(笑)。まぁ無意味と言えば無意味でしかないんだけれども(苦笑)。【K1】
5/13 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第2話「第2話 『はじまりの日』」(09/4/12放映)
エルリック兄弟の過去。
前作?との比較はあまり品はないしまたすべきではないのだろうが、流石に映像面では前作を凌いでいる。
特にエドの奪われた左足、そして何よりエルリック兄弟の練成した「人間」のおぞましさなどの衝撃度は知っていてもなかなかのものだった。
ただ物語の圧縮率はすごく、前作で描かれていたエルリック兄弟が錬金術にのめり込んでゆく様やのどかな村にも忍び寄る不穏な戦争の空気、そして母の死などのエピソードはばっさり切られており、多少平板な印象は受ける。まぁ過去を語るのも「2度目」なので、説明も少なく済むだろうという計算なのかもしれないが。【K1】
5/12 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第2話「始動!マジンガー!」(09/4/11放映)
そして物語はその発端へ。
マッドサイエンティスト然とした十蔵じいちゃんのコミカルな振る舞いが楽しかった。それも永井豪作品の持ち味の1つ。
兜屋敷周辺で多発する変死体。
兜甲児を見守る謎の美少女。
事件を追う敏腕?刑事。
何かとてつもない事態が進行しつつある雰囲気をテンポ良く見せ、そして突如現れる怪ロボットに破壊される熱海の町。そこに現れるマジンガーZの勇姿。
第1話としてオーソドックスにまとまっている。
マジンガー登場時の玄田哲章のナレーションが、また非常に燃える。
これでパイルダーだけでなく、きちんとマジンガーZに搭乗するまで描けていたならば文句はないのだが。その点だけは残念だった。【K1】
5/11 『東のエデン』 第1話「王子様を拾ったよ」(09/4/14放映)
09年春の新番組その14。
羽海野チカ×神山健治×Production IGによるオリジナルアニメ。
自身のアニメ化作品である『ハチミツとクローバー』よりも、キャラの再現度は非常に高く、ファンとしてはもうそれだけで満足させられる。
タイトルからは内容の想像がつかず、そして実際視聴しても良く分からない。分からないながらも、非常に惹きこまれる第1話で、初のオリジナル作品にかける神山健治の熱意がそれだけでも伝わってくる。
頭身低めのヒロインは可愛らしく、そして全裸に携帯電話と拳銃を持って記憶を消された状態でホワイトハウス前に投げ出された主人公のインパクトがあまりにも強すぎて(洋画みたいに局部がモザイクではなく白く消されているのすら、何だか作品を盛り上げる要素の1つになっている気すらする)、冒頭のわずか数分で目が離せなくなる。
記憶を消された「滝沢」の行動が、非常に大胆でありながらも理知的で納得できるように描かれていて感心させられる。記憶がないながらも、偽造?パスポートをトースターに挟んで時限式の火災発生装置として、自らの痕跡を消すように振舞い日本へ向かおうとするのも唐突と言えば唐突ではあるが、理に適っている。何より婦人警官にピンボケ気味の全裸写真を見せられ、自らの局部を女性警官の前に曝け出して見比べさせる度胸と大胆さなどは心から笑わされるし同時に感心もさせられた。
何故か道端で初対面の男にズボンを貸すサラリーマン風の男の行動は意味不明だが、そこはヒロインの視点から描くことでその疑問をヒロインとともに共有させている。そもそも良く考えてみれば幾らホワイトハウス前で職務質問されかかっていた所を助けられたとは言え、見ず知らずの他人に帽子とマフラー、コートまでを貸してしまう行動はいささか唐突ではあった。もしかすると、ここに主人公の出自などに関わる秘密が隠されているのかも知れない。
突如ニュースで告げられる日本へのミサイル攻撃。
北朝鮮の核武装化問題で東アジアの緊張度が高まっているこの時期に非常にタイムリーな展開ではある。どこまでそれを意識しているのかは不明だが、全く何も考えていなかったわけではないだろう。
キャラの魅力も、作品のクオリティも、ストーリーにも、興味を惹かれる非常に魅力的な第1話だった。【K1】
5/11 『戦国BASARA』 第2話「戦慄!桶狭間の遭遇」(09/4/11放映)
第1話に続いてますます派手になる合戦描写が留まるところを知らぬ勢いで、第1話以上にテンションが高くなった。
2頭立の馬の上に仁王立ちしたまま城壁を駆け上る武田信玄とか、雑兵どもが突っ込むだけで吹っ飛んでいく伊達政宗の突撃シーンとか、第1話以上に笑いとの境界線があやふやになっているのが、良く分かっている。シリアスな熱血?が過剰さを増していくとギャグに近接していくのは、島本和彦の発明だが、この作品でもきちんと意図的に振舞っている。
もちろん、荒々しい描線のタッチを活かした正宗と幸村の殺陣はアクションとして純粋に素晴らしかったし、上杉謙信を前にしたかすがさんの発情しまくりの色っぽさなんかも良かった。胸元から背中まで素肌を大胆に見せるデザインを活かした、胸元からうなじ、そして背中のラインへ至る肉付きなんかも色っぽくて見惚れてしまう。
第1話以上に満足な第2話でした。【K1】
5/10 『初恋限定。』 第1話「美少女Aと野獣Z」(09/4/13配信)
09年春の新番組その13。
原作未読
おんにゃのこがとてもかわいらしかったです。おわり。
と言って済ますわけにもいかないだろうが、それが全てみたいな作品。
あんまり好きなわけでもないんだけれども河下水希の線の細いきゃわいらしいキャラをなかなか上手く再現していると思う。
シナリオは原作通りなんだろうけれども特筆すべき点は何も無い。Aパートを見れば、誰だって不良たちの抗争に巻き込まれてあゆみちゃんが人質になることぐらい想像が付き、そして恥ずかしげもなく事態は予想通りに進行してゆく。それでも基本、ギャグで見せているんで、気になるほどのものでもない。
そういう点で見るべき箇所は全く無いのだけれども、上質な作画に支えられた女の子の可愛らしさは絶品で(そればっかりや)、またコミカルにデフォメル化されたキャラのコントなども挟み込み、緩急のつけられた演出のテンポも見事で見ている分には十分に楽しめる。
ただ1つ特に感心した点を挙げるとするならば、やはりパンチラに尽きるだろう。
見えそうで見えないギリギリのラインで引っ張っておいたからこそ、最後のハイキックでの全開パンチラが非常に目に焼きつくように計算されていて、素直に感心させられた。
こういう作品なので、肩の力を抜いて気楽に見ていこうと思う。【K1】
5/10 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第2話「マネーのとら」(09/4/11放映)
八谷賢一だからか、第1話に比べて演出のテンポが良かった。もちろん第1話はただでさえ数の多いキャラを総出演させなければならないという制約が付いていたので、単純に比較するのも悪いのだが。
新キャラの謎のシスターも、初回登場時からなかなかキャラが「立っ」ている。このぐらいのレベルでまったり見られるのならそう悪くは無い。
そう言えば高橋龍也を最近良く脚本のクレジットで見かける(『かんなぎ』や『明日のよいち!』など)。まぁ、エロゲライターがアニメオリジナルシナリオを手がけたりするご時勢なんで(麻枝准も、アニメオリジナル企画を立ちあげているみたいだし)それもありだろうとは思うが。『痕』がまた再販されるらしいけれど、最近エロゲでの新作だしてないし、エロゲ界での一時代を築き上げた人だけれども、最近はあまりパッとしない感じで、もしかしてこっちにでも本気で転職したのかな、とか思ったもんで。ただ、それだけなんですが。【K1】
5/9 『亡念のザムド』 第1話「第一話 ザムド陽炎に現る」(09/4/11放映)
09年春の新番組その12
PS3での配信という変わった形態で放映された作品。宮地昌幸×ボンズということで興味はあったが、見られる環境ではなかったので、地上波での放映は嬉しい。
一言で表現するならば、誰もが思ったに違いないがかつてジブリに所属し『千と千尋の神隠し』で監督助手まで務めた宮地昌幸らしい作品だった。
分かりやすいヒロイン?ナキアミの身に付けるヘルメット?やら飛行ユニットなどは言うまでもないことだが、何よりもその特徴はまず世界設定にも現れている。
現実とは異なる世界ながらも、まるっきりのファンタジー世界ではなくどこか地続きのようなものを感じさせる。それらをリアリティを持って描くことは、ありきたりな想像力で構成された異世界を構築するよりもよほど難しい難作業であり、しかもそれは説明的なナレーションやモノローグなどを排して視聴者に見せることはさらに難しい。
その世界にリアリティを与えるために描き込まれた「無駄」の多さがとにかく素晴らしい。建物やバスといった大きなものから衣装やコップなどの細部に至るまで細かく作りこまれている。
雑多なものがあちこちに散乱する生活観溢れる独居父親の部屋なんて、いかにも宮崎駿が描きそうな感じ。
ただその「無駄」はストーリーにも現れており、朝の弁当を巡る母親との一件からして必要とも思えないほどの尺を取っている。そのことがよりキャラの心情や状況を描き出す「必要」になっていれば素晴らしいのだが、そこまでの時間を割くほどの必要性を感じないのが若干弱くはある。
とは言え、とにかく第1話からクライマックスのようなテンションや怒涛の展開で視聴者を引き込むことで次回以降の視聴者確保を目論む傾向のTVアニメとは異なり、OVAのような一定の狭い範囲層のみに向けたかのような贅沢かつゆったりとした作りには好感すら覚える。もちろん次回への引きなどが全く無いわけでもないし。そして当然ボンズ作品だからと言うこともあろうが、クオリティも高い。
もう既に完結している物語だが、毎週楽しみに見させてもらおうと思う。【K1】
5/9 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第2話「訓練」(09/4/10放映)
さほど凝った演出というわけでもないが、黙々と訓練メニューを繰り返すツヴァイの姿を映す鏡が割れていることは、当然ツヴァイの自我に入った亀裂であり、そして訓練の進展とともに映る影がシルエットのみになっていることで、完全に明確な自我を失い与えられた命令をこなすだけの機械のような存在になっていることを表している。排出された薬莢が2つ寄り添うカットは、むろんツヴァイとアインの関係でもある。
いささか分かりやすい隠喩の連鎖ではあるが、そういうのは決してキライではない。【K1】
5/8 『咲 -Saki-』 第1話「第1局「出会い」」(09/4/10放映)
09年春の新番組その11。
原作既読。
光の処理に非常に凝った第1話。
例えばアバンのヒロインたちの出会いのシーン。
木漏れ日の下で読書する主人公・咲。
その咲の前に現れるもう1人のヒロインとも言うべき少女・和。
陽光の下、歩を進める彼女は端麗な容姿もあり印象的にその姿を描かれる。中学生全国麻雀大会優勝者である彼女は物語の開始当初から既に世に知られた存在であり、初登場シーンから陽光に照らされていることがそのことを雄弁に物語っている。
それに対して麻雀に対する情熱を持たない咲は未だ知られざる存在であり、その姿は影の中に描かれる。しかし彼女が世に出ることはその姿が完全に影の下にあるのではなく、木漏れ日の下にあることで予感されている。
その冒頭から、2者の立場を対照的に描き出し同時にその境遇をはっきりと示している。これはかなりこじつけに過ぎるようにも思えるかもしれないが、かなり意図的に行っていることは間違いなく、この冒頭の数カットだけでも惹きつけられる。もちろん和の豊か過ぎる胸にも(←台無しだぁ)。
一見パッとしない咲の麻雀の才能の片鱗に最初に気付く久のカットでも下からあおり気味に当てられた光によって演出される。そして闇を切り裂く稲光(咲が最初の登場シーンにおいて影の中にいたことを思い出しておきたい)。そして超人的な強運により目的の牌を引き当てる際に当てられるスポットライトや瞳から放たれる雷光にも似た光。
冷静に考えると、やってることはただの「バカヅキ」でしかなく戦略も何もあったもんじゃないんだけれど(麻雀は分からないんで、そうとしか思えません)、凝った光の処理の演出などの力で有耶無耶の内に納得させられてしまって妙に感動させられてしまった。
後は舞い散る花びら、雨、ゆっくり回転して落ちる傘、天井で回転する扇風機など、「落ちる」ことや「廻る」ことの類縁によって整えられたカットなども印象深い。もちろんそれは卓を囲んだ4者が交互に「廻っ」て打ったり、牌を倒したり置いたりする麻雀として避けられない行為そのものでもある。
おそらくこの先はこれほどの繊細さを持って演出されることは難しいだろうが、この第1話を見られたことは非常に喜ばしいことだった。【K1】
5/8 『バスカッシュ!』 第2話「「レジェンド・イズ・デッド」」(09/4/9放映)
ビックフットを使った運送業というアイディアは悪くは無いが、スピードが重要な要素を占める業種なのに、一ヶ月も待たせておいてよく商売がなりたつもんだ。前回もそうだが深く考えないでその場その場の勢いだけで作られている印象が今回も拭えない(前回ビックフットに乗り始めたばかりのダンが、それまで誰も出来なかったドリブルとかすぐさま出来るのも良く分からなかったし)。廃ゴムを利用したサンダル?がどう役に立っているのかも良く分からない。
もちろん今回の見せ場となるダンとセラのストリートでのスピード勝負から1on1までの流れは疾走感なども感じさせてくれるものに仕上がってはいて引き込まれるものもあるのだが。とにかく全体的にこれが王道だろ!みたいな制作者側(主に脚本)の思い込みで制作されていて、それに上手く乗っかれないと少々冷めてしまう。今のところそんな感じ。勿体無い。【K1】
5/7 『けいおん!』 第1話「#1 廃部!」(09/4/9放映)
09年春の新番組その10。
いかにも京アニブランドに相応しく、またその期待を裏切らない作品。
主人公たちによるテンポの良いナンバーの主題歌に良く動くキャッチーなOP。
非現実的なアニメキャラでありながらも丹念に可愛らしく描かれた表情や仕草。例えばアバンでの唯が勢い良く曲がろうとして足をドタバタさせて尻餅をつく動作など現実にはあり得ないわけだが、何だか現実以上のリアリティを持って迫ってくる。その後のロングで捉えられた登校シーンも、一生懸命に走る姿と何だか妙にのんびりと犬の相手をしたりお年寄りを横断歩道で補助したりという緩急の組み合わせが、そのテンポ感もさることながら、どこか他人とはずれたリズムの持ち主である唯を見せてもいて感心させられる。
お調子ものでムードメーカ(トラブルメーカー)の律。
しっかりもので少し荒い言葉遣いが特徴的な黒髪美人の澪。
ちょっと太いまゆげが可愛らしく世間知らずなお嬢様・紬。
心の中でちょっと打算的な黒いことを考えさせたりとあざといぐらいに「立て」られたキャラも見事で、特に紬みたいなお嬢様のずれた言動にはオタク受けしそうな萌え要素としては抜群だろう。
売れる要素満載で(もちろんそれに相応しいクオリティを維持もしているわけだが)、今回も一定水準以上の話題を提供出来る作品になっている(山本寛はそこらへんの戦略において『かんなぎ』では『らき☆すた』よりも後退しているように思える。それはスタジオやスポンサーの力の入れようの差もあるだろうけれど)。批判もあるでしょうが、それは大事なことなんで、そこら辺をきっちりと押さえるのはやはり大したもの。
こちらはそれほど京アニブランドに思い入れもなく、また女子高生のお気楽な部活・高校生ライフを描いた作品なんで、それに相応しくまったりとのんびり見させてもらうと思います。【K1】
5/7 『シャングリ・ラ SHANGRI・LA』 第1話「第一話 少女帰還」(09/4/7放映)
09年春の新番組その9。
原作未読。
顔を見ずともシンプルでどこかレトロチックながら未来的なものを感じさせるデザインからもう既に村田蓮爾のデザインであることを主張している(靴についたちょっとしたアクセントや首のチョーカーとか身体のラインなどでも分かる)。残念ながら描かれるキャラはそれほど村田蓮爾の特徴を捉えているとは言いがたいが、アニメとして動かすにはかなり難しい画なので仕方のないことではあるだろう(EDは止め画ながらちょっとイイ感じだったが、本人が作監やってるんで当然の出来だろう)。
キャラをどのように印象付けるかは第1話の重要な役割だが、この作品はその点においてはなかなかずば抜けている。
まだ年端もいかぬ一見したところ可憐な少女が更正センター(鑑別所みたいなもんでしょう)に収監されており、収監者たちから絶大な信頼を受けているという出だしはそのキャラを印象付けるに十分なインパクト。さらには、その出所を待つナイスバディの見目麗しい女性は口を開けば野太い声だし、オッドアイの古風な少女に仕える女性はやることが過激だしずれているし、主君からの「意地悪」という愛を込めた文句に対して嬉しそうにそれを自認するなど、実にこゆい面々が揃っており、それらのキャラがこの先どのように絡んでゆくのか期待を抱かずにはいられない。
ヒロインの武器がブーメランというのは珍しく、OPでも見せている戦車の砲塔を切断するなどの力技や勢いを殺せずに足でぶつけて地面に叩きつけることで止めていたりなどのアクションが素晴らしかった。まだ開始直後なので良く分からないが超絶的な能力を持った人間はこの世界では珍しくはないのかな?
緑に覆われた世界、東京の姿はなかなかにインパクトもあり、その点でも興味が惹かれる。炭素排出量に関する話題が本編中にあり、メタルピープルなる聞きなれぬ造語もあったが、現今の流れである二酸化炭素排出量規制を逆手に取った設定なのかな?この点については次回以降の展開で世界観が明らかになることで分かっていくものと期待しています。
そんな感じでこの先に期待感を抱かせ、視聴者に次回以降の視聴を促すという第1話としては申し分のない出来映えだった。
ちなみにモモコとミーコのキャスト名は本編放送時には何故かハートマーク(笑)でしたが、取りあえず実名にしておきます。【K1】
5/6 『夏のあらし!』 第1話「プレイバックPart2」(09/4/7放映)
09年春の新番組その8。
原作既読。だが、新房作品らしく、原作から受ける印象とはかなり異なる作品になっている(もちろんいつもそうとは限らず『まりあ†ほりっく』なんかはメタ的な演出が盛り込まれていても何だか原作のテイストを上手く伝えているような気もしたが)。
OP。キャラが妙な見えを切って背景にタイトルが何度も出てくるんで、何だろう?と思っていたら、サブタイトルが山口百恵の名曲「プレイバックPart2」だったんで、そこでようやくおそらく70年代、80年代有名歌謡曲のジャケットのパロディなんだろうな、と気付いた。正直その世代の歌謡曲は多少は分かるものの、それほどノスタルジックを感じるわけでもないんで、別段どうだって良いんですが。タイムリープものらしいOPではあるかな?
本編はタイムリープという設定を活かして、その繰り返しによって以前のセリフやらシチュエーションの意味が判明してくるという構成がなかなか面白く、きちんと全てのピースが当てはまってなるほどと感心させられた。
新房作品の最大の特徴は、そこで語られる物語よりも演出の方に比重が偏っていることで、ストーリー作品にはあまり向いてないじゃないかと思っているのだが(だから『ぱにぽに』、『絶望先生』、『まりあ†ほりっく』などに比べて『ネギま』はあまり面白くない)、今回に限って言えば杞憂だったようだ。
とは言っても仮にそうだとしても、十分楽しめるだけのクオリティで提供してくれることは疑いがないんで、今期でも新房=シャフト作品が見られることを喜びつつ、楽しみに見させてもらおうと思います。【K1】
5/6 『しゅごキャラ!!どきっ』 第77話「衝撃!壊された初デート!?」(09/4/5放映)
OP、EDが変更。
OPはいつも通り元気良く可愛らしく動き回るあむちゃんの魅力が堪能できるものになっている。
EDは何故かヨルメイン。ストーリー仕立てになっており、ちょっと童話風のイメージで纏められている。
本編では、あむ、イクト、唯世の三角関係のこじれが最高潮に達する。
言葉や態度に単純に還元されない複雑な心の襞を巧みに描かれており、特にあむと唯世の幸せそうで初々しいカップルの様子から破局に至るクライマックスまでの流れには引き込まれる。
他にはイクトとの同棲?がママさんにばれたりなど、いつにも増してシリアスなムードだったが、きちんとデフォメルされたキャラのリアクションなども挟み込み、実にテンポ良く裁いている。
ここしばらく変身もアクションもなく、変身キャラアニメとしては反則的な作りなのだがその分濃密なドラマが描かれおり、毎回目が離せない。
次回以降の展開も非常に楽しみです。【K1】
5/5 『フレッシュプリキュア!』 第10話「タルトが祈里で祈里がタルト!?」(09/4/5放映)
今回はツッコミどころが満載で楽しい感じだった。
前回の好きなものを消してしまう時も思ったが、動物と人間の中身を交換出来るほどスゴイことが出来るのなら、もっと簡単にプリキュアを始末することも出来そうなものだが。流石にそこだけはつっこんだらダメなんだろうなぁ。【K1】
5/5 『GUINSAGA - グイン・サーガ -』 第1話「豹頭の仮面」(09/4/5放映)
09年春の新番組その7。
栗本薫による世界最長のヒロイックファンタジー。
原作は今から15年以上前に40数巻までは読んだが、それきりになっている。
今回のアニメ化は、第16巻までとのことで、おぼろげな記憶を辿れば『パロへの帰還』までになるのかな?
満を持してのアニメ化だけあって映像のクオリティはまずまずだが、強烈な掴みになるほどの第1話ではない。原作連載当初(確か最初は『SFマガジン』か何かに連載だったように記憶している)ならともかく豹頭の、それこそコナン・ザ・バーバリアンのような筋肉隆々の戦士というのは映像的なインパクトには不足だろう。
もちろん今回の最大の見せ場とも言うべき、モンゴールとの黒騎士との戦闘は、突出して良かった。素手で騎士を足から垂直に地面にめり込ませる人並みはずれた膂力。吹き飛ばされた黒騎士の兜や鎧が摩擦によって木が燃え出す様子などは、なかなか見せ方を凝らせてもいる。
そうかと思えばただ剣の一振りで、扉が粉砕されたりなどの杜撰な見せ方もあったりする(見た目を重視と言うには、あまり面白みがある映像でもない)。
重厚な雰囲気を出そうとしているのか、昨今のデザインからすると少しリアル志向なキャラデザはおそらくアニメから入った人間にはちょっと面白みに欠けるだろう。原作ファンには、どうか分からないが。
監督の若林厚史はアニメーターとしてはかなり活躍した人だが、監督、演出でのキャリアはちょっと分からない。第1話を見る限りでは悪くは無い。とは思うが。
もうイイ感じで忘れてしまっている作品なので、原作の魅力を思い出させてくれてアニメされた部分の続きをもう一度読みたい気分にさせてくれる作品になってくれれば良いなぁ。【K1】
5/4 『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(2009)』 第1話「第1話 『鋼の錬金術師』」(09/4/5放映)
09年春の新番組その6
原作既読。
以前放映されたテレビシリーズなど無かったかのように一部のスタッフとキャストを変更しての再開。
大統領ブラッドレイ暗殺を目論む氷結の錬金術師との対決を描いたテレビオリジナルストーリーで、原作既読者にも未読者にも入りやすい第1話になっている。
特に氷結の錬金術師・アイザック・マクドゥーガルは、山寺宏一という名キャストの力演もあり、1話きりの登場には惜しいキャラになっている。
シリーズの再開?第1話に相応しい主要キャラの手際の良い紹介。エドとアルの過去に秘められた惨劇。巨大な氷によって覆いつくされてゆく首都という大スペクタクル。さらにはブラッドレイの、和やかな表情の下に隠された裏の顔を予測させる容赦のない振る舞いや悪の首魁である「おとうさま」の存在など、この先の展開を予想させる伏線も仕込まれており、この第1話に限って言えば前シリーズのそれを上回っている。
入江泰浩は、『エイリアン9』などの監督以降しばらくの沈黙の後、『ソウルイーター』の第1期OP演出で久しぶりに戻ってきた印象だが、自身も一流のアニメーターであり、ボンズらしいクオリティの高いアクションなどを望みたいところだ。
サブタイトル前の緊迫した状況から、一気にギャグ画になるなどの緩急をつけた演出のテンポも見事だった。
キャラ画は、以前よりもちょっと原作に近くなっているような印象を受ける。原作も最終エピソードに入っており、前回のオリジナルの展開で終了したアニメとは異なりおそらく今回のアニメ化は原作通りに進むものだろうと予想される。
ちょっと変わった事情での再アニメ化だが、そんなことに関係なく、ただ面白い作品になってくれれば、と思う。【K1】
5/4 『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』 第1話「大団円」(09/4/5放映)
09年春の新番組その5
K1はマジンガー世代とは少し異なるが、『マジンガーZ対暗黒大将軍』などでマジンガーZ、絶体絶命の危機にグレートマジンガーが登場する今ではごく当たり前に見られる展開だが、そのシチュエーションの格好良さには子供心にも狂喜乱舞したものです。TVアニメの再放送などである程度は見ていてそこそこ覚えてもいる。原作も永井豪のライフワーク(便利な言葉だ)で、色々と書き継がれているがそのうちの幾つかは読んでいる。
冒頭、兜甲児がこちらに向かって語りかけてくる出だしから期待せずにはいられない。平凡な?少年が大きすぎる力をゆだねられ大きな選択を迫られるというモチーフは傑作『デビルマン』にも見られるもので、多少なりとも永井豪ファンであるならば、もうこれだけで心を十分に掴まれる。
あしゅら軍団よりも、よほどそれを迎え撃つくろがね屋の従業員の方が狂気に満ちている(笑)。あしゅら軍団のヤツに「ヘンなヤツがいるぞ!」とか言われていて笑ってしまう。今までテレビアニメ化された作品では仕方のないこととは言え、永井豪キャラの持つ「狂気」はかなり薄められているので、今作では悪よりもむしろ正義の味方の方が狂ったやつらのように描いて欲しい(ちょこっと登場する十蔵じいちゃんはいかにもマッドサイエンティストらしい風貌をしていたが)。
後は思いつくままに列挙していくと。
あたかも梁山泊を襲撃する十傑衆のように、超常的な力を発揮して光子力研究所を襲うピグマン子爵が格好良かった(テレビ版でも単独で光子力研究所を襲って爆死して、首がてっぺんに突き刺さって晒されていた(笑))。何かデザインが違うなぁと思っていたら、ちゃんと大男の体の中から小人が出てきたんで、安心した。
きちんとグレートマジンガーも(何故かブレードとか名乗っているけど)、暗黒大将軍までもが登場している。さらにはもうZマジンガーまでも。
マジンガー軍団のミリオンαに搭乗していた ロールとローリィが後ろからオッパイ鷲掴み(ここ重要なんでテストに出ます)にされ壮絶な最期を遂げているのも、原作ファンにはめちゃ嬉しい。1話からハードにやってくれます。
金髪ツインテールで何でも切り裂く暗殺用ロボット・ガミアQ3までも登場しているのも嬉しいんだけど、ただマントの下がまっぱじゃないのは残念なところです(少年時代にエロを教えて貰ったのは永井豪作品です)。
『バイオレンスジャック』なんかに登場していた錦織つばさが何故か旅館?の女将として登場しており、早くも永井豪キャラが時空を越えて登場する予感を感じさせてくれる。
また何故かマジンガーZは必殺技としてビッグバンパンチを放っていたが、それって国際警察機構の九大天王の1人である静かなる中条の必殺技じゃん!みたいな。
第1話から今川泰宏らしいけれん味とハッタリ、伏線に満ちた、壮大なネタ集だった。もうこの第1話でお腹一杯。これで終わっても、いやむしろここで終わるべきなんじゃないかと思ったが、どうやらきちんと毎週放映されているらしい(笑)。え〜。仕方が無いんで、次週からも見ようと思います(笑)。【K1】
5/3 『戦国BASARA』 第1話「蒼紅 宿命の邂逅!」(09/4/4放映)
09年春の新番組その4
原作ゲーム未プレイ。
数多くのアニメやマンガ、ゲームが三国志の武将達をイケメン化してきたように、当初は戦国武将を麗しく描く作品かと思っていたのだけれども蓋を開けてみれば予想をイイ意味で裏切るおバカなアニメなんで驚いた。当初はデータ化しないつもりで見たのだけれども、意外に面白かったんで急遽データ化することにしました。
時代考証、歴史事実無視の何でもありな世界観を逆手に取ったなんちゃって時代劇。
冒頭からいきなり暴走族がやるような竹ヤリつけた馬(それに何の意味が!?(笑))に乗った伊達政宗が頭の悪い英単語を操って登場し、そこからもう既に独特の世界観を作り出している。どう考えても伊達家臣団は暴走族のイメージで作られていて、ちょっと椎名高志の打ち切り作品(涙)『ミスタージパング』を思い出した(あれでは、信長が暴走族みたいな真似事をしていた)。本作とはおそらく何の関係もないですけど。
真田幸村と武田信玄の暑苦しいドツキ漫才とか、妙に扇情的に胸元を開いたなんか嗜虐心を掻き立てられそうなくのいちさんとか、キャラの設定からぶっとんでいでなかなか濃い面子が揃っている。ただ信長が若本さんなのはもう意外性も何も無いキャスティングなんで、悪くは無いがちょっと面白みも無かったのは残念なところ。
1人の武将の力で雑兵どもをなぎ倒すんで、ほとんど兵を率いて戦争する意味なんか、ねぇじゃん。とかツッコミながら見るのもまた楽しい。
武将同士の大気を揺るがすようなド派手なエフェクト満載のバトルも格好良さよりもバカバカしさをより盛り上げるためにしか見えず、とにかく方向性を誤っているとしか思えない方向への力投ぶりが見ていて清々しい。とにかく全力でバカやってます。みたいな雰囲気が楽しい。
OPの背景でバックダンサーよろしく踊っている足軽たちも結構イイ味出してる。
シリーズの第1話として構成的にはちょっと疑問も残るが、十分に楽しめた第1話だった。
ただこれが常態になってしまったりすると途端に面白さが失われてしまう危険性もあり、どこまでこのネタを新鮮なままで引っ張れるかが、この先の勝負どころになりそうではある。それだけがちょっと心配です。【K1】
5/3 『ハヤテのごとく!!Hayate the combat butler 2nd season』 第1話「禁断のマラソン自由形!」(09/4/4放映)
09年春の新番組その3
原作既読。
何故か監督、制作スタジオ、時間帯を変更しての第2期、海外ドラマ風に言うならばシーズン2。
正直日曜の朝にやるような健全な作品でもないので(それほど不健全でもないとは思うが子供向けとは到底思えない)、深夜枠への移動はごく当然と思われる。
第1話を見る限りではキャストの変更はなく、またスタッフの変更による違和感もほとんどない。そんな程度で違いの出る繊細な作品でもなく、またそこまで個性的な演出がされているわけでもなかったということの要因が何よりも大きいが(苦笑)。
シリーズ再会の第1話に相応しく、主要キャラそれぞれを満遍なく登場させた内容になっていて、それがそれほど不自然とも思えない展開になっているのが、意外と悪くは無かった。かと言って見所が何かあるわけでもないのだが。元々原作からしてそういう印象なんで、ごく当然の出来。基本的にはアニパロなんかを盛り込んだオタク向けの作品ではあるが、そのネタの仕込みも表面的で同じ『週刊少年サンデー』連載作で前クールで終了した『絶対可憐チルドレン』と比べるべくもない(こちらが良いからこちらはダメというのはあまり良くない比較だけれども)。ま、微笑ましいとは思うので、見ていて嫌味になるほどでもないのが救いではある(ちょっとフォロー)
EDは何故か、というよりむしろ当然の読者人気投票No.1のヒナギクさん。
取りあえず第1期と同様にあまり期待せずにまったりのんびりと気楽に見させていただこうと思います。【K1】
5/2 『Phantom−Requiem for the phantom-』 第1話「覚醒」(09/4/3放映)
09年春の新番組その2
原作ゲーム、プレイ済み。
Nito+ブランドの第1作にして、K1にNito+と虚淵玄の名を刻み込んだエロゲ名作。
真下監督お得意のガン・アクションものだが、これまでの作品が全てオリジナルでまたレズカップルだったのに対して、原作付き、そして男女のカップルというのがいつもとは異なる。とは言ってもやっぱりALI
PROJECTが歌っていたり、思わせぶりな演出と印象的だがちょっと耳ざわりな音楽がセリフの代わりに心情や場面を語っていたり、さらには近年流行の動画枚数をたっぷり使ったアクションとは違って動かないアクションだったり(それでも第1話だからか、まだ動いている方にも思える)、そしてやはり久川綾が出ていたり(笑)、やはりいつも通りの真下作品で安心した(笑)。
これだけだと全く評価してないようなコメントだが、決してそんなことはない。正直、『NOIR』の頃と比べると歳をとったためか緊張感がなくなってきて弛緩してきたが(その分良くも悪くも分かりやすくなったようにも思う)、真下さんのやろうとしている方向性自体は間違っているとは思ってないし、それなりに評価もしている。
やはりアニメをアニメたらしめている要因は、映像であることが最大のもので、さらには音響などがそれに続くだろう。画が動くと言う驚きはアニメならではの魅力だが、仮に動かずとも画そのものの魅力というのも間違いなくある。そのワンカット1つで、何かを象徴するような画や構図があるだけで、その作品に対する印象はかなり異なるものとなる。
またセリフという最も安易な方法による説明や心情の吐露などを避け、代わって画や音楽でそれを代弁させるのも、映像作品としては当然目指すべき点だろう。下手に行うと、単に思わせぶりなだけで、理解しづらいものとなるし、真下作品ではそうなる傾向はかなり良くあるが。
例えば第1話だと記憶を失ったツヴァイの前に姿を現すアインが、まるで糸で吊り下げられた人形のようなポーズをしているが、これなんかは彼女がサイス・マスターの操り人形であることを示す分かりやすいものだろう。表情を隠す仮面も、彼女自身の心が訓練によって植えつけられた人格のない仮面の心の下に隠されていることを示しており、だからこそ仮面からのぞく素顔をあらわになった途端に彼女自身もツヴァイ自身と同じようにまた記憶を失った存在であることを一瞬にして分かり合う(泣きじゃくる彼女の姿を幻視するのは分かり安すぎるかもしれない)。生存本能だけで動いていたツヴァイが同じように我を取り戻して振り上げたナイフで彼女を刺さずにおくのはごく当然の帰結である。
もう10年の前の原作だが、それをどのように料理するのかが楽しみではある。おそらくK1同様虚淵玄の大ファンに違いない黒田洋介がシリーズ構成を務めるので、その点にも期待したいとは思うが、『マドラックス』では正直両者のコラボがあまり上手くいってないようにも感じたので、不安もある。
とりあえず、真下作品には甘いK1ですので、あまり評価を鵜呑みにしないで下さい(って、そんな人はいないか)。【K1】
5/2 『バスカッシュ!』 第1話「「アイ・アム・レジェンド」」(09/4/2放映)
09年春の新番組その1
河森正治、ロマン・トマ、佐藤竜雄、吉松孝博、SUEZEN、板垣伸など錚々たる面子による今期期待の新作。
とにかく大量の資金を投入して作られた贅沢かつ芳醇な作りが河森正治作品の醍醐味で、そういった作品作りの環境を整えられるだけでも大したもので、その資金に見合った巨大な月が印象的な緻密に描き込まれた背景美術、画面一杯に元気良く動き回るキャラたち、CGで描かれたロボットのアクション、それらを見やる名も無い人々の大量のモブシーンなどは確かに見応えたっぷりで、この先も期待を抱かせるに十分なものに仕上がっている。
夜空に浮かび上がる(ホログラフ?)アイドルたちの歌唱シーンも物語を逸脱しない程度に盛り込まれ、そういった方面でのセールスもバッチリ計算されているところが、なかなかに小憎らしくもあるが、正しい作りだとは思う。
視聴者に媚を売ったり、おもねるのでなければ、「売れる作品」ことを目指すのは決して悪いことではないと思うし、そのための努力はむしろ歓迎なので、どんどんやれば良い。
直情的で熱い主人公も分かりやすく、妹の怪我を引き起こした原因であるビックフット(ロボット)、ひいてはビックフットバスケに対する憎悪などに対しても感情移入はしやすい。そのダンの心情に沿って物語が語られ、またカットの切り替えの良さもあって、テンポの良い作品になっていて、非常に見やすい第1話になっている。嫌悪していたビックフットに初めて搭乗して、魅力されてゆく過程なんかも分かりやすく引き込まれるものがあった。
もちろん不満点がないわけではなく、何でビックフットでバスケやるのか意味が分からないし(そしてその疑問を解消してくれるほどに魅力的に描かれているわけでもない)、しょぼい試合をしていたチームの一員が突如ダンを止めるほどのファインプレイを見せるのかも、もしかしたらこの先理由が描かれるのかも知れないが唐突で付いていけなかった。何よりもダンが乱入してからの観客の熱狂ぶりに付いて行けずに逆に興ざめしてしまうのが最も辛かった(実際の試合を観客に見せればヤラセ番組であることがばれてしまうのに、試合を実際に観客見せるというのも理解できなかったし)。またビックボインの幼馴染との再会での際どい勘違いさせるシチュやセリフの羅列なんかは、かなり古臭くて全然興奮出来なくてちょっと萎えたりした。佐藤竜雄って、そういう古臭いところがありそうなんで、その点はちょこっと心配です。
何にしても第1話で乗り切られなかった自分のような視聴者まで乗せてくれるような熱い作品を期待しております。【K1】
5/1 『ハヤテのごとく!! OVA アツがナツいぜ 水着編!』
第2期放映前に発売されたOVA。
OVAらしく季節感を無視して水着祭り。サブタイは黒田洋介繋がりで、『エクセルサーガ』のそれをちょっと連想したりしなかったり。
いかにも一見様お断りなキャラ総出演のファンディスク的エピソード。
第1期には未登場の守銭奴シスターやら小学生(だっけ?)コンビなんかが登場してる(小学生コンビは原作でも、ほとんど忘れられてるキャラっぽい扱いだけれども)。
着替えでドッキリイベントやら幽霊騒ぎやら、無人島漂流2人きりでドッキリ(もちろんいい所でジャマが入る)、さらには少女ラブコメの定番・人工呼吸キス(当然未遂で終わる)までも盛り込まれたお約束展開のオンパレード。そういうのは別段嫌いじゃないし、『ハヤテのごとく!』自体それほど良い読者ではないとは思っているけれどそれほど嫌いでもない。ただこの作品ならではの面白みや刺激に欠けるのは事実で、わざわざお金を出してまでOVAを見る必要があるかと言うと全くそんなことはない、としか言えない程度のものでしかない。
キャストの変更はなく聞きなれた声で喋るキャラたちの掛け合いは悪くは無い。監督は岩崎良明に、制作スタジオもJ.C.STAFFに変更されたが、そのことで格別何かが変わった印象も無い。ま、暇つぶし程度に軽い気持ちで見るならば、十分ありだろう。みたいな作品だった。そしておそらくTV版もそんな感じになると思う(見る前から断ずるのはあまり良くは無いのだが)。【K1】
5/1 『地獄少女 三鼎』 第26話「魂の軌跡」(09/4/4放映)
現世への恨みを持って二代目地獄少女となったゆずきの魂をあいが救い、そしてゆずきを救うことで同じ境遇であるあい自身もまた救われる。しかしその代償としてあいは再び地獄少女としての宿命に囚われる。同様に恨みの連鎖は現世に残り、地獄流しが消え去ることもないという極々真っ当な終わりどころだった。少なくとも第3期開始時のようにアクロバティックな方法をとらずとも、続編が作れるという点でも(笑)。
人気シリーズの第3作目だけあって、シリーズを通してのクオリティは今まで以上だった。特に最終回でのあいとゆずきの別れのシーンは青く光る彼岸花の幻想的なイメージも華麗であり、耽美的なムードも十分に堪能出来た。
シリーズを通しての準主役とでも言うべきゆずきが実は死者であったというのは、今更『シックスセンス』かよ、と思わないでもなかったが、悪くないどんでん返しではあった。その後で語られたゆずきの回想は、ゆずきの恨みや辛さは十分に分かるものの、追い込まれてゆく過程はいささか作業じみでいてあまり感情移入は出来なかったが。
シリーズものの宿命だが、目新しさはもうほとんどなく、かなり大胆な脚本上での試みなどもなされており面白くはあったが(3人同時地獄流しとか、地獄流しをしたものの辿る顛末を未来視によって見せたり、など)、それでも今までのようには身を入れて見られなかったのは仕方のないこととは言え残念だった。
とは言っても毎回安定したクオリティで十分に楽しめて見られる作品ではあった。TVアニメとしては十分に及第点だろう。流石に次作はないとは思うが、あればあればでまた見てしまうのだろうなぁ。【K1】
4/30 『ソウルイーター』 第51話「合言葉は勇気!」(09/4/3放映)
鬼神との最終決戦。
確かにデタラメに強い死神様を卑怯な手でとは言え破り、また単体ではマカをしのぐ実力を持つブラック☆スター&死神の息子としての力を覚醒させたキッドのコンビを破った鬼神にマカが単独で勝利を収める、というのはありえない展開に思える。その点だけを取り上げて文句を言うような意見が出ることも分かる。
だが、マカの強さはそのような肉体的なものではなく、恐怖に屈することのない心の強さとして見せることで上記の不満を解消している。もちろん大上段にテーマを掲げるだけならば文句も出てこようが、最終話では実にそこに至るまでの手順を丁寧に描いて文句のない展開として纏めている。
死神様、そして魂の共鳴によるブラック☆スター、キッド、マカによる連携攻撃、さらにはマカのみが持ち強敵メデューサをも退けた退魔の波長によるソウルとの最強の攻撃「魔人狩り」、そして武器の血を覚醒させることによって見せた戦闘能力。しかしそのどれもが鬼神の前では通用しない。そのような絶望的な状況の中ですら決して諦めないマカ。鬼神の怯えを字幕にして何度も繰り返し見せるのはいささか分かりやすくて品がないとは思うが、そのマカの姿に、計算出来ない、理解不能な力を見て鬼神が怯えを感じる展開には文句の付けようもない。理解可能な力を全て出し切った後だからこそ、そういう精神論的なものがより光ってくる。何よりも、「勇気」が「恐怖」と同じく誰もが持つものだと悟る鬼神の呟きや表情が印象的だった。
その字幕を除けば文句のない最終話だった。
武器として覚醒したマカと鬼神とのアクションはその組み立ても作画も素晴らしく、また最後に見せるマカのパンチも体重の良く乗ったイイものだった。鬼神の圧倒的な存在感、特に悪の権化そのものでありながらどこかユーモアすら感じさせてくれる古川登志夫の名演技には聞き惚れる。
とにかく一年という長丁場にわたって全くクオリティが落ちなかったというのが何よりも凄かった。その点で不満を持ったことなど一度もない。それどころか、毎回繰り広げられるアクションは切れ味抜群でほぼ毎回感動させられっぱなしだった。
ティム・バートン好きを確信させる原作のセンスの良い、衣装や背景などの舞台装置のビジュアル面も素晴らしかった。
未だに継続中の原作を中途半端に逃げることなく終わらせたのも好感が持てる(まさか数年後に、これを無かったことにしてもう一度新作をやるということはないですよね?)。ただそのためだろうが、終盤いささか駆け足気味の展開になり、上手くキャラや設定を消化できていないように感じるところがあるのは残念だった。
また一日に二度放映するという形式(大阪では違うけれど)にどれだけ意味があるのかも正直良く分からなかった(これは別段、欠点というわけではないが)。
もちろんそれらの欠点や疑問点などを全て解消するほどの魅力があった作品だった。
とにかく何はともあれ一年間ご苦労様でした。【K1】
4/30 『マリア様がみてる(4thシーズン)』 第13話「あなたを探しに Les retrouv ailles」(09/4/2放映)
祐巳と瞳子の半日デート並びに妹の契り。
これまで祐巳と瞳子の関係を追ってきたものからすると、いささか物足りなく感じるものの、今までの両者の関係や瞳子ちゃんの想いなどもすっきり解消され、また新たな関係が始まることを予測させる丁寧でキレイな着地点ではあった。
もし不満があるとすれば、瞳子ちゃん側からの視点と祐巳の側からの視点の切り替えやらがちょっと上手く行ってないように感じる点かな? これはおそらく原作に起因する問題とは思うが。こっちからの心情、あっちからの心情と場面で切り替わるので落ち着きが無い。
OVAを挟んでの『マリみて』シリーズの第四弾。
これまでのシリーズを通して描かれてきた人間関係の熟成を感じさせる作品になっていた。
祐巳と祥子様の関係。祐巳を中心とした2年生グループの連帯感など。どれも今までの積み重ねを感じさせる関係になっており、これまで以上に微笑ましい関係が見られて、そういうのが好きなK1にはそれだけでちょっと幸せな感じだった。
その中で波紋を投げかける瞳子との関係が今シリーズのメインとなるが、下手に描けば単なるイタイ子でしかない瞳子をなかなか魅力的な少女として見せていた。ポーカーフェイスで本心を見せず、時には過剰な防衛本能から衝突を繰り返す瞳子だが、彼女を想う周囲の人々の気遣いや時折見せる年齢相応の表情や寂しげな姿などできちんとバランスがとれ、決して奇矯な少女でなく見せることが出来ていた。
祐巳と瞳子の衝突が決して致命的な破局をもたらすようなものでなく、所詮は温室のようなごっこ遊びという非難は当然でるだろうし、そういう欠点は間違いなくあるだろうが、手堅くまとまった小品としてはなかなか良く出来ているのではないかと。
これで第4シリーズは終了だが、原作も近頃完結したらしいので、こうなったら最後まで(おそらく祥子様の卒業まで?)描いて欲しいものだと強く希望したいものです。是非、お願いします。【K1】
4/29 『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』 第24話「総集編 緑の樹の下で」(09/4/2放映)
ほんの少し新規カットが挿入されているだけの、別段取り立てて語ることも無い総集編。朋也の別世界での記憶は残っているようだけれども、それがどうしたんだ、みたいな感じで、全然フォローになっていないのは仕方がない、か
京都アニメーションによるkeyアニメ化もこれで3作目(『KANON』『AIR』に続き)となるが、ある意味原作どおりといわれる再現率などは今作でも健在だった。女性キャラは非常に可愛らしく、そして実にイキイキと良く動く。とにかくそれだけで満足な作品だった。これからも可愛い女の子が多数登場するアニメを作って欲しいものです。取りあえずは『リトルバスターズ』のアニメ化は当然だろうけれど。【K1】
4/29 『ミチコとハッチン』 第22話「#22 ありのままで走れ」(09/3/31放映)
ミチコとハッチンの旅の終着、ヒロシとの再会。
旅の果てに得たものは、両者ともにその旅に見合わないちっぽけな男。結局のところ男は最後まで頼りにならない存在で、逆境の中でも女はたくましく生きるというのが、数年後のエピローグでも良く示されていて最後まで一貫した作りであるところは好感がもてる。また罪を償うために自ら刑務所へと戻るミチコの姿や数年後のミチコとハッチンの再会まで手堅くまとめられており、旅の終わりと同時に新たな旅立ちを予感させる、ロードムービーものらしい〆になっているのも良かった。
正直なところ、最後までどうにも乗り切れない作品ではあった。
他作品との差別化を図ろうとする姿勢は非常に良いと思うのだが、その方向性がちょっと微妙で素直に評価することが難しい。
例えばミチコもハッチンも、アニメでは溢れかえっている可愛い女の子に対するアンチテーゼだったり、ヒロイン(笑)のヒロシも優柔不断を優しいと言い換えているだけとしか思えないような男性に対する揶揄みたいなものであり、別段それはそれで構わないのだが、だからこういうキャラにしたというのは正直どうなんだろう、と。ハッチンを男(ヒロシ)を振り向かせるための口実程度にしか考えてないミチコの暴力的で保護者役として失格の態度はそりゃあ「リアル」なのかも知れないが、所詮そういうキャラの見せ方もまた別種のステロタイプでしかなく、それでアニメ以上により現実的なキャラ造型だ、なんて思われているとちょっと反撥したくなる。全体的にそういう作り手側の思い込みが見えすぎているようで、ちょっとウンザリしていた。必要以上に語らせないことが格好良いと思っているような脚本がその際たるもので、時に上手く機能していることもあったとは思うが最後までどうも気に入らなかった。
しかしこれほどの文句を並べながらも最後まできちんと見ることが出来たのは、この作品ならではの魅力があったということに他ならず、特に映像と音楽は非常に素晴らしく毎回それを楽しみにしていたと言っても過言ではない。
ラテン、サンバの国らしい剣呑な雰囲気ながらもどこか間延びしたような雰囲気は他作品にはない魅力だったし、また砂埃にまかれ太陽に焼かれたような町並みの様子などの背景美術なども作品世界に没入させるだけの魅力があった。特に音楽はどの作品にも増して魅力的で、面白かった。最終話のエンディングはそれ単体でも十分に聞かせられる魅力的なナンバーだった(おそらくはこのアニメのための曲ではないとは思うが)。
マングローブらしい実験精神やチャレンジ精神に満ちた作品だが、『サムライチャンプルー』以上に敷居が高く、おそらくセールスなどは不調に終わるものと思われる。次回作はもう少しメジャーなところで勝負して欲しいものです。【K1】
4/28 『みなみけ おかえり』 第13話「一緒だからね」(09/3/31放映)
最終話。と言っても最終話らしいエピソードがあるわけでもなく、強いて言うなら、みなみけ三姉妹の絆を描くエピソードが選ばれており、オチにお約束の保坂先輩ネタが使用されていることぐらいか(笑)。
どれも微笑ましく暖かい良いエピソードだったが、一番長尺のCパートが良かった。夏奈が出て行ったと勘違いした春香たちが、夏奈の言動を思い返すのだが、「夏奈が家出をした」と言う思い込みが微妙に記憶に修正をかけており、回想での夏奈の表情が妙に沈みがちに描かれていたりするのがちょっと面白かった。しかもその家での原因(と思い込んでいるもの)が、「こじゃれたお菓子を買うことを許されなかったせい」という微妙なものだったりするのがそれに拍車をかけている。
作画クオリティは、正直第1期、第2期の方が良かったんじゃないかと思うが、もう3作も数えている作品だけあって、キャラの膨らませ方やネタなどは、一番面白かったように思える。第12話の細田、友岡両コンビによる演出作以外は特に際立って印象に残るようなものはなかったが、毎回気楽に楽しんで見られるTVアニメとして十分に楽しめる作品だった。【K1】
4/27 『ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜』 第12話「第12話 つないだ手は」(09/3/29放映)
第3のドルアーガとなったニーバとの最終決戦。
前回も述べたがクライマックスの次のさらにクライマックスを持ってくるような展開が素晴らしい。
第11話は作画的にちょっと苦しかったが、最終話はカットも多く動画枚数も半端でなかったがきちんと仕上げているのがまず良かった。
最後のジルとニーバとの殺陣をはじめとしたアクションや、イシター対神兵器のほとんどSFチックな派手な戦いなどの作画的な見せ場も多く、また最後の戦いへ向かうパーティの面々やそれを迎え撃つニーバ、そしてエピローグなどでこれまで築き上げてきた関係を踏まえたドラマ的な見応えも十分にあった。
まずジルを巡る三角関係は結局カーヤに軍配があがる。第2期での実質的なヒロインはほとんどファティナだったと思うし、またどちらかと言うとファティナ派のK1でも、納得の勝敗。少なくともファティナは強いヒロインとして振舞って欲しいし、ここでジルとくっつくのは以前に自分でも言っていたとおりの「逃げ」ている面もあるので。ウトゥとのフラグも、第一期のラストの「怖い話」ネタから匂わせており、また彼自身が危険な塔へ挑む理由としてもファティナ以外には考えられていないので、唐突でもなく、結婚式のブーケまで上手く繋げている。
ニーバの不条理な運命をもたらす神に対する憤りが、実のところは弟であるジルに対する複雑な心境のやり場のなさの裏返しでしかなく、神々の代理戦争とも言うべき最後に繰り広げられるバトルが兄弟ゲンカだと言うのも良かったと思う。どこかで歪んでしまったニーバの率直な言葉が聞けもしたし。
エピローグで崩壊する塔の下敷きになったと思われたニーバが生存していることに甘いという意見も当然でるだろうが、一時のカイのように幼児化したサキュバスが傍らに寄り添っており、そういう生き方を選択した2人の姿にはほろりともさせられる。お互いに目的のために相手を利用しあうだけの関係だった(最終話でカーヤがサキュバスに投げかける言葉もそのことを指摘している)両者が、少なくともサキュバスはニーバを救うために?幼児化するほど力を使い果たしているように思えるので、両者の関係は本来ならばジルとカーヤのような関係になれたことを思わせてくれる。
同じような関係はギルやカイにも当てはまる。何でカイがギルのケツにスプーンを差し込んで、『ドルアーガ』で一番の名台詞(笑)「ひぎぃ〜〜〜!!」と叫ばせるのか分からないんだけど、ある意味この作品のラストに相応しいセリフだったりする気もする。
結局スーマールの復興を目指しながらも果たせず最終的にはニーバに対する復讐心に囚われニーバに惨殺されてしまうことになるグレミカですら、ニーバの居所を最後にジルに伝え、自らの意志を貫き通すことでどこか救われたように感じられる。
ちょっと不満なのはマイトとの関係の中である意味第2期で最大の成長を遂げたウラーゴンに関するその後が描かれなかったことで、それを除けばほとんど文句もない最終話だった。
前作からの伏線を全て回収し、前作から培ってきたキャラ同士の人間関係の熟成、第2期からの新キャラの見せ場など、実に丁寧に物語を描き、ネタに走り勝ちな面もあった第1期よりも格段に安定して面白く見られた。またアドリブとしか思えない声優同士の絡みなども毎回の楽しみだった。突出したような凄みはないものの、TVシリーズとして面白みを十分に与えてくれる佳作で毎回楽しみな作品だった。【K1】
4/26 『機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)』 第25話「#25 再生」(09/3/29放映)
どこかで見たことのあるような機体に、どこかで聞いたことのあるような声の人を乗せて、『初代ガンダム』を超克を目指していたことをあからさまに示すのは流石にどうかとは思ったが、取りあえずの納得は出来る最終話、かな。
刹那vsリボンズとアレルヤ、ライルvsイノベイターのモビルスーツ戦はメカ作画の極まりも素晴らしく見応えのある内容だった。特にボロボロのケルディムガンダム=ライルがたった1秒のトランザムで大逆転するアイディアなどの組み立てが素晴らしかった。
ただエピローグで連邦支援によりアザディスタンが呆気なく復興していたり、イオリアの計画の一部ではあったのだが、戦争根絶をうたいながら世界に紛争を撒き散らすこととなったソレスタルビーイングに対してあまりに肯定的に捉えすぎたりしていることなど疑問点、不満点なんてあるに決まっているのだけれども、それでもまずまずは見られる作品だったと思う。
第1期では、「戦争根絶」という大きな物語(大義)の前に踏みにじられる小さな物語(沙慈やルイスの恋愛などに代表される)が作品の根底に流れており、そこには当然世界の情勢(大きな物語)などを知らずに日々を怠惰に過ごす人々に対する批判も含まれているわけだが、第2期ではその蹂躙された小さな物語がこの世界の中で大きな物語と向き合ってどのように生きるべきかというのがテーマとしてあったと思う。また小さな世界はそれぞれ孤立し、対立することもあるが、対話によって分かり合うことも出来る、と。それは極めて真っ当な意見だとは思うが、その抽象的で捉えどころのない総体としてある世界を、アロウズやリボンズなどの悪意を設定することで、それらを排除することで万事?問題が解決というような形にしたのは分かりやすいだろうけれど、流石にどうかとも思う。ある程度仕方のないこととは言え。
劇場版が待っているらしいので、刹那と姫様の関係が未決着だったり中途半端な箇所もあるが、仮にそれが描かれたところで、姫様の存在意義は正直あまりないように感じられる。それ以外にもキャラが多くて幾つか消化不足気味ではあった。
人気シリーズだけあって作画も非常に豪勢で、それをまた前のガンダムのように総集編などでお茶を濁すことなく最後までクオリティを下げることなくやりきっていたのはやはり大したものだった。人類の革新など、「ガンダム」シリーズをかなり意識したつくりだったことも成功したかどうかはともかく、好感がもてた。先に述べたように、幾つかの不満点はあるもの、まず楽しんで見られる作品だった、というのがK1の評価です。【K1】
4/25 『絶対可憐チルドレン』 第52話「51th sense.「桜花爛漫!じゃあまたね」」(09/3/29放映)
当初の予想通り、小学生編ラストで〆。
Aパートで描かれている事件が原作本編での第1話というのが意外だったけど、原作ファンにはちょっと嬉しいサプライズ。多少見比べてみると変更があるが、第1話と最終話なのだからシチュエーションが同じでもキャラの心情まで同じなのはおかしいだろうから、これで良いと思う。
作画は最終回だけあっていつもより少し良かったように感じられた。特にBパートでの卒業式を迎えてちょっと大人になったチルドレンたちが艶っぽく描かれていたのが印象的だった。作監でキャラデザの加々美高浩が久しぶりに参加しているので、その影響かな?
結局原作も継続中なので仕方がないのだが、パンドラとも黒い幽霊(ブラック・ファントム)との決着も付かず、衝撃的な未来の悲劇を回避する決定的な分岐点などもつかめないままという中途半端なラストなのだが、そういった伏線で引っ張る作品ではないので、その点はあまり気にならなかった。とにかく4クール、1年という長丁場で描かれた作品だが、作画のクオリティも最後まで一定以上の水準をきちんと維持しており、演出も際立って褒めるほどの出来ではなかったかもしれないが、問題なく見られるレベルを保っていた。
シリーズ開始直後は、オリジナル展開などで、どうにも原作ファンのK1にはいささか違和感などを伴い、不安な滑り出しだったが、スタッフが椎名高志作品をきちんと大切にして、その原作の魅力を損なわないように、またそれらをちょっと派手に拡大するような形で描こうとしているのが伝わってくるようになってからは(時にはいささか暴走気味にも思えることもあったが、それも愛嬌だろう)、毎回好感を持って見ることが出来た。決して原作の面白さにおんぶにだっこされていただけの作品ではなかった。それだけで満足です。
原作は中学生編継続中で、まだまだ続くので『ハヤテのごとく!』がセカンドシーズンを迎えたように、是非中学生編で成長したチルドレンの活躍を見たいものです。【K1】
4/24 『鉄のラインバレル』 第24話「#24 鋼鉄の華」(09/3/27放映)
いかにも最終回らしいテンションの上がり方だが、全体的にもう少し尺が欲しいところ。
例えばマサキの操る敵巨大マキナを粉砕する際の呆気ない幕切れやら(普通ならば敵側の驚愕のセリフなどがあってしかるべき所だろう)、その勝利の余韻や城崎を喪った悲しみに浸る間もなく2つの世界が衝突する危機が突然起こったり、浩一を巡る女性陣の争いなどには結局一言も触れられないままだったり(未決着のままで終わることは十分に予測済みだし良くあるパターンだが、にしてもその際は、これからもまだまだ浩一を巡る女の争いは続きます、みたいな形での描写があるものだろう)、全て中途半端だった。
もちろん作画は一流原画陣を揃えているだけあり、妙にこゆくて見応えがあったし(何故かレイチェル、結衣、牧さんのバックアップトリオが一番リキが入っているように見えるのは首を傾げるが)、ファクターたちが自らの命を賭けて世界の危機に立ち向かうという展開も安っぽくはあるが、クライマックスらしい盛り上がりで良かったとは思う。
死んだはずの城崎がひょっこり甦ったり、自らの命を投げ出したはずのファクターたちが皆生き延びていたり、ご都合主義的展開の連続ではあったが、それもこういう作品だから、みたいな感じで許せるような気になるのは、この作品の魅力かそれとも諦観のなせるわざか(多分に後者のように思えるが)。
ただ都合2度繰り返される城崎のキメセリフの「あなた最低です」をそれぞれニュアンスを変えて使用しているのは素直に良かったとは思う。
正義やら悪やらが不透明なこのご時世に正義の味方であることを貫くことの難しさなどを描く作品として期待していたのだが、ちょっと期待していた方向性とは異なって、最終的には絶対的な悪が存在してお膳立てられた正義の味方になってしまったのは残念だった。
CGで描かれたロボット(マキナ)は、よく動いてはいたが手描きの魅力を超えるほどのものとはなっておらず、ロボットものとしてはいささか微妙な出来合いだった。また萌えというにはいささか露骨過ぎるキャラの絡みや見せ場は、むしろちょっと古い感じのエロという感じで、それはそれでちょっと楽しかった。
期待していた方向性とは違うと分かった時点でその方面での期待はほとんどしておらず、軽い気持ちで流して見ていたので、それなりに毎回楽しめた。ただ原作へのバトンタッチらしき描写が最終話に少し盛り込まれていたが、原作は未だに連載中で、こちらの方が個人的には好きなので、それと比較してしまうと少々辛くはあった。原作はこの先も楽しませてもらおうと思っております。【K1】
4/23 『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』 第23話「番外編 一年前の出来事」(09/3/26放映)
朋也と渚が出会う前のオリジナル?エピソード(少なくともPCゲーム版にはない)。
今まで実は秘密にしていたのだけれども、K1が一番好きなキャラである杏が(バレバレ?)、にせラブレターを朋也からのそれではないのかと疑いドギマギする仕草が非常に可愛らしく、それが見られただけで非常に満足だった。
たらいが落ちてくると言う往年のドリフのコントを髣髴とさせるようなオチの〆のあたりもちょっと面白かった。【K1】
4/23 『ミチコとハッチン』 第21話「#21 狂い咲きラストワルツ」(09/3/24放映)
サトシ・バティスタの最期。
随分以前コメントでミチコのハッチンに対する態度(すぐ殴ったりするところ、など)が気に食わないと述べたが、今回のサトシとハッチンの絡みを見ていると、同じように暴力的ではあるのだが、そういう風にしか相手と関係を持つことが出来ないサトシのこれまで育ってきた境遇やらが思いやられて、ちょっとしんみりさせられるものがある。
親から十分な愛情を受けずに育った子供が、親になった際に同じようなことを自分の子供に対してしてしまうというような話は良く聞くが、ギャング集団のボスとして抗争や裏切りの中で生きて来て心休まる日々を過ごせなかったサトシの複雑な心情は今までのエピソードからも窺える。
その中で唯一心を許した親友であるヒロシの娘であるハッチンに対する関係ですら、ハッチンの自由を許さず、自分の思い通りにならなければすぐに手を上げてしまうというものしか築きあげることが出来ない。にも関わらず、いざとなればハッチンを身をもって庇い、そしてその結果、路地裏で惨めったらしく死を迎えることになる。
サトシの死には全く同情の余地はなく、その悪行に対する報いというならば、それですら生ぬるい。だが、ハッチンに対するいざという時の無償の行為は、サトシに残されたわずかに人間らしい感情の発露であり、十分な死への手向けへとなっていて印象的だった。【K1】
4/22 『とらドラ!』 第25話「とらドラ!」(09/3/25放映)
駆け落ちの顛末と、別離として卒業、再会を描いた最終話。
原作通りなのかどうか分からないが、まず冒頭の実家へ急ぐ泰子の描写から引き込まれる。竜児の企みたら大河からの電話を省くことで、実家へ急ぐ泰子の姿に事情が分からない視聴者を上手く興味を持たせ、なおかつ前の描写を省くことでテンポの良い説明のくどい展開にすることも同時に避けている。
竜児と大河の、キスしか見せていないにも関わらず非常にねちっこいく描かれたラブシーンも妙にエロくて印象的だった。
前へ進むための取り合えずの別れと卒業式での再会。
掃除道具入れの中で隠れる大河を見つけ出す竜児。第1話を連想させもし、また第1話のアバンでも使われたナレーションとの関連もされている。確か第1話でも冒頭のワンカット目は電線に止まったスズメのカットだったと思うが、最終話の冒頭と〆でも繰り返されており、非常に上手く最終話としての雰囲気を出している。
非常に青臭くて見ていて面映くて、ちょっと斜めに見てしまいたくもなるが、真っ直ぐにぶつかり合うキャラたちの成長や絆の強さは美しく感動的ですらあり、最後までぶれることのない青春群像、恋愛劇を貫いてくれていた。
奇矯なキャラ設定によるエロゲ(ギャルゲ)、マンガ、ライトノベルが氾濫する中で、確かにそれらと同様のキャラ設定を持ちながらも(特に大河などは典型的なタイプだろう)、ネタや過剰なサービスに走ることなく、きちんとしたドラマ性を感じさせてくれる作品だった。
もちろんそういった傾向はそれまでもある程度は見られるものではあったが(『キミキスpurerouge』とか『CLANNAD』なんかもそういった作品と考えても良いだろう)、この作品ほどの完成度には至るものはないのではないかと思う。
恋と友情、成長の痛み。普遍的な題材を萌えアニメというジャンルにきちんと移植して、そういった方面のサービスもきちんと踏まえつつ、等身大のものとして描かれたキャラたちの悩みや喜びにこちらまで一喜一憂されるようだった。
各エピソード毎の完成度や全体的な構成も素晴らしく、また作画、演出ともに非常に高いレベルでまとめられており、釘宮理恵や堀江由衣など声優陣の熱演も良く、毎回非常に楽しみにしていた作品だった。これで終わってしまって、もう会えなくなるのが寂しいと感じられるほどに。
機会があれば、もう1度きちんと最初から見直してみたいものです。【K1】
4/22 『みなみけ おかえり』 第12話「あったかい所」(09/3/24放映)
次回予告時から、『おかわり』の画に近い陰翳の濃いキャラ作画で細田直人演出、作画回だと楽しみにしていたが、Aパートのみの担当だった。とは言えBパートも友岡新平の1人コンテ、演出、作画、原画で作風こそ異なるものの、これも細かい芝居動作などが目に付く眼福な仕上がりだった。
特に作画的にはAパートの前半で日向で寝転ぶ千秋の仕草が可愛らしく、またあの特徴的な髪のてっぺんについたでっぱりをちょこちょこと動かしているのが面白かった。単に動かせば良いというわけではないセンスの良さが光っている。【K1】
4/21 『屍姫 玄』 第12話「屍の果て」(09/3/23放映)
結局北斗との決着の未消化のままで、契約僧との絆、屍姫として限りある生を生きる眞姫那の決意なんかを語ることを優先したラスト。
救いようのない屍姫の運命に対して敢然と向き合って屍姫としての生を全うすることを決意する眞姫那の決意はそれなりに腑に落ちるものがある。ただその過酷な運命を知らずに絆さえあればやっていける、なんて思っているようにしか見えない他の屍姫と契約僧の描写はちょっと首を傾げざるを得ないが。結局光言宗の闇の部分も残されたままなわけだし。そういった部分を全て言葉で語ってしまうところは正直拙くて、會川昇の悪いところがちょっと出てしまった感は否めない。また作画監督が数人立てられているせいか、シーン毎でちょっと顔が統一されていなかったりするのも、最終回なのにちょっとガッカリな感じだった。イイ感じでシリーズ前半を終えて、後半もイイ感じで盛り上がってきただけに、ドラマとしても作画、演出面で見ても惜しい最終回だった。
とは言っても個人的には原作既読だがそれほど原作の大ファンというわけでもなく期待して見始めたわけではないものの、原作以上にヒロインが屍姫(死者)という点を活かした背徳的な雰囲気漂うエログロ感が上手く作品に出ていたし、いささか色調が暗くて見づらくなっていたような気もするが、ダークな雰囲気をさらに強調する作画や撮影関連の仕事ぶりなどもなかなか見所もあって思った以上には収穫のあった作品ではあった。惜しくも第一期で退場してしまったが原作オリジナルキャラの水薙生の造型やらその辿ることになる残酷な結末なども印象的だった。エンタテインメントとして楽しむにはいささか趣味の悪さや重苦しさがあったが、毎回それなりに楽しんで見ることが出来た。【K1】
4/21 『ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜』 第11話「第11話 神をうつもの」(09/3/22放映)
たった1人でニーバ&カイやジルパーティを圧倒するギルガメスの無敵超人ぶりは非常に印象的だし、またその勝機をつかむ切っ掛けになるのがジルたちを裏切ったヘナロの行為であり、またみっともない醜態を晒してばかりだったウラーゴンの一撃だったというのがイイ見せ場になっていて、1人1人へのキャラへの愛情を感じさせるのも良かった。
ギルガメスを倒し大団円かと思わせつつ、最後に全てを再びひっくり返すニーバの行為、クライマックスの上にクライマックスを重ねる構成も素晴らしい。
ただラス前、大ボス・黒ギルガメスとのラストバトルだと言うのに、作画がちょっと苦しいのが残念だった。
流石にギルとカイとの最後の愁嘆場には修正が入っていたのかキャラ作画も美麗に彩られていたし、ラストのドルアーガの塔の真の姿である対神用戦略兵器による攻撃はリキが入ってはいたが。【K1】
4/20 『しゅごキャラ!!どきっ』 第75話「バレた!?歌唄が家にやってきた!」(09/3/22放映)
お久しぶりの歌唄ちゃんの再登場。
このタイミングでの登場なので、てっきり家で匿っているイクトを巡る三角関係再燃か?と思わせつつ、そっち方面にはあんまり進まないんでちょっと残念。しかし歌唄との決着は既についており、また前回の王子の告白で、むしろイクトと王子との三角関係へと物語は進展しているので、ごく当然の展開ではあるかな。
またイクトとの関係がなくとも、アイドルなのに妙にラーメン通でとんこつラーメンすすらせたり、大盛りにチャレンジさせたりと、ギャップ狙いの見せ方は非常に正しいし、あむのことを認めながらも相変わらず素直でないところも魅力的なんで十分問題はない。
小学6年生にして女をメロメロにする口説き文句を口にする王子様のイケイケっぷりも凄かった(笑)。
今回のゲストキャラのCVが何故か野沢雅子だったりと、見所の多い妙にこゆいエピソードだった。【K1】
4/20 『機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)』 第24話「#24 BEYOND」(09/3/22放映)
ダブルオートランザムの粒子が小惑星を覆いつくすビジュアルが、まんま『Vガン』のエンジェル・ハイロゥのウォームバイブレーションとかを彷彿とさせる。つか、多分意識的に踏襲しているのだと思われる。
ヴェーダ奪回作戦の続きで前回同様に高いテンションで物語が進行するが、ダブルオガンダムのートランザム発動と刹那の覚醒で全てがひっくり返るのは少々お安い展開のようにも思える。
ただ人と人とが分かり合える可能性が示されながらも、アリー自身の自業自得とは言え、銃を手にしてアリーを撃ち殺すライルの決意なんかはなかなか格好良いものがあった。
またラス前だけあって、人物もメカ作画も充実しておりビジュアル面では大変満足のいく内容だった。【K1】
4/19 『フレッシュプリキュア!』 第8話「シフォン大ピンチ!ピーチの新しい力!!」(09/3/22放映)
今まで敢えて言及しなかったが、今シリーズの必殺技バンクがあまりにしょぼくてトホホな感じだったのは、開始直後にいきなりパワーアップするためだったと今回判明してちょっとホッとした。今までのシリーズと比べてあまり良く出来たものとも言えないが、十分に許容範囲内ではある。
ツッコミどころ満載の「キュアビタン」を作る苦労もそれなりに面白く、赤ちゃんを相手に堂々と弱いものいじめをするウエスターのみっともなさぶりも良かった。
今回のプリキュアはいつも以上になんかお話の作り方が良くも悪くも適当なので、今回ぐらいのツッコミ度があるほうがまだ楽しめるような気がする。【K1】
4/19 『絶対可憐チルドレン』 第51話「50th sense.「一意奮闘!オーバー・ザ・フューチャー」」(09/3/22放映)
いささか細部での変更はされているが(原作では単なる小学生編最後のエピソードだが、アニメではこれが最終的なエピソードになるためだろう)、原作でもこの皆本の小学生登校エピソードはパロディ満載で楽しかった。それも楽しいが、いちゃいちゃ小学生カップルたちを横目で見やる男子達の敵意の込められた視線とセリフも全く同感で、そこら辺もきちんと原作通り盛り込まれているので良かった。【K1】
4/18 『鉄のラインバレル』 第23話「#23 死に方が決める生き方」(09/3/20放映)
次元を超えて襲い来るマキナ軍団との最終決戦。
アバンでの「地球上の全人類の命運を背負い、今、正義の力が立ち上がりました」とかいうナレーションがちょっと寒い。幾らなんでも今までテロ組織扱いだった、加藤機関とかジュダを手のひらを返したように持ち上げるのは流石にファッショじみていて怖くもある。
その点を除けば地球侵略を目論む次元を越えてやってくる敵というのは、往年のロボットアニメを彷彿とさせて燃える展開ではあり、ラス前だけあって作画も気合が入っており全体的にいつも以上に良く仕上がっていた。
「正論」を投げかける敵に対して、浩一の切り返す「その方が格好良いから」という身も蓋もないセリフがちょっと小気味良かった。こんなご時世だから素直に正義の味方が出来ないのは分かってはいるが理屈先行で爽快に欠けると常々思っていたので、そんなバカらしいぐらいがちょうど良い。
圧倒的な敵の物量を前にした絶体絶命の敗戦ムードを覆す単純な主人公の言葉や、ヒロインである城崎の死?を境にして反撃が始まる予感で引くのも次回の勝利を早くも予感させるようで良かった。【K1】
4/18 『キャシャーン Sins』 第24話「巡り咲く花へ」(09/3/19放映)
オージ、リューズ、ブライキング・ボスそれぞれの決断と生き様。
キャシャーンがルナの城に殴り込みをかける意図がいささか分かりづらく唐突に思われるものの、キャシャーンがルナへ投げかける最後の言葉やその後の失踪、さらには成長したリンゴが命の限り生き続けてキャシャーンを待つことを決意する姿など、全てが収まるところへ収まった最終回単体としてもシリーズのまとめとしても文句の付けようもない最終話だった。
滅びや死を前にすることでより一層燃え上がる生への渇望。言葉にすると陳腐でしかない、しかし難しいテーマを最後まで貫き通した作品だった。
アクションを主体としながらも、そのアクション=活動が同時に生きることの意味を問い続けることにもなる内面的な描写と二重写しになるという難しい作品だったが、巧みにアクションをこなす力量を持ちながらも、単に動画枚数などに頼らない表現主義的な作風の山内重保監督の資質に非常にあったアニメだった。というより、山内重保だからこそ、こうなったという言うべきか。
東映動画時代からの人脈を十二分に活かしたマッドハウスとほとんど無関係なんじゃないかと思わせる豪華極まりない作画陣によってさらに彩りを与えられた作画も毎回見所も十分だった。またK1のような年配には嬉しいベテラン陣を多用したキャスティングも良かった。
ただいささか重すぎるテーマのために疾走感や軽快さには欠けているのが欠点と言えば欠点だが、それは好みの問題もあるだろう。何にしても、全てにおいて完成度の高い山内重保の代表作となるべき作品で、毎回毎回非常に楽しめた。【K1】
4/17 『マリア様がみてる(4thシーズン)』 第11話「ハートの鍵穴 La serrure du coeur」(09/3/19放映)
今回は今まで事情や内面が語られずに今までその真意がつかめなかった瞳子の心理に寄り添って物語が展開され、色々な点が腑に落ちて分かる作りになっていた。
自らの出生などに関係なく自分を認めてくれる人の存在を何よりも求めながらも、疑心や裏切られる恐怖心から差し伸べられる手を自ら断ち切って孤立を深め情緒不安定に陥り、その結果自らをさらに孤独の淵へと追い詰めてゆく瞳子の愚かさや哀しみ、辛さ、そしてわずかに残された希望に縋り付く姿が実に繊細に描かれていて感心させられる。
この気難しくて扱いの難しい瞳子をきちんと魅力的に描けているだけでも大したものです(笑)。
その魅力の幾分かは間違いなく原田大基の1人原画によるもので、ちょっとオーバーアクション気味の芝居動作や瞳子の心の揺れを捉えた表情も見事だった。
祥子の投げかける言葉に合わせて強風が瞳子の髪を大きく揺らし、そして瞳子をアップで捉えたフレームが微細に揺れ、瞳子の心の動揺を上手く表しており印象的なシーンに仕上がっていた。【K1】
4/17 『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』 第22話「最終回 小さな手のひら」(09/3/19放映)
予想通り。と言えば予想通りなんだけれども、流石にこれは賛否両論だろうな。
もちろんこれまで朋也たちのドラマを一年近くにわたって見てきたものからすれば、無事に出産を終えて3人で暮らす幸せな家族の姿を見ることは喜びではある。だが渚の死亡後の朋也の苦しみや絶望、また母親の不在や父との長い没交渉の中でも明るさを失わない汐の強さなどを見守って、大切な最愛の人を亡くした後でも生きなければならない父娘の姿を描いていって欲しかったとも思う。渚亡き後の朋也を巡る女性陣との関係なんかも少々興味があるし。そして何よりも18話以降の感動が全て夢オチなんかで語られてしまうのはやはり少々拍子抜けだし、幻想世界での少女と僕の旅の結末や真実、「光」などの処理も正直あまり上手く感じられなかった(正直原作ゲームやった時も幻想世界の意義はあまり感じられなかった記憶がある)。
そこら辺の処理はいささか付いていけなかったが、ED後の風子と公子さんのほんわかしたどこか妙なやりとりは、この作品らしい雰囲気があって楽しめはした。
まだ次回の番外編などは残っているが、今シリーズも京アニらしい丁寧で高品質な作画で最後まで楽しめた。この点だけとっても、京アニブランドは流石に伊達ではない。来期以降の新作も期待させてもらいます。【K1】
4/16 『とらドラ!』 第24話「告白」(09/3/18放映)
仲間達からの後押しもあって、ついにお互いへの気持ちを口にする?竜児と大河。
お互いへの想いを込めた告白だが、どこか格好が上手く付かないところがこの作品らしくも、今まで遠回りを繰り返してきた両者らしいとも言える。
しかし逢坂家、高須家それぞれの家庭問題が両者をさらにのっぴきならない所にまで追いやってゆく。
いつも陽気に強く「母親」として振舞ってきた泰子の仮面を剥がされた弱さ。
父の事業の失敗、失踪。そして再婚した母親との確執。
全てから逃げ出して駆け落ちを決意する2人。その決断を尊重し手を差し伸べる中間達。こんなところでも北村がきちんとオチを付けてくれて和まされる。
残された実乃梨と亜美。大河を応援してそして同時に恋に破れた両者のどこか反撥しあいながらも通じ合う様にどこか救われたような気分になる。
逃げることを潔しとせずに、困難な状況の中でも前を向いて進もうとする竜児と、その竜児についてゆく大河。
フォローも次回最終回への布石も盛り込まれていて、今回もソツのない作りだった。【K1】
4/16 『ミチコとハッチン』 第20話「#20 みな殺しのランデヴー」(09/3/17放映)
サトシvsシンスケ一味の決着。
残虐で人の命を虫けらのように玩ぶサトシの見せる複雑な表情が印象的だった。
乱暴者のミチコが目をキラキラさせてヒロシのことを語るように、ヒロシとの思い出を語るサトシのそれまで見せる残虐さとは裏腹のどこかまぶしげな表情。
裏切りもののシンスケに対する残酷な刑の執行。憎しみも感じさせないどこか乾いた口調でシンスケに最後の言葉を投げかけるサトシの諦念や絶望を深く感じさせる演技が聞かせる。
サトシとシンスケの手下たちのバトルも建物の構造を活かしたものでなかなか見せてくれるものになっていた。
ベタではあるが、ハッチンの姿を追い求めるミチコがバリケードを突破して朝日に向かって車を疾走させるラストシーンも非常に印象的だった。【K1】
4/15 『屍姫 玄』 第11話「一〇八の嘘」(09/3/16放映)
契約僧との縁の消失。一〇八の屍を屠ることにより天国へと至るという言葉に秘められた嘘。
屍姫という呪われた宿命の果てに待つさらなる絶望。
その中で全てを狂わされた赤紗と響の辿った救いようのない結末。
その極限状況の中で絆を試されながらも、強くそしてより硬く結びつく屍姫と契約僧との絆。曇天の下ではなく、シリーズを通して初のではないかと思われる青空の下でのバトルが、どうしようもない状況の中でありながらも希望を持たせてくれる。【K1】
4/14 『機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)』 第23話「#23 命の華」(09/3/15放映)
アロウズ残党との艦隊戦。
小惑星規模の大きさを誇る外宇宙航行艦ソレスタルビーイングへの突入戦。
トランザムによる敵量産型イノベイター(イノベイド)による特攻攻撃。
ティエリアvsリヴァイヴ・リバイバル&ヒリング・ケア。
ライルvsアリー・アル・サーシェス。
そして刹那&沙慈vsルイス・ハレヴィ(おまけのアンドレイ・スミルノフ)。
危機また危機、畳み掛けるような見せ場の連続で、まさに息もつかせぬ展開だった。
大砲巨艦主義みたいな感がするものの偽装を解かれたイノベイターの拠点・ソレスタルビーイングが姿を現す様は圧巻だったし、爆発し轟沈する戦艦のエフェクトや次から次へと入り乱れるモビルスーツ戦を描く作画の奮闘振りも素晴らしかった。【K1】
4/14 『ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜』 第10話「第10話 ラストリゾート」(09/3/15放映)
塔最上階へのアタック。
前回に続きそれぞれの思惑が非常に丁寧に描かれている。
アミナの命令に従い黒ギルガメスを守ろうとするものの非情に振舞うことの出来ないヘナロの逡巡。
ヘナロの言葉に敵側につくものの、そこに迷いを見せるウラーゴン。
エタナの危機に颯爽と現れるケルプ。シリアスな格好の見せ場なのに、何故か親衛隊のヘンな歌を歌っている。しかし何故かそれが逆説的に格好良く見える不思議さ。その後のエタナとのラブシーンで瀕死の重傷?に見えたアーラが、2人のラブシーンを見たいと必死で訴える様も、シリアスな中でもギャグを忘れない精神で素晴らしい。
幻の塔を登るもの全てを犠牲にしてでも、それを消滅させようとするカイと、そのカイの迷いに付け込むように囁きかける未だその思惑の全てを見せないサキュバス。
スーマールの復興よりもニーバへの復讐心に駆られているように見えるグレミカ。
危険を犯してまで最上階を目指す目的を見出せないウトゥに対するジルの、正義とか愛などの大義のためじゃなく、やだそこに塔があるから登るという言葉は、誰もが大義の名の下に野心や復讐心を抱き、自らの心をねじ曲げらている中で実に単純でストレートな主人公らしいセリフで印象的だった。
ティアー・オブ・アイスを炎の呪文で打ち倒すファティナの作画が翻る髪、凛々しい表情で非常に素晴らしかった。ここがおそらくは田中宏紀の仕事かな。
後はクーパの格子から伸ばされた生足やらメルトに抱きついた姿なども印象的だった。【K1】
4/13 『しゅごキャラ!!どきっ』 第74話「どっきどきのホワイトデー!」(09/3/15放映)
再び部屋に引っ張り込んだイクトの存在やら、唯世からの告白に、ドギマギしっぱなしのあむのリアクションがとにかく楽しくて可愛らしかった。変身もバトルもないエピソードだが、三角関係に重要な転機を与えるここぞというエピソードに常以上の演出と作画で挑むスタッフ配分の采配も素晴らしい。
特にあむをショッピングに誘おうとした電話向こうのややがあむの少しおかしな言動に好奇心をかきたてられてここぞとばかりに聞いてくる様子をあたかもマンガのふきだしのように電話口から身を乗り出してきたように描き、さらにそれを無理やり顔で押し戻そうとするあむの姿が印象的だった。
両者の状況や心境を見事にセリフ以上に「見せる」素晴らしい演出だった。そして何よりも視覚的に面白いのが素晴らしい。
こういう演出をサラッとやってしまえるのだから、相変わらずこの作品のレベルの高さは大したものです。【K1】
4/12 『鉄のラインバレル』 第22話「#22 鬼を喰らうモノ」(09/3/13放映)
加藤久嵩の真の目的が打ち明けられ、同時に森次の裏切りの真意、社長殺害の意図も明かされる。誰もが各々の正義を貫いて生きることで首尾一貫した構成であるとは言えるが、ただ主人公が自らで選び取った意志以上に周囲のお膳立てによって「正義の味方」にさせられている感が強まってしまって、正直微妙な感じではある。
共通の巨大な敵を前にかつての敵同士が手を結ぶと言う展開は王道とも言えるが、全て加藤久嵩の予定調和の上での展開なので盛り上がりには正直乏しい。ちょっと勢いが減速している感じがする。【K1】
4/11 『キャシャーン Sins』 第23話「還る者達」(09/3/12放映)
キャシャーンとディオとの最後のバトルは、まさに最後に相応しく山内重保節全開の表現主義的演出で彩られた印象深いものに仕上がっていた。
極端に歪んだパースで描かれた両者の表情。
激しい戦いのさなかであるにも関わらずまるで舞っているかのような華麗でゆったりとした動き。
ロングショットとクローズアップの巧みな配合。
非情に素晴らしかった。
キャシャーンとディオの決着。
ディオとレダの行く末。
限られた生を精一杯生きるリューズとリンゴの決断。
そしてキャシャーンとルナとの決別。
全て収まるところに収まった感のする良い最終回だった(笑)。と思いきやブライキング・ボスが思わぬ再登場を果たしてルナと手を結ぶ。果たして次回どのようにまとまりを付けるのか、楽しみにしたい。【K1】
4/11 『マリア様がみてる(4thシーズン)』 第10話「キーホルダー Le porte-clef」(09/3/12放映)
二年生トリオの中では唯一の姉という役割のためもあるだろうが、常に自らの立場を弁えて正しく振舞う志摩子が、妹の隠したカードを探したいと我儘を言って照れる姿は確かに印象的で可愛らしい。ただそれをわざわざ字で表現して大げさに振舞われてしまうと折角の雰囲気が台無しになってしまうような気がする。ちょっと勿体シーンだった。【K1】
4/10 『とらドラ!』 第23話「進むべき道」(09/3/11放映)
不可思議な言動のキャラを意図的に演じることで自らの気持ちを覆い隠して来た実乃梨が、自らの気持ちに対して向き合おうとせずに目を逸らし続ける大河に対して、自らを曝け出した本音をぶつけるクライマックスの盛り上がりが素晴らしかった。もちろんそこに至るまでに、将来の進路とか、家庭のことなど、全てが行き詰った状況を周到に用意してきたからこその効果でもある。
竜児を取り巻く女性陣の中では、色んな意味で大人として振舞っている亜美が一番貧乏くじを引いているようで、その報われなさにちょっとホロリとさせられる。そんな中でも自分に対して本音でぶつかってくれる大河を思っての行動する様にさらにホロリとさせられる。
自らの気持ちを暴露され逃げ出す大河。
その大河を追うべきかどうかで逡巡する竜児。
こんがらがった恋模様も最終局面をついに迎えるようで、最後まで眼が離せません。【K1】
4/10 『ミチコとハッチン』 第19話「#19 はがゆい遮光のバタフライ」(09/3/10放映)
追いつ追われつを繰り返してきたミチコとアツコの決別。
単純な言葉に還元出来ないアツコのミチコに対する愛憎のたけを思わせるセリフや行動の数々が印象的だった。
何より決別後の、アツコのバカでかいアフロが逆光気味に画面いっぱいを覆い尽くす(笑)ラストの慟哭シーンが色んな意味でインパクトがあった。挿入される音楽に心情を語らせるのも良かった。音楽に関しては間違いなく今期の作品の中でもベスト1ではないかと思う。【K1】
4/9 『屍姫 玄』 第10話「地獄の先へ」(09/3/9放映)
依海市で屍の群れを退治する早季たちの戦闘シーンが、格ゲーだったり、バイオ・ハザードだったり妙にゲームチックだった。爆炎のエフェクトやら早季の動きをロングで捉えたカットに、フレッシュがインしてくるところや、両者を妙に色気たっぷりに描いたカット(ここはある意味前後から多少浮いているんだけど、かわいいんで問題なし)とかが印象的だった。また銃身を突きつけられた眞姫那がアキラを睨むカットには眞姫那の決意と歩んできた凄惨さを感じさせるだけの力が瞳の込められており、作画のレベルも非常に高かった。
光言宗と屍の争いの裏で屍姫の禁忌を巡って対峙する紫央一派と赤紗、七星。
両者の思惑など無関係に自らの意志で、その地へと赴こうとする眞姫那と旺里。
重層するドラマが、棺の中に収められていた屍?の叫びによって1つへと集約されてゆくラストの盛り上がりも良く、次回以降への展開への興味も十分に惹かせるものになっていた。【K1】
4/8 『機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)』 第22話「#22 未来のために」(09/3/8放映)
ヴェーダ奪回のためのアロウズ艦隊の強行突破作戦。
作戦らしい作戦を立てずに強行突破かよ、と思わずツッコミたくなる。もちろん、小ざかしい戦略などではなく、人と人、信念と信念との激しいぶつかり合いが、熱気を生み出す要因でもあるので、見せ方としては王道ではあるが。
戦略的な部分はカティ・マネキンが、アロウズの戦略を事前に読んで対アンチ粒子装備をさせていることで役割分担しているとも言えるが。
最後の戦いへと赴くそれぞれのキャラの決意を込めたダイアローグや、刹那とフェルト、ハレルヤとピーリス(マリー)のやりとりなども最終決戦前に相応しく、特に未来のために戦うことを口にする刹那と迷うことなく戦うことを決意する沙慈の姿が印象的だった。
最終決戦を前にしての敵陣営での裏切りという「ガンダム」シリーズでお約束のパターンまであって、次回以降の展開へ向けても盛り上がる。【K1】
4/8 『ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜』 第9話「夢のおわりに」(09/3/8放映)
ヘナロの裏切りと王都メスキアでのクーデター。
幻の塔内でも、ジル、ニーバ、ヘナロ、グレミカ、ウラーゴンとそれぞれの陣営の思惑が複雑に絡み合い、その上に黒ギルガメス、王都での変異とかなり錯綜した状況だが、それぞれの陣営の立場や目的(正確にはニーバやサキュバスの目的がはっきりと示されたわけではないが)がきちんと描き込まれ、またクーデターを目論むエタナの心情も、それを鎮圧しようとするアミラの思惑もきちんと理解できる。
どちらかというと王の権勢を利用して私欲をむさぼっていたかのように見えるアミナが、間違った理想ではあっても国益のために自らの死すらも覚悟しての行動をしていたことや、またバカとしか思えなかったウラーゴンがマイトとの関係の中で魅力を増してきたことなど、単なる脇役も大事に描かれているのが好印象だった。
カーヤの指をへし折る黒ギルガメスの非情さと骨の折れる乾いた音のゾッとする響きや、軽口を叩くことでカーヤの心を軽くするクーパの思いやりなども非常に良かった。【K1】
4/7 『しゅごキャラ!!どきっ』 第73話「(秘)!仲直りのレシピ?」(09/3/8放映)
あむとランたちの心が1つになれずにキャラなり出来ず、周囲のデフォメルされたガーディアンズの面々と変身バンクの妙にキラキラしたところで止まっているあむの対比が面白くてちょっと笑ってしまう。
パターンと言えばパターンどおりの展開だけれども、しゅごキャラたちのいざこざをあむとの関係だけで終わらせずに、しゅごキャラが卵のまま孵らないなぎひこの心情などもソツなく上手く拾い上げている。【K1】
4/7 『地獄少女 三鼎』 第23話「華と月」(09/3/6放映)
双子同士の抱く近親憎悪感など、ごくありきたりの題材でその確執などもさほど面白いとは思えなかったが、終盤に近づくにしたがって、合わせ鏡のように両者の距離が縮まりそれと反比例するかのように憎悪が高まってゆき、最後の地獄流しへと至る流れはなかなか興味深く見られた。両者の唯一の差とでも言うべき痣を見せずに、地獄少女との契約の証である胸元の痣を見せるラストにもちょっと感心させられた。双子を題材としており、鏡やTV画面などをあちこちに印象的に配しているのも良かった。【K1】
4/6 『鉄のラインバレル』 第21話「#21 狂気の翼」(09/3/6放映)
流石に主人公の不在に敵が襲ってくる。仲間の絶体絶命の危機に主人公が颯爽と登場。みたいなパターンを繰り返してばかりなので少々飽きてきた。お約束のパターンではあるのだが、もう少し見せ方に工夫が欲しい。
冒頭の回想で、かつては森次自身も彼なりの正義を追い求めて、そして挫折した過程が語られる。
みんな特別な力?を手に入れたら、男の子の考えることはみんな一緒かいな、とツッコミを入れたくもなるが、このことによりファクターとしてだけではなく正義の味方としても前を進む森次との対比がより明らかになり、誰もが挫折し続けてきた正義の味方をどこまで貫き通すことが出来るか、という一貫した主題性はさらに見えやすくはなった。
ただそういう男の子の格好つけを、女の子はたいてい気付いてくれない、という牧さんの冷静なツッコミが妙に面白かった。【K1】
4/5 『キャシャーン Sins』 第22話「永遠という名の雫」(09/3/5放映)
「死」を恐れ永遠の命を渇望することで逆に「生」を見失っていくルナとレダ。
限りある「生」だからこそ何かを強く求め渇望し、生きることの充実感を感じるディオ。
永遠の命の中でもがき苦しむ心と、痛めつけられた肉体の再生の中で生きることの苦痛を体現するキャシャーン。
多くの墓の前で死者に相対する姿勢の違いを考えさせるブライキング・ボスと墓守の男。
それぞれの立場の生き様や姿から「生」と「死」が語られてゆき、そしてクライマックスのキャシャーンとディオの戦いへと至る流れが巧みだった。【K1】
4/5 『CLANNAD 〜AFTER STORY〜』 第20話「第20回 汐風の戯れ」(09/3/5放映)
杏や風子の再登場もあって、久しぶりに軽い掛け合いやらバカ騒ぎを堪能でき幸せな気分になる。そんな中でふと渚を思い出して涙ぐんでしまうところなんかも現実の辛さから目をそむけて育児放棄していた頃よりもグッと来る。
風子の朋也への汐の可愛らしさとひたむきさ、どこか不思議な雰囲気を湛えた様子も魅力的で、風子の朋也への何だか妙なアプローチも微笑ましい。【K1】
4/4 『マリア様がみてる(4thシーズン)』 第9話「仮面のアクトレス L'actrice masquee」(09/3/5放映)
ここしばらく毎回同じような感想だが、今回も人間関係の描き方が実に巧みだった。
特に印象的だったのが、理知的な志摩子さんに対して感情的な意見をぶつけた由乃さんに対する、志摩子さんの衝撃の告白(笑)が、その告白もさることながら緊張と緩和のバランスも巧みで引き込まれる。
また生徒会選挙演説の舞台裏で乃梨子が志摩子さんの手を叩きながら「ファイト、ファイト、ファイト」と繰り返すのが、どちらかというと落ち着いている乃梨子らしくなく、何だか妙に可愛らしい一面を覗かせていて興味深いものがあった。【K1】
4/3 『屍姫 玄』 第9話「生者の価値」(09/3/2放映)
旺里と眞姫那が、その生まれから持つ宿命としての存在である歪質と北斗。
乗り越えるべき障害が、眼の前に立ち塞がる敵として描かれるのが非常に明快で良い。そして旺里と眞姫那が、それぞれ生まれの宿業をお互いへの絆で乗り越えて逆襲に転ずるカタルシスがそれまでの鬱屈を晴らすかのようで素晴らしい効果を挙げている。
コンテ、演出、屍デザインに平松禎史。原画陣にも林明美や西田亜沙子などの一流どころを起用して、艶やかかつ迫力のある画で物語を美しく彩っていた。
終盤の飛行機墜落事故による七星の攻勢もクライマックスへと向けての盛り上がりとして申し分ない展開だった。【K1】
4/2 『機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)』 第21話「#21 革新の扉」(09/3/1放映)
刹那のセリフが象徴するように、「世界の変革」よりも「個人の変革」が主題となりつつある。
刹那のイノベイターとしての覚醒という展開はいささか意外だが、初代ガンダムをそこまで意識しているとは思っていなかったんで、ちょっと驚いた。
その中で自らに不自由な生き方を押し付けた世界を憎悪する王留美は、自らを庇った兄の死ですらも変わることなくその挙句に憎悪の連鎖の中で死を迎える。そして手を下したネーナも兄たちの仇を討つために裏切りを繰り返してでも生き延びようとするが、自らもルイスの仇として殺される。
壮絶な憎しみの連鎖はいささか段取り臭くはあるが(特に王留美に対してネーナが二度手を下すという構成があまり上手くないんじゃないかと思う。一度目の裏切りはそれなりに衝撃もあるが、二度はもう蛇足としか思えない)、復讐の果てには何もなくただ絶望しかないことをルイスの狂おしいセリフが見事に表現していた。斎藤千和も難易度の高い演技を実に巧みにこなしていて感心させられる。
呆気なく正体ばらすのなら今まで仮面付けて正体を隠す理由は何だったんだ、としか言い様がないグラハムには苦笑気味だが、相変わらず微妙に空気を読んでないステキなセリフまわしが今回も冴えていて楽しくはある。
ビジュアル的にはルイスの操るモビルアーマー・レグナントがモビルスーツ形態へと変形するのはちょっと興奮させられたし、レグナントにまさになぶり殺しにされるネーナの壮絶な最期もなかなかに印象的だった。【K1】
4/2 『ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜』 第8話「第8話 二人はかつて」(09/3/1放映)
ジルとニーバの再会。
ニーバの真の目的。
ジルとカーヤとの再会。
王都でちゃくちゃくと進行するクーデター計画。
どれも今回はその端緒が語られたのみで、本格的に物語が動き出すのは次回以降というちょっと繋ぎっぽい感じのエピソード。
アバンでのカーヤの頼りなげな感じが色っぽく描かれていたのが印象的だった。【K1】
4/1 『フレッシュプリキュア!』 第5話「遊園地でドキドキ!ワクワクデート気分!?」(09/3/1放映)
今までの「プリキュア」シリーズだってかなりテキトーなものだったが、それでも今作の脚本の杜撰さと言うかいい加減さにはちょっと呆れていたのだが、今回で初めてそのテキトーさ加減を微笑ましく見られた。
紅一点のイースよりも、そのお間抜けさで何だか萌えキャラっぽい感じのウエスターとか、ブッキーのずれた反応とか見ていて楽しかった。
遊園地のアトラクションを活かしたアクションだってそれほど工夫が凝らされていたわけではないが、きちんと伏線を張って見せており十分に満足のいく内容に仕上がっていた。
別段大きな期待を寄せているわけではないので、これぐらいのレベルを堅持してくれれば十分なのだけれどなぁ。【K1】
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