ガレージ作業風景




現在、製作中のカツ号(間に合わせ)
→貸し出し用エンジンの工程です。
”白”のサフェーサーで”型”を吹きつけ
て、拡大研磨の作業を始めます。
ノーマルのポートとの比較が出来ると
思います。                 
画像は、インタメです。          

インタメポート加工中(荒削り)

インタメポート加工中(荒削り)

左側がローターハウジングに”型”を
吹き付けた状態です。          

拡大した状態です。

ローターハウジング、型に合わせての
加工終了。                 
仕上げの工程は、商品としての    
”サイドポート”鏡面まで仕上げますが、
今回は、#400までの仕上げとします。    

サイドハウジングフロント、リヤは    
既に加工済み。途中の画像は、残し 
ていませんでした。           
こちらも、仕上げは#400までです。
撮影時は、研磨カスを取り除かないで
撮影しました。               
ポート形状、仕上げ程度など、     
敢えて分かり難くしました。       
ポート出口は、中のウォータージャケ
ット等の関係で、”何処も”同じ様な  
形状になりますが、中の加工では、  
彫り手の”技量”&”手間のかけ方”が出ますので、、、、。           

   
                  

後、インタメのポート加工が終われば、エンジンの組み立てに入ります。
続きへ


掲示版にも書きました、”ジャンクサイド
ポートエンジン”のサイドハウジングリヤ
の画像です。                

同じく、ローターハウジングの画像です
ローターハウジングはFD用です。
ローターハウジングの程度は、(汚れ
ていますが)”良い”です。       
この様なエンジンでも良いという方、
連絡ください。                


塩さんのエンジン製作時の画像
です。左が純正。右が塩さん用。
インタメです。           
通常のサイドポート加工までの
工程は踏んでいません。     
中の削りこみ、仕上げ等は、サイドポートなみとは行きませんが、 
十分加工しています。          
ヨソでは、この程度でも      
”サイドポート”として販売しているでしょう。               

                 


サイドハウジングリヤ側
ポートは、上記のチョイ加工

インマニもサージタンクのあわせ目で段つき修正。

インマニエンジン側のポート研磨
の面です。

エンジン単体の完成画像です


トヨタJZX系
デフマウントの前側のサブフレー
ムが画像の様に割れて     
しまいます。半クラ時に何と無く
デフが動くような感じがしましたら
一度点検してみてはどうでしょう
JZX、JZZなどデフマウントの
付け根部のサブフレーム側に
クラックが入ることや、ゴムブッシ
ュが切れたりなどあります。   
      

上記の割れを一度溶接でつなげ、
面を平らにならし、更にその上に
補強の当て板を溶接して、補修
補強したものです。        
     


現在、製作しています、FCのエンジンです。
仕様は、取り合えずペリ。
ダンドラ48パイですので、
 インマニは、その径に合わせて、50パイのパイプ(内径46パイ)で、ワンオフにて製作しました。
エンジン搭載時は、ノーマル状態で水平には、乗っていませんので、その分、オフセット(傾けて)させて、キャブの取り付け面は、水平になっています。


以前、配線の引き直しをしました、
昭和46年式のH30グロリアです。
通称”タテグロ” です。
整備し易い様に、”今風”な配線にしました。ベースとしました配線は、カツの得意なFC3Sです。

配線引き直し奮闘中@

配線引き直し奮闘中A

完成@
エンジンルームのバッテリー付近です。FCオーナーにはお馴染みの?ヒューズボックスが、バッテリー横にあります。

完成A
基本的に”モジュール”の概念を組み込みました。ハーネスは、ブロックごとにまとめ、もし万が一断線や、ブロックごと年式違いのものに組み替えるときは、その部分のハーネスだけ抜き替え、又は、加工がし易いようにひとつの束にはせず、個別に分けています。

完成B
これまた、FCオーナーお馴染みの室内のヒューズボックスを、運転席の足元に設置しました。 

完成C
フラッシャーリレー、ハザードリレーは、日産純正品を使用。
FCだと、CPUに組み込まれてしまいますので、故障時、高額になるので、あえて、日産の部品にしました。





試作しましたFC用のエンジン
マウント、ミッションマウント、
デフマウントサポート、
リヤメンバーサポートです。
材質は、MCナイロン、または
、キャストナイロンと呼ばれて
いるものです。
まだ、装着していませんが、
アルミ製よりショックを吸収し、
強化ウレタンよりも硬いものです
       



最近増えている(これからは、
どんどん出てくるでしょう)
エンジンのトラブルです。
走行距離が多くない車両でも、
チューニングの度合いに
かかわらず起きうる症状です。
冷却水の管理を怠ったり
(クーラントの劣化、濃度が
薄い等)、オーバーヒート、
長い間エンジンを寝かせて
しまった時、走行距離が
多い等により、起こります。
燃焼室、冷却水の通路を
さえぎるものとして、
スクエアーリングという
Oリングがサイドハウジングの
溝に入りますが
(このOリングはレシプロ
エンジンのヘッドガスケットに
相当します。)、そのOリングの
入る溝と冷却水の通路の境の
壁が侵食、欠落してしまいます
。赤線の部分が侵食、
欠落した溝の壁です。
このエンジンは、FDで、
走行は5万キロ超でした。
燃焼室の磨耗は少ないが、
この部分の欠落等により
再使用できないパーツ、
エンジン単体のOHが必要な
ケースが増えています。
エンジンをかけると、
サブタンクにクーラントが
リターン、オーバーフローする、
サブタンクにオイルが浮いて
いる、外部に水は漏れて
いないのに、冷却水がいつも
減るなどの症状があれば
要注意です。
画像のように壁がなくなって
いなくても、スクエアーリング
自体の劣化によっても、
同じ症状が出ます。

そこで、この水ブローの判定
です。試験管状のA,Bという
容器に、試験液を入れます。
写真は、snap−offのH君です
。 

A,B管にそれぞれ試験液を
入れます。
今回は、サンプル実験という
ことで、下のA室には、
試験液に炭酸ジュースを
入れましたが、本当は、
テスト車両のLLCを入れます。


判定機の組み立て図です。
下A室に試験液にLLCを
入れたもの。スポイト状に
なっていますので、直接ラジエ
ーターキャップの取り付け口
から吸い上げます。
B室にも試験液が入っています。
上部のモミモミを揉むと、下の
A室に空気が入り、撹拌し、
その時発生したガス(異常時は
燃焼ガス)がB室に入り、
反応します。

B室の液が左の画像のように
青から黄色に変化すれば、
冷却水に燃焼ガスが混入、
(上記のスクエア−リングの
入る溝の隣の壁、または
スクエアーリング自体に問題が
あるかの判定になります。
さらに、という時は、
プラグホールから燃焼室に
直接エアーを送って、
ラジエーターキャップから、
冷却水が、吹き出るか
(エアーが出るかの判定も
出来ます。
試験液による判定  ¥3,000
エアーによる判定  ¥3,000



FC Vマウント製作日記

エンジンルームにライトSW?これは?
これは、ワンビア仕様(もともとのボディは
、シルビアに、フロントを180SXにした
仕様です)にしたときのものです。
年の暮れも迫り、部品屋さんは
もう仕事収めで休みに入ってしまい
新しい部品は注文できない。
配線の作業は、簡単にしたい、
シルビアには、ライトSWの他にリトラの
開閉に関するSWは、無い。
ヘッドライトSWとは別に単独にリトラの
開閉SWは付けたくない〜〜。
(SWを別に付ければ簡単なんだけど)
そこで、これ!!うちには、FCの
ライトSWがいくつかありましたので、、。
部品の発注も無し!
シルビアのスモールSWでスモール点灯。
ヘッドライトSWONで、リトラが開き
ヘッドライト点灯。
パッシング時は、リトラが開き、ヘッドライトが
点滅、ワンクッション遅れてリトラが閉まる
。こんな、当たり前の機能が
、シルビアのハンドル周りに、、
別のSWを付けなくても出来るように
なります。
*しかも、エンジンルームで、単独で、
 リトラの開閉が出来る!。
個人的には、””ウケ””たけど、
御客さんには、わからなかったみたいです。
残念。
最近、この配線の加工が、ジワリと”ウケ”
て来てます。
結構、ワンビアにて、この辺で行き詰って
いるということを聞きました。
こんな手法は、どうですか??



TD−06SH 20Gの
 タービンのOHです.
 画像は既に,OH後の物です

上の20Gのタービンの,
 OHのインナーパーツです.
今回,OHの原因は,センター
 ハウジングに入るOリング
 (画像左下の白&黒の
Oリングの黒い方)の劣化で,
インテーク側にエンジンオイルが
進入し,白煙モクモクの為でした.



   JZZ30 ソアラさんへ
4月2日からエンジン脱着の
作業に取りかかりました.
その他の大きな仕事も入れて
いませんので,予定よりはやく
終了するかもしれません.
が,しばらく,お待ち下さい.
又,作業の進行具合をのせます


ホンダS2000で,
機械式LSDの組み込みです.
デフ単体の持ち込みでの作業と
なりました.この作業の次の日に
,ツインリンク茂木に行き,
ミュージアムでは、実車の
S2000を興味深く見てきました
。機会があれば、実車の作業も
してみたいですね。

ピニオンギヤ数  10
リングギヤ数    41
ファイナル   4,1でした。

完成です。


FCも随分と年数が経っている
せいもありますが,
ブレーキ,クラッチのオイルの
リザーブタンクの付け根の
ブッシュのへたりが原因の
オイルのにじみ,漏れが多いです.
*マスター側,レリーズ側からの
漏れも多いです.
オイルの残量の変化や,
オイルのにじみ具合等,
点検してみましょう.
**FC以外の車も.


お客さんからの要望で,
タービンまわりの熱対策を
施した物です.
主に、サーモチューブ,
ヒートプレート(ワンオフで
製作)を使用しました.

ステアリングシャフトの
ジョイント部は,ヒートプレートで
断熱.

下から見た,パワステの配管
まわりです.
サーモチューブを使用しています.

上から見た,パワステ配管です.

上から見た,
クラッチマスター部です
ヒートプレートを使用,単独の
取り外しも出来ます.

クラッチマスターのヒート
プレートを下から見た所です。

遮熱板の全体を見た所です。
エンジンハーネス、ブレーキのラインは、
ヒートチューブで遮熱します。


1月某日.
KENさんのFDのパワープラントフレーム
です.
デフを載せ換えた時(KENさんは
ファイナルの違うデフを2つ所有していて,
コースに合わせて載せ換えています.),
またパワープラントフレームに割れている
部分を発見.
前回は前側,今回は後ろ側が
割れていました.
溶接で割れているところの補修,
肉盛りで補強,更に,鉄板の合わせ目も
総溶接してみました.
さて?今度は,何処が割れるでしょうか?
     KENさん,楽しみにしています. 

 2001年1月某日     
元旦にエンジンブローしたスズキ
キャリー(F5A,550CC)は,
エンジンOHになりました.
21世紀はハードな幕開けとなり
ました.


11月某日、今日は、夕方から仕事が入る
予定で、それまで、時間が開いたので、
自分のFCの作業をしました。
ファイナル4,1から4,3に変更です。
4,3のデフをアッセンで譲ってもらい、
LSDがビスカスだったので、在庫の
マツダスピードの機械式の物に変更して
おいた物をつくって置いたので、
今日はデフごとアッセンで交換です。
デフマウントもマツダスピードの
強化タイプに交換します。

通常、デフを脱着する際、サブフレームは
片方のマウント(左側)を外すだけで
良いのですが、マウントを強化タイプに
するとマウントを入れるとき、なかなか、
入らないので、デフ、サブフレームごと
落とします。そうすると、装着時、
すんなりと入ります。
右が4,1のファイナルのデフ、
左が4,3のファイナルのデフです。

デフ換装、出来上がりです。
ここ最近、1ヶ月間、ずっとFCの
サブフレームがらみの仕事ばかりでした。
とどめは自分の車でした。
当分、FCのサブフレームは見たくないと
言う感じです。(正直〜)


10月某日
車はFC3S、RXー7です。
写真は作業風景です。
エンジンはフルオーバーホールで、
サイドハウジング、フロント、リヤ、
インタメは中古で再使用、ローター、
ローターハウジングはFD用の中古、
ポートはあくまでも耐久性重視、
レスポンスアップを狙う方向での
サイドポート加工。
インナーパーツは全て新品にしました。

タービンはナイトのハイフローで、今回は、
タービンのオーバーホールも考えて、
一度バラしてみましたが、特に問題は無く
、そのまま、組み直しました。
プーリーは純正のまま、再塗装した物です。
お客さんからのリクエストが無ければ、
基本的にブルーメタに塗装します。


10月末日のガレージの風景です。
お客さんがガレージに来る途中自走不能に
なってしまいました。牽引でガレージまで
運び、リフトアップ。デフとサブフレームの
接続部分のブラケットが真っ二つに割れて
いました。
(クラッチをつなぐと、デフが頭を振って
しまい、ガタガタとすごい音が出ていました)

割れたブラケットを一度溶接し、更に、
同じ板厚の鉄板でブラケットをもう一つ
製作し、その二つを張り合わせ補強しました
。サブリンクとサブフレームの取り付け部も
以前割れて補修した跡がありましたが、
あまりにもきゃしゃに補修して
ありましたので、その部分も、もう一つ、
ブラケットを製作、二枚を張り合わせ、
補強しました。
その他、デフマウントラバー、
ロアーアームブッシュ等交換しました。

修正、補強したサブフレームの写真です。
デフマウントのブラケット、コントロール
アームのブラケット部を加工しました。